JPH0227182B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0227182B2 JPH0227182B2 JP57016536A JP1653682A JPH0227182B2 JP H0227182 B2 JPH0227182 B2 JP H0227182B2 JP 57016536 A JP57016536 A JP 57016536A JP 1653682 A JP1653682 A JP 1653682A JP H0227182 B2 JPH0227182 B2 JP H0227182B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack bar
- bellows
- bar housing
- tie rod
- rack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 9
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 4
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001010 compromised effect Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000009993 protective function Effects 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J3/00—Diaphragms; Bellows; Bellows pistons
- F16J3/04—Bellows
- F16J3/041—Non-metallic bellows
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Diaphragms And Bellows (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は自動車のステアリングにおけるラツク
ピニオン機構の防護ベローズに関する。
ピニオン機構の防護ベローズに関する。
従来の技術
ラツク・ピニオン機構は第1図に示すように、
ラツクバーハウジング1内に配設されて、該ハウ
ジング端部より突出したラツクバー2端部にユニ
バーサルジヨイント3を介してタイロツド4を連
結し、ラツクバー2に噛合した図外のピニオンの
回転により、ステアリングシヤフト(図示省略)
の回転運動をラツクバー2、タイロツド4の軸方
向運動に変換して、車輪に舵角を与えるものであ
る。
ラツクバーハウジング1内に配設されて、該ハウ
ジング端部より突出したラツクバー2端部にユニ
バーサルジヨイント3を介してタイロツド4を連
結し、ラツクバー2に噛合した図外のピニオンの
回転により、ステアリングシヤフト(図示省略)
の回転運動をラツクバー2、タイロツド4の軸方
向運動に変換して、車輪に舵角を与えるものであ
る。
このようなラツク・ピニオン機構には、図示の
ようにラツクバーハウジング1の端部からユニバ
ーサルジヨイント3部分に亘つてゴム等の弾性材
からなるベローズ5で包覆して、ラツクバーハウ
ジング1内およびユニバーサルジヨイント3に水
やスプラツシユが侵入したり、塵埃が付着して機
能障害を惹起することのないようにしてある。
ようにラツクバーハウジング1の端部からユニバ
ーサルジヨイント3部分に亘つてゴム等の弾性材
からなるベローズ5で包覆して、ラツクバーハウ
ジング1内およびユニバーサルジヨイント3に水
やスプラツシユが侵入したり、塵埃が付着して機
能障害を惹起することのないようにしてある。
このベローズ5は環状の山部6と谷部7とを軸
方向に一体に連設したもので、その一端をラツク
バーハウジング1の端部に固定し、他端をタイロ
ツド4のジヨイント側の端部に固定してあり、ラ
ツクバー2の軸方向作動に対して前記山部6と谷
部7とが伸縮することによつて該軸方向作動に追
随し、また、ユニバーサルジヨイント3を中心と
するタイロツド4の揺動に対してもこれら山部6
と谷部7とが屈曲することによつてこの揺動に追
随し、ラツクバー2、タイロツド4の作動に負荷
を与えることのない構造となつている。
方向に一体に連設したもので、その一端をラツク
バーハウジング1の端部に固定し、他端をタイロ
ツド4のジヨイント側の端部に固定してあり、ラ
ツクバー2の軸方向作動に対して前記山部6と谷
部7とが伸縮することによつて該軸方向作動に追
随し、また、ユニバーサルジヨイント3を中心と
するタイロツド4の揺動に対してもこれら山部6
と谷部7とが屈曲することによつてこの揺動に追
随し、ラツクバー2、タイロツド4の作動に負荷
を与えることのない構造となつている。
発明が解決しようとする課題
ところが、このベローズ5はその環状の山部6
と谷部7の軸方向断面の各成形半径を全体に亘つ
て小さく一定に設定してあり、この結果、ベロー
ズ5のタイロツド4連結部側の屈曲運動を伴う範
囲l部分では、これら山部6と谷部7、特に谷部
7に応力集中が生じ、この応力集中はとりわけ屈
曲運動の激しいタイロツド連結部側に至るに従つ
て大きくなる傾向になり、この結果、該谷部7よ
り裂損して防護機能を損なつてしまう問題があつ
た。
と谷部7の軸方向断面の各成形半径を全体に亘つ
て小さく一定に設定してあり、この結果、ベロー
ズ5のタイロツド4連結部側の屈曲運動を伴う範
囲l部分では、これら山部6と谷部7、特に谷部
7に応力集中が生じ、この応力集中はとりわけ屈
曲運動の激しいタイロツド連結部側に至るに従つ
て大きくなる傾向になり、この結果、該谷部7よ
り裂損して防護機能を損なつてしまう問題があつ
た。
本発明はかかる従来の実状に鑑み、ベローズの
山部と谷部とに作用する応力を全体に亘つて均等
にすることができて応力集中を生じることがな
く、耐久性を一段と向上することのできるラツ
ク・ピニオン機構の防護ベローズを提供すること
を目的とするものである。
山部と谷部とに作用する応力を全体に亘つて均等
にすることができて応力集中を生じることがな
く、耐久性を一段と向上することのできるラツ
ク・ピニオン機構の防護ベローズを提供すること
を目的とするものである。
課題を解決するための手段
前記目的を達成するため、本発明にあつてはベ
ローズのタイロツド連結部側の屈曲運動を伴う範
囲にある山部と谷部の軸方向断面の各成形半径
を、該ベローズのラツクバーハウジング連結部側
からタイロツド連結部側に至るに従つて漸次増大
し、屈曲運動により生ずる応力を略均等にしてあ
る。
ローズのタイロツド連結部側の屈曲運動を伴う範
囲にある山部と谷部の軸方向断面の各成形半径
を、該ベローズのラツクバーハウジング連結部側
からタイロツド連結部側に至るに従つて漸次増大
し、屈曲運動により生ずる応力を略均等にしてあ
る。
実施例
以下、本発明の実施例を図面と共に前記従来の
構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
即ち、本発明にあつては第2図に示すように、
環状の山部6と谷部7とを軸方向に交互に連設
し、一端をラツクバーハウジング1端部に固定す
る一方、他端を該ラツクバーハウジング1内に配
設され、かつ該ハウジング端より突出したラツク
バー2の端部にユニバーサルジヨイント3を介し
て接続したタイロツド4のジヨイント側端部に固
定した弾性材からなるベローズ5において、該ベ
ローズ5のタイロツド連結部側の屈曲運動を伴う
範囲、例えば図中のl範囲にある山部6と谷部7
の軸方向断面の各成形半径r1,r2,r3……,R1,
R2,R3……を、該ベローズ5のラツクバーハウ
ジング連結部側から屈曲運動の激しいタイロツド
連結部側に至るに従つてすなわち、前記成形半径
はr1>r2>r3…及びR1>R2>R3…となつている。
環状の山部6と谷部7とを軸方向に交互に連設
し、一端をラツクバーハウジング1端部に固定す
る一方、他端を該ラツクバーハウジング1内に配
設され、かつ該ハウジング端より突出したラツク
バー2の端部にユニバーサルジヨイント3を介し
て接続したタイロツド4のジヨイント側端部に固
定した弾性材からなるベローズ5において、該ベ
ローズ5のタイロツド連結部側の屈曲運動を伴う
範囲、例えば図中のl範囲にある山部6と谷部7
の軸方向断面の各成形半径r1,r2,r3……,R1,
R2,R3……を、該ベローズ5のラツクバーハウ
ジング連結部側から屈曲運動の激しいタイロツド
連結部側に至るに従つてすなわち、前記成形半径
はr1>r2>r3…及びR1>R2>R3…となつている。
発明の効果
以上のように本発明によれば、ベローズ5の屈
曲運動の激しいタイロツド連結部側に至るに従つ
て、山部6と谷部7の軸方向断面の各成形半径を
漸次増大してあるため、ベローズのタイロツド連
結部側は伸縮しにくくなり、屈曲運動により生ず
る応力はタイロツド連結部側からラツクバーハウ
ジング連結部側に向つて分散させることができ、
全体として略均等にすることができる。その結
果、ベローズ5の裂損を防いで耐久性を著しく向
上することができるのであり、構造は簡単である
がその実用上の効果は多大である。
曲運動の激しいタイロツド連結部側に至るに従つ
て、山部6と谷部7の軸方向断面の各成形半径を
漸次増大してあるため、ベローズのタイロツド連
結部側は伸縮しにくくなり、屈曲運動により生ず
る応力はタイロツド連結部側からラツクバーハウ
ジング連結部側に向つて分散させることができ、
全体として略均等にすることができる。その結
果、ベローズ5の裂損を防いで耐久性を著しく向
上することができるのであり、構造は簡単である
がその実用上の効果は多大である。
第1図は従来のベローズの配設状態を示す断面
図、第2図は本発明ベローズの配設状態を示す側
面図である。 1……ラツクバーハウジング、2……ラツクバ
ー、3……ユニバーサルジヨイント、4……タイ
ロツド、5……ベローズ、6……山部、7……谷
部。
図、第2図は本発明ベローズの配設状態を示す側
面図である。 1……ラツクバーハウジング、2……ラツクバ
ー、3……ユニバーサルジヨイント、4……タイ
ロツド、5……ベローズ、6……山部、7……谷
部。
Claims (1)
- 1 環状の山部と谷部とを軸方向に交互に連設
し、一端をラツクバーハウジング端部に固定する
一方、他端を該ラツクバーハウジング内に配設さ
れ、かつ該ハウジング端より突出したラツクバー
の端部にユニバーサルジヨイントを介して接続し
たタイロツドのジヨイント側端部に固定し、ラツ
クバーハウジング端部からユニバーサルジヨイン
ト部分を含めて内包する弾性材からなるベローズ
において、該ベローズのタイロツド連結部側の屈
曲運動を伴う範囲にある山部と谷部の軸方向断面
の各成形半径を、該ベローズのラツクバーハウジ
ング連結部側からタイロツド連結部側に至るに従
つて漸次増大し、屈曲運動により生ずる応力を略
均等にしたことを特徴とするラツク・ピニオン機
構の防護ベローズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57016536A JPS58134277A (ja) | 1982-02-04 | 1982-02-04 | ラツク・ピニオン機構の防護ベロ−ズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57016536A JPS58134277A (ja) | 1982-02-04 | 1982-02-04 | ラツク・ピニオン機構の防護ベロ−ズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58134277A JPS58134277A (ja) | 1983-08-10 |
JPH0227182B2 true JPH0227182B2 (ja) | 1990-06-14 |
Family
ID=11918984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57016536A Granted JPS58134277A (ja) | 1982-02-04 | 1982-02-04 | ラツク・ピニオン機構の防護ベロ−ズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58134277A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03128350U (ja) * | 1990-04-02 | 1991-12-24 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2501954Y2 (ja) * | 1988-07-29 | 1996-06-19 | キーパー 株式会社 | フレキシブルブ―ツ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6023249Y2 (ja) * | 1978-11-10 | 1985-07-10 | 豊田工機株式会社 | ラツクアンドピニオン形舵取装置 |
-
1982
- 1982-02-04 JP JP57016536A patent/JPS58134277A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03128350U (ja) * | 1990-04-02 | 1991-12-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58134277A (ja) | 1983-08-10 |
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