JPH02266901A - 竹炭工芸品の製造方法 - Google Patents

竹炭工芸品の製造方法

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JPH02266901A
JPH02266901A JP8844289A JP8844289A JPH02266901A JP H02266901 A JPH02266901 A JP H02266901A JP 8844289 A JP8844289 A JP 8844289A JP 8844289 A JP8844289 A JP 8844289A JP H02266901 A JPH02266901 A JP H02266901A
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JP
Japan
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bamboo
charcoal
hours
temperature
chimney
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Application number
JP8844289A
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English (en)
Inventor
Toshihachi Yoshida
吉田 敏八
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は竹を炭化した竹炭から工芸品を加[する竹炭工
芸品の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 一般に木炭を製造する方法は、所定の長さに切断した木
材を炭焼き釜に詰め、燻材を燃やして釜の内部を加熱し
ていくど、約I II j?j度で水分が抜けて270
℃程度の自発炭化温度に達する。
この自発炭化が始まると燻材を供給しなくても炭化が進
み約20程度で炭化が完了し、最後に供給する空気量を
増やして温度を1ooo℃程度に急激にLばて赤熱状態
にした後、冷やして釜から出して木炭を製造している。
このように木炭を製造する場合、炭材となる木材は中実
の丸棒であるので、木炭にした場合の収縮率は高々30
%程度である。
しかしながら、炭材として竹を用いると内部が中空であ
るため、貸来の木炭を′IAi?+するように連続的に
温度を上げていくと、竹の収lii率は30〜50%に
も達するため割れが入ったり、捩じれたりしてしまう。
このため竹炭を用いて、花器や珍味入れなどの工芸品を
加工する場合5製品にすることが極めて難しかった。
(発明が解決しようとする問題点) 未発IJ1は、かかる点に鑑み種々研究を行った結果、
田れや捩じれによる変形がなく竹の持つ自然の美しさを
生かした竹炭工芸品の製造方法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、生竹を内情のまま炭焼き釜に入れて100℃
以上、竹の自発炭化温度以下で30〜80時間加熱して
生竹の水分をゆっくり除去した後、竹の自発炭化温度以
上に加熱して20−80時曲保持して自発炭化を進行さ
せた後、赤熱状態に燃焼させて竹炭を製造し2次いでこ
の竹炭を所望の形状に加工することを特徴とするもので
ある。
(作用) 次に本発明の作用について図面を参照して説明する。
第1図に示すように、先ず生竹lを簡2に沿って所定の
長さに切断し、円筒状のまま炭焼き釜3に詰める。この
とき炭焼き釜3に入れた生竹lの前後と1に、木材や枝
などの燻材4を詰める。
この状態で煙突5を塞いで焚口6から燻材4を入れて点
火して炭焼き釜3内を加熱し100℃以上、竹の自発炭
化温度以下になたら煙突5を開放し、30〜80時間か
けて加熱して生竹lの水分をゆっくり除去して生竹1を
締め、焼き割れを防止する。
この水分除去工程における温度管理は、加熱を続けると
炭焼き釜3内の温度が上昇し続けてしまい所定の温度に
保持するのに熟練を要する。
このため、第3図のグラフに示すように一旦、燻材4の
火を消して温度を下げ再度1点火するようにすると温度
管理が容易である。
なお本発明では生竹1を用いずに乾燥させた竹を用いる
と割れが入り易く、また生竹lを円筒状でなく長手方向
に切断したものを用いると箇2による補強効果がないた
め捩じれて変形してしまう。
また水分除去工程の加熱温度が、100℃未満では水分
の除去に時間がかかり、また竹の自発炭化温度以上の温
度で加熱すると急激に水分が抜けて割れが入り易くなる
また加熱時間は、上記温度範囲で30〜80時間かけて
ゆっくり加熱することにより水分が徐々に抜けて生竹l
が締り1割れや変形を防とすることができる。
この場合、30時間未満の加熱では水分の除去が充分で
なく、また80時間を越えて長時間加熱しても効果は少
ない。
このように生竹lの水分を除去した後、燻材4を追加し
て燃焼させ、竹lの自発炭化温度以上にまで加熱して自
発炭化が始まったら燻材4は投入しない。
竹1の自発炭化は20〜80時間程度かけて行い炭化は
上部から下部に向って進行する。この場合、20時間未
満では全体に均一に炭化されず、また60時間を越えて
も炭化はそれ以上進行しない。
竹lの炭化が完了したら、供給する空気量を増やしてH
tを急激に燃焼させて1000℃程度に上げて赤熱状態
にする。この赤熱状態に10〜30時間程度保持すると
竹1の硬度が上昇する。
この後、空気ロアと煙突5を塞いで空気を遮断して自然
消火させ、冷えたら炭焼き釜3から取り出すと、割れや
変形のない円筒状の竹炭8が得られる。
なお炭焼き釡3内の空気ロアや煙突5に近くは空気の流
通が良く燃焼し易いので竹1の前後に木材を詰めている
が、これは木炭として使用することができる。
この後、竹炭8を所望の形状に加工して第3図に示す珍
味入れ9や、第4図に示す花器10などの工芸品を製造
する。
なおこの場合、必要に応じて漆などの塗料を表面に塗布
すれば、表面に光沢がでて美しくなる。
(実施例) 次に本発明の詳細な説明する。
第1図に示すように、生竹lを箇2に沿って所定の長さ
に切断し1円筒状のまま炭焼き釜3に詰め、この前後と
上に木材や枝などの燻材4を詰める。
この状態で煙突5を塞いで焚口6から燃材4を入れて点
火して次焼き釜3内を加熱していき約12時間で150
℃程度まで温度を上げる。この後、約150℃で20時
間加熱した後2−旦燻材4の火を消して約5時間で温度
を100℃までFげてから再度、燻材4に点火して20
時間かけてゆっくり約270℃の自発炭化温度まで上げ
た。
この後、自発炭化が始まったら40時間かけて自発炭化
を進行させ、炭化が完了したら供給する空5&着を増加
して竹lを急激に燃焼させて約1000℃程度に上げて
約20時間赤熱状態にする。
この後2空気を遮断して自然消火させて冷却してから炭
焼き釡3かち取り出したところ1割れや変形がなく硬度
の高い円筒状の竹炭8が得られた。
この後、竹炭8を切削加工し、この表面に漆を塗布して
第3図に示す珍味入れ9を製造した。
(発明の効果) 以上説明した如く本発明方法によれば2割れや捩じれに
よる変形がなく竹の持つ自然の美しさ奢生かした硬度の
高い竹炭工芸品を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法により竹炭を製造している炭焼き釜
の断面図、第2図は本発明方法の温度変化を示すグラフ
、第3図は竹炭で製造した珍味入れの斜視図、第4図は
竹まで製造した花々の斜視図である。 l・・・生竹       2・・・節3・・・炭焼8
釜     4・・・燻材5・・・煙突       
6・・・焚ロア・・・空気口      8・・・竹炭
9・・・珍味入     10・・・花器第 図 第 図 第 図 崎A71(θ酌−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 生竹を円筒のまま炭焼き釜に入れて、100℃以上、竹
    の自発炭化温度以下で30〜80時間加熱して生竹の水
    分をゆっくり除去した後、竹の自発炭化温度以上に加熱
    して20〜60時間保持して自発炭化を進行させた後、
    赤熱状態に燃焼させて竹炭を製造し、次いでこの竹炭を
    所望の形状に加工することを特徴とする竹炭工芸品の製
    造方法。
JP8844289A 1989-04-07 1989-04-07 竹炭工芸品の製造方法 Pending JPH02266901A (ja)

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JP8844289A JPH02266901A (ja) 1989-04-07 1989-04-07 竹炭工芸品の製造方法

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JP8844289A Pending JPH02266901A (ja) 1989-04-07 1989-04-07 竹炭工芸品の製造方法

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JP (1) JPH02266901A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0736833U (ja) * 1993-12-24 1995-07-11 曉光 小出 竹陶花器
CN107696216A (zh) * 2017-09-30 2018-02-16 安吉竹境竹业科技有限公司 一种原竹阻燃工艺

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0736833U (ja) * 1993-12-24 1995-07-11 曉光 小出 竹陶花器
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