JPH02269522A - ピニオンカッタ - Google Patents

ピニオンカッタ

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JPH02269522A
JPH02269522A JP9116889A JP9116889A JPH02269522A JP H02269522 A JPH02269522 A JP H02269522A JP 9116889 A JP9116889 A JP 9116889A JP 9116889 A JP9116889 A JP 9116889A JP H02269522 A JPH02269522 A JP H02269522A
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JP
Japan
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cutting
tooth
teeth
cutting teeth
clearance angle
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JP9116889A
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JPH0698536B2 (ja
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Yoshiaki Nagasawa
長沢 義明
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、例えばステアリンク用のセクタギヤ等の、
微少な寸法差が付けられた複数枚の歯を備えたギヤを切
削、製造するためのピニオンカッタに関するものである
〈従来の技術と発明が解決しようとする課題〉従来、上
記セクタギヤのように、歯厚やオーバボール半径等の寸
法に微少な差か付けられた複数枚の歯を備えたギヤを切
削、製造するためのピニオンカッタとしては、第4図に
実線並びに−点鎖線で示すように、各歯に対応する切削
歯(4)の断面の寸法を相似的に変えることで、各切削
歯の切れ刃(41)・・・に寸法差を付けたものが用い
られている。
しかし、切削歯の断面の寸法を相似的に変えるには、極
めて微細な加工が必要となる。例えば、ギヤのオーバー
ボール半径を0 、01. mmずつ変えようとすると
、切削歯の歯厚方向に0 、003 mmの寸法差を付
ける必要があり、通常の機械加工では、精度良く加工す
ることが困難である。
この発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであって
、通常の機械加工で容易に製造することができ、しかも
、各切削歯における切れ刃の寸法差の精度が高いピニオ
ンカッタを提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するための、この発明のピニオンカッタ
は、歯車形の歯面に切れ刃を有し、歯幅の方向に逃げ角
を有する複数の切削歯を具備したピニオンカッタにおい
て、各切削歯の切れ刃のすくい面相互間に段差を設け、
各切削歯の切れ刃に、上記逃げ角に応じた寸法差を付け
ていることを特徴としている。
く作用〉 上記構成からなる、この発明のピニオンカッタにおいて
は、各切削歯の切れ刃のすくい面相互間に、比較的大き
な段差(寸法T)を設けることにより、歯厚方向には、
下記式(1)に基づいて、切削歯の切れ刃に微細な寸法
差Xを付けることができる。
x=2Ttanθ+  =lI] なお、式中の01は、切削歯の歯幅の方向に付与された
逃げ角のうち、歯厚方向の横逃げ角を示している。
また、歯丈方向には、下記式(I]に基づいて、切削歯
の切れ刃に微細な寸法差yを付けることができる。
y=Ttanθ2  =lI[) 式中の02は、切削歯の歯幅の方向に付与された逃げ角
のうち、歯丈方向の前逃げ角を示している。
〈実施例〉 以下、実施例を表す図面に基づき、この発明の詳細な説
明する。
第1図(aは、この実施例のピニオンカッタの外観と内
部構造とを示す半裁正面図であり、同図りb)は、この
実施例における切削歯の配列を模式的に示す展開図であ
る。これらの図に示すように、この実施例のピニオンカ
ッタは、円筒状の本体(1)と、本体(1)の外周面に
形成された複数の切削歯(2)・・・とを備えている。
円筒状の本体(1)は、その一方の端面に、円筒の内方
へ突印したフランジ(11)を備えており、このフラン
ジ(11)の内面(lla)か刃切盤のカッタ軸への取
り付は面になっていると共に、フランジ(11)の外面
には、カッタ軸にピニオンカッタを固定するためのキー
か嵌合されるキー溝(11,b )か形成されている。
切削歯(2)・・・は、上記本体(1)の外周面に、本
体(1)の軸方向に対して所定の角度(後述するZα)
傾斜されて、等間隔に配置されている。
各切削歯(2)・・・は、それぞれ、歯幅以外は同一寸
法に形成された、断面台形状のものであり、その一端に
は、本体(1)の軸線と直交する基準面に対し、横すく
い角乙αたけ傾斜されたすくい面(22)を有する切れ
刃(21)が形成されている。また、各切削歯(2)・
・・には、その歯厚および歯丈が、切れ刃(21)側の
一端から他端に向かって徐々に小さくなるように、歯幅
の方向に逃げ(横逃げ角Zθ1、前逃げ角乙θ2)が形
成されている。
そして、上記複数の切削歯(2)・・・のうち、第1図
山)(同図では切削歯を個々に区別するため(2a)・
・(2M)の符号を付与している)に示すように、左端
の4つの切削歯(2a)〜(2d)と、右端の4つの切
削歯(2j)〜(2n+)とは、前記横すくい角laだ
けすくい面(22)が傾斜されることによって生じるみ
かけ上の段差(S)のみを有し、実際には各すくい面(
22)間に段差がない状態になっており、各切削歯(2
a)・・・の切れ刃(21)・・は、同一寸法に形成さ
れている。
これに対し、切削歯(2d)の右隣の3つの切削歯(2
e)〜(2g)は、それぞれ、左隣の切削歯よりも、す
くい面(22)が段差(T)(みかけ上は段差(S)十
(T))だけ高く配置されているため、切れ刃(21)
の寸法が、前記式(1) (I[)に従って、逃げ角に
対応する分だけ、段階的に小さくなっている。
また、切削歯(2g)の右隣の3つの切削歯(2h)〜
(2j)は、左隣の切削歯よりも、すくい面(22)か
段差(T)(みかけ上は段差(S) −(T) )だけ
低く配置されているため、切れ刃(21)の寸法が、前
記式(■頁■)に従って、逃げ角に対応する分だけ、段
階的に大きくなっている。
上記各部からなる、この実施例のピニオンカッタによれ
ば、例えば、切削歯の横逃げ角乙θ1を2°、前逃げ角
乙θ2を4″とし、切削歯のすくい面相互間に、0.0
43romという機械加工の容易な、比較的大きめの段
差を設ければ、切れ刃の歯厚方向および歯丈方向に、共
に0 、003 mという微少な寸法差を付けることが
できる。
この実施例のピニオンカッタは、前述のように、月切盤
のカッタ軸にセラI・されて、第2図(al(b)に示
すステアリング用のセクタギヤ(3)に、各切削歯(2
a)〜(2111)の断面形状に対応した歯溝(A) 
〜(M)を切削し、複数のヘリカル状の歯(31)・・
・を形成するために用いられる。
そして、切削された歯溝(A)〜(M)は、第3図に示
すように、中央の歯溝(G)のオーバーボール半径が最
も大きく (歯溝の幅が小さく)、この中央の歯溝(G
)の両側の歯溝(F)(H)から、歯溝(E)(1)、
歯溝(D) (J)の順にオーバーボール半径が等間隔
(図の場合0.01mm間隔)で段階的に小さく(歯溝
の幅か大きく)なり、左右の4つずつの歯溝(A)〜(
D>並びに歯溝(J)〜(M)はオーバーポル半径が等
しいものとなる。
なお、これまでは、この発明のピニオンカッタについて
、図の実施例に基づいてのみ説明してきたか、この発明
のピニオンカッタは、上記実施例に限定されるものでは
ない。
例えば、各切削歯(2)・・のすくい面(22)におけ
る段差の量や段差の配列は、上記実施例には限定されず
、切削形成するギヤの歯の寸法差や歯の配列に対応した
、適宜の段差量や組み合わせとすることができる。
また、上記実施例では、各切削歯(2)・・のすくい面
(22)に横すくい角Zαが設けられていると共に、各
切削歯(2)・・・が本体(1)の軸方向に対して傾斜
されて配置されていたが、切削、形成するギヤの歯の形
状や、月切盤の種類によっては、すくい面(22)が本
体(1)の軸方向に直交する基準面と平行に設けられ、
切削歯(2)・が本体(1)の軸方向と平行に配置され
ていても良い。
その他の部分についても同様であって、この発明の要旨
を変更しない範囲で種々の設計変更を施すこきができる
〈発明の効果〉 この発明のピニオンカッタは、以上のように構成されて
おり、各切削歯の切れ刃のすくい面相互間に段差を設け
ることで、切削歯の歯幅の方向に付与された逃げ角に応
じて、切れ刃に微少な寸法差を付けることができるので
、通常の機械加工で容易に製造することができ、しかも
、各切削歯における切れ刃の寸法差の精度が高いものと
なる。
【図面の簡単な説明】 第1図(aJはこの発明のピニオンカッタの一実施例を
示す半裁正面図、同図山)はこの実施例における切削歯
の配列を模式的に示す展開図、第2図(aは上記ピニオ
ンカッタにより切削形成されるセクタギヤを示す正面図
、同図(b〉はこのセクタギヤにおける歯溝の形成面を
展開した展開図、第3図は上記セクタギヤの各歯溝にお
けるオーバーボール半径を示すグラフ、第4図は従来の
ピニオンカッタの切削歯を拡大して示す平面図である。 (2)・・・切削歯、 (T)・・・段差、(2I)・
・・切れ刃、(22)・・・すくい面。 セー′(−弔一÷升摩=

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、歯車形の歯面に切れ刃を有し、歯幅の方向に逃げ角
    を有する複数の切削歯を具備したピニオンカッタにおい
    て、各切削歯の切れ刃のすくい面相互間に段差を設け、
    各切削歯の切れ刃に、上記逃げ角に応じた寸法差を付け
    ていることを特徴とするピニオンカッタ。
JP9116889A 1989-04-11 1989-04-11 ピニオンカッタ Expired - Lifetime JPH0698536B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9116889A JPH0698536B2 (ja) 1989-04-11 1989-04-11 ピニオンカッタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP9116889A JPH0698536B2 (ja) 1989-04-11 1989-04-11 ピニオンカッタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02269522A true JPH02269522A (ja) 1990-11-02
JPH0698536B2 JPH0698536B2 (ja) 1994-12-07

Family

ID=14018946

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014161972A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Kashifuji:Kk スカイビングカッター及び内歯車の創成方法
JP2015202553A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 アイシン精機株式会社 スカイビング用カッター、非インボリュート歯車又は修正されたインボリュート歯車、歯車
JP2018153913A (ja) * 2017-03-15 2018-10-04 株式会社不二越 スカイビングカッタ
JP2018153914A (ja) * 2017-03-15 2018-10-04 株式会社不二越 スカイビングカッタ
JP2020075296A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 株式会社ジェイテクト 歯車加工装置及び歯車加工方法

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JP2020075296A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 株式会社ジェイテクト 歯車加工装置及び歯車加工方法

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