JPH02268697A - 光学活性化合物の製造法 - Google Patents

光学活性化合物の製造法

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JPH02268697A
JPH02268697A JP9126989A JP9126989A JPH02268697A JP H02268697 A JPH02268697 A JP H02268697A JP 9126989 A JP9126989 A JP 9126989A JP 9126989 A JP9126989 A JP 9126989A JP H02268697 A JPH02268697 A JP H02268697A
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optical rotation
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JP9126989A
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Fumio Moriuchi
文夫 森内
Yasushi Yano
裕史 矢野
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Arakawa Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Arakawa Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光学活性化合物の製造法に関する。さらに詳し
くは液晶混合物の成分として添加されるカイラルドーパ
ントの合成原料または医薬、lji薬等の原料として有
用な光学活性化合物の製造法に関する。
(従来の技術) 従来より、液晶混合物には、スメクチック液晶またはネ
マティック液晶にそわ自体は液晶性を示さないが光学活
性を有するカイラルな化合物を添加することによっても
応答速度の速い液晶混合物か得られることが知られてい
る。この液晶混合物は用いられる光学活性化合物および
液晶モノマの種類とそわらの組成比または相溶性等によ
り、液晶混合物としての性能が大きく異なるため液晶材
料の探索の範囲が広まり、それぞわの目的に合致した液
晶混合物を得るための光学活性化合物に対する要望が強
くなってきている。
しかしながら、一般に微生物による発酵により、または
天然物として比較的容易に入手しつるアミノ酸、有機酸
、糖等を除いては光学活性化合物の人手は困難である。
特に前記スメクチック液晶またはネマティック液晶へ添
加して使用され、かつスメクチック液晶またはネマティ
ック液晶との相溶性の高い光学活性化合物を得る技術は
完成さねていない。
すなわち、従来行われていた生化学的手法または有機化
学的手法による光学活性化合物の合成法では適用範囲が
狭く次のような欠点を有している。
たとえば、生化学的手法としてはパン酵母やデヒトロケ
ナーセを利用する不斉合成法かあげられるか、この方法
では用いられる基質の水への溶解性により化学収率、光
学純度が著しく低下する傾向があり、一方、水へ溶解し
ない化合物についてはこわらの方法を用いる有意性が認
められない。
他の生化学的手法として、有機溶媒中でリパーセを用い
てトリブチリンと第2級アルコールとを不斉エステル交
換反応させる方法があげられるが、この方法では反応速
度が非常に遅く、しかも得られる光学活性化合物がブチ
ルエステルに限定されるため目的化合物を得るにはさら
に数ステップの合成が必要になるという欠点かある。
一方、有機化学的手法を用いる場合には使用される基質
によって光学純度、化学収率が低く、得られる光学活性
化合物か低分子のものに限定されている場合が多く、ス
メクチック液晶またはネマティック液晶へ添加して液晶
混合物を調製するのに利用可能な光学活性化合物の合成
は困難である。
(発明が解決しようとしている課題) 本発明の目的は既存のスメクチック液晶またはネマティ
ック液晶との相溶性がよく、しかもPs値の大きな液晶
混合物の原料となりつる光学活性化合物を容易に製造し
つる方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) (式中、Aはハロゲン原子、シアノ基、メトキシ基また
は−GOOR’基を示す。ここで11は炭素数1〜6の
アルキル基である。)で表わされるラセミアルコールお
よび、2,2.2−トリクロロエタノルの脂肪酸エステ
ル(脂肪酸の炭素数2〜16)または−数式(■): 142C= CR2−0−GO−R3(n )(式中、
R2は水素原子またはメチル基、R3は炭素数 1〜8
のアルキル基を示す)で表わされるビニル脂肪酸エステ
ルにエステラーセ活性を有する酵素を作用せしめて、ラ
セミアルコールの(R)体のみを選択的にエステル化合
物とした後、未反応の(S)体のアルコールと分離する
ことを特徴とする光学活性化合物の製造法に関する。
本発明で製造される光学活性化合物は、(式中、Aは前
記と同じ。)で表わされる光学活性化合物(以下、−数
式(III)で表わされる(R)体のアルコールを(R
) −(Ill)アルコール、(S)体のアルコールを
(S) −(111)アルコールともいう)および、 (式中、Aは前記と同じ。R4は炭素数 1〜15のア
ルキル基である。)で表わされる光学活性化合物(以下
、−数式(rV)で表わされる(R)体のエステルを(
、R)−(TV)エステル、(S)体のエステルを(S
)−(rV)エステルともいう)である。
一般式(TV)で表ねされる光学活性エステルは一般式
(III)で表ねされる光学活性アルコールに対応する
脂肪酸エステルである。すなわち−数式(rV)で表ね
される光学活性エステルにおいてR4は製造の際に使用
する前記2,2.2−1−リクロロエタノールの脂肪酸
エステルまたは一般式(II )で表わされるビニル脂
肪酸エステルの脂肪酸のアルキル基に対応するものであ
る。
ここでAはハロゲン原子、シアノ基、メトキシ基または
−GOOR’基であり、R1は炭素数1〜6のアルキル
基である R1の炭素数は6を越えても本発明の製造上
特に問題はないが、R1の炭素数が6Mえると原料コス
ト面で不利となる。また、R4の炭素数は 1〜15、
好ましくは2〜12のアルキル基である。R4の炭素数
が15を越えると該化合物を液晶混合物に誘導した場合
に液晶混合物としての好ましい性能が期待しがたい。な
お、本明細書にいうアルキル基とはハロゲン化アルキル
を含む概念であり、またアルキル基中には不斉炭素を有
していてもよいものである。
ここに、−数式(rV)で表ねされる光学活性化合物は
既存の多くの液晶性物質と相溶性が高いカイラルドーパ
ントの合成原料として有用である。
さらに、本発明で製造される光学活性化合物はいずれも
医薬、農薬、香料等の原料としても好適に用いることか
できるものである。
次に本発明の光学活性化合物の製法について説明する。
本発明では一般式(III)および−数式(IV)で(
式中、Aは前記と同し)で表わされるラセミアルコール
を光学分割することにより製造する。
本発明の製法においては、前述のごとく一般式(I)で
表わされるラセミアルコールと、2,2.2−トリクロ
ロエタノールの脂肪酸エステル(脂肪酸の炭素数2〜!
6)または−数式(■):H2C= CR2−0−Co
−R3(II )(式中、R2は水素原子またはメチル
基、R3は炭素数1〜8のアルキル基を示す)で表わさ
れるビニル脂肪酸エステルとの反応が、有機溶媒中、エ
ステラーゼ活性を有する酵素を用いて行なわれる。
エステラーゼ活性を有する酵素はラセミアルコールの(
R)体のみを選択的にエステル化するため、該反応によ
り(R)−(IV)エステルと(S) −(III)ア
ルコールが得られる。また、(R)−(TV)エステル
は苛性アルカリを用いた加水分解等により(R) −(
III)アルコールに、(S) −(III)アルコー
ルはエステル化により(S>−(IV)エステルになし
つる。
数式(I)で表わされるラセミアルコールを得る方法に
は特に制限はなく該化合物かえられる方法であるかぎり
如何なる方法によってもよい。
たとえば、バラブロモアセトフェノン、バラシアノアセ
トフェノン、バラメトキシアセトフェノン、バラアルコ
キシカルボニルアセトフェノン、メタブロモアセトフェ
ノン等の一置喚アセトフェノンを水素化ポウ素すl・リ
ウム等でぶ元すわば数式(I)で表わされるラセミアル
コールが得られる。
前記2,2.2−1−リクロロエタノールの脂肪酸エス
テル(脂肪酸の炭素数2〜+6)または数式(11) %式%) (式中、R2は水素原子またはメチル基、R2は炭素数
1〜8のアルキル基を示す)で表ねされるビニル脂肪酸
エステルはアシル化剤として用いられる。これら、脂肪
酸の炭素数は得られる(R)−(rV)エステルのR4
の炭素数の値に対応しており、脂肪酸の炭素数を適宜選
択して用いることにより目的に応じた化合物が得られる
前記2,2.2−トリクロロエタノールの脂肪酸エステ
ルの具体例としては、たとえば2.2.2−トリクロロ
エチルアセテート、2,2.2−トリクロロエチルブチ
レート、2,2.2−トリクロロエチルヘプタノエート
等があげられる。
また、前記ビニル脂肪酸エステルの具体例としでは、た
とえば、インプロペニルアセテート、ビニルアセテート
、ビニルバラレート、ビニルオクタノエート等があげら
れる。なお、−数式(II)で表ねされるビニル脂肪酸
エステルの13のアルキル基の炭素数が1〜8であるの
は、8を越えるばあいにはビニル脂肪酸エステルの合成
が困難であり、経済的に不利なためである。
+if記エステラーセ活性を有する酵素とは、アシル化
剤を用いて有機溶媒中で一般式(I)で表わされるラセ
ミアルコールのうちの(R)体のみを不斉的にエステル
化しうるものであれば何ら制限なく使用することができ
、微生物由来のものでも、動物由来のものでも、また市
販のものでもよい。かかる酵素の具体例としては、たと
えば微生物由来の酵素であるシュードモナス・アエルギ
ノーサ(Pseudomonas acruginos
a)などのシュードモナス属、アクロモバクテリウム・
ビスコスム(Achromobacterium vi
scosm)などのアクロモバクテリウム属、キャンデ
ィダ・シリンドラセ(Candida Cylindr
acea)などのキャンディダ属に属する微生物から産
生された酵素など、また動物由来の酵素としては豚の膵
臓から産生された酵素等があげられるが、何らこわらに
限定されるものではない。
これらの酵素の市販品としてはまたとえば、リパーゼ「
アマノJP(大野製薬(株)製、商品名)、リパーゼ東
洋(東洋醸造(株)製、商品名)、バンクレアチンリパ
ーゼ(大野製薬(株)製、商品名)、バンクレアチンリ
パーゼ(シグマ(株)製、商品名)、リパーゼB(和光
紬薬(株)製、商品名)、リパーゼMY(名糖産業(株
)製、商品名)などかあげられる。
本発明の製法に用いられるは有機溶媒は、−数式(I)
で表ねされるラセミアルコールおよびアシル化剤を溶解
し、エステラーゼ活性をh−する酵素の酵素活性を阻害
しないなどの要件を満たすかぎり特に限定なく使用しつ
る。このような有機溶媒の具体例としては、たとえばジ
エチルエーテル、メチルエチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテル、0−ヘキサン、シクロヘキサン、n−へブ
タン、トルエン等があげられる。
本発明における一般式(I)で表わされるラセミアルコ
ール、アシル化剤およびエステラーゼ活性を有する酵素
を含む有機溶媒の調製法にはとくに限定はなく、たとえ
ば−数式(I)で表ねされるラセミアルコール、アシル
化剤およびエステラーゼ活性を有する酵素を有機溶媒に
加えて調製してもよく、そわらを別々に溶かすかまたは
分散させた液を混合して調製してもよく、さらには溶解
させにくいが加熱溶解しうるもののみを先に溶解させた
のち他のものを加えて調製してもよい。
数式(I)で表わされるラセミアルコールとアシル化剤
の使用割合は一般式(I)で表わされるラセミアルコー
ル 1モルに対してアシル化剤0.5〜2.0モルを使
用するのが好ましく、 1〜25モル使用するのがさら
に好ましい。前記使用割合が0.5モル未満の場合には
一般式(I)で表わざわるラセミアルコールの(R)体
よりモル量で少なくなるため、(R)体のすべてをエス
テル化することができなくなり、また2、0モルを越え
るばあいには使用したアシル化剤の中で反応に1iJ1
与しなくなる割合が増加するため、経済性か低下する。
またエステラーゼ活性をイアする酵素の使用■は、−数
式(I)で表わされる化合物1モルに対して10〜60
0gが好ましく、さらには100〜500gが好ましい
。前記使用量か 10g以下の場合には反応速度が遅く
経済的に不利であり、600gを越える場合には反応速
度に比へて酵素か過剰になり過ぎ経済的に不利となる。
さらに−数式(I)で表わされるラセミアルコールおよ
びアシル化剤の合計使用量の割合は、こわらを有機溶媒
にとかした溶液の重量に対して01〜50%(重h1%
、以下同様)が好ましく、さらに好ましくは10〜30
%である。前記使用割合が0.1%未満の場合には反応
液量の割には収量が少なくなる傾向かあり、経済的に不
利となる。また50%を越える場合には濃度が高すぎる
ため反応速度が低下し収量が低くなる。
本発明の製法においてはエステラーゼ活性を有する酵素
を使用するため、通常10〜40℃、好ましくは25〜
30℃の反応温度が採用される。
反応時間は一般式(I)で表わされるラセミアルコール
やエステラーゼ活性を有する酵素の種類、−数式(I)
で表わされる化合物、アシル化剤およびエステラーゼ活
性を有する酵素の使用割合、撹拌状態などにより異なり
、−概に規定てきないか通常は1〜150時間、好まし
くは24〜96時間程度である。
反応の終了はガスクロマトグラフィー法で一般式(I)
で表わされるラセミアルコールのエステルへの変換率を
測定し、該変換率が一定になることによりて確かめられ
る。
かくして得られた反応混合物はまずろ過などによってエ
ステラーゼ活性を有する酵素が除かれる。そののち、要
すわば有機溶媒などを除去したのち、たとえばシリカゲ
ルクロマトグラフィーにより(R)−(IV)エステル
と(S) −(III)アルコールとに分離される。さ
らに、このようにして分離さねたものにアシル化反応に
よって生成したアルコール等または未反応のアシル化剤
か混入している場合には蒸留などの方法により鯖製すれ
ばよい。なお、カラムクロマトグラフィーの展開溶媒と
しては、たとえば酢酸エチル/n−ヘキサン混合液(酢
酸エチル/n−ヘキサンか容量比て1/4〜1/20の
もの)、クロロホルム/メタノール混合液(クロロホル
ム/メタノールか容[11比でI/10〜I/40のも
の)などを用いるのかよい。
また、11汀記分離した使用済のエステラーゼ活性をイ
アする酵素は再使用しつる。
同定は、’H−N!t4Rスペクトルおよび比旋光度な
どを測定することによフて行なわわる。
さらに得られた(R)−(TV)ニスデルは酵素的もし
くは化学的方法などにより加水分解−t−、hば容易に
(S) −(III)アルコールの鏡像体である(R)
 −(III)アルコールになしつる。また、(S)−
(1)アルコールはエステル化すわば(R)−(IV)
ニスデルの鏡像体である(S)(rV)エステルになし
つる。
このようにして−数式(1)または−数式(11)で表
わされる光学活性化合物を80〜90%の収率でうるこ
とができる。
以下、実施例をあげて本発明を説明するが、本発明はこ
わら実施例に制限されるものではない。
実1施例1(1) 無水ジエチルエーテル180 n+1中に(±)−1−
パラブロモフェニルエタノール20.1g(0,1モル
)および2,2.2−トリクロロエチルブチレート22
.4g(0,102モル)を溶解し、次いでリパーゼP
「アマノJ (天野製薬味製、商品名) 47.1gを
加え、よく分散するように撹拌しながら25℃で45時
間反応させた。反応は8時間毎にガスクロマトグラフィ
ーによりエステルの変換率を追跡することにより行フた
。エステルへの変換が一定となり、反応の終了を確認し
た凌、吸引濾過によりリパーゼを除去した。
濾液を濃縮後、シリカゲルクロマトグラフィー(n−ヘ
キサン/酢酸エチル=471(容量比))で(−)−1
−パラブロモフェニルエタノールおよび2.2.2−1
−リクロロエタノールを含む留分と(+)l−パラブロ
モツユニルエチルブチレートおよび2.2.2−トリク
ロロエチルブチレートを含む留分の2つに分離した。そ
ののち、この2つの留分をそわぞわ減圧濃縮し、減圧蒸
留して(−)−1−パラブロモフェニルエタノール9.
5 g  (llltj95%)および(+) −+〜
パラブロモフェニルエチルブチレー1−12.73(収
率94%)を得た。
さらに、得られたもののうち(+) −+−バラブロモ
フェニルエチルブチレートは水酸化カリウムの1Mエタ
ノール溶液て加水分解した後、濃縮し、エチルエーテル
で抽出して(+) −+−パラブロモフェニルエタノー
ル9.0g(収率9o%)に変換した。
なお、得られた化合物はIll−NMRスペクトル分析
法により分析し、各化合物であることを確認した。以下
に、’II−NMRスペクトル分析結果および比旋光度
の測定結果を示す。
(−)−+−バラブロモフェニルエタノール比旋光度:
 [a ]”、= −:17.5” (C−1,OO,
CICllCl5)II−N (300MIIZ、(:
D(:13中、δ値(ppm)  )1.44(d、3
tl) 、 1.79(br、s、1ll)、4.84
(q、]旧、7.22(d、2H) 、 7.47(d
、2H)(+) −1−パラブロモフェニルエチルブチ
レート比旋光度:[α]”o= + 74.3° (C
−1,01,、G11CI3)’lbNMR(300M
Hz、CDC1a中、δ値(ppm)  )  :0、
!II(t、3H) 、 1.48(d、3+1)、1
.63(m、211)、2.28(j、2)1) 、 
5.82(q、]l)、7.20(d、2)1)、7.
45(d、2+1) (+) −1−パラブロモフェニルエタノール比旋光度
: [a ]”、)= + 38.1 (C1,05,
[1:HCl+)IトNMR(300Mtlz、CDC
1z’t’ 、  δ値(ppro)  )  :1.
44(dJH) 、 1.79(br、s、1tl)、
4.84(q、IH)、7.22(d、211) 、7
.47(d、211)〈±)−1−パラブロモフェニル
エタノールの代りに(±)−1−パラシアノフェニルエ
タノールを用いること以外は実施例1の(1)と全く同
様の操作を行い、  (−)−1−パラシアノフェニル
エタノール6.7g(収率91.3%)、(+)−1−
パラシアノフェニルエチルブチレート10.5g(収率
90.0%)、(+)−1〜バラシアノフェニルエタノ
ール6(収率88.0%)を得た。
なお、待られた化合物は’HーNMRスペクトル分析法
により分析し、各化合物であることを確認した。以下に
、’+1ーNMRスペクトル分析結果および比旋光度の
測定結果を示す。
(−) −1−パラシアノフェニルエタノール比旋光度
: [ α]20o=  43.2° (C−1.02
,CHCla)It−NMR ( 300Mtlz,C
DCI*中,δ値(ppm)  )  :1、45(d
.311)  、   2.62(br.s.ltl)
   、4.89(q.IIIン、7、44(d,21
−1)  、 7.58(d,211)(+)−1−バ
ラシアノフェニルエチルブヂレート比旋光度 [ α]
”o” + 92.2° (C−1.01,CflCl
3)It−NMR ( 300Mtlz,CDにI,中
、δ値(ppm)  )0、91ft,3+1) 、 
1.48(d,311)、1.6:](m,211)、
2、28ft,2H) 、 5.88(q.lll)、
7.41(d.2旧、7、56(d,2H) (+) −1−パラシアノフェニルエタノール比旋光度
: [ a ]”o= + 44.5° (C・]、0
5j:tlc11)’II−NMR( 300MHz.
CDCl2中、δ値(ppm)  )1、45(d,3
11) 、 2.62(br.s,Iff)、4.89
(Q.III)、7、44(d,211)、7.58(
d,211)(±)−1−パラブロモフェニルエタノー
ルの代りに(±)−1−パラエトキシカルボニルフェニ
ルエタノールを用いること以外は実施例1の(1)と全
く同様の操作を行い、(−)−1−バラエトキシカルボ
ニルフェニルエタノール8.9g(収率92,0%)、
(+)−1−パラエトキシカルボニルフェニルエチルブ
チレート13.2g(収率94.0%)、(+) −1
−バラエトキシカルボニルフェニルエタノール8.8に
(収率91,0%)を得た。
なお、得られた化合物は’IIーIJMRスペクトル分
析法により分析し、各化合物であることを確認した。以
下に、’ItーNMRスペクトル分析結果および比旋光
度の測定結果を示す。
(−)−1−バラエトキシカルボニルフェニルエタノー
ル 比旋光度: [ Cf J20n=  37.2°(に
−].O1.(:lIcl*)’tl−NMR ( 3
00MHz,CDC1.中,δ値(ppIll)  )
  :1、35(d.:III)、  1.46(d,
3+1)、 2.29(br.s,III)、4、33
(Q,2H) 、 4.91(q,111)、7.41
(d.211)、7、g7(d,211) (+)−1−バラ二t・キシ力ルポニルフェニルエヂル
ブチレート 比旋光度.[α]2°o= + 79.3° (C−1
.01,CIICII)lhNMR ( 300MII
Z.CDCl2中,δ値(ppm)  )0、91it
,3N) 、 1.35T1311>、1.4!l(d
.:III)、2、28(t.2N) 、 4.3:]
(4.211)、5.92(q.lll)、7、39(
d,211) 、 7.96(d,2+1)(+)−1
−バラエトキシカルボニルフェニルエタノール 比旋光度: [ a ]”n= + 381 (C−1
.02,CflCl:+)H−NMII  (  30
0Mtlz,CDClr中 、  δ イ直 (ppm
)   )1、35(d,3+1>  、 1.46f
d.311)、2.29(br.s.]tl)、4、:
11(q,211)  、  4.!II(q,111
)、 7.41(d,2)1)、7、97(d,211
) (±)−1−パラブロモフェニルエタノールの代りに(
±)−1−メタブロモフェニルエタノールを用いること
以外は実施例1のく1)と全く同様の操作を行い、(−
)−1−メタブロモフェニルエタノール93g(収率9
3.0%)、(+)−1−メタブロモフェニルエチルブ
チレート+3.6g(収率95.0%)、(+) −1
−メタブロモフェニルエタノール9.2g(収率920
%)を得た。
なお、fiJら打た化合物は’II−NMRスペクトル
分析法により分析し、各化合物であることを確認した。
以下に、’+1−NMRスペクトル分析結果および比旋
光度の測定結果をボす。
(−) −]−メタブロモフェニルエタノール比比旋光
度 [α]”、=−34,0’  (C−1,03,C
旧:13)It−IR(300Mtlz 、 CDC1
,、中、δ値(ppm)  )44(d、311) 、
 2.03(brS、l旧、 4.82 (q、 11
)、7.16〜728(巾、2H)、7.37(d、I
II)。
7.51(s、1tl) (+) −1−メタブロモフェニルエチルブチレート比
旋光度: [α]”、 = + 75.8”  (C−
1,Ol、C)fClt)IトNMR(300MHz、
CDCl0中、δ値(pprn)  )  :0.91
(t、311> 、 1.48(d、311)、1.6
:](m、28)、2.28(t、211)  、 ’
、+、90(q、1lI)、7、HN3.25 (m、
211)、7.35(d、1tl)、7.48(s、M
l) (+) −1−メタブロモフェニルエタノール比旋光度
・ [α) ”n= + 35.4° (C・103.
clIcll)If−NMR(300MIlz、CDC
l、中、δ値(ppm)  )1.44(d、111)
 、 2.0:1(br、s、1it)、4.82(q
、III)、7、l[i 〜7.28(m、211)、
7.37(d、III)、7.51(s、IH) (±)−1−パラブロモフェニルエタノールの代りに(
±)−1−メタメトキシフェニルエタノールを用いるこ
と以外は実施例1の(1)と全く同様の操作を行い、(
−)−1−メタメトキシフェニルエタノール70g(収
* 92.0%)、(+) −1−メタメトキシフェニ
ルエチルブチレート112g(収率94,0%)、(+
)−1−メタメトキシフェニルエタノール69g(収率
91.0%)を得た。
なお、得られた化合物は’+1−NMIIスペクトル分
析法により分析し、芥化合物であることを確認した。以
下に、’H−NMRスペクトル分析結果および比旋光度
の測定結果を示す。
(−)−1−メタノI・キシフェニルエタノール比旋光
度: [α]”o ”  43.3”  (C・!、0
2.CHCl:+)II−NMII (300M1lz
、[:DCl、、中、δ値(ppm)  )  :1.
46(d、:IN) 、 2.Q3(br、s、III
)、3.77(s、:IH)、4.83(q、lHl 
、 6.79(m、1tl)、6.92(m、2tl)
、7.24(+、、Il+) (+)−1−メタメトキシフェニルエチルブチレト 比旋光度: [a l”n= + 93.1”  (C
1,Ol、(:HCh)It−NMR(3tlOMHz
、CDCIt中、δ値(ppm)  )  :0.91
(t、3+1)、  1.48(d、:111)、 1
.63(+n、211)、2.28(t、2H) 、 
3.77(s、:III)、5.84(q、]旧、8.
77(m、1lI)  、 6.89(m、211)、
 7.19(t、、I)I)+)−1−メタメトキシフ
ェニルエタノール比旋光度= [α]20.= + 4
41 (Ci、02.[:HClt)’IINMR(3
00MIIz、CDC1v中、δ値(ppm>  ) 
 :1.46(d、311) 、2.03(br、s、
111)、3.77(s、311)、4.8:1(ql
tl> 、 6.79(m、IH)、6.92(+n、
211)、7.24(i、、l1l) 実施例2(1) 2.2.2−)−リクロロエチルブチレートの代りに2
.2.2−トリクロロエチルヘブタノエ−1・を用いる
こと以外は実施例1の(1)と仝〈同様の操作を行い、
1)−1−パラブロモフェニルエタノール9.3g(収
率93.0%)、(+)−1−パラプロ干フェニルエチ
ルヘプタノエート−15,4g(収率’J4.O%)、
(+) −]−パラブロモフェニルエタノール9.1g
(収率91,0%)を得た。
なお、得られた化合物は’II−NMRスペクトル分析
法により分析し、各化合物であることを確認した。以下
に、’II−NMRスペクトル分析結果および比旋光度
の測定結果を示す。
(−)−]−パラブロモフェニルエタノール比旋光度:
 [α]”n= −37,4” (1’ニーt、02.
CHCl、)It−NMR(:lOOMIIZ、CDに
l:l中、δ値(ppIll))実施例1の(1)と全
く同様の結果となった。
(+)−1−パラブロモフェニルエチルヘブタノエ−1
・ 比旋光度 [α]”l、= + 62.5° (C・1
.01.ClICl3)II−NMR(300MHz、
CDCl、中、δ値(ppm)  )0.84(t、:
l1l)、  1.25(br、s、611)、1.4
8(d、311)、1.58(m、2N) 、 2.2
9(t、2旧、5.82(Q、II+)、7.20(d
、2+1)  、  7.45(d、211)(+) 
−1−パラブロモフェニルエタノール比旋光度、[Cl
”n= + 37.4° (C−1,02,CtlCl
a)’It−NMR(3011MHz、CDCl3中、
δ値(ppm)  )  :実施例1の(1)と全く同
様の結果となった。
2.2.2−トリクロロエチルブチレートの代りに2.
2.2−1−リクロロエチルヘブタノエートを用いるこ
と以外は実施例1の(2)と全く四扛の操作を行い、(
−) −1−パラシアノフェニルエタノール1i、J(
収率920%)、(+) −1−バラシアノフェニルエ
チルへブタノエート13.8g  (収率940%)、
(+) −1−パラシアノフェニルエタノール6.7g
(収率9J、0%)を得た。
なお、得らねた化合物は’H−N)I!Rスペクトル分
析法により分析し、各化合物であることを確認した。以
下に、’II−NIJRスペクト・ル分析結果および比
旋光度の測定結果を示す。
(−)−1−パラシアノフェニルエタノール比旋光度’
  [α]”n= −43,3° (C−1,02,c
lIc+3)II−NMR(300hlllZ、CDC
1:+中、δ値(ppm)  )  :実施例1の(2
)と全く同JJの結果となった。
(+)−1−パラシアノフェニルエチルヘブタノエート 比旋光度:[Q]2°n=+81.5° (1;=1.
ol、ctlcI3)IbNMR(300MH2,CD
Cl5中、δ値(ppコ))0、口り、311) 、 
 1.25(br、s、6H)、1.48(d、311
)、1.58(m、211) 、 2.29(L、21
1)、5.88(q、1tl)、7 イI  (d、2
1イ)   、  7.56(d、211)(+) −
+−バラシアノフェニルエタノール比旋光度: [a 
]20.= + 44.6” (C−1,02,Cl1
(:11)IbNMR(300Mtlz、CDCIcc
lt 、  δ値(ppm)  )実施例1の(2〉と
全く同様の結果となった。
2.2.2−トリクロロエチルブチレートの代りに2.
2.2−1−リクロロエチルヘブタノエートを用いるこ
と以外は実施例1の(3)と全く同様の操作を行い、(
−11−パラエトキシカルボニルフェニルエタノール9
.2g (収率950%)、(+)−1パラエ]・キシ
力ルポニルフェニルエチルヘブタノエ−1−15,7g
(収率920%)、(+)−1−バラエトキシカルボニ
ルフェニルエタノール87g(収率90.0%)を得た
なお、得られた化合物は’tl−NMRスペクトル分析
法により分析し、各化合物であることを確認した。以下
に、’H−NMRスペクトル分析結果および比旋光度の
測定結果を示す。
(−)−1−パラエトキシカルボニルフェニルエタノー
ル 比旋光度= [α]”n= −37,1(C−1,02
,Ct[l:+)It−NMR(300MtlZ、CD
Cl3中、δ値(ppm>  )  :実施例1の(3
)と全く同様の結果となった。
(+)−1−バラエトキシ力ルポニルフェニルエチルヘ
ブタノエート 比旋光度・ [α]2°、、=+79.4° (C−1
,01,ClICl5)’II−NMII (300M
Hz、CDCl3中、δ値(ppm)  )0.84 
(t、311)  、   125(br、s、611
) 、 1.35(t 、311) 、1.49(d、
111)  、 1.58(m、211)、 2.28
(1,211)、4j3(Q、211)  、  5.
92(q、111)、7.41(d、2+1)、7.9
7(d、211) (+) −1−バラエトキシカルボニルフェニルエタノ
ール 比旋光度・ [α]2°、、= + 38.:l” (
C・1.02.CICl1C13)It−N (300
Ml4z、CDCl3中、δ値(ppm)  )実施例
1の(3)と全く同様の結果となった。
く4〉 2.2.2−1−リクロロエチルブチレートの代りに2
.2.2−トリクロロエチルヘプタノニー1・を用いる
こと以外は実施例1の(4)と全く同様の操作を行い、
(−)−1−メタブロモフェニルエタノール93g(収
率93゜0%)、(+) −]−メタブロモフェニルエ
チルヘプタノエ−1−15,4,q  (収率94.0
%)、(+) −1−メタブロモフェニルエタノールI
 O、Og(収率92.0%)を得た。
なお、得られた化合物は’II−NMRスペクトル分析
法により分析し、各化合物であることを確認した。以下
に、’!1−NMRスペクトル分析結果および比旋光度
の測定結果を示す。
(1−1−メタブロモフェニルエタノール比旋光度゛ 
[α]”、= −340”  (C−1,02,CIC
llCl5)II−N (:]00MIIZ、CDC1
a中、δ値(ppIll)  )実施例1の(4)と全
く同様の結果となった8(+) −1−メタブロモフェ
ニルエチルヘブタノエ−1・ 比旋光度= [α12oD= + 64.7” (C−
1,旧、[:IICla)H−NMR(300M1lz
、(:DCI3中、δ値(ppHlI)  )  :0
.84(t、311) 、 1.25(br、s、61
1)、1.46(d、3N)、1.58(m、2H) 
、 2.28ft、2H)、5 、90 (Q 、 I
l+)、7.14〜7.25(m、2H)、7.35 
(d、 II()、7.48(s、1I−1) (+) −1−メタブロモフェニルエタノール比旋光度
: [α]”o = + 35.4’ (C−1,02
,ClICl5)’H−NMR(300MHz、CDC
l*中、δ値(ppm)  )  :実施例1の(4)
と全く同様の結果となった。
2.2.2−トリクロロエチルブチレートの代りに2.
2.2−1−リクロロエチルヘブタノエートを用いるこ
と以外は実施例1の(5)と全く同様の操作を行い、(
−)−1−メタメトキシフェニルエタノー7.1g(収
率94.0%)、(+) −1−メタメトキシフェニル
エチルヘプタノエート (収率94.0%)、(+)−1−メタメトキシフェニ
ルエタノール70g(収率92.0%)を得た。
なお、17らねた化合物は’H−NMRスペクトル分析
法Cより分析し、各化合物であることを確認した。以下
に、Jl−NMIIスペクトル分析結果および比旋光度
の測定結果を示′1−.。
(−)−1−メタメトキシフェニルエタノール比旋光度
: [α〕ノ0□、=−イ3.3” (CA、02.C
lICl5)’tl−NMR(300M1lz、CDC
1a中、δ値(ppm)  )実施例1の(5)と全く
同様の結果となった。
(+)−1−メタメトキシフェニルエチルヘプタノエー
ト 比旋光度= [α] 20n = + 81 、8° 
(C・1.01.f’:ti(:L+)’H−NMR(
300MH2,CDにI:l中、δ値(ppm)  )
  :0.84(t、311) 、  1.25(br
、s、6111.1.48(d、311)、1.58(
m、211)、  2.28(t、2H)、3.77(
s、3H)、5.134(q、IH) 、6.77(m
、l旧、6.89(m、2H)、7.19(t、Il+
) (+)−1〜メタメトキシフ工ニルエタノール比旋光度
:[α12’I)= + 43.5” (C−1,02
,CICllCl5)It−N (300MIIz、C
DCl、中、δ値(ppI!l)  )  :実施例1
の(5)と全く同様の結果となった。
実施例3(1) 2.2.2−t−リクロロエチルブチレートの代りにビ
ニルパラレートを用いること以外は実施例1の(1)と
全く同様の操作を行い、(−)−1−パラブロモフェニ
ルエタノール9.4g (収率94.0%)、(+) 
−1−パラブロモフェニルエチルパラレート14.3g
(収率95,0%)、(+) −1−パラブロモフェニ
ルエタノール9.2g(収率92.0%)を得た。
(−)−1−パラブロモフェニルエタノール比旋光度=
[Cl”n”  37.5°(C−1,02,Ctl[
:h)’It−NMR(300MHz、CDC1,、中
、δ値(ppm)  )  :実施例1の(1)と全く
同様の結果となった5(+) −1−パラブロモフェニ
ルエチルバラレート比旋光度: [C120o = +
 70 、2 ” (C・1.0+、CDClt)’t
l−NMR(300M1lz、CDC1t中、δ値(p
pm)  )0.89(L、3H)、  1.26(m
、211)、 1.48(d、3H)、1.6N+n、
211)  、  2.29(t、311)、 5.8
2(q、1lI)、7.20(d、211)  、  
7.45(d、2H)(+) −1−パラブロモフェニ
ルエタノール比旋光度’ [a ]20o= + 38
.ビ (C−1,02,clIc13)’II−NMR
(300MHz、CDC1a中、δ値(ppm)  )
実施例1の(1)と全く同様の結果となった。
2.2.2−トリクロロエチルブチレートの代りにビニ
ルバラレートを用いること以外は実施例1の(2)と全
く同様の操作を行い、(−)−1−パラシアノフェニル
エタノール6、ag(収率93.0%〉、(+)−1−
パラシアノフェニルエチルパラレート11゜6g  (
収率94,0%)、(+) −1−パラシアノフェニル
エタノール6.8g(収率9340%)を得た。
なお、得られた化合物は’ll−NMnスペクトル分析
法により分析し、各化合物であることを確認した。以下
に、’+1−NMRスペクトル分析結県および比旋光度
の測定結果を示す。
(−)−1−バラシアノフェニルエタノール比旋光度・
 [α]”n=  4L2’  (C・102.CHC
Ia)H−NMR(300MIIz、CDCl、中、δ
値(ppm)  )  :実施例1の(2)と全く同様
の結果となりな。
(+)−1−バラシアノフェニルエチルバラレート比旋
光度: [α]2oD= + 88.6”  (C・1
.OIにItch)II−NMR(3(lOMflz、
CD CI、 中 、  δ イ直 (pp III)
   )   :0.89(t、311) 、1.26
(m、2tl)、1.48(d、3+1)、1.61(
m、2tl) 、 2.29(t、311)、5.88
 (Q 、 III)、7.41(d、211) 、 
7.56(d、2H)(+) −1−パラシアノフェニ
ルエタノール比旋光度: [α]”n= + 44.4
° (C−1,02,Cl1CL+)tトNMR(:1
00Mtlz、(:DCI、中、δ値(ppIll) 
 )実施例1の(2)と全く同様の結果となった。
2.2.2−)−リクロロエチルブチレートの代りにビ
ニルバラレート・を用いること以外は実施例1の(3)
と全く同様の操作を行い、(−) −!−バラエトギシ
力ルポニルフェニルエタノール9.Og(収オ(930
%)、(+) −1−バラエトキシカルボニルフェニル
エチルハラレートl:j、8g(収率94 、0%)、
(+) −1−バラエトキシカルボニルフェニルエタノ
ール8.9g(収率92.0%)を得た。
なお、得られだ化合物は’II−NMRスペクトル分析
法により分析し、各化合物であることを確認した。以下
に、’II−NMRスペクトル分析結果および比旋光度
の測定結果を示す。
(−) −1−バラエトキシカルボニルフェニルエタノ
ール 比旋光度・ [α]′!011= −37,2”  (
C・1.02.CtlC13)11NMR(300M1
lz、CDCl、中、δ値(ppm)  )実施例1の
(3)と全く同様の結果となフた。
(+) −1−パラエトキシ力ルポニルフェニルエチル
ハラレ−1・ 比旋光度:[α]”D−+ 76.0° (C・1.O
l、C:1lc13)IトNMfl (300MHz、
CDC1,中、δ値(ppm)  )0.89(tjH
) 、1.26(m、2tl)、1.35(+1.31
+)、1.49(d、3)I)  、 1.51(m、
211)、 2.28ft、2月)、4、.113(q
、211)  、  5.92(Q、11+)、 7.
41(d、2+1)、7.97(d、2旧 (+) −i−バラエトキシカルボニルフェニルエタノ
ール 比旋光度 [α]”n= + 38.2° (Ci、0
2.Cl1l’:l:+)II−r個R(:100MI
Iz、CDCl3中、δ値(ppm)  )実施例1の
(3)と全く同様の結果となった。
2.2.2−+−リクロロエチルブチレートの代りにビ
ニルハラレートを用いること以外は実施例1の(4)と
全く同様の操作を行い、(−)−1−メタブロモフェニ
ルエタノール9.4g(収率94.0%)、(+) −
1−メタブロモフェニルエチルバラレート14.1g 
 (収率94.0%)、(+) −1−メタブロモフェ
ニルエタノール92g(収率92.0%)を得た。
なお、得られた化合物は’II〜NMRスペクトル分析
法により分析し、各化合物であることを確認した。以下
に、’II−NMRスペクトル分析結果および比旋光度
の測定結果を示′1−0 (−)−1−メタブロモフェニルエタノール比旋光度・
 [α]2°1)−−13,9° (C−1,02,c
l+(:13)H−NMR(300帽1z、CDC1,
中、δ値(ppm)  )  :実施例工の(4)と全
く同様の結果となった。
(+)−1−メタブロモフェニルエチルバラレート比旋
光度:  [α]”lu= + 71.9”  (c−
1,ol、cllcl、)If−NMR(:100MI
Iz、CDCl3中、δ値(ppm)  )0.89(
t、311) 、 1.25(m、211)、1.46
(d、3+1)、1.61(m、211) 、 2.2
8(L、211)、5.90(q、1lI)、7.14
〜7.25(m、211)、7.35(d、Hl)、7
.48(s、Itl) (+)−1−メタブロモフェニルエタノール比旋光度:
  [α]20.= + 35.5° (C−1,02
,ClICl5)’ If−NMR(300MHz 、
 CDCI 3中、δ値(ppml  )実施例1の(
4)と全く同様の結果となった。
2.2.2−1−リクロロエチルブチレートの代りにビ
ニルバラレートを用いること以外は実施例1の(5)と
全く同様の操作を行い、(−)−1−メタメトキシフェ
ニルエタノール7.1g(収率94.0%)、(+)−
1−メタメトキシフェニルエチルバラレート12.0g
  (収率9440%)、(+)−1−メタメトキシフ
ェニルエタノール7゜Og(収率9:1.11%)を得
た。
なお、jiIられた化合物はJl−NMRスペクトル分
析法により分析し、各化合物であることを確認した。以
下に、’II−NMRスペクトル分析結果および比旋光
度の測定結果な承ず。
1)−1−メタメトキシフェニルエタノール比旋光度 
[α]201+= −43,111° (Ci、02.
CICllCl5))l−N  (300M)Iz、C
DCl 3中 、  δ イti (ppm)   )
実施例1の(5)と全く同様の結果となった。
(+)−1−メタメトキシフェニルエチルバラレート 比旋光JTi:Eα]20o= + 89.:Io (
C−1,01、CI(:I*)H−NMI+ (300
M1lz、CDCl3中、δ値(ppm) )1)、8
9(L、311)、  1.28(ffi、21()、
  148(d、311)、1.61([11,211
>  、  2.28(t、211)、  3.77(
s、311)5.84(Q、IIIン  、   5.
77  (lll、III)、  5.89(m、21
1)、7.19(j、l11) (−1−)−1−メタメトキシフェニルエタノール比旋
光度: [α]20. = + 43.4” (C−1
,02,(:HCI、)’H〜NMR(:100MII
z、にD(:ll]中、δ値(ppm)  )  :実
施例1の(5)と全く同様の結果となった。
(発明の効果) 本発明の製造法によりば、既存のスメクヂック液晶また
はネマチック液晶との相溶性かよく、しかもPs値の大
きな液晶混合物を与えつる光学活性化合物を容易に製造
することがてきる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、有機溶媒中、一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Aはハロゲン原子、シアノ基、メトキシ基また
    は−COOR^1基を示す。ここでR^1は炭素数1〜
    6のアルキル基である。)で表わされるラセミアルコー
    ルおよび、2,2,2−トリクロロエタノールの脂肪酸
    エステル(脂肪酸の炭素数2〜16)または一般式(I
    I): H_2C=CR^2−O−CO−R^3(H)(式中、
    R^2は水素原子またはメチル基、R^3は炭素数1〜
    8のアルキル基を示す)で表わされるビニル脂肪酸エス
    テルにエステラーゼ活性を有する酵素を作用せしめて、
    ラセミアルコールの(R)体のみを選択的にエステル化
    合物とした後、未反応の(S)体のアルコールと分離す
    ることを特徴とする光学活性化合物の製造法。 2、エステラーゼ活性を有する酵素がシュードモナス(
    Pseudomonas)属、キャンディダ(Cand
    ida)属もしくはアクロモバクテリウム(Achro
    mobacterium)属に属する微生物から産生さ
    れた酵素または動物の膵臓から産生された酵素であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の光学活性化合物の製造法
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