JPH02270621A - サスペンションの圧力制御装置 - Google Patents

サスペンションの圧力制御装置

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JPH02270621A
JPH02270621A JP33136588A JP33136588A JPH02270621A JP H02270621 A JPH02270621 A JP H02270621A JP 33136588 A JP33136588 A JP 33136588A JP 33136588 A JP33136588 A JP 33136588A JP H02270621 A JPH02270621 A JP H02270621A
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pressure
port
valve
suspension
output port
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Application number
JP33136588A
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English (en)
Inventor
Osamu Komazawa
修 駒沢
Shigetaka Isotani
成孝 磯谷
Shuichi Takema
修一 武馬
Toshio Onuma
敏男 大沼
Takashi Yonekawa
米川 隆
Katsuhiko Hattori
勝彦 服部
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的ゴ (産業上の利用分野) 本発明は車両サスペンションの圧力制御に関し、特に、
車両運転状態の変化等による車体姿勢の変化を抑制する
ようにサスペンション圧を制御する装置に関する。
(従来の技術) 例えば実公昭62−38402号公報には、操舵角速度
をセンサで検出して、車速が設定値以上でしかも操舵角
速度が設定値以上のときにサスペンションの圧力を増大
させるサスペンション圧力制御が提案されている。
また、例えば特開昭63−106133号公報には、操
舵角および操舵角速度より車両の旋回パターンを判別し
て、これに対応してゲインを変更し、該ゲインおよび車
両の横加速度に対応してサスベンジ3ン圧を定める旋回
時のサスペンション圧制御が提案されている。
これらのサスペンション圧制御においてサスベンジ3ン
には圧力制御弁により所要圧が与えられる。圧力制御弁
は例えば、高圧管路に連通したライン圧ポート、リザー
バへの流体戻し管路に連通した低圧ポート、サスペンシ
ョンに圧力を与える出力ポート、オリフィスを介してラ
イン圧ポートに連通ずる目標圧空間、出力ポートの圧力
を一端に受けてこの圧力により前記ライン圧ポートと出
力ポートの通流度を低くし低圧ポートと出力ポートの通
流度を高くする方向に駆動され、目標圧空間の圧力を他
端に受けてこの圧力により前記ライン圧ポートと出力ポ
ートの通流度を高くし低圧ポートと出力ポートの通流度
を低くする方向に駆動されるスプール、目標圧空間とり
ザーバへの流体戻し管路との間の通流度を規定する弁体
、および。
該弁体を該通流度を高低する方向に駆動するソレノイド
、を有するものであり(例えば特開昭63−10613
3号公報)、ソレノイドの通電電流制御により、弁体の
釣り合い力を定めてこれに対応する所要圧を目標圧空間
に形成し、この目標圧空間の圧力と実質上等しい圧力を
出力ポート(サスペンション)に与えるものである。
(発明が解決しようとする課題) ところが、圧力制御弁が前述のように、目標圧空間の圧
力を、前記弁体によってリザーバへの流体戻し管路(以
下リターン管路と称す)との通流度を調整することによ
り設定するものであるので、リターン管路の圧力が動揺
すると目標圧空間の圧力がこれに対応して動揺し〔規定
圧(例えば大気圧)に対して変動し〕、この変動分が出
力ポートからサスペンションに与える圧力変動(圧力誤
差)となる、その機構原理上、1個の圧力制御弁におい
てリターン管路に、前記スプールの移動により出力ポー
トの比較的に高い圧力が吐出され、これがそのまま弁体
作動空間に伝播してこれが前述の圧力誤差となるばかり
でなく、サスペンション部の車軸の突上げ衝撃などによ
り出力ポートに衝撃圧が加わったときにこれが同様に弁
体作動空間に伝播してこれが前述の圧力誤差となる。前
輪側サスペンション(2個)および後輪側サスペンショ
ン(2個)のそれぞれに各1個の圧力制御弁(計4個)
を接続しているときには、1個の圧力制御弁の出力ポー
トに加わった衝撃圧がリターン管路を介して他の圧力制
御弁の弁体作動空間に伝播してこれが前述の圧力誤差と
もなり、1車輪の突上げ衝撃などによる1個の圧力制御
弁の出力圧のエラー変動が、他の圧力制御弁にも波及し
、結局、各サスペンションの圧力制御を不安定にし、サ
スペンション圧力誤差をもたらす。
本発明はこのような圧力制御弁の前述の出力圧の動揺も
しくはエラー変動を抑制して各サスペンションの圧力制
御を安定化しかつサスペンション圧力誤差を低減するこ
とを目的とする。
(課題を達成するための手段) 本発明の圧力制御装置は、供給される圧力に応じて伸縮
するサスペンション(100fr)に圧力流体を供給す
るための高圧管路(6)にリザーバ(2)より吸引した
流体を高圧で供給する圧力源(1);および、高圧管路
(6)に連通したライン圧ポート(82)。
リザーバ(2)への流体戻し管路(11)に連通した低
圧ポート(85) 、サスペンション(100fr)に
圧力をみえる出力ポート(84) 、ライン圧ポート(
87)にオリフィス(88f)を介して連通ずる目標圧
空間(8g) 。
出力ポート(84)の圧力を一端に受けてこの圧力によ
りライン圧ポート(82)と出力ポート(84)の通流
度を低くし低圧ポート(85)と出力ポート(84)の
通流度を高くする方向に駆動され、目標圧空間(88)
の圧力を他端に受けてこの圧力によりライン圧ポート(
82)と出力ポート(84)の通流度を高くし低圧ポー
ト(85)と出力ポート(84)の通流度を低くする方
向に駆動されるスプール(90) 、目標圧空間(88
)とリザーバ(2)への流体戻し管路(11)との間の
通流度を規定する弁体(95) 、弁体(95)を該通
流度を高低する方向に駆動する電気付勢による駆動手段
(96,97,98a、98b)、および、リザーバ(
2)への流体戻し管路(11)と弁体(95)の作動空
間(35)の間の流路に介在したオリフィス(37) 
、を有する圧力制御弁装置;を備える。なお、カッコ内
の記号は、後述する実施例の対応要素に付したものであ
る。
(作用) 圧力制御弁装置において、スプール(90)の移動によ
り出力ポート(84)の比較的に高い圧力が低圧ポート
(85)に吐出され、このような吐出は比較的に高い周
波数の繰り返し振動となり、これがリターン管路(11
)に伝播するが、リターン管路(11)と弁体(95)
の作動空間(35)の間の流路に、オリフィス(37)
が介在しこのオリフィス(37)が高い周波数のの圧力
振動の伝播を抑制するので、この圧力の、弁体(95)
作動空間(35)への伝播は実質上阻止されて、リター
ン管路(11)で減衰する。すなわち、リターン管路(
11)の圧力振動による弁体(95)作動空間(35)
の圧力動揺が大幅に抑制され、これにより目櫟圧空間(
88)の圧力動揺が大幅に低減して、出力ポート(84
)の圧力動揺が実質上なくなる。
サスペンション部の車輪の突上げ衝撃などにより1つの
圧力制御弁装置の出力ポートに衝撃圧が加わったとき、
これが該圧力制御弁装置のオリフィス(37)で弁体(
95)作動空間(35)への伝播が抑止されて該圧力制
御弁装置の出力圧の変動が実質上なくなるのはもとより
、この衝撃圧が仮にリターン管路(11)を通して他の
圧力制御弁装置に伝播しても、該他の圧力制御弁装置に
おいて、オリフィス(37)が弁体(95)作動空間(
35)への伝播を実質上阻止するので、1車輪の突上げ
衝撃などによる1個の圧力制御弁装置の出力ポート(8
4)への衝撃圧の到来(これによるリターン管路11の
衡撃的な圧力上昇)が、他の圧力制御弁装置に波及する
こともなくなり、結局、各サスペンションの圧力制御が
安定し、各サスペンションの圧力誤差が低減する。
本発明ではこのように圧力制御弁装置の出力圧の動揺も
しくはエラー変動が抑制され各サスペンションの圧力制
御が安定化しかつサスペンション圧力誤差が低減する。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
(実施例) 第1図に、車体支持装置の機構概要を示す、油圧ポンプ
1は、ラジアルポンプであり、エンジンルームに配設さ
れ、車両上エンジン(図示せず)によって回転駆動され
て、ラジアルポンプが、リザーバ2のオイルを吸入して
、所定以上の回転速度で、高圧ポート3に所定流量でオ
イルを吐出する。
サスペンション給圧用のラジアルポンプの高圧ポート3
には、脈動吸収用のアキュムレータ4゜メインチエツク
バルブ50およびリリーフバルブ60+wが接続されて
おり、メインチエツクバルブ50を通して、高圧ポート
3の高圧オイルが高圧給管8に供給される。
メインチエツクバルブ50は、高圧ポート3が高圧給管
8の圧力よりも低いときには、高圧給管8から高圧ポー
ト3へのオイルの逆流を阻止する。
リリーフバルブ60mは、高圧ポート3の圧力が所定圧
以上になると高圧ポート3を、リザーバ2への戻り油路
の1つである、リザーバリターン管11に通流として、
高圧ポート3の圧力を実質上定圧力に維持する。
高圧給管8には、前輪サスペンション100f L −
100frに高圧を供給するための前輪高圧給管6と、
後輪サスペンション100r L + 100rrに高
圧を供給するための後輪高圧給管9が連通しており、前
輪高圧給管6にはアキュムレータ7(前輪用)が、後輪
高圧給管9にはアキュムレータ10(後輪用)が連通し
ている。
前輪高圧給管6には、オイルフィルタを介して圧力制御
弁80frが接続されており、この圧力制御弁80fr
が、前輪高圧給管6の圧力(以下前輪ライン圧)を、所
要圧(その電気コイルの通電電流値に対応する圧カニサ
スペンション支持圧)に調圧(降圧)してカットバルブ
70frおよびリリーフバルブ60frに与える。
カットバルブ70frは、前輪高圧給管6の圧力(前輪
側ライン圧)が所定低圧未満では、圧力制御弁80fr
の(サスペンションへの)出力ポート84と、サスペン
ション100frのショックアブソーバ101frの中
空ピストンロッド102frとの間を遮断して、ピスト
ンロッド102fr(ショックアブソーバ101fr)
から圧力制御弁80frへの圧力の抜けを防止し、前輪
側ライン圧が所定低圧以上の間は、圧力制御弁80fr
の出力圧(サスペンション支持圧)をそのままピストン
ロッド102frに供給する。
リリーフバルブ60frは、ショックアブソーバ101
frの内圧を上限値以下に制限する。すなわち、圧力制
御弁80frの出力ポート84の圧力(サスペンション
支持圧)が所定高圧を越えると出力ポート84を、リザ
ーバリターン管11に通流として、圧力制御弁80fr
の出力ポートの圧力を実質上所定高圧以下に維持する。
リリーフバルブ60frは更に。
路面から前右車輪に突き上げ衝撃があってショックアブ
ソーバ1.01 f rの内圧が衝撃的に上昇するとき
、この衝撃の圧力制御弁80frへの伝播を緩衝するも
のであり、ショックアブソーバ101frの内圧が衝撃
的に上昇するときショックアブソーバ1.01frの内
圧を、ピストンロッド100frおよびカットバルブを
介して、リザーバリターン管11に放出する。
サスペンション100frは、大略で、ショックアブソ
ーバ101frと、懸架用コイルスプリング119fr
で構成されており、圧力制御弁80frの出力ポート8
4およびピストンロッド102frを介してショックア
ブソーバ101fr内に供給される圧力(圧力制御弁8
0frで調圧された圧カニサスペンション支持圧)に対
応した高さ(前右車軸に対する)に車体を支持する。
ショックアブソーバ101frに与えられる支持圧は、
圧力センサ13frで検出され、圧力センサ13frが
、検出支持圧を示すアナログ信号を発生する。
サスペンション100fr近傍の車体部には、車高セン
サ15frが装着されており、車輪センサ15frのロ
ータに連結したリンクが前右車軸の車輪に結合されてい
る。車高センサ15frは、前右車軸部の車高(車軸に
対する車体の高さ)を示す電気信号(デジタルデータ)
を発生する。
上記と同様な、圧力制御弁80f L 、カットバルブ
70fL、リリーフバルブ60f L−車高センサ15
f Lおよび圧力センサ13f Lが、同様に、前左車
軸部のサスペンション100f Lに割り当てて装備さ
れており、圧力制御弁80f Lが前輪高圧給管6に接
続されて、所要の圧力(支持圧)をサスペンション10
0f Lのショックアブソーバ101f Lのピストン
ロッド102f Lに与える。
上記と同様な、圧力制御弁80rr 、カットバルブ7
0rr 、リリーフバルブ60rr #車高センサ1.
5rrおよび圧力センサ13rrが、同様に、後右車軸
部のサスペンション100rrに割り当てて装備されて
おり。
圧力制御弁80rrが後輪高圧給管9に接続されて、所
要の圧力(支持圧)をサスペンション100rrのショ
ックアブソーバ101rrのピストンロッド102rr
に与える。
更に上記と同様な、圧力制御弁80r L ?カットバ
ルブ70rLtリリーフバルブ60rLt車高センサ1
5rLおよび圧力センサ13rLが、同様に、前左車軸
部のサスベンジ1ン100r Lに割り当てて装備され
ており、圧力制御弁gOr Lが後輪高圧給管9に接続
されて、所要の圧力(支持圧)をサスペンションt00
r Lのショックアブソーバ101r Lのピストンロ
ッド102r Lに与える。
この実施例では、エンジンが前輪側に装備されており、
これに伴って油圧ポンプ1が前輪側(エンジンルーム)
に装備され、油圧ポンプ1から後輪側サスペンション1
00rr、 100rLまでの配管長が。
油圧ポンプ1から前輪側サスペンション100fr。
100f Lまでの配管長よりも長い、したがって、配
管路による圧力降下は後軸側において大きく、仮に配管
に油漏れなどが生じた場合、後輪側の圧力低下が最も大
きい、そこで、後輪高圧給管9に、ライン圧検出用の圧
力センサ13r■を接続している。
一方、リザーバリターン管11の圧力はリザーバ2側の
端部で最も低く、リザーバ2から離れる程、圧力が高く
なる傾向を示すので、リザーバリターン管11の圧力も
後輪側で、圧力センサ13rtで検出するようにしてい
る。
後輪高圧給管9には、バイパスバルブ120が接続され
ている。このバイパスバルブ120は、その電気コイル
の通電電流値に対応する圧力に、高圧給管8の圧力を調
圧する(所要ライン圧を得る)ものである、また、イグ
ニションスイッチが開(エンジン停止:ポンプ1停止)
になったときには、ライン圧を実質上零(リザーバリタ
ーン管11を通してリザーバ2の大気圧)にして(この
ライン圧の低下により、カットバルブ70fr、70f
 L 170rr 、 70r Lがオフとなって、シ
ョックアブソーバの圧力抜けが防止される)、エンジン
(ポンプ1)再起動時の負荷を軽くする。
第2図に、サスペンション100frの拡大縦断面を示
す、ショックアブソーバ101frのピストンロッド1
02frに固着されたピストン103が、内筒104内
を、大略で上室105と下室106に2区分している。
カットバルブ70frの出力ポートより、サスペンショ
ン支持圧(油圧)がピストンロッド102frに供給さ
れ、この圧力が、ピストンロッド102frの側口10
7を通して、内筒104内の上室105に加わり、更に
、ピストン103の上下貫通口108を通して下室10
6に加わる。この圧力と、ピストンロッド102frの
横断面積(ロッド半径の2乗×π)の積に比例する支持
圧がピストンロッド102frに加わる。
内筒104の下室106は、減衰弁装[!109の上空
間110に連通している。減衰弁装置1109の上空間
は、ピストン111で下室112と上室113に区分さ
れており、下室112には減衰弁装w109を通して上
空間110のオイルが通流するが、上室113には高圧
ガスが封入されている。
前右車輪の突上げ上昇により、相対的にピストンロッド
102frが内筒104の下方に急激に進入しようとす
ると、内筒104の内圧が急激に高くなって同様に上空
間110の圧力が下室112の圧力より急激に高くなろ
うとする。このとき、減衰弁装置1t109の、所定圧
力差以上で上空間110から下室112へのオイルの通
流は許すが、逆方向の通流は阻止する逆止弁を介してオ
イルが上空間1i0がら下室1.12に流れ、これによ
りピストン111が上昇し、車輪より加わる衝撃(上方
向)のピストンロッド102frへの伝播を緩衝する。
すなわち、車体への、車輪衝撃(玉突上げ)の伝播が緩
衝される。
前右車輪の急激な落込みにより、相対的にピストンロッ
ド102frが内筒104より上方に抜けようとすると
、内筒104の内圧が急激に低くなって同様に上空間1
10の圧力が下室112の圧力より急激に低くなろうと
する。このとき、減衰弁装置1109の。
所定圧力差以上で下室112から上空間110へのオイ
ルの通流は許すが、逆方向の通流は阻止する逆止弁を介
してオイルが下室112から上空間110に流れ、これ
によりピストン111が降下し、車輪より加わる衝!!
(下方向)のピストンロッド102frへの伝播を緩衝
する。すなわち、車体への、車軸術I!(下落込み)の
伝播が緩衝される。
なお、車高上げなどのためにショックアブソーバ101
frに加えられる圧力が上昇するに従がい。
下室112の圧力が上昇して、ピストン111が上昇し
、ピストン111は、車体荷重に対応した位置となる。
駐車中など、内筒104に対するピストンロッド102
frの相対的な上下動がないときには、内情104とピ
ストンロッド102frの間のシールにより、内筒10
4より外筒114内へのオイルの漏れは実質上無い、し
かし、ピストンロッド102frの上下動負荷を軽くす
るため、該シールは、ピストンロッド102frが上下
動するときには、わずかなオイル漏れを生ずる程度のシ
ール特性を有するものとされている。外筒114に漏れ
たオイルは、外筒114を通して、大気解放のドレイン
14fr(第1図)を通して、第2のリターン管である
ドレインリターン管12(第1図)を通して、リザーバ
2に戻される。リザーバ2には、レベルセンサ28(第
1図)が装備されており、レベルセンサ28は、リザー
バ2内オイルレベルが下限値以下のとき、これを示す信
号(オイル不足信号)を発生する。
他のサスペンション100f L 、 100rrおよ
び100r Lの構造も、前述のサスペンション100
frの構造と実質上同様である6 第3図に、圧力制御弁80frの拡大縦断面を示す。
スリーブ81には、その中心にスプール収納穴が開けら
れており、スプール収納穴の内面に、ライン圧ポート8
2が連通ずるリング状の溝83および低圧ポート85が
連通ずるリング状の溝86が形成されている。これらの
リング状の溝83と86の中間に、出力ポート84が開
いている。スプール収納穴に挿入されたスプール90は
、その側周面中間部に、溝83の右縁と溝86の左縁と
の距離に相当する幅のリング状の溝91を有する。スプ
ール90の左端部には。
弁収納六が開けられており、この弁収納穴は溝91と連
通している。該弁収納穴には、圧縮コイルスプリング9
2で押された弁体93が挿入されている。
この弁体93は中心に貫通オリフィスを有し、このオリ
フィスにより、溝91の空間(出力ポート84)と、弁
体93および圧縮コイルスプリング92を収納した空間
とが連通している。したがって、スプール90は、その
左端において、出力ポート84の圧力(調圧した、サス
ペンション100frへの圧力)を受けて、これにより
、右に駆動される力を受ける。なお、出力ポート84の
圧力が衝撃的に高くなったとき、これにより圧縮コイル
スプリング92の押し力に抗して弁体93が左方に移動
して弁体93の右端に緩衝空間を生じるので、出力ポー
ト84の衝撃的な上昇のとき、この衝撃的な上昇圧はす
ぐにはスプール90の左端面には加わらず、弁体93は
、出力ポート84の衝撃的な圧力上昇に対して、スプー
ル90の右移動を緩衝する作用をもたらす、また逆に、
出力ポート84の衝撃的な圧力降下に対して、スプール
90の左移動を緩衝する作用をもたらす。
スプール90の右端面には、オリフィス88fを介して
高圧ポート87に連通した目標圧空間88の圧力が加わ
り、この圧力により、スプール90は、左に駆動される
力を受ける。高圧ポート87には、ライン圧が供給され
るが、目標圧空間88は、流路94ならびに弁体作動空
間35およびフリフィス部材36のオリフィス37を通
して低圧ポート89に連通しており、流路94の通流開
口を、ニードル弁95が定める。
ニードル弁95が流路94を閉じたときには、オリフィ
ス88fを介して高圧ポート87に連通した目標圧空間
88の圧力は、高圧ポート87の圧力(ライン圧)とな
り、スプール90が左方に駆動されこれによりスプール
90の溝91が溝83(ライン圧ポート82)と連通し
溝91(出力ポート84)の圧力が上昇し、これが弁体
93の左方に伝達し、スプール90の左端に、右駆動力
を与える。ニードル弁95が流路94を全開にしたとき
には、目標圧空間88の圧力は、オリフィス88fによ
り絞られるため高圧ポート87の圧力(ライン圧)より
も大幅に低下し、スプール90が右方に移動し、これに
より、スプール90の溝91が溝86(低圧ポート85
)と連通し、溝91(出力ポート84)の圧力が低下し
、これが弁体93の左方に伝達し、スプール90の左端
の右駆動力が低下する。このようにして、スプール90
は、目標圧空間80の圧力と出力ポート84の圧力がバ
ランスする位置となる。すなわち、目標圧空間88の圧
力に実質上比例する圧力が、出力ポート84に現われる
目標圧空間88の圧力は、ニードル弁95の位置により
定まりこの圧力が、流路94に対するニードル弁95の
距離に実質上反比例するので、結局、出力ポート84に
は、ニードル弁95の距離に実質上反比例する圧力が現
われる。
ニードル弁95は磁性体の固定コア96を貫通している
。固定コア96の右端は、戴頭円錐形であり。
この右端面に磁性体プランジャ97の有底円錐穴形の端
面が対向している。ニードル弁95は、このプランジャ
97に固着されている。固定コア96およびプランジャ
97は、電気コイル99を巻回したボビンの内方に進入
している。
電気コイル99が通電されると、固定コア96−磁性体
ヨーク98a−磁性体端板98b−プランジャ97−固
定コア96のループで磁束が流れて、プランジャ97が
固定コア96に吸引されて左移動し、ニードル弁95が
流路94に近づく(前記距離が短くなる)。ところで、
ニードル弁95の左端は目標圧空間88の圧力を右駆動
力として受け、ニードル弁95の右端は、大気解放の低
圧ポート98cを通して大気圧であるので、ニードル弁
95は、目標圧空間88の圧力により、その圧力値(こ
れはニードル弁95の位置に対応)に対応する右駆動力
を受けるので、結局、ニードル弁95は流路94に対し
て、電気コイル99の通電電流値に実質上反比例する距
離となる。このような電流値対距離の関係をリニアにす
るために、−1−述のように、固定コアとプランジャの
一方を戴頭円錐形とし、他方を、これと相対応する有底
円錐穴形としている。
以上の結果、出力ポート84には、電気コイル99の通
電電流値に実質上比例する圧力が呪われる。
この圧力制御弁80frは、通電電流が所定範囲内で。
それに比例する圧力を出力ポート84に出力する。
スプール90の移動により出力ポート84の比較的に高
い圧力が低圧ポート85に吐出され、このような吐出は
比較的に高い周波数の繰り返し振動となり、これがリタ
ーン管11に伝播するが、リターン管11とニードル弁
95の作動空間35の間の流路に、オリフィス37が介
在しこのオリフィス37が高い周波数の圧力振動の伝播
を抑制するので、この圧力の、作動空間35への伝播は
実質」二阻止されて、リターン管11で減衰する。すな
わち、リターン管11の圧力振動による作動空間35の
圧力動揺が大幅に抑制され、これにより目標圧空間88
の圧力動揺が大幅に低減して、出力ポート84の圧力動
揺が実質上ない。
サスペンション部の車輪の突上げ衝撃などにより1つの
圧力制御弁の出力ポート84に衝撃圧が加わってこれに
よりスプール90が右駆動されて出力ポート84が低圧
ポート85に連通してリターン管11に衝撃圧が加わっ
たとき、これが該圧力制御弁のオリフィス37でニード
ル弁95の作動空間35への伝播が抑止されて該圧力制
御弁の出力圧の変動が実質上なくなるのはもとより、こ
の衝撃圧が仮にリターン管11を通して他の圧力制御弁
に伝播しても、該他の圧力制御弁において、オリフィス
37が作動空間88への伝播を実質上阻止するので、1
車輪の突上げ衝撃などによる1個の圧力制御弁の出力ポ
ート85への衝撃圧の到来(これによるリターン管11
の一時的な圧力上昇)が、他の圧力制御弁に波及するこ
ともなく、結局、各サスペンションの圧力制御が安定し
、各サスペンションの圧力誤差が低減する。
なお、低圧ポート98eは大気に解放されている。
第4図に、カットバルブ70frの拡大縦断面を示す、
バルブ基体71に開けられたバルブ収納穴には、ライン
圧ポート72. @圧入カポードア3.徘油ポート74
および出力ポードア5が連通している。ライン圧ポート
72と調圧入力ポードア3の間はリング状の第1ガイド
76で区切られ、調圧入力ポードア3と出力ポードア5
の間は、円筒状のガイド77a、77bおよび77cで
区切られている。排油ポート74は、第2ガイド77c
の外周のリング状溝と連通し、第2ガイド77a 、 
77bおよび77cの外周に漏れたオイルをリターン管
路11に戻す。
第1および第2ガイド76 、77a〜77cを、圧縮
コイルスプリング79で左方に押されたスプール78が
通っており、スプール78の左端面にライン圧が加わる
スプール78の左端部が進入した、第2ガイド77cの
中央突起の案内孔は、第2ガイド77cの外周のリング
状の溝および排油ポート74を通してリターン管11に
連通している。ライン圧が、所定低圧未満では、第4図
に示すように、圧縮コイルスプリング79の反発力でス
プール78が最左方に駆動されており、出力ポードア5
と調圧入力ポードア3の間は、スプール78が第2ガイ
ド77aの内開口を全閉していることにより、遮断され
ている。ライン圧が所定低圧以上になると、この圧力に
より、圧縮コイルスプリング79の反発力に抗してスプ
ール79が右方に駆動され始めて、所定低圧より高い圧
力でスプール79が最右方に位置(全開)する、すなわ
ち、スプール78が第2ガイド77aの内開口より右方
に移動し調圧入力ポードア3が出力ポードア5に連通ず
る。したがって、ライン圧(ライン圧ポート72)が所
定低圧まで一ト昇したときカットバルブ70frは、調
圧入力ポードア3(圧力制御弁80frの調圧出力)と
出力ポードア5(ショックアブソーバtoxfr)の間
の通流を始めて、ライン圧(ライン圧ポート72)が更
に上昇すると、調圧入力ポードア3(圧力制御弁80f
rの調圧出力)と出力ポードア5(ショックアブソーバ
101fr)の間を全開とする。ライン圧が低下すると
きには、この逆となり、ライン圧が所定低圧未満になる
と、出力ポードア5(ショックアブソーバ101fr)
が、調圧入力ポードア3(圧力制御弁80frの調圧出
力)から完全に遮断される。
第5図に、リリーフバルブ60frの拡大縦断面を示す
。バルブ基体61のバルブ収納穴に、入力ポートロ2と
低圧ポート63が開いている。該バルブ収納穴には、円
筒状の第1ガイド64と第2ガイド67が挿入されてお
り、入力ポートロ2は、フィルタ65を通して、第1ガ
イド64の内空間と連通している。第1ガイド64には
、中心部にオリフィスを有する弁体66が挿入されてお
り、この弁体66は、圧縮コイルスプリング66aで左
方に押されている。第1ガイド64の、弁体66および
圧縮コイルスプリング66aを収納した空間は、弁体6
6のオリフィスを通して。
入力ポートロ2と連通しており、また、ばね座66bの
開口を通して、第2ガイド67の内空間と連通ずる1円
錐形状の弁体68が、圧縮コイルスプリング69の反発
力で左に押されて、ばね座66bの上記開口を閉じてい
る。入力ポートロ2の圧力(制御圧)が所定高圧未満の
ときには、弁体66のオリフィスを通して入力ポートロ
2に連通した、コイルスプリング66a収納空間の圧力
が、圧縮コイルスプリング69の反発力よりも相対的に
低いため、弁体68が。
第5図に示すように、弁座66bの中心開口を閉じてお
り、したがって、出力ポートロ2は、低圧ポート63と
穴67aを通して連通した。第2ガイド67の内空間と
は遮断されている。すなわち、出力ポートロ2は、低圧
ポート63から遮断されている。
入力ポートロ2の圧力(制御圧)が所定高圧に上昇する
と、この圧力が弁体66のオリフィスを通して弁座66
bの中心開口に加わり、弁体68がこの圧力で右駆動さ
れ始めて、入力ポートロ2の圧力が更に上昇すると、弁
体68が最右方に駆動される。すなわち、入力ポートロ
2の圧力が、低圧ポート63に放出され、制御圧が所定
高圧以下に抑制される。
なお、入力ポートロ2に衝撃的に高圧が加わると。
弁体66が右駆動されて、入力ポートロ2が第1ガイド
64の側口64aを通して基体61のバルブ収納空間に
連通して低圧ポート63に通通し、この流路面積が大き
いので、出力ポートロ2の急激な圧力上昇(圧力筒Iり
が緩衝される。
第6図に、メインチエツクバルブ50の拡大縦断面を示
す。バルブ基体51に開けられたバルブ収納穴には入力
ポート52と出力ポート53が連通している。バルブ収
納穴には有底円筒状の弁座54が収納されており、弁座
54の通流口55を、圧縮コイルスプリング56で押さ
れたボール弁57が閉じているが、入力ポート52の圧
力が出力ポート53の圧力より高いとき、ボール弁57
が入力ポート52の圧力で右方に押さ九て通流口55を
開く、すなわち、入力ポート52から出力ポート53方
向にはオイルが通流する。しかし、出力ポート53の圧
力が入カポ−1〜52の圧力よりも高いときには、ボー
ル弁57が通流口を閉じるので、出力ポート53から入
力ポート52方向にはオイルは通流しない。
第7図に、バイパスバルブ120の拡大縦断面を示す、
入力ポート121は、第1ガイド123の内空間と連通
しており、該内空間に、圧縮コイルスプリング124b
で左方に押された弁体L 24aが収納されている。こ
の弁体124aは、左端面中央にオリフィスを有し、こ
のオリフィスを通して、入力ポート121が第1ガイド
123の内空間と連通している。該内空間は、流路12
2bを通して低圧ポート122と連通するが、この流路
122bがニードル弁125で開閉される。
ニードル弁125〜電気コイル129でなる、ソレノイ
ド装置は、第3図に示すニードル弁95〜電気コイル9
9でなるソレノイド装置と同一構造および同一寸法のも
の(圧力制御弁とバイパス弁に共用の設計)であり、オ
リフィス122bに対するニードル弁125の距離が電
気コイル129の通電電流値に実質上反比例する。オリ
フィス122bの通流開度が、この距離に反比例するの
で、入力ポート121がら弁体124aのオリフィスを
通り第1ガイド123の内空間を通ってオリフィス12
2bを通って低圧ポート122に抜けるオイル流量が、
弁体124aの左端面のオリフィスの前後差圧に比例す
る。
以上の結果、入力ポート121の圧力は、電気コイル1
29の通at流値に実質上比例する圧力となる。このバ
イパスバルブ120は、入力ポート121の圧力(ライ
ン圧)を、通電電流が所定範囲内で、それに比例する圧
力とする。また、イグニションスイッチがオフ(エンジ
ン停止:ポンプ1停止)のときには、電気コイル129
の通電が停止されることにより、ニードル弁125が最
右方に移動し、入力ポート121(ライン圧)がリター
ン圧近くの低圧となる。 入力ポート121の圧力が衝
撃的に上昇するときには、この圧力を左端面に受けて弁
体124aが右方に駆動されて、低圧ポート122に連
通した低圧ポート122aが、入力ポート121に連通
する。
低圧ポート122aは比較的に大きい開口であるので、
入力ポート21の衝撃的な上昇圧は即座に低圧ポート 122aに抜ける。
リリーフバルブ60mは、前述のリリーフバルブ60f
rの構造と同じ構造であるが、円錐形状の弁体(68:
第5図)を押す圧縮コイルスプリング(69)が、ばね
力が少し小さいものとされており、入力ポート(62)
の圧力(高圧ポート3の圧力)が、リリーフバルブ60
frがその入力ポートロ2の圧力を低圧ポート63に放
出する圧力よりも少し低い圧力である所定高圧未満のと
きには、出力ポート(62)は、低圧ポート(63)か
ら遮断されている。入力ポート(62)の圧力が所定高
圧以上になると、弁体(6B)が最右方に駆動される。
すなわち、入力ポート(62)の圧力が、低圧ポート(
63)に放出され、高圧ポート3の圧力が所定高圧以下
に抑制される。
以上の構成により、第1図に示す車体支持装置において
、メインチエツクバルブ50は、高圧ポート3から高圧
給管8へのオイルは供給するが。
高圧給管8から高圧ポート3への逆流は阻止する。
リリーフバルブ60■は、高圧ポート3の圧力すなわち
高圧給管8の圧力を所定高圧以下に抑制し、高圧ポート
3の圧力が衝撃的に上昇するとき、それをリターン管1
1に逃して、高圧給管8への衝撃的な圧力の伝播を緩衝
する。
バイパスバルブ120は、後輪高圧給管9の圧力を、所
定範囲内で実質上リニアにコントロールし、定常時には
後輪高圧給管9の圧力を所定定圧に維持する。この定圧
制御は、圧力センサ13rmの検出圧を参照したバイパ
スバルブ120の通電電流値制御による行なわれる。ま
た、後輪サスベンジ1ンに衝撃的な圧力上昇があるとき
には、それをリターン管11に逃がして高圧給管8への
伝播を緩衝する。更には、イグニションスイッチが開(
エンジン停止:ポンプ1停止)のときには、通電が遮断
されて、後輪高圧給管9をリターン管11に通流として
、後輪高圧給管9 (高圧給管8)の圧力を抜く。
圧力制御弁80fr、80f L 、80rr、80r
 Lは、サスペンション圧力制御により、所要の支持圧
をサスペンションに与えるように、電気コイル(99)
の通電電流値が制御され、該所要の支持圧を出力ポート
(84)に出力する。出力ポート(84)へ、サスペン
ションからの衝撃圧が伝播するときには、これを緩衝し
て、圧力制御用のスプール(91)の乱調(出力圧の乱
れ)を抑制する。すなわち安定して所要圧をサスペンシ
ョンに与える。
カットバルブ70fr、70f L 、70rr、70
r Lは、ライン圧(前輪高圧給管6.後輪高圧給管9
)が所定低圧未満のときには、サスペンション給圧ライ
ン(圧力制御弁の出力ポート84とサスペンションの間
)を遮断して、サスペンションよりの圧力の抜けを防止
し、ライン圧が所定低圧以上のときに、給圧ラインを全
開通流とする。これにより、ライン圧が低いときのサス
ペンション圧の異常低下が自動的に防止される。
リリーフバルブ60fr、60f L 、60rr、6
0r Lは、サスペンション給圧ライン(圧力制御弁の
出力ポート84とサスペンションの間)の圧力(主にサ
スペンション圧)を高圧上限値未満に制限し、車輪の突
上げ、高重量物の搭載時の投げ込み等により、給圧ライ
ン(サスペンション)に衝撃的な圧力上昇があるときに
はこれをリターン管11に逃がし、サスベンジ3ンの衝
撃を緩和すると共にサスベンジ1ンに接続された油圧ラ
インおよびそれに接続された機械要素の耐久性を高める
〔発明の効果〕
以上の通り本発明の圧力制御装置では、圧力制御弁装置
において、スプール(90)の移動により出力ポート(
84)の比較的に高い圧力が低圧ポート(85)に吐出
され、このような吐出は比較的に高い周波数の繰り返し
振動となり、これがリターン管路(11)に伝播するが
、リターン管路(11)と弁体(95)の作動空間(3
5)の間の流路に、オリフィス(37)が介在しこのオ
リフィス(37)が高い周波数の圧力振動の伝播を抑制
するので、この圧力の、弁体(95)作動空間(35)
への伝播は実質上阻止されて、リターン管路(11)で
減衰する。すなわち、リターン管路(11)の圧力振動
による弁体(95)作動空間(35)の圧力動揺が大幅
に抑制され、これにより目標圧空間(88)の圧力動揺
が大幅に低減して、出力ポート(84)の圧力動揺が実
質上なくなる。
サスペンション部の車輪の突上げ衝撃などにより1つの
圧力制御弁装置の出力ポートに衝撃圧が加わったとき、
これが該圧力制御弁装置のオリフィス(37)で弁体(
95)作動空間(35)への伝播が抑止されて該圧力制
御弁装置の出力圧の変動が実質上なくなるのはもとより
、この衝撃圧が仮にリターン管路(11)を通して他の
圧力制御弁装置に伝播しても、該他の圧力制御弁装置に
おいて、オリフィス(37)が弁体(95)作動空間(
35)への伝播を実質上阻止するので、1車軸の突上げ
衝撃などによる1個の圧力制御弁装置の出力ポート(8
4)への衝撃圧の到来(これによるリターン管路11の
衝撃的な圧力上昇)が、他の圧力制御弁装置に波及する
こともなくなり、結局、各サスペンションの圧力制御が
安定し、各サスペンションの圧力誤差が低減する。
本発明ではこのように圧力制御弁装置の出力圧の動揺も
しくはエラー変動が抑制され各サスペンションの圧力制
御が安定化しかつサスベンジqン圧力誤差が低減する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のサスペンション給圧シス
テムを示すブロック図である。 第2図は、第1図に示すサスペンション100f Lの
拡大縦断面図である。 第3図は、第1図に示す圧力制御弁80f Lの拡大縦
断面図である。 第4図は、第1図に示すカットバルブ70f Lの拡大
縦断面図である。 第5図は、第1図に示すリリーフバルブ60f Lの拡
大縦断面図である。 第6図は、第1図に示すメインチエツクバルブ50の拡
大縦断面図である。 第7図は、第1図に示すバイパスバルブ120の拡大縦
断面図である。 1:ポンプ         2:リザーパ3:高圧ポ
ート        4ニアキュムレ−タロ:前軸高圧
給管       フェアキュムレータ8:高圧給管 
        9:後軸高圧給管10:アキュムレー
タ      11:リザーバリターン管12ニドレイ
ンリターン管 13f L 、 13fr、 13r L 、 13r
r、 13rm、 13rt :圧力センサ14f L
 、 14fr、 14r L 、 14rr :大気
解放のドレイン15f L 、 15fr、 15r 
L 、 15rr :車高センサ28:湯面検出スイッ
チ    35:作動空間36:オリフィス部材   
  37:オリフイス個−:メインチエツクバルブ  
51:バルブ基体52:入力ポート       53
:出力ポート54:弁座          55:通
流口56:圧縮コイルスプリング  57:ボール弁四
打ノ用τJ迎τJk旦」吉M二2パル161:バルブ基
体       62:入力ポートロ3:低圧ポート 
      64:第1ガイド65:フィルタ    
     66:弁体67:第2ガイド       
 68:弁体71:バルブ基体       72ニラ
イン圧ポート73:調圧入力ポート     74:排
油ポート75:出力ポート       76:第1ガ
イド77:ガイド         78ニスプール7
9:圧縮コイルスプリング 別居80f L訓狛9所ふユ圧力制御弁81ニスリーブ
        82ニライン圧ポート83:溝   
        84:出力ポート85:低圧ポート 
      86:溝87:高圧ポート       
88:目標圧空間88fニオリフイス       8
9:低圧ポート90ニスブール        91:
溝92:圧縮コイルスプリング  93:弁体94:流
路          95:ニードル弁96:固定コ
ア        97:プランジヤ98a:ヨーク 
        98b:端板98c:低圧ポート  
     99:電気コイル102fr、 102f 
L 、 102rr、 102r L :ピストンロッ
ド103:ピストン        104:内筒10
5:上室          106:下室107:側
口          108:上下貫通ロ109:弁
衰弁装置       110:上空間111:ピスト
ン        112:下室113:上室    
      114:外筒120:バイパスバルブ  
   121:入力ポート122:低圧ポート122a
:低圧ポート122b:流路         123
:第1ガイド124:第1ガイド       124
a:弁体12/Ib:圧縮コイルスプリング 125:
二−ドル弁129:電気コイル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 供給される圧力に応じて伸縮するサスペンションに圧力
    流体を供給するための高圧管路にリザーバより吸引した
    流体を高圧で供給する圧力源;および、 前記高圧管路に連通したライン圧ポート、前記リザーバ
    への流体戻し管路に連通した低圧ポート、前記サスペン
    ションに圧力を与える出力ポート、前記ライン圧ポート
    にオリフィスを介して連通する目標圧空間、前記出力ポ
    ートの圧力を一端に受けてこの圧力により前記ライン圧
    ポートと出力ポートの通流度を低くし前記低圧ポートと
    出力ポートの通流度を高くする方向に駆動され、前記目
    標圧空間の圧力を他端に受けてこの圧力により前記ライ
    ン圧ポートと出力ポートの通流度を高くし前記低圧ポー
    トと出力ポートの通流度を低くする方向に駆動されるス
    プール、前記目標圧空間と前記リザーバへの流体戻し管
    路との間の通流度を規定する弁体、該弁体を該通流度を
    高低する方向に駆動する電気付勢による駆動手段、およ
    び、前記リザーバへの流体戻し管路と前記弁体の作動空
    間の間の流路に介在したオリフィス、を有する圧力制御
    弁装置; を備えるサスペンションの圧力制御装置。
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EP89124083A EP0376315B1 (en) 1988-12-29 1989-12-28 Pressure control system for suspension
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01193422A (ja) * 1988-01-26 1989-08-03 Nissan Motor Co Ltd 油圧サスペンションの電流制御回路

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