JPH02274862A - 金属精錬炉内張り耐火物の火炎溶射補修方法 - Google Patents

金属精錬炉内張り耐火物の火炎溶射補修方法

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JPH02274862A
JPH02274862A JP1093077A JP9307789A JPH02274862A JP H02274862 A JPH02274862 A JP H02274862A JP 1093077 A JP1093077 A JP 1093077A JP 9307789 A JP9307789 A JP 9307789A JP H02274862 A JPH02274862 A JP H02274862A
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gaseous
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Seiji Watanabe
誠治 渡辺
Kenichi Tanmachi
反町 健一
Tetsuya Fujii
徹也 藤井
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐火物の火炎溶射補修方法に関し、さらに詳
しくは窯炉または金属溶渇用炉の内張り耐火物の火炎溶
射補修方法に関する。
【従来の技術】
火炎溶射補修方法については、本発明者等は先に特開昭
62−102082号において開示している。これは、
補修用の耐火性酸化物粒子に粒径が50μm以上の易被
酸化性金属または半金属の粒子を配合した混合物を吹付
は材料として、これをN2とC3F(、ガスで搬送し、
ノズル吐出口先端部から02ガスを噴出させ、C3H8
−02火炎の中に、前記混合物を飛行させ、5被酸化性
金属または半金属の粒子の酸化反応熱とC3H8−〇2
ガスの燃焼熱によって耐火性酸化物粒子の表面或は全体
を溶融又は半溶融状態にし、基体補修部に吹付けて付着
層を形成し、耐火物壁の補修部を修復する方法である。 一方特開昭61−275170号には、吹付は混合材料
に配合する酸化性粒体の粒径が50μm以下を使用し、
混合物を酸素ガスで搬送する方法を開示されているか、
Mg0−Al220:Iスピネル或はMgO−MgO・
Al2203系の組成となる付着層を生成するには、生
成必要温度が高いため、良好な付着層は得難い。 〔発明が解決しようとする課題1 例えば転炉、RH1取鍋、電気炉等のいわゆる金属精錬
炉用の耐火物としては一般にマグネシア質、アルミナ質
、マグクロ質、マグドロ質が用いられており、これらの
材質と親和性を有し互いに密着しやすい性質を有しなが
ら、かつ、耐用性を有する材質であるMg0−Al22
0aスピネルもしくはMgO−MgO・Al2203の
組成のものを火炎溶射によって補修する場合には、前記
補修組成はもともと融点の高い領域にあるため、溶射補
修で期待される耐用性のある良好な付着層を得るのは困
難であった。 本発明は、これらの問題を解決するために提案されたも
のであり、最適な付着層を生成させるための混合物の組
成を明かにすると共に、該混合物の溶射体により、金属
精錬炉内張り耐火物を溶射補修する方法を提供すること
を課題とするものである。 〔課題を解決するための手段J 金属製錬炉用として高耐用性を有するMgO・AQ20
3スピネル或は高MgOのMgO−Mg0−Aβ203
組成の溶射体を得る手段として、次の方法を採った。 0粒径が50μm以上のアルミニウム5〜25wt%と
、アルミナ40wt%以下と。 マグネシア30〜80wt%とからなる混合物を、不活
性ガス及び可燃性ガスの混合ガス或は可燃性ガスと共に
支燃性ガス気流中に噴出して補修部に吹付け、該補修部
にアルミナ30〜72wt%及びマグネシア28〜70
wt%の組成からなる補修層を形成する方法である。 ■少なくともM g O−A 220 aスピネルとな
るMg0粒及びAl220:4粒は、粒径を0、5 m
 m以下にすれば、反応し易(好適である。 ■支燃性ガス中の酸素ガス量が、供給可燃性ガスの理論
燃焼当量と、混合物中のアルミニウムの理論酸化反応当
量の3〜15倍の量との合計量であれば、付着層の気孔
率を低下させることが可能となり、緻密な付着層を確保
することができる。 [作用] 本発明方法は、酸化性粒体が酸化熱を発生すると同時に
、耐火性の酸化物となるアルミニウム粉と、耐火性粒子
にマグネシア或はマグネシアとアルミナの混合物を用い
1両者の混合体をC3H8ガス或はC3H8ガスとN2
ガスの混合ガスによってノズル先端まで搬送し、ノズル
先端で02ガスを噴出、C3H8−02ガスの高温燃焼
火炎により前記混合吹付は材の加熱、吹付けを行う。 この過程で、アルミニウム粉の酸化発熱を用いると共に
アルミニウム粉自身がAl2203となるのを利用して
いる。従って、耐火性粒子の溶着は容易となる。 溶着した付着層はMg0−Al220aスピネルを形成
し、耐溶鋼、耐スラブ性に優れたものとなる。 しかし、第1図に示す、付着層のMgOとAg2O3の
組成比率とスラグによる溶損指数との関係グラフに見ら
れるように、付着層の組成が、M g O・A 122
0 a スピネルよりAl2203の多い組成すなわち
八β203が72重量%を超えると、溶損が大きくなる
。これはA12203単味の相が出来るためであり、/
1203の含有量はMgo・Aβ203スピネル組成よ
り小さいものが効果的であることを表わしている。 また、同図で、MgOを多くした層、すなわちMgOが
70重量%以上でも溶損が大きくなる。 これは、Al203となる分に全てアルミニウム粉を用
いても、これ以上の高MgOにするとアルミニウム粉の
配合量が小さくなって溶着し難くなり、得られた層につ
いても気孔率の大きいものとなり耐用性が低下すると考
えられる。 このことから本誌による実用可能な組成範囲はMgOが
28〜70重量%、Al2203が30〜72重量%と
じたものであり、この中でも特に効果的な組成はMgO
が40〜60重置%にある。 また、吹付材に配合するアルミニウム粉の量の適正値は
、第2図に示したように、窯炉用耐火物とて使用可能な
物性として、付着層の気孔率が20%以下とした場合に
、その範囲は5〜25重量%にある。この範囲外の5重
量%より少ない場合は溶着用の熱量が少ないため良好な
付着層が得られず気孔率も高い、一方25重量%より多
くして、酸化熱発生量を多くした場合には、逆に過溶融
となり層内に発泡性の大きな気泡も多く、それに伴う気
孔率も太き(なり実使用には不適となる。さらに好適な
アルミニウム粉の配合量は10〜20重量%にある。 更に、このようなMg0−Al2203スピネルを含む
耐火物の火炎溶射補修では、全Al220gをスピネル
化することが高耐用を得るポイントの一つである。 全AJ2203をスピネル化するには、耐火材として使
用するMg0粒及びA2203粒の粒径が重要であるこ
とを見出した。 なお第2図において A曲線は、付着層内組成が MgO: Al2203=70 : 30B曲線は、付
着層内組成が MgO: Al2203=50 : 50C曲線は、付
着層内組成が MgO: Al2203=28 : 72である。 第3図は、アルミニウム粉を15重量%配合し、付着層
がMgO: Al203=l + 1となるようにMg
O1AI2203の粒子を配合した混合物を、原料製造
時篩目を0.2.0.5.0.7.1.0mmとして篩
分け、それぞれの粒径のものを使用して付着層をX線鉱
物組成同定したときのa−Aff203の強度を示すが
、篩目0.5 m m以下のものを使用した場合は全部
スピネル化し良好であったが0.7 m m以上のもの
を使用した場合にはa−Al220:Iが検出されてお
り1期待する耐用性は得難いものである。すなわち耐火
性粒子の全Al2203にはもちろんであるが、MgO
についても少なくともAl203と当量モル分は0、5
 m m以下の粒径を使用することが必要である。さら
に、これら耐火性粒子の粒径の影響について第4図、第
5図を用いて説明する。 第4図は、付着層の化学組成が MgO: Al220a=l : 1 となる吹付材料の組成で、吹付材のMg0粒のうち、付
着層のAl220 a当量のモル比分については0.5
 m m以下の粒径を使用し、アルミニウム粉を15重
量%配合し、吹付材料中AJ2203粒子は1.0 m
 m以下である場合で、0.5〜1.0 m mのアル
ミナ粒の含有量を変更した時の付着層内のα−Al20
3単相をX線鉱物組成同定による強度(CPS)で示し
た残量と、製鋼精錬転炉スラグ(Si02:23%、C
aO:49%。 T−Fe:15%が主成分)による高周波誘導炉スラグ
侵食テスト結果をもとにしたスラグ溶損指数を示したグ
ラフである。 配合したA4203粒が全J%l 0.5 m m t
’はα−Al203は全(検出されておらず、付着層内
のAl2203は全てMgO・へβ203スピネルにな
っていることを示している。ところが0、5 m m以
上の配合量が増加すると共に、α−AJ2203の検出
量も増加し、これらの耐スラブ性をみると、α−八へ2
03の検出が見られなかった。 すなわちアルミナ粒全量に0.5 m m以下の原料を
使用した場合の付着層を100にして溶損指数で表わす
と、付着層内のα−Al2031の増加と共に、溶損量
も増大する。このように付着層内にはAQ203単味で
残留させない付着層にするのが有効であり、吹付材中配
合のAg2O3粒は0、5 m m以下を用いることで
高耐用性の溶射補修層が得られる。一方、MgO・Al
2203スピネルを形成するにはAl2203粒径だけ
でなくMg0粒側の影響がある。 第5図は、ii?i述した付着層の組成と同様MgO:
Al2zOa=l : 1 となる吹付材料の組成で、吹付材のAl2203粒は0
.5 m m以下のものを配合、アルミニウム粉は15
重量%を配合、MgO粒は、付着層のAに!203@と
当量分を0.5 m m以下を全量またはその量の10
〜40%を0.5〜1.0mmの大きい粒に置換させて
粒径変化させた時の付着層内Al2203単味層の残量
をX線鉱物組成同定によるα−AJ2203検出強度(
CPS)で表わしたグラフであり、また、この耐スラブ
性についても前述同様の方法で得たスラグ溶損指数のグ
ラフを示している。 含有するAl2203全量をMgO・Al2203スピ
ネルとするのに必要なMgO粒の内、全量を0、5 m
 m以下とした場合は、a−Aff203の検出は見ら
れない。 しかし、該MgO粒の0.5 m m以下を0、5 m
 m〜1.0 m m粒に置換し、その量を増加するに
従い、α−AR203の検出量が多くなり、この時のス
ラグ溶損指数も、該Mg0粒全量を0、5 m m以下
とした場合の付着層を100にしたとき、0.5〜1.
0 m m粒での置換量を増加するに伴い、それらの層
の耐用性は低下する。このように吹付材中のMgO粒も
、付着層内Aff203を全量MgO−Al2203ス
ピネルにするのに必要な少なくとも当量分だけは0.5
 m m以下を使用することが、高耐用性のMgO・A
l2203スピネルを含む火炎溶射補修層を得るために
必要である。 アルミニウム粒径を50μm以上とする理由は次の通り
である。 5被酸化性物質を配合して補修を行う方法については特
公昭49−46364に開示されており、同方法におい
ては使用する5被酸化性物質は平均粒径が50μmより
小さいものを用いるとしており、その理由としては平均
粒径が50μmより大きくなると5被酸化性物質の酸化
燃焼性が悪化し、付着層の性状が不良となり、耐用性が
低下するとし、その最適粒径は10gm以下の時に好結
果が得られるとある。 しかし同方法のように50μmより小さい粒径で、しか
も最適が10ILm以下という非常に微細な粒径体から
成る5被酸化性物質を用いた場合、耐火性物質との混合
あるいは吹付は装置への搬入などの前作業中、また吹付
は操作中に右いても、搬送管内の圧力低下などに起因す
る逆火など、微細な5被酸化性物質の取り扱いにおいて
は、非常な危険が伴う、さらに、同方法においては、吹
付は機への供給は酸素含有ガスで行うものとしており、
操作上の危険はさらに増大する。 本発明は、このような5被酸化性物質の取扱い操作上の
安全性を重視し、5被酸化性物質の平均粒径をできる限
り大きいものを使用して、安全性を向上すると共に、付
着層の基体への接着性はもちろん付着層自身の緻密性を
も向上する作用をなすものである。 補修用の耐火粒子に配合する5被酸化性物質は、取扱い
上の安全を確保する上で50μm以上であれば十分であ
る。このことは前記従来力性に示されているように、酸
素含有ガスと共に加熱された炉内に噴出しても燃焼性が
悪く、使用に不適であるということからも明らかである
。 そして使用する5被酸化性物質の平均粒径を50μm以
上にすることで燃焼性が低下するが、この燃焼性を増大
させるために、材料供給装置より不活性のガスで搬送さ
れた混合気流中に、可燃性ガスを混入し、材料と同時に
02あるいは空気などの支燃性ガスの噴流中に吐出する
方法を採った。すなわち、まずノズルから吐出直後に可
燃性ガスの着火、燃焼が起こり、直ちに高温の火炎が形
成される。この高温の火炎内に放出された5被酸化性物
質の粒子は直ちに高温に加熱され燃焼し易い状態になる
。このように可燃性ガスの同時噴出を行うことにより、
その火炎を用いることによって、安全性を確保するため
に粒径を大きくし、敢えて燃焼性を低下せしめた分を容
易に補償し、何ら支障をもたらすことなく吹付は補修を
実施することができる。しかも、この可燃性ガスの燃焼
する火炎は、同時に吐出した補修用の耐火性粒子をも加
熱し、その粒子を溶融或は半溶融に至るまでに加熱する
ことも可能で、5被酸化性物質の酸化熱とその溶融した
酸化物と合併し、緻密な付着層ができることは必然と推
察できるところである。もちろん、支燃性ガスとしての
02または空気の供給量は、噴流中に供給した5被酸化
性物質及び可燃性ガスを完全に燃焼し得る02の量を供
給することは言うまでもない。 なお、支燃性ガスである02ガス供給量は、供給する可
燃性ガス(例えばC3H,、アセチレン)と共に、吹付
材中の金属アルミニウムを完全燃焼させるに必要な理論
値よりも多量に用いると緻密な溶射層が得られる0次に
この望ましい02ガス量について説明する。 第7図はアルミナ質(Aff203 : 85重量%、
5i02 : 10重量%、その他Fe2O3、Cab
)の耐火材料粉に平均粒径100μmの金属アルミニウ
ム粉をIO重量%配合した場合で。 支燃性ガスとして酸素ガスを用い、可燃性ガスとしてプ
ロパンガスを使用し、配合した金属アルミニウム粉の酸
化反応熱も加え、耐火材料粉1kg当り、3500Kc
alの熱量となるように配合して吹付けた場合において
、供給したプロパンガスの理論燃焼当量の支燃ガスを除
き、金属アルミニウム粉の理論酸化反応当量に対する酸
素ガス量比率と付着層の気孔率との関係を示す。 可燃性ガスであるプロパンガスの理論燃焼当量分の酸素
ガスの他に供給した酸素量が、5被酸化性物質の金属ア
ルミニウム粉の理論酸化反応当量との比率が2以下では
付着層の気孔率が35%以上で多孔質なものであるが、
この比率が3以上になると、付着層の気孔率が20%以
下となり緻密な付着層を確保することができる。しかし
その比率が15を超えると、付着層の気孔率が増して補
修層としての耐用効果がなくなる。 このことからも第7図に示したように、可燃性ガスを利
用すると共に、そのとき5被酸化性物質の酸化反応を促
進するために、その酸化及応当量分の3倍以上15倍以
下の支燃性ガスを付加することが効果的であることが分
る。 [実施例] 本発明法を用いて、RHHガス装置環流管部耐火物(マ
グクロれんが:65重量%−Mg0゜20重量%−Cr
203.ほかS i 02Fe203.Al2203.
Cab)損傷部に下記の混合物をN2ガス6 N rd
 / Hrと、C3H。 12Nrn’/Hrで毎時150kgを搬送し、ノズル
先端部で酸素ガス13ONrn’/Hr噴流中に吐出し
て吹付補修した。 混合物は。 ■最大粒径が160μmで平均粒径100μmのアルミ
ニウムの粒子15重量%、 ■最大粒径0.5 m m、平均粒0.03mmのアル
ミナ質耐火材粒で、 Al2203 : 96重量%、ほか5i02、CaO
lFe20gからなる組成のものを29重量%。 ■最大粒径2.0 m m、平均粒径0.8 m mで
。 0、5 m m以下40重量%を含むマグネシア質耐火
材粒で、 MgO: 97重量%、ほか5i02、CaO1Fe2
03からなる組成のものを56重量%。 以上の三者の配合で構成した。 このときの付着層組成は第6図に示すMg0−Aff2
03系状態図のMgO:50重量%、Ag2O3: 5
0重量%(図中B点)からなる。 RHHガス処理を約10分行った後、吹付用ランスを浸
漬管下部より挿入、前述の損傷部(範囲は高さ方向的0
.3 m 、周囲方向的1.0mの局部)に約10分間
吹付けを実施した。その結果、付着物の基体への接着性
はもちろん緻密性も良好で、また、補修層耐用は、RH
脱脱ガス処理鋼約1公 時施工実施することによりRH脱ガス耐火物の寿命の向
上を図ることができた。 〔発明の効果] 特に金属溶湯用炉の内張り耐火物の損傷を本火炎溶射法
で補修するにあたり、本発明の溶射吹付材料を用いるこ
とにより、耐溶湯、耐スラグ性のの補修層を得ることが
可能となり各種類の内張り耐火物の耐用性を大幅に向上
することができる。 このことにより耐火物原単位および原単価の低減に大い
に寄与する。もちろん操業安定への寄与も大きい。 MgO・Al2203スピネル或はMgO・Aε203
スピネルを含むMgO質の補修層を容易に形成すること
が可能となるので、溶湯炉用内張り耐火物補修の利用範
囲も拡大され、また、高耐用性であることから、同類で
のコスト低減も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、付着層のMgOとA[203の組成比率とス
ラグによる溶損指数との関係を示すグラフ、第2図は吹
付材中のA2粉配合量と付着層の気孔率との関係を示す
グラフ、第3図は吹付材中の耐火性粒子径と付着層内の
Al2203相量との関係を示すグラフ、第4図は吹付
材中Al2203粒に含む0.5〜1.0 m m粒径
の含有量と付着層のAl2203相量とスラグによる溶
損指数の関係を示すグラフ、第5図は、付着層内のへβ
203量と当量の大粒径MgOの重量比と付着層のAg
2O3量およびスラグによる溶損指数の関係を示すグラ
フ、第6図はMg0−AI2203系の状態図、第7図
は易被酸化性物質酸化反応当量分の酸素ガス量比率と付
着層の気孔率の関係グラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 燃焼して耐火性酸化物を形成する易被酸化性金属粒
    子の1種以上と耐火性酸化物粒子とからなる混合材料を
    溶射して金属精錬炉内張り耐火物を補修する方法におい
    て、 粒径が50μm以上のアルミニウム5〜 25wt%と、アルミナ40wt%以下と、マグネシア
    30〜80wt%とからなる混合物を、不活性ガス及び
    可燃性ガスの混合ガス或は可燃性ガスと共に支燃性ガス
    気流中に噴出して補修部に吹付け、該補修部にアルミナ
    30〜72wt%及びマグネシア28〜 70wt%の組成からなる補修層を形成することを特徴
    とする金属精錬炉内張り耐火物の火炎溶射補修方法。 2 アルミナの粒径が0.5mm以下で、0.5mm以
    下の粒径のマグネシアがモル濃度で溶射層のアルミナ含
    有量よりも多いことを特徴とする請求項1記載の方法。 3 前記支燃性ガス中の酸素ガス量が、前記供給可燃性
    ガスの理論燃焼当量と、前記混合物中のアルミニウムの
    理論酸化反応当量の3〜15倍の量との合計量であるこ
    とを特徴とする請求項1および2記載の方法。
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