JP3177977B2 - カラー複写機及び画像処理装置 - Google Patents

カラー複写機及び画像処理装置

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JP3177977B2
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啓二 楠本
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ミノルタ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、現像色の異なる複数の現像手段を有したカ
ラー複写機に関する。
〔従来の技術〕
一般に、電子写真プロセスによるカラー複写では、イ
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の3色の
原色トナーが用いられ、これら各色のトナー像を重ね合
わせることによって黒色を含むフルカラーの複写画像が
形成される。
ところで、カラー複写画像では、各色のトナー像の重
ね合わせに微妙なずれが生じた場合には、このようなず
れが、複写画像の内の特に文字や線画などの線幅が小さ
い部分で視覚上のいわゆる荒(あら)として目立し、こ
れによって画質が低下することがある。
このような画質の低下を防止するため、従来のカラー
複写機は、特開昭61−59373号公報に示されているよう
に、任意の色を合成するためのイエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)の減色系3原色に、一般に文字
や線画に用いられる黒色に対応したブラック(BK)を加
えた合計4色のトナーのそれぞれに対応する現像器と、
原稿画像を画素に細分化して読み取るイメージセンサー
と、感光体上の潜像を所定の大きさのイレース単位領域
に区分して部分的に消去(イレース)するためのイレー
サとを有し、イメージセンサーによって読み取った原稿
情報に基づいて原稿の各画素の色を黒色とそれ以外の色
とに判別し、3原色の各トナー像の作像工程では、黒色
と判別された画素に対応した潜像をイレース(除電によ
るトナー付着の阻止)し、逆にブラックのトナー像の作
像工程では、黒色以外と判別された画素に対応した潜像
をイレースするように構成されている。
つまり、原稿画像のフルカラー再現に際して、原稿画
像の内の黒色の部分についてはブラックのトナーのみに
よって作像し、他の部分については3原色のトナーを適
当に組み合わせて作像するように構成されている。
通常、イレーサは選択的に点灯制御される多数個の発
光素子から構成され、感光体に対する照射光量を均一と
するために、隣接する発光素子の互いの照射領域が部分
的に重なるように感光体に対して配置される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のカラー複写機によれば、カラー写真と
その説明文からなる原稿画像などのように、カラー画像
部とモノクロ画像部とが混在する一般的なカラーの原稿
画像の中にあって黒色で表わされた線幅の小さい文字や
線画に対して、色ずれの無い鮮明な複写画像が得られ
る。
なお、本明細書において、モノクロ画像部及びカラー
画像部とは、原稿画像をその観察者が微視的ではなく文
字や図柄などの情報としての意義の認識に基づいて区分
するものとして、その区分された幾つかの領域の中で、
用紙の下地色(透明を含むが通常は白色)と下地色を除
く特定色(通常は黒色)とによって表わされている領域
をモノクロ画像部と呼び、モノクロ画像部以外の領域、
すなわち、少なくとも下地色及び特定色以外の一色(通
常は彩色)を含めた複数色によって表わされている領域
をカラー画像部と呼ぶものとする。
しかしながら、従来では、モノクロ画像部とカラー画
像部とに係わらず原稿画像の内の黒色の部分の全てがブ
ラックのトナーのみによって作像されるので、例えばカ
ラー写真の内で、黒色又は黒色に近い色の部分が、用紙
の下地色を除く他の色(彩色)の部分と隣接する部分に
おいて、イレーサの各発光素子の照射領域の重なりに起
因する原稿画像の一部消失(いわゆる色ぬけ)が生じて
いた。つまり、照射領域が重なった部分では、Y,M,Cの
各トナーによる作像時、及びBKのトナーによる作像時に
おいて重複してイレースされ、いずれの色のトナーも付
着しない。
また、イメージセンサーの分解能及び色判別の誤差な
どに起因して、本来は彩色とすべき部分が黒色で再現さ
れるといった色むらが生じていた。
このため、原稿画像の内でカラー画像部に対する再現
性が劣り、複写画像が全体的にみて視覚上の違和感をい
だかせる不自然なものとなるという問題があった。
本発明は、上述の問題に鑑み、カラー画像部とモノク
ロ画像部との判別の最適化を図り、カラー画像部に対す
る色ぬけや色むらの発生を可及的に抑えた自然なカラー
複写画像を得ることのできるカラー複写機を提供するこ
とを目的としている。
また、他の目的は、回路構成の簡素化を図った領域判
別手段によってカラー画像部とモノクロ画像部との判別
の最適化を図り、カラー画像部に対する色ぬけや色むら
の発生を抑えた自然なカラー複写画像を得ることのでき
るカラー複写機を提供することにある。
さらにまた、他の目的は、カラー画像部とモノクロ画
像部との判別を最適に行うことのできる画像処理装置を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の課題を解決するため、請求項1の発明に係るカ
ラー複写機は、現像色の異なる複数の現像手段を有し、
前記現像手段を用いて原稿の画像をカラーで複写するカ
ラー複写機において、前記原稿の画像を読み取る原稿読
取り手段と、前記原稿読取り手段によって読み取られた
原稿情報に基づいて、前記原稿の画像を分割した各単位
領域毎に、当該単位領域が彩色であるか黒色であるかを
判別し、彩色を示す彩色データまたは黒色を示す黒色デ
ータを出力する画像情報出力手段と、注目単位領域とそ
の周辺の複数の単位領域からなるブロック領域を設定
し、該ブロック領域に対して前記出力された彩色データ
および黒色データをそれぞれ計数するカウント手段と、
計数された彩色データの数と黒色データの数に応じて、
前記注目単位領域について前記現像手段の内の黒色の現
像手段のみによって作像を行うか、複数色の現像手段に
よって作像を行うかを選択的に制御する作像制御手段と
を有してなる。
請求項2の発明に係るカラー複写機は、現像色の異な
る複数の現像手段を有し、前記現像手段を用いて原稿の
画像をカラーで複写するカラー複写機において、前記原
稿の画像を読み取る原稿読取り手段と、前記原稿読取り
手段によって読み取られた原稿情報に基づいて、前記原
稿の画像を分割した各単位領域毎に、当該単位領域が、
濃い黒色と淡い黒色の何れであるかを示す色データを出
力する色情報出力手段と、前記濃い黒色の領域に対して
は前記現像手段の内の特定の1個の現像手段のみによっ
て作像を行い、前記淡い黒色の領域に対しては複数の現
像手段によって作像を行うように制御する作像制御手段
とを有してなる。
請求項3の発明に係るカラー複写機は、原稿の画像を
読み取る原稿読取り手段と、前記原稿読取り手段によっ
て読み取られた原稿情報に基づいて、前記原稿の画像を
分割した各単位領域毎に、当該単位領域の色相を示す色
データ及び濃度を示す濃度データを出力する画像情報出
力手段と、前記単位領域の内の注目単位領域及びその周
辺の複数の周辺単位領域からなる一定の大きさのブロッ
ク領域に対応する複数個の前記色データ及び濃度データ
に基づいて、当該注目単位領域を、黒及び白の混在から
なるか又は濃い黒である単色領域と、淡い黒であるかま
たはそれ以外の彩色領域とに判別する領域判別手段とを
有してなる。
〔作 用〕
原稿読取り手段は、原稿の画像を読み取る。
画像情報出力手段は、原稿読取り手段によって読み取
られた原稿情報に基づいて、原稿の画像を分割した各単
位領域毎に、当該単位領域の色相を示す色データ及び濃
度を示す濃度データを出力する。
色情報出力手段は、原稿読取り手段によって読み取ら
れた原稿情報に基づいて、原稿の画像を分割した各単位
領域毎に、当該単位領域が、濃い黒色と淡い黒色の何れ
であるかを示す色データを出力する。
領域判別手段は、注目単位領域及びその周辺の複数の
周辺単位領域からなる一定の大きさのブロック領域に対
応する複数個の色データ、又は色データ及び濃度データ
に基づいて、当該注目単位領域を単色領域と彩色領域と
に判別する。
作像制御手段は、単色領域又は濃い黒色の領域に対し
ては特定の1個の現像手段のみによって作像を行い、彩
色領域又は淡い黒色の領域に対しては複数の現像手段に
よって作像を行うように作像の制御を行う。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第2図は複写機1の概略の構成を示す正面断面図、第
3図は編集イレーサ5の平面図である。
複写機1のほぼ中央には表面に感光体PCを有する感光
体ドラム3が回転可能に配置され、感光体ドラム3の周
囲には、帯電チャージャ4、編集イレーサ5、現像装置
6、転写装置11、クリーニング装置22、メインイレーサ
23が配設されている。
編集イレーサ5は、第3図に示されるように、ホルダ
内に多数のLED65,65…を1列に並べたLEDアレイからな
る。各LED65は、感光体ドラム3に対向するように、第
2図の紙面に対して垂直方向(主走査方向)にイレース
ピッチd1(d1=0.254mm)をもって配列されており、点
灯と消灯のタイミングが個々に制御される。また、副走
査方向のイレースピッチは、感光体ドラム3の回転速度
とLED65の点滅制御の処理時間とにより定まるが、本実
施例では0.254mmに設定されている。したがって、感光
体ドラム3の表面におけるイレース単位領域hの大きさ
は、0.254mm×0.254mmである。なお、感光体ドラム3の
表面において、個々のLED65によって照射される単位照
射領域hiは、イレース単位領域hよりも若干大きい(d2
>d1)。つまり、隣接するLED65においては、それぞれ
に対応する単位照射領域hiが互いに部分的に重なる。こ
れにより、LED65の発光の指向性に起因した照射のむら
が捕われ、イレース単位領域hの中央部と周辺部との間
で照射の光量がほぼ均等になり、均一なイレースが可能
になる。
第2図に戻り、現像装置6は、4つの現像器7,8,9,10
からなり、これらは一体となって上下方向(矢印M2,M3
方向)に移動し、任意の現像器から感光体ドラム3の表
面にトナーを供給することができる。現像器7〜10には
それぞれイエロートナー(Ty)、マゼンタトナー(T
m)、シアントナー(Tc)、ブラックトナー(Tbk)が収
納されている。なお、現像装置6は、上下に移動しうる
形態に限定されるものでなく、感光体ドラム3に対して
選択的に異なる色のトナーを供給できる形態のものであ
ればよい。
転写装置11は、感光体ドラム3の表面に付着したトナ
ーを転写ベルト(中間転写媒体)15の表面上に一旦転写
して保持するもので、この転写ベルト15は、カーボン樹
脂等を含む導電性ポリエステルよりなる導電性基体の表
面にポリエチレン等の誘導体を備え、感光体ドラム3と
平行に配置されたローラ12,13,14に巻回されて支持され
ている。
転写ベルト15の内側には、ローラ12とローラ13との間
に押圧ローラ16が配置され、これらは感光体ドラム3に
対して一体的に移動し、押圧ローラ16の上下移動により
転写ベルト15が感光体ドラム3に接触又は離反する。ま
た、ローラ13,14の間には転写ベルト15に沿ってガイド
板18が設けられ、その外側にはガイド板に対向するよう
に、クリーニング装置19、除電チャージャ20、帯電チャ
ージャ21が配置されている。さらに、ローラ14の下方に
は、転写ベルト15に対向させて2次転写チャージャ24が
設けられ、2次転写チャージャ24の側部に分離チャージ
ャ25が配設されている。
複写機1の上部には、感光体ドラム3の表面を露光す
る光学系27が配置されている。光学系27は、原稿台ガラ
ス26の下方で原稿画像を矢印M5方向(副走査方向)に走
査可能に設置したもので、露光ランプ29及びミラー31を
有する第1スライダ28、ミラー33,34を有する第2スラ
イダ32、フィルタ部38、主レンズ35、固定ミラー36,37
などから構成されている。第1スライダ28は、感光体ド
ラム3の周速度vに対して、v/n(nは複写倍率)の速
度で移動し、第2スライダ32はv/2nの速度で移動するよ
うに駆動制御される。フィルタ部38は、潜像の現像に用
いるトナーの色、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C
(シアン)、及びBK(ブラック)に応じて、B(ブル
ー)、G(グリーン)、R(レッド)の各色の分光フィ
ルタ、及び可視域で均一な透光特性をもつNDフィルタの
4種のフィルタを切り換えて露光の光路内に挿入可能に
構成されている。
主レンズ35の近傍には、原稿画像を細分化した各画素
の色を検知するためのカラーイメージセンサー51と、カ
ラーイメージセンサー51に原稿画像を結像させるレンズ
51aとが配置されている。
カラーイメージセンサー51は、主走査方向に配列した
多数個の受光素子からなる素子列を副走査方向に3列設
けたものであり、第1〜第3の素子列には、それぞれR
フィルタ、Gフィルタ、Bフィルタが設けられている。
1つの受光素子が原稿画像の1つの画素に対応し、各受
光素子から画素の1色に対する反射光強度に応じた光電
変換信号が出力される。なお、以下の説明では、Rフィ
ルタを設けた受光素子に対応する信号又はデータをRデ
ータといい、同様にG,Bの各フィルタを設けた受光素子
に対応する信号又はデータをそれぞれGデータ、Bデー
タと呼ぶことがある。
カラーイメージセンサー51の主走査方向の画素ピッチ
は0.127mmである。副走査方向の画素ピッチは光学系27
の走査速度などにより定まるが、本実施例では0.127mm
となるよう設定されている。したがって、画素gの大き
さは0.127mm×0.127mmであり、イレース単位領域hの4
分の1の大きさである(第10図参照)。
一方、複写機1の左側下部には、複写画像を形成する
用紙Pを供給するための給紙部40が設けられ、右側下部
には、複写画像が形成された後の用紙Pを収容する排紙
トレー30が設けられている。給紙部40は、それぞれ給紙
ローラ45,44,47を備えた手差給紙部41と、上段給紙カセ
ット42と、下段給紙カセット43とから構成されており、
これらのいずれかより用紙Pが供給される。給紙部40か
ら供給された用紙Pは、タイミングローラ46、搬送ベル
ト48、及び定着装置49からなる搬送路を通って排紙トレ
ー30に排出される。
以上のように構成された複写機1の基本的なカラー複
写の動作を説明する。
まず、原稿台ガラス26に原稿Dが載置されている状態
で、オペレータにより複写動作の開始が指示されると、
メインモータ2の駆動に基づく感光体ドラム3の矢印M1
方向への回転に伴って、帯電チャージャ4の放電により
感光体ドラム3の外周面(感光体PC)が所定電位に一様
に帯電される。
光学系27では、第1スライダ28及び第2スライダ32が
それぞれ矢印M5方向に移動し、露光ランプ29から原稿D
に照射された光の反射光が、ミラー31,33,34、フィルタ
部38、レンズ35及びミラー36,37を介して感光体ドラム
3を露光する。これにより、原稿Dの画像(原稿画像)
を投影した潜像が感光体ドラム3の表面に形成される。
次に、編集イレーサ5により、感光体ドラム3におい
て、潜像の周囲の所定範囲内にある表面電荷がイレース
される。これにより、感光体ドラム3への余分なトナー
の付着が防止され、用紙Pの周囲に余白を設けた複写画
像が形成されることになる。また、同時に、後述する領
域データDXに基づいて後述の境界領域EVを除く所定の領
域の電荷もイレースされる。
続いて、感光体ドラム3と現像装置6との対向部で、
所定の現像器から供給されるトナーによって現像が行わ
れ、感光体ドラム3上にトナー像が形成される。
一方、転写装置11では、メインモータ2の駆動によっ
て押圧ローラ16が第2図に示すように上方へ移動し、転
写ベルト15は、押圧ローラ16とローラ13との間で感光体
ドラム3の外周部に軽く接触し、この状態で矢印M4方向
に回転されつつ、帯電チャージャ21によって一様に電荷
が付与される。なお、転写ベルト15の移動速度は、感光
体ドラム3の周速度と同一に設定されている。
感光体ドラム3の表面に形成されたトナー像が転写ベ
ルト15との接触部と対向すると、トナー像は転写ベルト
15に静電的に1次転写される。
1次転写後の感光体ドラム3の表面は、クリーニング
装置22で残留トナーが除去され、また、メインイレーサ
23により残留電荷が消去されて次回の露光に備えられ
る。
転写ベルト15に転写されたトナー像は、転写ベルト15
の移動とともに矢印M4方向に搬送される。
以上の動作は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
クの順に各色について繰り返し実行され、それぞれの色
で形成されたトナー像を転写ベルト15に重ねて転写する
ことにより、多色刷のトナー像が形成される。なお、転
写ベルト15にはマークが付けられ、図示しないセンサー
でこれを検出して、転写ベルト15へ転写される各色のト
ナー像の位置合わせが行われている。
一方、給紙部40から供給された用紙Pは、転写ベルト
15の移動にタイミングを合わせてタイミングローラ46か
ら送り出され、2次転写チャージャ24との対向部におい
て、2次転写チャージャ24の放電によって転写ベルト15
上のトナー像が用紙Pに2次転写される。
トナー像が転写された用紙Pは、分離チャージャ25に
より転写ベルト15から分離され、搬送ベルト48により定
着装置49に送られる。定着装置49では、トナー像の溶融
定着が行われ、トナー像が複写画像として定着した用紙
Pは排紙トレー30へ排出される。
なお、第2転写チャージャ24との対向部を通過した転
写ベルト15の表面は、クリーニング装置19により残留ト
ナーが除去され、除電チャージャ20により残留電荷が消
去されて、次回の転写に備えられる。
第4図は複写機1の上面に取り付けられた操作パネル
70の平面図である。
操作パネル70には、複写動作をスタートさせるためプ
リントキー300、複写枚数を表示する7セグメントLED30
1、複写枚数などを設定するためのテンキー302、クリア
/ストップキー303、割り込みキー304、複写倍率設定キ
ー305,306、複写倍率を表示するLED307、複写画像の濃
度を段階的に変更設定するためのアップ及びダウンキー
310,308、濃度設定のオート/マニュアル切り換えキー3
09、濃度表示LED311、キー及び表示LEDからなる現像色
の選択部325〜330、複写モード選択部331,332が設けら
れている。
第1図(A)〜(C)は本発明に係るカラー複写の様
子を模式的に示す図である。
第1図(A)において、原稿Dは白地の用紙を用いた
印刷物であり、原稿画像Gは例えばカラー写真などのカ
ラー画像部Gcと、例えば黒色の文字列などのモノクロ画
像部Gmとから構成されるものとする。
このような原稿Dが原稿画像Gを下面側として原稿台
ガラス26の上に載置され、プリントキー300が押下され
ると、作像開始の前にカラーイメージセンサー51によっ
て原稿画像Gを読み取るための予備走査が行われる。
カラーイメージセンサー51の出力信号S0は画像処理部
100へ送られる。画像処理部100は、後述するように信号
S0に基づいて、原稿画像Gを彩色領域ECと単色領域EMと
に判別し、判別の結果を領域データDXとして記憶する。
第1図(A)の例では、説明を簡単にするために、カ
ラー画像部Gcの全領域が彩色領域ECと判別され、モノク
ロ画像部Gmの全領域が単色領域EMと判別されているもの
とする。
以上の予備走査処理の完了後、原稿Dに対する第1回
目の作像を行う。このとき、Yの現像器7及びフィルタ
部38のBフィルタが選択され、それぞれ所定位置にセッ
トされる。
露光走査により、帯電チャージャ4によって一様に帯
電された感光体PCの電荷が、Bフィルタを透過した光で
除電され、感光体ドラム3にカラー画像部Gc(すなわち
彩色領域EC)及びモノクロ画像部Gm(すなわち単色領域
EM)のそれぞれに対応した潜像ZCb,ZMbが形成される
(図中のa1の状態)。
これと並行して、編集イレーサ5により、予備走査時
の判別結果に基づいて、潜像ZCb,ZMbの内の潜像ZMbがイ
レースされる(b1の状態)。そして、残存する潜像ZCb
がYトナーによって現像され、トナー像TCyが形成され
る(c1の状態)。トナー像TCyは転写ベルト15に転写さ
れる(d1の状態)。
次に、Gフィルタを用いた第2回目の作像では、潜像
ZCg,ZMgが形成され(a2の状態)、これら潜像ZCg,ZMgの
内の単色領域EMに対応した潜像ZMgがイレースされる(b
2の状態)。
Mトナーによる潜像ZCgの現像が行われ(c2の状
態)、形成されたトナー像TCmは、転写ベルト15上に先
に転写されたYのトナー像TCyに重ねて転写される(d2
の状態)。
また、Rフィルタを用いた第3回目の作像では、潜像
ZCr,ZMrが形成され(a3の状態)、これら潜像ZCr,ZMrの
内の単色領域EMに対応した潜像ZMrがイレースされる(b
3の状態)。
Cトナーによる潜像ZCrの現像が行われ(c3の状
態)、現像により形成されたトナー像TCcは、転写ベル
ト15上に先に転写されたトナー像TCy,TCmに重ねて転写
される(d3の状態)。
続いて、BK(ブラック)を現像色とする第4回目の作
像では、NDフィルタを用いた露光走査によって彩色領域
EC及び単色領域EMのそれぞれに対応した潜像ZCn,ZMnが
形成される(a4の状態)。
今回の作像においては、第1〜第3回目の作像の場合
とは逆に、潜像ZCn,ZMnの内の彩色領域ECに対応した潜
像ZCnがイレースされる(b4の状態)。
イレース後に残存する潜像ZMnは、BKトナーにより現
像され、感光体ドラム3にはトナー像TMkが形成される
(c4の状態)。トナー像TMkは、転写ベルト15上の所定
位置に転写される(d4の状態)。
その後、転写ベルト15上の3色のトナー像を重ねたト
ナー像Tymc及びブラックのトナー像TMkは、用紙Pに2
次転写されて定着され、これによって用紙P上に原稿画
像Gに対応したカラーの複写画像FGが得られる(eの状
態)。
以上のように、複写機1では、3原色の合成を行う第
1〜第3回目の作像において、原稿画像Gの内のカラー
画像部Gcのみが可視像化され、モノクロ画像部Gmは可視
像化されない。すなわち、彩色領域ECと判別されたカラ
ー画像部Gcについては、各色が3原色のトナーの組み合
わせによってカラー再現されるが、単色領域EMと判別さ
れたモノクロ画像部Gmについては、単一のトナー(BKト
ナー)のみによって複写が行われる。
つまり、例えばカラー画像部Gcの中に1mm角程度の大
きさの黒色部分(黒色斑点)があった場合、黒色と黒色
以外の色とを区別して作像する従来の複写機では、3原
色のトナーによる作像時には黒色斑点に対応する潜像が
イレースされ、黒色斑点はBKトナーによって現像される
が、本実施例の複写機1では、黒色斑点は3原色のトナ
ーによって現像される。したがって、黒色斑点の周囲の
部分において、隣接するイレース単位領域hに対応する
各単位照射領域hiの重なりに起因した色ぬけの発生が無
くなり、複写画像が自然なものとなる。
なお、上に述べた処理動作は、本発明の作像制御手段
の処理に対応し、後述するイレース制御部109が編集イ
レーサ5を制御することによって行われる。そのような
制御は、例えば後述のフローチャートにおけるステップ
#31の判断およびステップ#33,34で決定された領域に
対して実行される。
次に、第1図(B)を参照しつつ複写機1のカラー複
写の様子をさらに詳しく説明する。
複写機1では、上述の予備走査時において、原稿画像
Gにおけるモノクロ画像部Gmの内のカラー画像部Gcとの
境目の部分は境界領域EVと判別され、他の部分は単色領
域EMと判別される。そして、境界領域EVについては、第
1〜第4回目のいずれの作像時においても編集イレーサ
5による潜像のイレースは行われない。なお、カラー画
像部Gcはその全領域が彩色領域ECと判別されているもの
とする。
以下では、単色領域EM、境界領域EV、及び彩色領域EC
に対応した主走査方向の1列のイレース単位領域hに着
目して作像の過程を説明する。
上述したように、第1〜第3回目の作像において、単
色領域EMに対してイレースが行われる(図中のf1の状
態)。このとき、第3図で説明したように単位照射領域
hiはイレース単位領域hよりも大きいので、境界領域EV
内の単色領域EM側の一部を含めて図中に斜線を付した領
域の潜像がイレースされる。
イレースを受けなかった領域、すなわち彩色領域EC及
び境界領域EV内の彩色領域EC側の大部分は、Y,M,Cの各
トナーによる現像の対象とされ、各回の作像毎に順次現
像される(f2の状態)。
次に、第4回目の作像において、図のf3の状態のよう
に、彩色領域EC及び境界領域EV内の彩色領域EC側の一部
(図の斜線部)がイレースされ、その後、イレースを受
けなかった領域はBKトナーによって現像される(f4の状
態)。
BKのトナー像は、先にY,M,Cの各トナー像が順に転写
されている転写ベルト15上に転写される(f5の状態)。
以上の作像過程を経ることにより、境界領域EVでは、
その中央の幅d3の部分でY,M,Cの各トナー像とBKのトナ
ー像とが重ねられることになる。
これによって、モノクロ画像部Gmの黒色の部分とカラ
ー画像部Gcとが隣接する場合であっても、モノクロ画像
部Gmとカラー画像部Gcとの境目において、編集イレーサ
5の単位照射領域hiの重なりに起因した色ぬけが発生せ
ず、モノクロ画像部Gmとカラー画像部Gcとの画像の連続
性が保たれた自然な複写画像FGを得ることができる。
なお、本実施例の複写機1では、後述のように1.27mm
角の領域判別マトリクスJを用いて、彩色領域ECと単色
領域EMとが判別される。
したがって、原稿画像Gの中で、視覚の上では経験に
基づく画像認識によりカラー画像部Gcの一部と判断され
る無彩色(黒色又は白色)の部分、例えば人物写真の髪
の部分(黒色)、風景画の雲や雪の部分(白色)であっ
ても、その面積が領域判別マトリクスJよりも大きい場
合には、その部分は単色領域EMと判別されてBKトナーに
よる現像の対象とされる。
ところが、このような場合においても、第1図(C)
に示されるように、彩色領域ECに囲まれた単色領域EMの
周縁部は、境界領域EVとして4色のトナーによる現像の
対象とされ、画像の連続性が保たれるので、複写画像FG
は視覚上の違和感のない自然なものとなる。
第5図は画像処理部100の構成を概略的に示すブロッ
ク図、第10図は画素gとイレース単位領域hとの関係を
示す図、第11図は領域判別マトリクスJを示す図であ
る。
カラーイメージセンサー51の出力信号S0は、A/D変換
部101に入力される。
A/D変換部101は、信号S0を所定レベルに増幅した後に
量子化し、6ビット(64階調)の画像データに変換す
る。
シェーディング補正部102は、露光ランプ29の配光分
布(光量ムラ)及びカラーイメージセンサー51の各画素
間の感度差に対応したシェーディング補正を行う。
シェーディング補正を受けた画像データは、副走査方
向位置補正部103(以下「位置補正部」という)へ送ら
れる。位置補正部103は、原稿Dの同一部位に対するR
データ、Gデータ、Bデータの出力タイミングを合わせ
るタイミング調整を行う。
色判断部104は、1つの画素gに対するR,G,Bの各デー
タの値に基づいて画素単位で色及び濃度の識別を行い、
色データd及び濃度データdnを生成する。
ピッチ変換部105は、カラーイメージセンサー51の読
取り単位、すなわち画素gの大きさと編集イレーサ5に
よるイレース単位領域hの大きさとの差(第10図参照)
を補うデータ変換を行うとともに、4画素分の濃度デー
タdnの平均化処理を行うことによって、イレース単位領
域hに対応した色データDC及び濃度データDNを生成す
る。
領域判別部106は、第11図に示されるように、注目す
るイレース単位領域h(以下「注目領域X」という)
と、注目領域Xを囲む複数のイレース単位領域h(以下
「周辺領域Y」という)とからなる領域判別マトリクス
J内の25(5×5)個のイレース単位領域hに対する色
データDC及び濃度データDNに基づいて、注目領域Xを彩
色領域ECと単色領域EMとに判別する。
4 境界変換部107は、領域判別部106から出力される領
域判別データDJに基づいて、注目領域Xが彩色領域ECと
単色領域EMとの境目部分に対応した境界領域EVであるか
否かを判別する。
なお、領域判別部106及び境界変換部107は、各イレー
ス単位領域hをその配列順に注目領域Xとする処理によ
って上述の判別を行う。
メモリ108は、各イレース単位領域hが、彩色領域E
C、単色領域EM、又は境界領域EVのいずれであるかを示
す境界変換部107からの領域データDXを格納する。
イレース制御部109は、上述の第1〜第4回目の作像
において、領域データDXに基づいて、編集イレーサ5の
各LED65を選択的に点灯させる。すなわち、領域データD
Xが単色領域EMを示す場合には、該当するイレース単位
領域hの潜像ZMb,ZMg,ZMrをイレースし、領域データDX
が彩色領域ECを示す場合には、該当するイレース単位領
域hの潜像ZCnをイレースする。しかしながら、領域デ
ータDXが境界領域EVを示す場合には、該当するイレース
単位領域hに対してはイレースを行わない。したがっ
て、境界領域EVは、上述のようにY,M,C,BKの各トナーに
よる現像の対象となる。
第6図(a)〜(c)は画像処理部100の回路図であ
る。
A/D変換部101は、R,G,Bの各色に対応したカラーイメ
ージセンサー51の出力信号S0をそれぞれ増幅する増幅器
111〜113、及び各増幅器111〜113の出力をA/D変換するA
/Dコンバータ114〜116から構成されている。
シェーディング補正部102は、A/Dコンバータ114〜116
から入力されるR,G,Bの各データを択一的に選択するセ
レクタ121、基準画像(白色)を読み取った1ライン分
のR,G,Bデータを格納するシェーディング補正用のRAM12
2、RAM122のアドレス指定を行うアドレス作成部123、バ
ッファ124、補正用変換テーブルが格納されているシェ
ーディング補正ROM125からなる。予備走査において、原
稿Dを読み取ったデータは、RAM122から読み出されたデ
ータとともに変換入力としてROM125に入力されて補正さ
れる。
位置補正部103は、1ラインの走査毎にR,G,Bの順に入
力されるデータをラッチするラッチ回路130、Gデータ
の出力タイミングを1ライン分の走査時間だけ遅延させ
るためのラインメモリ131、Rデータの出力タイミング
を2ライン分の走査時間だけ遅延させるためのラインメ
モリ132,133から構成されている。
色判断部104は、変換テーブルを設けた色判断用ROMか
らなり、R、G、Bデータの相互の関係及び絶対値に対
応した画素単位の色データdc及び濃度データdnを出力す
る。
色データdcは、例えば、R、G、Bの値がほぼ等しく
且つ絶対値が小さい場合は黒色を示し、R、G、Bの値
がほぼ等しく且つ絶対値が大きい場合は白色を示す。そ
して、R、G、Bの値が異なる場合は黒色及び白色以外
の色、すなわち赤色や黄色などの彩色を示す。
ピッチ変換部105は、バッファ141、ラインメモリ14
2、アドレス作成部143、2本のラインに跨がる1個のイ
レース単位領域hに対応した4個の画素gを色データdc
に基づいて黒色、白色、彩色に区分して計数するための
セレクタ144、デコーダ145及びデータカウンタ146、変
換テーブルによって3種の区分の各計数値に応じた色デ
ータDCを出力するピッチ変換ROM147、濃度データdnに基
づいて4個の画素gの平均濃度を示す濃度データDNを生
成するためのラッチ回路149、加算器150、乗算器151、
及び色データDCと濃度データDNとの出力タイミングを合
わせるためのラッチ回路148,152から構成されている。
領域判別部106は、色データDCをその値に応じて区分
して計数するデータカウンタ165、同一のタイミングで
入力されるデータカウンタ165からの計数値を上述の区
分毎に加算する加算器166、濃度データDNを加算する加
算器167,168、変換テーブルによって加算器166,168の出
力に応じた領域判別データDJを出力する領域判別ROM16
9、副走査方向のデータ遅延を行うラインメモリ161〜16
4、主走査方向のデータ遅延を行うラッチ回路170〜17
7、及びデータ伝送のタイミングをとるためのラッチ回
路178,179から構成されている。
境界変換部107は、それぞれ1データ分のデータ遅延
を行うラッチ回路181,182、主走査方向の3個の領域判
別データDJの組み合わせに応じた領域データDXを出力す
る境界変換ROM183からなる。予備走査時において、原稿
Dの1枚分の領域データDXがバッファ184を介してメモ
リ108に記憶される。
また、イレース制御部109は、CPU201と編集イレーサ
5の各LED65の駆動を行うイレースコントローラ202とか
らなる。
第7図はピッチ変換部105によるピッチ変換処理を示
すフローチャートである。
まず、注目領域Xに対応する4個の画素gについて、
色データdc及び濃度データdnを抽出する(ステップ#2
1)。
次に、ステップ#22で、色データdcと濃度データdnと
を振り分ける。
濃度データdnについては、ステップ#23で、注目領域
Xの平均濃度の算出を行う。すなわち、注目領域Xに対
する濃度データDNを生成する。
他方、色データdcについては、ステップ#24で、4個
の色データdcの全てが、白色を示す白色データdcwであ
るか否かをチェックする。ステップ#24でイエスであれ
ば、ステップ#25において、色データDCを白色データDC
wとする。
ステップ#24でノーであれば、ステップ#26におい
て、4個の色データdcの内の白色データdcwを除く色デ
ータdcの全てが、黒色を示す黒色データdckであるか否
かをチェックする。ステップ#26でイエスであれば、ス
テップ#27において、色データDCを黒色データDCkとす
る。
また、ステップ#26でノーであれば、ステップ#28に
おいて、色データDCを白色及び黒色以外の色を示す彩色
データDCfとする。
第8図は領域判別部106による領域判別処理を示すフ
ローチャートである。
まず、ステップ#31において、領域判別マトリクスJ
について、25個の色データDCの区分、及び濃度データDN
の値の加算を行う。
次に、色データDCの区分の結果に応じて場合分けが行
われる。
領域判別マトリクスJにおいて、色データDCが全て彩
色データDCfである場合(図中aの場合)、黒色データD
Ck又は白色データDCwと彩色データDCfとが混在する場合
(図中bの場合)、及び全て白色データDCwである場合
(図中cの場合)には、ステップ#33へ進み、注目領域
Xを彩色領域ECとする。
つまり、図中のa,b,cの場合には、注目領域Xは彩色
領域ECとして判別される。
全て白色データDCwである場合に彩色領域ECと判別す
ることにより、色判断部104において淡色が白色と誤判
断された場合であっても、第1図で説明したように、彩
色領域ECについてはY,M,Cのトナーによる作像時に編集
イレーサ5によるイレースが行われないので、複写画像
では淡色が再現されることになる。
色データDCが全て黒色データDCkである場合(図中d
の場合)は、ステップ#32において、濃度データDNの値
と所定値との大小を比較することにより、領域判別マト
リクスJの全体的な濃度が所定値より小さいか否か、つ
まり、領域判別マトリクスJが淡いか否かを判断する。
ステップ#32でイエスであれば、ステップ#33におい
て注目領域Xを彩色領域ECとする。
ステップ#32でノーであれば、ステップ#34において
注目領域Xを単色領域EMとする。
このように領域判別(ステップ#32〜ステップ#34)
において濃度データDNを参照することにより、領域判別
の最適化を図ることができる。つまり、色判断部104で
黒色と判断される色の中で、灰色に近い色(淡い黒色)
は、他の彩色とともにいわゆる色つきの図柄に用いられ
ることが多いので、灰色に近い色の画像はY,M,Cのトナ
ーによって再現する方が、BKトナーによって再現するよ
りも複写画像FGが自然なものとなる。これに対し、真の
黒色及びそれに近い色(濃い黒色)の画像は、ほとんど
が文字や線画などのモノクロ画像であるので、BKトナー
による再現が好ましい。
また、領域判別マトリクスJにおいて、黒色データDC
kと白色データDCwとが混在する場合(図中eの場合)
は、領域判別マトリクスJは原稿用紙の地肌(白色)と
黒色の文字や線画とからなるモノクロ画像部Gmに対応す
るものと判定し、注目領域Xを単色領域EMとする。
第9図は境界変換部106による境界判別処理を示すフ
ローチャートである。
まず、注目領域X及び注目領域Xの主走査方向の両側
(第11図参照)のイレース単位領域h(以下「隣接領域
W」という)に注目する(ステップ#41)。
ステップ#42では、注目領域Xが単色領域EMであるか
否か、つまり領域判別部106で単色領域EMと判別された
か否かをチェックする。
ステップ#42でノーの場合、すなわち、注目領域Xが
彩色領域ECである場合は、注目領域Xはそのまま彩色領
域ECとされる。
ステップ#42でイエスであれば、ステップ#43に進
み、2個の隣接領域Wの内の少なくとも一方が彩色領域
ECであるか否かをチェックする。ステップ#43でノーの
場合は、注目領域Xはそのまま単色領域EMとされる。
ステップ#43でイエスであれば、ステップ#44に進
み、注目領域Xは、第1図で説明した第1回目〜第4回
目のいずれの作像においても編集イレーサ5によるイレ
ースを実施しない境界領域EVとされる。
第12図は本発明の他の実施例に係る画像処理部100aの
ブロック図である。同図において、第6図と同一の機能
を有する構成要素には同一の符号を付しその説明を省略
する。
画像処理部100aにおいて、色判断部104aは、変換テー
ブルを設けた色判断用ROMからなり、R、G、Bデータ
の相互の関係及び絶対値に対応した画素単位の色データ
dcaを出力する。
色データdcaは、第16図に示されるように、R、G、
Bの値がほぼ等しく且つ絶対値が第1閾値Vth1より大き
い場合は白色を示す。また、R、G、Bの値がほぼ等し
く且つ絶対値が第1閾値Vth1より小さく第2閾値Vth2
(Vth2<Vth1)より大きい場合は淡い黒色(淡黒)を示
し、R、G、Bの値がほぼ等しく且つ絶対値が第2閾値
Vth2より小さい場合は濃い黒色(濃黒)を示す。そし
て、R、G、Bの値が異なる場合は黒色及び白色以外の
色、すなわち赤色や黄色などの彩色を示す。
ピッチ変換部105aは、バッファ141、ラインメモリ14
2、アドレス作成部143、2本のラインに跨がる1個のイ
レース単位領域hに対応した4個の画素gを色データdc
aに基づいて淡い黒色、濃い黒色、白色、彩色に区分し
て計数するためのセレクタ144a、デコーダ145a及びデー
タカウンタ146a、変換テーブルによって4種の区分の各
計数値に応じた色データDCaを出力するピッチ変換ROM14
7aなどから構成され、画素gの大きさと編集イレーサ5
によるイレース単位領域hの大きさとの差を補うデータ
変換を行うことによってイレース単位領域hに対応した
色データDCaを生成する。
領域判別部106aは、色データDCaをその内容(値)に
応じて区分して計数するデータカウンタ165a、同一のタ
イミングで入力されるデータカウンタ165aからの計数値
を上述の区分毎に加算する加算器166a、変換テーブルに
よって加算器166aの出力に応じた領域判別データDJを出
力する領域判別ROM169aなどから構成され、色データDCa
に基づいて注目領域Xを彩色領域ECと単色領域EMとに判
別する。
領域判別部106aによる判別の結果を示す領域判別デー
タDJは、上述の画像処理部100と同様に境界変換部107へ
送られる。そして、境界変換部107から出力される領域
データDXに基づいて編集イレーサ5の制御が行われる。
第13図はピッチ変換部105aによるピッチ変換処理を示
すフローチャートである。
まず、注目領域Xに対応する4個の画素gについて、
色データdcaを抽出する(ステップ#51)。
次に、ステップ#52で、4個の色データdcaの全て
が、白色を示す白色データdcwであるか否かをチェック
する。ステップ#52でイエスであれば、ステップ#53に
おいて、色データDCaを白色データDCwとする。
ステップ#52でノーであれば、ステップ#54におい
て、4個の色データdcaの全てが、淡黒を示す淡黒デー
タdck1であるか否かをチェックする。ステップ#54でイ
エスであれば、ステップ#55において、色データDCaを
淡黒データDCk1とする。
ステップ#54でノーであれば、ステップ#56におい
て、4個の色データdcaの全てが、濃黒を示す濃黒デー
タdck2であるか否かをチェックする。ステップ#56でイ
エスであれば、ステップ#57において、色データDCaを
濃黒データDCk2とする。
ステップ#56でノーであれば、ステップ#58におい
て、4個の色データdcaの全てが彩色を示す彩色データd
cfであるか否かをチェックする。ステップ#58でイエス
であれば、ステップ#59において、色データDCaを彩色
データDCfとする。
ステップ#58でノーであれば、ステップ#60におい
て、4個の色データdcaについて、白色データdcwを除い
た他の3種のデータ、すなわち淡黒データdck1、濃黒デ
ータdck2、彩色データdcfの内でいずれが多数かをチェ
ックする。
ステップ#60で、淡黒データdck1が多数である場合は
上述のステップ#55へ進み、濃黒データdck2が多数であ
る場合は上述のステップ#57へ進む。また、ステップ#
60で、彩色データdcfが多数である場合は上述のステッ
プ#59へ進む。
第14図は領域判別部106aによる領域判別処理を示すフ
ローチャートである。
まず、ステップ#71において、領域判別マトリクスJ
について、25個の色データDCaをチェックし、これら色
データDCaの内容に応じて場合分けを行う。
領域判別マトリクスJにおいて、色データDCaが全て
白色データDCwである場合(図中fの場合)、色データD
Caが全て淡黒データDCk1である場合(図中gの場合)、
及び色データDCaが全て彩色データDCfである場合(図中
hの場合)には、ステップ#73へ進み、注目領域Xを彩
色領域ECとする。つまり、図中のf,g,hの場合には、注
目領域Xは彩色領域ECとして判別される。
淡黒データDCk1及び濃黒データDCk2の少なくとも一方
と彩色データDCfとが混在する場合(図中iの場合)
は、ステップ#72において、淡黒データDCk1と濃黒デー
タDCk2の合計数が彩色データDCfの数より多いか否かを
チェックする。
ステップ#72でノーの場合、すなわち彩色データDCf
の数が淡黒データDCk1と濃黒データDCk2の合計数より多
い場合には、ステップ#73へ進み、上述のしたように注
目領域Xを彩色領域ECとする。
逆にステップ#72でイエスの場合には、ステップ#74
へ進み、注目領域Xを単色領域EMとする。
また、淡黒データDCk1及び濃黒データDCk2の少なくと
も一方と白色データDCwとが混在する場合(図中jの場
合)、及び色データDCaが全て濃黒データDCk2である場
合(図中kの場合)にも、ステップ#74において注目領
域Xを単色領域EMとする。
第15図は領域判別部106aによる領域判別処理の他の例
を示すフローチャートである。
まず、ステップ#81において、領域判別マトリクスJ
について、25個の色データDCaをチェックし、これら色
データDCaの内容に応じて場合分けを行う。
色データDCaが全て白色データDCwである場合(図中l
の場合)、色データDCaが全て淡黒データDCk1である場
合(図中mの場合)、色データDCaが全て彩色データDCf
である場合(図中nの場合)、淡黒データDCk1と彩色デ
ータDCfとが混在する場合(図中oの場合)、及び淡黒
データDCk1と白色データDCwとが混在する場合(図中p
の場合)には、ステップ#83へ進み、注目領域Xを彩色
領域ECとする。
淡黒データDCk1及び濃黒データDCk2の少なくとも一方
と彩色データDCfとが混在する場合(図中qの場合)
は、ステップ#82において、濃黒データDCk2の数が淡黒
データDCk1と彩色データDCfとを合わせた数より多いか
否かをチェックする。
ステップ#82でノーの場合には、ステップ#83へ進
み、上述したように注目領域Xを彩色領域ECとする。
逆にステップ#82でイエスの場合には、ステップ#84
へ進み、注目領域Xを単色領域EMとする。
また、濃黒データDCk2と白色データDCwとが混在する
場合(図中rの場合)、及び色データDCaが全て濃黒デ
ータDCk2である場合(図中sの場合)にも、ステップ#
84において注目領域Xを単色領域EMとする。
上述の実施例によれば、原稿画像Gを構成するカラー
画像部Gcの中に1mm角程度の大きさの黒色部分(黒色斑
点)があった場合であっても、黒色斑点は他の彩色の部
分と同時に3原色のトナーによって現像されるので、黒
色斑点の周囲の部分において、隣接するイレース単位領
域hに対応する各単位照射領域hiの重なりに起因した色
ぬけの発生が無くなり、複写画像が自然なものとなる。
上述の実施例によれば、モノクロ画像部Gmとカラー画
像部Gcとの境目が境界領域EVとして判別され、境界領域
EVは、4色のトナーによる現像の対象とされるので、モ
ノクロ画像部Gmの黒色の部分とカラー画像部Gcとが隣接
する場合であっても、モノクロ画像部Gmとカラー画像部
Gcとの境目において、編集イレーサ5の単位照射領域hi
の重なりに起因した色ぬけが発生せず、モノクロ画像部
Gmとカラー画像部Gcとの連続性が保たれた自然な複写画
像FGを得ることができる。
上述の実施例によれば、領域判別部106で単色領域EM
とされた注目領域Xについて、彩色領域ECに隣接する境
界領域EVであるか否かを判別するようにしたので、すな
わちモノクロ画像部Gmの一部を境界領域EVとして4色の
現像の対象としたので、本来は彩色とすべき部分にBKト
ナーが付着すること無く、画像の再現性を高めることが
できる。
上述の実施例によれば、領域判別部106において、領
域判別マトリクスJに対応する色データDCが全て黒色デ
ータDCkの場合には、領域判別マトリクスJに対応する
濃度データDNに基づいて、領域判別マトリクスJの濃淡
をチェックすることによって、注目領域Xに対する領域
判別を行うようにしたので、領域判別の最適化を図るこ
とができる。
つまり、黒色の中でもその濃度が淡い黒色(灰色っぽ
い黒色)は、例えば色分けグラフの色彩強調用の下地色
などとして一般にカラー画像部Gcに用いられることが多
いが、濃い黒色は、ほとんどの場合において文字や線画
などのモノクロ画像部Gmに用いられるので、単に黒色と
いう色相のみによって領域判別を行う場合に比べて、色
相及び濃度によって領域判別を行った場合には、領域判
別の結果と視覚によるモノクロ画像部Gmとカラー画像部
Gcとの識別の結果とが合致する確率が高まる。
上述の実施例によれば、他の実施例に係る画像処理部
100aでは、色判断用ROM104aによって黒色がその濃度に
応じて区分され、黒データdck1、濃黒データdck2、白色
データdcw及び彩色データdcfからなる色判断用ROM104a
からの色データdcaに基づいて、ピッチ変換処理及び領
域判別処理が行われるので、先の実施例に係る画像処理
部100における濃度データdn,DNの処理に関係する構成要
素、すなわち加算器150,167,168などを省くことがで
き、画像処理部100に比べて回路構成の簡略化を図るこ
とができる。
上述の実施例においては、注目領域Xの主走査方向の
両側のイレース単位領域hを隣接領域Wとして境界領域
EVの判別を行う例を示したが、注目領域Xの副走査方向
の両側(上下)のイレース単位領域h、又は主走査方向
及び副走査方向の合計4個のイレース単位領域hを隣接
領域Wとして境界領域EVの判別を行うようにしてもよ
い。
上述の実施例において、領域判別マトリクスJの大き
さ及び形状を適当に選定することができる。
なお、本実施例におけるカラーイメージセンサ51が本
発明における原稿読取り手段に、色判断部104およびピ
ッチ変換部105が本発明における画像情報出力手段に、
加算器106が本発明におけるカウント手段に、イレース
制御部109が本発明における作像制御手段に、ピッチ変
換部105aが本発明における色情報出力手段に、領域判別
部106,106aが本発明における領域判別手段に、それぞれ
対応する。
〔発明の効果〕
請求項1の発明によれば、カラー画像部とモノクロ画
像部との判別の最適化を図ることができ、カラー画像部
に対する色ぬけや色むらの発生を可及的に抑えた自然な
カラー複写画像を得ることができる。
請求項2の発明によれば、上述の効果に加えて、領域
判別手段の回路構成の簡略化を図ることができる。
請求項3の発明によれば、カラー画像部とモノクロ画
像部との判別を最適に行うことのできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカラー複写の様子を模式的に示す
図、 第2図は複写機の概略の構成を示す正面断面図、 第3図は編集イレーサの平面図、 第4図は複写機の上面に取り付けられた操作パネルの平
面図、 第5図は画像処理部の構成を概略的に示すブロック図、 第6図は画像処理部の回路図、 第7図はピッチ変換部によるピッチ変換処理を示すフロ
ーチャート、 第8図は領域判別部による領域判別処理を示すフローチ
ャート、 第9図は境界変換部による境界判別処理を示すフローチ
ャート、 第10図は画素とイレース単位領域との関係を示す図、 第11図は領域判別マトリクスを示す図、 第12図は他の実施例に係る画像処理部の回路図、 第13図は第12図のピッチ変換部によるピッチ変換処理を
示すフローチャート、 第14図は第12図の領域判別部による領域判別処理を示す
フローチャート、 第15図は第12図の領域判別部による領域判別処理の他の
例を示すフローチャート、 第16図は第12図の色判断部による色判断の様子を示す図
である。 1……複写機(カラー複写機)、7,8,9,10……現像器
(現像手段)、51……カラーイメージセンサー(原稿読
取り手段)、105……ピッチ変換部(画像情報出力手
段)、105a……ピッチ変換部(色情報出力手段)、106,
106a……領域判別部(領域判別手段)、201……CPU(作
像制御手段)、D……原稿、DC,DCa……色データ、DN…
…濃度データ、EC……彩色領域(淡い黒色の領域)、EM
……単色領域(濃い黒色の領域)、G……原稿画像(画
像)、J……領域判別マトリクス(ブロック領域)、X
……注目領域(注目単位領域)、Y……周辺領域(周辺
単位領域)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−98671(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 - 1/64 G03G 15/01

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像色の異なる複数の現像手段を有し、前
    記現像手段を用いて原稿の画像をカラーで複写するカラ
    ー複写機において、 前記原稿の画像を読み取る原稿読取り手段と、 前記原稿読取り手段によって読み取られた原稿情報に基
    づいて、前記原稿の画像を分割した各単位領域毎に、当
    該単位領域が彩色であるか黒色であるかを判別し、彩色
    を示す彩色データまたは黒色を示す黒色データを出力す
    る画像情報出力手段と、 注目単位領域とその周辺の複数の単位領域からなるブロ
    ック領域を設定し、該ブロック領域に対して前記出力さ
    れた彩色データおよび黒色データをそれぞれ計数するカ
    ウント手段と、 計数された彩色データの数と黒色データの数に応じて、
    前記注目単位領域について前記現像手段の内の黒色の現
    像手段のみによって作像を行うか、複数色の現像手段に
    よって作像を行うかを選択的に制御する作像制御手段と
    を有し てなることを特徴とするカラー複写機。
  2. 【請求項2】現像色の異なる複数の現像手段を有し、前
    記現像手段を用いて原稿の画像をカラーで複写するカラ
    ー複写機において、 前記原稿の画像を読み取る原稿読取り手段と、 前記原稿読取り手段によって読み取られた原稿情報に基
    づいて、前記原稿の画像を分割した各単位領域毎に、当
    該単位領域が、濃い黒色と淡い黒色の何れであるかを示
    す色データを出力する色情報出力手段と、 前記濃い黒色の領域に対しては前記現像手段の内の特定
    の1個の現像手段のみによって作像を行い、前記淡い黒
    色の領域に対しては複数の現像手段によって作像を行う
    ように制御する作像制御手段とを有し てなることを特徴とするカラー複写機。
  3. 【請求項3】原稿の画像を読み取る原稿読取り手段と、 前記原稿読取り手段によって読み取られた原稿情報に基
    づいて、前記原稿の画像を分割した各単位領域毎に、当
    該単位領域の色相を示す色データ及び濃度を示す濃度デ
    ータを出力する画像情報出力手段と、 前記単位領域の内の注目単位領域及びその周辺の複数の
    周辺単位領域からなる一定の大きさのブロック領域に対
    応する複数個の前記色データ及び濃度データに基づい
    て、当該注目単位領域を、黒及び白の混在からなるか又
    は濃い黒である単色領域と、淡い黒であるかまたはそれ
    以外の彩色領域とに判別する領域判別手段とを有し てなることを特徴とする画像処理装置。
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