JPH02278518A - 情報の書き換え方法 - Google Patents

情報の書き換え方法

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JPH02278518A
JPH02278518A JP1097310A JP9731089A JPH02278518A JP H02278518 A JPH02278518 A JP H02278518A JP 1097310 A JP1097310 A JP 1097310A JP 9731089 A JP9731089 A JP 9731089A JP H02278518 A JPH02278518 A JP H02278518A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、エネルギービームの照射により情報の記録が
可能な記録用部材に対する情報の記録方法に係り、特に
、既存の情報を消去しながら新しい情報を記録するオー
バーライドが可能な相変化型光ディスクならびに光磁気
ディスクなどに対し優れた効果を発揮する情報の書き換
え方法すこ関する。 [従来の技術】 従来の相変化型光デイスク媒体における記録・消去方法
は、例えば、記録するレーザ照射時間とほぼ同じ程度の
時間で結晶化が行える高速消去が可能な記録膜を用いた
場合には、特開昭56〜14−5530号公報に示され
ているように、1つのエネルギービームのパワーを、い
ずれも読み出しパワーレベルより高い少なくとも2つの
レベル、すなわち少なくとも高いパワーレベルと中間の
パワーレベルとの間で変化させることにより行っていた
。この方法では、既存の情報を消去しながら新しい情報
を記録する、いわゆるオーバーライ1〜(重ね書きによ
る書き換え)が可能になるという利点がある。
【発明が解決しようとする課題] 一般に、一定の回転数で回転するディスクに書き換えを
行う場合、記録部位がディスクの内周であるか、外周で
あるかによって線速度が異なるため、上記従来技術で書
き換えを行った場合、内周と外周とで書き換え後の状態
が異なる。例えば、内周で最適な記録パワーで外周に書
き換えを行った場合、パワー不足で良好な記録マークが
得られなく、また記録膜の到達温度が低すぎて既存の情
報が確実に消去できないなどの問題が生しる。また、外
周で必要な記録パワーで内周で書き換えを行うと、過剰
の記録パワーで記録されてマークの形状が変形したり、
記録膜や保護膜などが熱変形したり、また記録膜の到達
温度が高くなりすぎて既存の情報が確実に消去できない
などの問題が生しる。このように、従来の書き換え方法
では、記録部分の線速度の大きさによっては既存の情報
を確実に消去することができなかったり、記録信号に忠
実な再生信号を得ることができないなどの問題があった
。 本発明の目的は、上記従来技術における問題点を解決し
、例えば光ディスクの場合、内周から外周までの全記録
領域にわたって良好な記録再生特性を得るため情報の書
き換え方法を提供することにある。 【課題を解決するための手段) 上述した従来技術における問題点を解決するために、本
発明の情報の書き換え方法においては、記録部分(エネ
ルギービームが照射された記録膜上のその部分)の移動
速度(ディスクの場合は線速度)の大きさに応して、エ
ネルギービームの平均照射パワーを変化させる。 ここで、平均照射パワーとは、任意の時間幅、例えば光
ディスクの場合は1周(1トラツク)や1セクタで光パ
ルスを等間隔に分割したとき、それぞれの時間内におい
て膜面上に照射される平均パワーのことをいう。 本発明の情報の書き換え方法において、たとえば、ディ
スクの内周部から外周部に向かって連続的に書き換えを
行う場合、エネルギービームの平均照射パワーを連続的
に大きくした。ここで、線速度aであるディスクの内周
部での最適な平均照射パワーがAの時、同じディスクの
線速度すの外周部(a < b )で書き換えを行う場
合、次の式で求められる平均照射パワーBの値のある範
囲内において最適な書き換えが行える。 B=(b/a)x−A この時、好ましい範囲は、 0.1  ≧ X ≧1.0 より好ましい範囲は、 0、3 ≧ X ≧0.7 の弐#式で求められる範囲の値であった。この時に、中
間のパワーレベルと高いパワーレベルの高さを変えない
で、中間のパワーレベルに保つ時間を変化させたり、高
いパワーレベルに保つ時間を短くするなどして最適な平
均照射パワーにすると、高速でアクセスする場合にも対
応が容易になり、制御系が簡単になる。 ここで、全体の平均照射パワーを、中間のパワーレベル
以下のパワーで照射する領域の平均照射パワーと中間の
パワーレベルを越え、高いパワーレベルまで(高いパワ
ーレベルを含む)のパワーで照射する領域との間の平均
照射パワーとに分けて考える。 まず、線速度すであるディスクの外周部での中間のパワ
ーレベル以下のパワーで照射する領域の最適な平均照射
パワーがB□の時、同じディスクの線速度aの内周部(
a<b)で書き換えを行う場合、次の式で求められる中
間のパワーレベル以下のパワーで照射する領域の平均照
射パワーA□の値のある範囲内において最適な書き換え
が行える。 八〇=  (a/b)y−Bi ここで、好ましい範囲は、 0.1− ≧ y ≧1.0 より好ましい範囲は、 0.3  ≧ y ≧0.7 の式で求められる値であった。 同様に、線速度すであるディスクの外周部での中間のパ
ワーレベルを越え、高いパワーレベルまでのパワーで照
射する領域の最適な平均照射パワーがB2の時、同じデ
ィスクの線速度aの内周部(a<b)で書き換えを行う
場合、次の式で求められる中間のパワーレベルを越え、
高いパワーレベルまでのパワーで照射する領域の平均照
射パワーA2の値の、ある範囲内において最適な書き換
えが行える。 A2=  (a/b)” B2 ここで、好ましい範囲は、 0、1 ≧ Z ≧1.0 より好ましい範囲は、 0、 3 ≧ 2 ≧0.7 の式で求められる値であった。 ここで最適な平均照射パワーとは、記録した周波数にお
ける搬送波対雑音比(C/N)が最大で、既存の情報の
消え残りが小さくなる平均照射パワーのことである。 また、ディスクの内周から外周までの全記録領域を線速
度に応じて幾つかの記録領域に分割し、それぞれの領域
のほぼ中心の場所における最適な平均照射パワーでその
領域内を書き換えすると、より良好な記録再生特性が得
られた。この場合、全記録領域を半径方向に向かって2
〜20の領域に分割するのが好ましく、2〜1oの領域
に分割するのがより好ましい。 本発明の情報の書き換え方法においては、線速に応じて
の平均照射パワーの大きさの変化のさせ方は、中間のパ
ワーレベルや高いパワーレベルの高さの変化、あるいは
中間のパワーレベルや高いパワーレベルに保つ時間の変
化などどれでもよく、結果的に平均照射パワーが変化さ
えすればよい。 本発明では、中間のパワーレベルと高いパワーレベルの
両方の高さを変化させた場合、特に両者の比を一定に保
って変化させた場合効果が大きかったが、中間または高
いパワーレベルのみ変化させても良い。 【作用] 本発明における情報の書き換え方法においては、書き換
えをしようとする場所の移動速度に応じて平均照射パワ
ーを変化させる。この時、記録膜の到達温度がほぼ一定
になるように平均照射パワーを設定するため、全記録領
域において、良好な書き換えが行われた。高いパワーレ
ベルと中間パワーレベルとの比は、記録膜によって異な
るが、1:0.4〜L:0.9が好ましい。 また、記録領域を幾つかの領域に分割し、それぞれの平
均移動速度に応じた最適な平均照射パワーでその領域内
を書き換えする方が、移動速度に応じて変化させる書き
換えパワー数が少なくてすむため,回路系が簡単になり
装置が安くなる。 本発明に用いる記録用部材としては、結晶−非晶質間の
相変化を利用する記録媒体や、非晶質−非晶質間の変化
を利用する記録媒体、結晶形や結晶粒径の変化などの納
品−結品間の相変化型記録媒体にも有効である。光磁気
記録媒体にも適用可能である。これらはいずれもほとん
ど記録膜の形状変化を起こさずに書き換えが行えるもの
である。 特に本発明においては、Te、Se、Sのうちより選ば
れる少なくとも1種類の元素を30〜85原子%含有す
るカルコゲン化物(例えばIn−8e、5b−Teを主
成分とする記録膜)やIn5bを主成分とする記録膜、
そしてT b −F eCOを主成分とする光磁気記録
膜に対して有効である。また、これらとは記録原理の異
なる記録媒体に本発明を適用することもできる。 本発明の記録の書き換え方法は、2つ以上の光スポット
を用いて書き換えを行う場合の少なくとも1つの光スポ
ットのパワー変調方法としても用いることができる。 また、本発明は読み出しパワーレベル以外の3つ以上の
パワーレベル間でパワーを変化させる場合や、CA V
 (constant angul、ar veloc
ity)方式によるディスクへの記録ばかりではなく、
MCAV (modified constant a
ngular vel、ocity :角速度一定でデ
ィスクの半径方向に記録周波数を変える方式)方式など
にも適用可能である。 【実施例】 以下、本発明の一実施例を挙げ、第1図〜第4図を参照
しながら、さらに詳細に説明する。 第1図は、本発明の情報の記録方法に用いたディスクの
構造断面図の一例を示したものである。 まず、直径13cm、厚さ1.2mmのディスク状化学
強化ガラス板1の表面に紫外線硬化樹脂を用いてトラッ
キング用の溝を有する下地層2を形成した。そしてこの
上にマグネトロンスパッタリンクによって厚さ約300
nmの5i02層3を形成した。このSiO2層は基板
との屈折率差が小さいので、膜厚に多少ムラやバラツキ
があってもよい。次にこのディスクを複数のターゲット
を持ち、順次積層膜を形成でき、また、膜厚の均一性、
再現性の良いスパッタリング装置に移し、513N4を
約93nmの厚さにスパッタして層4とした。次にSi
3N4層4上に同一スパッタリング装置内でG e、3
S b30T e!;4の組成の記録膜5を約90nm
の膜厚に蒸着した。次に再び同一スパッタリング装置内
で813N4の保MM6を約250nmの膜厚に形成し
た。さらに、この上に同一スパッタリング装置内でA 
u 7J 7 ヲ80 n m、次にS 13N 4 
ffl 8を50nmっけた。その後、この上に接着剤
層9を介して、同じ構造のもう一枚のディスクとの貼り
あわせを行った。この時、全面を接着すれば書き換え可
能回数を多くでき、記録領域には接着剤をっけなければ
少し記録感度が高くなった。ここで用いたディスクは記
録領域が最内周30mmから最外周60mmまで形成さ
れている。 ここでは全記録領域を3つに分割して記録を行った例を
示す。まず半径30〜40mmの記録領域の中心である
半径35mmにおける最適な平均照射パワーを調べた。 ディスクを180Orpmで回転させ、半導体レーザ(
波長830nm)の光を記録が行われないレベル(約1
mW)に保って、記録ヘット中のレンズで集光して基板
を通して記録膜に照射し、反射光を検出することによっ
て、トラッキング用の溝と溝の中間に光スポットの中心
が常に一致するようにヘッドを駆動した。 もちろん、溝の中央に光スポットの中心をほぼ一致させ
ても大きな問題はない。このように1−ランキングを行
いながら、さらに記録膜上に焦点が来るように自動焦点
合わせを行い、まずイニシャライズのため、同一1へラ
ック上にパワー12mWの連続レーザ光を3回照射した
。この照射は10〜18mWの範囲でよい。続いて8m
Wの連続レーザ光を3回照射した。この照射は5〜9m
Wの範囲でよい。上記2種類の照射は1回以上であれば
よいがパワーの高い方の照射は2回以上がより好ましく
、パワーの低い方の照射は省略してもよい。 これらの照射は、半導体レーザアレイで行うか、ガスレ
ーザからの光ビームを複数に分割したもので行うと、デ
ィスクの1回転で行うことも可能である。この場合、複
数の光スポットを同一トラック上に配置せず、たとえば
トラックと、それに隣接するトラック間に配置すれば、
両方を同時にイニシャライズすることができ、消え残り
が少なくなるなどの効果がある。このイニシャライズ方
法は本発明の書き換え方法ばかりでなく、他の記録方法
、記録の書き換え方法を行う場合にも有効である。次に
、記録を行う部分では、レーザパワーを中間パワーレベ
ルと高いパワーレベルとの間で第2図に示したように変
化させることにより記録を行った。この時の平均照射パ
ワー(Pa)は、下記の式で求められる(同一記録周波
数の場合)。 Pa−Pm+[α・ (Ph−Pm)]ここで、Pmは
中間パワーレベルの値、phは高いパワーレベルの値、
αは記録信号のデユーティ−比。 高いパワーレベルと中間パワーレベルとのパワーの比は
1.:0.4〜1:0.9の範囲が特に好ましい。記録
された部分の非晶質に近い部分を記録点と考える。記録
を行う部分を通り過ぎれば、レーザパワーを1mWに下
げて1〜ラツキング及び自動焦点合わせを続けた。この
読み出しパワーは、0.2〜3mWの範囲で別の値に設
定してもよい。 なお、記録中もトラッキング及び自動焦点合わせは継続
される。この記録方法は、既に記録されている部分に対
して行う記録の書き換え方法と同じとした。 図3は、半径35mmにおけるC/Nと消去比の平均照
射パワー依存性を示したものである[高いパワーレベル
と中間パワーレベルとのパワー比は1:0.5、記録信
号のデユーティ−比(高いパワーレベルにある時間の全
体に対する割合)は50%コ。ここで高いパワーレベル
と中間パワーレベルとのパワー比を1:0.5として照
射パワーを変化させて良好な結果を得たが、このパワー
比を変えたり、また中間あるいは高いパワーレベルのみ
変化させても良い。この記録膜における最適な平均照射
パワーは、10mWである。半径30mm−40mmの
記録領域でこの10mWの平均照射パワーで記録を行っ
たところ良好な書き換えができた。次に、両方のパワー
レベルを一定に保ち、デユーティ−比をさせた時、平均
照射パワ一対C/Nおよび消去比特性は図3に近いもの
となり、良好な書き換えが行えた。 同様に、半径40mm〜50mmの記録領域では半径4
5mmにおける最適な平均照射パワーで書き換えを行い
、半径50mm〜60mmの記録領域では、半径55m
mにおける最潜な平均照射パワーで書き換えを行った。 本実施例の記録膜では全領域を3つの領域に分割し、そ
れぞれの領域での最適に近い平均照射パワーで書き換え
を行えば消え残りの少ない良好な書き換えが行えたが、
記録膜によっては、それぞれの領域内で消え残りが大き
くなる場合がある。 その場合は、分割する数を多くして、極力全領域におい
て良好な書き換えが行えるように調整すれば良い。この
場合、制御回路を簡単にするため2〜20に分割するの
が好ましく、2〜1oの領域に分割するのがより好まし
い。 また本実施例では、領域に分割したが、書き換えを行う
場所の線速に応じて平均照射パワーを連続的に変化させ
ても同様な効果が得られた。ここで、線速度aであるデ
ィスクの内周部での最適な平均照射パワーがAの時、同
じディスクの線速度すの外周部(a < b )で書き
換えを行う場合、次の式で求められる平均照射パワーB
の値のある範囲内において最適な書き換えが行える。 B=(b/a)”A そこで、例として線速か2倍の場所(b/a=2)でX
の値を変化させて書き換え特性を測定したところ、消去
比が下記のようになった。 X二〇 x=0. 1 x=o、2 消去比 3dB 7dB 1dB x=0゜ X=O。 x=0゜ X=O。 X=O。 X=0゜ X=0゜ X=1゜ X=1゜ x=1゜ 3dB 5dB 5dB 4dB 3dB 1dB 9dB 7dB 5dB 2bB 上記の結果より、 好ましい範囲は、 0.1  ≧ X ≧1.0 より好ましい範囲は、 0、3 ≧ X ≧0.7 の式で求められる値であった。 また、線速度すであるディスクの外周部での最適な平均
照射パワーがBの時、同じディスクの線速度aの内周部
(a < b )で書き換えを行う場合、次の式で求め
られる平均照射パワーAの値のある範囲内において最適
な書き換えが行える。 A=  (a/b)”B ここで、好ましい範囲は、 0.1  ≧ X ≧1.0 より好ましい範囲は、 0.3 ≧ X ≧0.7 の式で求められる値であった。 この時の平均照射パワーの変化のさせ方としては、図4
 (a)に示すように高いパワーレベルと中間のパワー
レベルの高さを両方共小さくしたり、図4(b)のよう
に高いパワーレベルの高さは一定で保つ時間を短くする
と同時に中間のパワーレベルの高さを小さくしても同様
な結果が得られた。 また、図4(c)に示すように、中間のパワーレベルと
高いパワーレベルの高さを変えないで、中間のパワーレ
ベルに保つ時間を変化させたり(図のようにパルス的に
する)、高いパワーレベルに保つ時間を短くするなどし
て最適な平均照射パワーにすると、高速でアクセスする
場合にも対応が容易になり、制御系が簡単になる。 ここで、全体の平均照射パワーを、中間のパワーレベル
以下のパワーで照射する領域の平均照射パワーと中間の
パワーレベルを越え、高いパワーレベルまで(高いパワ
ーレベルを含む)のパワーで照射する領域との間の平均
照射パワーとに分けて考える。 まず、線速度すであるディスクの外周部での中間のパワ
ーレベル以下のパワーで照射する領域の最適な平均照射
パワーがB1の時、同じディスクの線速度aの内周部(
a<b)で書き換えを行う場合、次の式で求められる中
間のパワーレベル以下のパワーで照射する領域の平均照
射パワーA□の値のある範囲内において最適な書き換え
が行える。 Ax=  (a/ b)’−B1 ここで、好ましい範囲は、 o61 ≧ y ≧1.0 より好ましい範囲は、 0.3  ≧ y ≧0.7 の式で求められる値であった。これらの範囲から外れる
と特に消去比が大幅に低下した。 同様に、線速度すであるディスクの外周部での中間のパ
ワーレベルを越え、高いパワーレベルまでのパワーで照
射する領域の最適な平均照射パワ−がB2の時、同じデ
ィスクの線速度aの内周部(a < b )で書き換え
登行う場合、次の式で求められる中間のパワーレベルを
越え、高いパワーレベルまでのパワーで照射する領域の
平均照射パワーA2の値の、ある範囲内において最適な
書き換えが行える。 A2=  (a /b ) 2・B2 ここで、好ましい範囲は、 0、1 ≧ 2 ≧1.0 より好ましい範囲は、 0.3  ≧ Z ≧0.7 の式で求められる値であった。これらの範囲から外れる
と特に消去比が大幅に低下した。 なお、本実施例において書き換え中に50ns以下の短
時間だけパワーを他の値(読み出しパワーレベルと同じ
、高い、低いのいずれでもよい)にしても特に差し支え
無かった。 光パワー変調によるオーバーライドが可能な光磁気ディ
スク媒体を用いた場合にも、必要に応じて1〜3個の磁
石を併用することによってほぼ同様の結果が得られた。
【発明の効果】
以上詳細に説明したごとく、本発明の情報の書き換え方
法によれば、記録場所の移動速度に応じてその場所の最
適に近い平均照射パワーで書き換えを行うため、既存の
記録信号の消え残りが少なく、信号対雑音比が大きく記
録信号に忠実な再生信号を得ることができる。 さらに本発明の方法はディスク状の記録媒体に対してば
かりではなく、テープ状、カード状などの他の形態の記
録媒体に対しても有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるディスク構造を示す断
面図、第2図は情報書き換え時のレーザー23= パワーの時間的推移を示す図、第3図はC/Nと消去比
の平均照射パワー依存性の一例を示す図、第4図(a)
 、 (b) 、 (c)はディスクの外周と内周にお
いて最適な平均照射パワーにするための一例を示す図で
ある。 1.1′ ・ガラス基板、2.2’・・・下地層。 3.3′・・・SiO2層、4.4’・・・Si3N、
層。 5.5′・・記録膜、   6.6’  ・・Si3N
4層。 7.7’ −Au層+   8 + 8 ’ ”’ S
 ]3N4JI! +9・・・有機接着層。 第 グ −吋間

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エネルギービームの照射によって、情報の記録が可
    能な情報の記録用部材に、少なくとも1つのエネルギー
    ビームのパワーを、いずれも読み出しパワーレベルより
    も高い少なくとも2つのパワーレベル、すなわち少なく
    とも高いパワーレベルと中間のパワーレベルとの間で変
    化させて情報の書き換えを行う方法において、エネルギ
    ービームが照射される部分の移動速度の大小に応じて、
    エネルギービームの平均照射パワーを変化させることを
    特徴とする情報の書き換え方法。 2、エネルギービームが照射される部分の移動速度が大
    きくなるに従って、エネルギービームの平均照射パワー
    を連続的に大きくすることを特徴とする請求項1記載の
    情報の書き換え方法。 3、記録領域を幾つかの領域に分割し、エネルギービー
    ムが照射される領域内の平均移動速度が大きくなるに従
    って、それぞれの領域に照射するエネルギービームの平
    均照射パワーを大きくすることを特徴とする請求項1記
    載の情報の書き換え方法。 4、中間のパワーレベルと高いパワーレベルの高さを変
    えないで、中間のパワーレベルに保つ時間と、高いパワ
    ーレベルに保つ時間の少なくとも一方を変化させて最適
    な平均照射パワーで書き換えを行うことを特徴とする請
    求項1記載の情報の書き換え方法。
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