JPH0227028A - キッチンカウンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、キッチン設備に適用されるキッチンカウン
タに関し、特に、カウンタ面の水洗いを簡便にするとと
もに、乾燥機能を付与することにより、便宜性の向上を
図るようにしたものである。

［従来の技術］ 従来、この種のキッチンカウンタにおいては、流し台、
収納ボックスあるいは調理台が適宜組み合わせ並設配置
された上面に、カウンタ本体を一連に載置し、このカウ
ンタ本体のカウンタ面にシンク部、作業台及びグリル部
を前記流し台、収納ボックスあるいは調理台に対応させ
て並設配置することにより、クツキングの便宜性を高め
るようにしてなる構成を有するものが周知である。

このような従来のキッチンカウンタにあっては、カウン
タ本体のカウンタ面の後端縁をバックガードとし、かつ
その前端縁を水切り部として立上り形成することにより
、クツキング時、あるいはシンク使用時のカウンタ面か
らの水の溢流落下を防ぐようになっているのが現状であ
る。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記した従来構造のものでは、水切り部
がカウンタ面の前後両端縁にしか形成されていないため
、カウンタ面の水洗い時、カウンタ面の左右端縁側から
水が床面し落下する恐れがあことから、カウンタ全面の
水洗いが一気に行なうことができないばかりでなく、グ
リル部内にも水が溢流落下する恐れがあり、また、シン
ク部内で洗浄された食器類等の乾燥も、カウンタ面に食
器類を積載して自然乾燥したり、あるいは布巾で拭いて
いることから、手間が掛るなどといった問題があった。

この発明は、上記の事情のもとになされたもので、その
目的とするところは、カウンタ全面の水洗い、及び食器
類の乾燥が簡便に行なうことができるようにしたキッチ
ンカウンタを提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記した課題を解決するために、この発明は、カウンタ
本体のカウンタ面にシンク部、作業台及びグリル部を並
設配置し、かつ前記カウンタ面の全周端縁しこ水切り部
を立上り形成するとともに、このカウンタ面の後端縁側
の水切り部の上端面を平坦なバックガード面としたキッ
チンカウンタであって、前記シンク部内とバックガード
面とに温風吹出口を設け、この各々の温風吹出口から温
風発生装置から分岐送風される温風を選択的に吹き出し
可能にしてなる構成としたものである。

［作　用］ すなわち、この発明は、上記の構成とすることによって
、カウンタ面の前後左右の全外周端縁及びグリル部の全
周縁が水切り部として立上り形成されているため、カウ
ンタ全面の水洗いが一気に行なえる。

また、シンク部内とバックガード面とに温風吹出口を設
けて、この各々の温風吹出口から温風発主装置から分岐
送風される温風を選択的に吹き出すようになっているた
め、シンク部内に収容された洗い済の食器類等や、バッ
クガード面に立て掛けられた組板等あるいはバックガー
ド面の上方にハンガー掛けされた布巾等の乾燥が容易に
行なえる。

［実　施　例］ 以下、この発明を図示の一実施例を参照しながら説明す
る。

第１図は、この発明に係るキッチンカウンタの全体外観
を示すもので、図中１は例えばステンレススチール製の
カウンタ本体で、その上面のカウンタ面２には、第１及
び第２の大小ダブルシンクからなるシンク部３．４、グ
リル部５及び作業台６が並設配置されている。

そして、上記カウンタ本体１のカウンタ面２は、第２図
及び第３図に示すように、前後左右の全外周端縁及びグ
リル部５の全周縁をそれぞれ立上り形成することにより
、水切り部２１．２２．２３゜２４．２５とし、カウン
タ面後端縁に立上り形成される水切り部２２は、上端面
２２ａを比較的広幅の平坦に形成して前方に向は下降傾
斜させたバックガード面としてなる構成を有する。

また、上記カウンタ本体１のカウンタ面２の前後両端縁
の水切り部２１．２２間に互いに対向する内側面には、
ガイドレール２６．２７が２段に段付き形成されていて
、このガイドレール２６．２７間に、例えば組板、食器
置き台あるいはシンクカバー等を兼ねる補助板７が前記
カウンタ面２上の左右長手方向に沿って摺動自在に設け
られている。

さらに、図中８は上記カウンタ本体１のカウンタ面２の
後端縁に立上り形成した水切り部２２のバックガード面
２２ａ上に配置した給水栓で、前記ガイドレール２６．
２７に沿って摺動する補助板７の摺動位置から離れた位
置に配置され、これによって、前記補助板７の摺動範囲
が前記カウンタ面２上の左右長手方向の全長に亘ること
を可能にしている。なお、図中９は前記カウンタ本体１
のカウンタ面２の後端縁に立上り形成した水切り部２２
のバックガード面２２ａに切欠き形成した洗剤容器等の
小物置き部で、前記した給水栓８と同様に、ガイ１くレ
ール２６．２７に沿って摺動する補助板７の摺動位置か
ら離れた位置に形成され、これによって、前記補助板７
の摺動範囲が前記カウンタ面２上の左右長手方向の全長
に亘ることを可能にしている。

さらにまた、図中１０は上記カウンタ本体１のカウンタ
面２下部に設置した温風発生装置である。

この温風発生装置１０は、第４図に示すように、分岐弁
１１及び第１、第２の送風管１２．１３を介して前記第
２のシンク部４内の側部に開口させた第１の温風吹出口
１４と、前記カウンタ本体１のカウンタ面２の後端縁に
立上り形成した水切り部２２のバックガード面２２ａに
開口させた第２の温風吹出口１５とに、それらのノズル
部１２ａ、１３ａを臨ませて温風を任意にかつ選択的に
送風可能にし、これによって、前記第１の温風吹出口１
４からの第２のシンク部４内への温風の吹き出しで、第
２のシンク部４内に収容された洗い済の食器類の乾燥を
行なうようになっているとともに、前記第２の温風吹出
口１５からの温風の吹き出しにより、前記バックガード
面２２ａ上に立て掛けられる組板等や、バックガード面
２２ａの上方にハンガー掛けされる布目］等の乾燥を行
なうような乾燥機能を備えているものである。また、第
４図に示すように、図中１６は前記カウンタ本体１のカ
ウンタ面２の第２のシンク部４上をカバーする蓋体で、
その上面１６ａに温風吹出口１７を開口させてなるとと
もに、前記した第１の温風吹出口１４からの第２のシン
ク部４内への温風の吹き出しで、第２のシンク部４内に
収納された食器類等の乾燥を効率良く行なうようになっ
ているものである。

［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、この発明によれば、カ
ウンタ本体のカウンタ面にシンク部、作業台及びグリル
部を並設配置し、かつ前記カウンタ面の全周端縁に水切
り部を立上り形成するとともに、このカウンタ面の後端
縁側の水切り部の上端面を平坦なバックガード面とした
キッチンカウンタであって、前記シンク部内とバックガ
ード面とに温風吹出口を設け、この各々の温風吹出口か
ら温風発生装置から分岐送風される温風を選択的に吹き
出し可能にしてなる構成としたことから、カウンタ全面
の水洗いが一気に行なうことができる。

また、シンク部内とバックガード面とに温風吹出口を設
けて、この各々の温風吹出口から温風発生装置から分岐
送風される温風を選択的に吹き出すようになっているた
め、シンク部内に収容された洗い済の食器類等や、バッ
クガード面に立て掛けられた組板等あるいはバックガー
ド面の上方にハンガー掛けされた布巾等の乾燥が容易に
行なうことができるというすぐれた効果を奏するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るキッチンカウンタの一実施例を
示す外観図、 第２図は同じく第１図■−■における断面図、第３図は
同じく第１図ｍ−ｍにおける断面図、第４図は同じく温
風発生装置の概略的説明図である。 １　・　・　・ ２　・　・　・ ２１、２ ２２ａ　　・ ３、４　・ ５　・　・　・ １０　・　・ １１　・　・ １２　・　・ １３　・　・ １４　・　・ １５　・　・ カウンタ本体、 カウンタ面、 ２．２３．２４．２５・・・水切り部、・・バックガー
ド面、 ・・シンク部、 グリル部、　　　　　６・・・作業台、・温風発生装置
、 ・分岐弁、 ・第１の送風管、１２ａ・・・ノズル部、／３ａ ・第２の送風管、ト↓４・・・ノズル部、・第１の温風
吹出口、 ・第２の温風吹出口。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）カウンタ本体のカウンタ面にシンク部、作業台及
   びグリル部を並設配置し、かつ前記カウンタ面の全周端
   縁に水切り部を立上り形成するとともに、このカウンタ
   面の後端縁側の水切り部の上端面を平坦なバックガード
   面としたキッチンカウンタであって、前記シンク部内と
   バックガード面とに温風吹出口を設け、この各々の温風
   吹出口から温風発生装置から分岐送風される温風を選択
   的に吹き出し可能にしたことを特徴とするキッチンカウ
   ンタ。