JPH0227440Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0227440Y2
JPH0227440Y2 JP12507184U JP12507184U JPH0227440Y2 JP H0227440 Y2 JPH0227440 Y2 JP H0227440Y2 JP 12507184 U JP12507184 U JP 12507184U JP 12507184 U JP12507184 U JP 12507184U JP H0227440 Y2 JPH0227440 Y2 JP H0227440Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
spindle motor
flange portion
magnetic
disk device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12507184U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6140798U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12507184U priority Critical patent/JPS6140798U/ja
Publication of JPS6140798U publication Critical patent/JPS6140798U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0227440Y2 publication Critical patent/JPH0227440Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はパーソナル・コンピユータの外部記
憶装置等に用いられる磁気デイスク装置に関す
る。
〔従来技術とその問題点〕
第3図ないし第5図は従来の上記磁気デイスク
装置を示すものである。
第3図において図中符号1はスピンドルモータ
を示すもので、このスピンドルモータ1はアルミ
ニウム等の金属が鋳造されてなる厚肉円板状のフ
ランジ部2によりこの磁気デイスク装置のケーシ
ング3底部に固定されている。上記スピンドルモ
ータ1の出力軸4はケーシング3内において上方
に向けて設けられており、その先端部には外観略
有底円筒体状のハブ5が固定されている。上記ハ
ブ5の外周部には円筒状のデイスクスペーサ6…
を間に挟んで所要枚数(図では4枚)の円盤状の
磁気デイスク7…が所定の間隔をおいて水平に装
着されている。そして上記ハブ5の頂板上部には
上記磁気デイスク7…を上記ハブ5に固定する円
板状のデイスククランプ8がねじ8a…により取
り付けられている。これにより上記磁気デイスク
7…は上記スピンドルモータ1により回転自在に
保持されている。
そして、上記磁気デイスク7…の上下面にはこ
れら磁気デイスク7…に対して情報の書込みや読
出しを行なう為の磁気ヘツド9…が配設されてい
る。上記磁気ヘツド9…は板ばね部材からなるジ
ンバル10…を介してアーム11の各取付座先端
部に取り付けられており、上記アーム11を駆動
する図示されないステツプモータの作動により上
記磁気デイスク7…の半径方向に向けて移動自在
とされている。またこれら磁気デイスク7…や磁
気ヘツド9…等の収納された上記ケーシング3の
上部には、このケーシング3内を気密に塞ぐトツ
プカバー10が取り付けられている。
ここで、上記従来の磁気デイスク装置において
は、装置自体に対する薄形化の要請に対応するた
め、上記スピンドルモータ1の出力軸4やハブ5
等がいずれも磁気デイスク7…の取付位置を極力
低くするような構造とされている。そしてさら
に、上記磁気デイスク7…の下方に位置するスピ
ンドルモータ1のフランジ部2上面には第4図お
よび第5図に示すような、最下段に位置する磁気
ヘツド9の移動を自在とする為の溝部12が形成
されている。この溝部12は上記フランジ部2の
上面に、その周縁部から中心に向けて上記磁気ヘ
ツド9の移動する部位が略長方板状に削り取られ
るようにして形成されてものである。そしてこの
溝部12の幅は上記磁気ヘツド9の幅よりやや広
く、またその深さは上記磁気ヘツド9の下部に幾
分垂れるこの磁気ヘツド9のコイル線13が接し
ない深さとされている。
しかしながら、上記従来の磁気デイスク装置に
おいては、磁気ヘツド9…が磁気デイスク7…の
回転時にその表面から極く僅か浮上して機能する
ようになつているため、装置内に塵埃が発生する
と例え微細な塵埃であつても上記磁気ヘツド9…
の正常な作動を妨げる一因となつてしまう。この
ため上記磁気デイスク装置では、塵埃の要因とな
る異物の付着を防止するため特に鋳造されて表面
の粗いフランジ部2の表面のバリを除去する煩わ
しさがあつた。しかも特に異物の残存し易い上記
溝部12にあつては、角部に残つたバリを除去す
るのみならず、さらに粗い表面の仕上げ加工やそ
の加工粉の除去等の処理をも行う必要があり、よ
つて多大の工数を費やすこととなり製造費の増加
を招く一因となつていた。
〔考案の目的〕
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
スピンドルモータのフランジ部から塵埃を発生す
る恐れがなく、よつて信頼性に優れる磁気デイス
ク装置を提供することを目的とするものである。
〔考案の構成〕
この考案の磁気デイスク装置は磁気デイスクを
回転させるスピンドルモータのフランジ部の装置
のケーシング内に露出した表面を塗料で被覆して
塵埃の発生を防止したものである。
〔実施例〕
第1図および第2図はこの考案の磁気デイスク
装置の一例を示すものであり、第3図ないし第5
図に示したものと共通する部分には同一符号を付
してその説明を簡略化する。
この例の磁気デイスクにおいてはスピンドルモ
ータ1のフランジ部2の表面のうち、特に、第2
図に斜線で示す範囲Pの表面、すなわち上記溝部
12の内部およびその周囲の表面に被覆層14が
形成されている。この被覆層14は第1図に示す
ように、鋳造により上記溝部12の角部に付着し
た大きなバリを除去した後、エポキシ樹脂やウレ
タン系ワニス等の塗料が所定の厚さで塗布されて
なるものである。
このような磁気デイスク装置によれば、、スピ
ンドルモータ1のフランジ部2の表面のうち、鋳
造によるバリ等の異物が付着し易い溝部12とそ
の周囲の表面を被覆層14で覆つてしまう。この
ため上記溝部12の周囲の表面に付着した異物も
上記被覆層14により確実に覆われてしまうため
装置内に組み込んだ後これらの異物が塵埃として
発生する恐れが全くない。したがつて特に手間の
かかるフランジ部2の上記溝部12の表面処理を
大巾に簡易化するとともに装置の信頼性をも向上
させることができる。しかも上記被覆層14によ
りフランジ部2の粗い表面の平滑化や電気的な絶
縁等の効果をも得ることができるため、例えば振
動等の原因により万一上記磁気ヘツド9が下方に
振れても、そのコイル線13が上記溝部12の内
面に接触して切断されたり、磁気ヘツド9の入出
力電圧が接地されたりする恐れもない。
なお、上記実施例においてはスピンドルモータ
1のフランジ部2の表面のうち特に上記溝部12
の周囲にのみ塗料を塗布して被覆層14を形成し
たがこれに限らず、さらに上記フランジ部2の装
置内に露出した表面全体に亘つて被覆層14を形
成すれば上記実施例に示した効果に加え、さらに
上記フランジ部2の全面に亘つて塵埃の発生を未
然に防ぐことができ、かつ耐食性も向上するため
従来行なつていた化成処理等の表面処理を省略す
ることができるなどの効果も得ることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案の磁気デイスク装
置は、磁気デイスクを回転させるスピンドルモー
タのフランジ部のケーシング内に露出した表面を
塗料で被覆したものであるので、鋳造等によりフ
ランジ部表面に付着した異物を確実に覆つてしま
うことができる。よつて組み立て後にこれら異物
が塵埃となつて発生する恐れが全くないため上記
フランジ部の表面処理を大巾に簡易化するととも
に装置の信頼性も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の磁気デイスク
装置の一実施例を示すもので、第1図はスピンド
ルモータのフランジ部の要部の断面図、第2図は
同平面図、第3図ないし第5図は従来の磁気デイ
スク装置を示すもので第3図は主要部を断面視し
た概略構成図、第4図はスピンドルモータのフラ
ンジ部の要部の断面図、第5図は同平面図であ
る。 1……スピンドルモータ、2……フランジ部、
3……ケーシング、4……出力軸、7……磁気デ
イスク、9……磁気ヘツド、12……溝部、14
……被覆層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケーシングの底部にフランジ部を介して取り付
    けられたスピンドルモータと、このスピンドルモ
    ータの出力軸に固定されて回転自在とされた円盤
    状の磁気デイスクと、この磁気テイスクの半径方
    向に進退自在に設けられて上記磁気デイスクに対
    する情報の書込みおよび読出しを行なう磁気ヘツ
    ドとを具備する磁気デイスク装置において、 上記スピンドルモータのフランジ部の上記ケー
    シング内に露出した表面を塗料で被覆したことを
    特徴とする磁気デイスク装置。
JP12507184U 1984-08-17 1984-08-17 磁気デイスク装置 Granted JPS6140798U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12507184U JPS6140798U (ja) 1984-08-17 1984-08-17 磁気デイスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12507184U JPS6140798U (ja) 1984-08-17 1984-08-17 磁気デイスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6140798U JPS6140798U (ja) 1986-03-14
JPH0227440Y2 true JPH0227440Y2 (ja) 1990-07-24

Family

ID=30683756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12507184U Granted JPS6140798U (ja) 1984-08-17 1984-08-17 磁気デイスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6140798U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0686102B2 (ja) * 1988-12-14 1994-11-02 大日本印刷株式会社 発泡化粧材及びその製造方法
JPH0810697Y2 (ja) * 1990-01-12 1996-03-29 セイコー電子工業株式会社 クリーンルーム用軸流ファン
JP2852800B2 (ja) * 1990-10-12 1999-02-03 ダイニック株式会社 凹凸面を有するシート材およびその製法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6140798U (ja) 1986-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6661603B1 (en) Disk drive including conductive path between disk drive base and cover through fastener support
US5251081A (en) Spindle grounding device
JPH09496U (ja) スピンドルモータ組立体
JPS6394492A (ja) 大容量ディスク駆動装置
JP2007006692A (ja) 記録ディスク駆動用スピンドルモータを備えたモータユニット、および、これを備えた記録ディスク駆動装置
JP3344683B2 (ja) アクチュエータ・アセンブリ及びデータ記憶システム
JPS61160876A (ja) ヘツドデイスク組立体のための接地機構
JPH0266774A (ja) 記録再生装置
JPH0227440Y2 (ja)
US6510021B1 (en) Mechanical isolation for a disc drive spindle motor
KR100238148B1 (ko) 하드디스크 드라이브의 표면처리방법
US5453973A (en) Disc driving device for storage disc
JPH07262540A (ja) 磁気ディスク装置のアクチュエータアームアセンブリ
US5731930A (en) Insulated wire guides for an actuator assembly
JPH04268279A (ja) ハードデイスク装置
JP2513126Y2 (ja) 磁気ディスク装置
JP3033219B2 (ja) 磁気ディスク装置
JPH0643909Y2 (ja) 磁気ディスク保護装置
JPS6232349Y2 (ja)
JPH02137177A (ja) デイスクカートリツジ
JPH0110781Y2 (ja)
JPS6356639B2 (ja)
JPS63237206A (ja) 磁気デイスク装置
JPS58222424A (ja) 磁気デイスク
JPH04195977A (ja) 磁気ディスク装置