JPH0740403Y2 - 車輛用風向き調整装置 - Google Patents
車輛用風向き調整装置Info
- Publication number
- JPH0740403Y2 JPH0740403Y2 JP7037688U JP7037688U JPH0740403Y2 JP H0740403 Y2 JPH0740403 Y2 JP H0740403Y2 JP 7037688 U JP7037688 U JP 7037688U JP 7037688 U JP7037688 U JP 7037688U JP H0740403 Y2 JPH0740403 Y2 JP H0740403Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wind direction
- direction adjusting
- shaft hole
- shaft
- peripheral edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車輌用風向き調整装置に関する。
(従来技術) 傾斜対向壁間に複数枚の風向調整羽根を平行に配設し、
支軸両端を傾斜対向壁の軸穴に回動自在に軸支するよう
にした車輌用風向き調整装置としては従来第4図、第5
図に示すものが知られている(実公昭62−36026号公報
参照)。
支軸両端を傾斜対向壁の軸穴に回動自在に軸支するよう
にした車輌用風向き調整装置としては従来第4図、第5
図に示すものが知られている(実公昭62−36026号公報
参照)。
即ち、第4図は截頭円錐形の軸部10と漸次径の大きくな
る円錐台形のボス部11とを結合し、該軸部10を傾斜壁12
の軸孔13に嵌合し、ボス部11を軸孔13内側周縁部に当接
している。
る円錐台形のボス部11とを結合し、該軸部10を傾斜壁12
の軸孔13に嵌合し、ボス部11を軸孔13内側周縁部に当接
している。
第5図は截頭円錐形の軸部20と漸次径の大きくなる円錐
台形のボス部21とを結合し、該軸部20を傾斜壁22の軸孔
23に嵌合し、ボス部21を軸孔23内側周縁部に当接してい
る。
台形のボス部21とを結合し、該軸部20を傾斜壁22の軸孔
23に嵌合し、ボス部21を軸孔23内側周縁部に当接してい
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところで前記従来技術は、軸孔の内側周縁にボス部が常
に一点で当接しているため摩耗によりすり減りガタを生
じ易く異音を発生し、組み付けの際に軸部を軸孔に嵌合
し難く作業性が悪いという問題点があった。
に一点で当接しているため摩耗によりすり減りガタを生
じ易く異音を発生し、組み付けの際に軸部を軸孔に嵌合
し難く作業性が悪いという問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決することを目的とし、傾斜対
向壁間に複数枚の風向調整羽根を平行に配設し、支軸端
を傾斜壁の軸孔に回動自在に軸支するようにした車輌用
風向き調整装置に於て、風向調整羽根の軸端部に形成し
た球形部を一体に連結し、該球形部を傾斜対向壁の軸孔
内側周縁に環状に線接触させて軸支するようにしたこと
を特徴とするものである。
向壁間に複数枚の風向調整羽根を平行に配設し、支軸端
を傾斜壁の軸孔に回動自在に軸支するようにした車輌用
風向き調整装置に於て、風向調整羽根の軸端部に形成し
た球形部を一体に連結し、該球形部を傾斜対向壁の軸孔
内側周縁に環状に線接触させて軸支するようにしたこと
を特徴とするものである。
以下、第1図、第2図、第3図に示した実施例に基づい
て具体的に説明する。1は傾斜対向壁の一方の傾斜壁で
軸孔2が形成されている。3は上記傾斜対向壁間に複数
枚平行に配設された風向調整羽根の軸端部に形成した球
形部5を一体に連結し、球形部5の直径を軸孔2の直径
より大となし軸孔2の内側周縁2aに環状に線接触させて
軸支している。
て具体的に説明する。1は傾斜対向壁の一方の傾斜壁で
軸孔2が形成されている。3は上記傾斜対向壁間に複数
枚平行に配設された風向調整羽根の軸端部に形成した球
形部5を一体に連結し、球形部5の直径を軸孔2の直径
より大となし軸孔2の内側周縁2aに環状に線接触させて
軸支している。
組み付けの際は先ず一方の球形部5を一方の傾斜壁1の
軸孔2に当てがい、風向調整羽根3を撓ませ乍ら他方の
球形部5を他方の傾斜壁1の軸孔2に押し込むことによ
り球形部5が傾斜壁1の軸孔2の内側周縁に当接するこ
とになり風向調整羽根3が軸支される。
軸孔2に当てがい、風向調整羽根3を撓ませ乍ら他方の
球形部5を他方の傾斜壁1の軸孔2に押し込むことによ
り球形部5が傾斜壁1の軸孔2の内側周縁に当接するこ
とになり風向調整羽根3が軸支される。
従って、ノブ6を上下又は左右に動かすことにより球形
部5が軸孔2の内側周縁2aと環状に線接触しつゝ摺動
し、フィーリングよく風向を調整できる。
部5が軸孔2の内側周縁2aと環状に線接触しつゝ摺動
し、フィーリングよく風向を調整できる。
(効果) 本考案によると、傾斜対向壁間に複数枚の風向調整羽根
を平行に配設し、支軸端を傾斜壁の軸孔に回動自在に軸
支するようにした車輌用風向き調整装置に於て、風向調
整羽根の軸端部に形成した球形部を一体に連結し、該球
形部を傾斜対向壁の軸孔内側周縁に環状に線接触させて
軸支するようになっているので、軸孔の内側周縁に球形
部が環状に線接触するので摩耗し難く、異音発生を防止
でき、又傾斜対向壁の軸孔の位置ずれがあっても軸端の
球形部によって軸支するため誤差を吸収でき、組み付け
も風向調整羽根を大きく撓ませなくても球形部を軸孔に
嵌合でき組立作業性がよい。
を平行に配設し、支軸端を傾斜壁の軸孔に回動自在に軸
支するようにした車輌用風向き調整装置に於て、風向調
整羽根の軸端部に形成した球形部を一体に連結し、該球
形部を傾斜対向壁の軸孔内側周縁に環状に線接触させて
軸支するようになっているので、軸孔の内側周縁に球形
部が環状に線接触するので摩耗し難く、異音発生を防止
でき、又傾斜対向壁の軸孔の位置ずれがあっても軸端の
球形部によって軸支するため誤差を吸収でき、組み付け
も風向調整羽根を大きく撓ませなくても球形部を軸孔に
嵌合でき組立作業性がよい。
第1図は本考案の一実施例外観斜視図、第2図は第1図
の正面図、第3図は風向調整羽根軸支部拡大断面図、第
4図は従来技術の第1比較例要部断面図、第5図は同第
2比較例要部断面図である。 1…傾斜壁、2…軸孔、2a…軸孔内側周縁 3…風向調整羽根、5…球形部
の正面図、第3図は風向調整羽根軸支部拡大断面図、第
4図は従来技術の第1比較例要部断面図、第5図は同第
2比較例要部断面図である。 1…傾斜壁、2…軸孔、2a…軸孔内側周縁 3…風向調整羽根、5…球形部
Claims (1)
- 【請求項1】傾斜対向壁間に複数枚の風向調整羽根を平
行に配設し、支軸端を傾斜壁の軸孔に回動自在に軸支す
るようにした車輌用風向き調整装置に於て、風向調整羽
根の軸端部に形成した球形部を一体に連結し、該球形部
を傾斜対向壁の軸孔内側周縁に環状に線接触させて軸支
する如くなした車輌用風向き調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7037688U JPH0740403Y2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | 車輛用風向き調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7037688U JPH0740403Y2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | 車輛用風向き調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01173013U JPH01173013U (ja) | 1989-12-07 |
JPH0740403Y2 true JPH0740403Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=31295624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7037688U Expired - Lifetime JPH0740403Y2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | 車輛用風向き調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0740403Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-30 JP JP7037688U patent/JPH0740403Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01173013U (ja) | 1989-12-07 |
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