JPH0226685B2 - - Google Patents

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JPH0226685B2
JPH0226685B2 JP60015165A JP1516585A JPH0226685B2 JP H0226685 B2 JPH0226685 B2 JP H0226685B2 JP 60015165 A JP60015165 A JP 60015165A JP 1516585 A JP1516585 A JP 1516585A JP H0226685 B2 JPH0226685 B2 JP H0226685B2
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JP
Japan
Prior art keywords
cooling water
passage
exhaust pipe
water passage
cleaning
Prior art date
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Application number
JP60015165A
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English (en)
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JPS61175214A (ja
Inventor
Masaaki Murase
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、排ガス中にエンジンの冷却水(海
水)を混入して排ガス温度を下げることにより、
温度上昇に伴なうトラブルを少なくするようにし
た小型舟艇の冷却水通路洗浄装置に関する。
(従来技術) 第5図は小型舟艇に搭載された水冷式のエンジ
ンを示す概略構成図であり、この水冷エンジン2
1には、排気マニホールド22を有する排気管1
が接続され、この排気管1の尾端には、マフラ2
3が設けられている。
こうしたエンジンの排気管1には、その外周に
外筒2を設けて、この外筒2と排気管1と間に、
冷却水通路3を形成するとともに、エンジン21
のウオータジヤケツト(冷却水供給系統)(図示
省略)と冷却水通路3とを冷却水パイプ24によ
つて連通させ、かつ、上記排気管1の冷却水通路
3終端近くに冷却水噴射孔8を形成してある。
こうしてエンジン運転時には、エンジンの冷却
水として使用される海水を冷却水パイプ24を通
して冷却水通路3内に導き、その海水を、上記冷
却水噴射孔8から排気管1内に噴射することによ
り、排ガス中に冷却水である海水を混入して、排
ガス温度を下げ、これにより、温度上昇に伴なう
トラブル、たとえば、マフラ23がゴムである場
合の焼きつきとか、温度上昇した排気管1に乗員
が接触して起る火傷などを未然に防止するように
している。
ここにおいて、エンジン運転時には、冷却水
(海水)自身の強制的な流れ作用と、排ガスの吸
引力とによつて冷却水(海水)は外部に排出され
るが、エンジン21が完全に停止した際には、冷
却水(海水)自身の強制的な流れ作用と、排ガス
により強制的に排出する作用がなくなるので、冷
却水(海水)の流通経路中に冷却水(海水)がか
なり残るのが一般的である。
こうして冷却水(海水)が内部に残ると、小型
舟艇を陸上げして保管しておく場合に、エンジン
内部に錆が発生する。これを防止するためには、
水洗いを必要とするが、第5図に示す従来の小型
舟艇においては、冷却水噴射孔8を通して専ら冷
却水(海水)を排気管1内に噴射するだけのもの
であつたため、水洗いをするにも因難であり、ま
た、仮に水洗いをしたとしても冷却水噴射孔8を
通して排気管1やマフラ23に洗浄水が入り込む
不都合があつた。
(発明の目的) この発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、排気管およびマフラ内に洗浄水が入り込まな
いようにして、水洗いがごく簡単な要領で行なえ
るようにすることを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するため、この発明は、冷却水
供給系統と排気管とを連通させる冷却水通路に、
外部から洗浄水を注入する洗浄水注入孔を連通さ
せるとともに、上記冷却水通路に、冷却水通路と
排気管内とを連通させる第1の位置と、冷却水通
路と排気管内の連通を遮断して、洗浄水注入孔と
冷却水通路とを連通させる第2の位置に選択的に
移動可能な制御バルブを設けてなることにより、
制御バルブの切り替えにより、冷却水通路と排気
管とを連通させる態様と、その連通を遮断して洗
浄水注入孔と冷却水通路とを連通させる態様とを
選択できるようにしてある。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図は、小型舟艇に搭載された水冷式エンジ
ンの排気系を示すもので、図において1は排気管
で、矢印X方向に排ガスが流れ、この排気管1の
矢印Xとは逆方向には排気マニホールド(図示省
略)が、また、矢印X方向にはマフラ(図示省
略)が設けられている。
上記排気管1は、排気マニホールド側に一端が
位置する外筒2を有し、この外筒2と排気管1と
の間には、冷却水通路3が形成されている。図示
した部分は、上記冷却水通路3の後端に相当す
る。
この冷却水通路3のエンジン側の一端には、図
示しないエンジン(シリンダブロツク)のウオー
タジヤケツト(冷却水供給系統)に一端が接続さ
れた冷却水パイプ(図示省略)が連通している。
上記冷却水通路3の後端に相当する排気管1の
外周には、バルブブロツク4が突出され、このバ
ルブブロツク4には、つぎの冷却水通路洗浄装置
が設けられている。
つまり、上記冷却水通路洗浄装置において、5
は冷却水導入通路で、上記冷却水通路3に連通す
る。6はバルブ摺動孔で、上記冷却水導入通路5
に連通し、このバルブ摺動孔6の中間と排気管1
との間には、冷却水噴射通路7が形成されるとと
もに、この冷却水噴射通路7の排気管1への出口
には、冷却水噴射孔8が形成されている。
ここにおいて、上記冷却水パイプを通して冷却
水通路3内に導かれた冷却水(海水)は、第1図
矢印C1のように、冷却水通路3から冷却水導入
通路5に導入されてのち、バルブ摺動孔6と冷却
水噴射通路7とを通して冷却水噴射孔8から排気
管1内へと噴射される。
これに対し、10は第2洗浄水通路で、一端が
冷却水通路3に、他端がバルブ摺動孔6に連通す
るL字通路とされている。この第2洗浄水通路1
0は、洗浄水を冷却水通路3に導くためのもので
あるが、この第2洗浄水通路10の冷却水通路3
側の一端は、矢印C2のように、冷却水(海水)
を冷却水通路3から導入し、第2洗浄水通路10
とバルブ摺動孔6とを結ぶ噴射補助通路11を通
して冷却水噴射通路7に冷却水(海水)を導く別
の通路としても機能する。
一方、上記バルブ摺動孔6には、円柱形の制御
バルブ12が移動自在に設けられ、この制御バル
ブ12は、第1図の第1の位置()と、第2図
の第2の位置()とに選択的に移動自在とされ
ている。
上記第1の位置()は、第1図のように、ジ
ヨイント13内に形成した第1洗浄水通路14
と、上記第2洗浄水通路10との交差する位置、
つまり、冷却水通路3と、ジヨイント13の先端
に設けた洗浄水注入孔15との間の連通を遮断し
て、冷却水通路3と排気管1との間を連通させる
位置である。
この第1の位置()では、バルブ摺動孔6の
冷却水導入通路5側に設けたバルブ押えばね16
の押え力と、冷却水(海水)の内圧とによつて制
御バルブ12が図示右方向に押えつけられてい
る。
なお、第1図の17は閉止キヤツプであり、ジ
ヨイント13の先端に着脱自在に螺合されてい
る。また、13Aはホース接続部で、竹の子状に
形成され、第2図に示す洗浄用ホース18を挿し
込むために設けられている。
一方、上記第2の位置()は、第2図に示す
ように、冷却水通路3と排気管1との連通が遮断
される一方、洗浄水注入孔15と冷却水通路3と
が第1、第2洗浄水通路14,10を通して連通
する位置である。
この第2の位置()は、第1図の閉止キヤツ
プ17を外して第2図の洗浄用ホース(水道ホー
ス)18をジヨイント13に接続し、洗浄水(水
道水)を矢印Sのように第1洗浄水通路14に導
入して制御バルブ12が冷却水噴射通路7を閉止
する位置まで押しやることによつて得られる。こ
こにおいて、冷却水導入通路5はバルブ押えばね
16に抗して制御バルブ12を押しやる際の冷却
水のドレン孔としても機能する。
上記構成において、第1図のエンジン運転時に
は、制御バルブ12が第1の位置()にあつ
て、冷却水通路3と排気管1とを連通するので、
矢印C1とC2の経路をたどつて排ガス中に冷却
水(海水)が噴射され、これにより、排ガス温度
が下がつて、マフラがゴムである場合の焼きつき
を防止するとともに、排気系に人体が接触するこ
とによる火傷を防止する。
一方、小型舟艇を格納するに際しては、第2図
に示すように、洗浄用ホース18をジヨイント1
3に接続して洗浄水(水道水)を注入することに
より、その水圧が制御バルブ12に作用して第2
の位置()となり、これにより、冷却水通路3
と冷却水噴射通路7との間の連通が遮断されるの
で、洗浄水が排気管1内に入り込むおそれがな
く、その遮断状態で、洗浄水を洗浄水注入孔15
から第1、第2洗浄水通路14,10を通して冷
却水通路3に導くことができ、さらに、冷却水通
路3からのエンジンのウオータジヤケツトなど冷
却水供給系統に導いてエンジン内部を水で洗浄す
ることができる。
とくに、上記実施例のように、洗浄水の圧力を
制御バルブ12の移動のために利用すれば、バル
ブ切替操作なしにごく簡単に洗浄作業を行なうこ
とができ、しかも、洗浄後には、バルブ押えばね
16が制御バルブ12を自動復帰させることによ
り、つぎにエンジンを運転した場合に特別なバル
ブ切替操作なしに冷却水(海水)を排ガス中に混
入させうる態勢とすることができる。
なお、上記洗浄水は、たとえば、シリンダブロ
ツク(図示省略)とシリンダヘツド(図示省略)
のウオータジヤケツト相互間を接続する連通パイ
プ(図示省略)を抜くことにより排出することが
できる。また、上記噴射補助通路11は設けない
こともある。さらに、上記実施例では、洗浄水の
圧力を制御バルブ12の移動のために利用した
が、第3図に示す他の実施例のように、バルブレ
バー19による手動タイプとすることもできる。
この場合、冷却水通路3と、制御バルブ12をロ
ータリバルブタイプとして、その外周にバルブ通
路20を形成するとともに、冷却水通路3と、冷
却水噴射通路7と、洗浄水注入孔15とをバルブ
外周の3方に配置することにより、第3図の第1
の位置()において、冷却水通路3と冷却水噴
射孔8とが連通し、また、第4図の第2の位置
()においては、洗浄水注入孔15と冷却水噴
射孔8との連通が遮断された状態で、洗浄水注入
孔15と冷却水通路3とを連通させることができ
る。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、制御
バルブの切り替えにより、冷却水通路と排気管と
を連通させる態様と、その連通を遮断して洗浄水
注入孔と冷却水通路とを連通させる態様とを選択
できるようにしてあるので、排気管およびマフラ
内に洗浄水が入り込まないようにして、水洗いが
ごく簡単な要領で行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を冷却水噴射状態
において示す断面図、第2図は洗浄水注入状態に
おいて示す断面図、第3図は他の実施例を冷却水
噴射状態において示す断面図、第4図は洗浄水注
入状態において示す断面図、第5図は従来例を示
す説明図である。 1……排気管、3……冷却水通路、12……制
御バルブ、15……洗浄水注入孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 冷却水供給系統と排気管とを連通させる冷却
    水通路に、外部から洗浄水を注入する洗浄水注入
    孔を連通させるとともに、上記冷却水通路に、冷
    却水通路と排気管内とを連通させる第1の位置
    と、冷却水通路と排気管内との連通を遮断して、
    洗浄水注入孔と冷却水通路とを連通させる第2の
    位置に選択的に移動可能な制御バルブを設けてな
    る小型舟艇の冷却水通路洗浄装置。
JP60015165A 1985-01-28 1985-01-28 小型舟艇の冷却水通路洗浄装置 Granted JPS61175214A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60015165A JPS61175214A (ja) 1985-01-28 1985-01-28 小型舟艇の冷却水通路洗浄装置

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JP60015165A JPS61175214A (ja) 1985-01-28 1985-01-28 小型舟艇の冷却水通路洗浄装置

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JPS61175214A JPS61175214A (ja) 1986-08-06
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JP4918703B2 (ja) * 2007-02-27 2012-04-18 日本ソリッド株式会社 濁水の処理方法
JP4875129B2 (ja) * 2009-10-15 2012-02-15 株式会社東芝 固液分離システム

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