JPH0227141B2 - - Google Patents

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JPH0227141B2
JPH0227141B2 JP60183583A JP18358385A JPH0227141B2 JP H0227141 B2 JPH0227141 B2 JP H0227141B2 JP 60183583 A JP60183583 A JP 60183583A JP 18358385 A JP18358385 A JP 18358385A JP H0227141 B2 JPH0227141 B2 JP H0227141B2
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JP
Japan
Prior art keywords
wire
inner tube
reinforcing
narrow pressure
reinforcing wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60183583A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6242833A (ja
Inventor
Eiji Hirooka
Masahiro Fujitsuka
Hidehiko Shimamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Plastics Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Plastics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Plastics Co Ltd filed Critical Kuraray Plastics Co Ltd
Priority to JP60183583A priority Critical patent/JPS6242833A/ja
Publication of JPS6242833A publication Critical patent/JPS6242833A/ja
Publication of JPH0227141B2 publication Critical patent/JPH0227141B2/ja
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、合成樹脂またはゴム製の内管の外側
に線材等の補強材を螺旋巻きした線材埋入可撓管
を製造するための装置に関する。
<従来の技術> 柔軟で変形しやすい合成樹脂またはゴム製の管
に対して、線材を補強材として螺旋状に巻回させ
て補強することは公知であり、この場合、補強材
に予めコイル形状の癖を与えこれを管に供給する
ことは、特開昭57−57634号公報あるいは同48−
668号公報にて知られている。
<発明か解決しようとする問題点> しかしながら、補強材にコイル形状癖を付与し
管に供給する場合、補強材の送り出し速度および
該補強材の張力が常に一定でないとコイル形状が
一定せず、また補強材を管に対して均一に巻きつ
けることができないため、管の実用時に部分的な
可撓管のねじれによる変形、口径の拡大、ワイヤ
ーの飛び出し、線材補強内管上に被着した外被着
の脱離等の問題を有している。
本発明にあつては、このような問題点を解決
し、補強材のコイル形状の癖づけおよび管への供
給に際して、補強材の張力および供給速度を自動
的にコントロールし、歪みや変形のない管を製造
するための装置を提供せんとしたものである。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、合成樹脂またはゴム製の内管を回転
移送中に、該内管上に螺旋状に線材を巻回して螺
旋状の補強線材層を形成し、さらに該補強線材層
の外側に合成樹脂またはゴム層を被着させ線材埋
入可撓管を製造する装置において、該補強線材を
線材ドラムから巻き出す線材巻出し部、巻き出さ
れた線材を狭圧ロールによつて送り出す狭圧部お
よび内管への巻回直前における狭圧ロールから送
り出された線材をコイル状に形成された中空溝ま
たは中空パイプ中へ導入する線材の癖付け部とか
ら構成され、線材巻出し部には、巻き出される補
強線材の張力を検知し、線材ドラムの回転変化に
より補強線材の送り出し速度を変えて該線材の張
力を一定に制御する制御装置を有し、狭圧部が内
管への補強線材の巻きつけ速度に追従して入力電
圧変更装置によつて制御されるトルクモーターに
よつて駆動され補強線材の送り出し速度を自動的
に変化する狭圧ロールからなることを特徴とする
線材埋入可塑管の製造装置である。
本発明を以下図面によりさらに詳細に説明す
る。
第1図は本発明の線材埋入可撓管の製造装置の
主要部を示す説明図である。
まず、第1図において、内管1は、特願昭60−
2597号出願(特公平2−17347号公報)にみられ
る、互に交叉する位置関係にあり上下対をなす複
数の回転移送ベルト装置12,12′により矢印
A方向に回転移送され、線材2がその表面に螺旋
状に巻回される。該線材2は駆動モーター10に
て駆動されるドラム3より巻き出され、ダンサー
ロール4を経て対をなす狭力ロール5により強制
的にコイル状癖付け装置6に送り込まれ、内管へ
の巻回力によつて該装置から送り出されて内管上
に巻回される。線材が巻回された管は、さらに先
に送られ、押出機から押出されたストリツプや樹
脂テープが巻きつけられ可撓管として仕上げられ
る。
コイル状癖付け装置は、第1図および第2図に
示されるようなコイル状中空パイプ6あるいは第
3図に示されるような溝付ロール群7からなり、
ここでは線材は内管への巻回に先立つて巻回方向
と同方向のコイル状形態が付与される。癖付けさ
れた線材のコイル直径は、前記パイプ6のコイル
径あるいは前記ロール群7の径設定ロール8の径
により巻回に先立つて巻回直前に設定される。該
ローラー群は径設定ロール8とその周囲に設置さ
れた複数の規制ロール9より構成され、線状か該
ローラー群の溝中を強制的に通過させられること
によつて癖付けられる。コイル状癖付け装置は他
に断面U字またはV字状の棒状部材を第2図の形
状のようにコイル状に形成したものでもよい。
また、本発明における補強線材の巻き出し部
は、積極にモーター10で回転する線材ドラム3
で構成され、これより巻き出される線材をダンサ
ーロールを介して案内し、線材の張力により変化
するダンサーロールの上下位置を検知し、線材ド
ラム3の回転数を変化し、線材の送り出し速度を
変えるよう駆動モーター10を制御する制御部1
3を有している。これにより、常に線材2が一定
張力下に狭圧ロール3により引き取られるように
する。
狭圧部は一対の狭圧ロール5からなり、エアシ
リンダー機構によつて狭圧力を変えれるようにな
つている。該狭圧ロール駆動部は、例えばスライ
ダツクのような入力電圧変更装置11によつて制
御されるトルクモーター12によつて駆動され、
狭圧ロールはその回転速度が続く内管1への線材
巻き付け速度に追従しつつ自動的に変化する。こ
れらの張力制御機構の組み合わせにより、補強材
のコイル形状の癖付け時と同時に内管1への線材
巻き付け時の張力を一定に制御可能にすることが
できる。
なお、回転移送装置の回転速度等を検知してこ
の信号を入力電圧変更装置11に伝え、強制的に
狭圧ロールの回転速度を変化させることもでき
る。
なお、本発明においては、前記補強材の張力を
一定にすることに加えて、癖付けされたコイル形
状の直径を、内管の外径Dに対してD−30〜D+
5(%)とすることにより、巻回後の線材の直径
を拡大しようとする反発応力が僅かなものとなり
得られる可撓管が使用時ねじれたり、線材が飛び
出したり、さらには被着した外被層が剥離してし
まう等の問題のない補強管が得られる。
本発明の装置により管を製造するに当つて、内
管は回転移送装置での巻回時、ほぼ円形を保持し
てる必要があり、内管が柔軟で変形し易い場合、
内管内部に空気、水等の流体を圧封入して、内管
の剛直性を増してやれば内管への線材巻き付け
が、より安定することから好ましい。内管が硬質
樹脂もしくはゴム材料の螺旋状補強芯を埋入した
ものにあつては、内管がみずから保形性を有して
いるため線材巻き付けが容易であり好ましい。
また、本発明に使用する線材としては、補強材
として螺旋状に成形できる剛体であれば良くステ
ンレス、アルミ、銅、タングステン線、硬鋼線等
種々のものを使用できる。
さらに、内管へ線材を巻き付ける直前に内管も
しくは線材を加熱装置により加熱した場合にあつ
ては線材が内管へくい込むことになり線材と内管
との密着度が上がり得られる可撓管の一体性が向
上し可撓管の性能向上のみならず、より薄肉の可
撓管が得られる等有用である。
<作用および効果> 本発明によれば補強線材を一定張力でコイル形
状の癖付けするためコイル形態が定形で安定し、
しかもこの癖付けされた補強線材を一定張力下で
しかも一定速度で内管に供給することができるの
で柔軟な薄肉内管に対してもピツチの乱れや径の
変動がなく均一で安定した螺旋の線材補強ができ
る。しかも、張力斑や形状斑がないため線材の内
管巻き付け後の線材の反発力、形態の差に伴なつ
て生じる管の歪み、変形がほとんどなくなること
から、補強線材と内管とがより一体化したものが
得られることになり、可撓管として内外管の一体
性が良く、耐圧性に優れ、かつ長期間の屈撓によ
る疲労で内外管が剥離する等の問題ないものとな
しうる。さらに本発明では従来のような内管内へ
中芯を挿入して成形されたものに対して成形長が
限定されない特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の主要部を示す斜視例
図、第2図、第3図は線材の癖付け装置の例を示
す斜視図であり、1は内管、2は補強線材、3は
線材巻出し部、5は把圧部、6は癖付け部であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 合成樹脂またはゴム製の内管を回転移送中
    に、該内管上に螺旋状に線材を巻回して螺旋状の
    補強線材層を形成し、さらに該補強線材層の外側
    に合成樹脂またはゴム層を被着させ線材埋入可撓
    管を製造する装置において、該補強線材を線材ド
    ラムから巻き出す線材巻出し部、巻き出された線
    材を狭圧ロールによつて送り出す狭圧部および内
    管への巻回直前における狭圧ロールから送り出さ
    れた線材をコイル状に形成された中空溝または中
    空パイプ中へ導入する線材の癖付け部とから構成
    され、線材巻出し部には、巻き出される補強線材
    の張力を検知し、線材ドラムの回転変化により補
    強線材の送り出し速度を変えて該線材の張力を一
    定に制御する制御装置を有し、狭圧部が内管への
    補強線材の巻きつけ速度に追従して入力電圧変更
    装置によつて制御されるトルクモーターによつて
    駆動され、補強線材の送り出し速度を自動的に変
    化する狭圧ロールからなることを特徴とする線材
    埋入可塑管の製造装置。
JP60183583A 1985-08-20 1985-08-20 線材埋入可撓管の製造装置 Granted JPS6242833A (ja)

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JP60183583A JPS6242833A (ja) 1985-08-20 1985-08-20 線材埋入可撓管の製造装置

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JP60183583A JPS6242833A (ja) 1985-08-20 1985-08-20 線材埋入可撓管の製造装置

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Publication Number Publication Date
JPS6242833A JPS6242833A (ja) 1987-02-24
JPH0227141B2 true JPH0227141B2 (ja) 1990-06-14

Family

ID=16138354

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60183583A Granted JPS6242833A (ja) 1985-08-20 1985-08-20 線材埋入可撓管の製造装置

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JPS6242833A (ja) 1987-02-24

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