JPH02270624A - 車輌用空調装置の空気吹出し制御方法 - Google Patents

車輌用空調装置の空気吹出し制御方法

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JPH02270624A
JPH02270624A JP8227890A JP8227890A JPH02270624A JP H02270624 A JPH02270624 A JP H02270624A JP 8227890 A JP8227890 A JP 8227890A JP 8227890 A JP8227890 A JP 8227890A JP H02270624 A JPH02270624 A JP H02270624A
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air
temperature
outlet
blowing
damper
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JP8227890A
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Yukio Egawa
江川 幸雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車等の車輌の空調装置に係り、特にその
ヒータ吹出口とベント吹出口からの空気の吹出しを切換
える空気吹出し制御に係る。
[従来の技術] 車輌用空調装置は、一般に座席に着座している乗員の主
に足元へ向けて空気を吹出すヒータ吹出口と、座席に着
座している乗員の主に上半身へ向けて空気を吹出すベン
ト吹出口とを有しており、これらの吹出口はダンパによ
って選択的に開閉されるようになっている。
ヒータ吹出口及びベント吹出口の開閉は、ヒータ吹出口
が全開となりベント吹出口が全閉となるヒータモードと
、ヒータ吹出口とベント吹出口のイスレモが開くパイレ
ベルモードと、ヒータ吹出口が全閉となりベント吹出口
が全開となるベントモードの三モードの間に切換えられ
るようになっており、従来より一般的には、空調装置よ
り吹出される空気の温度が外気温度より高い気候下に空
調装置が暖房作用を行うときにはヒータモード、空調装
置より吹出される空気の温度が外気温度より低い気候下
に空調装置が冷房作用を行うときにはベントモード、こ
れら両者の中間の作動時にはパイレベルモードによる空
気の吹出しが行われるようになってる。
これら三つの空気吹出しモードの間の切換えは、古くは
空調装置操作パネルに設けられた切換えレバーが乗員に
より操作されることによって行われていたが、空調装置
を含む車輌に於ける全機能の自動制御化の発展に伴い、
これら三モードの間の切換を空調装置による車室内空気
温度制御に関連して自動的に切換えることが種々提案さ
れてきている。例えば特開昭54−131228号公報
には、車室内空気温度の設定値からの偏差と外気温度と
を二つのパラメータとして各々を横軸と縦軸とする象限
領域を想定し、該象限領域をヒータモード領域とパイレ
ベルモード領域とベントモード領域とに分割しておき、
両パラメータの値の組合わせに対応して空調装置を何れ
かの空気吹出しモードに自動的に切換えることが提案さ
れている。
また実開昭50−74644号公報には、空調装置がヒ
ータとして作動するとき、車室内温度センサにより検出
された車室内温度に基いてアクチュエータによりヒータ
要素を通って流れる空気量を制御するエアミックスダン
パの開度を調節して空調装置の空気吹出し温度を制御す
るに当って、同アクチュエータにより同時に空気吹出口
切換ダンパを駆動し、空気吹出し温度を高めるのに応じ
てヒータ吹出口の開度を増大させベント吹出口の開度を
減小させ、また空調装置が冷房作用を行うときには上記
のアクチュエータをベント吹出口が全開とされヒータ吹
出口が全閉とされる位置へ向けて偏倚させることが提案
されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記の特開昭54−131228号公報に於て提案され
ている制御は、車室内空気温度の設定値に対する偏差と
外気温度の二つのパラメータに基くヒータモード、パイ
レベルモード、ベントモードの間の切換えを種々の態様
に設定できるという制御の多様性を可能にするものであ
るが、その制御が複雑であり、特に車輌用空調装置の場
合の如く、制御に大きな影響を与える日射量等の第三乃
至それ以上の制御パラメータが考慮されるべきときには
、最適制御の態様を見出すのが困難であろうという問題
がある。
また上記の実開昭50−74644号公報に於て提案さ
れている制御に於ては、空調装置の暖房時に於ける吹出
し空気温度の制御と空気吹出口切換ダンパの切換え制御
とは密接に関連するので、空調装置の暖房時の作動性能
に外気温度や日射量等の第二、第三のパラメータが影響
を及ぼすと、空気吹出口切換ダンパの制御が最適制御か
ら外れてくる虞れがある。尚この公報には日射量や外気
温を別途センサにより検出し、車室内センサより得られ
る車室内温度に関する信号に基いて上記のアクチュエー
タを作動させる過程に於てその信号を゛日射量や外気温
度を検出するセンサからの出力により修正することが記
載されているが、空調装置のエアミックスダンパの制御
機構と空気吹出口切換ダンパの制御機構の間のハードウ
ェア的連結は固定されているので、外気温や日射量の変
化に伴って空調装置の暖房効果が変化し、その吹出し空
気温度と車室内空気温度の間の相対的関係が変化しても
、空気吹出口切換ダンパの切換え制御はそれに適合して
は修正されない。また空気吹出口切換ダンパは空調装置
の冷房作動時には、その吹出し空気温度の如何に拘らず
、ベントモードに固定されるようになっている。
本発明は、上記の如きこれまでの提案になる空調装置に
於ける空気吹出しモードの切換えの最適制御に関する種
々の問題に鑑み、空気吹出口切換モードの制御を空調装
置に求められる暖房及び冷房作用の本質に基いて、より
簡単な制御方式によってより効果的に最適制御すること
を可能にする車輌用空調装置の空気吹出し制御方法を提
供することを課題としている。
[課題を解決するための手段] かかる課題は、本発明によれ−ば、通風ダクトと、前記
通風ダクトを通って空気を送る送風ファンと、前記通風
ダクトの通路断面を横切って設けられたエバポレータと
、前記通風ダクトの通路断面の一部を横切って設けられ
たヒータ要素と、前記送風ファンにより前記通風ダクト
を通って送られる空気を前記ヒータ要素を通る流れと前
記ヒータ要素をバイパスする流れとに選択的に分配する
エアミックスダンパと、前記通風ダクトの出口端に設け
られたヒータ吹出口及びベント吹出口と、前記ヒータ吹
出口と前記ベント吹出口の開度を相反する関係に制御す
る空気吹出口切換ダンパと、前記エアミックスダンパを
駆動するエアミックスダンパ駆動装置と、前記空気吹出
口切換ダンパを駆動する空気吹出口切換ダンパ駆動装置
と、前記両ダンパ駆動装置の作動を制御するマイクロコ
ンピュータと、外気温度を検出する外気温度センサと、
車室内温度を検出する車室内温度センサと、車室内温度
を設定しマイクロコンピュータに入力する温度設定装置
とを有し、前記マイクロコンピュータは前記外気温度セ
ンサにより検出された外気温度と前記車室内温度センサ
により検出された車室内温度と前記温度設定装置により
設定された設定温度とを含む制御パラメータに基き車室
内温度を前記設定温度にするために必要な目標吹出空気
温度をe4算して吹出し空気の温度を制御するよう構成
された重輪用空調装置の空気吹出し制御方法にして、前
記空気吹出口切換ダンパは前記目標吹出空気温度に応じ
て切換えられ、前記目標吹出空気温度が第一の所定値以
下の時には前記ベント吹出口を全開とし前記ヒータ吹出
口を全閉とし、前記目標吹出空気温度が前記第一の所定
値より高い第二の所定値以上の時には前記ベント吹出口
を全閉とし前記ヒータ吹出口を全開とし、前記目標吹出
口空気温度が前記第一の所定値と前記第二の所定値の間
にある時には前記目標吹出口空気温度の上昇に応じて前
記ベント吹出口の開度を減小させ前記ヒータ吹出口の開
度を増大させることを特徴とする車輌用空調装置の空気
吹出し制御方法によって達成される。
[発明の作用及び効果] 上記の如く空調装置の制御のためのマイクロコンピュー
タが、外気温センサにより検出された外気温度と車室内
温度センサにより検出された車室内温度と温度設定装置
により設定された一定温度とを含む制御パラメータに基
き車室内温度を設定温度にするために必要な目標吹出空
気温度を演算して吹出し空気の温度を制御し、車室内温
度を設定温度に制御する作用を一方に於て行うと同時に
、他方に於ては空気吹出口切換ダンパをこの目標吹出空
気温度に応じて三つの切換えモードの間に切換える作動
を行うことにより、エバレータやエアミックスダンパと
空気吹出口切換ダンパとは、目標吹出空気温度なる一つ
の制御目標値によってのみ互いにソフトウェア的に関連
付けられた制御方式にて制御され、両制御は互いに他の
制御にハードウェア的に関連付けられることから解放さ
れるので、それぞれの制御をより単純化して尚各々をよ
りよく最適化することが可能となる。
また空気吹出口に関する三つの切換モードの間の選択は
、各瞬間に車室内温度が如何なる値にあるかということ
よりも空調装置が如何なる作用を行おうとしているかに
よって選択されるべきものである。この空調装置が如何
なる作用を行おうとしているかということは、そのとき
空調装置に何が求められているかに対応するものであり
、それが上記の目標吹出空気温度によって代表される。
上記の如く温度設定装置により車室内温度についての要
求温度が設定され、マイクロコンピュータはこの設定温
度を参照しつつ外気温度センサにより検出された外気温
度や車室内温度センサにより検出された車室内温度等の
制御パラメータに基いて車室内温度を設定温度にするよ
う上記の送風ファン、エバポレータ、ヒータ要素、エア
ミックスダンパを自動的に制御するのであるから、この
制御に於ては、自動制御に於ける当然の要請として、車
室内温度を設定温度に可及的速やかに近付けることが図
られる。従って自動制御に於ては当然のことながら、目
標吹出空気温度は各瞬間に於ける車室内温度と設定温度
の差が大きい程最終的吹出し空気温度よりも制御方向に
大きく変位した値とされるはずである。即ち、車室内温
度を高める制御が行われるときには、目標吹出空気温度
は最終的吹出空気温度に比してより高くされ、また車室
内温度を下げるべきときには目標吹出空気温度は最終的
吹出空気温度に比してより低い値に設定される筈である
。従ってより高温の空気の吹出しに適したヒータモード
を選択するか、或いはより低温の空気の吹出しに適した
ベントモードを選択するかは、或いはその中間の如何な
る度合のパイレベルモードを選択するかは、目標吹出空
気温度の値如何によって決定されるのが、空調装置を最
も快適に作動させる上で有意義である。
[実施例コ 一以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳
細に説明する。
第1図は本発明による空気吹出口し制御方法の対象とな
る車輌用空調装置の一例を示す概略構成図である。第1
図に於て、1は通風ダクトを示している。通風ダクト1
は、その一端に、車内気取入口2と車外気取入口3とを
有しており、この車内気取入口2と車外気取入口3とは
内外気切換ダンパ4によって選択的に一方が開かれ、他
方が閉じられるようになっている。内外気切換ダンパ4
は負圧作動式のダイヤフラム装置等、適宜の内外気切換
ダンパ駆動装置5によって駆動されるようになっている
。また通風ダクト1はその他端にヒータ吹出口6とベン
ト吹出ロアとを有している。
ヒータ吹出口6は、多くの場合、インストルメントパネ
ルの下、方に設けられ、座席に着座している乗員の主に
足元へ向けて空気を吹出すようになっている。ベント吹
出ロアは、多くの場合、インストルメントパネルに設け
られ、座席に着座している乗員の主に上平身へ向けて空
気を吹出すようになっている。
ヒータ吹出口6とベント吹出ロアは、この例では、一つ
の空気吹出口切換ダンパ8によって選択的に開閉される
ようになっている。空気吹出口切換ダンパ8はヒータ吹
出口6を全開としているときベント吹出ロアを全開とし
、ヒータ吹出口6を全閉としているときベント吹出ロア
を全開とし、またその両吹出口の開度を互いに相反する
関係にて制御するようになっている。即ち、空気吹出口
切換ダンパ8はヒータ吹出口6の開度を増大させるとき
これに対応してベント吹出口の開度を減小させ、また反
対にヒータ吹出口の開度を減小させるときこれに対応し
てベント吹出口の開度を増大させるようになっている。
空気吹出口切換ダンパ8はダイヤフラム装置や電動機等
の空気吹出口切換ダンパ駆動装置9によって図にて実線
で示されている如き位置と図にて仮想線で示されている
如き位置との間で駆動されるようになっている。
また、この例では、通風ダクト1は前記他端にデフロス
タ吹出口10を有しており、このデフロスタ吹出口10
はデフロスタ制御ダンパ11によって選択的に開閉され
るようになっている。このダンパ11は空調操作パネル
に設けられた図には示されていないレバー等によって運
転者の意志によって操作されて良い。
通風ダクト1の前記一端部付近には電動機12によって
回転駆動される送風ファン13が設けられている。この
送風ファン13は車内気取入口2又は車外気取入口3よ
り取入れられた空気をヒータ吹出口6とベント吹出ロア
へ向けて送風するようになっている。
送風ファン13の配設位置より空気の流れで見て下流側
の通風ダクト1内にはその通風ダクトを通って流れる空
気流を全て横切るべく冷房用熱交換器であるエバポレー
タ15が設けられている。
エバポレータ15は図示されていないコンプレッサ及び
コンデンサ等と共に冷凍サイクルを構成し、冷媒を供給
されるようになっている。
またエバポレータ15の配設位置より下流側に於ける通
風ダクト1内にはエアミックス式の温度:AWt機横1
9が設けられている。温度調節機構19は通風ダクト1
の一つの断面部にその断面の一部を横切って設けられた
加熱用熱交換器であるヒータ要素20と、通風ダクト1
内を流れる空気流をヒータ要素20を通って流れる第一
の空気流と、ヒータ要素20をバイパスして流れる第二
の空気流とに分けるエアミックスダンパ(温度調節ダン
パ)21とを含んでおり、ダンパの開度を調節され、前
記第−及び第二の空気流の分配比を調節されることによ
り吹出空気の温度を調整するようになっている。ヒータ
要素20は図には示されていないエンジンの冷却水を循
環式に供給されるようになっている。図にて実線で示さ
れている如き位置にエアミックスダンパ21があるとき
には、通風ダクト1を通って流れる空気流が全てヒータ
要素20を通過することにより吹出空気温度は高くなり
、これに対し前記ダンパ21が図にて仮想線で示されて
いる如き位置にあるときには通風ダクト1を通って流れ
る空気流は仝てヒータ要素20をバイパスして流れるた
め吹出空気の温度は低くなる。
エアミックスダンパ21はエアミックスダンパ駆動装置
23によって駆動されるようになっている。
内外気切換ダンパ駆動装置5、空気吹出切換ダンパ駆動
装置9、エアミックスダンパ駆動装置23は各々個別に
マイクロコンピュータ24が発生する作動指令に基き制
御されるようになっている。
マイクロコンピュータ24は、運転者等の乗員によって
操作される温度設定装置25より設定温度信号を、外気
温度センサ26より外気温度信号を、車室内温度センサ
27より車室内温度信号を各々与えられ、それらに基き
前記各ダンパ駆動装置に作動指令信号を出力するように
構成されている。
マイクロコンピュータ24は温度設定装置25より与え
られる設定温度信号と、外気温度センサ26より与えら
れる外気温度信号と、車室内温度センサ27より与えら
れる車室内温度信号とに基き目標吹出空気温度を演算し
、またその目標吹出空気温度より目標エアミックスダン
パ開度を演算し、その演算結果に基く信号をエアミック
スダンパ駆動装置23へ出力するようになっている。こ
れによりエアミックスダンパ21は車室内温度が温度設
定装置25によって設定された設定温度になるようその
開度を調節される。
また、マイクロコンピュータ24は目標吹出空気温度に
応じて内外気切換ダンパ駆動装置5および空気吹出口切
換ダンパ駆動装置9へ作動指令信号を出力するようにな
っている。即ち、マイクロコンピュータ24は、目標吹
出空気温度T【が第一の所定値A以下の時にはベント吹
出ロアを全開としてヒータ吹出口6を全閉とし、目標吹
田空気温度が前記第一の所定値Aより大きい第二の所定
値8以上の時にはベント吹出ロアを全開としてヒータ吹
出口6を全開とし、また目標吹出空気温度が前記第一の
所定値Aと前記第二の所定値Bとの間にある時には目標
吹出空気温度の上昇に応じて前記ベント吹出ロアの開度
を減小させヒータ吹出口6の開度を増大させるべく切換
ダンパ8を駆動する旨の信号を出力するようになってい
る。
また、空気吹出口切換ダンパ8の開度を検出するダンパ
開度センサ29が設けられており、このセンサが発生す
る開度信号はマイクロコンピュータ24へ入力され、マ
イクロコンピュータ24はこの信号と空気吹出口切換ダ
ンパ駆動装置9に出力した信号とを比較して、いわゆる
フィードバック制御を行なうようになっている。尚、2
8はエアミックスダンパにより制御された実際の吹出口
空気温度を検出するセンサである。
次に第2図に示されたフローチャート及び第3図に示さ
れたグラフを参照して本発明の制御方法について説明す
る。
マイクロコンピュータ24は、まず各センサによるデー
タの読取りを行ない、目標吹出空気温度Ttを演算する
。マイクロコンピュータ24は更にこの目標吹出空気温
度Ttに基き目標エアミックスダンパ開度を演算し、そ
の結果に基く信号をエアミックスダンパ駆動装置23へ
出力する。これによりエアミックスダンパ21の開度が
調節される。
更にマイクロコンピュータ24は目標吹出空気温度Tt
と第一の所定値Aとの比較を行ない、その比較結果がT
t≦Aの時にはベント吹出ロアを全開とし、ヒータ吹出
口6を全閉とする旨の信号を空気吹出ロ切換ダンパ駆動
装f19へ出力する。
これにより該駆動袋fi9は空気吹出口切換ダンパ8を
m1図にて仮想線で示されている如き位置にもたらし、
ベント吹出ロアを全開としてヒータ吹出口6を全閉とし
、いわゆるベントモードを達成。
する。
Tt≦Aでない時には、マイクロコンピュータ24は次
に目標吹出空気温度Ttと前記第一の所定値Aより大き
い第二の所定値Bとの比較を行なう。この比較結果がT
t≧Bの時にはベント吹田ロアを全閉とし、ヒータ吹出
口6を全開とする旨の信号を空気吹出口切換ダンパ駆動
装置9へ出力する。これにより該駆動装置9は空気吹出
口切換ダンパ8を第1図にて実線で示されている如き位
置へ駆動し、ベント吹出ロアを全開としてヒータ吹−出
口6を全開とし、ヒータモードを達成する。
また、Tt≧Bでない時には、マイクロコンピュータ2
4は空気吹出口切換ダンパ8の目標開度θtを演算する
。この目標開度θtは下式に従って演算される。 θt
 −KTt 但しKは定数である。
マイクロコンピュータ24はその目標開度θtに基く信
号を空気吹出口切換ダンパ駆動装置9に出力する。これ
により該駆動装置9は空気吹出口切換ダンパ8を第1図
にて実線で示されている位置と仮想線で示されている位
置との中間位置に駆動し、パイレベルモードを達成する
。このパイレベルモード時に於けるベント吹出ロアとヒ
ータ吹出口6より吹出される空気の風量割合は、その時
の目標吹出空気温度により決まり、それが高いほどベン
ト吹出、ロアよりの風量が減少しヒータ吹出口6よりの
風量が増大する。即ち、目標吹出空気温度Ttが第一の
所定値Aと第二の所定値Bとの間にある時には、その間
の目標吹出空気温度Ttに応じて空気吹出口切換ダンパ
の開度が連続的に制御され、ベント吹出口よりの風量と
ヒータ吹出口の風量とは互いに相反する関係に連続的に
制御される。かかる制御要領は第3図にグラフに示され
ている。
また、マイクロコンピュータ24は空気吹出口切換ダン
パ8の目標開度θtとダンパ開度センサ29より検出さ
れた空気吹出口切換ダンパ8の実際の開度θrの比較を
行ない、その比較結果がθを一θrである時には空気吹
出口切換ダンパの開度修正を行なわず、これに対しθを
一θrでない時には駆動装置9へ修正信号を出力してθ
を一θrとなるように空気吹出口切換ダンパ8の開度を
修正する。
第4図は空気吹出口切換ダンパの他の例を示している。
尚、第4図に於て第1図に対応する部分は第1図に付し
た符号と同一の符号により示されている。ヒータ吹出口
6は第一のダンパ30によって、またベント吹出ロアは
第二のダンパ31によって各々その開度を調節されるよ
うになっている。第二のダンパ31はベント吹出ロアと
デフロス、り吹出口10とを互いに相反する関係にて開
閉するようになっている。第−及び第二のダンパ30及
び31はレバー32.33及び連結ロッド34によって
互いに駆動連結され、第一のダンパ30がヒータ吹出口
6を閉じる方向に駆動されでいるとき第二のダンパ31
をベント吹出ロアが開く方向に、即ち互いに相反する関
係にて駆動されるようになっている。第一のダンパ30
は減速歯車対35を経て電動機36に駆動連結され、該
電動機36によって駆動されるようになっている。電動
機36は上述した実施例に於けるコンピュータ24が発
生する駆動信号を与えられ、これに基き駆動されるよう
構成されていて良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による空気吹出し制御方法を実施するに
適した車輌用空調装置の一例を示す概略構成図、第2図
は本発明による制御方法のフローチャート、第3図は目
標吹出空気温度とダンパ開度との関係を示すグラフ、第
4図は空気吹出口切換ダンパの他の一つの例を示す部分
的な断面図である。 1〜〜風ダクト、2〜車車内気取口、3〜車車外気取口
、4〜内外気切換ダンパ、5〜内外気切換ダンパ駆動装
置、6〜ヒ一タ吹出口、7〜ベント吹出口、8〜空気吹
出口切換ダンパ、9〜空気吹出ロ切換ダンパ駆動装置、
10〜デフロスタ吹出口、11〜デフロスタ制御ダンパ
、12〜電動機、13〜送風フアン、15〜エバポレー
タ、19〜温度調節機構、20〜ヒータ要素、21〜エ
アミツクスダンパ、23〜エアミツクスダンパ駆動装置
、24〜マイクロコンピユータ、25〜温度設定装置、
26〜外気温度センサ、27〜車室内温度センサ、28
〜吹出口空気温度センサ、29〜ダンパ開度センサ、3
0〜第一のダンパ、31〜第二のダンパ、32.33〜
レバー、34〜連結ロツド、35〜減速歯車対、36〜
電動機特 許 出 願 人   トヨタ自動車株式会社
代   理   人   弁理士  明石 呂毅第 2
 図 第3図 v、4  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 通風ダクトと、前記通風ダクトを通って空気を送る送風
    ファンと、前記通風ダクトの通路断面を横切って設けら
    れたエバポレータと、前記通風ダクトの通路断面の一部
    を横切って設けられたヒータ要素と、前記送風ファンに
    より前記通風ダクトを通って送られる空気を前記ヒータ
    要素を通る流れと前記ヒータ要素をバイパスする流れと
    に選択的に分配するエアミックスダンパと、前記通風ダ
    クトの出口端に設けられたヒータ吹出口及びベント吹出
    口と、前記ヒータ吹出口と前記ベント吹出口の開度を相
    反する関係に制御する空気吹出口切換ダンパと、前記エ
    アミックスダンパを駆動するエアミックスダンパ駆動装
    置と、前記空気吹出口切換ダンパを駆動する空気吹出口
    切換ダンパ駆動装置と、前記両ダンパ駆動装置の作動を
    制御するマイクロコンピュータと、外気温度を検出する
    外気温度センサと、車室内温度を検出する車室内温度セ
    ンサと、車室内温度を設定しマイクロコンピュータに入
    力する温度設定装置とを有し、前記マイクロコンピュー
    タは前記外気温度センサにより検出された外気温度と前
    記車室内温度センサにより検出された車室内温度と前記
    温度設定装置により設定された設定温度とを含む制御パ
    ラメータに基き車室内温度を前記設定温度にするために
    必要な目標吹出空気温度を演算して吹出し空気の温度を
    制御するよう構成された車輌用空調装置の空気吹出し制
    御方法にして、前記空気吹出口切換ダンパは前記目標吹
    出空気温度に応じて切換えられ、前記目標吹出空気温度
    が第一の所定値以下の時には前記ベント吹出口を全開と
    し前記ヒータ吹出口を全閉とし、前記目標吹出空気温度
    が前記第一の所定値より高い第二の所定値以上の時には
    前記ベント吹出口を全閉とし前記ヒータ吹出口を全開と
    し、前記目標吹出口空気温度が前記第一の所定値と前記
    第二の所定値の間にある時には前記目標吹出口空気温度
    の上昇に応じて前記ベント吹出口の開度を減小させ前記
    ヒータ吹出口の開度を増大させることを特徴とする車輌
    用空調装置の空気吹出し制御方法。
JP8227890A 1990-03-29 1990-03-29 車輌用空調装置の空気吹出し制御方法 Pending JPH02270624A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54131228A (en) * 1978-03-31 1979-10-12 Nihon Radiator Co Mode control method in automatic airrconditioning of automobile and its device
JPS5547914A (en) * 1978-10-02 1980-04-05 Nippon Denso Co Ltd Temperature control method of air conditioner

Patent Citations (2)

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