JP2558441Y2 - 遮音天井 - Google Patents

遮音天井

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JP2558441Y2
JP2558441Y2 JP1991102627U JP10262791U JP2558441Y2 JP 2558441 Y2 JP2558441 Y2 JP 2558441Y2 JP 1991102627 U JP1991102627 U JP 1991102627U JP 10262791 U JP10262791 U JP 10262791U JP 2558441 Y2 JP2558441 Y2 JP 2558441Y2
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JP
Japan
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ceiling
sound insulation
joint
sheet
sound
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由男 佐野
雄一郎 川田
浩二 田中
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、遮音天井に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】空港、基地、新幹線、工場の周辺の住宅
や、一般住宅のピアノ室、オーディオルーム、寝室、子
供室、あるいは騒音防止条例やカラオケ騒音防止条例の
対象となる店、あるいは産業用等の種々の用途例におい
て示される防音が必要な部屋の天井防音工事は従来次の
ようにして行っていた。すなわち、天井材を施工した後
に遮音シートを敷きつめるか、あるいは下地合板を施工
した後に下地合板に遮音シートを貼り、その後で天井材
を施工するという(1)天井材+遮音シートの方法、天
井用遮音ボードを下地貼り施工した後に天井材を施工す
るという(2)天井用遮音ボード+天井材の方法、の
(1)、(2)の方法が一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記の
(1)の従来例においては、天井材を施工した後に遮音
シートを敷きつめるか、あるいは下地合板を施工した後
に下地合板に遮音シートを貼り、その後で天井材を施工
するため施工が大変であった。また、(2)の従来例に
おいても、天井用遮音ボードを下地貼り施工した後に天
井材を施工するためこの方法も施工が大変であった。
【0004】本考案は上記の従来の点に鑑みて考案した
ものであり、その目的とするところは、天井パネルを施
工するのみで防音工事が同時にできる遮音効果のある
音天井を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の従来例の問題点を
解決するために本考案の遮音天井は、天井枠材1の下面
部に遮音シート2を張設すると共に遮音シート2の下面
に表面化粧基材3を張設して天井パネル4を構成し、
いに隣合う天井パネル4の対向面に目地板挿入用溝部8
を形成し、背面に目地用遮音シート5を取着した目地板
9の両端部を隣合う天井パネル4の目地板挿入用溝部8
に挿入し、天井枠材1の下面部に張設した遮音シート2
の端部の真上に目地用遮音シート5の端部が平面視で重
なるように配置して成るものである。
【0006】
【作用】天井枠材1の下面部に遮音シート2を張設する
と共に遮音シート2の下面に表面化粧基材3を張設して
天井パネル4を構成することで、天井パネル4そのもの
が高い遮音性を有することになり、天井パネル4を施工
するのみで遮音天井の施工ができるようになったもので
ある。
【0007】そして、互いに隣合う天井パネル4の対向
面に目地板挿入用溝部8を形成し、背面に目地用遮音シ
ート5を取着した目地板9の両端部を隣合う天井パネル
4の目地板挿入用溝部8に挿入し、天井枠材1の下面部
に張設した遮音シート2の端部の真上に目地用遮音シー
ト5の端部が平面視で重なるように配置することで、目
地板9の端部の接続部分においては2重に遮音ができる
ようになったものである。
【0008】
【実施例】以下、本考案を添付図面に示す実施例に基づ
いて詳述する。図1には本考案の一実施例が示してあ
り、天井枠材1の下面部に遮音シート2を張設すると共
に遮音シート2の下面に表面化粧基材3を張設して天井
パネル4を構成してある。ここで、遮音シート2は例え
ば塩化ビニル樹脂シート内に鉛などの高比重の金属粉や
高比重の金属粒が混入されたものやあるいは鉛シートの
ようなものが用いられる。この遮音シート2は例えば厚
みが1mm程度である。表面化粧基材3は例えば合板、
珪酸カルシウム板、石膏ボード等であり、実施例におい
ては2.5mm厚の合板が用いてある。この表面化粧基
材3の表面には化粧仕上げがしてあってもよく、あるい
は後から天井仕上げ材を貼ってもよいものである。天井
枠材1は縦桟6と横桟7とで枠組みしてあり、天井枠材
1の側端面部には目地板挿入用溝部8が形成してある。
【0009】上記のような構成の天井パネル4は従来の
遮音を必要としない通常の天井材の施工と同様にして施
工するものである。そして、天井パネル4と天井パネル
4との接合は隣り合う天井パネル4の対向面に存在する
目地板挿入用溝部8に目地板9の両端部をはめ込んで接
合するものである。この場合、目地板9の背面には目地
用遮音シート5が取着してあって、接合目地部分におけ
る遮音を行うようになっている。目地板9としては例え
は2.5mm厚の合板が用いられ、この合板の背面に上
記遮音シート2と同じ材料の目地用遮音シート5を取着
してある。
【0010】上記の構造の天井パネル4を施工した本考
案の天井(実施例1という)と、上記した(1)天井材
+遮音シートの方法による天井と(比較例1という)、
(2)天井用遮音ボード+天井材の方法による天井(比
較例2という)との音響透過損失を測定した結果を下記
の表1に示す。
【0011】
【表1】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【考案の効果】本考案にあっては、上述のように天井枠
材の下面部に遮音シートを張設すると共に遮音シートの
下面に表面化粧基材を張設して天井パネルを構成するの
で、天井パネルそのものが高い遮音性を有するものであ
って、天井パネルを施工するのみで遮音天井の施工がで
きるという利点があり、また互いに隣合う天井パネルの
対向面に目地板挿入用溝部を形成し、背面に目地用遮音
シートを取着した目地板の両端部を隣合う天井パネルの
目地板挿入用溝部に挿入し、天井枠材の下面部に張設し
た遮音シートの端部の真上に目地用遮音シートの端部が
平面視で重なるように配置するので、天井パネル同士の
接合部分においても高い遮音性を確保できるのみなら
ず、特に、目地板の端部の接続部分においては2重に遮
音ができるものである。また、目地板挿入用溝部に背面
に目地用遮音シートを取着した目地板の端部を挿入する
ので、目地板の背面に取着された目地用遮音シートが剥
がれ難く簡単且つ確実に接続施工ができるものである。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 天井枠材 2 遮音シート 3 表面化粧基材 4 天井パネル 5 目地用遮音シート8 目地板挿入用溝部 9 目地板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−453(JP,A) 実開 昭57−102617(JP,U) 実開 昭56−19615(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井枠材の下面部に遮音シートを張設す
    ると共に遮音シートの下面に表面化粧基材を張設して天
    井パネルを構成し、互いに隣合う天井パネルの対向面に
    目地板挿入用溝部を形成し、背面に目地用遮音シートを
    取着した目地板の両端部を隣合う天井パネルの目地板挿
    入用溝部に挿入し、天井枠材の下面部に張設した遮音シ
    ートの端部の真上に目地用遮音シートの端部が平面視で
    重なるように配置して成る遮音天井
JP1991102627U 1991-12-13 1991-12-13 遮音天井 Expired - Fee Related JP2558441Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57102617U (ja) * 1980-12-15 1982-06-24
JPS59453A (ja) * 1982-06-22 1984-01-05 岡村 平 遮音機構を施した天井工法

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JPH0549917U (ja) 1993-07-02

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