JPH0227688A - 加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高周波加熱器の電波漏洩防止装置に関するもの
である。

従来の技術 近年、異なった機能を持った商品を複合化してより高機
能で、使い易く、しかも省スペースがはかれる諸量が多
く開発されている。その−っは、オープン機能付き高周
波加熱器であり、今では市場に深く浸透するに至ってい
る。一方、エレクトロニクヌ技術の進歩により、非常に
複雑なプロセスを必要とする食パンづくりを、粉と水を
容器にいれ機ｄにセットするだけで自動的に焼き上げま
で行なう自動パン焼き機が実現されている。

食パンの焼き上げは、オープン機能付き高周波加熱器が
本来得意とする所であり、以前から好評を得ていたもの
である。しかし、粉と水を練り成形進行なうのは大変な
労力を要し、練り専用の機械などに細らなければ容易に
はつくれなかった。

従って、オープン機能付き高周波加熱器に練りの機能を
追加すれば、本来のパンの焼き上げの機能と合わせれば
、安価で高性能でしかも省スペースの図れる加熱調理器
が実現でき、市場で受は入れられる事は明白である。

以上のような目的で開発された従来の製品の構造を第　
図で説明する。第３図において、加熱室１内にはパンケ
ース２が装着されている。パンケース２は粉を練る時の
容器と焼成時の型の役目を果たす。パンケース２内には
粉を練る羽根３がパンケース２の底を貫通するシャフト
４を挿入されている。シャフト４の下端にはコネクタ一
部５が設けられており、モータ６により駆動されるプー
リ７に固定された駆動軸８の上端に設けられたコネクタ
一部９と加熱室１の底に設けられた貫通穴１０でがん合
している。加熱室１内には上ヒータ１１、下ヒータ１２
が収り付けられている。モークロは高いトルクを必要と
し、また、駆動軸８の回転数も約３０　Ｏｒｐｍと高い
ため誘導電動機が使用てれ形状的にも大きなものとなる
。

パンの生地を練るには相当の力を要するため、パンケー
ス２は振動することが多い。従って、パンケース２は強
固に加熱室１の底面に固定する必要がある。そこで、従
来例は、加熱室１内の底面中央部に金属成型品による固
定台１３を収り付け、パンケース２が安定して固定でき
るように構成している。一方、駆動軸Ａ８の中心とパン
ケース２のシャフト４の中心は、精度良く一致しなけれ
ば羽根３をスムーズに回転させることはできない。

このため従来例は、前記固定台１３の下方にポス１４を
複数設け、加熱室１の底面に設けた穴を貫通させ、出力
軸へ８を固定する板金部品１５をビスにより固定してい
る。また出力軸Ａ８は高周波加熱時、電波を誘導し加熱
室１外に漏洩するのを防止するため、チョーク部１６を
形成している。

また、ポス１４は加熱室１の底面を貫通しているため、
電波漏洩が起る。そこで、金属成型品の外周をほぼ高周
波の１／４波長程度のピッチでビス締めを行い金属成型
品の下部に電波が入り込まないようにしている。

発明が解決しようとする課題 通常、高周波加熱に用いられる高周波の周波数２４５０
ＭＨｚであり１／４波長は約３ｃｒｎになる。したかっ
て、前述のボヌ１０からの漏波を防止するためには金属
成型品の外周に非常に多くのビス締めを行う必要があり
、工数のアップを招き生産性が悪い。

本発明はこのような従来の問題点を解消するものであり
、安価で使い易く、信頼性の高い加熱調理器を堤供する
ものである。

課題を解決するための手段 金属成型品のポス状突起に挿入するパイプ状の金属とを
備え、前記パイプ状の金属の外径は前記加熱室壁面に設
けた穴径より大きく、高さは前記金属成型物のボス状突
起から前記加熱室壁面の板厚を引いた値より高くしたパ
イプ状の金属とし、前記板金部品は前記パイプ状金属を
介して加熱室外壁に固定することにより、加熱室壁面に
設けた前記穴の周囲と金属成型品を密着する構成とした
。

作　　用 加熱室底面のポスの穴の周辺をパイプ状の金属で金属成
型品に密着する構成としたため、金属成型品の外周のビ
ス締めをしなくても、電波漏洩を防止することができる
。

実施例 第１図に基づいて本発明の詳細な説明する。

第１図において、加熱室１７内にはパンケース１８が装
着されている。パンケース１８は粉を練る時の容器と焼
成時の型の役目を果たす。パンケース１８内には粉を練
る羽根１９がパンケース１８の底を貫通するシャフト２
０に挿入されている。シャフト２０の下端にはコネクタ
ーＡ部２１が設けられており、モータＡ２２により駆動
されるプーリ２３に固定された駆動軸Ａ２４の上端に設
けられたコネクター８部２５と加熱室１７内には上ヒー
タ２６、下ヒータ２７が収り付けられている。

加熱室１７内の底面中央部には金属成型品による固定台
２８が収り付けられ、磁石などの吸引力などでパンケー
ス１８が固定きれる。前記固定台２８の下部にはポス２
９が複数設けられ加熱室１７の底面の穴３０を貫通して
いる。前記ポス２９には各々金属製のパイプ３１が挿入
されている。出力軸Ａ２４を支持する板金部品３２は前
記パイプ３１を介してボス２９にビス締めにより固定さ
れている。このとき、パイプ３１の長さｌとポヌ２９の
高ｇｈの関係はＪ／ｈとなっているため固定台２８と加
熱室１７の底面は強く圧着する。また、加熱室１７底面
（は放射率が高く絶縁性能の高いセラミック系の皇料ａ
２が塗布されている。出力軸Ａ２４の加熱室１７の貫通
口周囲にはチョーク３４が構成されている。また、加熱
室１７の側壁にはマグネトロン３５が収り付けられてい
る。

このような構成とすることにより、加熱室１７底面に設
けたボス２９０貫通穴からの電波漏洩を固定台２８の外
周のビス締めをしなくても防止することができる。

また、加熱室１７の底面にはセラミック系の塗料３１が
塗布されているため固定台２８と加熱室１７底面の間に
食品カスなどが入り込んでも、スパークなどの発生がな
く安全である。また、板金部品３１はボス２９より径の
大きいパイプ３０を介して固定するため、固定が十分に
なされる。

発明の効果 加熱室壁面の穴を貫通する金属部品のボス状突起にパイ
プ状の金属を挿入し、この時、前記パイプ状状の金属の
外径を加熱室壁面の貫通穴よりも大きくし、しかも長さ
はボス状突起の加熱室壁面からの出寸法よりも長くし、
板金部品をこのパイプ状金属を介してボス状突起に固定
するという簡単な構成により、ビス締めをしなくても、
電波漏洩を防止することが可能となり、工数を大幅に削
減でき、生産性向上がはかれ安価で信頼性の高い加熱調
理器を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の加熱調理器の正面断面図、第２図は同
要部拡大断面図、第３図は従来の加熱調理器の正面断面
図、第４図はその要部拡大断面図である。 １７・・・・・・加熱室、２８・・・・・・金属の固定
台、２９・・・・・ボス、３０・・・・・・加熱室の貫
通穴、３１・・・・・・パイプ状の金属、３２・・・・
・・板金部品、３５・・・・・・マグネトロン。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被加熱物食品を収納する加熱室と、前記被加熱物食品を
   加熱する高周波加熱手段と、前記加熱室内には加熱室壁
   面に設けた穴を貫通するボス状の突起を１つ以上有する
   金属部品と、前記加熱室外において前記金属部品のボス
   状の突起にビス等により固定する板金部品と、前記金属
   部品のボス状突起に挿入するパイプ状の金属とを備え、
   前記パイプ状の金属の外径は前記加熱室壁面に投けた穴
   の径より大きく、高さは前記金属部品のボス状突起から
   前記加熱室壁面の板厚を引いた値より高くしたパイプ状
   の金属とし、前記板金部品は前記パイプ状金属を介して
   加熱室外壁に固定することにより、加熱室壁面に設けた
   前記穴の周囲と金属部品を密着する構成とした加熱調理
   器。