JPH0226880B2 - - Google Patents

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JPH0226880B2
JPH0226880B2 JP23473484A JP23473484A JPH0226880B2 JP H0226880 B2 JPH0226880 B2 JP H0226880B2 JP 23473484 A JP23473484 A JP 23473484A JP 23473484 A JP23473484 A JP 23473484A JP H0226880 B2 JPH0226880 B2 JP H0226880B2
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JP
Japan
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transfer
printing
sublimation
release layer
ink
Prior art date
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Expired
Application number
JP23473484A
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English (en)
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JPS61112687A (ja
Inventor
Yukio Terada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KINGU PURINTEINGU KK
Original Assignee
KINGU PURINTEINGU KK
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Publication date
Application filed by KINGU PURINTEINGU KK filed Critical KINGU PURINTEINGU KK
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Publication of JPH0226880B2 publication Critical patent/JPH0226880B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/025Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein by transferring ink from the master sheet
    • B41M5/035Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein by transferring ink from the master sheet by sublimation or volatilisation of pre-printed design, e.g. sublistatic

Landscapes

  • Printing Methods (AREA)
  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は捺染方法に関し、更に詳しくは、染料
と顔料とを用いた新しい捺染方法に関し、その目
的とする所は、従来の昇華転写捺染方法だけでは
不可能であつた色模様たとえば金、銀、パール、
白色等の色模様を昇華捺染と同時に簡便且つ経済
的に転写出来る方法を提供せんとするにある。
昇華転写捺染法については従来から各種の方法
が開発されており、たとえばフランス特許第
1223330号明細書、英国特許第647105号明細書、
特公昭38−15013号、特公昭39−18793号等を挙げ
ることが出来る。これ等従来公知の昇華転写捺染
方法では、昇華染料を使用するために色模様が限
定され、金、銀、パール、白色等の色模様は昇華
染料では全く表現出来ない。このためこれ等色調
の模様を表現するときには夫々別々に転写、捺染
を行なつているのが通常である。しかし最近染料
転写と金属粉転写とを同時に行ない得る転写シー
トが特開昭57−178891号として開発された。この
転写シートの作製には、終始一貫してグラビヤ印
刷を採用しており、このために下記に示す様な重
大な数多くの欠点が生ずる。即ち (A) グラビヤ印刷のため極めて不経済であるこ
と、 (B) 金属粉の印刷皮膜たとえば金色や銀色の印刷
皮膜が薄く、転写能が不充分であること、及び (C) 所望の基材への転写の際バインダーと共に転
写されるため、即ち染料の熱転移はバインダー
転写を伴うために、転写後の基材の洗濯及び摩
擦堅牢度が損なわれること 等である。
本発明の目的は上記従来技術の難点を解消し
て、昇華転写のみでは不可能な色調模様たとえば
金、銀、パール、白色等の模様をも同時に簡単且
つ確実に転写出来る捺染方法を開発することであ
り、本発明のこの目的は、(イ)平版印刷によつて作
られた昇華・転写捺染紙の上に、(ロ)スクリーン印
刷により所望の図柄にて、水溶性樹脂または糊材
を主成分とする剥離層を形成し、次いで該剥離層
の上に(ハ)同一の版を用いてスクリーン印刷により
非昇華性着色剤と熱可塑性樹脂とを主成分とする
インキ層を形成して得た転写紙を用いて、被転写
材とを重ね合せて加熱加圧することにより達成さ
れる。
即ち本発明に於いては、グラビヤ印刷を全く使
用しないために従来法のグラビヤ印刷に基づく難
点は生ぜず経済的に有利に行なうことが出来、ま
た熱転移の際にバインダー転写を伴うことが全く
ないので、転写後の洗濯及び摩擦等に対する堅牢
度も損なわれることは無い。また転写された金、
銀、パール、白色等の印刷皮膜も特に薄くはなら
ず、充分に転写が可能となる。このように本発明
に依れば昇華転写性のみでは全く不可能な金、
銀、パール、白色等の色調模様をも、昇華転写と
同時に且つ経済的に被転写材に確実に転写出来る
と共に、転写後の堅牢度を充分に保持出来るもの
である。加えて本発明法に於いてグラビヤ印刷を
用いずに平版印刷とスクリーン印刷との組合せで
行なうために、小ロツト、多品種の生産にも適合
し、この点からも極めて優れた方法である。
以下に図面を参照しつつ本発明を説明する。
本発明に於いては平版オフセツト印刷によつて
予め作製された昇華転写紙1の上に、剥離層4と
インキ層5とをこの順序で同一の版を用いて常法
に従つてスクリーン印刷し、乾燥して本発明転写
紙を得る。この際使用される昇華転写紙としては
平版印刷によつて作製されたものを使用する必要
がある。この理由の一つは、繊細な図柄を転写し
て再現させるためにはこの平版印刷によるのが極
めて容易であることであり、第2の理由は、後の
工程に於いて剥離層とインキ層とがスクリーン印
刷で行なわれるために、これ等スクリーン印刷と
平版印刷とを組合せることにより、小ロツト、多
品種の生産に極めて経済的に対応出来るからであ
る。本発明の昇華転写紙は上記の様に平版印刷に
より作製されている限り、広く各種の従来公知の
ものがいずれも有効に使用出来る。
本発明に於いて使用される剥離層4は、水溶性
樹脂または糊材を主成分とするものであり、具体
的に、たとえばメチルセルローズ、カルボキシメ
チルセルローズ、アラビアゴム、メイプロガム、
アルギン酸ソーダ、コーンスターチ、デキストリ
ン、ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリエチ
レングリコール、ヒドロキシプロピルセルロー
ズ、ヒドロキシエチルセルローズ等が挙げられこ
れ等を水溶液の形態で使用する。これ等剥離層に
は必要に応じて、該剥離層とインキ層との見当合
せを容易にするために少量の着色剤を含有せしめ
ることも出来る。本発明の剥離層が特に水溶性樹
脂または糊剤を主成分しているこは極めて重要な
ことであり、昇華転写紙の分散染料が水以外の有
機溶剤の殆どに対して少なくとも幾分かの溶解性
を有しているために、印刷時又は転写時の染料の
ブリード(即ち染料の溶出)によつて生ずる画線
の表面や周辺の汚染を水溶性樹脂又は糊材を使用
することにより、有効に防止することが出来る。
本発明に於いてはこの剥離層4は必要に応じて
複数層好ましくは2層設けても良い。たとえば第
4図にも示す通り剥離層を2層設けると、第2層
目の剥離層4′は熱溶融して層間剥離を起こし、
被転写体と転写紙との剥離作業が極めて容易とな
る効果がある。
本発明に於いて剥離層4の上に形成するインキ
層5は非昇華性着色剤と熱可塑性樹脂とを主成分
とするものであり、この際の熱可塑性樹脂として
は、たとえば塩化ビニルや酢酸ビニルの単独また
は共重合体、ポリエステルまたはそのスチレン変
性物、ポリアマイド等を具体例として例示出来、
また非昇華性着色剤としては、金色、銀色、パー
ル色、白色等の如き、昇華性分散染料では表現出
来ない着色剤が好ましい。
かくして得られた本発明転写紙を被転写材と重
ね合せて加熱加圧して捺染を行なう。この際の加
熱加圧条件としても特に制限はなく広い範囲で適
宜に決定すれば良いが、たとえば通常は180〜220
℃、1〜10Kg/cm2程度の加熱加圧である。
本発明の方法は上記の如き特徴を有するために
広く各種の分野で利用出来、たとえば衣料品、広
告用のぼりや旗、垂れ幕、横断幕ばかりでなく、
電照表示板として使用出来る。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。但し下記の例に於いては組成上の数値は特に
断わらないかぎり重量比を示す。
実施例 1 第1図に示す様に、予め平版印刷によつて作ら
れた昇華性転写捺染紙1の上に、所望の模様を剥
離層4として12%メイプロガム水溶液にてスクリ
ーン印刷する。乾燥後更に同一の版を用いて次の
組成よりなるインキで以てスクリーン印刷を行な
つてインキ層5を形成する。
<インキ組成> 真鍮粉末………50 スチレゾール4440(スチレン化アルキツド樹脂:
大日本インキ社製)………50 インキが完全に乾燥した後第2図の如くポリエ
ステル布帛6と印刷面とを重ね合せて210℃25秒
加熱加圧すると昇華転写捺染された模様3と同時
に美しい金色の模様5が転写された。こうして出
来た捺染布は昇華転写部も金色転写部もともに風
合の良い諸々の堅牢度に富んだ仕上がりとなつ
た。
但し第1〜2図に於ける2は昇華転写紙1のベ
ースシートである。
実施例 2 実施例1の剥離層4及びインキ5として次の組
成のものを用い、その他すべて実施例1と同じ方
法で行なうことによつて同様の効果のものが得ら
れた。
<剥離層の組成> ブリリアントカーミン6B………1 アルギン酸ソーダ15%水溶液(スノーアルギン
SSLフジケミカル)………99 <インキ組成> 真鍮粉………40 ポリエスターTP220(日本合成化学製)………30 ポリエスターXLP−036(日本合成化学製)……
…30 実施例 3 実施例2に於いて、使用するインキを下記組成
のインキとし、その他はすべて実施例2と同様に
処理した。
<インキの組成> 真鍮粉………40 ポリエスターTP220………40 リン酸トリフエニル(可塑剤)………20 実施例 4 実施例2に於いて、剥離層4としてヒドロキシ
プロピルセルローズ(HPC L:日本曹達社製)
の20%水溶液の組成のものを使用し、その他はす
べて実施例2と同様に処理した。
実施例 5 第3図に示す様に、平版印刷によつて作られた
昇華転写紙1の上に、同一スクリーン印刷版で所
定の図柄を下記の組成から成る2つの剥離層4及
び4′を重ね刷りする。この際の剥離層4及び
4′の夫々の組成は4はアルギン酸ソーダ15%水
溶液、4′はヒドロキシプロピルセルローズ20%
水溶液である。
乾燥後更にこれ等剥離層と同一スクリーン版を
以て次の組成からなるインキを印刷する。
<インキの組成> パール顔料(イリジオン100シルバー パールメ
ルク社)………10 ビニル系樹脂(#300デンカラツク電気化学)…
……60 デイオクチルフタレート………20 シクロヘキサノン………10 こうして出来た転写紙の印刷面をポリエステル
繊維と重合させ210℃25秒加熱加圧することによ
り、真珠光沢の淡い模様の入つた風合の良い捺染
物が得られた。
実施例 6 予め、平版にて赤ベタの印刷された昇華転写紙
上に抜き文字でメイプロガム12%水溶液を剥離層
として、スクリーン印刷し、乾燥後同一版で次の
組成のインキを印刷する。
<インキ組成> 酸化チタン………40 #300デンカラツク………50 シクロヘキサノン………10 かくして作つた転写紙の印刷面を、無色透明な
ポリエステル板と重ね合せ210℃、25秒加熱、加
圧して転写させる。出来上がつた転写物は、赤文
字以外の部分が白色となり、赤文字部分を充分に
光が透過する効果的な電照用表示板となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明法に於いて使用する転写紙を、
第2図はこれを用いて転写する状態を示す図面で
ある。また第3図は本発明の転写紙の他の一例を
示し、第4図はこれを用いた転写状態を示す図面
である。 1……平版印刷による昇華性転写紙、2……ベ
ースシート(紙)、3……昇華転写インキ層(平
版印刷による)、4……剥離層1(スクリーン印刷
による)、4′……剥離層2(スクリーン印刷によ
る)、5……非昇華性着色剤インキ層(スクリー
ン印刷による)、6……被転写材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ)平版印刷によつて作られた昇華・転写捺染
    紙の上に、(ロ)スクリーン印刷により所望の図柄に
    て、水溶性樹脂または糊材を主成分とする剥離層
    を形成し、次いで該剥離層の上に(ハ)同一の版を用
    いてスクリーン印刷により非昇華性着色剤と熱可
    塑性樹脂とを主成分とするインキ層を形成して得
    た転写紙を用いて、これと被転写材とを重ね合せ
    て加熱加圧することを特徴とする捺染方法。 2 上記剥離層を複数層形成する特許請求の範囲
    第1項に記載の捺染方法。
JP23473484A 1984-11-07 1984-11-07 捺染方法 Granted JPS61112687A (ja)

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JP23473484A JPS61112687A (ja) 1984-11-07 1984-11-07 捺染方法

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JP23473484A JPS61112687A (ja) 1984-11-07 1984-11-07 捺染方法

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JPH0239986A (ja) * 1988-07-29 1990-02-08 Nissha Printing Co Ltd 艶消し転写材の製造方法
JPH0295882A (ja) * 1988-10-03 1990-04-06 Kakinami Shokai:Kk 転写印刷紙製造法
CN102212970B (zh) * 2011-03-30 2012-08-08 江苏龙达转移印花纺织品有限公司 金银粉转移印花贴纸的生产工艺及其设备

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