JPH0227064Y2 - - Google Patents

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JPH0227064Y2
JPH0227064Y2 JP12681784U JP12681784U JPH0227064Y2 JP H0227064 Y2 JPH0227064 Y2 JP H0227064Y2 JP 12681784 U JP12681784 U JP 12681784U JP 12681784 U JP12681784 U JP 12681784U JP H0227064 Y2 JPH0227064 Y2 JP H0227064Y2
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JP12681784U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、笠木受け具に関するものである。
(従来の技術) 従来の笠木受け具には、実開昭53−85019号公
報において開示されている支持金具がある。この
公報のものは、第7図に示すように、金属製の帯
状板材を折曲して、中央部に支持片部60を設け
るとともに、同支持片部60の下端に傾斜状の取
付け片部61を設けかつ同支持片部60の上端に
L字状の受承片部62を設けた左右の支持板6
a,6bが、双方の支持片部60,60をスポツ
ト溶接63〜63することにより接合されてなる
ものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記した従来の支持金具にあつ
ては、左右の支持板6a,6bの支持片部60,
60を相互に接合するに、スポツト溶接63〜6
3が採用されていることから、製作コストが高く
付くという問題点があつた。また両支持片部6
0,60がスポツト溶接63〜63により接合さ
れた後、メツキ処理が施されていることから、そ
のメツキ処理の一工程である酸洗いが前記の接合
面において不足し、その結果、錆の発生が促進さ
れるという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 上記した従来の技術における問題点を解決する
ためのこの考案は、中央部に設けた支持片部と、
同支持片部の下端に連設した傾斜状の取付け片部
と、同支持片部の上端に連設したL字状の受承片
部とからなる左右の支持要素を対称状に備え、か
つ両支持要素の支持片部をU字状の連結部を介し
て相互に連設するとともに、両支持片部の相互間
には隙間を形成して、両支持片部を開離せしめた
ことを要旨とするものである。
(作用) 上記した手段によれば、従来と異なり、スポツ
ト溶接を要することなく、一枚の板状材をプレス
成形することによつて受け具を製作することが可
能であり、また左右の支持要素の両支持片部の相
互間は隙間によつて開離されることによつて、そ
の両支持片部の相互間にもメツキ処理における酸
洗いがゆきわたることになる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図〜第6図に
したがつて説明する。笠木受け具を斜視図で示し
た第1図、同正面図で示した第2図、および第2
図の−線断面を拡大して示した第3図におい
て、笠木受け具は金属板材によつて形成されてお
り、左右の支持要素1a,1bは対称状をなして
いる。各支持要素1a,1bは、中央部に設けた
支持片部10と、同支持片部10の下端に連設し
た傾斜状の取付け片部11と、同支持片部10の
上端に連設したL字状の受承片部12とからな
る。
しかして、左右の支持要素1a,1bは、各支
持片部10,10を断面U字状の連結部13を介
して相互に連設されている。また両支持片部1
0,10の相互間に隙間14が形成されることに
よつて、両支持片部10,10が開離されてい
る。
なお、図中、15〜15は各支持片部1a,1
bの取付け片部11,11に開けられた取付け
孔、16〜16は同じく受承片部12,12に開
けられた取付け孔、17,17は同じく支持片部
10,10にほぼ同一軸心をなすように開けられ
た連結孔をそれぞれ示している。
上記した笠木受け具は、従来と同様にして、屋
根の棟部の野地板20上に配設され、棟瓦(冠
瓦)を止着する笠木21を支持する。なお、その
野地板20には取付け片部11,11の取付け孔
15〜15を介して釘あるいは木ねじ等によつて
止着され、また、受承片部12,12に嵌められ
た笠木21は、同受承片部12,12の取付け孔
16〜16を介して釘あるいは木ねじ等によつて
止着される。また、連結孔17,17には針金、
ワイヤ等の一端が結び付けられ、その他端が野地
板20上に止着されることにより、笠木受け具の
傾倒が防止される。
次に、上記した笠木受け具の一製作例を工程順
に列記する。
(イ) まず、第1工程としては、第4図に示すよう
に、笠木受け具を平板状に展開したほぼH字状
の展開形状をした素板Aを、金属板材をプレス
機によつて打抜き加工することによつて形成す
る。このとき、取付け孔15〜15、16〜1
6および連結孔17,17を同時に形成する。
(ロ) 第2工程では、前記の素板Aをプレス機によ
つて曲げ加工することによつて、第5図に示す
ように、左右の支持要素1a,1bの各支持片
部10に対し取付け片部11および受承片部1
2を折曲する。
(ハ) 第3工程では、左右の支持要素1a,1bの
両支持部10,10間の連結部13にて、両支
持部10,10を二つ折りすることにより、第
1図〜第3図に示すような笠木受け具が完成す
る。ここで、前記の第2工程終了後の素板A
を、第6図に示すように、左右の固定台22,
23間に置き、その固定台22,23間の上方
から板状をしたポンチ24を下動せしめ、かつ
同素材Aを固定台22,23間を通過させるこ
とにより、簡単に笠木受け具が得られる。
なお、連結部13の断面形状に、V字状断面も
含まれる。また、左右の支持要素1a,1bの各
支持片部10に対する取付け片部11および受承
片部12の折曲部、および各片部10〜13に
は、適宜補強リブを形成するとよい。
(考案の効果) すなわち、この考案は、前述した「問題点を解
決するための手段」の欄に記載した構成を要旨と
するものであるから、従来と異なり、スポツト溶
接を要することなく、一枚の板状材をプレス成形
することによつて製作することが可能であり、製
作コストが低減されるという効果がある。また、
左右の支持要素の両支持片部の相互間は隙間によ
つて両支持片部が開離されることから、とくにメ
ツキ処理を施した場合においてその両支持片部の
相互間にもメツキ処理における酸洗いがゆきわた
り、充分な酸洗いがなされることによつて、従来
のものに比し、錆の発生を防止することができる
という効果がある。また、両支持片部の相互間に
隙間をもたせることによつて、同両支持片部にお
ける断面係数が増大されるため、支持強度も向上
されるという付随的効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図はこの考案の一実施例を示すも
ので、第1図は笠木受け具の斜視図、第2図は同
正面図、第3図は第2図の−線断面図、第4
図は第1工程完了後の素板の斜視図、第5図は第
2工程完了後の素板の斜視図、第6図は第3工程
の説明斜視図、第7図は従来例を示す笠木受け具
の斜視図である。 1a,1b……支持要素、10……支持片部、
11……取付け片部、12……受承片部、13…
…連結部、14……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部に設けた支持片部と、同支持片部の下端
    に連設した傾斜状の取付け片部と、同支持片部の
    上端に連設したL字状の受承片部とからなる左右
    の支持要素を対称状に備え、かつ両支持要素の支
    持片部をU字状の連結部を介して相互に連設する
    とともに、両支持片部の相互間には隙間を形成し
    て、両支持片部を開離せしめたことを特徴とする
    笠木受け具。
JP12681784U 1984-08-20 1984-08-20 笠木受け具 Granted JPS6141717U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12681784U JPS6141717U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 笠木受け具

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JP12681784U JPS6141717U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 笠木受け具

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Publication Number Publication Date
JPS6141717U JPS6141717U (ja) 1986-03-17
JPH0227064Y2 true JPH0227064Y2 (ja) 1990-07-23

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ID=30685484

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