JPH02270882A - 7α―メトキシセファロスポリン化合物の製造法 - Google Patents

7α―メトキシセファロスポリン化合物の製造法

Info

Publication number
JPH02270882A
JPH02270882A JP1703290A JP1703290A JPH02270882A JP H02270882 A JPH02270882 A JP H02270882A JP 1703290 A JP1703290 A JP 1703290A JP 1703290 A JP1703290 A JP 1703290A JP H02270882 A JPH02270882 A JP H02270882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cephem
methanol
methoxy
salts
carboxylic acids
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1703290A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0362713B2 (ja
Inventor
Seiichi Masai
成一 正井
Hisao Tohiki
戸引 久雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP1703290A priority Critical patent/JPH02270882A/ja
Publication of JPH02270882A publication Critical patent/JPH02270882A/ja
Publication of JPH0362713B2 publication Critical patent/JPH0362713B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cephalosporin Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、7α−メトキシ−7β−R1SO3CH2C
ONH−△3−セフェム−4−カルボン酸類(R1はア
リール基又は低級アルキル基を意味する)を中間体とし
て用いる7α−メトキシ−7β−R2SCH2CoNH
−△6−セフェム−4−カルボン酸類(R2はシアノメ
チル基を意味する)の製造法に関するものである。
本発明方法によって得られる7α−メトキシ−7β−R
2SCH2CONH−△3−セフェム−4−カルボン酸
類(L、は前と同じ)は医薬上非常に有用であり、例え
ば、本発明により製造される7α−メトキシ−7β−シ
アノメチルチオアセトアミド−3−(1−メチル−IH
−テトラゾール−5−イル)チオメチル−3−セフェム
−4−カルボン酸(一般名:セフメタゾール)は特開昭
50−83383に示される如く広範囲にわだシ非常に
強い抗菌スペクトルを有する化合物として広く知られて
いる。
7α−メトキシ−7β−R2SCH2CON)I−△6
−セフェム−4−カルぎン酸類の製造法については、こ
れまで数多く検討されてきた。たとえば特開昭51−5
9890号公報およびJ 、 Antibiotics
 、 29 。
969(1976)に記載の方法では、次の製造工程[
110 〔■〕 に従って7−アミノ−3−(1−メチル−IH−テトラ
ゾール−5−イル)チオメチル−3−セフェム−4−カ
ルボン酸〔I〕から3段階を経て7α−メトキシ−7β
−アミノ体CCV)とし、これに酸壌化物法等によシ一
般式[V] で示される化合物に導びくというものであるが、この方
法は反応工程がやや長く、また実際に追試してみると中
間体の〔■〕がやや不安定であるためにその取υ扱い方
法が難かしいということが判明した。また、特開昭50
−50394号公報およびJ、 Antibiotic
s、 29 、554 (1976)に記載の方法のよ
うに、CI)の4位カルボン酸をエステルで保護し、7
−メトキシ化する方法では、反応工程がさらに長くなり
、4位カルボン酸のエステル化および脱エステル化に際
して、かなりの純分の損失がさけられない。
このように、いずれも製造工程が長いとか、収率が悪い
とか、7α位にメトキシ基のない未反応物が多く残存し
てくるなどの理由で工業的製造法として満足のいくもの
はなく簡便かつ高収率に行ないうる製造法の出現が待ち
望まれていだ。
そこで本発明者等は、7位のメトキシ化が容易に進行す
る7位アミン基の保護基を用い、しかもその保蹄基は、
7α−メトキシ化の後も除去することなく、直接、7α
−メトキシ−7β−Ft2SCH2CONH−△5− 
* フェム−4−力/l/ ホ/酸類に容易に導びくこ
との出来る製造法を1い出す目的で鋭意研究を重ねた結
果、本発明方法を完成するに至った。
本発明において用いられる7β−R1SO3CH2C’
0NH−△3−セフェム−4−カルボン酸M、!:ld
7β位側鎖がR1505CH2CON[(であり、通常
、反応に関与しない基で置換されている△3−セフェム
−4−カルボン酸およびその塩を表わし、たとえば、一
般式 で示される化合物類を表わす。ここでR1はメチル、エ
チル、プロピル等の低級アルキル基、置換または無置換
のフェニル、ナフチル等のアリール基を示し、それらの
置換基としては、メチル、シアンがあげられる。捷たA
で示される有機残基は、反応に関与しないものであれば
倒でもよいが、一般的には、水素原子、クロル等のハロ
ゲン原子、メチル、エチル、プロピル等のアルキル基、
水酸基、メトキシ、エトキシ、プロポキシ等のアルコキ
シ基、アセトオキシメチル基、複素環チオメチル基等を
示すが、その複素環チオメチルの複素環としては、例え
ばテトラゾール、チアジアゾール、チアゾール、インチ
アゾール、オキサジアゾール、トリアゾール、オキサゾ
ール、イミダゾール等であり、それはメチル、エチル等
の低級アルキル基で置換されていてもよい。また、その
低級アルキル基は、カルブキシル基、スルホン酸基、ア
ミノ基等の置換基を有していても良い。また−〇〇〇W
はカルボン酸又はその塩を表わし、塩類としては、ナト
リウム塩、カリウム塩等のアルカリ金AM、マグネシウ
ム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩等の無機塩
基との塩類、トリエチルアミン塩、ジシクロヘキシルア
ミン塩、シクロヘキシルアミン塩、ジメチルベンジルア
ミン塩等の有機アミン塩もしくはキノリン塩等の有機塩
基との塩類を表わす。
また、7α−メトキシ−7β−R,5o3CH2CON
H−△3−セフェム−4−カルボン酸類とは7β−R1
SO3CH2CONH−△3−セフェム−4−カルボン
酸類の7α−位の水素原子をメトキシ基で置換した化合
物類を表わし、他の位置については7β−R1S○3C
H2CONH−△6−セフェム−4−カルボン酸類と同
様の意味を示す。たとえば、一般式 で示される化合物類を表わし、R1およびAは前記と同
じ意味を示す。W′は前記Wで規定した範囲内の意味を
示すが、W′とWとは必ずしも同じでなくてもよい。
また、7α−メトキシ−7β−R2SCH2CONH−
△5−セフェム−4−カルボン酸類とは、7α−メトキ
シ−7β−R1SO5CH2CONH−△3−−1= 
7 エム−4−カルボン酸類のR15o5基をR2s基
で置換した化合物類を表わし、他の位置については7α
−メトキシ−7β−R1SO3CH2CO’NH−△5
−11! 7 ! ム−4−:l’7 /l/がン酸類
と同様の意味を示す。たとえば式で示される化合物類を
表わし、Aは前記と同じ意味を示す。W“は前記Wで規
定した範囲内の意味を示すが、W”とWは必ずしも同じ
でなくてもよい。
また、7α−メトキシ−7β−R1SO3CH2CON
H−△3−セフェム−4−カルボン酸類と反応させるチ
オール類またはその塩類とは、式R25Hで示される化
合物またはその塩類を表わし、R2は上記と同じ意味を
表わし、その塩類としては、7β−R1SO3CH2C
ONT(−△3−セフェム−4−カルボン酸類で述べた
塩類と同じ意味を表わす。
本発明は、7β−R,5OjCH2CONH−△5− 
セフ エム−4−カルボン酸類で表わされる化合物を不
活性乾燥溶媒中−95〜−10℃のあいだの温度でメタ
ノールのアルカリ金属塩と反応させ、次に反応溶液中に
同温度で陽性ハロゲンを発生し得るハロゲン化剤を加え
る。反応時間は特に制限されないが、一般に比較的短時
間で進行し、約5分ないし、2時間で完了する。反応の
方法としては、メタノールのアルカリ金属塩およびハロ
ゲン化剤の添加を2回以上に分割して加えてもよく、%
、に反応物および生成物がメタノールのアルカリ金属塩
によって分解を受けやすい場合には、2回以上に分割し
た方が好ましい結果を与える。次にこのよ5にして、メ
タノールのアルカリ金属塩とハロゲン化剤で処理した反
応液中にカルボン酸たとえは蟻酸または酢酸等を加え過
剰のメタノールのアルカリ金属塩を分解する。過剰のハ
ロゲン化剤が存在している場合には必要に応じて還元剤
たとえば亜リン酸トリメチル、トリフェニルホスフィン
、チオ硫酸ソーダ等をカルボン酸を加える前または後に
加えることによってハロゲン化剤を分解し、7α−メト
キシ−7β−R1SO3CH2CONH−△6−セフェ
ム−4−カルボン酸類で得ることが出来る。本方法にお
いて使用できるメタノールのアルカリ金属塩は、たとえ
ば、リチウムメトキサイド、ナトリウムメトキサイド、
カリウムメトキサイド等があげられるが、好ましくはリ
チウムメトキサイドがあげられる。一般にメタノールの
アルカリ金属塩は不活性溶媒中過剰量のメタノールの存
在下、アルカリ金属塩を加えることによりあるいは、メ
タノール溶液中にアルカリ金属を加えることにより製造
される。得られたメタノールのアルカリ金属塩は必ずし
も単離する必要はなく、この溶液を7β−R4S○6C
H2CONH−△3−セフェム−4−カルボン酸類の溶
液中に添加することによって本発明の目的は達せられる
。本方法に使用できるメタノールのアルカリ金属塩の量
は、原料のセファロスポリンに対して約2〜10当量の
アルカリ金属塩が使用されるが前にも述べたように反応
物捷たは生成物がアルカリ金属塩によって分解をうけや
すい場合には、過剰のアルカリ金属塩を用いることは好
壕しくなく、場合によっては2回以上に分割してメタノ
ールのアルカリ金属塩およびハロゲン化剤を添加するこ
とが好ましい。
7β−R1S03CH2CONH−△3−セフェム−4
−カルボン酸類は、一般に本発明方法に用いられる有機
溶媒に対する溶解度が非常に良く、本反応にtlIE常
に好都合であるが、ジシクロヘキシルアミン塩のような
比較的難溶性の塩類の場合には、p−)ルエンスルホン
酸等の酸を当モル加えて溶解させた後、本発明の通常方
法によシ反応させることが出来る。本反応に適当な溶媒
としては、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ヘキサメチルホスホルトリアミド、メタノール、 
ff[エチル、トルエン、テトラヒドロフラン、二塩化
エチレン、アセトニトリル、アセトン、クロロホルム等
通常の有機反応に使用できる不活性溶媒があげられ、必
要に応じてこれらまたは他の不活性溶媒を2種以上の混
合溶媒として用いてもよい。本反応に使用できるハロゲ
ン化剤は一般に陽性ハロゲンを発生し得るものであシ、
この様なハロゲン化剤としては。
たとえば塩素、臭素、N−ハロアミド類、たとえばN−
クロロアセトアミド、N−ブロムアセトアミド;N−ハ
ロイミド類、たとえばN−クロロアセトアミド、N−プ
ロムサクシンイミr;N−ハロスルホンアミF′類たと
えはN−クロロベンゼンスルホンアミド;または次亜塩
素酸t−ブチルの如き次亜塩素酸アルキルがあげられる
が、次亜地素酸t−ブチルが特に好1しく、必要に応じ
て酢酸エチル等の不活性溶媒で希釈して用いてもよい。
この様にして得られた7α−メトキシ−7β−R1S0
3CH2CONH−△5− セフ !ムー4−カルボン
酸類を好ましくは塩基の存在下でチオール類またはその
塩類と反応させれば、目的とする7α−メトキシ−7β
−R2scH2coNH−△3−セフェム−4−カルボ
ン酸類な得ることが出来る。この反応は一般に溶媒中地
基の存在下で行なわれるが、7α−メトキシ−7β−R
,5O3CH2CONH−△3− セフ エム−4−カ
ルyW:y酸類またはチオール類が、その塩類として用
いられる場合には塩基を特別に加えなくても好ましい結
果が得られる。この反応における反応温度は特に限定さ
れないが、通常室温以下で反応させることが好ましい。
また、反応溶媒としては、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセトアミド、水、アセトン、ジオキサン、アセト
ニトリル、塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒドロ
フラン、ジクロルエタン、ベンゼン、トルエン、ピリジ
ン、酢酸エチル等、その他この発明の反応に悪影響を与
えない一般溶媒があけられ、2種類以上の溶媒を混合し
て用いてもよい。また、この反応は7β−R1BO5C
H2CONH−△3−セフェム−4−カルボン酸類で示
される化合物をメタノールのアルカリ金属塩とメタノー
ルの存在下ハロゲン化剤で処理して7α−メトキシ〜7
β−R1S03CH2CONH−△3−セフェム−4−
カルボン酸類を得、これを単離してからチオール類また
はその塩類と反応させてもよいし、また、単離せずに、
その反応液中にチオール如才たはその塩類を加えること
によっても目的とする7α−メトキシ−7β−R2SC
H2CONH−△3−セフェム−4−カルボン酸類を好
収率で得ることが出来る。
本発明方法により7α−メトキシ−7β−シアノメチル
チオアセトアミド−3−(1−メチル−1H−テトラゾ
ール−5−イル)チオメチル−3−セフェム−4−カル
ボン酸(一般名:セフメタゾール)などは、特に簡便か
つ好収率で得ることが出来、本発明は、工業的製法とし
て、おおいに価値のある方法である。
このようにして得られた7α−メトキシ−7β−R2S
CH2CONI−T−△3−セフェム−4−カルゴン酸
類は、一般に、セファロスポリナーゼに対シて安定であ
シ、且つ広範囲抗菌スペクトルを有する優れた抗生物質
である。
本発明方法を、R,So、基を有する原料化合物に代え
て堪素原子を有する化合物を用いる方法と対比させ、2
つの工程にわけて以下に説明する。
〔第1工程〕 an5−(ワ>BO2−65係(本発明方法)CH2S
O3−70%    // <III>CH2SO3−60チ  〃CI−24係(
比較例) 上記の比較実験結果から明らかなように、本発明方法に
よシ、ハロゲン化合物を用いる場合からはとうてい予測
できない高収率で目的とするメトキシ体を製造すること
ができる。
〔第2工程〕 CH3バ乙)−8o378係(本発明、方法1)cH3
so3−    8o % (本発明、方法2〕C1−
50% (特開昭54−1.03887)上記の表から
明らかなように、本発明方法によシ、特開昭54−10
3887号公報に記載のハロゲン化合物を用める方法か
らはとうてい予測できない高収率で目的生成物を得るこ
とができる。
しかも、得られる生成物の純度は高く、本発明方法1で
は純度97係、本発明方法2では純度99壬(いずれも
HPLC法)の目的生成物が得られた。
次に本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、こ
の実施例によって本発明はなんら限定されるものではな
い。
実施例 1 (1)7β−[2−(p−)ルエンスルホニルオキシ)
アセトアミド〕セファロスポラン酸ジシクロヘキシルア
ミン塩1071をジメチルホルムアミド4CIA’、テ
トラヒドロフラン10+Jおよび酢酸エチル40罰の混
合溶液にp−)ルエンスルホン酸2.75Fを加えて攪
拌溶解した。
この溶液を−6()℃に冷却し、金1iA IJチウム
0.48fとメタノール2611Leから調製したりチ
ウムメトキサイド溶液を20分かけて滴下した。滴下終
了後−60℃で30分間攪拌し、さらに次亜塩素酸t−
ブチル3752を酢酸エチル261で希釈した液を25
分間で滴下した。さらに10分間−60℃のまま攪拌後
、トリフェニルホスフィン13fを酢酸エチル60dに
溶解しだ液および酢酸2.1 miを加えて反応を停止
させた。5℃まで40分間で昇温し、生じた不溶物を炉
別し、不溶物をアセトン50mで洗い涙液とあわせ、こ
の中に酢酸エチル600rILlを加えると結晶が析出
した。
この結晶を沖取し、酢酸エチルで洗浄後減圧乾燥して、
7α−メトキシ−7β−(2−(p−トルエンスルホニ
ルオキシ)アセトアミド〕セファロスポラン酸リチウム
塩を得た。
IR(r+ujol) : v t−1780crn−
” (β−ラクタム)C−○ NMR(CF3COOH) :δ 2.30(3H,s)、2.55(3H,s)、3.6
0(2H,ブロードS)、3.73(3H,s)、4.
86(2H,8)、5.3〜5.5(3H,m)、7.
40〜8.10 (4H,(1)、8.50(LH,5
)(2)  シアノメチルイソチオ尿素地酸塩0.61
1をツメチルホルムアミド3成中で攪拌し、−35℃に
冷却した。この中へ金属ナトリウム0.181とエタノ
ール4 mlから調製したナトリウムエトキサイド溶液
を滴下した、得られたNCCH25Na溶液を10分間
の攪拌後、7α−メトキシ−7β−C2−(p −)ル
エンスルホニルオキシ)アセトアミド〕セファロスポラ
ン酸すチウム塙2.09fをジメチルホルムアミド8m
l中に溶解した液に一35℃で加え、同温度で1時間攪
拌した。酢酸0.5 mlを加えてから、反応液を蒸留
水150d中に注ぎ、1規定塩酸でpH2,5としてか
ら酢酸エチル501で4回抽出した。抽出液を飽和食塩
水30m1で洗浄後無水硫酸マグネシウムで脱水した。
P’A後反応液を減圧下で濃縮し、残渣をイソプロピル
アルコールに溶解させ、2−エチルへキサン酸ナトリウ
ム0.66fによりナトリウム塩として結晶化させた。
結晶を消散後、イソプロぎルアルコールで洗浄し、減圧
下で乾燥させ、7α−メトキシ−7β−シアノメチルチ
オアセトアミド−セファロスポラン酸ナトリウムを得た
JR(nujol) : 1775m−’NMR(CF
3COOH): δ 2.27(3H,S)、3.55〜3.85 (6H、
ピークの重なりの為に不明瞭)、3.72 (3H、s
 )、5.12〜5.56 (2H。
q)、5.31(IH,S)、8.43(IH,s)実
施例 2 (1)7β−(2−(p−)ルエンスルホニルオキシ)
アセトアミド)−3−(1−メチル−IH−テトラゾー
ル−5−イル)チオメチル−3−セフェム−4−カルボ
ン酸ジシクロヘキシルアミンm23.1?およびp−ト
ルエンスルポン酸5.51をジメチルポルムアミド80
d、テトラヒドロンラン30.dおよび酢酸エチルS。
rnl中で攪拌溶解させた後、温度を一60℃に下げた
。この溶液中に、金属リチウム067tとメタノール4
2rILlから調製したリチウムメトキサイドをゆっ〈
シと滴下し、滴下終了稜30分間同温度で攪拌した。つ
いで次亜塩素& t −メチル6.95fを酢酸エチル
48Nで希釈して滴下した。30分間の攪拌後、金Mす
=19− チウム0.22fとメタノール14mから調製したリチ
ウムメトキサイドをゆっくりと滴下し、lO分後次亜坂
素酸t−ブチル1.74Fを酢酸エチル12TILlで
希釈して滴下した。10分後、さらに金属リチウム00
6fとメタノール4Mから調製したリチウムメトキサイ
ドを滴下し10分後次亜塩素酸t−ブチル0.88fを
酢酸エチル6酩で希釈して滴下した。30分間攪拌した
i、トリフェニルホスフィン131を酢酸エチル601
に溶解した液を加えさらに3規定地酸32罰を加えてか
らただちに酢酸エチル6001と氷水800fの混合液
中に注ぎ3規定塩酸でpH3として分液した。酢酸エチ
ル3001で2回抽出して最初の抽出液と合わせ、飽和
食塩水100祷で2回洗浄後無水硫酸マグネシウムで脱
水し、減圧下で濃縮した。残渣を2−エチルヘキサン酸
す)IJウム5.32tによりイソプロピルアルコール
中から結晶化させた。結晶を炉底しイソプロピルアルコ
ールで洗浄後減圧乾燥して7α−メトキシー7β−[2
−(])−)ルエンスルホニルオキシ)アセトアミド)
−3−(1−メチル−1)(−テトラゾール−5−イル
)チオメチル−3−セフェム−4−カルボン酸ナトリウ
ム塩を得た。
IR(nujol) : v    1775 cr/
L−1−O NMR(CF3COOH) :δ 2.53(3H,s)、3.65(2H,ブロードS)
、3.68(3H,s)、4:15 (3H,s )、
4.63(2H,ブロードS)、4.80(2H,ブロ
ードS)、5.27 (I H,s )、7.45〜7
.95(4H,(1)、8.30(IH,5)(2) 
 実施例1(2)と同様に反応して7α−メトキシ−7
β−(2−(p −)ルエンスルホニルオキシ)アセト
アミド)−3−(,1−メチル−IH−テトラゾール−
5−イル)チオメチル−3−セフェム−4−カルがン酸
ナトリウム塩カラ7α−メトキシ−7β−シアノメチル
チオアセトアミド−3−(1−メチル−IH−テトラゾ
ール−5−イル)チオメチル−3−セフェム−4−カル
ボン酸ナトリウムを得た。
IR(nujol) : 1760cm−1NMR(C
F、C○2H):δ 3.6〜3.8 (6H、重なりの為不明瞭)、3.7
0 (3H、s )、4.15(3H,s)、44〜4
.8(2H,q)、5.28(IH。
S)、8.35(1,H,s) 実施例 3 7β−[2−(p−)ルエンスルホニルオキシ)アセト
アミド〕−3−(1−メチル−IH−テトラゾール−5
−イル)チオメチル−3−セフェム−4−カルボン酸2
.16fをジメチルホルムアミド24rILl中で攪拌
溶解させ温度を一50℃に冷却した。金属リチウム0.
056rとメタノール4mlから調製したリチウムメト
キサイド溶液をゆっくりと滴下し、30分間の攪拌後次
亜塩素酸t−ブチル0.434fを滴下した。20分間
攪拌してから、金属リチウム0.028fとメタノール
2mlから調製したリチウムメトキサイド溶液をゆっく
りと滴下し、30分後次亜塩素酸t−ブチル0.434
Fを滴下した。20分後、シアノメチルイソチオ尿素塩
酸JJ1.82fをジメチルホルムアミド9d中で攪拌
し、リチウムメトキサイド(金属リチウム0.17Fと
メタノール12鮮から調製)によシー30℃で発生させ
たNCCH25Li溶液を加え、反応液を一:う0℃で
15時間さらに一10℃で20分間攪拌した。酢酸21
を加えてから蒸留水200 mlと酢酸エチル100 
mlの混合液中に注ぎ2規定塩酸でpH2,5として分
液した。さらに酢酸エチル5Qm7で2回抽出し、有機
層を合わせて飽和食塩水で2回洗浄後無水硫酸マグネシ
ウムで脱水し、活性炭処理をした。
減圧下で濃縮後イソプロピルアルコール中から2−エチ
ルヘキサン酸ナトリウムにより、結晶化させ、結晶な消
散後減圧乾燥して、7α−メトキシ−7β−シアノメチ
ルチオアセトアミド−3−(1−メチル−IH−テトラ
ゾール−5−イル)チオメチル−3−セフェム−4−カ
ルボン酸ナトリウムを得た。このもののIRおよび懇ス
ペクトルは実施例2(2)のものと完全に一致した。
実施例1(1)または実施例2(1〕に従ってそれぞれ
下記の化合物を得だ。
さらに実施例1(2)に従って7α−メトキシ−7β−
R1803CH2CONH−△3−セフェム−4−カル
ボン酸類から7α−メトキシ−7β−R2SCH2CO
NH−△6−セフェム−4−カルはン酸類を得り。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)7β−R_1SO_3CH_2CONH−△^3
    −セフェム−4−カルボン酸類(R_1はアリール基又
    は低級アルキル基を意味する)をメタノールのアルカリ
    金属塩とメタノールの存在下ハロゲン化剤で処理し、7
    α−メトキシ−7β−R_1SO_3CH_2CONH
    −△^3−セフェム−4−カルボン酸類(R_1は前と
    同じ)に誘導し、次いでチオール類またはその塩類と反
    応させることを特徴とする7α−メトキシ−7β−R_
    2SCH_2CONH−△^3−セフェム−4−カルボ
    ン酸類(R_2はシアノメチル基を意味する。)で表わ
    される化合物の製造法。
JP1703290A 1990-01-26 1990-01-26 7α―メトキシセファロスポリン化合物の製造法 Granted JPH02270882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1703290A JPH02270882A (ja) 1990-01-26 1990-01-26 7α―メトキシセファロスポリン化合物の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1703290A JPH02270882A (ja) 1990-01-26 1990-01-26 7α―メトキシセファロスポリン化合物の製造法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10680779A Division JPS5630987A (en) 1979-08-21 1979-08-21 Preparation of 7alpha-methoxycephalosporin

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02270882A true JPH02270882A (ja) 1990-11-05
JPH0362713B2 JPH0362713B2 (ja) 1991-09-26

Family

ID=11932665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1703290A Granted JPH02270882A (ja) 1990-01-26 1990-01-26 7α―メトキシセファロスポリン化合物の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02270882A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0362713B2 (ja) 1991-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4331666A (en) 3-[(8-Carboxy-6-tetrazolo[1,5-b]pyridazinyl)-thiomethyl]-7-[2-(2-amino-4-thiazolyl)-2-methoxyimino-acetamido]-3-cephem-4-carboxylic acid
JP2008505169A (ja) セファロスポリン抗生物質の製造における新規な塩
KR100342600B1 (ko) 신규한 티아졸 화합물 및 그의 제조 방법
FI109127B (fi) Menetelmä kefepiimidihydrokloridihydraattiantibiootin valmistamiseksi
US4247461A (en) Esterification process using methoxymethyl-P-toluenesulfonate
BG61163B1 (bg) Метод за получаване на цефалоспоринов антибиотикпри използване на син-изомер на тиазолилов междинен продукт
JPH02270882A (ja) 7α―メトキシセファロスポリン化合物の製造法
US5594130A (en) Preparation of a cephalosporin antibiotic using the syn-isomer of a thiazolyl intermediate
KR890002107B1 (ko) 세팔로스포린 유도체의 제조방법
JP2595605B2 (ja) 2−置換オキシイミノ−3−オキソ酪酸の製造法
DE2728578A1 (de) Verfahren zur herstellung einer beta-lactamsaeure
HU185977B (en) Process for producing 7-amino-cepheme-compounds
KR20010031117A (ko) 3-세펨 화합물의 제조방법
JPS6242989A (ja) 溶接電極の自動整形および交換装置
KR840002142B1 (ko) 7α-메톡시세팔로스포린 유도체의 제조방법
JPH0231080B2 (ja)
US4237280A (en) Intermediate for cephalosporin type compound
WO2003040116A1 (en) A process for the preparation of cephalosporins side chains
JP2661810B2 (ja) 7−アミノ−3−クロロメチル−3−セフェム誘導体の製法
JPH0132830B2 (ja)
JP4659959B2 (ja) 3−セフェム化合物及びその製造法
JPS6251959B2 (ja)
JPS6139954B2 (ja)
KR20040098915A (ko) 7-글루타릴이미드 세팔로스포란산 유도체와 이의 제조방법
KR950008321B1 (ko) 세펨 유도체