JPH02273240A - 印写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は主に映像信号を入力源とする記録装置に関する
。

［従来の技術］ 従来、ビデオ信号をプリントする装置として、たとえば
、「印写装置」　（特開昭６Ｏ−６９９６１）があった
、この発明によりビデオ信号や、ＲＧＢ信号を高速に画
像処理をして、直接階調印写することが可能になった。

［発明が解決しようとする課題］ しかし従来例では、アナログ的にノイズ防止用の低域フ
ィルタリングと、輪郭強調を映像信号に施した後に、Ａ
／Ｄ変換を行いデジタルデータに変換していた。従って
、システム内における映像信号のアナログ的な劣化は避
けることができないし、回路動作が（温度、湿度ｅｔｃ
により）アナログ的に変動する。また、アナログ回路と
高速動作のデジタル回路が混在し、システムが複雑にな
るという問題を有していた。

本発明は上記のような問題を解決するもので、その目的
とするところはデジタル画像処理技術を用いることによ
り、映像信号のアナログ的な劣化をなくし、処理動作を
安定させると同時に、システムの簡略化を図り、低価格
の記録装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明の記録装置は、印画メカニズムと、印画処理手段
と、映像信号入力手段と、水平および垂直同期信号入力
手段と、前記映像信号を量子化するためのＡ／Ｄ変換器
と、前記映像信号量子化後のデジタルデータを格納する
ための少なくともシライン分のメモリと、ノイズ除去用
のデジタルフィルタ処理部と、エツジ強調用のデジタル
フィルタ処理部とを具備し、デジタル的にノイズ除去と
エツジ強調が行われることを特徴とする。

［実施例］ 本発明を用いたフルカラー階調記録装置を作成した。入
力画像信号は、アナログＲＧＢ信号とし、ラインヘッド
を用い、記録密度は５．６ｄａｔ／ｍｍ、画素数が主走
査方向が５１２個、副走査方向が４６０個である。記録
画面サイズは約９１ｍｍＸ７３ｍｍである。

第１図に本発明によるシステム概略図を示す。

１はＲＧＢ映像信号、２は水平同期信号、３は垂直同期
信号、４はＲＧＢ選択回路、５はＡ／Ｄ変換器、６は５
ライン分のラインメモリ、７はノイズ除去用のデジタル
フィルタ処理部、８はエツジ強調用のデジタルフィルタ
処理部、９はデータ処理用の数ラインのラインメモリ、
ｌＯはサンプリングクロック発生部、１１はメモリアド
レス制御部、１２は中央処理部ＣＰＵ、１３はガンマテ
ーブルを有する印画処理部、１４は駆動回路を有するラ
インヘッドである。

入力されたＲＧＢ信号１はＲＧＢ選択回路４に入力され
、印画順に従って１色ずつ選択された後、Ａ／Ｄ変換器
５に入力される。たとえば、印画順がイエロー、シアン
、マゼンタであるとすれば、色選択はそれぞれの補色で
あるブルー、レッド、グリーンの順になる。一方、水平
同期信号２と垂直同期信号３はＣＰＵ１２と印画処理部
１３に入力される。ＣＰＵ１２は印画開始走査線の２ラ
イン前から、シライン分のサンプリングが行われるよう
に、サンプリングクロック発生部１０とメモリアドレス
制御部１１に、制御信号を送る。サンプリングクロック
発生部１０はＣＰＵ１２の制御信号にしたがって、サン
プリングクロックを発生させ、Ａ／Ｄ変換器５に送る。

Ａ／Ｄ変換器５においてデジタルデータ化された映像信
号は、ラインメモリ６にいったん書き込まれる。ライン
メモリ６の書込制御信号は、アドレス制御部１１により
行われる。シライン分の画像データは、ノイズ除去用の
デジタルフィルタ処理部７において、３×３のメジアン
フィルタ処理を行い、３ライン分の画像データを新たに
作り出し、再びラインメモリ６に書き込まれる、この間
の処理データはデーの画像データを小さい順に並べ変え
、小さいほうから５番目の（真ん中の）値を求める方法
であるが、本実施例ではＡ１２、Ａ２１、Ａ２２、Ａ２
３、Ａ３２の５つの画像データについて並べ代えを行い
、小さいほうから、３番目の値を求める方法を行う、こ
れは処理速度の向上をはかるとともに、３ラインごとに
繰り返されるような周期性のある画像データに対しても
、フィルタが悪影響を与えないためである。さらに、エ
ツジ強調用のデジタルフィルタ処理部８においてノイズ
除去用のデジタルフィルタ処理部７において出力された
、３ラインの画像データにたいして、３×３の高域強調
フィルタ処理を行い、１ラインの画像信号を１ラインの
最初と最後のデータにはフィルタ処理がかからないので
、元データがそのまま出力データになる。つまり、ライ
ンメモリ６における１ラインの最初と最後のデータは、
デジタルフィルタ処理部７．８を経ても書き変わらない
わけである。

このようにして作り出された１ラインの画像データを、
印画処理部１３において、ガンマ変換後ラインヘッド１
４のドライバーＩＣに適合するように変換されラインヘ
ッド１４に送られ、印画される。このようにして、サン
プリングと印画をイエロー、シアン、マゼンタにおいて
繰り返し行い全画面の印画を行う。

本実施例では、入力源をＲＧＢコンポーネント信号とし
たが、ＥＩＡＪ規格の２１ビンマルチコネクタの様に水
平及び垂直同期が混合されている場合には、同期分離回
路が必要となる。また、複合ビデオ信号でもよく、この
場合は、３原色の復調回路と同期分離回路が必要になる
。

また実施例中の、デジタルフィルタ処理部はカスタムＩ
Ｃ化しハードウェアとして構成できるが、データバスを
ＣＰＵが直接リード可能な構成にすれば、ソフト演算に
よりフィルタ処理を行わせることもできる。このような
構成にすればより低価格化することもできる。

本発明では、サンプリングと印画を繰り返す方法ににつ
いて述べているが、フィールドメモリ（フレームメモリ
）への置き換えは容易に可能である。

［発明の効果コ 以上述べたように、本発明によればデジタル画像処理技
術を用いることにより、映像信号のアナログ的な劣化を
なくし、処理動作を安定させると同時に、システムの簡
略化を図り、低価格の記録装置を提供することができる
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるシステムの概略を示すブロック図
。 第２図はメジアンフィルタ説明のための図。 第３図は高域強調フィルタ説明のための図。 ・・・　ＲＧＢ映像信号 ・・・　水平同期信号 ・・・　垂直同期信号 ・・・　ＲＧＢ選択回路 ・・・　Ａ／Ｄ変換器 ・・・　ラインメモリ ノイズ除去用デジタルフィルタ ・・・　エツジ強調用デジタルフィルタ・・・　データ
処理用ラインメモリ １０　・・・ １１　　・・・ １２　・・・ １３　・・・ １４　・・・ １５゛　・・・ １６　・・・ サンプリングクロック発生回路 メモリアドレス制御部 ＣＰＵ 印画処理部 ラインヘッド ローパスフィルタ 輪郭強調回路 以上 代理人弁理士　鈴木喜三部（他１石〕 第　１　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 印画メカニズムと、印画処理手段と、映像信号入力手段
   と、水平および垂直同期信号入力手段と、前記映像信号
   を量子化するためのＡ／Ｄ変換器と、前記映像信号量子
   化後のデジタルデータを格納するための少なくとも５ラ
   イン分のメモリと、ノイズ除去用のデジタルフィルタ処
   理部と、エッジ強調用のデジタルフィルタ処理部とを具
   備し、デジタル的にノイズ除去とエッジ強調が行われる
   ことを特徴とする印写装置。