JPH0512413Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0512413Y2 JPH0512413Y2 JP18977887U JP18977887U JPH0512413Y2 JP H0512413 Y2 JPH0512413 Y2 JP H0512413Y2 JP 18977887 U JP18977887 U JP 18977887U JP 18977887 U JP18977887 U JP 18977887U JP H0512413 Y2 JPH0512413 Y2 JP H0512413Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- enamel
- panel surface
- plate
- shaped
- side panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000003298 dental enamel Anatomy 0.000 claims description 24
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 229910052918 calcium silicate Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000000378 calcium silicate Substances 0.000 claims description 4
- OYACROKNLOSFPA-UHFFFAOYSA-N calcium;dioxido(oxo)silane Chemical compound [Ca+2].[O-][Si]([O-])=O OYACROKNLOSFPA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は建築物の外壁のコーナー部等に取付け
て用いられるL形状ほうろうパネルに関するもの
である。
て用いられるL形状ほうろうパネルに関するもの
である。
(従来の技術)
建築物のコーナー部等に用いられるL形状のほ
うろうパネルは、第2図a,bに示されるように
L形状のほうろう板10をALC板11あるいは
珪酸カルシウム板12等に取付けたものが普通で
ある。しかし、一般にほうろう板10は焼成時に
多少なりとも歪むため正面パネル面13と側面パ
ネル面14との間の直角度を正確に出すことは困
難であるから、建築物への取付後に各パネル相互
間に不揃いが生じていた。また仮りにほうろう板
10の歪みを矯正しながらクリツプ15とタツピ
ングビスにより取付けようとしても、ほうろう板
10の歪みを矯正する段階でほうろうにクラツク
等が入つてほうろう飛び等の悪影響を与えるなど
の問題点があつた。
うろうパネルは、第2図a,bに示されるように
L形状のほうろう板10をALC板11あるいは
珪酸カルシウム板12等に取付けたものが普通で
ある。しかし、一般にほうろう板10は焼成時に
多少なりとも歪むため正面パネル面13と側面パ
ネル面14との間の直角度を正確に出すことは困
難であるから、建築物への取付後に各パネル相互
間に不揃いが生じていた。また仮りにほうろう板
10の歪みを矯正しながらクリツプ15とタツピ
ングビスにより取付けようとしても、ほうろう板
10の歪みを矯正する段階でほうろうにクラツク
等が入つてほうろう飛び等の悪影響を与えるなど
の問題点があつた。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案はこのような従来の問題点を解決して、
クリツプ等の有無構造にかかわらず正面パネル面
と側面パネル面との間の直角度を正しく保持させ
ることができるL形状ほうろうパネルを目的とし
て完成されたものである。
クリツプ等の有無構造にかかわらず正面パネル面
と側面パネル面との間の直角度を正しく保持させ
ることができるL形状ほうろうパネルを目的とし
て完成されたものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案はコーナー部に溶接された3角プレート
によつて直角度を出したL形状のほうろう板を、
側面パネル面の裏面に空洞部を形成した状態で
ALCまたは珪酸カルシウム板等の裏打材に取付
けたことを特徴とするものである。
によつて直角度を出したL形状のほうろう板を、
側面パネル面の裏面に空洞部を形成した状態で
ALCまたは珪酸カルシウム板等の裏打材に取付
けたことを特徴とするものである。
(実施例)
次に本考案を第1図に示す実施例によつて更に
詳細に説明すると、1は正面パネル面2と側面パ
ネル面3とからなるL形状のほうろう板であり、
その周囲には第1図aに示すようなクリツプのな
い折曲片4あるいは第1図bに示すクリツプ8を
有する折曲片4が形成されている。このようなほ
うろう板1は焼成歪によつて直角度が出にくいこ
とは前述したとおりであるが、本考案のほうろう
板1にはL形状のコーナー部に3角プレート5が
点溶接によつて固定され、これによつて直角度を
出している。3角プレート5はほうろうの乗りを
良くするためにほうろう板1と同材質によつて作
成されるものとし、一辺が60mm以上の直角3角形
状とすれば正面パネル面2と側面パネル面3との
間の角度を90°±0〜90°±0.25 0とすることができ
る。このようにして直角度を出されたほうろう板
1はALC板あるいは珪酸カルシウム板等のよう
な裏打材6に取付けられるが、このとき裏打材6
と側面パネル面3の裏面との間にはわずかな空洞
部7を形成し、不正確な形状の裏打材6によつて
ほうろう板1の直角度が損われないようにしてあ
る。
詳細に説明すると、1は正面パネル面2と側面パ
ネル面3とからなるL形状のほうろう板であり、
その周囲には第1図aに示すようなクリツプのな
い折曲片4あるいは第1図bに示すクリツプ8を
有する折曲片4が形成されている。このようなほ
うろう板1は焼成歪によつて直角度が出にくいこ
とは前述したとおりであるが、本考案のほうろう
板1にはL形状のコーナー部に3角プレート5が
点溶接によつて固定され、これによつて直角度を
出している。3角プレート5はほうろうの乗りを
良くするためにほうろう板1と同材質によつて作
成されるものとし、一辺が60mm以上の直角3角形
状とすれば正面パネル面2と側面パネル面3との
間の角度を90°±0〜90°±0.25 0とすることができ
る。このようにして直角度を出されたほうろう板
1はALC板あるいは珪酸カルシウム板等のよう
な裏打材6に取付けられるが、このとき裏打材6
と側面パネル面3の裏面との間にはわずかな空洞
部7を形成し、不正確な形状の裏打材6によつて
ほうろう板1の直角度が損われないようにしてあ
る。
(作用)
このように構成されたものは、建築物外壁のコ
ーナー部等に取付けられるものであるが、本考案
においてはL形状のほうろう板1の正面パネル面
2と側面パネル面3とはコーナー部分に溶接され
た3角プレート5によつて焼成歪が出ないように
正確に直角度を出してあるので、クリツプの有無
にかかわらず建築物に取付けた際に各パネル相互
間に不揃いが生じることはない。しかも本考案の
L形状ほうろうパネルはほうろう板1と3角プレ
ート5とを共材によつて形成しているので3角プ
レート5の表面にもほうろうを施釉することがで
き、耐久性の点でも問題がないものである。
ーナー部等に取付けられるものであるが、本考案
においてはL形状のほうろう板1の正面パネル面
2と側面パネル面3とはコーナー部分に溶接され
た3角プレート5によつて焼成歪が出ないように
正確に直角度を出してあるので、クリツプの有無
にかかわらず建築物に取付けた際に各パネル相互
間に不揃いが生じることはない。しかも本考案の
L形状ほうろうパネルはほうろう板1と3角プレ
ート5とを共材によつて形成しているので3角プ
レート5の表面にもほうろうを施釉することがで
き、耐久性の点でも問題がないものである。
(考案の効果)
本考案は以上の説明からも明らかなように、ク
リツプの有無にかかわらない構造であるにもかか
わらず正面パネル面と側面パネル面との間の直角
度を正しく保持させることができるものであり、
構造が簡単で安価に製作できるうえ、耐久性にも
優れたものである。よつて本考案は従来の問題点
を一掃したL形状ほうろうパネルとして、その実
用的価値は極めて大きいものである。
リツプの有無にかかわらない構造であるにもかか
わらず正面パネル面と側面パネル面との間の直角
度を正しく保持させることができるものであり、
構造が簡単で安価に製作できるうえ、耐久性にも
優れたものである。よつて本考案は従来の問題点
を一掃したL形状ほうろうパネルとして、その実
用的価値は極めて大きいものである。
第1図aは本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第1図bは本考案の異なる実施例を示す一部
切欠斜視図、第2図a、bは従来例を示す一部切
欠斜視図である。 1……L形状のほうろう板、3……側面パネル
面、5……3角プレート、6……裏打材、7……
空洞部、8……クリツプ。
図、第1図bは本考案の異なる実施例を示す一部
切欠斜視図、第2図a、bは従来例を示す一部切
欠斜視図である。 1……L形状のほうろう板、3……側面パネル
面、5……3角プレート、6……裏打材、7……
空洞部、8……クリツプ。
Claims (1)
- コーナー部に溶接された3角プレート5によつ
て直角度を出したL形状のほうろう板1を、側面
パネル面3の裏面に空洞部7を形成した状態で
ALCまたは珪酸カルシウム板等の裏打材6に取
付けたことを特徴とするL形状ほうろうパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18977887U JPH0512413Y2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18977887U JPH0512413Y2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0192408U JPH0192408U (ja) | 1989-06-16 |
JPH0512413Y2 true JPH0512413Y2 (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=31480791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18977887U Expired - Lifetime JPH0512413Y2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0512413Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-14 JP JP18977887U patent/JPH0512413Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0192408U (ja) | 1989-06-16 |
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