JPH02273548A - 排気ガス浄化装置用の担持母体の製造方法 - Google Patents

排気ガス浄化装置用の担持母体の製造方法

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JPH02273548A
JPH02273548A JP1094100A JP9410089A JPH02273548A JP H02273548 A JPH02273548 A JP H02273548A JP 1094100 A JP1094100 A JP 1094100A JP 9410089 A JP9410089 A JP 9410089A JP H02273548 A JPH02273548 A JP H02273548A
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honeycomb structure
gap
corrugated
joining
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哲郎 豊田
Katsunori Matsuoka
克憲 松岡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、排気ガス浄化装置用の担持母体の製造方法に
関する。すなわち、自動車エンジン等の排気ガスを清浄
化する触媒コンバータ等に用いられ、触媒が付着される
担持母体の製造方法に関するものである。
「技術的背景」 このような担持母体には、従来よりケース付のハニカム
構造体が用いられている。すなわちこの種担持母体は、
ロール状をなし触媒が付着されるハニカム構造体と、円
筒状をなしこのハニカム構造体が挿入されるケースとか
らなっていた。
そしてハニカム構造体は、担持母体の使用目的により、
円、楕円、その他の略円状等、種々の断面形状のものが
用いられている。そこでこのようなハニカム構造体が挿
入されるケースも、これに対応した種々の略円筒状のも
のが必要となる。
しかるにこのような種々の形状のものを備え、かつその
祠質、板jl等の面で担持母体の)f〜ス2′してその
4:ま使用゛Cきるものは、一般t、−存在1.1ない
。そこで従来よりこのよ−)な担持母体のケースは、平
板を素材としこ用いこれを所定の円筒状に加重すること
により1.製作さり、ていた。
従って、二のよ−)ムニj、て製作されたケースには、
mi 、’7i向にスリット状の隙間が存しでいた91
従来の技術、l さてこのようなハ、−カッ、構造体とケースとからなる
、111気ガス浄化装置用のlj’j持母体に・ついて
、その製造方法は従来次のごとくなっていた。
:(ず従来例1につい“Cは次のとおり。
この製造方法では、■最初に波板材と平板材とを巻きつ
けてハニカム構造体を仮&11立状態に形成し、0次C
1:′このハニカム構造体をケース内に挿入し1、■イ
れからゲー 人のスリット状の隙間を溶接した後、(1
4)ハニカム構造体の波板材と平板材間庖ろ・う材によ
り接合4”るとともに1.■ハニカム構造体とケース間
をろう材により接合することにより、担持11体が製造
されζいた。
次に従来例2 (、、Iついでは、次のとおりつごの製
造方法では1、■最初に波板材と平板材とを巻き付けて
ハニ、力J、構造体を仮組立状態に形成し、■次にこの
ハニカノ、構造体の波板材と平板材間をろう材により接
合し21、■それからケースのスリット状の隙間を溶接
するとともに、■ハニカム構造体をケース内に挿入した
後、■ハニカム構造体とケース間をろう材により接合す
ることGこより、担持母体が製造されζいた。
r発明が解決しようとする課題」 ところで、このような従来の排気ガス浄化装置用の担持
母体の製造方法にあっては、次の問題が指摘されていた
第1に、ハニカム構造体の波板材と平板材間のろう材に
よる接合と、ハニカノ、構造体とケース間のる・)材に
よる接合と、ケースのスリット状の隙間の1容接とが、
別々に経時的に行われていた(従来例1の11j記■、
■、■、および従来例2の前記■1■、■)。そこで各
接合作業に手間がかかり面倒であり、作業性が悪くコス
I・高となるとの指摘があ〜、7だ。
第2に、ケースのスリット状の隙間を溶接する(従来例
1の前記■、および従来例2の前記(■)ので、その溶
接熱にまりゲ・−=スにひずみが起きやすいという問題
があった。
第3に、まずハニカム構造体の波板材と1′−板材間を
ろう+Aにより接合(7、それからハニカム構造体を、
Ir−ス内に挿入すると(従来例2の前記■。
(・・1))、ハニーカム構造木とケース間番こ間隙が
発生し7や”むいとの指摘があった。
第4に、同様にまイ′ハ、−、カム構造体の波板材と平
板材間をろう材により接合し2、ぞれからハニカム構造
体をケース内に挿入した後、ハニカム構造体と々−・人
間をろう材により接合すると(従来例2の前記■、■。
(’:’5))、2段階のろう材による接合が行われる
ことになる。そし2てこのように2段階に分けてろう材
による接合が行われる場合には。
前の段階のろう材より後の段階の7.う材は、より低融
点のものを用いなければならない。
つよりハニカム構造体とケース間の接合(従来例2の前
記(Φ)に用いられるろ・う材は、低融点のものである
ことを要する。従ってこのようにして製造された担持母
体にあっては、ハニカム構造体とケース間の高温時にお
ける接合強度が弱く、強度面に不安があり問題となって
いた。
従来例ではこのような点が指摘されていた。
本発明は、このような実情に鑑み上記従来例の問題点を
解決すべくなされたものであって、ハニカム構造体の波
板材と平板材間、ハニカム構il+<体とケース間、お
よびリースの隙間を、ろう材の同船加熱にてそれぞれ接
合することにより、作業性が良くコスト面にも優れ、ケ
ースζこひずみが起きず、ハニI′Jノ、構造体とケー
ス間に間隙の発生もなく、かつ高強度のものが得られる
、排気ガス浄化装置用のiE]持母体の製造方法を提塞
するごとを14的とする。
1′課題を解決するだめの手段J この目的を達成する本発明の技術的1′:、段は、次の
とおりである。
この摺電ガス浄化装置用の担持Iす体の製造方法は、次
の本体準備工程と挿入工程と接合準備工程と接合工程と
を、有してなっている。
本体準備工程では、帯状で波形の凹凸が連続的に折曲形
成された波板材と帯状で平坦な平板材とを用い、該波板
材と平板材をろう材を介し交互に巻き付けてロール状と
なし、もって触媒が付着されるハニカム構造体が仮組立
状態に形成される。
挿入工程では、該ハニカム構造体が、略円筒状をなしス
リット状の隙間が存するケース内に挿入される。
接合準備工程では、該ハニカム構造体とケース間、およ
びケースの該隙間に、それぞれろう材が介装される。
接合工程では、このような各工程の後、該ハニカム構造
体の波板材と平板材間の上記ろう材と、ハニカム構造体
と該ケース間の上記ろう材と、ケースの該隙間の上記ろ
う材とを、同時に加熱することによりこれらが接合され
る。
「作  用」 本発明に係る排気ガス浄化装置用の担持母体の製造方法
は、このような手段よりなるので次のごとく作用する。
本体準備工程では、ろう材を介し波板材と平板材とが交
互に巻き付けられてロール状のハニカム構造体が仮組立
状態に形成され、挿入工程では、このハニカム構造体が
ケース内に挿入され、接合111(il工程では、ハニ
カム構造体とケース間およびケースの隙間にそれぞれろ
う材が介装され、挿入されたハニカム構造体とケースは
仮止め固定される。
そしてこのような各工程の後、接合工程において上記各
ろう材を同時に加熱することにより、仮組立状態のハニ
カム構造体の波板材と平板材間、仮止め固定状態のハニ
カム構造体とケース間、およびケースの隙間が、同時に
それぞれ接合される。
従って第1に、接合工程おいて各部材の接合作業が、−
度に一段階で行われる。そこで作業に手間取らず、作業
が容易化される。
第2に、接合準備工程の後接合工程において、ケース間
の隙間は溶接によらずろう材により接合される。そこで
溶接熱によるケースのひずみは回避される。
第3に、挿入工程でハニカム構造体をケース内に挿入後
、接合工程において仮組立状態のハニカム構造体の波板
材と平板材間等が接合される。そこでハニカム構造体と
ケース間に、間隙が発生することもない。
第4に、接合工程において各部材の接合作業が一度に同
時に行われるので、低融点のろう材を用いる必要がない
。そこで各部材は共に高融点のろう材により接合され、
例えばハニカム構造体とケース間も、高温時の接合強度
が強いものが得られる。
「実 施 例」 以下本発明を、図面に示すその実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1図、第2図、第3図、第4図は、本発明に係る排気
ガス浄化装置用の担持母体の製造方法の実施例について
、その説明に供する各部材の斜視図である。そして第1
図は巻き取られる波板材と平板材を、第2図はハニカム
構造体を、第3図はケースを、第4図は製造された担持
母体をそれぞれ示している。
まずこの製造方法に関し、その本体準備工程。
挿入工程、接合準備工程、接合工程、各工程の順序等の
順に説明する。
本体準備工程については次のとおり。
本体準備工程では、第1図に示すごとく、帯状で波形の
凹凸が連続的に折曲形成された波板材lと帯状で平坦な
平板材2を用い、波板材1と平板材2をろう材A1を介
し交互に巻き付けてロール状となし、もって第2図に示
すごとく、触媒が付着されるハニカム構造体3が仮組立
状態に形成される。
すなわちこれらについて詳述すると、図示のハニカム構
造体3にあっては、まず各1枚で帯状をなす金属箔製の
波板材lと平板材2とが準備される。波板材1は、素材
たる金属箔等をコルゲート装置等にてコルゲート加工す
ることにより、所定の凹凸を備え折曲形成される。そし
て波板材1とゝI′板材1う、との接合対象箇所、つ;
トり波板材1の各波1・・)爪部、谷部のり)側65二
文・■バ・2オる1、θ所に:、、1、べ−8−スト状
ヌ、は粉末状のる・)材A1が付設される。なお′66
4に材1又は平扱祠2として、金層箔等の素材面に始め
からろうtt A lが設けられたいわ(小るブL−:
;:yグー1−1・が準備さ杓、る場合には、このよう
な、”パ)・”)祠Δ、の付設÷、(不要であり、自動
的(1”、その介装が1曳、\れる、二と(、、−なる
それから波板材lと平枦、材2と4、−・定中心から′
↓・8日1、−羨きイ・1(・」て重A;1一つ゛つ多
重ζ、、−巻き取るにとにより、円、楕円等のD−ル状
のハーニカフ。構造体;]が仮組−ひ状1υ、)(、こ
形成さA″I、る。すなわち波板材lの各空間が、゛■
′7板祠2板上2てそれぞれ独立空間番7区画されるJ
と第2こより、中空柱状のセル4の平面的集合体たるハ
、で、カム構造体3が仮組−9−状1i !ごす1゛・
:ふ成1゛5れイ)4、b(l!□4)!材1と平板月
2は、ぞの各セル壁を構成!7.事待触媒が(=j着−
j1.シめられる。なお波ヰ反伺1 e”:平根+)i
s2の所定筒所つ;t、り接合対象箇所仁゛:は、’m
 1Iisによりろ・)材A、が介装されている。
本体準備]1稈は、どのように八っている5次、!:挿
入工稈に−)いて1本べろ。
挿入」−稈では、第2図に承す仮組立状B、pのハニ、
力J、構造体3が、第3図にポずごとく略円筒状を?r
 l、スリラミー状の隙間5が存するケース6因に挿入
される7 すなわちこわらについで詳述すると1、−のゲ〜ス6は
、1jτIjホのご々< +=板を素材と12これを所
テiテの略円筒状に加]二し29、も−、て円、楕円等
のバ・イブ状の外筒つまり外枠としたものである。そこ
でケース6には、軸方向(、こスリット状の隙間5が存
1゜ている。そして、、−のよらな隙間5が存し7僅か
に開いた状態のケー・ス6内6..:、前述の本体準備
り稈で形成されだ仮ut−i″1状態のへ、8−1h)
、構造体3が挿入される。
なおその際、Ty−一・ス6の隙間5を、ノ)−1材Δ
、を介j52、スボニノト溶接1点)8接、その他の1
:段により、仮1トめ固定し′T′、おくよう!、;7
. l、てもよい8すなわi弘隙間54−仮1:接j、
た閉鎖状態乙、:保持1゛シぬてもよく、その際次に述
べる接合(p+偵丁稈の一部たる隙間5−1のろう材A
2の介装!を1、−1二でVfiflj”4るよ・うt
、二しても1上いや 挿入]“程は、このようになっている。
次(、、゛接音案備丁稈1.”5こ、)いてjA(べる
接合準備T、程では、仮組◇状態のハニカL R’! 
+前体3とリース6間、およびケース6の隙間5に、そ
()、イ′わ、ろう材A1゜A、が介装される。
すなわJ)ご杓、ら(1ご′、)い7詳述4ると、接合
対象[に!I)すiたる仮組立状態のハーカJ、構造体
3とゲー、16間にろ・′)材A、が、又同様U接合対
象箇所たる!y−・ス5 I))隙間r; Itころ・
)材A2が、それぞれ伺設U°土り介装される(第4し
1ぢ則03そi、5てその際T)〜ス6の隙間;)不・
:、介tテ、されたこ〉・)々Lxz’2−介し治り、
等によ+’1仮止め固定1.隙間りを仮+、、’接し!
、・閉鎖状、l〃ミに保持・vしめ、−\−1′hl、
構造6体:3と′T=−ス6とを仮1トめ第7,1′6
お(。
な才E i?l i4iの挿入]2.程+xi♂いて述
べたごとく、既C7ノシ゛−・−ス6の隙間5をイ・・
う斗し病を介し1、スボ・2゜ト溶接1点溶接等により
仮11―め固定j−ごおいた1:)合には、J二連のう
らろう材A2の介装およびlC具(、“よる仮止め固定
は不要である。
接合’Cf−(flA Tfl稈は、このよう?、こな
−、ている。
次に接合工程に゛ついて述べる。
接合工程では、このような各上程の後、仮短)イL状態
のハユカノ、構造体3の波板+81と・1′析材2間の
ろう材A、と、ハニカム構造体3とケース(う間のろ・
)材A3と、ケース6の隙間5のろう材A。
とを1、同時に加熱することにより、゛これらが接合5
゛トれ、もって第4図に示L7た担持母体が得られる。
4なわちこれらについて詳述すると、前iホの本体;’
Y備丁−程、挿入丁程、接合準備−[程の後、これ17
弓こより所定接合対象箇所にろう材A、、A2゜4へ、
が介装されたハニカム構造体3とそのケース〔;ば、炉
の中で−Ifに力11熱される。も2.て各接合上・1
象?S所たる、ハニカl、構造体;うの波板材1とゝ(
・板組2間、ハニカム構造体3とり−ス(3間、ケース
にト])隙間5が、それぞれろ・う材A、、A、、Al
:、こよりに;)・へオ91、も7.て第4図に示しま
た担持i1一体が得られる7 そ15、てこのよろな担持母体が、排気ガス浄化装置に
用いられる。すなわち、自動重工゛5・ジン等の排気ガ
スは、浄化装置を通過しその担持母体に付着された触媒
と反応することにより、清浄化される。すなわち排気ガ
スは、担持母体のハニカム構造体3の各セル4を通過し
、そのセル壁を構成する波板材lと平板材2に付着され
た触媒と反応することにより、清浄化されることになる
接合工程は、このようになっている。
次に各工程の順序等について述べる。
この製造方法において上述の各工程は、例えば本体準備
工程、挿入工程、接合準備工程、接合工程の順序に実施
される。
しかし各工程の実施は、このような順序に限定されるも
のではなく要は接合工程が各工程の最後に行われればよ
く、本体準備工程、挿入工程、接合準備工程相互間の先
後、および各工程の一部のみの先行実施等は、適宜自由
に選択して実施可能である。例えば各工程に先立ち、最
初に接合準備工程のケース6の隙間5へのろう材Atの
介装を実施するようにしてもよい。
なおハニカム構造体3の波板材1.平板材2として、い
わゆるプレージングシートを用いた場合も、上述に準じ
各工程が実施される。ところで波板材1又は平板材2と
して、両面にろう材Aが設けられたプレージングシート
を用いられた場合には、そのろう材Aが、ハニカム構造
体3の波板材1と平板材2間のろう材A、として機能す
るとともに、ハニカム構造体3とケース6間のろう材A
としても機能する。そこで前述の接合準備工程における
仮組立状態のハニカム構造体3とケース6間へのろう材
A、の介装等も、特に付設により実施することなく自動
的に実現される。
各工程の順序等は、このようになっている。
本発明に係る製造方法は、以上説明したようになってい
る。そこで以下のごとくなる。
本体準備工程では、ろう材A、を介し波板材lと平板材
2とが交互に巻き付けられて、ロール状のハニカム構造
体3が仮組立状態に形成される。
又挿入工程では、仮組立状態のハニカム構造体3がケー
ス6内に挿入される。更に接合準備工程では、仮組立状
態のハニカム構造体3とケース6間およびケース6の隙
間5に、それぞれろう材A、。
Aアが介装され、仮組立状態のハニカム構造体3とケー
ス6は仮止め固定される。
このような本体準備工程、挿入工程、接合準備工程の後
、接合工程において炉中で各ろう材A、。
A、、A、が同時に加熱される。これにより、ハニカム
構造体3の波板材1と平板材2間、ハニカム構造体3と
ケース6間、およびケース6の隙間5が、同時にそれぞ
れ接合される。
そこで次の第1.第2.第3.第4のごとくなる。
第1に、上述のごとく接合工程において、仮組立状態の
ハニカム構造体3の波板材1と平板材2間、ハニカム構
造体3とケース6間、およびケース6の隙間5が、ろう
材A+ 、At 、A3の同時加熱により一度に接合さ
れる。つまり接合工程において、担持母体を構成する各
部材の接合作業が一段階で共に行われる。そこで従来例
のごと(これらが別々に行われる場合に比し、手間取ら
ず作業が著しく容易化されることになる。
第2に、接合準備工程を経た後の接合工程において、ケ
ース6間の隙間5は溶接によらずろう材Atにより接合
される。そこで溶接熱によるケース6のひずみは、回避
される。
第3に、挿入工程で仮組立状態のハニカム構造体3をケ
ース6内に挿入後、接合工程においてハニカム構造体3
の波板材1と平板材2間等が接合される。そこで従来例
のごとく、波板材lと平板。
材2の接合後にハニカム構造体3をケース6内に挿入し
た場合、ハニカム構造体3とケース6間に発生していた
間隙は、確実にその発生が防止される。
第4に、接合工程において担持母体を構成する各部材の
接合作業が、−度に同時に行われるので、低融点のろう
材を用いる必要がない。つまり従来例のごとく時間的に
前後してろう材による接合が行われないので、この製造
方法において担持母体の各部材間は、共に高融点のろう
材A、、A2 。
A、により接合される。そこで例えばハニカム構造体3
とケース6間も、低融点ではなく高融点の7、う材A、
を用い接合されるので、事後高温時るにもその間の接合
強度は強い。
、二の製造方法にAf)っては、以上説明した第1゜第
2 第;]、第4のごとくなる、 1゛発明の効果J 本発明に係る排気ガス浄化装置用の担持母体の製造方法
は、以上説明したごとく、ハニカム構造体の波板材とf
板材間、ハニカJ、構造体とケース間2,6よびケース
の隙間を、ろう材の同時加熱にてぞれぞれ接合Vること
により、次の効果を発揮する。
第1に、接合作業が一度に共に行われるので手間取らず
作業が容易化され、ljl持母体製造の作業性が向」−
するとともにコスト面にも極めて優れることになる。
第2に、ケースの隙間はろう材により接合されるので、
製造された担持母体において、ケースにひずみが起きる
よ・うなことはない。
第3に2接合作業が一度に行われるので、製造さね、た
担持母体において、ハニカム構造体とケース間に間隙が
発生ずるごとも防II−される。
第4に1.接合作業が−・度に同時に行われるので、低
融点のる・う材を用いる必要がなく高温時の接合強度も
強い等、高強度な担持母体が得られる。
このようにこの種従来例に存した問題点が−・掃される
等、本発明の発揮する効果器ま顕著a= +、で入なる
ものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図7第:3図、第4図は、本発明+、こ係
る排気ガス浄化装置用の担持母体の製造方法の実施例に
ついて、その説明に供する各部材の斜視図である。 そして第1図は巻き取られる波板材、と平板+、4を、
第2図はハニカム構造体を、第3図はケースを、2第4
図は製造された担持母体を、それぞれ示1.ている。 ■・・・波板材 2・・・平板材 3・・・ハニカム構造体 4・・・セル 5・・・隙間 6・・・ケー・ス A、 A、 、 A、  A、、、。 7)う材 第1図 出願人 昭和飛行機工業株式会社 代理人 弁理士 合 志 元 延

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 帯状で波形の凹凸が連続的に折曲形成された波板材と帯
    状で平坦な平板材とを用い、該波板材と平板材をろう材
    を介し交互に巻き付けてロール状となし、もって触媒が
    付着されるハニカム構造体を仮組立状態に形成する本体
    準備工程と、 該ハニカム構造体を、略円筒状をなしスリット状の隙間
    が存するケース内に挿入する挿入工程と、該ハニカム構
    造体とケース間、およびケースの該隙間に、それぞれろ
    う材を介装する接合準備工程と、 このような各工程の後、該ハニカム構造体の波板材と平
    板材間の上記ろう材と、ハニカム構造体と該ケース間の
    上記ろう材と、ケースの該隙間の上記ろう材とを、同時
    に加熱することによりこれらを接合する接合工程と、 を有してなることを特徴とする排気ガス浄化装置用の担
    持母体の製造方法。
JP1094100A 1989-04-13 1989-04-13 排気ガス浄化装置用の担持母体の製造方法 Expired - Lifetime JP2784660B2 (ja)

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US5272875A (en) * 1991-06-26 1993-12-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Catalytic converter for an internal combustion engine
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JPS62282644A (ja) * 1986-05-19 1987-12-08 Nippon Radiator Co Ltd 触媒担体の製造方法

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