JP3010019U - 間仕切用パネル - Google Patents

間仕切用パネル

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JP3010019U
JP3010019U JP1994014083U JP1408394U JP3010019U JP 3010019 U JP3010019 U JP 3010019U JP 1994014083 U JP1994014083 U JP 1994014083U JP 1408394 U JP1408394 U JP 1408394U JP 3010019 U JP3010019 U JP 3010019U
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panel
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partition
building materials
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JP1994014083U
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Inventor
寛 野垣内
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寛 野垣内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネル用ペーパーコアの両端面に、石膏ボー
ド等壁面用建材を接着した間仕切用パネルにおいて、壁
面に電気配線器具を取り付け、パネル内を通して電気配
線が容易であり、且建造物への間仕切用パネルの止め部
材が、室内に露出しないように固定し得る間仕切用パネ
ルを提供する。 【構成】 パネル用ペーパーコアの両端面に、石膏ボー
ド等壁面用建材を接着した間仕切用パネルにおいて、パ
ネルの左右両端に枠体10、11を接着するとともに、
配線樋14をパネル内に接着し、前記枠体の下部に溝1
5を設うけ且枠体をパネルから天井方向へ所定寸法突出
させた間仕切用パネル。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、病院、ホテル、貸店舗、事務所、住宅等建物における、間仕切用 パネルの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
病院、ホテル、貸店舗、事務所、住宅等建物における間仕切用パネルとして、 JISA6931に定めるパネル用ペーパーコアの両端面に、石膏ボード等の壁 面用建材を接着した幅90糎、高さ240等所定寸法の間仕切用パネルがあるが 、これを建築現場において、建物に組み込む場合、間仕切用パネルの壁面に、照 明器具、OA機器用等のための、さし込み接続器、開閉器等を設け、天井から間 仕切用パネル内を通路として、電源用の配線を施すことは不可能であった。その ため、パネル用ペーパーコアの両端面に壁面用建材を接着した間仕切用パネルは 、内部に電気配線を要する壁面には、間仕切として使用できない欠点があった。
【0003】 また間仕切用パネルを建造物に固定する場合は図2に示す通り間仕切用パネル の上端を天井面4、下端を床面5に、止め部材6、7、8、9等により固定して いたが、天井面、床面に止め部材が露出して外観を阻害し、また止め部材を固定 している釘の頭の発錆等も外観を阻害する欠点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案はパネル用ペーパーコアの両端面に、壁面用建材を接着した間仕切用 パネルの壁面に、電気器具を取り付け、間仕切用パネルの内部を通り、天井面等 への電気配線工事が容易に可能な間仕切用パネルを提供するのが第一の目的であ る。
【0005】 更に、間仕切用パネルを天井面、床面に固定する場合の止め部材が、天井面、 床面に露出することなく、しかも容易に確実に固定し得る間仕切用パネルを提供 するのが第二の目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
ペーパーコアの両端面に石膏ボード等の建材を、接着剤により接着する際に、 一辺の長さがペーパーコア厚寸法に等しい四角形又はU字形の配線樋を同時に内 設接着することにより、間仕切用パネル内の電気配線の通過を可能にし、第一の 目的を達成した。
【0007】 ペーパーコアの両端面に石膏ボード等の建材を、接着剤により接着する際に、 パネルの左右両端に枠体を接着し、各々の枠体の下部中央に溝を設け、間仕切用 パネルを建造物に固定する場合には、床面に固定した止め部材に嵌込むことによ り固定し、また各々の枠体の上部は、間仕切用パネルから所定寸法突出せしめ、 天井裏にて枠体を適宜固定することにより、第二の目的を達成した。
【0008】
【実施例】
以下図面に示す実施例について詳細に説明する。図3は本考案の間仕切用パネ ルの正面図、図4は図3のA矢視図。図4において、石膏ボード等建材3、3の 間に、ペーパーコア1、2及び一辺の長さがペーパーコア厚寸法に等しい断面が 四角形の配線樋14を接着剤により接着し、且両端に枠体10、11を接着する 。断面がU字形の配線樋16を使用した他の実施例を図6に示す。
【0009】 枠体10、11は図3に示す通り、間仕切用パネルの壁面建材3からC寸法突 出し、図7に示す天井裏において、柱、椽、桁等に適宜固定する。 また枠体10には図4に示す溝12、枠体11には突部13が設けてあり、二 点鎖線に示す通り、間仕切用パネルを並列して設置する場合は、隣接する間仕切 用パネルの突部13と溝12が互いに係合し一体化する。 更に枠体10、11の各々の下部には図3、図5に示す溝15を設け、図7、 図8に示す通り、床面5には溝15に嵌め込み係合する止め部材17を固定する 。 以上の通り間仕切用パネルの上部、下部を建造物に固定した後、図8に示す通 り、間仕切用パネルの壁面建材3に接して、天井板4を適宜張り付ける。
【0010】 以上の間仕切用パネルの壁面に、電気配線器具の開閉器、差し込み接続等必要 な場合には、図7に示す通り壁面建材3に、窓孔18を切り込み設け、電気配線 器具を窓孔18に埋め込み、天井裏からの電気配線を配線樋14、16内を通過 せしめ、配線器具に接続する。
【0011】
【考案の効果】
本考案の間仕切用パネルは、一辺の長さがペーパーコア厚寸法に等しい、断面 が四角形又はU字形の配線樋を内設するので、ペーパーコアを建材に接着剤によ り接着する工程において、配線樋も同時に接着することができ、工数を特別に要 することなく、間仕切用パネルの表面に電気配線器具の設置およびパネル内を配 線の通過が容易な便利な間仕切用パネルを提供することができる。
【0012】 また本考案の間仕切用パネルは、パネルの両端に設けた枠体の上端が間仕切用 パネルから、所定寸法天井方向へ突出し、枠体の下部に溝が設けてあるので、間 仕切用パネルを建造物に固定する場合に、間仕切用パネルの固定部材が室内に露 出しないので、室内における間仕切用パネルの外観を阻害することなく、建造物 への固定が容易な間仕切用パネルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の間仕切用パネルの正面図
【図2】従来の間仕切用パネルの取り付け要図
【図3】本考案間仕切用パネルの正面図
【図4】図3のA矢視図
【図5】図3のB矢視図
【図6】図4の他の実施例図
【図7】本考案間仕切用パネルの取り付け状態正面図
【図8】図7のD矢視図
【符号の説明】
1、2 パネル用ペーパーコア 3 壁面用建材 4 天井板 5 床面 6、7、8、9、17 止め部材 10、11 枠体 12、15 溝 13 突部 14、16 配線樋 18 窓孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペーパーコアの両端面に石膏ボード等の
    建材を接着剤により接着した間仕切用パネルにおいて、
    一辺の長さがペーパーコア厚寸法に等しい四角形、又は
    U字形の断面を有する配線樋を、建材間に内設接着した
    ことを特徴とする間仕切用パネル。
  2. 【請求項2】 ペーパーコアの両端面に石膏ボード等の
    建材を接着剤により接着した間仕切用パネルにおいて、
    左右両端に設けた枠体の各々を、天井方向へ、間仕切用
    パネルから所定寸法突出させたことを特徴とする間仕切
    用パネル。
JP1994014083U 1994-10-08 1994-10-08 間仕切用パネル Expired - Lifetime JP3010019U (ja)

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