JPH02270895A - T―リンパ球の成熟及びマクロファージの活性を阻害する新規ペプチド、それらを含む医薬組成物及びそれらの調製方法 - Google Patents

T―リンパ球の成熟及びマクロファージの活性を阻害する新規ペプチド、それらを含む医薬組成物及びそれらの調製方法

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JPH02270895A
JPH02270895A JP2003712A JP371290A JPH02270895A JP H02270895 A JPH02270895 A JP H02270895A JP 2003712 A JP2003712 A JP 2003712A JP 371290 A JP371290 A JP 371290A JP H02270895 A JPH02270895 A JP H02270895A
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ラヨス キスファルディ
Laszlo Denes
ラースロー デーネス
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ジョエルジ ハヨース
Laszlo Szporny
ラースロー スポルニュ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、下記式(1)〜(20)  :%式%(1) で表わされる新規ペプチド、それらの酸付加塩及びこれ
らのペプチドを含む医薬組成物に関する。
本発明の他の観点によれば、式(1)〜(20)の新規
ペプチド及びそれらを含む医薬組成物の調製方法が提供
される。
上記式(1)〜(20)のペプチドは、T−リンパ球の
成熟及びマクロファージの活性を阻害することができる
本発明はさらに、■又は複数の式(1)〜(20)の化
合物自体又は医薬組成物の形で有効量投与することによ
って、ヒト又は動物の免疫システムの機能に影響を及ぼ
す、(生存)動物(ヒトも含む)の治療方法にも関する
健康な生物においては、免疫システムの均性のとれた機
能が、微生物を殺し、外来性物質及び腫瘍細胞を破壊し
、そしてその生物の健康な細胞は損傷を与えないで生物
からそれらを除去することができる強い保護機構を維持
する。
免疫システムの機能が低下(半最適)する場合、感染性
外来物又は腫瘍細胞が増殖し、そして最終的に宿主生物
の機能の完全な破壊を導びき;ところが、免疫応答が過
剰に上昇される場合、健康な組織はまた損傷を受ける(
自己免疫及びアレルギー疾患)。たとえば、器官移植の
場合、移植された器官又は組織は、生物の天然の防御反
応(応答)により拒絶される。
胸腺起源のリンパ球、いわゆるT−細胞は、免疫応答を
開始し、維持し、そして停止することにおいて重要な役
割を演じる。情報−伝達により、生物における免疫シス
テムの機能は、多くのペプチド及びタンパク質により影
響されることが知られている。免疫細胞により生成され
る胸腺ホルモン及び情報−伝達因子(サイトキン)は、
腫瘍及び免疫疾患の治療において広く研究されて来た(
Drugs of the Future旦、 784
(1986)  ; DrugsExp、Cl1n、R
es、13.327(1987)) 、そのような因子
は、たとえば既知の胸腺ホルモンを含むウシ胸腺から一
部精製された抽出物であるサイモシン画分5である(C
ancer Immunol、Immunther、1
1L 185(1984) )。好都合の結果は、癌疾
患の治療のために遺伝子工学技法により調製されたシト
キンを用いることによって得られた(NJngl、J、
Med、担。
1485(1985) )。
医薬組成物に対して、ますます厳しい質の要求が生じる
。器官抽出物及び生合成高分子が十分に均質(純粋)で
ない場合、汚染(不純物)が、所望しない副作用を引き
起こす。この理由のために、正確に定義された構造及び
高い純度を有する組成物を治療に使用することに努力が
払われている。
高分子に関する前記免疫刺激作用は、より小さなペプチ
ドを使用することによりまた達成され得た(アメリカ特
許第4,190,646号、第4,215,112号、
第4,232,008号、第4,26L8B6号、第4
,395,404号及び第4,442,031号明細書
;ドイツ特許第2,938,420号、第3,001,
775号及び第3,100,974号明細書;ハンガリ
ー特許第185,263号明細書;及びバンバリー特許
出願第4827/86号)。
上記引例に記載される短いペプチドは、T−及びβ−細
胞の増殖を開始せしめ、そして−船釣な免疫刺激効果を
有する。生来の免疫調節剤の広範囲の作用を再生するた
めには、既知の免疫刺激剤とは異なる態様で一般的な免
疫応答の種々の期間、それらの効果に影響を及ぼす物質
が必要とされる。
本発明のペプチドは、免疫システムの機能に対して一般
的な抑制効果を有し、特にそれらはT−細胞の成熟及び
マクロファージの活性を阻害する。
この作用は、免疫システムの高められた機能に関連する
症候を治療するためにこれらのペプチドの使用を可能に
する。治療に現在使用される免疫抑制剤、たとえばシク
ロホスファミド、すなわち2−〔ビス(2−クロロエチ
ル)アミノコ−テトラヒドロ−2H−1,3,2−オキ
サザホスホリン−2−オキシド;アザチオプリン、すな
わち6−(1−メチル−4−ニトロ−5−イミダゾリル
チオ)プリン;コルチコステリオド又はシクロスポリン
は、10以下の治療指数を有し、すなわちその治療投与
量は、毒性投与量と実質的に異ならず、従って、それら
は厳しい医学的制御下でのみ使用される。
免疫抑制ペプチドの特別な利点は、それらが生物中で、
ひじょうに早く分解し、組織及び細胞中に蓄積しないが
、しかしながらそれらの短い寿命にもかかわらず、それ
らは有意な作用を誘導する複合過程を開始することがで
きることである。それらは、低い毒性によっても特徴づ
けられる( L D so>1000mg/kg、静脈
内投与(i、V、))。
式(1)〜(20)の新規のペプチドは、T−細胞依存
性抗体産生細胞の成熟を阻害し、新生マウスにおける抗
体産生細胞の活性を低め、食作用を抑制し、そして後期
の過敏性応答を減じることが見出された。これらのペプ
チドの阻害効果は、それらが免疫過程におけるマクロフ
ァージの抗原−表示及び/又はT−細胞の抗原認識を抑
制する現象にたぶん基づかれる。実際、免疫応答の複合
機構は、これらの過程及び相互作用により開始され;従
って、これらのペプチドの免疫抑制作用は、免疫応答の
初めの期間において効果的であると思われる。
本発明の式(1)〜(20)の新規ペプチドは、ペプチ
ド化学において既知であるように、活性エステル、混合
された無水物及び/又はアジド法のカップリング段階を
連続的に使用することにより溶液中で段階的に鎖を長く
し、続いてα−及び/又はε−アミノ基を保護解除し、
それによって、水素添加又はアシドリシスにより除去で
きる保護基によりエステル化されたカルボキシ基及び場
合によっては、保護された側鎖ヒドロキシル及び/又は
アミノ基及び/又は水素添加により除去できる保護基に
よりアミノ化又はエステル化されたC−末端カルボキシ
基を含むアミノ酸誘導体により開始し、又は1−2−ジ
アミノエタン、そのモノーL−バリン誘導体又はL−シ
スチンジアミドにより開始し、水素添加又はアシドリシ
スにより除去できる保護基によりそれらのC−末端力ル
ボキシ基上でアミノ化又はエステル化され、水素添加又
はアシドリシスにより除去できる保護基によりそれら以
外のカルボキシ上でエステル化され、ペプチド連鎖に含
まれないそれらのアミノ基上に保護基Boc又はZを含
み、そして/又はそれらのヒドロキシル基上で保護され
ている。式(1)〜(20)のペプチドの誘導体が形成
され;次に触媒水素添加及び/又は酸性処理により存在
する保護基を除去し;そして 所望により、適切な酸による処理により式(1)〜(2
0)の遊離ペプチドをそれらの酸付加塩に転換し;そし
て/又は、 所望により、それらの塩の形で得られる式(1)〜(2
0)の遊離ペプチドを脱遊離し、そして/又は他の酸に
より形成される塩に転換することによって8周製される
多くの場合、保護基の組合せが、たとえばアミノ−保護
基の選択的除去及び次に、合成の最後で、■又は2段階
ですべての保護基の分離を可能にする合成に使用される
。ペプチド連鎖を形成するためには、N−ヒドロキシス
クシンイミドエステルを用いる方法(Wiinsc)+
 : 5ynthese von Pepttden。
Vol、2. Georg Thieme Verla
g、 Stuttgart+ 1974+14ページ)
、ペンタフルオロフェニルエステル法(ハンガリー特許
第168.431号明細書)又は混合された無水物法(
ハンガリー特許第183,579号明細書)が使用され
得る。
式(9)〜(12)の二量体タイプ化合物の合成のため
には、1,2−ジアミノエタン又はそのモノ−ムーバリ
ン誘導体又はL−シスチンジアミドが、出発物質として
使用される。段階的な鎖延長においては、上記出発物質
1モルに対して計算して、約2モルのアシル化アミノ酸
誘導体が使用される(実際のモル比は、反応体に依存し
、これは適切に過剰量で使用されるべきである)。明ら
かに、式(9)、 (11)及び(12)の化合物の合
成においては、個々の中間体は、対称構造を有し、そし
て式(10)の中間体は、非対称構造を有する。
アミノ基は、基Boc又はZにより保護され;ところが
カルボキシル基は、ter t−ブチル、ベンジル又は
4−ニトロベンジルエステル保護基により供給される。
合成の完結後、任意に存在する保護基は、上記態様で得
られたその保護されたペプチドから除去され、そして次
に、所望により遊離ペプチドは酸による処理によりその
酸付加塩に転換される。触媒水素添加又はアシドリシス
が、保護基を除去するために使用される。このようにし
て得られたペプチドは、治療に使用のために十分に純粋
であり、そして追加の精製を必要としない。しかしなが
ら、所望により、それらはシリカゲル上でのカラムクロ
マトグラフィーにより精製され得る。溶液の形で得られ
たペプチドは、その溶液の蒸発又は凍結乾燥により単離
され得る。遊離ペプチドは、任意の塩に転化され得る。
最終生成物の純度は、高性能液体クロマトグラフィー(
肝LC)分析を用いることによって調べられる。
標的化合物の免疫システムの効果は、この後記載される
試験で調べされた。
1、/二一ットにおける  −生  に・するt来 この研究は、Canningham (Handboo
k of Experi−menLal Immuno
logy、 Ed、D、M、Weir、 Vol、2.
、 Black−well、 0xford−Lond
on+ 285ページ、■到)の方法に従って、新生ラ
ットから得られる肺臓細胞により実施された。−腹から
生まれた12匹のWistar(LATr)ラットを、
1mg/kgの投与量で7.5 pgの試験物質により
町生から12時間以内で腹腔内(i、p、)処理した。
誕生後、14日目で、その動物を、羊の赤血球の1%懸
濁液0.5 mllによりi、p、免疫化し、次に7日
後、首を切ることにより放血した。その動物から得られ
た肺臓細胞から、均質懸濁液を、羊赤血球懸濁液を用い
て調製し、そして次にこの補体を、単細胞層を得るため
に適切なチャンバー中に置いた。パラフィンにより密封
されたチャンバーを、37°Cで45分間インキュベー
トした。抗体産生肺臓細胞の回りに、溶解領域、すなわ
ちプラークが形成された。抑制物質による処理の効果下
で、プラーク形成細胞(PFC)の数は低められた。
第1表に要約されたデータは、未処理の対照動物から得
られた細胞に基づいて計算されたこの%は低下すること
を示す。同じ条件下で、プラーク形成細胞の数は、免疫
刺激ペプチドにより有意に高められる。
第一」ニー表 抗生生成の抑制 (1) 八rg−Lys(Chc)−Asp−Val 
             14.4(2)  Arg
−Lys(Chc)−八Sp            
  −27,1(3) Arg−3ar−Asp−Va
l       −25,5(4)  Arg−3ar
−八sp                     
 21.5(5) 0rn−Lys−Asp−Val 
     −19,5(8)  Arg−Lys−八a
d                      10
.6(10) へrg−Lys−へ5p−Val−NH
−CI!、           22.4^rg−L
ys−^5p−NH−CIlz(11)(へrg−Ly
s−へ5p−Val−Nil−CIlz)z     
    21.2(16) Lys−Glu−Thr 
       −36,8(17) Lys−Thr−
Glu−Thr      −23,2(18) Pr
o−Lys−Leu−Thr           −
19,4(19) Lys−Lys−Thr−Glu 
           22.9(20) Lys−H
is−Leu−Nlh          25.3A
、 ^rg−Lys−Asp            
        +68.6B 、  Arg−Lys
−Asp−Val           +58.0来 この研究は、凝集の現象に基づかれる。特定の抗血清が
、急速に沈殿する抗原形成の大きな顆粒(凝集体)の表
面に付着する。
新生Wjstar (LATI)ラットを、誕生から1
2時間以内で1■/kgの投与量で試験物質を腹腔自処
理した。144日目、その動物を、羊の赤血球の1%懸
濁液0.5艷によりi、p、免疫化した。免疫化の後、
7日目、血液を後眼瞼部から採取し、30分後、血清を
遠心分離により分離し、そして赤血球凝集素の力価を、
TaK6Lsy (Acta Microbiol、A
cad、Sci。
)lung、  3 、191 (1955) :lに
従って決定した。2匹のラットの混合された血清(50
m)から、半分の希釈溶液を、12段階で調製した。個
々のサンプルは、羊の赤血球の2%懸濁液25μ!を与
えられた。
その混合物を、37°Cで1時間インキユヘートし、凝
集を評価した。データは、未処理動物に対する%として
、−次抗体生成に対する化合物の抑制(阻害)効果を示
す第2表に要約される。免疫刺激物質は、この試験にお
いて反対の効果を示す。
策−1−表 一次抗体生成に対する効果 ベ プ チ ド    未処理の対照に対する変化率、
% (3) Arg−5ar−Asp−Val      
   17.9(4)  Arg−3ar−八sp  
                    10.7(
11) (Arg−Lys−Asp−Val−NH−C
Hz) z    −14,9(12)(Arg−Ly
s−八5p−C’ys−NJ)z          
 10.7(19) Lys−Lys−Thr−Glu
        −10,8A、  Arg−LyS−
八sp                    +1
3.7B、 八rg−Lys−Asp−Val    
            +28.13、   マクロ
ファージの     の且静止マクロファージ細胞の食
作用能力を、マウスに対して研究した(J、Immuo
nopharmacol、  4+265(1982〜
1983) )。22〜28gの重さの雄のCF L 
P(LATr) マウスを、l mg / kgの投与
量で試験物質を毎日、7日間皮下(S、C,)処理した
。動物の放血後、それらの腹膜を、PBS緩衝溶液(リ
ン酸緩衝溶液、pH=7.2)8dにより洗浄し、そし
て個々はl0IUのヘパリンを含んだ。腹膜から洗浄さ
れた細胞懸濁液を、蒸留水によるショックにより赤血球
を解放し、次にPBS緩衝溶液により3度、洗浄した。
2回の洗浄の間の沈降を、11000rpで5分間、遠
心分離することにより達成した。個々の細胞懸濁液の濃
度を1.106個の細胞/dに調整し、そしてその懸濁
液を、二酸化炭素を5%含む雰囲気下で37°Cで30
分間、Buyden〜チャンバー中において静置した。
ガラス壁に付着されたマクロファージ上に、オブソニン
作用された酵母が積層された。食作用されなかった粒子
を除去した後、マクロファージにより統合された粒子を
、個々の細胞において計数した。第3表においては、食
作用された酵母細胞の計数の低下率(%)は、対照とし
ての未処理動物から単離されたマクロファージに対して
与えられる。
メー」し−表 静止マクロファージの食作用能力の変化(1) Arg
−Lys(Chc)−Asp−Val      −1
1,2(2) 八rg−Lys(Chc)−Asp  
             −47,3(3) 八rg
−5ar−Asp−Val             
   −10,5(4)  Arg−Sar−八sp 
                   −22,7(
7) Arg−Lys−Aad−Val       
  −28,7(8) Arg−Lys−Aad   
        −29,1(9) (Arg−Lys
−Asp−NH−CHz) z       11.6
(11)(Arg−Lys−八sp−νal−NH−C
tlz)z         16.5(12)(Ar
g−Lys−八5p−C’ys−NHz)z     
     40.1(14) 5er−Lys−Leu
           −14,0(17) Lys−
Thr−Glu−Thr         −17,5
(18) Pro−Lys−Leu−Thr     
    11.7(19) Lys−Lys−Thr−
Glu         18.6(20) Lys−
His−Leu−Nllz          39.
にの試験は、25〜30gの重さの雄のCFLP (L
ATI)マウスに対して行なわれた。実験の始めで、マ
ウスを、無水エタノール中、オキサシロンの3%溶液2
0μノを、耳及び前足の両者上に適用することによって
処理した。その処理の後7日目、それらの動物を、生理
食塩水中に溶解された化合物1■/kg i 、 p 
、投投量で処理した。対照は、生理食塩水のみで処理さ
れた。実験の100日目オキサシロンの2.5%オリー
ブ油溶液20μlを、動物の個々の耳上に塗った。耳の
厚さを2度、すなわち抗原の投与の24時間前及び24
時間後、測定した。その厚さは、両耳の耳たぶの中央で
、0.01mmの正確度で測定された。変化が対照グル
ープと比較された。DTH応答の進行の抑制に関するデ
ータは、第4表に%として与えられる。
芽−」し−表 DTH応答の抑制 (5) 0rn−Lys−Asp−Val      
  28.3(6) 0rn−Lys−Asp    
      39.6(8) Arg−Lys−Aad
          36.8(11) (Arg−L
ys−^5p−Val−NH−CHz) z    2
7.0(12)(へrg−Lys−へ5p−C’ys−
NHz)z         35.3(13) Ly
s−5er−Lys−Leu        28.2
(14) 5er−Lys−Leu         
 22.7(15) 5er−3er−3er−Thr
        1B、0(16) Lys−Glu−
Thr          27.5(17) Lys
−Thr−Glu−Thr        35.5比
較のため上記表に与えられるペプチド゛A°° 。
”B”°及び°“C“は既知である: °“A′及び“B”は、ハンガリー特許第185.26
3号明細書に記載され; C′”は、アメリカ特許第4,190,646号明細書
に記載されている。
本発明の化合物及びそれらの酸付加塩は、免疫システム
の活性の低下が所望される治療部分に通常医薬組成物の
形で使用され得る。式(1)〜(20)のペプチドは、
それ自体で又はそれらの塩の形で、適切には、通常治療
に使用される医薬製剤の形で使用される。これらの製剤
(薬剤)は、固形又は液体状態で存在することができ、
そしてそのような製剤に通常使用される充填剤、希釈剤
、安定剤、pH−及び浸透圧−影響物質及び製剤を促進
する添加物を用いることによって調製され得る。
本発明は、次の非制限的な例により詳しく例示される。
本明細書に使用される略語は、文献で一般的に知られて
いる略語に相当する(Biochem、J、219゜3
45(1984) ) 、 ”Chc” は、シクロへ
キシルカルバモイルを意味し、そして”Aad”はα−
L−アミノアジポイル基である。融点は、Dr、Tot
toli装置(Biichj、 5w1tzerlan
dにより製造される)で測定された。薄層クロマトグラ
フィー試験を、容易に使用できる吸着剤(DC−Per
tigplatten、 Merck+FRGにより製
造される)及び次の溶媒混合物(ここで、°“貯蔵溶液
′°とは、ピリジン/酢酸/水の20:6:11混合物
である)を用いることにより実施した: 1、酢酸エチル/貯蔵溶液     1.9:1;2、
酢酸エチル/貯蔵溶液     9:1;3、酢酸エチ
ル/貯蔵溶液     4:1;4、酢酸エチル/貯蔵
溶液     7:3;5、  n−ブタノール/貯蔵
溶液   3;716、  n−ブタノール/貯蔵溶液
 1:4;及び(比は、体積割合値で与えられる。) クロマトグラムを、ニンヒドリンにより、又は塩素化の
後、ヨウ化カリウム/トリジン試薬を用いることにより
検出した。
+1 P L C分析を、種々の波長を有するLabo
r−MIM 0E975タイプUV検出器、八l te
xポンプ及びKUTESZ175タイプ記録計を備えら
れた装置を用いることによって実施した。分離のために
、長さ250mm、内径4.6 mmのカラム〔C36
のアルギル基によりアルキル化されたシリカゲル(1、
abor MIM)の静止相を有する〕を用いた。次の
混合物が、溶離のために使用された; A、メタノール25m1及びトリフルオロ酢酸0.5体
積%含む0.01Mの水性硫酸ナトリウム溶液75mか
ら成る混合物; B、アセトニトリル/トリフルオロ酢酸/蒸留水の1.
5 : 1.0 F97.5混合物。
測定は、1m17分の流速で行なわれ、そして溶液の吸
光度は212nmで検出された。クロマトグラムは、部
分−標準化により評価された。
標的化合物の純度は、HPLC及び薄層クロマトグラフ
ィー(T[、C)分析の両者に基づけば、95%以上で
あった。
特定の旋光性が、Perkin−Elmer 241タ
イプ旋光計で測定された。すべての溶媒は、除去され又
は40°Cでの水浴中で、Bllchi回転蒸発器によ
り蒸発せしめられた。
標的化合物のアミノ酸分析を、BioLronik L
C5001タイプの装置で行なった。サンプルは、11
0″Cで24時間、6モル濃度の塩酸溶液中で加水分解
された。分析の結果は、すべての場合、±5%の誤差内
で存在した。
合成の出発物質は、文献において通常知られている。
炎上 Ar −5ar−As−Valの調′  法”A”)ト
リエチルアミン1.68d (12,0ミリモル)を、
ジメチルホルムアミド([1MF)25d中にFl−V
al−OtBu ・HCj! 2.58g (12,0
ミリモル)及び2−^5fl−(OtBu) −03u
 4.62g (11,0ミリモル)を含む懸濁液に添
加する。その反応混合物を一晩放置し、次に減圧下で蒸
発する。残渣を、酢酸エチル50m1と共に混合し、そ
してその得られた懸濁液を、連続的に、1モル/j2の
塩酸25dにより3度、5%水性炭酸水素ナトリウム2
5−により3度及び最後に、水25m1により洗浄し、
無水硫酸ナトリウム上で乾燥せしめ、そして減圧下で蒸
発し、油状物のZ−^sp−(OtBu)−Val−0
’Bu保護ジペプチド(Rr’ =0.85) 4.3
 g(81,7%)を得る。
上記保護されたジペプチド4.07 g (8,5ミリ
モル)を、メタノール40m1中に溶解し、そして撹拌
しながら、炭素上パラジウム1.0gの存在下で、その
溶液に水素をあわ立たせることにより水素添加する。そ
の水素添加は、2時間以内で完結される。次に、触媒を
濾去し、濾液を減圧下で蒸発し、残渣をエーテル50d
中に溶解し、そしてそのpHを、6モル/2の濃度のジ
オキサン性塩化水素溶液を添加することにより、pHを
4に調整する。沈殿物を濾過し、H−Asp(OLBu
)−Val−OtBu ・1lcj!遊離ジペプチド塩
酸塩(m、p、=187〜189°C、Rf”=0.4
0)3、2 g (91,5%)を得る。
DMF30d中、Z−5ar−O5r−O3u 3. 
Og  (10,0モミリル)及びH−八5p(OtB
u)−Vat−OLBu−)ICI!3.05 g(8
,0ミリモル)を、トリエチルアミン1.40d(10
,0ミリモル)の存在下で反応せしめる。次の日、その
反応混合物を減圧下で蒸発せしめ、残渣を酢酸エチル5
0成中に溶解し、そして得られた懸濁液を、連続的に、
水20dにより、1モル/I!、の塩酸20dにより2
度、5%炭酸水素ナトリウム溶液20dにより2度及び
最終的に、水20m1により洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ム上で乾燥せしめ、そして減圧下で蒸発する。
4.2g(7,6ミリモル)の収量で得られた、油状の
Z−3ar−Asp(OtBu)−Val−OtBu保
護トリペプチド(Rr’=0.75)を、メタノール4
M中に溶解し、そして、炭素上パラジウム触媒0.8g
の添加の後、その混合物を通常の方法で水素添加する。
触媒の濾去の後、修酸二水和物1.0g(8,0ミリモ
ル)を、その濾液に添加し、その溶液を蒸発し、そして
残渣をエーテルの添加により固形化し、H−3ar−A
sp(OLBu)−Val−0’Bu ・オキサレート
(遊離トリペプチドオキサレート) (n+、p、−1
90〜192°c、Rf3−0.30) 2.24gを
得る。
D M F 10d中、Boc−Arg(HCj! )
−Off−t1201.14 g(3,5ミリモル)の
溶液を一10°Cに冷却し、イソブチルクロロホルメー
)0.55mM (4ミリモル)及びDMF5d中に溶
解されたN−メチルモルポリン溶液0.447 (4ミ
リモル)を同じ温度で添加する。得られた混合無水物を
、−10°Cで10分間撹拌し、次に上記で得られた遊
離トリベプチドオキサレ−1−1,5g(3ミリモル)
及びD M F 5 mR中、トリエチルアミン084
d(6ミリモル)を同じ温度で添加する。その反応混合
物を室温に暖ため、そして−晩装置する。溶媒を減圧下
で蒸発し、残渣をクロロホルム50d中に溶解し、そし
てこの?容液を、1モル/i!、の塩酸20m1により
3度、次に水20−により洗浄し、そして無水硫酸ナト
リウム上で乾燥せしめる。油状残渣をエーテルの添加に
より固形化し、そしてその懸濁液を濾過し、非品性Bo
c−へrg(HCj!  )−3ar−Asp(OLB
u)−Val−OtBu  [Rf’−〇、18.Rt
’−0.24;(α) oo−−37,0”  (c 
= l、メタノール) ] 11.30g(66%)を
得る。
上記で得られた保護テトラペプチド1.20g(]、8
ミ8ミリ)を、40°Cで2時間、トリフルオロ酢酸に
より処理し、次にその混合物を、エーテル60−の添加
により希釈し、その懸濁液を濾過し、そして沈殿物をエ
ーテルにより洗浄する。水10d中にトリフルオロ酢酸
塩を溶解した後、トリフルオロアセテートイオンを、ア
セテート循環のアニオン−交換樹脂(DOWEX 2 
X 8 ) 5dによりアセテートイオンと交換する。
減圧下でその溶液を蒸発した後、残渣を90%水性エタ
ノール5−の添加により固形化し、非晶性Arg−3a
r−Asp−Val[〔α〕6°=−32.3° (C
=1.10%酢酸)10.6gを得る。アミノ酸分析二
へsp 1.03(1)、 VatO,97(1)、 
 八rg  1.00(1)。
囲I Ls−Glu−Thrの量、1  法”B”)エーテル
60d中にH−Thr(’Bu)−0tBu ・オキサ
レー) 3.3 g (11,0ミリモル)を懸濁した
後、その懸濁液を、溶解するまで、5%水性炭酸水素カ
リウム30dと共に振盪する。有機相を分離し、5%水
性炭酸水素カリウム溶液2〇−及び水2Mにより洗浄し
、無水硫酸ナトリウム上で乾燥せしめ、そして減圧下で
蒸発する。D M F 20d中、前記油状残渣の溶液
に、Z−Glu(OtBu)−0Su 4.12g (
9,5ミリモル)を添加する。その混合物を室温で2時
間撹拌し、次に減圧下で蒸発する。残渣を酢酸エチル5
0d中に溶解し、そして連続的に、10%クエン酸水溶
液15戚により3度、5%炭酸水素ナトリウム水溶液1
5dにより2度、及び最終的に水15m1により洗浄し
、無水硫酸ナトリウム上で乾燥せしめ、そして減圧下で
蒸発する。油状の7.−Glu(OLBu)−Thr(
’Bu)−0’Bu保護ジペプチド(Rf’ =0.8
5)4.4g(8,0ミリモル)を得、これをメタノー
ル50In!!、中に溶解し、そして例1に記載のよう
にして水素添加する。触触の濾去の後、濾液を蒸発し、
遊離H−Glu(OtBu)−Thr(tBu)−0’
Buジペプチド(Rr”=0.22)を得、次にこれを
D M F 20d中に溶解し、Z−Lys(Boc)
−0Su 4.77g (10ミリモル)を添加した後
、その反応混合物を室温で2時間撹拌し、そして減圧下
で蒸発する。酢酸エチル50rd中に前記油状残渣を溶
解した後、その溶液を通常の方法で数回洗浄することに
より精製し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥せしめ、そし
て減圧下で蒸発する。油状の蒸気残渣をエーテル中で再
結晶化し、Z−Lys (Boc)−Glu (OLB
u) −Thr (tBu)−0tBu保護トリペプチ
ド[m、p、 =114〜115°c : Rr”=0
.80 ;〔α)oO−22,8° (c−1、メタノ
ール)]4.75g (74%)を得る。
上記保護されたトリペプチド4.4g(5,6ミリモル
)を、メタノール40d中に溶解し、そして例1に記載
のようにして、触媒的に水素添加する。
触媒の濾去の後、濾液を減圧下で蒸発し、そしてその油
状残渣を6モル/I!、の濃度のジオキサン性塩化水素
溶液40d中に溶解する。15分後、沈殿物が現われる
。1時間後、その懸濁液をエーテル10(ldにより希
釈し、濾過し、そしてその沈殿物をエーテルにより洗浄
し、非晶性Lys−Glu−Thr・20(J)リペプ
チドニ塩酸塩[m、p、 =213〜215°C(分解
を伴う);〔α) ;ff’ −十2.7° (c=1
 。
1.1%酢酸) ] 2.3 g (91%)を得る。
水20d中に前記Lys−Glu−Thr4 HCj!
 トリベプチドニ塩酸塩を溶解した後、クロリドイオン
を、アセテート循環の樹脂(DONEX 2 X 8 
)上でアセテートイオンと交換し、次にその溶液を減圧
下で蒸発し、そして残渣をエタノールの添加により固形
化する。この方法においては、非晶性Lys−Glu−
Thr−アセテート[〔α〕6°−十3.5° (c=
1.10%酢酸)]2.27gを得る。アミノ酸分析:
 1.01(1)。
Thr 1.00(1)、 Lys 1.00(1)。
■盈 L 5−11is−Leu−Nl12アセーートの81
  法”c″)D M F 30m1中、旧s ・OM
e ・2tlC42,42g (10ミリモル)の溶液
に、トリエチルアミン2.8 ml (20ミリモル)
及び次にZ−Lys(Z)−0Su 5.6 gを添加
する。次の日、その反応混合物を蒸発し、油状残渣をク
ロロホルム451d中に溶解し、その溶液を水20dに
より2度洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥せしめ、
そして減圧下で蒸発する。酢酸エチルの添加により油状
残渣を固形化した後、Z−Lys (Z) −旧s−O
Me(m、p、 −135〜136°Ci Rf″=0
.45) 4.54g(80%)を得る。
上記で得られた保護ジペプチドエステル4.0g(7ミ
リモル)を、暖かなメタノール40戚中に溶解し、そし
てヒドラジン水和物4rdを添加する。
その混合物を室温で3日間保持し、そして減圧下でその
半分の体積に蒸発し、そしてエーテル50滅により希釈
する。非品性沈殿物を濾過し、そしてエーテルにより洗
浄し、Z−Lys (tD−His−Ndl+保護ジペ
プチドヒドラジド(m、p、 =150〜153°Ci
R%=0.20) 3.70gを得る。
D M F 15d中に上記Z−Lys (Z)−Hi
s−Nzl133.65 g(6,0ミリモル)を含む
溶液を一10°Cに冷却し、そして7モル/lの濃度の
ジオキサン性塩化水素2、5 m及び次に、DMF4m
f中、第三亜硝酸ブチル0.フ5d (6,6ミリモル
)を同じ温度で滴下する。
その反応混合物を一10°Cで20分間、撹拌した後、
トリエチルアミン2.0 dを添加し、そして次に、D
 M F 10m1!中、Leu−NH2アセテート1
.33g(7ミリモル)及びトリエチルアミン1dの溶
液を滴下する。次に、その混合物を、30分間O″Cで
撹拌し、次に室温で一晩放置する。その反応混合物を、
減圧下で蒸発し、そしてその残渣を水に懸濁する。
粗生成物3.7gを得、これをイブプロパノール30成
から再結晶化し、Z−Lys(Z)−His−Leu−
Nl2 [m、p。
−110〜113°C; Rf’=0.30 ;  (
α〕デーー20.1゜(c−1、メタノール)]2g(
65%)を得る。
上記で得られた保護トリペプチド1.2g(1,8ミリ
モル)を、メタノール/水/酢酸の5=1;2混合物2
0d中に熔解し、そして例1に記載のようにして触媒的
に水素添加する。触媒の濾去の後、濾液を減圧下で蒸発
する。その残渣にエタノールを添加し、そして蒸発した
後、その残渣をエーテルと共に粉末にし、非品性吸湿性
Lys−11is−Leu−Nl+2−アセテート[〔
α〕3°−−5,7° (c−1,1モル/I!、の酢
酸) ] ]0.57を得る。アミノ酸分析:Leu 
O,95(1)、 l1is 1.03(1)、 Ly
s 1.04(1)。
第5表に示される保護されたペプチド誘導体及び第6表
に示される標的化合物は、例に詳しく記載される方法に
従って、調製された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、T−リンパ球の成熟及びマクロファージの活性を阻
    害する、下記式(1)〜(20): Arg−Lys(Chc)−Asp−Val(1) Arg−Lys(Chc)−Asp(2) Arg−Sar−Asp−Val(3) Arg−Sar−Asp(4) Orn−Lys−Asp−Val(5) Orn−Lys−Asp(6) Arg−Lys−Aad−Val(7) Arg−Lys−Aad(8) 〔Arg−Lys−Asp−NH−CH_2−〕_2(
    9) ▲数式、化学式、表等があります▼(10) 〔Arg−Lys−Asp−Val−NH−CH_2−
    〕_2(11) 〔Arg−Lys−Asp−C^1ys−NH_2〕_
    2(12) Lys−Ser−Lys−Leu(13) Ser−Lys−Leu(14) Ser−Ser−Ser−Thr(15) Lys−Glu−Thr(16) Lys−Thr−Glu−Thr(17) Pro−Lys−Leu−Thr(18) Lys−Lys−Thr−Glu(19) Lys−His−Leu−NH_2(20) で表わされるペプチド及びそれらの酸付加塩。 2、T−リンパ球の成熟及びマクロファージの活性を阻
    害する医薬組成物であって、活性成分として、1又は複
    数の請求項1に記載されたような遊離形又は酸付加塩で
    の式(1)〜(20)のペプチドを、治療的に有効な量
    及び医薬産業に通常使用される、1又は複数の医薬的に
    許容できる希釈剤、充填剤、安定剤、pH−及び浸透圧
    影響物質を含んで成る組成物。 3、下記式(1)〜(20): Arg−Lys(Chc)−Asp−Val(1) Arg−Lys(Chc)−Asp(2) Arg−Sar−Asp−Val(3) Arg−Sar−Asp(4) Orn−Lys−Asp−Val(5) Orn−Lys−Asp(6) Arg−Lys−Aad−Val(7) Arg−Lys−Aad(8) 〔Arg−Lys−Asp−NH−CH_2〕_2(9
    ) ▲数式、化学式、表等があります▼(10) 〔Arg−Lys−Asp−Val−NH−CH_2−
    〕_2(11) 〔Arg−Lys−Asp−C^1ys−NH_2〕_
    2(12) Lys−Ser−Lys−Leu(13) Ser−Lys−Leu(14) Ser−Ser−Ser−Thr(15) Lys−Glu−Thr(16) Lys−Thr−Glu−Thr(17) Pro−Lys−Leu−Thr(18) Lys−Lys−Thr−Glu(19) Lys−His−Leu−NH_2(20) で表わされるペプチド及びそれらの酸付加塩の調製方法
    であって、ペプチド化学において既知であるように、活
    性エステル、混合された無水物及び/又はアジド法のカ
    ップリング段階を連続的に使用することにより溶液中で
    段階的に鎖を長くし、続いてα−及び/又はε−アミノ
    基を保護解除し、それによって、 水素添加又はアシドリシスにより除去できる保護基によ
    りエステル化されたカルボキシ基及び場合によっては、
    保護された側鎖ヒドロキシル及び/又はアミノ基及び/
    又は水素添加により除去できる保護基によりアミノ化又
    はエステル化されたC−末端カルボキシ基を含むアミノ
    酸誘導体により開始し、又は1−2−ジアミノエタン、
    そのモノ−L−バリン誘導体又はL−シスチンジアミド
    により開始し、水素添加又はアシドリシスにより除去で
    きる保護基によりそれらのC−末端カルボキシ基上でア
    ミノ化又はエステル化され、水素添加又はアシドリシス
    により除去できる保護基によりそれら以外のカルボキシ
    上でエステル化され、ペプチド連鎖に含まれないそれら
    のアミノ基上に保護基Boc又はZを含み、そして/又
    はそれらのヒドロキシル基上で保護されている、式(1
    )〜(20)のペプチドの誘導体が形成され; 次に触媒水素添加及び/又は酸性処理により存在する保
    護基を除去し;そして 所望により、適切な酸による処理により式(1)〜(2
    0)の遊離ペプチドをそれらの酸付加塩に転換し;そし
    て/又は、 所望により、それらの塩の形で得られる式(1)〜(2
    0)の遊離ペプチドを脱遊離し、そして/又は他の酸に
    より形成される塩に転換することを含んで成る方法。 4、第三ブチル基によりエステル化されたカルボキシル
    基を含む保護されたアミノ酸誘導体を用いることを含ん
    で成る請求項3記載の方法。 5、前記アミノ基上でBoc基によりアシル化された保
    護アミノ酸誘導体を用いることを含んで成る請求項3又
    は4記載の方法。 6、前記アミノ基上でZ基によりアシル化された保護ア
    ミノ酸誘導体を用いることを含んで成る請求項3又は4
    記載の方法。 7、前記ヒドロキシル基上で第三ブチル基により保護さ
    れているアミノ酸誘導体を用いることを含んで成る請求
    項3〜6のいづれか1項記載の方法。 8、式(1)〜(4)及び(7)〜(12)のペプチド
    を調製するために、そのグリニジノ基上で塩化水素によ
    り保護されているアルギニン誘導体を用いることを含ん
    で成る請求項3〜7のいづれか1項記載の方法。 9、T−リンパ球の成熟及びマクロファージの活性を阻
    害する医薬組成物を調製するため方法であって、活性成
    分として、治療的に有効な量、1又は複数の請求項3に
    記載されたような式(1)〜(20)のペプチド又は医
    薬的に許容できるその塩及び医薬産業に通常使用される
    、1又は複数の希釈剤、充填剤、安定剤、pH−及び浸
    透圧影響物質を混合することを含んで成る方法。 10、T−リンパ球の成熟及びマクロファージの活性を
    阻害するための方法であって、1又は複数の請求項1記
    載の式(1)〜(20)のペプチド及び/又はそれらの
    酸付加塩を治療的に有効な量動物又はヒトに投与するこ
    とを含んで成る方法。
JP2003712A 1989-01-13 1990-01-12 T―リンパ球の成熟及びマクロファージの活性を阻害する新規ペプチド、それらを含む医薬組成物及びそれらの調製方法 Pending JPH02270895A (ja)

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