JPH0227480Y2 - - Google Patents

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JPH0227480Y2
JPH0227480Y2 JP4801685U JP4801685U JPH0227480Y2 JP H0227480 Y2 JPH0227480 Y2 JP H0227480Y2 JP 4801685 U JP4801685 U JP 4801685U JP 4801685 U JP4801685 U JP 4801685U JP H0227480 Y2 JPH0227480 Y2 JP H0227480Y2
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JP
Japan
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ball
shifter
housing
notch
combination switch
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JP4801685U
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JPS61166356U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車輌搭載用コンビネーシヨンスイツチ
に係り、特に、スイツチ切替時の不快音発生を低
減するのに好適な車輌搭載用コンビネーシヨンス
イツチに関する。
[考案の背景] 車輌搭載用コンビネーシヨンスイツチには、回
動するシフタを所要位置に係止する為、シフタの
先端部にボールクリツク機構を設け、ボールクリ
ツク機構のボールが圧接される壁部をハウジング
に一体に立設し、前記ボールを係止する凹所を前
記壁部の所要位置に形成してある。
一般に、ハウジングつまり壁部は硬質の材料、
例えば、硬質の合成樹脂材で形成してあり、ボー
ルとしては鋼球を用いている。従つて、壁部の凹
所にボールが係止されるとき、該ボールが凹所壁
部に衝突し、衝突音(打音)が発生する。この打
音は搭乗者に不快感を与え好ましくない。更に、
壁部上部にはボールを覆う側にカバーが一体に延
設され、また、ハウジングにはハウジング内に連
通する穴が所々に形成されている為、前記打音に
ハウジングが共鳴し、この共鳴音も搭乗者に不快
感を与える。
[考案の目的] 本考案の目的は、前記打音及び共鳴音を低減し
た車輌搭載用コンビネーシヨンスイツチを提供す
ることにある。
[目的を達成するための手段] 上記目的を達成する為、本考案の車輌搭載用コ
ンビネーシヨンスイツチでは、ハウジングに立設
する壁部の所要箇所に切欠を設ける。
[作用] 本考案の車輌搭載用コンビネーシヨンスイツチ
は上記切欠を設けたので、振動体としての壁部が
切欠により分断されて打音自体が小さくなり、し
かも、打音が切欠から漏れ出ることによりハウジ
ングの共鳴音も小さくなる。
[考案の実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図を
参照して説明する。但し、以下の実施例の説明に
記載し又は図示している構成部品の数、寸法、材
質、形状、配置、結合方法等の内、実用新案登録
請求の範囲第1項に記載した本考案の要旨以外の
ものは、この考案をそれ等に限定する趣旨のもの
ではなく、単なる説明例にすぎないことはいうま
でもない。
第1図は車輌搭載用コンビネーシヨンスイツチ
の概略平面図である。第1図において、コンビネ
ーシヨンスイツチ1は、スイツチ類収納用のハウ
ジング2と、ワイパー用レバー3と、ターンシグ
ナル用レバー4とを備え、ハウジング2の中央に
は、該コンビネーシヨンスイツチ1を取付けるス
テアリング挿通用孔5が設けられている。
ハウジング2の上面にはシフタ6が滑動自在に
配置され、該シフタ6にターンシグナル用レバー
4が連設固定されている。シフタ6の根元部には
回動軸7が突設され、該回動軸7が図示しないブ
ラケツトに支持されて、該シフタ6は該回動軸7
を中心に回動するようになつている。
シフタ6の先端部にはボール8とバネ9で成る
ボールクリツク機構が装置され、ハウジング2に
一体に立設された壁部10に、ボール8がバネ9
の弾発力で圧接される。
壁部10は、少なくともシフタ6の回動範囲に
亘つてボール8に対面する長さを有し、リブ11
で補強されている。そして、壁部10の上部には
ボール8を覆うカバー12が延設され(第3図)
ている。
壁部10は、所要箇所、第1図の例では、両端
と中央位置に凹所を有している。両端の凹所は、
図示しない左、右のターンシグナルスイツチを投
入したときに当該凹所にボール8を係止して該ス
イツチを投入位置に保持する為にある。また、中
央の凹所は、クリツク作動を良好に行なわせるた
め三角状に形成してあり、作動レバー4を中立位
置にしたとき、ここにボール8が係止されるよう
になつている。
本実施例では、この中央の凹所に切欠13を設
けて壁部10を二つに分断してある。本実施例の
ように切欠を中央の凹所に設けるのは、中央の凹
所が最も大きい打音発生箇所であり、切欠を設け
る効果が高い為である。しかし、切欠を設けるの
は、打音を生じさせる振動体としての壁部を分断
して振動体を小さし、壁部の張力を小さく(張力
が大きい程打音も大きくなる)する為である。従
つて、切欠は壁部の何処に設けてもよく、また、
その数も必要に応じて設定すればよい。尚、本実
施例では切欠13を壁部10にのみ設けている
が、この切欠13をカバー12まで延長してもよ
い。しかし、切欠13で分断した壁部10をカバ
ー12で(切欠を延長せずに)つなげておくと、
振動する側の壁部の動きがカバー12を通して他
方の壁部で規制され、打音が抑えられるという効
果がある。この打音を抑える効果はリブ11も有
している。
斯かるコンビネーシヨンスイツチ1のターンシ
グナル用レバー4を把持して回動軸7を中心にシ
フタ6を回動し第1図の中立位置にすると、ボー
ル8が切欠13で分断された一方の壁部に衝突し
て打音が発生する。しかし、この打音は、上述し
たように切欠13がある為に小さい。しかも、こ
の打音は切欠13を通して外部に漏れ出る為、ハ
ウジング2に設けられた穴14からハウジング2
内部に入る打音が更に小さくなり、ハウジング2
の共鳴音も小さくなる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、スイツ
チ切替時に生じる打音や共鳴音等の不快音が低減
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は車輌搭載用コンビネーシヨンスイツチ
の概略平面図、第2図は第1図の矢線A方向から
見た壁部の正面図、第3図は第2図の−線断
面図である。 1……車輌搭載用コンビネーシヨンスイツチ、
2……ハウジング、4……ターンシグナル用レバ
ー、6……シフタ、7……回動軸、8……ボー
ル、10……壁部、13……切欠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 硬質材で形成したハウジングと、該ハウジン
    グに回動自在に装着されたシフタと、該シフタ
    を回動させる作動レバーと、前記シフタの先端
    部に取付けたボールクリツク機構と、少なくと
    もシフタの回動範囲に亘つて前記ハウジングに
    立設され前記ボールクリツク機構のボールが圧
    接される壁部と、該壁部の所要箇所に形成した
    切欠とを備えることを特徴とする車輌搭載用コ
    ンビネーシヨンスイツチ。 2 前記切欠は前記ボールが係止される前記壁部
    に設けた凹所に形成してあることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の車輌搭載
    用コンビネーシヨンスイツチ。 3 前記凹所は前記作動レバーの中立位置に設け
    てあることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第2項記載の車輌搭載用コンビネーシヨンス
    イツチ。
JP4801685U 1985-03-31 1985-03-31 Expired JPH0227480Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4801685U JPH0227480Y2 (ja) 1985-03-31 1985-03-31

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JP4801685U JPH0227480Y2 (ja) 1985-03-31 1985-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61166356U JPS61166356U (ja) 1986-10-15
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