JPH02270871A - 新規β−ラクタム系抗生物質の一水和物および溶媒和物 - Google Patents

新規β−ラクタム系抗生物質の一水和物および溶媒和物

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JPH02270871A
JPH02270871A JP63251713A JP25171388A JPH02270871A JP H02270871 A JPH02270871 A JP H02270871A JP 63251713 A JP63251713 A JP 63251713A JP 25171388 A JP25171388 A JP 25171388A JP H02270871 A JPH02270871 A JP H02270871A
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JP
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formula
solvate
dmf
crystalline
compound
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JP63251713A
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English (en)
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John Brennan
ジョン・ブレンナン
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Eli Lilly and Co
Original Assignee
Eli Lilly and Co
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Publication date
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D463/00Heterocyclic compounds containing 1-azabicyclo [4.2.0] octane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. carbacephalosporins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
    • C07D463/10Heterocyclic compounds containing 1-azabicyclo [4.2.0] octane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. carbacephalosporins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring with a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical, directly attached in position 2
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    • C07D463/18Nitrogen atoms further acylated by radicals derived from carboxylic acids or by nitrogen or sulfur analogues thereof
    • C07D463/20Nitrogen atoms further acylated by radicals derived from carboxylic acids or by nitrogen or sulfur analogues thereof with the acylating radicals further substituted by hetero atoms or by carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen
    • C07D463/22Nitrogen atoms further acylated by radicals derived from carboxylic acids or by nitrogen or sulfur analogues thereof with the acylating radicals further substituted by hetero atoms or by carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen further substituted by nitrogen atoms
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産漢叫J1四功μ 本発明はβ−ラクタム系抗生物質の新規な一水和物およ
び溶媒和物、さらに詳しくは1−カルバセファロスポリ
ンの新規な結晶性一水和物ならびにモノ−およびビス−
(N、N’−7メチルホルムアミド)溶媒和物に関する
従来技術 式I・ [式中、星印はR−絶対立体化学を示す]て示されるβ
−ラクタム系抗生物質は、新規かつ強力な経口活性を有
する抗生物質である。この抗生物質は、例えば米国特許
No、 4.335.21.1に記載されている。簡単
にするため、この化合物の無水形をリリー(Li11y
)の連続番号LY2]3735で示す。
発明の目的および構成 本発明は、1、Y213735の結晶性一水和物、なら
びに結晶性モノ−およびビス−(N、N’−7メチルホ
ルムアミド)溶媒和物に関する。この後者の2つの溶媒
和物を、以下、それぞれ[モノ(DMF)Jおよび「ビ
ス(DMF)J溶媒和物という。
LY21.3735の結晶性一水和物は薬学的にすくれ
たl、Y213735の水和物である。この−水和物は
LY213735の望ましい形であり、この抗生物質の
種々の投与形の製造に有用である。結晶性モノ(DMF
)およびビス(DMF)溶媒和物は、通常LY2+、3
735への、そして特に結晶性一水和物への都合のよい
中間体である。
本発明の態様の1つはLY213735の結晶性一水和
物に関する。LY2]3735の構造は上記式Iに示し
た。
さらに詳しくは、本発明は、下記の第1表に挙げたX−
線粉末回折パターンを有するLY213735の結晶性
一水和物に関する。これに関連する態様は、LY21.
3735の結晶性一水和物の医薬製剤であり、その内、
第1表に挙げたX−線パターンを有する結晶性のLY2
1.3735の一水和物を含有する医薬製剤が好ましい
本発明の別の態様は、LY213735の結晶性モノ(
DMF)溶媒和物である。このモノ(DMF)溶媒和物
の好ましい形は、下記の第2表に挙げたX−線粉末回折
パターンを有する結晶性化合物である。
本発明のさらに別の態様は、LY213735の結晶性
ビス(DMF)溶媒和物である。このビス(DMF)溶
媒和物の好ましい形は、下記の第3表に挙げたX−線粉
末回折パターンを有する結晶性化合物である。
結晶性モノ−およびビス(DMF)溶媒和物は、対応す
るLY2]3735の結晶性一水和物への都合のよい中
間体である。この−水和物は、これまで薬学的に優れた
形態で得ることおよび精製することが困難であった化合
物であるLY213735の、安定な、かつ取り扱いが
容易な形態を与える。
本発明の溶媒和物および一水和物(さらには、−水和物
の医薬組成物)には、両性イオン型の式■の化合物か含
まれる。本発明の化合物とは、結晶または微結晶形の一
水和物または2種の溶媒和物を指している。
また、本発明は、結晶性LY213735−水和物の、
好ましくは下記第1表に挙げた結晶パターンを示す一水
和物の医薬組成物をも包含している。
本発明の好ましい態様は、次の第1表のX−線粉末回折
パターンを示す結晶性一水和物である。
米土衣一水和物 d          I/I。
12.99       0.17 10.76         ]、、OO9110,3
3 7,4,30,14 6,650,12 5,750,05 5、240,04 5,060,16 4,870,24 4、,740,23 4,410,23 4,300,18 4,130,12 3,900,27 3、590,22 3,370,53 3,200,12 2,940,10 2,860,06 2,730,06 第1表の回折パターンは、波長λ−1..5406人の
ニッケルーフィルターの放射によって得た。
面間の間隔は欄「d」に、相対強度は欄「I/II」に
示した。
本発明の、別の好ましい態様は、次の第2表のX−線粉
末回折パターンを示す結晶性モノ(DMF)溶媒和物で
ある。
募ス人モノ(DMF)溶媒和物 d          I/I。
13.18       0.1.2 10.90       1.、OO 7,690,11 6、800,07 6、020,20 5、370,07 5,120,1,0 4,900,07 4,690,27 4・37       0.43 3.93       0.25 3.57       0.15 3.40       0.23 3.22       0.10 3、08       0.05 2.85       0.07 2.74       0.15 第2表のX−線の結果は、第1表の結果を得るのに用い
たのと同じ計器パラメーターを用いて得た。
本発明のさらに別の好ましい態様は、次の第3表に挙げ
たX−線粉末回折のデータを示す結晶形のビス(DMF
)溶媒和物である。
」鑓ビス(DMF)溶媒和物 (l            I/I。
20.1      0.03 1.2.44       1.00 10.27       0.07 8、58       0.08 6.91       0.03 6、60       0.05 6、23       0.08 5.43       0.13 4.74       0.09 4.4.1       0.09 4.1.9       0.4.0 3.62       0.05 3、52       0.05 3、39       0.03 3.34       0.03 3.14.        O,1,03、020,0
7 2、860,06 第3表のX−線の結果は、第1表の結果を得るのに用い
たのと同じ計器パラメーターを用いて得た。
本発明の別の態様は、活性成分として式(I)の化合物
の結晶性一水和物を、1またはそれ以上のその薬学的に
許容しうる担体、媒体または賦形剤とともに含有する医
薬製剤である。特に、これら医薬組成物は、温血動物の
グラム陽性およびグラム陰性細菌感染をコントロールす
るのに有用であり、適当な担体、媒体または賦形剤と治
療学的有効量のLY2]3735の一水和物を含有して
いる。
経口投与用の組成物(錠剤、カプセルなと)については
、[適当な担体、媒体または賦形剤jなる語句は、通常
の賦形剤、例えば結合剤(シロップ、アカシア、セラチ
ン、ソルビトール、トラガカント、ポリビニルピロリド
ン(Povidone)、メチルセルロース、エチルセ
ルロース、カルホキツメチルセルロースナトリウム、ヒ
ドロキノプロピルメチルセルロース、スクロース、オヨ
ヒテンプンナト)、充填剤および担体(コーンスターチ
、セラチン、ラクトース、スクロース、微結晶セルロー
ス、カオリン、マンニト−ル、リン酸二カルンウム、塩
化すトリウム、およびアルキン酸なと); 崩jll(
クロスカルメロースナトリウム、微結晶セルロース、コ
ーンスターチ、デンプングリコール酸ナトリウム、アル
キン酸なと)および不安定湿潤剤(ラウリル硫酸すトリ
ウムなと)、および潤滑剤(ステアリン酸マグネシウム
およびその他のステアリン酸金属、ステアリン酸、液体
シリコン、タルク、ワックス、浦およびコロイド状ンリ
力なと)を意味する。ペパーミント、ヒメコウジ曲、チ
ェリー香料などの香味料を用いることもてきる。着色剤
を加えて投与剤形の外観をさらに美しくするか、または
製造品識別の助けにすることか望ましいこともある。ま
た、当分野で周知の方法によって錠剤を被覆してもよい
また、本発明の医薬組成物は、経口用の液体調製物の形
態であってもよく、これは、a)水性または油性の懸濁
液、溶液、乳液またはシロップ、またはb)使用前に水
または他の適当な媒体によって復元される乾燥粉末のい
ずれてあってもよい。
このような経口用液体調製物に対して用いる場合、「適
当な担体、媒体または賦形剤」なる語句は、通常の添加
剤、例えば懸濁剤(アカシア、メチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、カルホキツメチルセルロース
、カルホキツメチルセルロースナトリウム含有のセルロ
ース(AvicelR)、牛サンタムコム、あるいはデ
ンプンなと):甘味料(スクロース、/ロノプ、グルコ
ース、す、カリン、ソルビトール、あるいはアスパルタ
ムなと);湿潤剤(ラウリル硫酸ナトリウム、シリコン
浦、種々のプルロミックス(Pluromicsl+)
界面活性剤、あるいはグリセリンなと)、防腐剤(p−
ヒドロキン安息香酸メチル、プロピルあるいはブチル、
またはソルビン酸など)、染料、香料および塩(塩化ナ
トリウム、クエン酸、ヒメコウシ油あるいはクエン酸ナ
トリウムなど):ならびに水、油、およびエステル類(
アーモンド浦、分留ココナツ浦、水素添加ヒマ/浦、レ
シチン、ステアリン酸アルミニウムなど)などを意味す
る。
また、この医薬組成物は静脈内(IV)用であってもよ
い。具体的に言うと、水溶性形態の一水和化合物を、通
常用いられる静脈内用液の1つに溶解し、これを注入投
与することができる。IV用組成物に対して用いる場合
、「適当な担体、媒体または賦形剤」なる語句は、生理
食塩水、リンケルl夜あるいは5%テ゛キストロース溶
を夜などのt夜を意味する。
局所用組成物を、疎水性あるいは親水性基剤なとの[適
当な担体、媒体または賦形剤Jとともに製剤化すること
ができる。このような基剤には軟膏、クリームあるいは
ローンヨンか含まれる。
結晶性−水和化合物の獣医薬組成物を農場動物の飼料あ
るいは飲料水中で投与することもてきる。
別法では、この化合物を、長期あるいは短期放出基剤な
どの「適当な担体、媒体または賦形剤」とともに、哺乳
動物肉調製物として製剤化することかできる。
また、式Iの化合物の結晶性一水和物を、滅菌バイアル
、隔壁のある口を持つ滅菌プラスチック袋、または滅菌
密閉アンプル中、単位投与剤形に製剤化することができ
る。単位投与剤形あたりの一水和化合物の量は、約]0
0+++g〜]Oyの範囲で変化するであろう。
結晶性一水和物の「治療学的有効量」は、1回の投与あ
たり、体重1.kgに対して化合物量25〜70+yで
ある。通常、この量は、ヒト成人では1日あたり総計約
1〜5gとなる。
この用量を、101回または複数回で投与することかで
きる。本製剤による治療処方は、長期にわたる、例えば
数日間または2〜3週間にわたる投与を必要とすること
もある。1回あたりの投与量あるいは総投与量は、感染
の性質および重篤塵、患者の年齢および全般的な健康状
態、ならびに感染にかかわっている微生物または微生物
群と患者の双方の一水和化合物への耐性、などの因子に
依存するであろう。
好ましい群の医薬製剤は、適当な担体、媒体または賦形
剤と、上記第1表のX−線パターンを示す結晶性一水和
物を含有する製剤である。
また、本発明は、式(I)の化合物を含む水溶液のp+
−rを約2〜7に調節することからなる式(I)の化合
物の結晶性一水和物の製造方法を提供するものである。
この結晶性一水和物は、モ/(DMF)またはビス(D
MF)溶媒和物のどちらからでも製造することができる
。例えば、ビス(DMF)溶媒和物を、EDTA 四ナ
トリウムおよび少量の濃塩酸とともに水中で混合する。
懸濁液が溶液となった後、この溶液を冷却しく約10’
Cまて)、トリエチルアミンなどの塩基を加えることに
よって懸濁液が生成するまでそのpHを徐々に上昇させ
る(好ましくは、pH3,6)。常法により、懸濁した
固体(−水和物)を濾過して集め、洗浄し、乾燥する。
別法では、ビス(DMF)溶媒和物の変換の条件と類似
した条件下で、モノ(DMF)化合物を一水和物に変換
することかできる。塩基を加えると、モ/(DMF)溶
液のpHは、同量の塩基を加えたときのビス(DMF)
のpHより高いpHになる(例えば、pH58)。
さらに、本発明は、式(IJ)・ [式中、R+は)rルポキシ保護基である]て示される
7β−アミノ化合物を、式・[式中、Xは脱離基であり
、R2は保護基である]で示されるアシル化剤とDMF
中で反応させ、次いで脱保護することからなる、式(I
)の化合物の結晶性ビス(N、N″−ンメチルポルムア
ミト)溶媒和物の製造方法を提供するものである。
このビス(DMF)溶媒和物は、式■ しりり尺1 て示される7β−アミノ(「核」)化合物をアシル化し
、次いてR1で示されるカルボキシ保護基を除去するこ
とによって得られる。この核およびその合成については
米国特許N o、 4.734.494に開示されてい
る。
式■のカルボキン保護基R1は、通常のカルボキシ保護
基であり、立体的に阻害されていないものか好ましい。
このような基の例は、ペンシル基および置換ベンジル基
(例えば、4−メトキシベンジル、4−ニトロベンンル
、4−メチルペンシル、3,5−ンメチルベンジル、お
よび4−クロロベンジル)、/リル基(例えば、トリア
ルキルノリル、特にトリメチルシリル)、およびノ\ロ
置換アルキル基(例えば、2,2.2−トリクロロエチ
ル、2,2.2−トリブロモエチル、および2−ヨード
エチル)である。好ましいエステル基は、ベンジルまた
は置換ベンジルエステル基(例えば、p−ニトロペンシ
ル基)でアル。
特に−1p−ニトロベンジル核化合物(R=p−二トロ
ベンジル)のアシル化は、冷却したDMF(例えば、−
20°C)中で起こる。アシル化剤である2−(R)−
2−(p−ヒドロキンフェニル)−2−アミン酢酸の活
性誘導体を冷却したDMFに加える。好ましいア/ル化
剤は、以下に示す式(ITI)の化合物である り 反応性液を冷却し、■かア/ル化剤であるときには、メ
タンスルホン酸、ジメチルベンジルアミン、およびクロ
ロギ酸メチルを連続して素早く加える。この溶液を撹拌
し、極めて低い温度(約−50’C)に保ち、次いて核
のpNBエステルを撹拌しなから加える。この反応液を
、アシル化反応か実質的に完結するまで(薄層クロマト
グラフィーなどの常法によって測定)、低温(例えば、
−45°C)で撹拌する。次いで、この混合物を約−1
0°Cまでゆっくりと暖め、溶液の初めの温度を維持し
ながら、アミノおよびカルボキシ保護基を除去するため
の試薬(例えば、pNBエステル用の亜鉛粉末、濃塩酸
、水なと)を徐々に加える。この溶液を、反応が完結す
るまで室温で撹拌する。R1がpNBエステルである場
合には、トリエチルアミンなどの塩基を加えることによ
ってpHを上げ(例えば、29まて)、亜鉛残留物を濾
過して除く。
白い懸濁液が生成し、塩基を加えなくてもpJ−1が安
定しているところまでpHを徐々に高くしていく(通常
、pH5,6前後)。約pH4、6でこの混合物にLY
213735の種結晶をまいて結晶化を誘導する。
この懸濁液の固相を濾過して集める。この湿った濾過ケ
ーキを9:1.DMF/H,Oの9010混合液中に懸
濁させ、この溶液を濃塩酸で処理する。
溶液を冷却し、そのpHを懸濁液が生成するまで塩基(
トリエチルアミン)で少しずつ上昇させ、さらに塩基を
加えてpHを安定にする(例えば、pH−約57)。こ
の結晶をもう一度濾過して集め、乾燥してビス(DMF
)溶媒和物を得る。
別法では、ビス(DMF)溶媒和物を、モノ(DMF)
溶媒和物の濃DMF溶液から製造することができる。具
体的には、反溶剤(アセトニトリルか好ましい)を等量
、#DMF溶液に加え、この混合物を冷却しく例えば、
O′Cまで)、そして固体のビス(DMF)沈澱物を上
記のように濾過して集める。また、本発明は、式(I)
の化合物のモノ(DMF)溶媒和物を含む濃DMF溶液
に反溶剤を加えることからなる、式(I)の化合物の結
晶性ビス(N、N’−ジメチルホルムアミド)溶媒和物
の製造方法を提供するものである。
モノ(DMF)溶媒和物は、ビス(DMF)溶媒和物の
製造に用いたアシル化反応によって得ることが多い。従
って、本発明は、式(II):[式中、R+はカルボキ
ン保護基である]で示される7β−アミン化合物を、式 1式中、Xは脱離基であり、R2は保護基である」で示
されるアシル化剤とDMF中で反応させ、次いで脱保護
することからなる、式(I)の化合物の結晶性モノ(N
、N’−ジメチルホルムアミド)溶媒和物の製造方法を
も提供するものである。
モノ(DMF)溶媒和物製造の別法は、ビス(DMF)
溶媒和物を最少量の冷9:]、DMF/H,0に懸濁さ
せ、次いでこの液を最少量の酸(例えば、濃塩酸なと)
で処理することからなる。この溶液のp Hを、かすか
な懸濁か生じるまでトリエチルアミンなとの塩基で徐々
に高める(通常、pH3゜0前後)。この懸濁液を濾過
しくこれによりトリエチルアンモニウムクロリドが除か
れる)、次いで塩基を加えることによって濾液のpHを
約5〜6(好ましくは58)まで徐々に高くする。この
(DMF)結晶を濾過して集め、乾燥する。このように
、本発明は、式(I)の化合物のビス(DMF)溶媒和
物のDMF  水(91、v:v)溶液のpHを約5〜
6に調節することからなる、」−記定義の式(■)の化
合物の結晶性モノ(N、N’−ツメチルホルムアミド)
溶媒和物の製造方法をも提供するものである。
核化合物(式■)をアシル化して1.Y213735ヲ
4 ル多数の別法が存在する。これら別法によって得た
LY213735を、」二記のように、アシル化された
生成化合物を水/DMF混合液に懸濁させ、次いてその
液を酸で処理し、塩基で沈澱を誘導することによって2
種類の本発明DMF溶媒和物のとちらかに変換すること
かできる。LY213735のアシル化法は、6−アミ
ツペニンラン酸、7−アミツデスアセトキンセフアロス
ポラン酸、および7−アミノセファロスポラン酸のアシ
ル化法と同様である。
アシル化法の1つは、酸スカベンジヤーの存在下に7β
−アミン核を酸クロリドまたは酸ブロミl−と単に混合
することである。酸クロリドまたは酸プロミドをその場
で生成させてもよい。別の方法は、7β−アミノ核を、
遊離カルボン酸形の側鎖(またはその酸塩)および縮合
剤と混合することからなる。適当な縮合剤には、N、N
’−ジ置換カルボジイミド類、例えばN、 N’−ンシ
クロへキンル力ルボンイミド、N、N’−ジエチルカル
ボ/イミド、N、N’−ジ(II−プロピル)カルホシ
イミ!・、N。
No−ン(l−プロピル)カルボジイミド′、N、N’
−7アワルカルホンイミト、N、N”−ビス(p−ジメ
チルアミンフェニル)カルボジイミド、N−エチル−N
“−(/I”−エチルモルホリニル)カルボジイミドな
とか含まれる。その他の適当なカルボジイミド系縮合剤
は、シーハン(Sheehan ;米国特許N o、 
2.938.892)、およびホフマン等(l(ofm
ann etal、米国特許No、 3.065.22
4)か開示している。
N、N”−カルポニルンイミタゾールおよびN、N“−
チオニルンイミタソールなとのアゾリド類も縮合剤とし
て用いることができる。脱水剤、例えばオキ/塩化リン
、アルコキンアセチレン類、および2−ハロケノピリジ
ニウム塩類(2−クロロピリジニウムメチルアイオタイ
ト、2−フルオロピリ/ニウムメチルアイオダイドなど
)を用いて遊離酸またはその酸塩と7β−アミノ核を結
合させてもよい。
別のアシル化法は、始めに遊離カルボン酸形のアシル側
鎖(または対応する塩)を対応する活性エステル誘導体
に変換し、次いてこれを用いて核をアシル化することか
らなる。この活性エステル誘導体は、p−二トロフェ/
−ル、2.4−ジニトロフェノール、トリクロロフェノ
ール、ペンタクロロフェノール、2−クロロ−4,6−
シメトキシトリアセン、N−クロロスクシンイミド、N
−クロロマレインイミド、N−クロロフタルイミド、I
−ヒドロキン−1i−+−ペンツトリアゾール、I−ヒ
ドロキシ−6−クロロ−冊1−ヘンシトIJアソールな
どの基で遊離酸形をエステル化することによって得られ
る。また、活性エステル誘導体は混合酸無水物であって
もよく、これらは、メトキンカルボニル、エトキシカル
ボニル、l−ブト牛ジカルボニル、トリクロロメチルカ
ルボニル、I−ブタ−2−イルカルボニルなどの基とア
シル側鎖のカルボン酸とから得られる。この混合無水物
は、アシル側鎖のカルボン酸をアシル化することによっ
て合成される。
別法ては、7β−アミノ核を、アシル側鎖のN−エトキ
シカルボニル−2−工トキン−1,2−7ヒドロキノワ
ン(EEDQ)誘導体によってアシル化することかでき
る。通常、遊離酸形のアシル側鎖とEEDQを不活性な
極性有機溶媒(テトラヒドロフラン、アセトニトリルな
と)中で反応させる。得られたEEDQ誘導体をその場
で用いて7β−アミノ核をアシル化する。
7β−アミノ化合物をアシル化するさらに別の方法は、
酵素の助けを借りた方法を用いることからなる。このよ
うな方法を、ハシモト等(Ha3him。
to eL at、 ;米国特許No、 4.335.
211 ; I 982年6月15日発行)が開示して
いる。
アミノおよびカルボキン保護基は当分野で周知の方法に
よって除去する。これら2種類の保護基を除去するため
の条件の例は、それぞれハスラム[E、 Ilasla
m ;”Protective Groups in 
Organic ChemiSjry”SJ、G、W、
McOmie編、Plenum Press、 New
York、 N、Y、、 1973、第2章および第5
章]、およびグリーン[T、 !、 (ireene;
”Protective Groups inOrga
nic  5ynthesis”、 John  Wi
ley  and  5ons、  NewYork、
 N、Y、、 1981、第5章および第7章]のこの
関係の教科書的文献に見ることかできる。
アミノおよびカルボキシ保護基を除去するための方法の
例は、後記実施例中にも見ることができる。例えば、ア
ミン保護基t−ブトキシカルボニルはトリフルオロ酢酸
によって除去し、カルボキシ保護基p−ニトロベンジル
は水素添加分解によって除去した。
以下の製造例および実施例においては、ジメチルホルム
アミドおよび核磁気共鳴スペクトルなる用語はDMFお
よびNMRとそれぞれ省略して用いる。
このNMRスペクトルに関しては、次の省略形を用いる
。即ち、rsJは1重線、rdJは2重線、rddJは
2重の2重線、rtJは3重線、l”qJは4重線、そ
してrmJは多重線をそれぞれ示している。
NMRスペクトルは、General Electri
c QE−300300MHz装置を用いて測定した。
化学シフトはδ値(テトラメチルシランより低磁場側の
ppm)で示した。
実施例I LY2]3735のビス(DMF)溶媒和物
A、アシル化 DMF(8]、、211のを一20’Cに冷却し、次い
で2−(R) −2−(p−ヒドロキンフェニル)−2
−([(Z)−メチルブタ−2−エン−2−イルオエー
ト」アミノ)酢酸ナトリウム(5,70g; 19゜8
4重モル)を加えて白色の懸濁液を得た。この懸濁液を
一45°Cまて冷却した。この液のpHは約7.5であ
った。この懸濁液にメタンスルホン酸(I7暑%;3.
08xモル:0.2mのを加え、その後ただちにジメチ
ルベンジルアミン(2%:0054好+0.37重モル
)およびクロロギ酸メチル(I42πρ; 18.4I
l1モル)を加えた。この添加はすべて懸濁液の温度を
一45°C以下に保ちながら行った。−50〜−45°
Cの温度で懸濁液をさらに50分間撹拌した。DMF(
201のに溶解したp−ニトロベンジル7−(R)−7
−アミノ−3−クロロ−3−(I−カルバブチアセフェ
ム)−4−カルボキシレート(6,339; 18.4
重モル)を、温度を一45°C以下に保ちながら、懸濁
液に加えた。この液をさらに1.5時間撹拌し、次いで
10分間で0°Cまて暖め、アシル化された生成物を得
た。
B、瞥保埠 上記A(アシル化)で得た溶液に、水(6,48Mの、
濃塩酸(I1,6zρ)、および亜鉛粉末(334g:
 51.05重モル;2.83当量)を、混合物をO〜
10’Cに保ちながら加えた。この反応混合物を室温で
約5時間撹拌し、赤−橙色の、pH3゜8の溶液を得た
。さらに濃塩酸(89次のを加え、反応混合物を約20
°Cてさらに15分間撹拌した。
この反応混合物を15°Cまて冷却し、トリエチルアミ
ン(約14111のを加えて混合物のpHを0.99か
ら2.9まで上げた。混合物を15分間撹拌し、次いで
ワットマン(Ihatman)紙およびガラスフィルタ
ーで濾過し、これをDMF(lQRので洗浄した。この
濾液を清浄なフラスコに入れ、15°Cまて冷却し、ト
リエチルアミンを加えて溶液のpHを4.6にした。こ
の溶液にLY213735の種結晶を加え、30分間撹
拌し、次いでトリエチルアミンを加えてpHを56にし
た。この混合物を35分間撹拌し、次いで濾過した。集
めた固体を真空下、室温で3日間乾燥し、LY2137
35のビス(DMF)溶媒和物を得た(2.999;収
率324%)。
この乾燥したLY213735 ビス(DMF)を、9
二1のDMF:水(30Mのに懸濁し、濃塩酸を加えて
懸濁i&のpHを1.1にした。この懸濁液が溶液とな
るまで、約10分間撹拌した。この溶液の温度を5°C
に保ちながらトリエチルアミンを加えることによって、
溶液のpHを徐々に5.6まで上げた。
pHか5.6に達したら、この混合物を30分間撹拌し
、濾過した。集めた固体を、真空下、室温で24時間乾
燥し、結晶性のLY213735ビス(DMF)溶媒和
物を得た。
NMR(300MHz、D20/DCQ、δ)8.1(
7H,s(過剰のDMF乃、7.6(2H1d)、7.
1.(2H,d)、6.5(IH,d)、6.3(IH
,s)、4.0(]、H,m)、3.1(25H2s(
DMF))、2.9(27H,s(DMF))、26(
2H,m)。
実施例2 LY213735のモノ(DMF)溶媒和物
A、アシル化 一20°Cに冷却したDMF (578mQ)に、窒素
雰囲気下で2−(R) −2−(p−ヒドロキシフェニ
ル)−2−+[(Z)−メチルブタ−2−エン−2−イ
ルオエート]アミン)酢酸ナトリウム(4’0.57y
;141.2mモル)を懸濁させた。この懸濁液をさら
に一45°Cまで冷却し、メタンスルホン酸(0,33
ffρ; 5.14*モル)、ジメチルベンジルアミン
(0,41πρ;2.69zモル)、およびクロロギ酸
メチル(I0,62zff; 137.4mモル)を注
射器で加えた。添加中は、このDMF溶液の温度を−4
5〜−50°Cの範囲に保った。得られた懸濁液を一5
0’Cてさらに15分間撹拌した。p−ニトロベンジル
7−(R)−7−アミノ−3−クロロ−3−(I−カル
バブチアセフェム)−4−カルボキシレート(I28,
4Rモル;DMF190吋中)を、50分間で加え、次
いで得られた反応混合物を一45°Cで2時間撹拌した
。この反応混合物を20分間で一10’cまで暖め、ア
シル化され、カルボキシ保護された生成物の溶液を得た
B、脱保護および結晶化 上記Aで得た溶液に、水<48.8mの、濃塩酸(87
、3Jvの、および亜鉛粉末(25,18g; 385
゜211モル)を、反応混合物の温度を0〜約10°C
に保ちながら15分間で加えた。最後の濃塩酸(63,
3mのをこの溶液に加え、これを室温で4.75時間撹
拌した。この溶液を15°Cまで冷却し、トリエチルア
ミン(約1.0C1o2)を加えてpHを2゜9に調節
し、混合物をさらに15分間撹拌した。
この混合物を濾過して亜鉛残留物を回収し、次いでm’
t(lを15°Cまで冷却し、トリエチルアミンを加え
て濾液のpHを4.6まで上げた。この混合物に非溶媒
和形のLY213735の種結晶を加え、15分間撹拌
した。懸濁しつつある液をトリエチルアミンでゆっくり
と処理しく3秒毎に1滴)、5.65のpHを得た。得
られた懸濁液を数分間撹拌した。
さらにトリエチルアミンを加えて懸濁液のpHを586
6まで上げた。得られた濃厚懸濁液を20分間撹拌し、
この間にpHは5.833に安定化した。この懸濁液を
No、1ワットマン紙で濾過し、集めた固体を真空下、
室温で一晩乾燥し、湿ったかたまり46.49gを得た
この湿ったケーキを、9:1のDMF:水(425Il
!のに懸濁し、濃塩酸(I4mc)で懸濁液のpHを1
.1に調節すると溶液となった。溶液が得られ、そのp
Hが安定した後、この溶液をNo、1ワットマン紙で濾
過した。濾液を5°Cまで冷却し、トリエチルアミンを
加えることによって、pHを5.2まで上げた。懸濁が
生じ始めたときから約30分間この混合物を撹拌した。
この30分間の間に混合物のpHは4.4まで下がり、
次いでトリエチルアミン(合計22mので57まで戻し
た。この懸濁液を、そのpHが比較的安定するまで撹拌
し、次いで濾過した。集めた固体を9:I  DMF:
水(20叶)で洗浄した。この洗浄した固体を、真空下
、室温、窒素気流下で一晩乾燥し、結晶性のLY21.
3735モノ(DMF)溶媒和物を得た(I.83g、
27゜9%)。
N M R(300MF(z−D 20 / D CQ
−6)7.94(IHSs(DMF))、7 、24.
 (2H、d )、6.94(2H,d)、5.14 
(2H,d)、394(IHlm)、2.97(3H,
s(DMF乃、2゜89(3H,s(DMF))、2.
50(2H,m)、および2.61(IH,m)。
実施例3ビス(DMF)溶媒和物からのLY21:(7
35−水和物 水(] 6 、4 m(り、およびエチレンシアミン四
酢酸(EDTA)四ナトリウム(0,03y)の濃塩酸
(0,8mの溶液を混合し、次いでLY213735ビ
ス(DMF)溶媒和物(3,0g)を加えた。得られた
懸濁液が溶液となるまで撹拌した。木炭(DarcoR
SO,03g)を加え、この懸濁液を15°Cて10分
間撹拌腰次いでHYFLO11濾過補助パッドで濾過し
た。
この濾過ケーキを水(3mので洗浄し、濾液(十洗浄液
)を10℃まで冷却した。トリエチルアミンを加えてこ
の冷却濾液のpHを3.6とし、濃い白色の懸濁液を得
た。この懸濁液を2時間撹拌し、濾過した。濾過ケーキ
を冷水で洗浄し、次いで真空下、室温で一晩乾燥し、結
晶性のLY213735の一水和物(I,059>を得
た。
カール・フイソンヤー: 水分ii3.13%。
NMR(300MHz、D、O/DCρ、δ)・7.0
3(2H,d)、6.6(2H,d)、5.0(IH,
d)、4.95(IHlS)、3.6(IHlm)、2
、 ]、 (2H,m)、1.0(2H,m)、0.9
4(]H,t)。
X−線:粉末X−線回折パラメーターおよびパターンを
前記第1表に挙げる。
元素分析値(C,、H,、N306Cρとして)CHN 理論値   50,07  4.73   ]、0.9
5実測値   50,20  5.02  11..1
.7実施例4 対応するビス(DMF)溶媒和物からの
LY213735モノ(DMF)溶媒和物モノ(N、N
’−ジメチルホルムアミド)溶媒和物とビス(N、N’
−ジメチルホルムアミド)溶媒和物の混合物(合計70
.64y)を、最少量のDMF(25Offの中で混合
した。この懸濁液を10〜15°Cに冷却し、そのpH
を濃塩酸の添加によって11に調節した。この酸性にし
た懸濁液が溶液きなるまで撹拌した。この溶液のpHを
トリエチルアミンで徐々に調節して5.8にした。溶液
を極めてゆっくり撹拌しながら操作した(I秒間あたり
約1回転)。得られた懸濁液を、そのpHを5,7〜5
.8に保ちながら15分間ゆっくりと撹拌し、次いで濾
過した。この濾過ケーキを酢酸エチルで洗浄し、真空下
で一晩乾燥し、結晶性のLY21.3735のモノ(D
MF)溶媒和物(47,3ir)を得た。
カール・フィッシャー・水分118.72%。
NMR,(300MHz、D、○/DC(2,δ)ニア
、9(I/2HS s(DMF))、7.4(2H,d
)、6.75(28,d)、5.45(I H,d)、
4..6(IH,s)、3.75(IHlm)、2.7
5(2H,s(DMF))、2.4(2H,s(DMF
))、2.55(2HSm)、]、4.5(2H,m)
X−線、粉末回折X−線のパラメーターおよびパターン
を前記第2表に挙げる。
実施例5対応するモノ(DMF)溶媒和物からのLY2
13735−水和物 脱イオン水(300mの、エチレンジアミン四酢酸(E
DTA)四ナトリウム(0,52g、1.2mモル)、
および濃塩酸(I4,2ffiのを混合し、始め室温で
撹拌し、次いて15°Cに冷却した。LY213735
のモノ(DMF)溶媒和物(4,7,0g、0107モ
ル)をこの溶液に加え、約10分間撹拌すると得られた
懸濁液が溶液となった。木炭(DarcoR,Q。
59)を加え、次いでこの懸濁液を約15〜20°Cの
温度で10分間撹拌した。懸濁液を0.5インチのHY
PLOR濾過補助パッドで濾過した。この濾過ケーキを
水(約601)で洗浄し、合わせた濾液および洗浄液を
15°Cまで冷却し、トリエチルアミンを加えてそのp
Hを徐々に(5分間で0.1単位)17まで上げた。濁
った溶液を約10分間撹拌して濃い白色の懸濁液を得た
。この懸濁液をさらに45分間撹拌し、次いてトリエチ
ルアミンを加えて懸濁液のpHを徐々に3.5まで上げ
た。この懸濁液のpHは自然に5.8まで上かり続け、
この時点て濃塩酸を数滴加えてpHを5.75に固定し
た。懸濁液の高度を約13〜16°Cに保ちながらこの
pH5,75で1.5時間撹拌し、次いで濾過した。濾
過ケーキを水(60ffC)で洗浄し、真空下、室温で
一晩乾燥し、白色固体(36,06y)を得た。
上記の最後の濾過の濾液をアセトニトリル(4001N
ので希釈し、−晩冷却して白色の懸濁液を得た。この懸
濁液を濾過し、真空下で一晩乾燥して白色固体(248
いを得た。
上記の2回分の白色固体を水(200nの中で混合した
。得られた懸濁液を約10°Cで1時間撹拌し、濾過し
た。濾過ケーキを水(約501Q)で洗浄し、次いて真
空下、室温で一晩乾燥し、結晶性のLY213735の
一水和物(28,39@)を得た。
カール・フイソンヤー・水分12.6%。
NMR(300MHzSD、O/DCI2、δ)ニア、
20(2H,d)、6.75(2HSd)、5.1(I
H,d)、5.0(IH,S)、3.7(I,8Sm)
、2.7(I/3H,s)、2.35(2H,m)、1
゜05(2H,m)。
実施例6硬セラチンカプセル 以下の成分を用いて硬ゼラチンカプセルをFl製した 量(my/カプセル) LY213735の結晶性一水和物   200デンプ
ン粉末流体       2005%シリコン含有の デンプン流体          50ステアリン酸マ
グネシウム     25上記成分を混合し、452.
5iy量の硬ゼラチンカプセルに充填した。
実施例7錠剤 以下の成分を用いて錠剤を調製した。
量<mq/錠剤) LY213735の結晶性一水和物   200微結晶
セルロース        200溶融二酸化ケイ素 
        10ステアリン酸         
   5上記酸分を混合し、プレスして各4.15+g
の錠剤を得た。
実施例8座薬 活性成分200uyをそれぞれ含有する座薬を次のよう
にして調製した: LY213735の結晶性一水和物   200xy飽
和脂肪酸グリセリド     2000π9になるまで 活性成分をNo、60メッンユU、S、ンーブのふるい
にかけ、あらかじめ必要最小限に加熱して溶解しておい
た飽和脂肪酸グリセリドに懸濁した。
次いで、この混合物を名目2g量の座薬型に注入し、冷
却した。
実施例9水性懸濁調製物200xg15xρLY213
735の結晶性一水和物   210社カルボキシメチ
ルセルロース ナトリウムを含むセルロース   95m9スクロース
           1.85gパラフェン    
        3屑9シリコン乳液        
  25mgプルロニック           5肩
2香料               2約着色剤  
           0.5m9精製水      
        5灰aになるまで 各成分をふるいにかけた。バラフェンを熱精製水に溶解
し、冷却した後、他の成分を加えた。十分量の精製水を
加えて所望の容量にした。次いで、この懸濁液をコロイ
ドミルまたはホモジナイザーにかけてさらに良好な分散
液を得ることができる。
実施例10復元用懸濁剤 LY21.3735の結晶性一水和物   21.0m
9スクロース             3gキサンタ
ンゴム          5mg改良デンプン   
       10II!9ンリコン乳液      
     5,9ラウリル硫酸ナトリウム     0
.5mqメチルセルロース         211!
9香料              0.5゜染料 各成分をふるいにかけ、適当な混合機、例えばV型、二
心NautaR−型、またはリボンブレンダーで混合し
た。復元するためには、十分量の精製水を加えて所望の
容量にする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で示される化合物の結晶性一水和物。 2、式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で示される化合物の結晶性モノ(N,N’−ジメチルホ
    ルムアミド)溶媒和物。 3、式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で示される化合物の結晶性ビス(N,N’−ジメチルホ
    ルムアミド)溶媒和物。 4、活性成分として請求項1記載の式( I )の化合物
    の結晶性一水和物を、1またはそれ以上のその薬学的に
    許容しうる担体、媒体または賦形剤とともに含有するこ
    とを特徴とする医薬製剤。 5、式( I )の化合物を含む水溶液のpHを約2〜7
    に調節することを特徴とする、請求項1記載の式( I
    )の化合物の結晶性一水和物の製造方法。 6、請求項5記載の方法によって製造した請求項1記載
    の式( I )の化合物の結晶性一水和物。 7、式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、R^1はカルボキシ保護基である]で示される
    7β−アミノ化合物を、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Xは脱離基であり、R^2は保護基である]で
    示されるアシル化剤とDMF中で反応させ、次いで脱保
    護することを特徴とする、請求項2記載の式( I )の
    化合物の結晶性モノ(N,N’−ジメチルホルムアミド
    )溶媒和物の製造方法。 8、請求項3記載の式( I )の化合物のビス(DMF
    )溶媒和物のDMF:水(9:1、v:v)溶液のpH
    を約5〜6に調節することを特徴とする、請求項2記載
    の式( I )の化合物の結晶性モノ(N,N’−ジメチ
    ルホルムアミド)溶媒和物の製造方法。 9、請求項7または8に記載の方法によって製造した請
    求項2記載の式( I )の化合物の結晶性モノ(N,N
    ’−ジメチルホルムアミド)溶媒和物。 10、式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、R^1はカルボキシ保護基である]で示される
    7β−アミノ化合物を、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Xは脱離基であり、R^2は保護基である]で
    示されるアシル化剤とDMF中で反応させ、次いで脱保
    護することを特徴とする、請求項3記載の式( I )の
    化合物の結晶性ビス(N,N’−ジメチルホルムアミド
    )溶媒和物の製造方法。 11、請求項2記載の式( I )の化合物のモノ(DM
    F)溶媒和物を含む濃DMF溶液に反溶剤を加えること
    を特徴とする、請求項3記載の式( I )の化合物の結
    晶性ビス(N,N’−ジメチルホルムアミド)溶媒和物
    の製造方法。 12、請求項10または11に記載の方法によって製造
    した請求項3記載の式( I )の化合物の結晶性ビス(
    N,N’−ジメチルホルムアミド)溶媒和物。
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