JPH02272078A - 耐熱性接着材料 - Google Patents

耐熱性接着材料

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JPH02272078A
JPH02272078A JP9389889A JP9389889A JPH02272078A JP H02272078 A JPH02272078 A JP H02272078A JP 9389889 A JP9389889 A JP 9389889A JP 9389889 A JP9389889 A JP 9389889A JP H02272078 A JPH02272078 A JP H02272078A
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JP
Japan
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aromatic polyimide
thermoplastic aromatic
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layer
thermoplastic
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JP9389889A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Igarashi
一雅 五十嵐
Toshiaki Iwamoto
登志明 岩元
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は、耐熱性が要求される電子部品、電気部品等
の絶縁用または固定用等のフィルムまたはテープ等に用
いられる耐熱性接着材料に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、大形コンピューターの大容量化、高速化が一層進
み、VLS Iに代表される半導体素子はますます微細
化、高集積化の動きにある。そして、このような半導体
素子を基板上に搭載する技術として、例えば複数個の半
導体素子を同時に一括して基板上に搭載するマルチチッ
プ基板モジュール等が提案されている。
しかしながら、コンピューターの進歩にしたがい高密度
実装化の動きのなかで、入力端子数のより増加した半導
体素子を小面積の基板上に実装するには搭載基板もまた
高密度配線を行う必要が生じている。上記要求に沿って
銅ポリイミド多層配線基板が開発されたが、銅導体は容
易に酸化されやすいため、銅配線の露出する第一層の表
面も液状ポリイミドワニス(ポリアミド酸溶液)でオー
バーコートして銅の酸化を防止する必要が生じている。
しかし、このように、配線基板の最上層まで高価な液状
ポリイミドワニスを用いて保!lli!を形成するとい
うことは、最上層に形成されるオーバーコート膜には眉
間絶縁性が要求されていないことかられかるように、不
経済的であり、a[の製造工程をますます複雑化するも
のである。そのため、上記問題点の解決策として、上記
液状ポリイミドワニスをスビンコ−1・法で塗布し、窒
素気流下350 ’C程度で焼成することにより保護膜
を形成するという工程や、上記スピンコ−1・法の工程
の簡素化法として、ポリイミドペーストを用いスクリー
ン印刷法でコーティングする方法が提案されている。し
かし、上記スクリーン印刷法においても、窒素気流下3
00〜350 ’Cの高温での焼成が必要である。さら
に、より安価でかつ製造工程を簡素化させる方法として
は、耐熱性芳香族ポリイミドフィルムを、最上層である
銅配線が露出する第一層の銅配線保護部分に貼り合わせ
る方法があげられるが、この方法に使用可能な特性を有
する接着フィルムは未だ開発されていないのが実情であ
る。すなわち、このような多層配線パッケージにおいて
、デバイス自体から発する熱や後工程のメタライズ、低
融点ガラスを用いたパッケージ容器の上蓋の接着の高温
熱処理工程に対して耐熱性を有する用途に使用可能な接
着フィルムは未だ開発されていない。
一方、タブ付きリードフレームを使用するセラミックパ
ッケージは、セラミック容器の上蓋と下蓋とを低融点ガ
ラスを用いて450℃から500°Cに加熱して接着封
止されている。しかし、従来の熱硬化型アクリル接着剤
層や、ゴム・エポキシ接着剤やゴム・フェノール接着剤
等の層を有するリードフレーム固定用ポリイミドテープ
をリードビン固定用に用いた場合、上記ポリイミドテー
プの耐熱性が小さいため、加熱時に生ずる有機タール分
による素子表面の汚染や、発生するガス成分による低融
点ガラス封上部分のガス抜けによるピンホールの発生な
らびにテープの肉厚を薄くする等の欠陥が生じたり、さ
らには高温にさらされた場合、リードビンを接着固定さ
せる高温接着強度が著しく低下しリードシフト等のり−
ドビンの熱変形を防止できない等の数多(の問題が生じ
ている。このような問題点を解決するためには、上記接
着剤層を構成する成分の耐熱性を向上させる必要があり
、このような接着剤層を有するテープ材料の開発が強(
望まれている。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、耐
熱性に優れた耐熱性接着材料の提供をその目的とする。
(問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成するため、この発明の耐熱性接着材料
は、三層構造を有し、第一の層が、下記の一般式(I)
で表される繰り返し単位を主成分とする非熱可塑性芳香
族ポリイミド非接着層からなり、第二の層が、下記の一
般式(n)で表される繰り返し単位を主成分とする非熱
可塑性芳香族ポリイミド支持フィルムからなり、第三の
層が、下記の一般式(III)で表される繰り返し単位
を主成分とする熱可塑性芳香族ポリイミド接着剤層から
なるという構成をとる。
〔作用〕
すなわち、本発明者らは、耐熱性に優れた接着剤層を有
するフィルムおよびテープ等の接着材料を得るために、
上記耐熱性接着材料を構成する非接着剤層、支持フィル
ムおよび接着剤層の構成成分を中心に研究を重ねた。そ
の結果、非接着剤層を構成する成分として上記−数式(
I)で表される繰り返し単位を主成分とする非熱可塑性
芳香族ポリイミド非接着剤を、成形体を構成する成分と
して上記−数式(■)で表される繰り返し単位を主成分
とする非熱可塑性芳香族ポリイミド支持フィルムを、ま
た接着剤層を構成する成分として上記−数式(I[I)
で表される繰り返し単位を主成分とする熱可塑性芳香族
ポリイミド接着剤を用い、これらを上記順序で組み合わ
せると、耐熱性に優れた接着材料が得られるようになる
ことを見出しこの発明に到達した。
なお、ここで「主成分とする」とは、全体が主成分のみ
からなる場合も含める趣旨である。
この発明の耐熱性接着材料は、上記−数式(I)で表さ
れる非熱可塑性芳香族ポリイミド非接着剤層と、上記−
数式(■)で表される非熱可塑性芳香族ポリイミド支持
フィルムと、上記−数式(■)で表される熱可塑性芳香
族ポリイミド接着剤層の三層構造からなる。
上記−触式(1)で表される非熱可塑性芳香族ポリイミ
ド非接着剤層を形成する非接着剤は、芳香族テトラカル
ボン酸二無水物と対称型芳香族パラ置換ジアミンとの反
応によって得られる。
上記芳香族テトラカルボン酸二無水物としては、下記の
一般式(VI)で表されるものが用いられる。
具体的には、ピロメリット酸二無水物、3.3′、4.
4’ −ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2
,3.3’ 、4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物、3.3’、4.4’ビフエニルテトラカルボ
ン酸二無水物、2.3゜3’、4’−ビフェニルテトラ
カルボン酸二無水Th、2.2−ビス(3,4−ジカル
ボキシフェニル)プロパンニ無水物、2,2−ビス(2
,3ジカルボキシフエニル)プロパンニ無水物、22−
ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)へキサフルオロ
プロパンニ無水物、2,2−ビス(23−ジカルボキシ
フェニル)へキサフルオロプロパンニ無水物、ビス(3
,4−ジカルボキシフェニル)エーテルニ無水物、ビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホンニ無水物、
ビス(′3.4−ジカルボキシフェニル)スルフイドニ
無水物、1,1−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル
)エタンニ無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフェニ
ル)メタン二m水L2.3,6.7−ナフタレンテトラ
カルボン酸二無水物、工、4゜58−ナフタレンテトラ
カルボン酸二無水物、1.2,5.6−ナフタレンテト
ラカルボン酸二無水物、1,2,3.4−ベンゼンテト
ラカルボン酸二無水物、3,4.9.10−ペリレンテ
トラカルボン酸二無水物、2,3,6.7−アントラセ
ンテトラカルボン酸二無水物、1,2.78−フェナン
トレンテトラカルボン酸二無水物、ビス(3,4−ジカ
ルボキシフェニル)テトラメチルジシロキサンニ無水物
、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)テトラメチル
ジシロキサンニ無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフ
ェノキシ)ジメチルシランニ無水物、ビス(2,3−ジ
カルボキシフェノキシ)ジメチルシランニ無水物等があ
げられる。これらは単独でもしくは併せて用いることが
できる。
上記対称型芳香族バラ置換ジアミンとしては、下記の一
般式(■)で表されるものが用いられる。
1(J−R−Nl2  ・・・(■) 具体的には、P−フェニレンジアミン、4,4′−ジア
ミノジフェニルエーテル、4,4−ジアミノジフェニル
スルホン、4.4’ジアミノジフエニルスルフイド、4
.4′−ジアミノベンゾフェノン、4.4’ ジアミノ
ジフェニルメタン、22−ビス(4−アミノフェニル)
プロパン、2゜2−ビス(4−アミノフェニル)テトラ
フルオロプロパン、1.4−ビス(4−アミノフェノキ
シ)ベンゼン、4.4’−ビス(4−アミノフェニル)
ジフェニルエーテル、4,4′−ビス(4−アミノフェ
ニル)ジフェニルスルホン、4.4’ビス(4−アミノ
フェニル)ジフェニルスルフィド、4.4′−ビス(4
−アミノフェニル)ジフェニルメタン、4.4’−ビス
(4−アミノフェノキシ)ジフェニルエーテル、44′
−ビス(4−アミノフェノキシ)ジフェニルスルホン、
4.4′−ビス(4−アミノフェノキシ)ジフェニルス
ルフィド、4,4′−ビス(4−アミノフェノキシ)ジ
フェニルメタン、2,2−ビス〔4−(4−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕プロパン2.2−ビス[4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル〕へキサフルオロプロパン
、13−ビス(γ−アミノプロピル)テトラメチルジシ
ロキサン等があげられる。これらは単独でもしくは併せ
て用いることができる。
この発明に用いる非熱可替性芳香族ポリイミド非接着剤
は、上記原料を用いて例えばつぎのようにして作製され
る。すなわち、芳香族テトラカルボン酸二無水物と対称
型芳香族バラ置換ジアミンと、略等モルで有機溶媒中に
おいて、公知の方法(米国特許第4065345号)に
したがい、必要に応じて冷却しながら60°C以下で重
合させるという低温溶液重合を行うことにより透明粘稠
な非熱可塑性芳香族ポリイミド接着剤であるポリアミド
酸重合体溶液が作製される。
上記有機溶媒としては、N−メチル−2−ピロリドン、
N、N−ジメチルホルムアルデヒド、NN−ジメチルア
セトアルデヒド、1,3−ジメチル−2−イミダシリン
、N、N−ジエチルアセトアミド、ジメチルスルホキシ
ド、ヘキサメチルホスホルアミド、テトラメチル尿素、
N−メチルカプロラクタム等があげられる。これらの有
機溶媒は単独で用いてもよいし併用してもよい。
上記−数式(n)で表される非熱可塑性芳香族ポリイミ
ド支持フィルムは、芳香族テトラカルボン酸二無水物と
対称型芳香族バラ置換ジアミンとの反応によって得られ
る。
上記芳香族テトラカルボン酸二無水物および対称型芳香
族バラ置換ジアミンとしては、前述の非熱可塑性芳香族
ポリイミド非接着剤の成分として述べたものと同様のも
のがあげられる。
この発明に用いる非熱可塑性芳香族ポリイミド支持フィ
ルムは、例えばつぎのようにして作製される。すなわち
、上記非熱可塑性芳香族ポリイミド非接着剤の作製方法
と同様にして低温溶液重合を行い、透明粘稠なポリアミ
ド酸重合体溶液をつくり、これをガラス板やステンレス
鏡面上に流延塗布し、100〜180°Cで乾燥する。
そして、180〜300°Cで脱水閉環して上記流延基
材から剥離することにより作製される。さらに、上記の
ようにして作製された非熱可塑性芳香族ポリアミド支持
フィルムは、ピンテンター等を用いて300〜400°
Cで延伸処理することも可能である。
なお、上記方法により非熱可塑性芳香族ポリイミド非接
着剤および非熱可塑性芳香族ポリイミド支持フィルムを
製造する際、ポリアミド酸重合体溶液の固有粘度は0.
8〜6 di / gの範囲に設定することが好ましい
。上記固有粘度は、N−メチル−2−ピロリドン中0.
5g/d(30°C)の濃度で測定し、下記の弐で計算
された値である。
fn(η/η。) 固有粘度η1nch = 二のようにして得られる非熱可塑性芳香族ポリイミド支
持フィルムにおいて、特に好適なものとしては、下記の
一般式(IV)および(V)で表されるもの、例えばデ
ュポン社製のカプトン、鐘ケ淵化学社製のアビカル、宇
部興産社製のユービレツクスRタイプおよびユーピレツ
クスSタイプ、日東電工社製のU−フィルムUおよびU
−フィルムに等があげられる。
(以下余白) 上記非熱可塑性芳香族ポリイミド支持フィルムの厚みと
しては、特に制限するものではなく、例えば12.5μ
1l(1/2sij2) 、  25μm(1mi42
) 、  40um 、  50 (2mijlり 、
  75μ11  (3mi1) 、  l 25 u
rs  (5mi1)等があげられる。
また、非熱可塑性芳香族ポリイミド非接着剤層および熱
可塑性芳香族ポリイミド接着剤層との接着力の向上のた
めに、非熱可塑性芳香族ポリイミド支持フィルムの両面
を火炎処理、コロナ処理、02プラズマ処理、スパッタ
リング処理および金属Na処理等を施すことが可能であ
る。
また、熱可塑性芳香族ポリイミド接着剤層を形成する接
着剤は、芳香族テトラカルボン酸二無水物と対称型芳香
族メタ置換ジアミンとを用いて得られる。
上記芳香族テトラカルボン酸二無水物としては、前述の
非熱可塑性芳香族ポリイミド非接着剤および非熱可塑性
芳香族ポリイミド支持フィルムの成分に述べられたもの
と同様のものがあげられる。
上記対称型芳香族メタ1ztaジアミンとしては、下記
の一般式(■)で表されるものがあげられる。
HzN−0−X−0−Nl2 − (■)具体的には、
3.35−ジアミノフェニルエーテル、3,3′−ジア
ミノジフェニルスルフィド、3.3′−ジアミノジフェ
ニルスルホン、3,3−ジアミノジフェニルメタン、2
,2−ビス(3−アミノフェニル)プロパン、2.2−
ビス(3−アミノフェニル)テトラフルオロプロパン、
1.3−ビス(3−アミノフェニル)プロパン。
1.3−ビス(3−アミノフェニル)へキサフルオロプ
ロパン、3.3’−ベンゾフェノン、1゜3−ビス(3
−アミノフェニル)ベンゼン、1゜3−ビス(3−アミ
ノフェノキシ)ベンゼン、22−ビス(4−(3−アミ
ノフェノキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス(4
−(3−アミノフェノキシ)′フェニルコテトラフルオ
ロプロパン、1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベ
ンゼン、4.4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフ
ェニル、ビス(4−(3−アミノフェノキシ)フェニル
]ケトン、ビス(4−(3−アミノフェノキシ)フェニ
ル]スルフィド、ビス(4−(3−アミノフェノキシ)
フェニル〕スルホン、ビス(4−(3−アミノフェノキ
シ)フェニル]エーテル、4.4’−ビス(3−アミノ
スルホニル)エーテル、4,4′−ビス(3−アミノフ
ェニルスルホニル)ジフェニルエーテル、4,4′ビス
(3−アミノチオフェノキシ)ジフェニルスルホン、1
,4−ビス(4−(3−アミノフェノキシ)ベンゾイル
〕ベンゼン等があげられる。これらは単独でもしくは併
せて用いられる。
また、上記対称型メタ置換ジアミンは、その0〜50モ
ル%を単独もしくは2種以上の前記−数式(■)で表さ
れる対称型芳香族バラ置換ジアミンで置換して用いても
よいが、対称型芳香族バラ置換ジアミンの使用割合は得
られる熱可塑性芳香族ポリイミド接着剤の熱可塑性を発
現できる範囲内でなければならない。
この発明の耐熱性接着材料を構成する熱可塑性芳香族ポ
リイミド接着剤層形成用の熱可塑性芳香族ポリアミド酸
溶液は、上記原料を用いて例えばつぎのようにして作製
される。すなわち、芳香族テトラカルボン酸二無水物と
対称型芳香族メタ置換ジアミンとを略等モル有機溶媒中
において、必要に応じ冷却しながら固有粘度が0.3〜
3.0Li1/gに達するまで60℃以下の低温溶液重
合反応を行うことにより透明粘稠な熱可塑性芳香族ポリ
イミド前駆体のポリアミド酸溶液を作製することかでき
る。
このようにして得られるポリアミド酸溶液を用いること
により形成される熱可塑性芳香族ポリイミド接着剤は、
ガラス転移温度が280°C以下であることが好ましく
、特に好ましいのは200°C以下である。上記熱可塑
性芳香族ポリイミド接着剤が低いガラス転移温度を有す
ることは、この発明における接着剤層の接着機能をゴム
領域で発現させるという観点から有効である。このよう
な接着剤としては、例えば米国航空宇宙局(NASA)
で開発された3、3’、4.4’−ベンゾフェノンテト
ラカルボン酸二無水物(以下rBTDA」と略す)と3
.3′−ジアミノベンゾフェノンからなる芳香族ポリイ
ミド(米国特許第4065345号、米国特許第409
4862号)があげられる。また、他の例として、BT
DAと1. 3=ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼ
ンからなる芳香族ポリイミドをあげることができる。
また、上記熱可塑性芳香族ポリイミド接着剤は、非熱可
塑性ポリイミド前駆体溶液をO〜50重盟%の範囲内で
混合することができる。すなわら、非熱可塑性芳香族ポ
リイミド前駆体溶液の混合割合が50重量%を超えると
得られる接着剤がガラス転移温度を超える温度領域での
ゴム領域における接着性に劣るからである。
この発明の耐熱性接着材料は、例えばっぎのようにして
得られる。すなわち、前記製法により得られた非熱可塑
性芳香族ポリイミド支持フィルムの片面に、非熱可塑性
芳香族ポリイミド非接着剤層を形成する上記熱可塑性芳
香族ポリイミド前躯体’4液’cロールコータ−、ナイ
フコーター フローコーター、アプリケーター等で流延
塗布して120〜350°Cで乾燥する。または、ポリ
イミド前駆体溶液を上記と同様に塗布して120〜2゜
OoCで乾燥させ残存溶媒量が0〜30重量%の範囲で
部分イミド閉環した状態にし、さらに200〜350°
Cで乾燥させイミド化を完結してもよい。このように、
非熱可塑性芳香族ポリイミド支持フィルム面に第一の層
である非熱可塑性芳香族ポリイミド非接着剤層を設けず
に第三の層である熱可塑性芳香族ポリイミド接着剤層を
設けると、−般に、第三の層を形成する工程のなかの乾
燥工程においてその体積収縮によりカールが発生する。
このカールの発生を防止するために、予め第一の層を設
け、上記支持フィルムの両面における応力の均衡を図る
ことによりカールの発生を防止する。
つぎに、非熱可塑性芳香族ポリイミド支持フィルムの他
面に熱可塑性芳香族ポリイミド接着剤層を形成する熱可
塑性芳香族ポリイミド前駆体溶液を上記と同様にして流
延塗布し、120〜200°Cで乾燥することにより得
られる。そして、このようにして得られる耐熱性接着材
料を、被接着物に接着させた後200〜350°Cに加
熱することによりイミド化が完結される。この場合、上
記方法により形成される熱可塑性芳香族ポリイミド接着
剤層中有機溶媒が0〜30重量%の割合で残存してもよ
い。また、上記のように被接着物に接触させた後加熱し
てイミド化を完結するのではなく、耐熱性接着材料の作
製段階において上記乾燥工程ののち200〜350°C
の加熱によりイミド化を予め完結させてもよい。
このようにして得られるこの発明の耐熱性接着材料にお
いて、上記第一の層である非熱可塑性芳香族ポリイミド
非接着剤層と第二の層である非熱可塑性芳香族ポリイミ
ド支持フィルムとの二層の厚みとしては、各層の弾性率
、ポアソン比の違いにより一概に限定することはできな
いが、支持フィルムの両面に形成される各層(非接着剤
層および接着剤層)は略同じ厚みに設定するのが好まし
く、特に好ましいのは非接着剤層と接着剤層の膜厚の差
をそれぞれ厚み10μ−以上の場合それぞれ±100%
以内の厚み精度に設定することである。また、上記非熱
可塑性芳香族ポリイミド非接着剤層は、非熱可塑性芳香
族ポリイミド支持フィルムと同一の分子構造を有するも
のを用いて形成することが、両者の接着性を高めるとい
う観点から好適である。
なお、上記熱可塑性芳香族ポリイミド接着剤層は、常温
において非粘着性であり、ハンドリング性がよく、被接
着物に対する耐熱性接着材料の熱可塑性芳香族ポリイミ
ド接着剤層の接着方法は、被接着物をホラI・プレート
を用いてガラス転移温度を10゛Cから150°Cを趨
える温度に設定しておき、2〜50kg/c−の圧力で
熱圧着するという方法により行われる。また、上記熱可
塑性芳香族ポリイミド接着剤層への異物の付着を防止す
るために、接着剤層面にポリエステルフィルム、ポリプ
ロピレンフィルムおよびフッ素樹脂フィルム等を保護フ
ィルムとして仮貼付してもよい。
このようにして得られるこの発明の耐熱性接着材料は、
図面に示すように、非熱可塑性芳香族ポリイミド支持フ
ィルム2の片面に非熱可塑性芳香族ポリイミド非接着剤
層1が形成され、かつ非熱可塑性芳香族ポリイミド支持
フィルム2の他面に熱可塑性芳香族ポリイミド接着剤層
3が形成された三層構造である。そして、上記各層が前
記のような成分からなる物質で構成されているため、優
れた耐熱性を有している。
ちなみに、この発明の耐熱性接着材料を用いて、例えば
耐熱性接着材料を樹脂管や紙管に巻き取り、この管の巻
き取り方向にスリット裁断加工を施すことにより耐熱性
接着テープを作製することができる。
〔発明の効果] 以上のように、この発明の耐熱性接着材料は、前記−数
式(II)で表される非熱可塑性芳香族ポリイミド支持
フィルムの片面に前記−数式(I)で表される非熱可塑
性芳香族ポリイミド非接着剤層を設け、さらに上記非熱
可塑性芳香族ポリイミド支持フィルムの他面に、前記−
数式(1)で表される熱可塑性芳香族ポリイミド接着剤
層を設けて構成されているため、優れた耐熱性を備えて
いる。したがって、したがって、耐熱性を必要とする用
途、例えば電子部品の絶縁用および固定用接着テープま
たはフィルム等に最適である。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
[実施例1] 撹拌機2冷却管、温度計および窒素導入管を備えた容器
に、4.4′−ジアミノジフェニルエーテル20.0g
(0,1モル)とN−メチル−2−ピロリドン237.
4 gを入れた。そして、窒素気流下ピロメリット酸二
無水物21.9g(0,1モル)を徐々に添加し、水浴
で発熱を抑えながら60°C以下を保ち6時間撹拌する
ことにより固有粘度3゜20dl/gの赤褐色透明粘稠
なポリアミド酸溶液(以下「ワニスA」と称す)を作製
した。つぎに、上記ワニスAを厚み50μra  (2
miffi)のカプトンフィルム(デュポン社製)の片
面上に170°Cで1時間乾燥後の膜厚が20μ麺にな
るようにアプリケーターを用いて塗布して非熱可塑性芳
香族ポリイミド非接着剤層を形成した。
一方、上記と同様の反応容器に、3.3′−ジアミノベ
ンゾフェノン21.2g(0,1モル)とNN−ジメチ
ルアセトアミド3016gを入れた、そして、窒素気流
下BTDA32.2 g (0,1モル)を徐々に添加
し、水浴で60°C以下を保ちながら6時間撹拌するこ
とにより固有粘度0.85 d1/gの淡褐色透明粘稠
なポリアミド酸溶液を作製した。つぎに、上記ポリアミ
ド酸溶液を上記カプトンフィルムの熱可塑性芳香族ポリ
イミド非接着剤層が形成されていない面上に150°C
で2時間乾燥し厚みが25μmになるようにアプリケー
タ−を用いて塗布し、目的の三層構造を有する耐熱性接
着材料を得た。
得られた耐熱性接着材料を300°Cで1時間加熱した
後の熱分解開始温度(窒素気流下10°C/winで昇
温しTGA (理学電機社製)で測定した)は520℃
であった。つぎに、これを幅10mに切断し、200℃
ホットプレート上に予め加熱した厚み0.20 mの4
270イ板と熱可塑性芳香族ポリイミド接着剤層が相対
するよう6 kg/cdの圧力で1秒間均一に熱圧着し
、さらに250℃で6時間加熱した。この後、室温まで
冷却してそのときの90°ビ一ル接着力は2.2kgf
/cmであった。
〔実施例2′〕 反応容器に、窒素気流下p−フェニレンジアミン10.
8g(0,1モル)とN−メチル−2−ピロリドン22
7.8 gを入れ、3.3’、4.4’ビフエニルテト
ラカルボン酸二無水物29.4g(0,1モル)を徐々
に添加した。そして、水浴で60°C以下を保ちながら
2時間撹拌した。その後、50°Cから65°Cに20
時間加温して溶液粘度を下げて固有粘度が3.20d1
/gの赤褐色透明粘稠なポリアミド酸溶液を作製した。
つぎに、上記ポリアミド酸溶液を厚み25μIのユービ
レックス25SS(宇部興産社製)の片面に200“C
で2時間乾燥した後の厚みが15μIとなるようにロー
ルコータ−で塗布した。
一方、上記と同様の反応容器に、窒素気流下N−メチル
−2−ピロリドン347.9 g有機溶媒にて1.3−
ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン29.2g(0
,1モル)とBTDA32.2 g (0゜1モル)と
を60°C以下で重合反応させた。それ以外は実施例1
と同様にして固有粘度1.8d/gの淡褐色透明粘稠ポ
リアミド酸溶液(以下「ワニスB」と称す)を作製した
。このワニスBを上記ユービレツクス25SSO熱可塑
性芳香族ポリイミド非接着剤層が形成されていない面に
150°Cで4時間乾燥した後の厚みが15μmとなる
ようにアプリケーターで塗布し、目的の三層構造を有す
る耐熱性接着材料を得た。
得られた耐熱性接着材料を350°Cで1時間加熱した
後の熱分解開始温度は485°Cであった。
つぎに、これを実施例1と同様にして4270イとの9
0°ビ一ル接着力を測定したところ1.9 kgf/c
txであった。
〔実施例3〕 ワニスAを用いて厚み50μ輪のアビカル50Al((
鐘ケ淵化学社製)の片面に150’Cで2時間乾燥した
後の厚みが25μ鴎となるようにロールコータ−で塗布
した。
一方、ワニスAIO重量部とワニス890重量部とを均
一に混合して、この混合溶液を上記アビカル50AHの
熱可塑性芳香族ポリイミド非接着剤層が形成されていな
い面上に150″Cで1時間乾燥した後の厚みが22μ
−となるようにロールコータ−で塗布し、目的とする三
層構造を有する耐熱性接着材料を得た。なお、このとき
の接着剤層の残存溶媒量は15重量%であった。
得られた耐熱性接着材料を250°Cで6時間加熱した
後の熱分解開始温度は485°Cであった。
つぎに、これを実施例1と同様にして4270イとの9
0”ビール接着力を測定したところ1゜7 kgf/c
mであった。
〔比較例1〕 ワニスAを用いて厚み50μmのアビカル50AH(鐘
ケ淵化学社製)の両面に150 ’Cで1時間乾燥した
のちの厚みが15μmとなるようにロールコータ−で塗
布し、非熱可塑性芳香族ポリイミド支持フィルム両面に
p+−熱可塑性芳香族ポリイミド非接着剤層が形成され
た芳香族ポリイミド構造体を得た。
得られた芳香族ポリイミド構造体を350°Cで1時間
加熱した後の熱分解開始温度は560°Cであった。つ
ぎに、これを実施例1と同様にして4270イ板上に熱
圧着したが、全く接着しなかった。
(比較例2〕 反応’J 器に、4,4′−ジアミノジフェニルエーテ
ル20.0g(0,1モル)とN−メチル−2−ピロリ
ドン279.9 gとを入れた。つぎに、窒素気流下3
.3’、4.4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水
物29.4g(0,1モル)を徐々に加え、水浴で60
°C以下を保ちながら固有粘度3゜50a/gの褐色透
明で粘稠なポリアミド酸溶液を作製した。この溶液を厚
み50μl11(211il)のカプトン200V (
デュポン社製)の両面に180°Cで1時間乾燥した後
の膜厚が22μmとなるようにロールコータ−を用いて
塗布し、非熱可塑性芳香族ポリイミド支持フィルム両面
に非熱可塑性芳香族ポリイミド非接着剤層が形成された
芳香族ポリイミド構造体を得た。得られた芳香族ポリイ
ミド構造体の非接着剤層における残存溶媒量は10重量
%であった。
つぎに、得られた芳香族ポリイミド構造体を250°C
で6時間加熱した後の熱分解開始温度は530°Cであ
った。そして、これを実施例1と同様にして42アロイ
板上に1秒間熱圧着させたが、全(接着しなかった。さ
らに、60秒間熱圧着させても42アロイ仮との90″
ビール接看力は0゜01 kgf /C3と著しく低い
ものであった。
〔比較例3] 実施例3と同様にして厚み50μmのアビカル50AH
(鐘ケ淵化学社製)の片面に非熱可塑性芳香族ポリイミ
ド非接着剤層を形成した。つぎに、ワニスA60重量部
とワニス840重量部とをよく混合しこの混合液を上記
アビカル50AHの他面に150℃で1時間乾燥した後
の厚みが22μmとなるようにロールコータ−で塗布し
、耐熱性接着材料の芳香族ポリイミド構造体を得た。
得られた芳香族ポリイミド構造体を250°Cで6時間
加熱した後の熱分解開始温度は490°Cであった。つ
ぎに、これを実施例1と同様にして4270イ板との9
0°ビ一ル接着力を測定したところ0.1 kg f 
/C1aと著しく低かった。
なお、実施例1品および実施例2品の熱可塑性芳香族ポ
リイミド接着層のガラス転移温度は、それぞれ255°
Cおよび193°Cであった。
このように、実施例は比較例に比べて熱分解開始温度も
高(しかも接着力も高い。このことから、上記実施別品
は耐熱性が要求される分野の使用に有効であることがわ
かる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一例を示す縦断面図である。 1・・・非熱可塑性芳香族ポリイミド非接着剤層2・・
・非熱可塑性芳香族ポリイミド支持フィルム3・・・熱
可塑性芳香族ポリイミド接着剤層特許出願人  日東電
工株式会社 代理人 弁理士 西 寝 征 彦

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)三層構造を有し、第一の層が、下記の一般式(
    I )で表される繰り返し単位を主成分とする非熱可塑性
    芳香族ポリイミド非接着層からなり、第二の層が、下記
    の一般式(II)で表される繰り返し単位を主成分とする
    非熱可塑性芳香族ポリイミド支持フィルムからなり、第
    三の層が、下記の一般式(III)で表される繰り返し単
    位を主成分とする熱可塑性芳香族ポリイミド接着剤層か
    らなることを特徴とする耐熱性接着材料。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) 〔上記式( I )および(II)において、Ar_1、A
    r_2は芳香族テトラカルボン酸残基、R_1、R_2
    は対称型芳香族バラ置換ジアミン残基であり、それぞれ
    相互に同じであっても異なっていてもよい。また、l、
    mは正の整数である。〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) 〔上記式(III)において、Ar_3は芳香族テトラカ
    ルボン酸残基、Rは対称型芳香族メタ置換ジアミン残基
    であり、nは正の整数である。〕
  2. (2)熱可塑性芳香族ポリイミド接着剤層のガラス転移
    温度が280℃以下である請求項(1)記載の耐熱性接
    着材料。
  3. (3)非熱可塑性芳香族ポリイミド支持フィルムが、下
    記の一般式(IV)および(V)で表される繰り返し単位
    を主成分とするものである請求項(1)または(2)記
    載の耐熱性接着材料。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(V) 〔上記式(IV)および(V)において、nは正の整数で
    ある。〕
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