JPH02279450A - 車両用制動油圧制御装置 - Google Patents

車両用制動油圧制御装置

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JPH02279450A
JPH02279450A JP9846689A JP9846689A JPH02279450A JP H02279450 A JPH02279450 A JP H02279450A JP 9846689 A JP9846689 A JP 9846689A JP 9846689 A JP9846689 A JP 9846689A JP H02279450 A JPH02279450 A JP H02279450A
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庄平 松田
Jiro Suzuki
治朗 鈴木
Takeshi Sato
剛 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は車両用制動油圧制御装置に関する。
(2)従来の技術 従来、車両用制動油圧制御装置では、たとえば実開昭6
2−77068号公報等で開示されるように“、ブレー
キペダルの踏込み操作量に応じてマスクシリンダから出
力される油圧を油圧式制動油圧制御装置により制御して
ブレーキ装置に供給するようにしている。
(3)発明が解決しようとする課題 ところが、上記従来のような油圧式制動油圧制御装置で
は、構成が複雑となり、しかも精密な制御をし得るとは
言い難い。
そこで本出願人は、油圧供給源の油圧を制動操作量に応
じた電気量により制Hしてブレーキ装置に与えるように
した油圧供給源油圧制御手段を備えた車両用制動油圧制
御装置を既に提案(特願昭63−1.550号)してい
る。この提案によれば、簡単な構成により精密な制御が
可能であり、しかもアンチロック制御やトラクション制
御を容易に行なうことができる。
しかるに上述のような油圧供給源油圧制御手段を備える
ものでは、油圧供給源油圧制御手段を電気的に作動させ
るための作動部の作動頻度が大きくなり、耐久性上好ま
しくない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、制
動油圧を電気的に制御して精密な制御を可能とするとと
もに上記耐久性の問題を解消した車両m制動油圧制御装
置を提供することを目的とする。
B1発明の構成 (1)課題を解決するための手段 本発明の第1の特徴に従う車両用制動油圧制御装置は、
制動操作量を検出する操作量センサと;出力ポート、油
圧供給源に通じる入力ポート、ならびにリザーバに通じ
る解放ポートを有するハウジングに、出力ポートと入力
ポートおよび解放ポートとの間の連通、遮断を軸方向移
動に応じて切換えるべく摺動子が摺動自在に嵌合され葛
とともに、該摺動子には前記操作量センサの出力に対応
した摺動変位量を与えるべく電気作動部が連結されて成
る油圧供給源油圧ff1lf 18手段と;該油圧供給
源油圧制御手段の前記出力ポートおよびリザーバと、ブ
レーキ装置との間に介設され、ブレーキ装置および出力
ポート間を接続する状態とブレーキ装置およびリザーバ
間を接続する状態とを切換可能な電磁切換弁手段と;を
備える。
また本発明の第2の特徴によれば、上記第1の特徴の構
成に加えて、電磁切換弁手段は、ブレーキ装置と、リザ
ーバおよび出力ポートとの間をともに遮断可能に構成さ
れる。
(2)作用 上記第1の特徴によれば、油圧供給源油圧制御手段の作
動制御、ならびに電磁切換弁手段の切換制御Bを組合わ
せて制動油圧を制御することができ、油圧供給源油圧制
御手段における電気作動部と、電磁切換弁手段とに負荷
を分担させることが可能となる。
また上記第2の特徴によれば、ブレーキ装置に与える制
動油圧を保持することができる。
(3)実施例 以下、図面により本発明をフロントエンジン・フロント
ドライブ車両の制動油圧制御装置に適用したときの一実
施例について説明する。
車両の左前輪および右前輪には左前輪用ブレーキ装置B
Ft、および右前輪用ブレーキ装置B□がそれぞれ装着
され、左後輪および右後輪には左後輪用ブレーキ装置B
il+および右後輪用ブレーキ装置B□がそれぞれ装着
される。一方、ブレーキペダル1には、該ブレーキペダ
ル1の踏込み量に応じた油圧を出力する補助油圧発生手
段3が操作量センサとしての踏力センサSを介して連結
され、通常制動時には、該踏力センサSで検出される制
動操作量に応じて油圧供給源油圧制御手段4により制御
された油圧供給源2からの油圧が一方向油圧伝達手段5
 FLI  5 FRを介して各前輪用ブレーキ装置B
rt、  Byaに与えられるとともに、油圧供給源油
圧制御手段4からの油圧が一方向油圧伝達手段5Rおよ
び比例減圧弁6を介して各後輪用ブレーキ装置BRL+
  BRIに与えられる。また油圧供給源2が不調にな
ったときには補助油圧発生手段3で発生した油圧が各ブ
レーキ装置Brt、  B□+  B+it。
BIIIIに与えられる。さらに各前輪用ブレーキ装置
B、、、B□に個別に対応して設けられる電磁切換弁手
段■FL+  ”FRならびに両後輪用ブレーキ装置B
□、  B111+に共通に設けられる電磁切換弁手段
■、により各ブレーキ装置BFL、B□、B□L、B1
111の制動油圧を保持あるいは減圧してアンチロック
制?711を行なうことができる。また非制動時に各ブ
レーキ装置B FLI  B r*、  B IILI
  B ++++の制動油圧を油圧供給源油圧側?11
手段4により増大させて1−ラクション制御を行なうこ
ともできる。
油圧供給源2は、リザーバRから作動油を汲上げる油圧
ポンプ11と、その油圧ポンプ11に接続されるアキュ
ムレータ12と、油圧ポンプ11の作動を制御するため
の圧力スイノチ13とを備える。
補助油圧発生手段3は、マスクシリンダとして従来周知
のものであり、両端閉塞の円筒状に形成される第1ハウ
ジング14に設けられた第1シリンダ孔15に、第1マ
スクピストン18と、さらに第1マスクピストン18の
前方に間隔をあけて配置される第2マスクビス!・ン1
9とが摺動可能に嵌合され、第1マスタピスト〕/18
および第2マスクピストン19間に第1油圧室20が形
成され、第1シリンダ孔15の前端壁および第2マスク
ピストン19間には第2油圧室21が形成される。
第1マスクピストン18には、第1シリンタ孔15の後
端壁を油密にかつ移動自在に貫通して外方に突出するピ
ストンロッド18aが一体に設けられており、ブレーキ
ペダル[に連結された押圧ロッド22の前端が該ピスト
ンロッド18aの後端に当接される。したがってブレー
キペダルlの制動操作に応じて第1マスクピストン18
は第1シリンダ孔15内を前進することになる。しかも
押圧ロッド22の中間部には踏力センサSが介設されて
おり、該踏力センサSによりブレーキペダル弓の踏力す
なわち制動操作量が検出される。
第1マスクピストン18および第2マスクピストン19
間には両者18.19を相互に離反する方向に付勢する
第1戻しばね25が縮設され、第1ソリンダ几15の前
端壁および第2マスクピストン19間には、第2マスク
ピストンI9を後方側に付勢する第2戻しばね26が縮
設される。
また第1ハウジング14には第1油圧室20に通じる第
1出力ポート2日と、第2油圧室21に通じる第2出力
ポート29とが穿設されるとともに、第1および第2マ
スクピストン18,1.9が後退限に戻ったときのみ各
油圧室20.21をリザーバRに連通させる連通ポート
31.32が穿設される。
油圧供給源油圧制御手段4は、軸方向一端が閉塞した第
2シリンダ孔34を有する第2ハウジング35と、第2
シリンダ孔34に摺動可能に嵌合される摺動子としての
スプール38と、該スプール38に当接しながら第2シ
リンダ孔34内に摺動自在に嵌合される反力ビストン3
9と、該反力ビストン39を軸方向一方側に押圧する駆
動力を発揮すべく第2ハウジング35の軸方向他端側面
に取付けられる電気作動部40とを備える。
スプール3Bの一端および第2シリンダ孔34の一端壁
間には出力室42が画成され、該出力室42にはスプー
ル38を軸方向他方側に付勢するばね43が収納される
また第2シリンダ孔34の内面、スプール38および反
力ビストン3つにより、反力ビストン39の前面が臨む
環状の出力圧作用室44が画成される。しかもスプール
38には出力室42に通じる連通路45が軸方向全長に
わたって穿設され、反力ビストン39には該連通路45
を出力圧作用室44に連通させる連通孔46が穿設され
る。而して出力室42に通じる出力圧作用室44の油圧
により反力ビストン39には軸方向他方側(同面の右方
側)に向けて油圧力が作用し、スプール38ばばね43
のばね力により反力ビストン39に追随しながら移動す
ることになる。
一方、電気作動部40は、印加される電気〒に対応した
推力を発揮するりニアソレノイド(図示せず)を内蔵す
るものであり、8亥リニアソレノイドにより駆動される
駆動ロッド41が反力ビストン39に一体に設けられる
ピストンロンド39aに同軸に当接される。したがって
スプール38には、軸方向一方側に向けて電気作動部4
0の推力が作用するとともに、軸方向他方側に向けて出
力圧作用室44の油圧力が作用し、該推力および油圧力
のバランスによりスプール38が軸方向に移動する。
第2ハウジング35には、出力室42に常時連通づる出
力ポート47と、リザーバRに通じる解Mポー)4Bと
、油圧供給源2に通じる入力ポート49とが、相互間に
間隔をあけて軸方向一方側から順に穿設される。
一方、スプール3 Bには、入力ポート49および連通
路45間を連通可能な第を弁孔51と、解放ポート48
および連通路45間を連通可能な第2弁孔52とが設け
られ、両弁孔51.52の配置は、スプール38が軸力
向一方側に移動したときには第1弁孔51が入口ポート
49および連通路45間を連通ずる状態にあるのに対し
、スプール38が軸方向他方側に移動している状態では
第2弁孔52が解放ポート48および連通路45間を連
通ずる状態となるように設定される。
ところで、電気作動部40の印加電気量は制御手段54
により制御されるものであり、該制(B手段54は、踏
力センサSにより検出された踏力に応して電気作動部4
0のIIL力を制御すべく構成される。
一方向油圧伝達手段5rt、5Fえ、5□は、油圧供給
源2から油圧供給源油圧制御手段4を経てブレーキ装置
Byい B□、8社、Bixに至る油圧経路の途中に設
けられるものであり、一方向油圧伝達手段5 FLI 
 5 r++は電磁切換弁手段V FL、  V Fi
lとブレーキ装置BFL、  B□との間に、また一方
向油圧伝達1段5Rは電磁切換弁手段■、とブレーキ装
置B RLI  B xprに接続される比例減圧弁6
との間に介設される。これらの一方向油圧伝達手段5□
5Fg、  5gは、油圧供給源2からの油圧が正常で
あるときには油圧供給源油圧制御手段4からの油圧を各
ブレーキ装置B FLI  B r*+  B RL、
  B *、lに伝達するが、油圧供給源2の油圧が異
常に低下したときには各ブレーキ装置B、L、B□、B
、L、B□から油圧供給S2側に作動油が逆流するのを
阻止し得る機能を有するものであり、基本的に同一の構
成を有するものであるので、代表して一方向油圧伝達手
段54.の構成について次に述べる。
一方向油圧伝達手段5FLは、入力油圧室5日および出
力油圧室59に両端を臨ませながらフリーピストン60
がシリンダ体61に摺動可能に嵌合され、フリーピスト
ン60を人力油圧室58側に付勢するばね62が出力油
圧室59に収納配置されて成る。
このような一方向油圧伝達手段5FLの構成によれば、
入力油圧室5日に作用する油圧に応じた油圧を出力油圧
室59から出力することが可能であるとともに出力油圧
室59の油圧が人力油圧室58側に流れることはなく、
出力油圧室59はブレーキ装置B、に接続される。
すなわちブレーキ装置B、、、B□+  BRL+  
B111は、シリンダ体63と該シリンダ体63内に摺
動可能に嵌合される制動ピストン64とをそれぞれ備え
、シリンダ体63および制動ピストン64間に画成され
た制動油圧室65に作用する油圧に応じた制動ピストン
64の移動により制動力を発揮するものであり、前記出
力油圧室59は制動油圧室65に連通される。
前輪用ブレーキ装置B FLI  B Fluに対応す
る一方向油圧伝達手段5.L、5□の入力油圧室58に
は、電磁切換弁手段■Fl−+  VFRがそれぞれ接
続され、後輪用ブレーキ装置B IL+  B 、lR
に対応する一方向油圧伝達手段5Rの人力油圧室58に
は電磁切換弁手段V、が接続される。
各電磁切換弁手段■、い VFI、 va+は、相互に
並列な流入弁7□、7□、7やおよび流出弁8FL8□
、8.を備えるものである。しかも流入弁71.7□、
7.は励磁時に遮断する電磁弁であり、また流出弁8 
FL、  8 r*、  8 mは励磁時に連通ずる電
磁弁である。而して流出弁8rL、  8□、8Nは−
・方向油圧伝達手段5.い 5□、5.の入力油圧室5
8およびリザーバR間にそれぞれ介設される。
また流入弁7 FL、  7 r、1. 7 *は一方
向油圧伝達手段5 FLI  5 t*、  5 t+
の入力油圧室58および油圧供給源油圧制御手段4の出
力ポート47間に介設される。
しかも各流入弁7 FL、  7 PR,7mおよび流
出弁8FI1,8□、88の励磁および消磁切換は制御
手段66により制御される。
比例減圧弁6は、従来周知の構造を有するものであり、
一方向油圧伝達手段5Rの出力油圧室59から出力され
る油圧を比例的に減圧してブレーキ装置B、L、B□の
制動油圧室65に作用せしめる働きをする。
補助油圧発生手段3の第1出力ポート28は、開閉弁6
7、を介して比例減圧弁6および一方向油圧伝達手段5
R間に接続され、補助油圧発生手段3の第2出力ポート
29は開閉弁67、Lを介して左前輪用ブレーキ装置B
FLおよび一方向油圧伝達手段5□間に接続されるとと
もに、開閉弁67Iを介して右後輪用ブレーキ装置BF
、および一方向油圧伝達手段5□間に接続される。各開
閉弁67、、、.67□、67、は同一の構成を有する
ものであり、開閉弁67FLの構成についてのみ以下に
説明する。
開閉弁67、Lは、両端が閉塞された円筒状の開閉弁本
体6日と、一方向油圧伝達手段5FLの出力油圧室59
に連通し2ながら開閉弁本体6日の一端壁に穿設される
弁孔69と、その弁孔69を同時に閉塞I′iT能な弁
体70を一端に有するとともに他端をパイロット室71
番こ臨ませながら開閉弁本体68に摺動可能に嵌合され
る開閉用ピストン72と、該開閉用ピストン72をパイ
ロット室71側に付勢すべく開閉弁本体68および開閉
用ピストン72間に介設されるばね73とを備える。
開閉弁本体68の一端壁および開閉用ピストン72間に
は両弁孔69に連通可能な弁室74が画成され、該弁室
74にばね73が収納される。また開閉弁本体68には
弁室74に連通するとともに第2出力ポート29に連通
ずる入口ポート75が穿設される。
かかる開閉弁67FLによれば、パイロット室7Iの油
圧が一定値よりも低いときには弁体70が弁孔69を開
放する位置まで開閉用ピストン72がパイロット室71
側に移動して開弁じており、バイロント室71の油圧が
前記一定値以上となると、開閉用ピストン72が弁体7
0で弁孔69を閉塞するように移動して閉弁する。
またバイロント室71は油圧供給源油圧制御手段4の出
力ポート47に連通ずる。したがって出力ポート47の
油圧が高い状態では開閉弁67FLは閉弁して第2出力
ポート29およびブレーキ装置BFL間が遮断され、油
路66の油圧が低くなると開閉弁67FLが開弁して第
2出力ポート29およびブレーキ装置BFL間が連通さ
れる。
また開閉弁67++は、油圧供給源油圧制御手段4にお
ける出力ポート47の油圧が高い状態で閉弁し、それに
より補助油圧発生手段3の第1出力ポート28およびブ
レーキ装置B RL+  B R11間が遮断され、前
記出力ポート47の油圧が低くなると開閉弁67、が開
弁して第1出力ポート28およびブレーキ装置B RL
、 B IIJI間が連通される。
また開閉弁67、lおよび補助油圧発生手段3の第1出
力ポート28間にはアキュムレータ55が接続される。
次にこの実施例の作用について説明する。先ず油圧供給
′a2が正常に作動している状態での通常の制動操作時
を怨定すると、流入弁7 FLi  7 PR+7Rお
よび流出弁8 FL、  8 r−、8gは消磁状態(
図示の状、明)にある。したがって油圧供給源油圧制御
手段4の出力ポート47は流入弁7FL、7■を介して
一方向油圧伝達手段5FL、5□の入力油圧室58に連
通した状態にあるとともに流入弁7Rを介して一方向油
圧伝達丁段5.の入力油圧室58に連通した状態にある
かかる状態でブレーキペダルlを踏込むと、その踏力が
踏力センサSにより検出され、該踏力センサSの検出値
に応じて油圧供給源油圧制御手段4における電気作動部
40の作動量が制御手段54により制7111される。
それにより、油圧供給源油圧制御手段4では、駆動ロッ
ド4Iが制動操作量に応じた推力で前進し、スプール3
8が前進駆動されて出力室42が油圧供給源2に連通ず
るので、出力ポート47の出力油圧が高(なり・それに
応して各開閉弁67FL、67FR,67Rが閉弁作動
することになる。
次いで、出力室42に通じる出力圧作用室44の油圧も
上昇し、反力ビストン39が後方側に駆動されるのに応
じてスプール38も後退して出力室、12が入力ポート
49と遮断される。さらにプレー−1ペダルIを踏込み
操作することにより駆動ロット41の推力が増大してス
プール38は再び前進し、出力室42が油圧供給′rA
2に連通ずる。
このようにブレーキペダル1の制動操作量に応じてスプ
ール38は油圧供給源2を出力室42に連通ずる前進位
置と、出力室42をリザーバRに連通ずる後退位置との
間で往復移動し、それにより油圧供給源2の油圧がブレ
ーキペダル1の制動操作量に応じて制御されて出力ポー
ト47から出力されることになる。
この際、ブレー“キベダル1の踏込み操作に応じて補助
油圧発生手段3における第1マスクピストン18および
第2マスクピストン19が第1および第2戻しばね25
.26を圧縮しながら前進し、第1および第2油圧室2
0.21の油圧が容積収縮により増大するが、開閉弁6
7、い 67、、.67Rが閉弁しているので、両油圧
室20.21の油圧が各ブレーキ装置B、L、B□+ 
 BRll  BRRに作用することはない。
ブレーキペダル1の踏込み操作量に応して油圧供給源油
圧制御手段4で制御された油圧は出力ポート47から流
入弁7Fい 7□を介して一方向油圧伝達手段5rt、
  5□の入力油圧室58に作用し、それによりブレー
キ装置BFL、  B□で制動圧を得ることができ、ま
た出力ポート47から流入弁7、を介して一方向油圧伝
達手段5Rの入力油圧室58に作用し、該一方向油圧伝
達手段51の出力油圧室59から出力される油圧が比例
減圧弁6で減圧されて後輪用ブレーキ装置B IL、 
 B ++++に’Ltられる。
このようにして制動操作量に応じて油圧供給源2からの
油圧を制御して各ブレーキ装WBrL、  Br*、 
 B 1tLi  B Rmにあたこえることができる
が、方向油圧伝達手段5 FL、  5 Fl!、  
5 *ではフリーピストン60により、各ブレーキ装置
BrL+  BFRB*L+  81111と、入力油
圧室58から油圧供給源2までの油圧回路とが隔絶され
るので、油圧供給源2で作動油に混入する可能性のある
ガスが各ブレーキ装置BFL、B□r  BRll  
BRIに悪影響を及ぼすことはない。
この制動時に、左右後輪の制動力は左右前輪よりも低い
ことが必要であり、比例減圧弁6により油圧供給源油圧
制御手段4からの油圧が減圧されることにより左右後輪
の制動力は左右前輪よりも一定の比率で低くなる。
また第1油圧室20の油圧をアキュムレータ55で蓄圧
することにより、ブレーキペダル1のペダルストローク
を確保することができ、また急激な反力が作用したとき
にアキュムレータ55によるダンパ作用によりブレーキ
ペダルIに2激な反力が直接作用することを回避するこ
とができる。
かかる制動時に、ブレーキペダル1による踏力が過大と
なり、車輪がロックしそうになったときには、ロックし
そうになっている車輪に対応する流入弁7□、、7□、
7gを励磁して、出力ポート47および一方向油圧伝達
手段5FL、  5□間、ならびに出力ポート47およ
び一方向油圧伝達手段58間を遮断する。これにより車
輪がロック状態になる二よを回避すべく制動力の増大が
抑えられる。これでも車輪がロック状態に入りそうであ
るときには、対応する流出弁8 FL、  8 r−、
8Rを励磁して一方向油圧伝達手段5FL〜5真の入力
油圧室58をリザーバRに連通し、制動圧を低下させる
ことにより車輪のロック傾向を解消することができる。
上記制動時に油圧ポンプ11等の故障により油圧供給源
2から高油圧が得られなくなった場合をセ、定する。こ
の場合、油圧供給源油圧制御手段4の出力ポート47か
らの油圧低下に応じて開閉弁67r1.67□、67R
が開弁する。したがって補助油圧発生手段3の第1およ
び第2油圧室20゜21で生じていた制動油圧が、各ブ
レーキ装置BFL’=BR1にそれぞれ直接作用するこ
とになり、制動力を確保することができる。この際、一
方向油圧伝達手段5FL〜5Rが各ブレーキ装置B、L
−B■および油圧供給源油圧制御手段4間に介設されて
いるので、各ブレーキ装置BPL”BRllの制動圧が
油圧供給源油圧制御手段4側に逃げることばない。
制動操作終了後の非制動時には、出力ポート47の油圧
低下により開閉弁67FL、67□、67アが開弁し、
各一方向油圧伝達手段5FL〜5Rにおける出力油圧室
59を補助油圧発生手段3を介してリザーバRに連通さ
せることができる。それにより、一方向油圧伝達手段5
FL〜511におけるフリーピストン60の入力油圧室
58側への移動に応じて出力油圧室59に負圧が発生す
ることが回避され、またそのためにリザーバを特別に設
けることが不要となる。
さらに非制動時に、エンジンの駆動力が過大となり、駆
動輪が過剰スリフプを生じそうになったときには、制御
手段54により油圧供給源油圧制御手段4の電気作動部
40を作動せしめる。これにより油圧供給源2からの高
油圧が油圧供給源油圧制御手段4で制御されて出力ポー
ト47から出力され、一方向油圧伝達手段5 FLI 
 5 rmの人力油圧室5日に作用し、駆動輪である左
右前輪のブレーキ装置B、、、、B□で制動力が発生し
、過剰スリップの発生が回避される。この後は、前述の
アンチ「1ツク制御時と同様に、流入弁7FLI  7
FNおよび流出弁8Ft、8□の励磁および消磁制御に
より、制動力を制御可能である。
このようにして各ブレーキ装置BFL、  BFR,B
IL+  B□の制動圧を電気的に制御することができ
、制動圧をより精密に制御することが可能となる。
しかも電気作動部40の作動制御と、各電磁切換弁手段
V、L、V□1 ■、の切換制御とを組合わせて制動圧
制御を行なうことができるので、電気作動部40および
電磁切換弁手段V FLI  V FR+  V ++
の作動頻度を小さくし、負荷分担により耐久性向上を果
たすことができる C8発明の効果 以上のように本発明の第1の特徴に従う装置は、制動操
作量を検出する操作量センサと;出力ポート、油圧供給
源に通じる人力ポート、ならびにリザーバに通じる解放
ポートを有するハウジングに、出力ポートと入力ポート
および解放ポートとの間の連通、遮断を軸方向移動に応
じて切換えるべく摺動子が摺動自在に嵌合されるととも
に、該摺動子には前記操作量センサの出力に対応した摺
動変位量を与えるべく電気作動部が連結されて成る油圧
供給源油圧制御手段と;該油圧供給源油圧制御手段の前
記出力ポートおよびリザーバと、ブレーキ装置との間に
介設され、ブレーキ装置および出力ポート間を接続する
状態とブレーキ装置およびリザーバ間を接続する状態と
を切換可能な電磁切換弁手段と;を備えるので、油圧供
給源油圧制御手段の作動!II御と電磁切換弁手段の切
換制御とを組合わせて制動油圧を制御することにより、
油圧供給源油圧制御手段における電気作動部と、電磁切
換弁手段とに負荷を分担させることが可能となり、耐久
性向上に寄与することができる。
さらに本発明の第2の特徴によれば、電磁切換弁手段は
、ブレーキ装置と、リザーバおよび出力ポートとの間を
ともに遮断可能に構成されるので、ブレーキ装置に与え
る制動油圧を保持することができ、アンチロック制御お
よびトラクション制御時の精密な制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示す油圧回路図である。 2・・・油圧供給源、4・・・油圧供給源油圧制御手段
、35・・・ハウジング、38・・・摺動子としてのス
プール、40・・・電気作動部、47・・・出力ポート
、48・・・解放ポート、49・・・入力ポート、BF
L、  B□I  F3+tt、  BIIR・・・ブ
レーキ装置、S・・・操作晴センサとしての踏力センサ
、 R・・・リザーバ、 FL V Fl+。 ■R ・・・電磁切換弁手段 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社 代 理 人 ノ1 理 士 落 人 健 同 田 中 隆 秀

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)制動操作量を検出する操作量センサと;出力ポー
    ト、油圧供給源に通じる入力ポート、ならびにリザーバ
    に通じる解放ポートを有するハウジングに、出力ポート
    と入力ポートおよび解放ポートとの間の連通、遮断を軸
    方向移動に応じて切換えるべく摺動子が摺動自在に嵌合
    されるとともに、該摺動子には前記操作量センサの出力
    に対応した摺動変位量を与えるべく電気作動部が連結さ
    れて成る油圧供給源油圧制御手段と;該油圧供給源油圧
    制御手段の前記出力ポートおよびリザーバと、ブレーキ
    装置との間に介設され、ブレーキ装置および出力ポート
    間を接続する状態とブレーキ装置およびリザーバ間を接
    続する状態とを切換可能な電磁切換弁手段と;を備える
    ことを特徴とする車両用制動油圧制御装置。
  2. (2)前記電磁切換弁手段は、ブレーキ装置と、リザー
    バおよび出力ポートとの間をともに遮断可能に構成され
    ることを特徴とする第(1)項記載の車両用制動油圧制
    御装置。
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