JPH0227840B2 - - Google Patents

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JPH0227840B2
JPH0227840B2 JP62291000A JP29100087A JPH0227840B2 JP H0227840 B2 JPH0227840 B2 JP H0227840B2 JP 62291000 A JP62291000 A JP 62291000A JP 29100087 A JP29100087 A JP 29100087A JP H0227840 B2 JPH0227840 B2 JP H0227840B2
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JP
Japan
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studs
top plate
panel top
stud
plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62291000A
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English (en)
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JPH01133400A (ja
Inventor
Koji Kitani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Comany Inc
Original Assignee
Comany Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、可動間仕切りの仕切り壁パネル
(以下パネルとする)の電波シールドの技術に係
り、間仕切りの大壁方式及び内装の技術に係る。
背景技術 発信電波による電気機器への障害に対して、金
属の電導性を利用して金属板により発信電波を遮
ることが、可動間仕切りの電波シールド室でも行
なわれている。
可動間仕切りの電波シールド室は、コンクリー
ト等による築造方式に電波シールド施設を設ける
場合と異なつて、随時随所に設けることが出来又
これを随時解除することが出来る特徴を有してい
るが、医療機関等の清浄室に対しては充分の配慮
をなしていない憾みがあつた。例えば、電波シー
ルド室では、天井部及び床部を金属表板で蔽い、
パネル部も金属製パネルで構成し、部屋内部を金
属板で囲つたものとなしているが、パネルは天井
レール及び床レール間に立てたスタツド(間柱)
の前後端面部により側端部を挾まれた形状にとり
つける所謂間仕切りのスタツド方式が用いられて
いるため、種々の問題を有していた。即ち、スタ
ツド方式によると、間柱はパネルの前後面部にお
いて外方への突出状態となつて部屋内に露出す
る。
先ず間仕切りのトツプ課題の一つである美観が
損われていることである。パネルは色付け乃至模
様入りのものであるのに、間柱はパネルと異なつ
た色合いを呈していて、調和がとれていないこと
である。又金属製の箱の中といつた重苦しい感じ
を人に与え勝ちである。
次には、パネル壁面から間柱が突出状態になつ
ていることは、塵あいが附着し易く又清掃し難い
ということになり、医療機関ばかりでなく例えば
精密機械を取扱う関係における電波シールド室で
も、清掃保持上芳しくないとされるところであつ
た。
又スタツド方式では、例えばH型間柱におい
て、その側面の開口部にパネルの側端部を内篏
し、又他の間柱をパネルの他の側端部に外篏しな
がら建てこんでいく順序であり、パネルの取替え
や模様替え(例えばドア部や窓部を新設したり閉
鎖したり、部屋の大きさを拡大したり又は縮小し
たりする等)には、間柱及びパネルを端の方から
順にとりはずさなくてはならぬ不便があり、パネ
ルの製造費が高くつき、施工に手間を要する問題
点が見られた。
なお、間仕切りのスタツド方式に対し、先ずス
タツドを天井レール及び床レール間に立設してお
り、スタツドの前後側面部上に、目地巾を狭くし
てパネル表板を背合わせに対向させ、内部を中空
状態にして連結し、目地部に連結目地材をとりつ
け、スタツドを露出しない間仕切りの大壁方式が
ある。この方式では、前記スタツド方式における
間柱の突出ということもなく、一面の大壁を形成
出来、施工も容易で、パネルの単価も安く仕上
る。
本発明は、電波シールド室に前記スタツド方式
を採らず、大壁方式を始めて電波シールド室にと
り入れたものである。
発明の開示 本発明は、金属板でもつて蔽つてなる部屋にお
いて、パネル部を中空内部にペーパーコア等の遮
音材を充填した間仕切りの大壁方式によつて形成
し、パネル前方に布張り等の化粧板をドア部等を
除いて全面又は一部に互いに面一にとりつけ、又
はとりつけないでなる可動間仕切りの電波シール
ド室である。
発明の実施するための最良の形態 本発明をより詳細に述べるために、以下添付図
面に従つて説明する。
本発明では、間仕切りの大壁方式に用いられる
公知の部材が、そのまゝ用いられる。即ちスタツ
ド1、パネル表板2等である。従来の目地連結材
は主要部である部屋内側においては用いず、平ら
な縦長平板で、パネル表板と内色乃至同模様のプ
レート3を用い、目地4を塞ぎ前記パネル表板
2,2をスタツド1に連結するものとしている。
又、ペーパーカム等の充填遮音材5を用いる。
先ず、第1図及び第2図により、本発明の仕切
り大壁6の形成について述べると、第1図に見る
ように天井部7には、金属表板で蔽われた天井板
8がとりつけられ(天井カバー9で化粧してあ
り、床部10には金属表板で蔽われた床板11が
とりつけられ(床カバー12で化粧してあり)床
板11乃至床レール13下にゴム板14を配し、
仕切り大壁6部には天井レール15及び床レール
13が配置される等、いずれも公知の方法でなさ
れている。この天井レール15及び床レール13
に、スタツド1を垂直に立てゝ固定し、パネル表
板2の横巾の間隔にスタツド1,1……を立て
る。スタツド1のパネル表板2に当接する一方の
側面部16(例えば後側)にパネル表板2,2を
目地4巾を狭くしてとりつける。後側では従来の
手段例えば目地連結具(図示せず)で目地4を埋
め且つ固定する。スタツド1の側面部16をパネ
ル表板2で挾むことにより、スタツド1は外部に
露出せず、パネル表板2,2間に中空部17が形
成される。この中空部17に、ペーパーカム等の
遮音材5を充填し、スタツド1の他方の側面部1
6(表側)上に他のパネル表板2,2を、目地4
巾を狭く(第2図で見るとビス18径程である)
相近接させ、前記プレート3で目地4部を蔽い、
パネル表板2,2及び天井部7及び床部10の金
属板に接触させて、ビス17等でスタツド1に固
定する。このようにして仕切り大壁6を形成して
行く。
仕切り大壁6は、部屋設定部19内側におい
て、金属製のパネル表板2,2……及び金属製の
プレート3,3……を互いに接し且つ天井板8,
8……や床板11,11……等に接し、部屋内側
は金属板で全く蔽われた状態をなり、外部電波を
シールド(遮断)する部屋の本発明の電波シール
ド室20がなる。
次に、第3図及び第4図に見る、仕切り大壁6
の前面(部屋設定部19の内側)に、化粧板21
をとりつけた電波シールド室20とするには、前
記とりつけのスタツド1及びパネル表板2の前部
に縦長枠材の補助スタツド22をとりつけ、例え
ば石こうボード板に布(クロス)を張つた化粧板
21を、面一に補助スタツド22にとりつけてな
る。図には、補助スタツド22,22間に補強枠
23を横長にとりつけている。以上にして、化粧
板21を有する本発明の電波シールド室20はな
る。化粧板21はドア部や窓部を除いて前記のよ
うにとりつけられるが、全面でなく一部のみのと
りつけも用いられ、又全然とりつけなくても用い
られる。
しかし後述のように化粧板21を有する方が、
少しばかりシールド(遮断)効果が良い。
本発明の電波シールド室20の効果測定の状況
を示したのが、第5図であり、電波発信機24の
電波を電波シールド室20内で測定した。
上記による実験データは、第6図に示されてい
る。その折れ線グラフのA線は、化粧板21を有
しない本発明の電波シールド室20の効果を示
し、同じく折れ線グラフのB線は、化粧板21を
有する本発明の電波シールド室20の効果を示し
ている。
この表によつても明らかであるが、医療機器2
5等に最も重要な影響がある1MHz〜10MHz部に
おいて、第1図、第2図の化粧板21を有しない
電波シールド室20では、75〜80dbの遮音を示
し、第3図、第4図の化粧板21を有する電波シ
ールド室20では、これ又実に83〜97dbの遮音
効果を示し、シールドの卓越していることが判
る。
なお本発明によれば、化粧板21を有している
ものもいないものでも、前記従来のシールド室に
対するスタツド方式の有する欠点を全べて解消し
ている。その内例えば、部屋内部へ突出したり、
彩色の異なる等の間柱がなく、清浄室の条件を具
え又金属板で囲われているという圧迫感を少くし
ている等が挙げられる。
産業上の利用可能性 本発明の電波シールド室20は、業界における
要請に応えてなされたものであり、産業上の利用
可能性は極めて高いものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例による電波シールド
室20の内、化粧板21を有しないものの一部省
略縦断面図であり、第2図は、同、同じくその横
断面図であり、第3図は、同、本発明の電波シー
ルド室20の内、化粧板21を有するものの一部
省略縦断面図であり、第4図は、同、同じくその
横断面図であり、第5図は、同、実験によりシー
ルド効果を測定している状態を示す一部切欠き、
斜視図であり、第6図は、同、その実験のデータ
表である。 符号、1……スタツド、2……パネル表板、3
……プレート、4……目地、5……遮音材、6…
…仕切り大壁、7……天井部、8……天井板、1
0……床部、11……床板、13……床レール、
15……天井レール、19……部屋設定部、20
……電波シールド室、21……化粧板、22……
補助スタツド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 天井レール及び床レールに係止するスタツド
    を立て、部屋設定部外側において金属製パネル表
    板を目地幅を狭くして上記スタツドに取着し、ペ
    ーパーカム等の遮音材をスタツド間に充填し、部
    屋設定部の内側において、同じくスタツドに金属
    製パネル表板を目地幅を狭く近接させ、目地及び
    金属性パネル表板の側端部を、縦長の金属平板
    で、パネル表板と同色ないし同模様のプレートで
    蔽い、該プレートをスタツドに固定したことを特
    徴とする電波シールド室。 2 天井レール及び床レールに係止するスタツド
    を立て、部屋設定部外側において金属製パネル表
    板を目地幅を狭くして上記スタツドに取着し、ペ
    ーパーカム等の遮音材をスタツド間に充填し、部
    屋設定部の内側において、同じくスタツドに金属
    製パネル表板を目地幅を狭く近接させ、目地及び
    金属性パネル表板の側端部を、縦長の金属平板
    で、パネル表板と同色ないし同模様のプレートで
    蔽い、該プレートをスタツドに固定し、さらに上
    記部屋設定部内側において、前記金属製パネル表
    板の前方に突出した状態で補助スタツドを上記ス
    タツドに固定し、該補助スタツドに布張り等の化
    粧板を、ドア部等を除いた全面又は一部に、互い
    に面一に取着したことを特徴とする電波シールド
    室。
JP29100087A 1987-11-18 1987-11-18 電波シールド室 Granted JPH01133400A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29100087A JPH01133400A (ja) 1987-11-18 1987-11-18 電波シールド室

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JP29100087A JPH01133400A (ja) 1987-11-18 1987-11-18 電波シールド室

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01133400A JPH01133400A (ja) 1989-05-25
JPH0227840B2 true JPH0227840B2 (ja) 1990-06-20

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ID=17763160

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JP29100087A Granted JPH01133400A (ja) 1987-11-18 1987-11-18 電波シールド室

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JP (1) JPH01133400A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57128100A (en) * 1981-02-02 1982-08-09 Tdk Electronics Co Ltd Method of electromagnetically coupling radio wave shield
JPS59155198A (ja) * 1983-02-23 1984-09-04 コマニ−株式会社 電波シ−ルド室

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57128100A (en) * 1981-02-02 1982-08-09 Tdk Electronics Co Ltd Method of electromagnetically coupling radio wave shield
JPS59155198A (ja) * 1983-02-23 1984-09-04 コマニ−株式会社 電波シ−ルド室

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