JPH09125573A - 間仕切り壁 - Google Patents

間仕切り壁

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JPH09125573A
JPH09125573A JP30384395A JP30384395A JPH09125573A JP H09125573 A JPH09125573 A JP H09125573A JP 30384395 A JP30384395 A JP 30384395A JP 30384395 A JP30384395 A JP 30384395A JP H09125573 A JPH09125573 A JP H09125573A
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JP
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fixed
plate
door
plate body
panel
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JP30384395A
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English (en)
Inventor
Shiyuuichi Sakakibara
脩以智 榊原
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SAKAKIBARA KK
Original Assignee
SAKAKIBARA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家族構成に応じて部屋の間取りを変更自在と
する。 【解決手段】 床面及び天井に上下方桟木を夫々固定す
ると共に、天地の固定桟木に対して複数のパネル2、2a
…、3、3a…を突っ張る様に取付け、又左右方向で両側
壁間に配設される複数のパネル2、2a…、3、3a…を連
結し、更に左右両側壁に対して方立を活用してパネル
2、2a…、3、3a…を固定することによって、固定状態
となる複数のパネル2、2a…、3、3a…で構成される壁
体で既存の1部屋を2部屋以上に区割する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存の1部屋を2
部屋に分割する間仕切り壁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家庭、家屋において、大きな
1部屋を家族構成の変化等に応じて2部屋に分割する場
合には、部屋の天井にレールを設けると共に、該レール
に若干質量感のあるカーテンを吊り下げた様なカーテン
ウォールと称される物が一部で使用されているが、かか
るカーテンウォールは天井からの吊り下げで安定感が無
かった。
【0003】従って、カーテンウォールは見かけ上で
も、臨時的なものでしかあり得ず、又若干質量感のある
ものであっても、完全に部屋を区割する壁体という感覚
に乏しく、壁体に必要とされる防音、遮音効果が無い欠
点を有していた。
【0004】又、賃貸住宅において賃借人、住人が変わ
る時に、新たな住人はその間取りを選ぶことも選択要素
の1つであるが、賃貸物件の立地条件或いは住環境を優
先して賃貸物件を選択する賃借人にとっては、間取りを
軽視せざるを得ない欠点を有していたり、家族構成の変
化に殆ど対応出来ない欠点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、家族構成に
応じて部屋の間取りを変更自在とする様にした間仕切り
壁を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、家族構成の変化、年齢構成の変化、或いは賃
借人の変化に即応した間取りの確保が困難な課題、或い
はカーテンウォールの様な一時的、臨時的な仮壁では、
部屋としての必要条件を充分に満たす様に区割された独
立した部屋を提供出来ない課題に鑑み、床面及び天井に
上下方桟木を夫々固定すると共に、天地の固定桟木に対
して複数のパネルを突っ張る様に取付け、又左右方向で
両側壁間に配設される複数のパネルを連結し、更に左右
両側壁に対して方立を活用してパネルを固定することに
よって、固定状態となる複数のパネルで構成される壁体
で既存の1部屋を2部屋以上に区割する様にして、上記
課題を解決せんとしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面に基
づいて説明すると、1は本発明に係る間仕切り用のシス
テムパネルであり、図2の平面図及び図7乃至図20の
施工図に示す様に、既存の部屋Rに組立て式のシステム
パネル1を固定状態で取付けることによって、1部屋R
を所望する2部屋R1、R2以上に区割構成するもので
ある。
【0008】具体的には、図1、2、20等の全体図に
示す様に、既存の部屋Rの床F、両側壁W1、W2及び
天井C(一部の図面では簡略化した厚さで表示)に対し
て、システムパネル1を構成する複数の普通パネル2、
2a…及び特殊パネル3、3a…を連結且つ固定状態で取付
けるものである。
【0009】更に詳細には、図1、2、20等の全体
図、図3乃至図5の要部断面図、その他の施工図に示す
様に、部屋Rの床F上には下方桟木4を、天井Cには上
方桟木5を上下方に夫々突設すると共に、部屋Rの両側
壁W1、W2には上下方向の方立6、6aを夫々突設固定
している。
【0010】且つ、複数の普通パネル2、2a…及び特殊
パネル3、3a…を天地の固定された上下方桟木4、5に
夫々固定すると共に、普通パネル2、2a…及び特殊パネ
ル3、3a…を連結状態で固定してパネル連結体7を構築
し、両側壁W1、W2間の長さと略同等長さを有するパ
ネル連結体7の両側端を、両側壁W1、W2に設けた方
立6、6aに固定している。
【0011】尚、システムパネル1中の特殊パネル3、
3a…としては、図1、2、6、図10乃至図16、図2
0に示す様に、区割構築された部屋R1、R2への出入
口用のドア付パネル8及び部屋R1、R2の照明、電源
用の電気設備付パネル9、9a…等がある。
【0012】そこで、普通パネル2、2a…及び特殊パネ
ル3、3a…の共通的な全体構成は、図6の斜視図、図3
乃至図5の要部断面図、施工図中、図11(b) 、(c) に
示す様に、矩形状の外枠10a の内部に発砲スチロールの
様な軽量で、断熱性、遮音性、防音性を有する様な詰め
物10b を内装した所定厚さの板体10から成り、該板体10
の下面には長手方向に嵌合溝11を穿設し、上面には埋め
込み固定されたナット12、12a …に対して、上方へ突出
量調整自在なアジャスターボルト13、13a …を設け、又
板体10の両側面には上下方向に連結溝14、14a を夫々穿
設している。
【0013】上記アジャスターボルト13、13a …は、図
5、図11(a) 、(b) に示す様に、ボルトにおける六角
頭15の上部に座板16及び截頭円錐台形状の嵌入部17を一
体固定した形状と成している。
【0014】又、床Fの上面に突出固定する下方桟木4
は、図5、図11(c) 等に示す様に、板体10下面の嵌合
溝11に嵌合自在な形状の矩形状のものであり、床Fに固
定された下方桟木4に対して普通パネル2、2a…及び特
殊パネル3、3a…(板体10)の下面に設けた嵌合溝11を
嵌合する様に成し、好ましくは板体10の下面が若干浮く
様にしている。
【0015】又、図5、8、11(a) 、16等に示す様
に、天井Cに取付ける上方桟木5は、板体10の厚さと略
同一幅を有すると共に、その下面長手方向に嵌合溝18を
穿設し、該嵌合溝18に板体10の上面に設けたアジャスタ
ーボルト13、13a …上端の嵌入部17を嵌入させると共
に、アジャスターボルト13、13a …の座板16の上面は上
方桟木5の下面に当接する様に成している。
【0016】尚、図5に示す様に、部屋Rの床F及び天
井Cに取付ける上下方桟木4、5はネジ20、20a で夫々
固定している。
【0017】又、図2、3、4、7、8等に示す様に、
部屋Rの両側壁W1、W2に固定する一対の方立6、6a
にあっては、側壁W1、W2に沿って立設する方立柱21
と、該方立柱21の端部から直角に部屋の中央方向へ指向
する一方の方立板22を一体化したL型方立23と、該L型
方立23の一方の方立板22に板体10相当幅を設けた平行状
態で対向する他方の方立板24から成り、方立6、6aをL
型方立23と他方の方立板24でU字型と成し、該U字型嵌
合部に板体10の側端部を挟着状態で嵌合する様に成して
いる。
【0018】そして、図3に示す様に、好ましくはL型
方立23の方立柱21をネジ25で両側壁W1、W2に固定
し、板体10の側端部を方立柱21に当接し、他方の方立板
24をL型方立23の方立柱21にネジ26で固定している。
【0019】尚、図4に示し、施工説明で後述する様
に、パネル連結体7と両側壁W1、W2間の長さが一致
しない場合には、他方の側壁W2に対してL型方立23を
固定せず、パネル連結体7(板体10)の端部前後面にL
型方立23の一方の方立板22及び対向する他方の方立板24
をネジ27、27a で固定する場合もある。
【0020】次に、パネル連結体7を構成する複数の普
通パネル2、2a…及び特殊パネル3、3a…の連結状態に
あっては、図2、3に示す様に、板体10の両側面に設け
た連結溝14、14a に対して連結桟28、28a …を相互に嵌
合させることによって、パネル連結体7における普通パ
ネル2、2a…及び特殊パネル3、3a…の連結状態を維持
している。
【0021】又、特殊パネル3、3a…の内、ドア付パネ
ル8にあっては、図12乃至図15に示す様に、板体10
の中央下部に前後面に貫通する様に開口部(通い口)29
を開設し、該開口部29に面する板体10の残余部である門
型状のドア壁30の一側に設けた固定枠31に2管丁番32、
32a の一方部品を取付け、該2管丁番32、32a の一方部
品にドア33の周囲の框に相当するドア枠34の一側に設け
た2管丁番32、32a の他方部品を差し込み、板体10のド
ア壁30に対してドア33を開閉自在に取付けている。
【0022】又、図3、12、13、14に示す様に、
ドア付パネル8における板体10のドア壁30に取付ける固
定枠31にあっては、板体10の連結溝14、14a とは異なっ
た位置で、固定枠31の開口部29側で上下方向に溝35、35
a を穿設すると共に、該溝35、35a から板体10のドア壁
30を貫通させて隣接する普通パネル2、2a…又は特殊パ
ネル3、3a…の板体10に到達する様にネジ36、36a …で
固定している。
【0023】又、ドア壁30に設けた固定枠31の溝35、35
a には戸当り37、37a を、固定枠31から開口部29側に若
干量突出する様に嵌合させ、更に戸当り37、37a と固定
枠31を木ネジ38、38a …及びキャップ39、39a …で固定
している。
【0024】又、電気設備付パネル9にあっては、図
3、5、6、10、11(a) 、16に示す様に、板体10
の前後面に取付けたスイッチ、プラグその他の電気設備
40、40a …のコード41を、板体10の側面に設けた連結溝
14、14a 内に配置すると共に、板体10の上方に延長させ
て板体10の上面と上方桟木5の下面の間に配線し、かか
るコード41の先端を天井C又は側壁W1、W2等から延
長させたコード42と連結している。
【0025】尚、隣接する板体10間の連結に際して、連
結溝14、14a 内にコード41を入れた状態で、連結桟28、
28a …を連結溝14、14a に嵌合して隣接する板体10を連
結して全体的にパネル連結体7を形成しており、連結溝
14、14a と連結桟28、28a …の長手方向の長さ、深さは
コード41の配線スペースを考慮する。
【0026】又、図1、5、18、19に示す様に、床
F及び天井Cに対して固定状態と成ったパネル連結体7
に対して、該パネル連結体7の上下前後面、上方桟木5
及びパネル連結体7と上方桟木5間の空間を夫々被覆す
る様に、廻縁43、43a 及び巾木44、44a をネジ45、45a
…で上方桟木5又は板体10の外枠10a に夫々固定してい
る。
【0027】次に、本発明に係る間仕切り壁の施工手順
について説明すると、先ず、図7に示す様に、区割する
部屋Rにおける一方の側壁W1に対してL型方立23を固
定し、次に、図8、9に示す様に、床F及び天井Cに対
して上下方桟木4、5を夫々固定する。
【0028】次に、図10、11に示す様に、床Fに固
定した下方桟木4に対して、板体10下面の嵌合溝11を嵌
合させると共に、立設状態と成した板体10上面のアジャ
スターボルト13、13a …を上方桟木5の嵌合溝18に嵌入
させ、板体10を所定位置にスライドさせた後、アジャス
ターボルト13、13a …の突出量を調節して、床F及び天
井Cの上下方桟木4、5に対して板体10を突っ張り状態
で固定する。
【0029】そして、2枚目以降の板体10を同様なる手
順で上下方向に取付けると共に、仮取付された板体10の
連結溝14、14a に連結桟28、28a …を嵌合させ(図2、
3参照)、2枚目以降の板体10を固定完了した板体10側
にずらして連結桟28、28a …を介して両隣の板体10を連
結させ、アジャスターボルト13、13a …の調整で板体10
を固定する。
【0030】次に、ドア付パネル8の取付けに際して
は、図12に示す様に、ドア33を外した状態で、その固
定枠31、ドア壁30を貫通してネジ36、36a …で隣接する
板体10と相互固定し、図14に示す様に、固定枠31に戸
当り37、37a を突出状態で固定した後、図15に示す様
に、ドア33をドア付パネル8における板体10のドア壁30
に開閉自在に取付ける。
【0031】又、電気設備付パネル9の取付けに際して
は、図10、11(a) に示す様に、板体10の連結溝14、
14a にコード41を上方向に這わせた後、図3に示す様
に、コード41と共に連結桟28、28a …を連結溝14、14a
に嵌合し、図16に示す様に、コード41の先端を板体10
の上部と上方桟木5の間で這わせ、天井C又は側壁W
1、W2から配線されたコード42と接続する。
【0032】そして、パネル連結体7の終端の取付仕舞
に関して、他方の側壁W2側に接近した時に、パネル連
結体7の長さと両側壁W1、W2間の距離に応じて次の
2種類の方法から選択する。
【0033】先ず、図4に示す様に、パネル連結体7の
終端と他方の側壁W2の間隔が接近している場合には、
全ての板体10(普通パネル2、2a…及び特殊パネル3、
3a…)を連結してパネル連結体7を構築した後、パネル
連結体7の終端と他方の側壁W2間の隙間にL型方立23
の方立柱21を嵌入し、その後、他方の方立板24をあてが
い、平行一対の方立板22、24を下方桟木4及び上方桟木
5に固定されたパネル連結体7の終端部にネジ27、27a
で固定する。
【0034】又は、最後の板体10の取付け前に、システ
ムパネル1の構築における初期段階と同様に、他方の側
壁W2に対してもL型方立23を固定し、その後に嵌め込
んだ板体10を一方の側壁W1側に固定したL型方立23側
にスライドさせる様にして取付け、最後に他方の方立板
24を固定する。
【0035】尚、かかる施工手順の時には、パネル連結
体7終端側の板体10を最後に取り付けず、中間位置或い
は一枚手前の段階で最後の板体10を取り付けた方が施工
容易となる。
【0036】そして、図1、5、18、19、20に示
す様に、最後にパネル連結体7の上下で、上下方桟木
4、5を被覆する様に、廻縁43、43a 及び巾木44、44a
を取付ける。
【0037】又、図2に示す様に、新しく構築したシス
テムパネル1の間仕切り壁に、更にシステムパネル1を
設けて部屋Rを3区画以上の部屋R1、R2にすること
も出来る。
【0038】尚、本発明に係るシステムパネル1を使用
して設定した間取りを再度変更する場合に、或いはシス
テムパネル1を撤去して元の部屋Rに復元する場合に、
システムパネル1を部屋R1、R2から除去した時に
は、上下方桟木4、5及びL型方立23の取付用の多数の
ビス孔が残るが、クロスの張り替え、パテ塗り込みその
他の方法で被覆対応することが出来る。
【0039】
【発明の効果】要するに本発明は、床Fの上面に下方桟
木4を突設すると共に、天井Cの下面に、下面側長手方
向に嵌合溝18を設けた上方桟木5を突設したので、シス
テムパネル1を構築する最低限の部屋Rに対する取付部
材は上下方桟木4、5だけであるために、施工が容易に
なると共に、システムパネル1の除去時の傷痕を減少さ
せることが出来、又立設させる複数の板体10の下面長手
方向に設けた嵌合溝11を下方桟木4に嵌合させると共
に、板体10の上面に設けた突出量を調整自在なアジャス
ターボルト13、13a …を上方桟木5の嵌合溝18に嵌合し
たので、床F及び天井Cに対して、複数の普通パネル
2、2a…及び特殊パネル3、3a…を連結したパネル連結
体7を上下2方向で突っ張り状態で固定することによ
り、質量感のある安定固定されたシステムパネル1を構
築することが出来、1部屋Rを2部屋R1、R2にする
様な間取りの変更を容易に行うことが出来、又固定状態
が堅固であるために、恒久的な取付けも可能であり、部
屋Rを完全に区割することが出来る。
【0040】又、嵌合溝11を設ける様な板体10は充分な
厚さを有するために、防音、遮音効果等も有し、上記効
果と相俟って独立した部屋R1、R2の様な家族構成に
応じた間取りを構築することが出来、或いは復元状態が
容易であるために、賃貸住宅の間取りの変更も出来、魅
力的な住環境を賃貸人、賃借人共に提供、使用すること
が出来る。
【0041】又、板体10の両側面上下方向に連結溝14、
14a を設け、連結される板体10の対向する連結溝14、14
a に連結桟28、28a …を嵌合させたので、多数の板体10
は天地での固定の他、横方向での連結も行われ、多数の
板体10が連結されたパネル連結体7は安定感を増大させ
ることが出来る。
【0042】又、一部の板体10に電気設備40、40a …を
設けたので、区割された部屋R1、R2には、元の部屋
Rに設けられた電気設備以外に新たな電気設備40、40a
…を必要とする、ことに対して多数の普通パネル2、2a
…及び特殊パネル3、3a…中、電気設備付パネル9、9a
…で対応し、部屋R1、R2が構築された後に電気設備
40、40a …を付加設置することに比して、施工を容易に
することが出来、又電気設備40、40a …に接続したコー
ド41を連結溝14、14a 及び上方桟木5の下面と板体10の
上面間に配線し、連結溝14、14a にコード41を配線した
状態で連結桟28、28a …を更に嵌め込んだので、コード
41の配線作業を容易にすることが出来、又電源元から配
線されたコード42との接続をシステムパネル1と天井C
の上方桟木5の間で行うことにより、最終的な配線作業
も容易に行うことが出来る。
【0043】又、板体10の前後面上部と上方桟木5を被
覆する廻縁43、43a を上方桟木5に固定したので、パネ
ル連結体7の上面と天井Cの上方桟木5の間における空
間、即ち、パネル連結体7を天地方向に堅固に固定する
アジャスターボルト13、13a…の作業空間、或いはコー
ド41、42の配線、結線空間を被覆して見栄えを良好にす
ることが出来る。
【0044】又、一部の板体10の前後面にドア壁30を残
す様に開口部29を開設すると共に、該開口部29にドア33
を開閉自在に設けてドア付パネル8を構成したので、区
割された部屋R1、R2に必要とするドア33を、一体化
されたドア付パネル8で提供することにより、ドア33の
後付け工法に比して施工を容易にすることが出来、又ド
ア付パネル8の板体10におけるドア壁30と隣接する板体
10をネジ36、36a …で直接固定したので、ドア33用の開
口部29を有する板体10は強度低下があるとしても、隣接
する板体10とドア壁30を連結して強度向上を図ることが
出来る。
【0045】又、少なくとも一方の側壁W1、W2に、
方立柱21と方立板22から成るL型方立23を固定し、方立
柱21に板体10の側端部を接触させると共に、板体10の前
後面を挟着する様に、他方の方立板24をL型方立23の方
立柱21に固定したので、板体10が連続配置されたパネル
連結体7に対して、天地の固定以外に側壁W1、W2に
も固定出来、パネル連結体7を4方向で固定して固定状
態を更に強固、堅固、安定化することが出来る等その実
用的効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシステムパネルによる間仕切り壁
の正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のAーA断面における要部を示す拡大図で
ある。
【図4】図1のBーB断面における要部を示す拡大図で
ある。
【図5】図1のCーC断面における要部を示す拡大図で
ある。
【図6】板体の斜視図である。
【図7】施工順中、一方の側壁に対するL型方立の取付
け図である。
【図8】天井に対する上方桟木の取付図である。
【図9】一方の側壁、天井及び床に対するL型方立及び
上下方桟木の取付図である。
【図10】1枚目の板体の取付け状態を説明する図であ
る。
【図11】(a) は天井への板体の固定状態を説明する
図、(b) は板体の上部を示す図、(c) は床への板体の固
定状態を説明する図である。
【図12】ドア付パネルの取付け配置状態を説明する図
である。
【図13】ドア付パネルの固定状態を説明する図であ
る。
【図14】ドア付パネルに対して戸当りを固定する説明
図である。
【図15】ドアを取付ける状態を示す図である。
【図16】コードの配線状態を説明する図である。
【図17】他方の方立板を固定する図である。
【図18】廻縁を固定する図である。
【図19】巾木を固定する図である。
【図20】完成状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
4 下方桟木 5 上方桟木 8 ドア付パネル 10 板体 11 嵌合溝 13、13a … アジャスターボルト 14、14a 連結溝 18 嵌合溝 21 方立柱 22 方立板 23 L型方立 24 方立板 28、28a … 連結桟 29 開口部 30 ドア壁 33 ドア 36、36a … ネジ 40、40a … 電気設備 41 コード 43、43a 廻縁 C 天井 F 床 W1、W2 側壁
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/74 561 E04B 2/74 561A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床の上面に下方桟木を突設すると共に、
    天井の下面に、下面側長手方向に嵌合溝を設けた上方桟
    木を突設し、立設させる複数の板体の下面長手方向に設
    けた嵌合溝を下方桟木に嵌合させると共に、板体の上面
    に設けた突出量を調整自在なアジャスターボルトを上方
    桟木の嵌合溝に嵌合したことを特徴とする間仕切り壁。
  2. 【請求項2】 板体の両側面上下方向に連結溝を設け、
    連結される板体の対向する連結溝に連結桟を嵌合させた
    ことを特徴とする請求項1の間仕切り壁。
  3. 【請求項3】 一部の板体に電気設備を設け、該電気設
    備に接続したコードを連結溝及び上方桟木の下面と板体
    の上面間に配線し、連結溝にコードを配線した状態で連
    結桟を更に嵌め込んだことを特徴とする請求項2の間仕
    切り壁。
  4. 【請求項4】 板体の前後面上部と上方桟木を被覆する
    廻縁を上方桟木に固定したことを特徴とする請求項3の
    間仕切り壁。
  5. 【請求項5】 一部の板体の前後面にドア壁を残す様に
    開口部を開設すると共に、該開口部にドアを開閉自在に
    設けてドア付パネルを構成し、該ドア付パネルの板体に
    おけるドア壁と隣接する板体をネジで直接固定したこと
    を特徴とする請求項1、2、3又は4の間仕切り壁。
  6. 【請求項6】 少なくとも一方の側壁に、方立柱と方立
    板から成るL型方立を固定し、方立柱に板体の側端部を
    接触させると共に、板体の前後面を挟着する様に、他方
    の方立板をL型方立の方立柱に固定したことを特徴とす
    る請求項1、2、3、4又は5の間仕切り壁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006138102A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Sekisui Chem Co Ltd 可動間仕切り壁パネルと可動間仕切り壁システム

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