JPH0227164Y2 - - Google Patents
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- JPH0227164Y2 JPH0227164Y2 JP2898284U JP2898284U JPH0227164Y2 JP H0227164 Y2 JPH0227164 Y2 JP H0227164Y2 JP 2898284 U JP2898284 U JP 2898284U JP 2898284 U JP2898284 U JP 2898284U JP H0227164 Y2 JPH0227164 Y2 JP H0227164Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- engine
- governor
- control lever
- stop
- Prior art date
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- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 27
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 27
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 12
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010420 art technique Methods 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、エンジンの始動及び停止時の操作を
簡便に行えるよう改良したエンジンのコントロー
ル装置に関するものである。
簡便に行えるよう改良したエンジンのコントロー
ル装置に関するものである。
従来、例えば小型エンジンでは第1図及び第2
図に示すようにキヤブレタ1のチヨークノブ2
と、ガバナレバー3を介してキヤブレタ1のスロ
ツトルバルブに連係したスピードコントロールレ
バー4とは、夫々離れた位置に別々に配設されて
いる。その為、エンジンの始動時には、スロツト
ルバルブが始動に適切な開度になるよう前記スピ
ードコントロールレバー4を回動操作する他に、
チヨークバルブが閉じるようチヨークノブ2を操
作する必要があり、しかも始動後には前記チヨー
クノブ2を再度復帰操作しなければならずエンジ
ン始動時における操作が煩雑となつている。
図に示すようにキヤブレタ1のチヨークノブ2
と、ガバナレバー3を介してキヤブレタ1のスロ
ツトルバルブに連係したスピードコントロールレ
バー4とは、夫々離れた位置に別々に配設されて
いる。その為、エンジンの始動時には、スロツト
ルバルブが始動に適切な開度になるよう前記スピ
ードコントロールレバー4を回動操作する他に、
チヨークバルブが閉じるようチヨークノブ2を操
作する必要があり、しかも始動後には前記チヨー
クノブ2を再度復帰操作しなければならずエンジ
ン始動時における操作が煩雑となつている。
一方、チヨークノブ−チヨククバルブと連動し
てスロツトルバルブが開動作するようにしたもの
として、例えば実開昭52−80325号公報に記載の
船外機の始動補助装置が知られている。しかしな
がら、この先行技術では、チヨークノブとスロツ
トルコントロール部とを夫々設ける必要があり、
又リンク機構の構成が複雑となつている。
てスロツトルバルブが開動作するようにしたもの
として、例えば実開昭52−80325号公報に記載の
船外機の始動補助装置が知られている。しかしな
がら、この先行技術では、チヨークノブとスロツ
トルコントロール部とを夫々設ける必要があり、
又リンク機構の構成が複雑となつている。
又、ガバナ機構を備えたガソリンエンジンで
は、スロツトルコントロールレバーの回動調整に
よつてキヤブレタのスロツトルレバーを高速側又
は低速側に設定可能になつており、始動時には前
記ガバナ機構の調整によつてスロツトルレバーを
低速側へ設定し、通常運転時には前記ガバナ機構
を所定回転数(高速側)に調整しそれに応じてス
ロツトルレバーを高速側へ引張し設定させるよう
になつている。従つて、エンジンの運転を停止す
る場合には、前記ガバナ機構の調整によつてスロ
ツトルレバーを低速側へ設定した後に停止スイツ
チをオン操作すれば、エンジン停止時におけるエ
ンジンの慣性回転による燃料の吸い込み過ぎ、吹
き返しはなく、再始動時には何らの問題はない。
しかしながら、汎用エンジンはゼネレータ,溶接
機等の被駆動機を駆動するよう接続し用いられる
ものであつてそのガバナ機構を被駆動機の必要回
転数に調整・設定している為このガバナ機構の設
定回転数を変えられない場合、或はガバナ機構を
操作しにくい場合等があり、その様な場合にエン
ジンを停止させる際にはキヤブレタのスロツトル
は高速側へ設定されたままの状態の為、停止スイ
ツチオン後のエンジンの慣性回転による燃料の吸
い込み過ぎ及び吹き返しがあり、又再始動時には
前記キヤブレタのスロツトルが高速側(全開側)
へ設定されるいるための吸い込み過ぎによる過濃
空燃比になり、回転のもたつきや、再始動不良の
原因となつている。
は、スロツトルコントロールレバーの回動調整に
よつてキヤブレタのスロツトルレバーを高速側又
は低速側に設定可能になつており、始動時には前
記ガバナ機構の調整によつてスロツトルレバーを
低速側へ設定し、通常運転時には前記ガバナ機構
を所定回転数(高速側)に調整しそれに応じてス
ロツトルレバーを高速側へ引張し設定させるよう
になつている。従つて、エンジンの運転を停止す
る場合には、前記ガバナ機構の調整によつてスロ
ツトルレバーを低速側へ設定した後に停止スイツ
チをオン操作すれば、エンジン停止時におけるエ
ンジンの慣性回転による燃料の吸い込み過ぎ、吹
き返しはなく、再始動時には何らの問題はない。
しかしながら、汎用エンジンはゼネレータ,溶接
機等の被駆動機を駆動するよう接続し用いられる
ものであつてそのガバナ機構を被駆動機の必要回
転数に調整・設定している為このガバナ機構の設
定回転数を変えられない場合、或はガバナ機構を
操作しにくい場合等があり、その様な場合にエン
ジンを停止させる際にはキヤブレタのスロツトル
は高速側へ設定されたままの状態の為、停止スイ
ツチオン後のエンジンの慣性回転による燃料の吸
い込み過ぎ及び吹き返しがあり、又再始動時には
前記キヤブレタのスロツトルが高速側(全開側)
へ設定されるいるための吸い込み過ぎによる過濃
空燃比になり、回転のもたつきや、再始動不良の
原因となつている。
その為、このようなエンジン停止時における燃
料の吸い込み過ぎを防止するよう対策した先行技
術として特開昭57−32033号公報に記載のエンジ
ン駆動型発電機の停止制御装置が開示されてい
る。これは、ソレノイドを励磁されることによる
低速回転時において、停止スイツチをオンした後
も一定期間バツテリより電力をソレノイドに供給
し該ソレノイドを励磁させ続けてスロツトルを低
速位置に維持するようにしたものである。しかし
ながら、前記先行技術では、停止スイツチオン後
における一定時間のソレノイド励磁用電力源とし
てバツテリが必要であり、しかもその作動制御の
ために複雑な電子回路を必要としている。
料の吸い込み過ぎを防止するよう対策した先行技
術として特開昭57−32033号公報に記載のエンジ
ン駆動型発電機の停止制御装置が開示されてい
る。これは、ソレノイドを励磁されることによる
低速回転時において、停止スイツチをオンした後
も一定期間バツテリより電力をソレノイドに供給
し該ソレノイドを励磁させ続けてスロツトルを低
速位置に維持するようにしたものである。しかし
ながら、前記先行技術では、停止スイツチオン後
における一定時間のソレノイド励磁用電力源とし
てバツテリが必要であり、しかもその作動制御の
ために複雑な電子回路を必要としている。
本考案はこれらの事情に鑑みてなされたもの
で、エンジン停止時に、コントロールレバーを停
止側に操作することによりガバナ機構がスロツト
ルを高速側へ設定している状態のものを閉方向へ
移動させる一方、前記コントロールレバーの停止
側への変位によつてエンジン停止スイツチをオン
しイグニツシヨン回路の一次線をアースしてエン
ジンの回転を停止させるようにし、エンジン停止
とスロツトルを閉にする操作とを併用させエンジ
ンを停止する際の不要な燃料の吸い込み過ぎや燃
料の吹き返しを防止して再始動性及び再始動後の
加速性を向上させ、且つアフターバーンを防止す
ると共に、前記コントロールレバーのラン位置へ
の操作によりガバナ機構を設定状態に自動復帰可
能とし、始動時に、前記コントロールレバーのチ
ヨーク側への操作によりチヨークバルブをリター
ンスプリングに抗して閉動させるようにし、一つ
の前記コントロールレバーによりチヨークバルブ
の閉動作、スロツトルのガバナ機構に抗しての閉
動作、並びにエンジンストツプスイツチのオン動
作を行えるようにしてチヨーク操作部及びストツ
プスイツチ操作部を不要にし、且つエンジン停止
時にガバナ機構を動作させてスロツトルを閉動さ
せるためのスピードコントロールレバーの操作を
不要にし、しかも部品点数を低減したエンジンの
コントロール装置を提供することを目的としてい
る。
で、エンジン停止時に、コントロールレバーを停
止側に操作することによりガバナ機構がスロツト
ルを高速側へ設定している状態のものを閉方向へ
移動させる一方、前記コントロールレバーの停止
側への変位によつてエンジン停止スイツチをオン
しイグニツシヨン回路の一次線をアースしてエン
ジンの回転を停止させるようにし、エンジン停止
とスロツトルを閉にする操作とを併用させエンジ
ンを停止する際の不要な燃料の吸い込み過ぎや燃
料の吹き返しを防止して再始動性及び再始動後の
加速性を向上させ、且つアフターバーンを防止す
ると共に、前記コントロールレバーのラン位置へ
の操作によりガバナ機構を設定状態に自動復帰可
能とし、始動時に、前記コントロールレバーのチ
ヨーク側への操作によりチヨークバルブをリター
ンスプリングに抗して閉動させるようにし、一つ
の前記コントロールレバーによりチヨークバルブ
の閉動作、スロツトルのガバナ機構に抗しての閉
動作、並びにエンジンストツプスイツチのオン動
作を行えるようにしてチヨーク操作部及びストツ
プスイツチ操作部を不要にし、且つエンジン停止
時にガバナ機構を動作させてスロツトルを閉動さ
せるためのスピードコントロールレバーの操作を
不要にし、しかも部品点数を低減したエンジンの
コントロール装置を提供することを目的としてい
る。
前記目的を達成するため本考案によるエンジン
のコントロール装置はスロツトルレバーに連結さ
れているガバナレバーとスピードコントロールレ
バーとの間にガバナスプリングを張設してガバナ
レバー及びスロツトルレバーを高速回転側に設定
可能としたガバナ機構を有し、且つイグニツシヨ
ン回路の一次線をアースさせてエンジンの回転を
停止させるエンジンストツプスイツチを備えたも
のにおいて、 軸体を立設し且つ該軸体を中心とする弧状溝を
有しこの弧状溝に夫々ストツプ,ラン,チヨーク
位置保持部を形成したブラケツトと、 ブラケツトの軸体に巻回され、一端側をブラケ
ツト側に当接し他端側を当接部に当接して圧縮さ
せていると共に、一端を固定端とし、他端を巻回
軸方向に対して横方向へ延出して延出自由端と
し、この延出自由端は前記ガバナ機構のガバナレ
バー方向へ延設されて該ガバナレバーをスロツト
ルバルブが閉動する方向へ押圧する側に当接可能
とした圧縮コイルスプリングと、 前記圧縮コイルスプリングとブラケツトとの間
に挟持圧接された状態でブラケツトの軸部に回動
可能に枢支され、一端側は前記ブラケツトの弧状
溝を挿通し延出して延出端が操作部になつている
と共に、他端側は前記圧縮コイルスプリングの延
出自由端に当接可能になつており、前記ストツプ
位置保持部に回動されたとき前記延出自由端を介
して前記ガバナスプリングの設定張力に抗してガ
バナレバー及びスロツトルレバーをスロツトルバ
ルブが閉動する方向へ押圧し、且つ常時は圧縮コ
イルスプリングの復帰ねじり力によつて前記ラン
位置保持部に復帰するよう付勢されているコント
ロールレバーと、 前記弧状溝のストツプ位置保持部近傍に作動部
が配設されコントロールレバーのストツプ位置保
持部への到来によりオンしたイグニツシヨン回路
の一次線をアースしエンジンの回転を停止させる
エンジンストツプスイツチと、 一端を前記コントロールレバーに連結する一
方、他端をチヨークレバーに連結してコントロー
ルレバーが前記弧状溝のチヨーク位置保持部に到
来したときチヨークレバーをリターンスプリング
の付勢力に抗してチヨークバルブが閉動されるよ
う動作させるチヨーク作動部材と、 を具備して構成されている。
のコントロール装置はスロツトルレバーに連結さ
れているガバナレバーとスピードコントロールレ
バーとの間にガバナスプリングを張設してガバナ
レバー及びスロツトルレバーを高速回転側に設定
可能としたガバナ機構を有し、且つイグニツシヨ
ン回路の一次線をアースさせてエンジンの回転を
停止させるエンジンストツプスイツチを備えたも
のにおいて、 軸体を立設し且つ該軸体を中心とする弧状溝を
有しこの弧状溝に夫々ストツプ,ラン,チヨーク
位置保持部を形成したブラケツトと、 ブラケツトの軸体に巻回され、一端側をブラケ
ツト側に当接し他端側を当接部に当接して圧縮さ
せていると共に、一端を固定端とし、他端を巻回
軸方向に対して横方向へ延出して延出自由端と
し、この延出自由端は前記ガバナ機構のガバナレ
バー方向へ延設されて該ガバナレバーをスロツト
ルバルブが閉動する方向へ押圧する側に当接可能
とした圧縮コイルスプリングと、 前記圧縮コイルスプリングとブラケツトとの間
に挟持圧接された状態でブラケツトの軸部に回動
可能に枢支され、一端側は前記ブラケツトの弧状
溝を挿通し延出して延出端が操作部になつている
と共に、他端側は前記圧縮コイルスプリングの延
出自由端に当接可能になつており、前記ストツプ
位置保持部に回動されたとき前記延出自由端を介
して前記ガバナスプリングの設定張力に抗してガ
バナレバー及びスロツトルレバーをスロツトルバ
ルブが閉動する方向へ押圧し、且つ常時は圧縮コ
イルスプリングの復帰ねじり力によつて前記ラン
位置保持部に復帰するよう付勢されているコント
ロールレバーと、 前記弧状溝のストツプ位置保持部近傍に作動部
が配設されコントロールレバーのストツプ位置保
持部への到来によりオンしたイグニツシヨン回路
の一次線をアースしエンジンの回転を停止させる
エンジンストツプスイツチと、 一端を前記コントロールレバーに連結する一
方、他端をチヨークレバーに連結してコントロー
ルレバーが前記弧状溝のチヨーク位置保持部に到
来したときチヨークレバーをリターンスプリング
の付勢力に抗してチヨークバルブが閉動されるよ
う動作させるチヨーク作動部材と、 を具備して構成されている。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
る。
第3図ないし第7図は本考案コントロール装置
の一実施例に係り、第3図はコントロールレバー
がエンジンストツプ位置にある状態を示す平面
図、第4図は第3図の縦断面図、第5図はコント
ロールレバーを圧縮コイルスプリングの伸張力に
抗して押し下げ保持溝から解除可能とした状態を
示す要部縦断面図、第6図はコントロールレバー
をラン位置からストツプ位置に移動した状態を示
す動作説明図、第7図はコントロールレバーをチ
ヨーク位置に移動した状態を示す動作説明図であ
る。
の一実施例に係り、第3図はコントロールレバー
がエンジンストツプ位置にある状態を示す平面
図、第4図は第3図の縦断面図、第5図はコント
ロールレバーを圧縮コイルスプリングの伸張力に
抗して押し下げ保持溝から解除可能とした状態を
示す要部縦断面図、第6図はコントロールレバー
をラン位置からストツプ位置に移動した状態を示
す動作説明図、第7図はコントロールレバーをチ
ヨーク位置に移動した状態を示す動作説明図であ
る。
これらの図において符号11はエンジンのキヤ
ブレタ、12はスロツトルレバー、13はチヨー
クレバー、14はチヨークレバーのリターンスプ
リング、15はガバナ機構で、図示しないガバナ
ウエイト、ガバナスリーブ等の動きにより押圧回
動されるガバナシヤフトを支点に揺動するガバナ
レバー16とスピードコントロールレバー17と
の間にガバナスプリング18を張設している一
方、このガバナレバー16の一端と前記キヤブレ
タ11のスロツトルレバー12とをガバナロツド
19にて連結して構成されている。そして、本考
案の実施例では前記スピードコントロールレバー
17の回動調整によるガバナスプリング18の付
勢力によつてガバナレバー16が高速側に回動さ
れ、それに伴つてスロツトルレバー12が常時は
高速側に回動設定されるようになつている。
ブレタ、12はスロツトルレバー、13はチヨー
クレバー、14はチヨークレバーのリターンスプ
リング、15はガバナ機構で、図示しないガバナ
ウエイト、ガバナスリーブ等の動きにより押圧回
動されるガバナシヤフトを支点に揺動するガバナ
レバー16とスピードコントロールレバー17と
の間にガバナスプリング18を張設している一
方、このガバナレバー16の一端と前記キヤブレ
タ11のスロツトルレバー12とをガバナロツド
19にて連結して構成されている。そして、本考
案の実施例では前記スピードコントロールレバー
17の回動調整によるガバナスプリング18の付
勢力によつてガバナレバー16が高速側に回動さ
れ、それに伴つてスロツトルレバー12が常時は
高速側に回動設定されるようになつている。
前記キヤブレタ11の近傍にはブラケツト20
が配設されており、このブラケツト20は軸体と
してボルト21を立設している一方、このボルト
21を中心とする弧状溝22を有し、この弧状溝
22にストツプ,ラン,チヨーク位置保持溝2
3,24,25を形成している。前記ボルト21
はフランジ21aを有する頭部21bと、この頭
部21bに連続した軸部21cと、この軸部21
cに連続した小径のねじ部21dとからなり、軸
部21cを前記ブラケツト20から下方に突出さ
せ、且つねじ部21dを上方に突出させている。
このボルト21のねじ部21dはスペーサ26を
介して後述のストツプスイツチ本体27を貫通
し、その貫通突出端部にナツト28′を締結して
ストツプスイツチ本体27を固定している。そし
て、前記ブラケツト20及びボルト頭部21bの
フランジ21a間のボルト軸部21c外周には、
圧縮コイルスプリング28が巻回されており、こ
のコイルスプリング28の上端がブラケツト20
等に固定され、下端が前記ボルト頭部21bの当
接部である。フランジ21aに当接されて圧縮さ
れていると共に、その端部が横方向へ延出して延
出自由端28aとなつている。前記圧縮コイルス
プリング28の延出自由端28aは、ガバナ機構
15のガバナレバー16に直交する方向へ延設さ
れ、該ガバナレバー16をスロツトルバルブが閉
動する方向へ押圧する側に当接している。又、前
記ボルト21の軸部21cにはコントロールレバ
ー29が圧縮コイルスプリング28とブラケツト
20とに挟持された状態で回動可能に枢着されて
いる。このコントロールレバー29の一端側はブ
ラケツト20の弧状溝22部分で上方に屈曲し、
この弧状溝22を挿通して上方に延出しており、
その延出端に操作ノブ30を取付けている。前記
コントロールレバー29はブラケツト20の弧状
溝22を挿通している結果、この弧状溝22の範
囲内で前記ボルト軸部21cを中心に回動するよ
うになつている。コントロールレバー29は、ス
トツプ,ラン,チヨーク位置保持溝23,24,
25に係合する係合部29aを前記弧状溝22挿
通箇所に形成している。そして、このコントロー
ルレバー29は、圧縮コイルスプリング28によ
つてブラケツト20に圧接されており、この圧接
状態時に、ストツプ,ラン,チヨーク位置保持溝
23,24,25に係合部29aを係入したとき
係合保持されるようになつている。前記コントロ
ールレバー29の他端側は、ガバナレバー16に
当接している圧縮コイルスプリング28の延出自
由端28a方向に屈曲延出して押圧片29bを形
成して延出自由端28aに当接可能になつてお
り、該延出自由端28aを介してガバナレバー1
6をスロツトルバルブが閉動する方向へ押圧可能
になつている。又、このコントロールレバー29
は、圧縮コイルスプリング28の復帰ねじり力に
よつて常時は弧状溝22中のラン位置保持溝24
位置に復帰するよう付勢されている。
が配設されており、このブラケツト20は軸体と
してボルト21を立設している一方、このボルト
21を中心とする弧状溝22を有し、この弧状溝
22にストツプ,ラン,チヨーク位置保持溝2
3,24,25を形成している。前記ボルト21
はフランジ21aを有する頭部21bと、この頭
部21bに連続した軸部21cと、この軸部21
cに連続した小径のねじ部21dとからなり、軸
部21cを前記ブラケツト20から下方に突出さ
せ、且つねじ部21dを上方に突出させている。
このボルト21のねじ部21dはスペーサ26を
介して後述のストツプスイツチ本体27を貫通
し、その貫通突出端部にナツト28′を締結して
ストツプスイツチ本体27を固定している。そし
て、前記ブラケツト20及びボルト頭部21bの
フランジ21a間のボルト軸部21c外周には、
圧縮コイルスプリング28が巻回されており、こ
のコイルスプリング28の上端がブラケツト20
等に固定され、下端が前記ボルト頭部21bの当
接部である。フランジ21aに当接されて圧縮さ
れていると共に、その端部が横方向へ延出して延
出自由端28aとなつている。前記圧縮コイルス
プリング28の延出自由端28aは、ガバナ機構
15のガバナレバー16に直交する方向へ延設さ
れ、該ガバナレバー16をスロツトルバルブが閉
動する方向へ押圧する側に当接している。又、前
記ボルト21の軸部21cにはコントロールレバ
ー29が圧縮コイルスプリング28とブラケツト
20とに挟持された状態で回動可能に枢着されて
いる。このコントロールレバー29の一端側はブ
ラケツト20の弧状溝22部分で上方に屈曲し、
この弧状溝22を挿通して上方に延出しており、
その延出端に操作ノブ30を取付けている。前記
コントロールレバー29はブラケツト20の弧状
溝22を挿通している結果、この弧状溝22の範
囲内で前記ボルト軸部21cを中心に回動するよ
うになつている。コントロールレバー29は、ス
トツプ,ラン,チヨーク位置保持溝23,24,
25に係合する係合部29aを前記弧状溝22挿
通箇所に形成している。そして、このコントロー
ルレバー29は、圧縮コイルスプリング28によ
つてブラケツト20に圧接されており、この圧接
状態時に、ストツプ,ラン,チヨーク位置保持溝
23,24,25に係合部29aを係入したとき
係合保持されるようになつている。前記コントロ
ールレバー29の他端側は、ガバナレバー16に
当接している圧縮コイルスプリング28の延出自
由端28a方向に屈曲延出して押圧片29bを形
成して延出自由端28aに当接可能になつてお
り、該延出自由端28aを介してガバナレバー1
6をスロツトルバルブが閉動する方向へ押圧可能
になつている。又、このコントロールレバー29
は、圧縮コイルスプリング28の復帰ねじり力に
よつて常時は弧状溝22中のラン位置保持溝24
位置に復帰するよう付勢されている。
前記ストツプスイツチ本体27はスイツチ作動
片31をブラケツト20に形成した弧状溝22中
のストツプ位置保持溝23近傍に延設しており、
コントロールレバー29がストツプ位置保持溝2
3に回動し到来したとき該コントロールレバー2
9によりスイツチ作動片31が作動し、例えばス
イツチ本体27内に内設したストツプスイツチを
オンしてイグニツシヨン回路の一次線をアースし
エンジンの回転を停止するようになつている。
片31をブラケツト20に形成した弧状溝22中
のストツプ位置保持溝23近傍に延設しており、
コントロールレバー29がストツプ位置保持溝2
3に回動し到来したとき該コントロールレバー2
9によりスイツチ作動片31が作動し、例えばス
イツチ本体27内に内設したストツプスイツチを
オンしてイグニツシヨン回路の一次線をアースし
エンジンの回転を停止するようになつている。
又、前記コントロールレバー29には、チヨー
ク作動コイルスプリング32の一端が止着され、
このチヨーク作動コイルスプリング32の他端は
キヤブレタ11に配設したチヨークレバー13に
止着されている。そして、コントロールレバー2
9を弧状溝22中のチヨーク位置保持溝25に回
動したとき前記チヨークレバー13がリターンス
プリング14に抗してチヨークバルブを閉動する
ように回動するようになつている。
ク作動コイルスプリング32の一端が止着され、
このチヨーク作動コイルスプリング32の他端は
キヤブレタ11に配設したチヨークレバー13に
止着されている。そして、コントロールレバー2
9を弧状溝22中のチヨーク位置保持溝25に回
動したとき前記チヨークレバー13がリターンス
プリング14に抗してチヨークバルブを閉動する
ように回動するようになつている。
尚、図中符号33はスピードコントロールレバ
ー用アジヤストスクリユー、34はアジヤストス
プリング、35はエアクリーナである。
ー用アジヤストスクリユー、34はアジヤストス
プリング、35はエアクリーナである。
このような構成では、コントロールレバー29
はブラケツト20の弧状溝22内をボルト軸部2
1cを中心に回動することができると共に、この
コントロールレバー29は圧縮コイルスプリング
28の復帰ねじり力により常時弧状溝22中のラ
ン位置保持溝24部に復帰するよう付勢されてい
る。
はブラケツト20の弧状溝22内をボルト軸部2
1cを中心に回動することができると共に、この
コントロールレバー29は圧縮コイルスプリング
28の復帰ねじり力により常時弧状溝22中のラ
ン位置保持溝24部に復帰するよう付勢されてい
る。
一方、前記コントロールレバー29は、圧縮コ
イルスプリング28の伸張力によつて常時はブラ
ケツト20に圧接されており、この圧接状態時に
その係合部29aをストツプ,ラン,チヨーク位
置保持溝23,24,25内に係入係合させるこ
とによりその係合状態が保持される。そして、前
記ストツプ,ラン,チヨーク位置保持溝23,2
4,25内へのコントロールレバー係合部29a
の係合保持状態は、第5図に示す如くコントロー
ルレバー29を圧縮コイルスプリング28の伸張
力に抗して押し下げることにより解除される。
イルスプリング28の伸張力によつて常時はブラ
ケツト20に圧接されており、この圧接状態時に
その係合部29aをストツプ,ラン,チヨーク位
置保持溝23,24,25内に係入係合させるこ
とによりその係合状態が保持される。そして、前
記ストツプ,ラン,チヨーク位置保持溝23,2
4,25内へのコントロールレバー係合部29a
の係合保持状態は、第5図に示す如くコントロー
ルレバー29を圧縮コイルスプリング28の伸張
力に抗して押し下げることにより解除される。
次に、コントロールレバー29がラン位置保持
溝24内に位置するときには、コントロールレバ
ー29の押圧片29bは圧縮コイルスプリング2
8の延出自由端28aとは離間ないし非押圧状態
となつている。従つて、第6図に実線で示すよう
にガバナレバー16は前記コントロールレバー2
9からはフリーの状態であり、スピードコントロ
ールレバー17の回動調整により設定されたエン
ジン回転数が得られるようガバナ機構15が動作
している。即ち、ガバナスプリング18の付勢力
によりガバナレバー16及びスロツトルレバー1
2がスロツトルバルブを例えば高速側に設定する
よう揺動ないし回動した状態となつている。
溝24内に位置するときには、コントロールレバ
ー29の押圧片29bは圧縮コイルスプリング2
8の延出自由端28aとは離間ないし非押圧状態
となつている。従つて、第6図に実線で示すよう
にガバナレバー16は前記コントロールレバー2
9からはフリーの状態であり、スピードコントロ
ールレバー17の回動調整により設定されたエン
ジン回転数が得られるようガバナ機構15が動作
している。即ち、ガバナスプリング18の付勢力
によりガバナレバー16及びスロツトルレバー1
2がスロツトルバルブを例えば高速側に設定する
よう揺動ないし回動した状態となつている。
そして、ガバナ機構15で設定された高速回転
中にエンジンを停止するには、コントロールレバ
ー29を第5図に示す如く圧縮コイルスプリング
28に抗して押し下げてラン位置保持溝24から
解除してストツプ位置保持溝23へ回動係入させ
る。コントロールレバー29がストツプ位置保持
溝23方向に回動されると、第3図及び第6図に
示すように該コントロールレバー29の押圧片2
6bが圧縮コイルスプリング28の延出自由端2
8aを押圧し、この延出自由端28aを介して、
例えば高速側へ設定されガバナスプリング18の
付勢力によりスロツトルレバー12を高速側へ回
動しているガバナレバー16を前記ガバナスプリ
ング18に抗してスロツトルバルブが閉動される
方向へ強制揺動し、燃料の吸入を制限する。さら
に、前記コントロールレバー29のストツプ位置
保持溝23への回動により、スイツチ作動片31
が作動してストツプスイツチがオンしイグニツシ
ヨン回路の一次線がアースされエンジン回転が停
止される。従つて、エンジンの停止時に例え高速
回転時であつてもコントロールレバー29のスト
ツプ位置保持溝23への回動によりスロツトルバ
ルブがガバナ機構15の高速設定に抗して閉動さ
れ不要燃料の吸入がなく、しかもこの燃料の吸入
が制限された状態下でスイツプスイツチがオンし
イグニツシヨン回路の一次線がアースされてエン
ジンの回転が停止されるので、エンジンの慣性回
転による不要燃料の吸い込み過ぎ、吹き返し等を
防止できる。又、前記のようにエンジンの停止時
にはガバナ機構15の設定に抗して、換言すれば
スピードコントロールレバー12の回動調整によ
るガバナ機構15の設定を任意位置に維持した状
態でスロツトルを低速側に回動できる。
中にエンジンを停止するには、コントロールレバ
ー29を第5図に示す如く圧縮コイルスプリング
28に抗して押し下げてラン位置保持溝24から
解除してストツプ位置保持溝23へ回動係入させ
る。コントロールレバー29がストツプ位置保持
溝23方向に回動されると、第3図及び第6図に
示すように該コントロールレバー29の押圧片2
6bが圧縮コイルスプリング28の延出自由端2
8aを押圧し、この延出自由端28aを介して、
例えば高速側へ設定されガバナスプリング18の
付勢力によりスロツトルレバー12を高速側へ回
動しているガバナレバー16を前記ガバナスプリ
ング18に抗してスロツトルバルブが閉動される
方向へ強制揺動し、燃料の吸入を制限する。さら
に、前記コントロールレバー29のストツプ位置
保持溝23への回動により、スイツチ作動片31
が作動してストツプスイツチがオンしイグニツシ
ヨン回路の一次線がアースされエンジン回転が停
止される。従つて、エンジンの停止時に例え高速
回転時であつてもコントロールレバー29のスト
ツプ位置保持溝23への回動によりスロツトルバ
ルブがガバナ機構15の高速設定に抗して閉動さ
れ不要燃料の吸入がなく、しかもこの燃料の吸入
が制限された状態下でスイツプスイツチがオンし
イグニツシヨン回路の一次線がアースされてエン
ジンの回転が停止されるので、エンジンの慣性回
転による不要燃料の吸い込み過ぎ、吹き返し等を
防止できる。又、前記のようにエンジンの停止時
にはガバナ機構15の設定に抗して、換言すれば
スピードコントロールレバー12の回動調整によ
るガバナ機構15の設定を任意位置に維持した状
態でスロツトルを低速側に回動できる。
又、前記コントロールレバー29をストツプ位
置保持溝23からラン位置保持溝24方向へ回動
させると(コントロールレバー29を圧縮コイル
スプリング28の伸張力に抗して押し下げストツ
プ位置保持溝23から解除すると該コントロール
レバー29はコイルスプリング28の復帰ねじり
力によりラン位置保持溝24部へ始動復帰す
る。)、ガバナ機構15の設定に抗してガバナレバ
ー16をスロツトルレバー12が閉動するよう押
圧していたコントロールレバー29の押圧片29
bが退避してガバナレバー16はフリー状態とな
りガバナ機構15の設定にしたがつて復帰する。
置保持溝23からラン位置保持溝24方向へ回動
させると(コントロールレバー29を圧縮コイル
スプリング28の伸張力に抗して押し下げストツ
プ位置保持溝23から解除すると該コントロール
レバー29はコイルスプリング28の復帰ねじり
力によりラン位置保持溝24部へ始動復帰す
る。)、ガバナ機構15の設定に抗してガバナレバ
ー16をスロツトルレバー12が閉動するよう押
圧していたコントロールレバー29の押圧片29
bが退避してガバナレバー16はフリー状態とな
りガバナ機構15の設定にしたがつて復帰する。
次に、エンジン始動時において、コントロール
レバー29をチヨーク位置保持溝25に回動させ
ると、チヨーク作動コイルスプリング32が引張
される一方、第7図に示す如くこのチヨーク作動
コイルスプリング32がチヨークレバー13をチ
ヨークバルブが閉動される方向に回動する。従つ
て、前記停止操作と同じコントロールレバー29
によつてチヨーク操作を行うことができる。又、
このコントロールレバー29はチヨーク位置保持
溝25から解除すれば圧縮コイルスプリング28
の復帰ねじり力によりラン位置保持溝24部に復
帰する。さらに、チヨークレバー13はリターン
スプリング14の付勢力によりチヨークバルブを
開路するよう回動する。
レバー29をチヨーク位置保持溝25に回動させ
ると、チヨーク作動コイルスプリング32が引張
される一方、第7図に示す如くこのチヨーク作動
コイルスプリング32がチヨークレバー13をチ
ヨークバルブが閉動される方向に回動する。従つ
て、前記停止操作と同じコントロールレバー29
によつてチヨーク操作を行うことができる。又、
このコントロールレバー29はチヨーク位置保持
溝25から解除すれば圧縮コイルスプリング28
の復帰ねじり力によりラン位置保持溝24部に復
帰する。さらに、チヨークレバー13はリターン
スプリング14の付勢力によりチヨークバルブを
開路するよう回動する。
以上説明したように本考案によれば、エンジン
停止時に、コントロールレバーを停止側に操作す
ることによりガバナ機構がスロツトルを高速側へ
設定している状態のものを閉方向へ移動させる一
方、前記コントロールレバーの停止側への変位に
よつてエンジン停止スイツチをオンしイグニツシ
ヨン回路の一次線をアースしてエンジンの回転を
停止させるようにし、エンジン停止とスロツトル
を閉にする操作とを併用させエンジンを停止する
際の不要な燃料の吸い込み過ぎや燃料の吹き返し
を防止して再始動性及び再始動後の加速性を向上
させることが可能であり、且つアフターバーンを
防止できると共に、前記コントロールレバーのラ
ン位置への操作によりガバナ機構を設定状態に自
動復帰でき、又、始動時には、前記コントロール
レバーのチヨーク側への操作によりチヨークバル
ブをリターンスプリングに抗して閉動でき、一つ
の前記コントロールレバーによりチヨークバルブ
の閉動作、スロツトルのガバナ機構に抗しての閉
動作、並びにエンジンストツプスイツチのオン動
作を行うことが可能でチヨーク操作部及びストツ
プスイツチ操作部が不要であり、且つエンジン停
止時にガバナ機構を動作させてスロツトルを閉動
させるためのスピードコントロールレバーの操作
を不要にでき、しかも部品点数を低減できるとい
つた効果がある。
停止時に、コントロールレバーを停止側に操作す
ることによりガバナ機構がスロツトルを高速側へ
設定している状態のものを閉方向へ移動させる一
方、前記コントロールレバーの停止側への変位に
よつてエンジン停止スイツチをオンしイグニツシ
ヨン回路の一次線をアースしてエンジンの回転を
停止させるようにし、エンジン停止とスロツトル
を閉にする操作とを併用させエンジンを停止する
際の不要な燃料の吸い込み過ぎや燃料の吹き返し
を防止して再始動性及び再始動後の加速性を向上
させることが可能であり、且つアフターバーンを
防止できると共に、前記コントロールレバーのラ
ン位置への操作によりガバナ機構を設定状態に自
動復帰でき、又、始動時には、前記コントロール
レバーのチヨーク側への操作によりチヨークバル
ブをリターンスプリングに抗して閉動でき、一つ
の前記コントロールレバーによりチヨークバルブ
の閉動作、スロツトルのガバナ機構に抗しての閉
動作、並びにエンジンストツプスイツチのオン動
作を行うことが可能でチヨーク操作部及びストツ
プスイツチ操作部が不要であり、且つエンジン停
止時にガバナ機構を動作させてスロツトルを閉動
させるためのスピードコントロールレバーの操作
を不要にでき、しかも部品点数を低減できるとい
つた効果がある。
第1図及び第2図は従来例のエンジンのスロツ
トルコントロール装置を示し、第1図はエンジン
全体の軸直角方向縦断面図、第2図はスピードコ
ントロールレバー部分を示す側面図、第3図ない
し第7図は本考案の一実施例に係り、第3図はコ
ントロールレバーがエンジンストツプ位置にある
状態を示す平面図、第4図は第3図の縦断面図、
第5図はコントロールレバーを圧縮コイルスプリ
ングの伸張力に抗して押し下げ保持溝から解除可
能とした状態を示す要部縦断面図、第6図はコン
トロールレバーをラン位置からストツプ位置に移
動した状態を示す動作説明図、第7図はコントロ
ールレバーをチヨーク位置に移動した状態を示す
動作説明図である。 12……スロツトルレバー、13……チヨーク
レバー、15……ガバナ機構、16……ガバナレ
バー、17……スピードコントロールレバー、1
8……ガバナスプリング、20……ブラケツト、
21……ボルト、21c……軸部、22……弧状
溝、23,24,25……ストツプ,ラン,チヨ
ーク位置保持部、28……圧縮コイルスプリン
グ、29……コントロールレバー、32……チヨ
ーク作動コイルスプリング。
トルコントロール装置を示し、第1図はエンジン
全体の軸直角方向縦断面図、第2図はスピードコ
ントロールレバー部分を示す側面図、第3図ない
し第7図は本考案の一実施例に係り、第3図はコ
ントロールレバーがエンジンストツプ位置にある
状態を示す平面図、第4図は第3図の縦断面図、
第5図はコントロールレバーを圧縮コイルスプリ
ングの伸張力に抗して押し下げ保持溝から解除可
能とした状態を示す要部縦断面図、第6図はコン
トロールレバーをラン位置からストツプ位置に移
動した状態を示す動作説明図、第7図はコントロ
ールレバーをチヨーク位置に移動した状態を示す
動作説明図である。 12……スロツトルレバー、13……チヨーク
レバー、15……ガバナ機構、16……ガバナレ
バー、17……スピードコントロールレバー、1
8……ガバナスプリング、20……ブラケツト、
21……ボルト、21c……軸部、22……弧状
溝、23,24,25……ストツプ,ラン,チヨ
ーク位置保持部、28……圧縮コイルスプリン
グ、29……コントロールレバー、32……チヨ
ーク作動コイルスプリング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 スロツトルレバーに連結されているガバナレバ
ーとスピードコントロールレバーとの間にガバナ
スプリングを張設してガバナレバー及びスロツト
ルレバーを高速回転側に設定可能としたガバナ機
構を有し、且つイグニツシヨン回路の一次線をア
ースさせてエンジンの回転を停止させるエンジン
ストツプスイツチを備えたものにおいて、 軸体を立設し且つ該軸体を中心とする弧状溝を
有しこの弧状溝に夫々ストツプ,ラン,チヨーク
位置保持部を形成したブラケツトと、 ブラケツトの軸体に巻回され、一端側をブラケ
ツト側に当接し他端側を当接部に当接して圧縮さ
せていると共に、一端を固定端とし、他端を巻回
軸方向に対して横方向へ延出して延出自由端と
し、この延出自由端は前記ガバナ機構のガバナレ
バー方向へ延設されて該ガバナレバーをスロツト
ルバルブが閉動する方向へ押圧する側に当接可能
とした圧縮コイルスプリングと、 前記圧縮コイルスプリングとブラケツトとの間
に挟持圧接された状態でブラケツトの軸部に回動
可能に枢支され、一端側は前記ブラケツトの弧状
溝を挿通し延出して延出端が操作部になつている
と共に、他端側は前記圧縮コイルスプリングの延
出自由端に当接可能になつており、前記ストツプ
位置保持部に回動されたとき前記延出自由端を介
して前記ガバナスプリングの設定張力に抗してガ
バナレバー及びスロツトルレバーをスロツトルバ
ルブが閉動する方向へ押圧し、且つ常時は圧縮コ
イルスプリングの復帰ねじり力によつて前記ラン
位置保持部に復帰するよう付勢されているコント
ロールレバーと、 前記弧状溝のストツプ位置保持部近傍に作動部
が配設されコントロールレバーのストツプ位置保
持部への到来によりオンしイグニツシヨン回路の
一次線をアースしエンジンの回転を停止させるエ
ンジンストツプスイツチと、 一端を前記コントロールレバーに連結する一
方、他端をチヨークレバーに連結してコントロー
ルレバーが前記弧状溝のチヨーク位置保持部に到
来したときチヨークレバーをリターンスプリング
の付勢力に抗してチヨークバルブが閉動されるよ
う動作させるチヨーク作動部材と、 を具備したことを特徴とするエンジンのコントロ
ール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2898284U JPS60141440U (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | エンジンのコントロ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2898284U JPS60141440U (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | エンジンのコントロ−ル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60141440U JPS60141440U (ja) | 1985-09-19 |
JPH0227164Y2 true JPH0227164Y2 (ja) | 1990-07-23 |
Family
ID=30527373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2898284U Granted JPS60141440U (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | エンジンのコントロ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60141440U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2521626Y2 (ja) * | 1991-08-27 | 1996-12-25 | 川崎重工業株式会社 | 小型エンジンのコントロール装置 |
JP7295191B2 (ja) * | 2021-09-30 | 2023-06-20 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関 |
-
1984
- 1984-02-28 JP JP2898284U patent/JPS60141440U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60141440U (ja) | 1985-09-19 |
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