JPH0227373A - 多色画像形成装置 - Google Patents

多色画像形成装置

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Publication number
JPH0227373A
JPH0227373A JP63177552A JP17755288A JPH0227373A JP H0227373 A JPH0227373 A JP H0227373A JP 63177552 A JP63177552 A JP 63177552A JP 17755288 A JP17755288 A JP 17755288A JP H0227373 A JPH0227373 A JP H0227373A
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JP
Japan
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color
data
image
toner
original
Prior art date
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Pending
Application number
JP63177552A
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English (en)
Inventor
Keiji Kusumoto
啓二 楠本
Norizo Nagata
永田 憲蔵
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/379,828 priority patent/US5089859A/en
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子写真プロセスを用いた多色画像を再現す
る画像形成装置に関する。
(従来技術) 従来より、原稿画像をCCDアレイ等の原稿読取手段に
より色毎の画像データとして読み取り、読み取った色デ
ータに基づいてレーザを駆動制御して、感光体上に色毎
の静電潜像を形成し、これを該当する色のトナーを用い
て現像し、中間転写媒体にトナー画像を転写する工程を
繰り返して多色画像を再現する多色画像形成装置は、よ
く知られている。
一方、原稿を走査して感光体上に静電潜像を形成し、再
現すべき色によって使用するトナーの現機器毎に、トナ
ー像化する部分以外の静電潜像をLEDアレイ等を用い
たイレーザによって消去し、トナー像化した後、中間転
写媒体に転写するという動作を、各トナー毎に繰り返し
て、読取原稿をカラーで再現するようにした多色画像形
成装置も知られている(特開昭60i94469号公報
参照)。
この後者の方法は、レーザを用いる前者の方式に比して
、機械的な駆動機構を用いる必要がないため、機構上大
幅な簡素化がはかれる利点がある反面、イレース手段と
してのLEDアレイのLED素子の配列ピッチ(イレー
ス単位)を、原稿読取手段としてのCCDアレイのCC
D素子の配列ピッチ(読取単位)と同程度とすると、L
EDアレイを用いた書込みヘッドと同様な費用を要し、
本来の目的以上のコスト高となってしまうため、実際に
は、原稿読取手段で読み取った精度でイレース領域を再
現することができないという問題があった。
より具体的には、通常、消去ピッチは読取ピッチの整数
倍(一般的には3,4倍)に製作され、感光体上のイレ
ース単位の面積は、CCDの読取単位の面積の9倍ある
いは16倍となる。従って、一つのイレース単位中に、
色情報が9個あるいは16g存在することになるが、こ
れらの色情報か全て同一であるとは限らず、異なる場合
も多々生ずる。後者の場合には、イレースの際に、イレ
ースすべき色とイレースすべきでない色とが一つのイレ
ース単位中に存在することになり、そのイレース単位を
イレースするにしろ、しないにしろ、いずれか一方の画
像情報の欠落が生じてしまうといった問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 上記の問題を解決するために、特開昭60−23517
0号公報では、色の明度によって、感光体上に形成され
る静電潜像の表面電位が異なることを利用して、イレー
スの際に、1.、 E Dの光重を調節して、一つのイ
L/−ス単位中におい“CS表面電位の低い静電潜像の
方だけを消去することによ−って、イレースすべき色と
イレースすべきでない色との区別を付けることが提案さ
れている。しかし、この方法では、例えば黒と赤のよう
に明度の差が大きい場合は、確かに、赤の静電潜像のイ
レースは行われるが、黒の静電潜像の部分を可視像化し
たときには、どうしても赤(あるいはマゼンタとイエロ
ー)トナー像の上に黒トナー像が重なることになり、色
合いが変わってしまう。また、明度の差が少ない色が同
一イレース単位中にある場合は、感光体上に生じる表面
電位の差が少なく、方の色の静電潜像だけをイレースす
ることは困難であり、画像情報の欠落が生じてしまう。
もし仮にイレースがうまく行えても、明度の低い色を可
視像化する場合には、明度の高い色に使用されるトナー
像の上に明度の低い色のトナー像が重なり合わせられる
ことは避けられず、やはり色合いが変化してしまう。
また、CCD読取単位毎に色データを、メモリに記憶さ
せるので、容量の大きいメモリを必要とし、メモリの効
率が悪く、かつ、その内容をアクセスする処理に時間が
かかり、さらには、製造コストもかかる。
本発明の目的は、原稿中の色情報の明度の差の大小にか
かわらず、画像情報の欠落をできるだけ防止し、それと
ともに、メモリ容量を減少させ、製造コストの低下及び
処理速度の向上を図った多色画像形成装置を提供するこ
とである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するために、本発明に係る多色画像形
成装置は、原稿に光を照射して、その反射光を一様に帯
電した感光体表面に露光して、原稿画像に対応した静電
潜像を形成する一方、原稿読取手段によって原稿画像を
色毎に分解しで読み取り、得られた色毎の画像データに
基づいて、イレース手段によって上記静電潜像が形成さ
れた感光体を選択的に光照射して、トナー現像すべき部
分を残して他をイレースした後、該当する色のトナーを
用いて残された静電潜像を現像し、現像されたトナー像
を中間転写媒体に転写する工程を少なくとも1回以上繰
り返して、上記中間転写媒体上に多色トナー像を形成し
、その後、ペーパーに転写し、定着させて多色画像を形
成する多色画像形成装置において、原稿読取手段によっ
て読み取られた色データを原稿読取手段の読取単位とは
異なる大きさのイレース手段のイレース単位に所定の方
法で変換する手段と、イレース単位に変換された色デー
タを記憶する記憶手段と、イレース手段を記憶手段に記
憶された色データに基づいて駆動する駆動制御手段とを
備えたことを特徴とする。
(作用) 多色画像形成装置において、カラーCCDによる読取単
位の色データを、大きさが異なるLED編集イレーサに
よるイレース単位の色データに変換してメモリに格納し
、その変換データに基づいてイレース手段を制御する。
(実施例) 以Fに、添付の図面を参照しながら、本発明の実施例に
ついて説明する。
複写機の構成 第1図は、本発明に係る多色画像形成装置を適用するこ
とができる複写機の概略断面図である。
複写機本体lのほぼ中央には静電潜像担体である感光体
ドラム3が矢印a方向に回転駆動可能に設置され、感光
体ドラム3の周囲には回転方向に沿って帯電チャージャ
4、編集イレーザ5、現像装置6、転写装置11、クリ
ーニング装置22、メインイレーザ23が設置されてい
る。
編集イレーザ5は感光体ドラム3の軸方向に沿って配置
されたホルダ内にLED素子を並べたり、 EDアレイ
であり、第2図に、この編集イレーザ5を模式的に示す
。各L E D 65は、感光体ドラム3に対向してお
り、第1図の紙面に対して垂直方向に1列に配列されて
いる。また、各L E D 65のピッチPは、本実施
例では1.2鵬に設定されている。後述するように、各
LED65は個々に点灯と消灯のタイミングを制御され
る。
現像装置6は4つの現像器7,8,9.10からなり、
これらは全体として上下方向(矢印す。
b′方向)に移動し、任意の現像器から感光体ドラム3
の表面にトナーを供給できるようにしてあり、現像器7
〜lOにはそれぞれイエロートナー(Ty)、マゼンタ
トナー(Tm)、シアントナー (Tc) 、ブラック
トナー(Tbk)を含むトナーが収容されている。なお
、現像装置6は、前述のように上下に移動しつる形態に
限定されるものでなく、感光体ドラム3に対して選択的
に異なる色のトナーを供給できる形態のものであればよ
い。
転写装置11は、感光体ドラム3の上に供給されたトナ
ーを一旦転写ベルN5上に転写して保持するもので、こ
の転写ベルト15は、カーボッ樹脂等を含む導電性ポリ
エステルよりなる導電性基体の表面にポリエチレン等の
誘電体を備え、感光体ドラム3と平行に配置されたロー
ラ12,13.14に巻回されて支持されている。
転写ベルト15の内側には、ローラ12と13との間に
押圧ローラ16が配置され、これらは感光体ドラム3に
対して一体的に近接及び離間し、抑圧ローラ16の上下
動により転写ベルト15が感光体ドラム3に接触、離反
されるようにしである。また、ローラ13,14間には
転写ベルト15に沿ってガイド板18が設けてあり、そ
の外側にはガイド板に対向して、クリーニング装置19
、除電チャージャ20、帯電チャージャ21が配置され
ている。さらに、ローラ14の下方には転写ベルト15
に対向する二次転写チャージャ24と、その側部に位置
する分離チャージャ25が設け−Cある。
複写機本体lの上部には光学系27が配置されている。
この光学系27において、第1スライダ28には露光ラ
ンプ29、第1ミラー31が設置されており、第1スラ
イタ28は複写機本体lの上部に設けられた原稿台ガラ
ス26に沿って矢印d方向にスキャン可能としである。
第1スライダ28の後部には第2スライダ32が配置さ
れ、そこには第2ミラー33、第3ミラー34が設けて
あり、第2スライダ32は第1スライダ28と同期して
矢印dの方向に、第1スライダ28の半分の速度でスキ
ャンするようにしである。また、第2スライダ32の前
方(スキャン側)には主レンズ35、第4ミラー36が
固定され、感光体ドラム3の上方には第5ミラー37が
配置されている。さらに、主レンズ35と第4ミラーと
の間にはフィルタ38が設けである。そして、主レンズ
35の近傍には、カラーCCD51及びカラーCCD5
1に原稿画像を集光させるためのCCD用レンズ51a
が固定配置されている。
フィルタ38としては、赤外カットフィルタとシアンフ
ィルタとの2種類のフィルタが主レンズ35の前で切替
可能に構成されている。
複写機本体1の下部には複写ペーパーの給紙・搬送系か
設けてあり、給紙部40は、第1給紙部41、第2給紙
部42、手差給紙部43とで構成されている。
第1給紙部41の複写ペーパー100は、給紙ローラ4
4、搬送ローラ対45により、また、手差給紙部43か
ら手差しされた複写ペーパー100は搬送ローラ対45
により、さらに第2給紙部42の複写ペーパー100は
給紙ローラ47により給紙される。そして、給紙された
複写ペーパー100は、それぞれタイミングローラ46
にて転写ベルト15と2次転写チャージャ24との対向
部に搬送され、ここを通過した複写ペーパー100は、
搬送ベルト48により定着装置49に送られて、排紙部
30に排出される。
隈写機の動作 以上の構成の複写機の基本的な複写動作について第1図
を参照して説明する。
原稿台ガラス26に原稿が載置されている状態でプリン
トスイッチがオンされると、メインモータ2の駆動に基
づき感光体ドラム3が矢印a方向に回転するとともに、
その外周面は帯電チャージャ4の放電により所定電位に
帯電される。
光学系27では、スライダ28.32がそれぞれ矢印d
方向にスキャンし、露光ランプ29から原稿に照射され
た光の反射光は、ミラー3133.34、フィルタ38
、レンズ35及びミラー36.37を介して感光体ドラ
ム3に露光されて静電潜像が形成される。
次に、感光体ドラム3の表面は、前記静?41像が形成
された画像部の先端部以前、後端部以降及び両端部に対
応する部分に編集イレーサ5から光が照射されて電荷が
除去される。後述するように、カラーCCD51の検出
結果に基づき、所定の色に対応する画像の電荷も消去さ
れる。
続いて、前記静電潜像は現像装置6との対向部で所定の
現像器からトナーが供給され、トナー像として像が得ら
れる。
一方、転写装置11では、メインモータ2の駆動によっ
て抑圧ローラ16が第1図に示す状態に上動し、転写ベ
ルト15は、押圧ローラ【6とローラ13との間で感光
体ドラム3の外周部に軽く接触され、この状態で矢印C
方向に回転されつつ、帯電チャージャ2Iによって一様
に電荷が付与される。なお、転写ベルト15の移動速度
は、感光体ドラム3の周速と同一に設定され、両者の間
で4H対的な変動が生じないようにされる。
転写装置11が、前述のように設定されている状態で、
前記感光体ドラム3の表面に形成されたトナー像が転写
ベルト15との接触部に送られてくると、前記トナー像
が帯電チャージャ21によって付与された電荷に基づき
転写ベルト15に静電的に1次転写される。
転写ベルト15との対向部を通過した感光体ドラム3は
クリーニング装置22で残留トナーが除去された後、メ
インモ−タ23により残留電荷が消去されて次回の作像
に備える。
転写ベルトI5に転写されたトナー像は、転写ベルN5
の移動とともに矢印C方向に搬送される。
以上の複写動作を、イエa −、マゼンタ、/アン、ブ
ラックの各色について繰り返して実行し、それぞれの色
で形成されたトナー像を転写ベルトI5に重ねて転写し
て、。多色画像を形成する。
一方、給紙部40から供給された複写ペーパー100は
、前記トナー像とタイミングをとってタイミングローラ
46から繰り出され、2次転写チャージャ24との対向
部Iこおいて、この2次転写チャージャ24の放電によ
って前記トナー像が複写ペーパー100に2次転写され
る。
トナー像か転写された複写ペーパー100は、分離チャ
ージャ25により転写ベルト15から分離され、搬送ベ
ルト48にて定着装置49に搬送され、ここで前記トナ
ー像が溶融定着された後、排紙部30に排出される。
なお、第2転写チヤージヤ24との対向部を通過して、
トナーを消失したベルト15は、クリーニング装置19
との対向部で残留トナーが除去され、除電チャージャ2
0にて残留電荷が消去されて、次回の転写動作に備える
操作パネル 第3図は、複写機本体lに備えられており、複写機本体
lに種々の動作を指示する操作パネルの平面図である。
キー300はコピー動作をスタートさせるためのプリン
トスイッチ、キー群302はコピー枚数設定用及びその
他の情報を入力するためのテンキーである。また、30
1は上記テンキー302により設定されたコピー枚数の
表示用LEDである。
キー305,306はコピー複写倍率を設定するための
キーであり、307は複写倍率を表示するLEDである
。キー308及び310はマニュアル露光量設定用キー
であり、キー308は露光量をアップさせるため、キー
310は露光量をダウンさせるためのキーである。この
露光量のレベルはLED群311により表示される。ま
た、キー309は自動露光を設定するためのキーであり
、LED322は自動露光が設定されていることを示す
ためのものである。キー303はクリア/ストップキー
であり、キー304は割込みキーである。323は複写
機の状態を示す表示エリアである。323aは廃棄トナ
ーの容量オーバーの表示、323bは割込みキー304
が押されたことの表示、323Cはペーパージャムの表
示及び323dはトナーエンプティ表示である。325
〜330は、それぞれ各色の現像器に対応したスイッチ
と選択表示用LEDである。また、331,332は1
現像コピーモードと複数現像コピーモードとの切り替え
を行うためのスイッチと選択表示用L E Dである。
カラー複写動作 第4図及び第5図は、カラー複写時の動作を説明する図
である。
第4図(a)、 (b)は、それぞれ原稿読取及び画像
形成のフローである。
原稿読取では、まず、カラーCCD51より出力される
R、 G、  BのデータからCCDの読取単位毎に、
色データへ変換する作業が行われ(ステップ#l、)、
次に、CCDの読取単位の色データを編集イレーザ5に
よるイレース単位の色データへ変換する処理が行われ(
ステップ#2)、メモリにそのデータを格納する(ステ
ップ#3)。この処理は、例えば、A3サイズの原稿分
行われる。
また、処理をステップ#1〜#3と分けているが、実際
はこれらの処理が繰り返して行われる。
画像形成動作では、まず、原稿をランプによって照射し
、レンズ及びミラーを通って感光体ドラムに静電潜像を
形成すること(アナログプロセスによる静電潜像の形成
)が行われ(ステップ#4)、原稿読取でメモリに格納
されたデータに基づき、現在動作させるべき現像色に対
応させて、編果イレーサ5によって不要な潜像を消去す
る(ステップ#5)、そして、現在選択されている現像
装置でトナーによる可視像化が行われ(ステップ#6)
、転写ベルトにトナー像を転写する(ステップ#7)。
また、ステップ#4〜#7の処理は各色のトナーに対し
て繰り返して行われ、金色について工程が終了すれば(
ステップ#8でYES)、ペーパーへ転写しくステップ
#9)、溶融定着が施されて(ステ、ブ#10)、排紙
される(ステップ#11)。
本実施例では、通常は第1現像装置7(イエロー)、第
2現像装置8(マゼンタ)、第3現像装置9(シアン)
及び第4現像装置10(ブラック)のそれぞれが、ステ
ップ#4〜#7の処理を行った後、ステップ#9に移り
、カラー複写動作を実現する。
第5図は、カラー複写動作の様子を、例を用いて説明す
るものである。
第5図の(a)は、カラー原稿50の一例である。
白地に、黒色の長方形、黄色の正方形、赤色の円形及び
緑色の3角形の部分からなっている。これらは、互いに
離れており、区分されている。
この原稿50を原稿台ガラス26の上に載置し、原稿読
取のためのスキャンを実行する。原稿からの反射光はC
CD用レンズ51.8によって、カラーCCD5 ]に
入射される。このカラーCCD51からの出力に後述す
る画像処理を行い、原稿画像の色分けされた各部分の黒
、黄、赤、緑及び白が、それぞれ判別される。カラーC
CD51には、従来の赤(R)フィルタ、緑(C)フィ
ルタ、青(B)フィルタが交互にCCDの各受光部に設
けられたものを用いる。色読取の1単位としては、赤、
緑、青の3色のフィルタをそれぞれ有する3個のCCD
を1組とし、原稿からの反射光が、これらのフィルタを
通って、R,G、Bごとに出力される。これら出力され
たR、 G、  B信号の処理によって、原稿画像の色
判定を行う。
原稿(a)に対して、第1回目のスキャンを行い、感光
体ドラム3を露光する。この露光に先立ち、感光体ドラ
ム3は予め帯電チャージャ4によって、所定の極性に一
様に帯電されており、露光によって、この感光体ドラム
3は、原稿全体の静電潜像が形成される。これを示すの
が、第5図の(bl)である。本実施例では、イエロー
(y)、マゼンタ(m)、シアン(C)、ブラック(b
k)のトナーカラーの順に現像装置が選択され、現像さ
れるので、第1回目では、イエロー成分を含む静電潜像
のみが残されるために、イエロートナーによる現像を要
しない黒色の長方形の部分の潜像が、編集イレーザ5に
よって消去される。この様子は第5図の(cl)に示さ
れる。なお、赤色はイエローとマゼンタのトナーの混色
によって、緑色はイエローとシアンのトナーの混色によ
って作られるので、赤色の円形部分及び緑色の三角形部
分の静tiI像は、消去されない。
そして、この黄色潜像は、第1現像装置7を通過してイ
エロートナーが感光体ドラム3上にのり、第5図の(d
l)のように、可視像化される。この感光体ドラム3七
のイエロートナー像を転写ベルト15に転写する。これ
は第5図の(el)に示される。
第2回目も第1回目と同様の動作が繰り返される。原稿
(a)から静電潜像が感光体ドラム3上に形成され(第
5図の(b2)) 、マゼンタトナーによる現像を要し
ない黒色の長方形部分、黄色の正方形部分、緑色の三角
形部分の静電潜像は、編集イレーザ5によって消去され
、赤色の円形部分だけの潜像が残される(第5図の(c
2))。そして、これは第2現像装置8のマゼンタトナ
ーにより可視像化され(第5図の(d2))  第1回
目にイエロートナー像が転写された転写ベルト15上に
、マゼンタトナーを転写する(第5図の(e2))。第
5図の(e2)に示すように、イエローとマゼンタのト
ナーが混ぜ合わされた円形部分は赤色になる。
第3回目も上記と同様の動作が繰り返される。
原稿(a)から静電潜像が感光体ドラム3上に形成され
(第5図の(b3乃、シアントナーによる現像を要しな
い黒色の長方形部分、黄色の正方形部分、赤色の円形部
分の静電潜像は、編集イレーザ5によって消去され、緑
色の三角形部分だけの潜像が残される(第5図の(c3
))。そして、これは第3現像装置9のシアントナーに
より可視像化され(第5図の(d3)) 、第1回目の
イエロートナー像、第2回目のマゼンタトナー像が転写
された転写ベルト15上に、シアントナーを転写する(
第5図の(e3))。第5図の(e3)に示すように、
イエローとシアンのトナーが混ぜ合わされた三角形部分
は緑色になる。
第4回目も上記と同様の動作が繰り返される。
原稿(a)から静電潜像が感光体ドラム3上に形成され
(第5図の(b4)) 、ブラックトナーによる現像を
要しない黄色の正方形部分、赤色の円形部分、緑色の三
角形部分の静電潜像は、編集イレーザ5によって消去さ
れ、黒色の長方形部分だけのilh像が残される(第5
図の(c4))。そして、これは第4現像装置10のブ
ラックトナーにより可視像化され(第5図(d4)) 
、第1回目のイエロートナー像、第2回目のマゼンタト
ナー像、第3回目の7アントナー像が転写された転写ベ
ルh 151に、ブラックトナーを転写する(第5図の
(e4))。
こうして、第1回目〜第4回目の動作を行い、転写ベル
ト15上に原稿画像の色に対応したトナ−像が形成され
る。これを給紙されたべ一ノで一上に転写して(第5図
の(r)) 、原稿の実際の色がペーパー上に再現され
る。
なお、上記転写ベルト15にはマークが付けられ、図示
しないセンサでこれを検出して、転写ベルト15への各
色トナーの転写はズレが生じないようにされている。
第6図(a)、第6図(b)は、画像処理部及び編集イ
レーザ5制御部の概略ブロック図である。以下にこの説
明を行う。
カラーCCD51によって検出された画像情報は、R,
G、Bのシリアルのアナログ信号となって出力され、色
分解部52で、R,G、Bそれぞれをパラレル信号に分
解するためにタイミングかとられ、増幅器202a〜2
02Cで信号増幅、A/Dコンバータ203a〜203
cでA/D変換が行われ、デジタル信号に変換する。こ
のデジタル信号はシェーディング補正部53に送られる
シェーディング補正部53では、デジタル信号はセレク
タ204でR,G、B毎に選択され、バッファ205を
介して読み出され、アドレス作成部206によるアドレ
ス信号に従って7エーデイング補正用RAM207に格
納された内容及びシェーディング補正のためのテーブル
が格納されたシェーディング補正用ROM208の内容
に従って、カラーCCD51の画素固有の出力のバラツ
キや、光学系27に起因する出力のバラツキを補正する
なお、ンエーディング補正用RAM207には、原稿載
置台の原稿載置部端に設けられる原稿スケールの裏面に
設けられた基準白パターン(図示せず)を1ライン分読
み取ったデータが格納される。
/ニーディング補正されたデータは色判断部54に送ら
れる。送られたデータは、R,G、B毎にラッチ209
a〜209cによりラッチされ、R,G、Hの各成分の
値によって、黄、マゼンタ、シアン、ブラック、赤、緑
、白の7色のどの色かを、色判断用ROM210内のテ
ーブルを参照して色データに変換される。この変換内容
が、前述の原稿読取単位の色データである。
データ変換部55では、カラーCCD51による読取単
位の色データから、編果イレーサ5によるイレース単位
の色データへの変換をおこなう。
本実施例では、3ライン毎に処理するようにしている。
1ライン目及び2ライン目のデータがラインメモリ用R
AM213,214にそれぞれ格納され、3ライン目の
データか入ってくると、図示しない同期信号によって同
期がとられ、ラッチ215a〜215Cを介して、セレ
クタ216により、各ラインの色データを3個づつ計9
個の色データを選択し、デコーダ217によりそれぞれ
の色データによって、図では上から黄、マゼンタ、シア
ン、赤、緑、黒、白のうちのどの色かによって、これら
の色に対応するゲート218a〜218gに出力する。
各ゲート218a〜218gは、デコーダ217からの
信号出力とこれに同期して入力されるデータカウント用
パルスとによって開かれ、従って、データカウント部2
19a〜219gはそれぞれ、9個のデータに含まれる
色のカウントを行う。なお、図示していないが、9個の
色のカウントか終われば、データカウント部219a〜
219gはそれぞれリセットされ、次のカウントに備え
るようにされる。
セレクタ220は、まず、データカウント部219a〜
219d(黄、マゼンタ、シアン、赤)の値を次のピッ
チ変換用ROM221に送り、その中のテーブルを参照
しつつ、変換値をラッチ222に保持させ、次に、デー
タカウント部219e〜219g(緑、黒、白)の値を
ピンチ変換用ROM221に送り、ラッチ222に保持
されている値及びROM221内のテーブルを参照して
、1色に選択し、変換されてラッチ223に保持させる
。ラッチ223にラッチされたデータは、イレース単位
の色データであり、第6図(b)に示すように、これを
メモリ部56と並行して色限定検出部57に送る。
メモリ部56では、アドレス作成部225で作成される
アドレス信号に従って、データ変換部55からのイレー
ス単位の色データをRAM227に格納する。データ変
換部55からのデータとアドレス作成部225からのア
ドレス信号とはそれぞれ、バッファ224とバッファ2
26を介してRAM227に入力される。
色限定検出部57は、データ変換部55からの出力デー
タをメモリ部56に格納するのと並行して、そのデータ
の内容をチエツクし、メモリするために設けられる。例
えば、もし原稿の色が黒色のみであるとすると、第5図
で説明したように、イエロー、マゼンタ、シアンの各ト
ナーの現像装置を使用しないのにもかかわらず、第1回
目〜第3回目の動作が行われ、つまり、編集イレーザ5
によって、それぞれの静電潜像の消去が行われ、時間的
、コスト的に甚だ無用なロスが発生するはずであるが、
この色限定検出部57の内容を参照することによって、
イエロー、マゼンタ、シアンの各色の現像を省略して、
ブラックの現像のみだけを行わせて、ロスの発生を防ぐ
メモリ部56へ格納された原稿の色データの1画面情報
は、現像動作時にECP58内のマイクロフンピユータ
CPU232によって、バッファ228.229を介し
て、メモリ部56のRAM227から読み出されて、編
集イレーザ5を制御する編集イレーザコントローラ59
に出力される。
原稿の色情報をCCDによって読み取り、メモリ227
へ格納する処理及び色限定検出処理は、ハードウェア的
に行うことで、処理時間を短縮化している。
複写機の制御構成 第7図は、本実施例における複写機の制御の概略ブロッ
ク図である。
通常、複写機は、1つのマイクロコンピュータで制御さ
れるのではなく、複数のマイクロコンピュータで制御さ
れる。本実施例では、3つのマイクロコンピュータで制
御されている。
メインコントロール部150は、?ν写機ノプロセス、
即ち、給紙、搬送、定着、露光等のシーケンス制御及び
操作パネルの入ツバ表示及び各マイクロコンピュータ間
の通信制御を受は持つ部分である。
ECP58は、前述のように、主にデータ処理部70の
制御を行う。
スキャナコントロール部160は、光学系27の第1ス
ライダ28、第2スライダ32を駆動するスキャンモー
タ(図示せず)を制御する。
以上の3つのブロック間には、それぞれデータのやりと
りを行う通信ラインによって接続され、同期が取られる
カラーCODの読取単位 ここで、カラー〇CD51の読取単位について、述べる
本実施例に用いるカラー〇CD51の有効受光画素が2
250個とする。原稿の読取幅が30011111であ
るとすると、R,G、  Bの3つのデータを1組と考
えるので、画像読取ピッチは、300、− (2250
÷3)=0.4(!l1l)となり、このピッチ毎に原
稿の色を識別できる。このピッチは主走査方向に関する
もので、副走査方向の読取ピッチは、光学系の走査速度
とCCDの電荷蓄積時間により変化するが、本実施例で
は、0.4■とする。従って、本実施例のカラー〇CD
51の読取単位のデータは、原稿上で0.4mm X 
0.4mmの面積のデータである。
第8図は、カラーCCD51の出力例である。
図示するように、Rフィルタ、Gフィルタ、Bフィルタ
を、光がそれぞれ通過することによって得られる出力が
、シリアルのアナログ値で順次発生しているのが分かる
。斜線部が原稿情報である信号レベルを表している。図
の信号の(R,、、Gn、Bn)(R,、、、GL、、
、、B、、、、)、−・をそれぞれ1組とし、その1組
が原稿の0.4mm X 0.4mmの面積分の色情報
である。前述の色判断部では、これらの信号の信号成分
のみを抽出し、R,G、  Bそれぞれに分けて、A/
D変換し、シェーディング補正を施したデータから、例
えば、黄、マゼンタ、シアン、赤、緑、黒、白の7色に
色変換する。
第9図は、前述の色判断部からの出力データの一例を示
す。色データは図示のように、色毎にコード化され、3
ビツトのディジタル信号として出力される。“OOO”
、“001”、“OIO”011”、“lOO”、“1
0ビ、“110”はそれぞれ、黄色、マゼンタ、シアン
、緑色、赤色、黒色、白色を表している。
データ変換部 編集イレーザ5のLEDアレイは、前述したように、主
走査方向に1.2■のピッチで各LED65が配列され
ている。従って、感光体ドラム3上における主走査方向
のイレース単位としても1.2市ピツチとなる。また、
感光体ドラム3上の副走査方向のイレース単位のピッチ
は、感光体ドラム3の回転速度と、データ処理部70が
LEDイレーサ5に対してデータを書き換えて出力する
時間にもよるが、本実施例では、1.21とする。よっ
て、感光体ドラム3上のイレース単位は、1.2aus
X 1.2mmの面積となる。一方、カラー〇CD51
による原稿の読取単位は、前述のとおり、0.4m+s
X O,4asであって、イレース単位の方が大きいた
め、そのまま、イレースすると、必要な画像情報が欠落
するなどの不都合が生じたりするので、カラー〇〇D5
1による原稿の読取単位の色データを、編集イレーザ5
によるイレース単位と同じ大きさの色データに変換する
必要がある。データ変換部55は、この処理を行うため
のものである。
第10図に、このデータ変換のようすを模式的に表して
いる。カラーCCD51による読取単位が0、4mm 
X O,4閣であり、編集イレーザ5のLEDアレイに
よるイレース単位が1.2m+ X 1.2asである
ので、第10図の3X3個分のCCD単位の色データを
、所定の演算方法で、1個分のLEDイレース単位の色
データに変換する。
第11図に、上記のデータ変換のための演算方法のフロ
ーを簡略化したものを示す。
まず、9個分のカラー〇CDの読取単位の色データをチ
エ・ツクして、以下の4つの場合に分ける。
(1)  白以外のある一つの色データが最も多い場合
(2)白データが最も多く、他の色の中から最も多い色
が選択できる場合。
(3)自データのみの場合。
(4)白以外の色が多いが、その中から最も多い色が選
択できない場合、あるいは、白データが最も多いが、他
の色について、最も多い色が選択できない場合。
(1)の場合は、最も多い色をLEDイレース単位の色
データとして、メモリ部に格納する。
(2)の場合は、白についで多い色をLEDイレース単
位の色データとして、メモリに格納する。
(3)の場合は、白色をLEDイレース単位の色データ
とする。
(4)の場合は、色が全くまちまちであるならば、その
ようなときは、人間の目には黒と判断しても差し支えが
ないので、LEDイレース単位の色データを黒色データ
とし、同系色(例えば赤とマゼンタ)が多く混在してい
る場合は、予め優先度を与えておき、優先度の高いほう
を選ぶ。
以上の(1)〜(4)の場合について、白色を他の色よ
りも優先度を下げているのは、白色は、無理にイレース
しなくとも、原稿に対する光照射の反射光による感光体
ドラム3への露光によって静電潜像は形成されないから
である。逆に白色に優先度を与えると、特に(+)、 
(2)、 (4)の場合には、LEDイレース単位の色
を白としてしまい、原稿の情報が欠落してしまい、不都
合である。
(1)〜(4)の場合の、具体的な変換例を第12図及
び第13図に示す。
第12図の(1)は、CCDによる読取単位9個分の色
データの中では、赤が最も多いので、赤をLEDイレー
ス単位の色データとする例である。
第12図の(2)は、CCDによる読取単位9個分の色
データの中では、白についで赤が多いので、赤をL E
 Dイレース単位の色データとする例である。
第12図の(3)は、CCDによる読取単位9個分の色
データはすべて白であるので、白をLEDイレース単位
の色データとする例である。
第12図の(4)は、CCDによる読取単位9個分の色
データは、全くまちまちであり、かつ、同系色も含まれ
ていないので、黒をLEDイレース単位の色データとす
る例である。
第13図は、CCDによる読取単位9個分の色データに
赤とマゼンタといった同系色が混在しており、赤の方が
優先度を高くした場合に、赤をLEDイレース単位の色
データとする例である。
また、色の判断方法に最も多い色を選択するという多数
決を用いたが、すべての色に優先順位を決めて(重みを
付けて)、決定しても良い。
優先順位の決め方の例を説明する。前述のように白の優
先順位は下げる必要があり、また、通常プロッタ、プリ
ンタ、サインベン、マーカー等の実際の発色性を考え合
わせると、普通、黒〉赤〉/アン〉緑〉黄であるので、
結局、優先順位は、l ・黒 2・赤 3・・/アン 4・・・緑 5・・・黄 6・・・マゼンタ 7・白 とするのが好ましい。
第14図の(a)は、上記データ変換部でのLEDイレ
ース単位の色データの構造例であり、4ビツトのデータ
で表される。ビットB3.B2.BIBOはそれぞれ第
1現像装置7、第2現像装M8、第3現像装置9、第4
現像装置10に対応して割り当てられている。ここでビ
ットが“ビの場合はLED点灯、0“の場合はLED消
灯を意味する。具体的に、第14図の(b)の例を用い
て説明する。この例では、LEDイレース単位の色デー
タが赤である。上位の2ビツトが“0”で、下位の2ビ
ツトが“1”である。つまり、第1現像装置7(イエロ
ートナー)を動作させるときに、第1現像装置7に対応
するビy トB3が“0”であるので、感光体ドラム3
上の静電潜像はイレースされずに残り、イエロートナー
がのり、可視像化され、転写ベル)15に転写される。
次に第2現像装置8(マゼンタトナー)を動作させると
きは、第2現像装置8に対応するビy )B2が°0”
であるので、やはり感光体ドラム3上の静7B 潜像は
イレースされずに、マゼンタトナーか可視像化され、転
写ベルト15上の前回にのせられたイエロートナーの上
に多重転写され、赤色ができる。
第3現像装置9、第4現像装置10を動作させるときは
、これらに対応するビ、[31,13Qはそれぞれ1″
であるので、感光体ドラム3上の静電潜像はイレースさ
れ、シアントナー及びブラックトナーはのらない。
このようなデータ構成とすることで、編集イレーザ5を
コントロールするECP58のプログラムにおいては、
各ビットの状態を調べるだけで、編集イレーザ5のL 
E Dアレイのコントロールが可能となり、制御速度が
向上する。
色限定検出耶 第15図に、色限定検出部57の概略構成ブロック図を
示す。
色限定検出部57は、前述したように、ある限られた色
しかない原稿のカラー複写において、使用しないトナー
の現像装置を作動させずに、作像動作の時間的短縮を図
るために、予め、原稿上の色について、チエツクするた
めに設けられる。以下に、この色限定検出部57の構成
及び動作を、例をあげて説明する。
図中のB3.B2.Bl、BOは、第14図で説明した
LEDイレース単位の色データの各ビットである。また
、データカウントパルスは、LEDイレース単位のデー
タ変換と同期して出力されるパルスであり、ゲート(g
l)、 (g2)、 (g3)、 (g4)にB3〜B
Oとともに入力され、B3〜BOの内容(“0”か“じ
か)によって、次段のデータカウント部(hl)、 (
h2)、 (h3)、 (h4)にカウントパルスを出
力するか否かが決定される。ゲート(gl)〜(g4)
は83〜BOの内容が“O”のときのみ、データカウン
ト部にデータカウントパルスを出力する。色データが黄
色のときを例として説明すると、データは、上位のビッ
トより順に“0”、“l”1”1“l”であるので、ゲ
ート(gl)のみが、オープンする。従って、データカ
ウント部(hl)−\カウントパルスが出力される。他
の場合も同様であり、LEDイレース単位の色データ毎
に、その4ビツトデータの内容に応じて、データカウン
ト部(hl)、 (h2)、 (h3)、 (h4)の
カウント動作が実行される。
上記の動作を1原稿分実行すれば、データカウント部(
hl)、 (h2)、 (h3)、 (h4)には、そ
れぞれ、1原稿針において、現像装置7〜IOの動作の
要・不要のデータが蓄積される。
1原稿分の読取が終了した後ECP58からデータセレ
クタiに信号を送り、データカウント部(hl)、 (
h2)、 (h3)、 (h4)の内容を選択的に読み
出すことができ、カウント値が零であるのものがある場
合には、これに対応する色の現像装置を使用しないよう
にすることで色限定検出が可能となる。
なお、この色限定に際して、カウント値が零ではないが
、最大値に対して無視し得るような値であれば、これを
無視するようにしてもよい。
この色限定検出により、動作の不要な現像装置を動作さ
せずに済むので、作像速度が向上する。
上記に様々な実施例を挙げたが、本発明は、これら実施
例に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載され
た範囲内で種々の変更、修正が可能である。
(発明の効果) LEDイレース装置によるイレース単位が、CCD原稿
読取装置による読取単位よりも、大きいことを利用して
、原稿読取単位のデータをイレース単位のデータに予め
変換してメモリに記憶することによって、メモリ容量を
減少させることができる。
具体的には、カラーCCD読取中位を0.4+ReAX
04M、LEDイレース単位を1.2m+a X 1.
2msとした場合に、主走査方向に300胴、副走査方
向に434.4閣の原稿データを読み込み、格納するこ
とを考える。カラーCCD読取中位でそのままメモリに
格納すると、 (30010,4) X (434,410,4) =
814500 (個)の色データが格納される。
一方、LEDイレース単位でメモリに格納すると、 (300/1.2) X (434,4/1.2) =
90500 ((11)の色データが格納される。
この例からも分かるように、本実施例の読取及びイレ・
−ス単位のサイズでは、1/9のメモリ容量で済むので
、容量の少ないメモリを使えば良いので、製造コストは
減少する。
そして、読取単位の色データからイレース単位の色デー
タに変換する際、多数決や優先順位によって、色データ
を決定することとすれば、多色画像形成時に、画像情報
の欠落が少なく、かつ、色合いの変化が少ないカラーコ
ピーが得られる。
また、ECPは、変換後のデータを参照するだけで、1
.、 E Dイレーザが制御でき、制御速度が向上する
さらに、本実施例のように、原稿読取動作中にハードウ
ェアのみで、色データの格納処理を行うので、動作速度
が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用可能な複写機の概略断面図であ
る。 第2図は、CODアレイイレーサの模式図である。 第3図は、複写機の操作パネルの一例の平面図である。 第4図(a)、 (b)はそれぞれ、原稿読取及び画像
形成のフローチャートである。 第5図は、カラー複写動作の進行を示す図である。 第6図(a)、 (b)は、データ処理部の概略プロ。 り図である。 第7図は、複写機の概略制御ブロック図である。 第8図は、カラーCCDの出力の一例を示す図である。 第9図は、出力データのコード化の一例を示す図である
。 第10図は、データ変換部における読取単位データから
イレース単位データへの変換の模式図である。 111図は、データ変換の簡略化したフローチャートで
ある。 第12図及び第13図は、第11図によるデータ変換の
具体例である。 第14図(a)は、データ変換部におけるLEDイレー
ス単位の色データの構造を示す図である。 第14図(b)は、赤の場合の色データの構造を示す図
である。 第15図は、色検出限定部の概略構成ブロック図である
。 l・・・複写機、3・・・感光体ドラム、5・・・編集
イレーザ、7・・・第1現像装置、8・・・第2現像装
置、9・・・第3現像装置、10・・・第4現像装置、
15・・転写ベルト、29・・・ランプ、49・・・定
着装置、50・・・原稿、51・・・カラーCCD、5
5・・・データ変換部、56・・・メモリ部、57・・
・色限定検出部、58・・・ECP、70・・・データ
処理装置、100・・・べ−ノf− 特許出願人   ミノルタカメラ株式会社代 理 人 
弁理士 青白 葆 はか1名第4図 第7図 5日 第10図 cc o (7) 鏝hx−z ’) 牟位 0.4X
0.4 mm / dotLED 7 レイ イレース
中イ1 °1.2Xi、2 in/doi第8図 第9図 第11区 (a) 第13図 第14図 (b) ■ ■ 第15図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿に光を照射して、その反射光を一様に帯電し
    た感光体表面に露光して、原稿画像に対応した静電潜像
    を形成する一方、原稿読取手段によって原稿画像を色毎
    に分解して読み取り、得られた色毎の画像データに基づ
    いて、イレース手段によって上記静電潜像が形成された
    感光体を選択的に光照射して、トナー現像すべき部分を
    残して他をイレースした後、該当する色のトナーを用い
    て残された静電潜像を現像し、現像されたトナー像を中
    間転写媒体に転写する工程を少なくとも1回以上繰り返
    して、上記中間転写媒体上に多色トナー像を形成し、そ
    の後、ペーパーに転写し、定着させて多色画像を形成す
    る多色画像形成装置において、 原稿読取手段によって読み取られた色データを原稿読取
    手段の読取単位とは異なる大きさのイレース手段のイレ
    ース単位に所定の方法で変換する手段と、イレース単位
    に変換された色データを記憶する記憶手段と、イレース
    手段を記憶手段に記憶された色データに基づいて駆動す
    る駆動制御手段とを備えたことを特徴とする多色画像形
    成装置。
JP63177552A 1988-07-16 1988-07-16 多色画像形成装置 Pending JPH0227373A (ja)

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