JPS6143444Y2 - - Google Patents
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- JPS6143444Y2 JPS6143444Y2 JP13503280U JP13503280U JPS6143444Y2 JP S6143444 Y2 JPS6143444 Y2 JP S6143444Y2 JP 13503280 U JP13503280 U JP 13503280U JP 13503280 U JP13503280 U JP 13503280U JP S6143444 Y2 JPS6143444 Y2 JP S6143444Y2
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 14
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は送気送水送ガスの切換え操作を行なう
操作弁を改良した内視鏡に関する。
操作弁を改良した内視鏡に関する。
一般に、内視鏡によつて体腔内を観察する場合
には、その体腔内をある程度脹らませる必要があ
り、このため、体腔内に空気を送り込むようにし
ている。また、体腔内を観察する際において観察
窓に粘液などが付着すると、観察できなくなるの
で、このような場合には観察窓に送水し上記粘液
などを洗い落すようにしている。
には、その体腔内をある程度脹らませる必要があ
り、このため、体腔内に空気を送り込むようにし
ている。また、体腔内を観察する際において観察
窓に粘液などが付着すると、観察できなくなるの
で、このような場合には観察窓に送水し上記粘液
などを洗い落すようにしている。
一方、内視鏡のチヤンネルを通じて体腔内に高
周波処置具を導入し、患部を高周波によつて処置
することが行なわれている。しかし、特に大腸内
である場合には食物残渣などから発生する爆発性
のガス、たとえばメタンガスが残溜するため、こ
れに引火し爆発を起す危険がある。このため、内
視鏡を通じてその体腔内に二酸化炭素などの不燃
性のガスを送り込み、爆発性のガスと置換するこ
とが行なわれている。
周波処置具を導入し、患部を高周波によつて処置
することが行なわれている。しかし、特に大腸内
である場合には食物残渣などから発生する爆発性
のガス、たとえばメタンガスが残溜するため、こ
れに引火し爆発を起す危険がある。このため、内
視鏡を通じてその体腔内に二酸化炭素などの不燃
性のガスを送り込み、爆発性のガスと置換するこ
とが行なわれている。
ところで、送気送水の操作は内視鏡の操作部に
設けた同一の操作弁によつて行なう一方、上記不
燃性ガスの送ガス操作は上記操作弁とは別に独立
して並置した操作弁によつて行なつている。した
がつて、送気送水の操作を行なう場合と、不燃性
ガスの送ガス操作を行なう場合では異なる操作弁
を使用しなければならない。つまり、手を移し換
えながら行なう必要があり、このため、操作が煩
雑であつた。また、一方の操作弁を操作すると
き、他方の操作弁が邪魔となるなど操作性を損う
欠点があつた。しかも、各操作弁を別々に設ける
ためそれだけ余計に設置スペースが必要となり、
操作部が大形化してしまつていた。
設けた同一の操作弁によつて行なう一方、上記不
燃性ガスの送ガス操作は上記操作弁とは別に独立
して並置した操作弁によつて行なつている。した
がつて、送気送水の操作を行なう場合と、不燃性
ガスの送ガス操作を行なう場合では異なる操作弁
を使用しなければならない。つまり、手を移し換
えながら行なう必要があり、このため、操作が煩
雑であつた。また、一方の操作弁を操作すると
き、他方の操作弁が邪魔となるなど操作性を損う
欠点があつた。しかも、各操作弁を別々に設ける
ためそれだけ余計に設置スペースが必要となり、
操作部が大形化してしまつていた。
そこで、送気送水送ガスを一つの操作弁のみで
操作できるようにしたものが提案されている(実
願昭53−154351号)。この方式は操作用釦を回転
して送気送水を行なう位置と送ガスを行なう位置
を選択するものであるため、たとえば送ガスを行
なう位置に切り換えた後、送気または送水を行な
うときには再び操作用釦を回転して元に戻す操作
をいちいち行なわなければならない。また、送気
送水後、送ガスを行なうときにも同様であつた。
つまり、送気送水と送ガスを交互に行なう場合に
はいちいち操作用釦の位置を切換える操作が必要
であつたため、迅速な操作ができないとともに、
その切換え操作が面倒であつた。
操作できるようにしたものが提案されている(実
願昭53−154351号)。この方式は操作用釦を回転
して送気送水を行なう位置と送ガスを行なう位置
を選択するものであるため、たとえば送ガスを行
なう位置に切り換えた後、送気または送水を行な
うときには再び操作用釦を回転して元に戻す操作
をいちいち行なわなければならない。また、送気
送水後、送ガスを行なうときにも同様であつた。
つまり、送気送水と送ガスを交互に行なう場合に
はいちいち操作用釦の位置を切換える操作が必要
であつたため、迅速な操作ができないとともに、
その切換え操作が面倒であつた。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは送気送水送ガスの選択使
用がその使用状況に応じて容易かつ迅速に行なう
ことができるようにした内視鏡を提供することに
ある。
その目的とするところは送気送水送ガスの選択使
用がその使用状況に応じて容易かつ迅速に行なう
ことができるようにした内視鏡を提供することに
ある。
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第10
図にもとづいて説明する。
図にもとづいて説明する。
第1図中1は大腸用の内視鏡であり、2はその
内視鏡本体である。内視鏡本体2は、操作部3に
挿入部4を連結してなり、上記操作部3にはユニ
バーサルコード5が連結されている。このユニバ
ーサルコード5の延出先端にはコネクタ6が取付
け固定されている。このコネクタ6は光源装置な
どを兼用する電源装置7に対し着脱自在に装着で
きるようになつている。
内視鏡本体である。内視鏡本体2は、操作部3に
挿入部4を連結してなり、上記操作部3にはユニ
バーサルコード5が連結されている。このユニバ
ーサルコード5の延出先端にはコネクタ6が取付
け固定されている。このコネクタ6は光源装置な
どを兼用する電源装置7に対し着脱自在に装着で
きるようになつている。
上記内視鏡本体2の操作部3には操作弁8が設
けられていて、この操作弁8には後述する各管路
がそれぞれ接続されている。すなわち、内視鏡本
体2の挿入部4側には、通水管路9と通気管路1
0がそれぞれ挿入配置されており、この通水管路
9と通気管路10の先端部分は一体となり、挿入
部先端11に設けた先端ノズル12に連通してい
る。また内視鏡本体2のユニバーサルコード5側
には、空気供給源、たとえば送気ポンプ14に接
続される送気管路15と、送水源16に接続され
る送水管路17と、不燃性ガスのガス供給源、た
とえば二酸化炭素のガスボンベ18に接続される
ガス管路19がそれぞれ挿入配置されている。な
お、上記送気ポンプ14は電源装置7の本体20
内に設置されている。また、送気管路15はコネ
クタ6を電源装置7に装着したとき、その送気ポ
ンプ14に連通接続されるようになつている。さ
らに、上記送水源16は、電源装置7とは別にそ
の近傍外部に設置されている。この送水源16は
送水タンク21の底部に上記送水管路17の先端
を導入して開口させるとともに、送水タンク21
の上部には送気ポンプ14に連通する加圧管路2
2の先端を導入して開口させたものである。そし
て、送水タンク21内に圧縮空気を送り込むこと
により送水タンク21内の水23を加圧して送水
管路17に送り出すようになつている。さらに、
上記ガスボンベ18も同様に電源装置7とは別に
設置されている。なお、ガス管路19の途中には
バルブ24が介挿されていて、そのガスの流量を
調節したり遮断したりできるようになつている。
けられていて、この操作弁8には後述する各管路
がそれぞれ接続されている。すなわち、内視鏡本
体2の挿入部4側には、通水管路9と通気管路1
0がそれぞれ挿入配置されており、この通水管路
9と通気管路10の先端部分は一体となり、挿入
部先端11に設けた先端ノズル12に連通してい
る。また内視鏡本体2のユニバーサルコード5側
には、空気供給源、たとえば送気ポンプ14に接
続される送気管路15と、送水源16に接続され
る送水管路17と、不燃性ガスのガス供給源、た
とえば二酸化炭素のガスボンベ18に接続される
ガス管路19がそれぞれ挿入配置されている。な
お、上記送気ポンプ14は電源装置7の本体20
内に設置されている。また、送気管路15はコネ
クタ6を電源装置7に装着したとき、その送気ポ
ンプ14に連通接続されるようになつている。さ
らに、上記送水源16は、電源装置7とは別にそ
の近傍外部に設置されている。この送水源16は
送水タンク21の底部に上記送水管路17の先端
を導入して開口させるとともに、送水タンク21
の上部には送気ポンプ14に連通する加圧管路2
2の先端を導入して開口させたものである。そし
て、送水タンク21内に圧縮空気を送り込むこと
により送水タンク21内の水23を加圧して送水
管路17に送り出すようになつている。さらに、
上記ガスボンベ18も同様に電源装置7とは別に
設置されている。なお、ガス管路19の途中には
バルブ24が介挿されていて、そのガスの流量を
調節したり遮断したりできるようになつている。
次に、上記操作弁8は第2図で示すように構成
されている。すなわち、第2図中25は有底筒状
に形成したシリンダであり、このシリンダ25に
はそれぞれほぼ円筒状に形成した第1および第2
のピストン26,27が嵌挿されている。第1の
ピストン26は第2のピストン27の内側に嵌挿
され、この第1のピストン26の内腔からなる中
空孔28の内端側はシリンダ25の底部に連通す
る一方、外端側は第1のピストン26の外端部の
操作釦26aの外表面に位置して外部に開口する
吐出口29を形成している。なお、この吐出口2
9は操作する指30によつて塞ぐことがきるよう
になつている。また、第1のピストン26は第2
のピストン27の内部に途中位置まで嵌挿されて
おり、さらに、後述する規制機構によつて一定の
進退および回転をすることにより第2のピストン
27に対する位置を選択できるようになつてい
る。つまり、第1のピストン26の外周には第3
図および第4図で示すように連続する横溝31と
縦溝32が形成され、さらに横溝31の末端には
クリツク用小溝33が形成されている。そして、
これらの溝31,32,33に対応して第2のピ
ストン27の内側には係合ピン34が突設されて
いて、この係合ピン34をその溝31,32,3
3内に挿入して係合できるようになつている。し
かして、係合ピン34が係合する位置によつて第
2のピストン27に対する第1のピストン26の
位置が選択されるようになつている。つまり、横
溝31に位置させることにより第1のピストン2
6をたとえば180゜回転させることができ、ま
た、縦溝32に位置させることにより第1のピス
トン26を前後方向に進退させることができる。
一方、第1のピストン26は第2のピストン27
との間に介装した第1のコイルスプリング35に
よつて外方へ向けて付勢されているため、係合ピ
ン34を縦溝32に位置させると、自動的に第1
のピストン26が突出して縦溝32の末端36に
係合ピン34が当り、第7図で示す状態に保持さ
れる。また、係合ピン34を横溝31内に位置さ
せて第1のピストン26を回転させると180゜回
転したところでクリツク用小溝33に自動的に嵌
り込み係合し、第2図で示す状態に保持される。
されている。すなわち、第2図中25は有底筒状
に形成したシリンダであり、このシリンダ25に
はそれぞれほぼ円筒状に形成した第1および第2
のピストン26,27が嵌挿されている。第1の
ピストン26は第2のピストン27の内側に嵌挿
され、この第1のピストン26の内腔からなる中
空孔28の内端側はシリンダ25の底部に連通す
る一方、外端側は第1のピストン26の外端部の
操作釦26aの外表面に位置して外部に開口する
吐出口29を形成している。なお、この吐出口2
9は操作する指30によつて塞ぐことがきるよう
になつている。また、第1のピストン26は第2
のピストン27の内部に途中位置まで嵌挿されて
おり、さらに、後述する規制機構によつて一定の
進退および回転をすることにより第2のピストン
27に対する位置を選択できるようになつてい
る。つまり、第1のピストン26の外周には第3
図および第4図で示すように連続する横溝31と
縦溝32が形成され、さらに横溝31の末端には
クリツク用小溝33が形成されている。そして、
これらの溝31,32,33に対応して第2のピ
ストン27の内側には係合ピン34が突設されて
いて、この係合ピン34をその溝31,32,3
3内に挿入して係合できるようになつている。し
かして、係合ピン34が係合する位置によつて第
2のピストン27に対する第1のピストン26の
位置が選択されるようになつている。つまり、横
溝31に位置させることにより第1のピストン2
6をたとえば180゜回転させることができ、ま
た、縦溝32に位置させることにより第1のピス
トン26を前後方向に進退させることができる。
一方、第1のピストン26は第2のピストン27
との間に介装した第1のコイルスプリング35に
よつて外方へ向けて付勢されているため、係合ピ
ン34を縦溝32に位置させると、自動的に第1
のピストン26が突出して縦溝32の末端36に
係合ピン34が当り、第7図で示す状態に保持さ
れる。また、係合ピン34を横溝31内に位置さ
せて第1のピストン26を回転させると180゜回
転したところでクリツク用小溝33に自動的に嵌
り込み係合し、第2図で示す状態に保持される。
さらに、第1のピストン26の周壁には周方向
に180゜の角間隔をあけ、さらに縦溝32の末端
36と横溝31のクリツク用小溝33との前後方
向のずれに等しくずれて第1および第2の連通孔
37,38を形成してある。連通孔37には、係
合ピン34がクリツク用小溝33に位置する時
に、後述する第2のピストン27の連通孔46に
対向する位置に開孔し、連通孔38は、係合ピン
34が縦溝32の末端36に位置する時に後述す
る第2のピストン27の連通孔46に対向する位
置に開孔することになる。なお、この各連通孔3
7,38と各溝31,32,33側との間に位置
して第1のピストン26の外周壁には第2のピス
トン27の内面に接触するリングパツキン39が
設けられている。
に180゜の角間隔をあけ、さらに縦溝32の末端
36と横溝31のクリツク用小溝33との前後方
向のずれに等しくずれて第1および第2の連通孔
37,38を形成してある。連通孔37には、係
合ピン34がクリツク用小溝33に位置する時
に、後述する第2のピストン27の連通孔46に
対向する位置に開孔し、連通孔38は、係合ピン
34が縦溝32の末端36に位置する時に後述す
る第2のピストン27の連通孔46に対向する位
置に開孔することになる。なお、この各連通孔3
7,38と各溝31,32,33側との間に位置
して第1のピストン26の外周壁には第2のピス
トン27の内面に接触するリングパツキン39が
設けられている。
また、第2のピストン27の周壁には縦溝40
が設けられていて、この縦溝40にはシリンダ2
5側に突設した係止ピン41が挿入係止し、第2
のピストン27を前後方向へのみ移動するように
規制している。また、この第2のピストン27は
シリンダ25との間に介装した、第1のコイルス
プリング35より強い第2のコイルスプリング4
2によつて外方に突出する向きに付勢されてい
る。そして、この第2のピストン27の外端側周
面に形成した肩部43をシリンダ25の外端に装
着したリング44に当り保持されるようになつて
いる。第2のピストン27の周壁には内方端側に
位置して環状の溝からなる連通水路45を形成
し、さらにその外方端側に位置して前後方向にず
れることなく、周方向に180゜の角間隔をあけて
第1および孫第2の連通孔46,47が形成され
ている。なお、この第2のピストン27の外周壁
には連通水路45の前後に位置してシリンダ25
の内面に接触する一対のリングパツキン48,4
9が設けられている。また、第2のピストン27
の内端部内にはシリンダ25の底部に連通する逆
止弁50が設けられている。
が設けられていて、この縦溝40にはシリンダ2
5側に突設した係止ピン41が挿入係止し、第2
のピストン27を前後方向へのみ移動するように
規制している。また、この第2のピストン27は
シリンダ25との間に介装した、第1のコイルス
プリング35より強い第2のコイルスプリング4
2によつて外方に突出する向きに付勢されてい
る。そして、この第2のピストン27の外端側周
面に形成した肩部43をシリンダ25の外端に装
着したリング44に当り保持されるようになつて
いる。第2のピストン27の周壁には内方端側に
位置して環状の溝からなる連通水路45を形成
し、さらにその外方端側に位置して前後方向にず
れることなく、周方向に180゜の角間隔をあけて
第1および孫第2の連通孔46,47が形成され
ている。なお、この第2のピストン27の外周壁
には連通水路45の前後に位置してシリンダ25
の内面に接触する一対のリングパツキン48,4
9が設けられている。また、第2のピストン27
の内端部内にはシリンダ25の底部に連通する逆
止弁50が設けられている。
そして、シリンダ25側に接続した送気管路1
5の流入口51は第2図で示す第2のピストン2
7の待機状態における第1の連通孔46に対向一
致し連通するように設けられている。また、ガス
管路19の流入口52は上記待機状態において第
2の連通孔47に対向一致し連通するように設け
られている。また、通水管路9の流出口53と送
水管路17の流入口54は第2図で示すように前
後方向に近接して並んで設けられていて、上記待
機状態においては連通水路45が外方側に退避
し、送水管路9の流入口54のみに連通するよう
になつている。そして、第2のピストン27を前
進させることによりその連通水路45がその流入
口54と流出口53にわたつて位置し、両者を連
通させるようになつている。
5の流入口51は第2図で示す第2のピストン2
7の待機状態における第1の連通孔46に対向一
致し連通するように設けられている。また、ガス
管路19の流入口52は上記待機状態において第
2の連通孔47に対向一致し連通するように設け
られている。また、通水管路9の流出口53と送
水管路17の流入口54は第2図で示すように前
後方向に近接して並んで設けられていて、上記待
機状態においては連通水路45が外方側に退避
し、送水管路9の流入口54のみに連通するよう
になつている。そして、第2のピストン27を前
進させることによりその連通水路45がその流入
口54と流出口53にわたつて位置し、両者を連
通させるようになつている。
さらに、シリンダ25の底部には通気管路10
の流出口55が接続され、この流出口55は逆止
弁50を介して第1のピストン26の中空孔28
に連通するようになつている。
の流出口55が接続され、この流出口55は逆止
弁50を介して第1のピストン26の中空孔28
に連通するようになつている。
次に、上記操作弁8の使用方法およびその動作
について説明する。まず、電源装置7における送
気ポンプ14を作動させることにより送気管路1
5に圧縮空気を送り込む。また、ガスボンベ18
のバルブ24を開きガス管路19を通じてガス送
気を行なうことができるように準備しておく。
について説明する。まず、電源装置7における送
気ポンプ14を作動させることにより送気管路1
5に圧縮空気を送り込む。また、ガスボンベ18
のバルブ24を開きガス管路19を通じてガス送
気を行なうことができるように準備しておく。
そして、送気と送水のみを行なうときにはその
第1のピストン26を第2図で示す状態に切り換
える。すなわち、第1のピストン26を回転して
横溝31のクリツク用小溝33に係合ピン34を
係合させることにより、第2のピストン27に押
し込んだ状態において各ピストン26,27の第
1の連通孔37,46同志は互いに連通する。ま
た、第2のピストン27は第2のコイルスプリン
グ42によつて外方に付勢されてその肩部43が
リング44に当つて停止しそのまま待機するた
め、その第1の連通孔46は送気管路15の流入
口51に連通している。したがつて、送気管路1
5を通じて送り込まれた圧縮空気は各第1の連通
孔37,46および中空孔28を通じて吐出口2
9から外部に放出する。なお、通気管路10側に
比べて吐出口29側の通気抵抗が著しく小さいの
で、圧縮空気が逆止弁50を通じて通気管路10
側へ流れ込むことがない。第1および第2の連通
孔38,47は互いにずれて閉塞されるため、ガ
ス管路19の流入口52は遮断され、ガスの流入
は阻止される。また、第2のピストン27の連通
水路45は送水管路17の流入口54のみに対向
し、通水管路9の流出口53側には位置しないの
で、送水されない。
第1のピストン26を第2図で示す状態に切り換
える。すなわち、第1のピストン26を回転して
横溝31のクリツク用小溝33に係合ピン34を
係合させることにより、第2のピストン27に押
し込んだ状態において各ピストン26,27の第
1の連通孔37,46同志は互いに連通する。ま
た、第2のピストン27は第2のコイルスプリン
グ42によつて外方に付勢されてその肩部43が
リング44に当つて停止しそのまま待機するた
め、その第1の連通孔46は送気管路15の流入
口51に連通している。したがつて、送気管路1
5を通じて送り込まれた圧縮空気は各第1の連通
孔37,46および中空孔28を通じて吐出口2
9から外部に放出する。なお、通気管路10側に
比べて吐出口29側の通気抵抗が著しく小さいの
で、圧縮空気が逆止弁50を通じて通気管路10
側へ流れ込むことがない。第1および第2の連通
孔38,47は互いにずれて閉塞されるため、ガ
ス管路19の流入口52は遮断され、ガスの流入
は阻止される。また、第2のピストン27の連通
水路45は送水管路17の流入口54のみに対向
し、通水管路9の流出口53側には位置しないの
で、送水されない。
そこで、送気を行なう場合は第5図で示すよう
に第1のピストン26の吐出口29を指30で塞
ぐと、送気管路15から送り込まれる圧縮空気は
逆止弁50を開けてシリンダ25の底部を通り通
気管路10に送り込まれ、送気を行なうことがで
きる。
に第1のピストン26の吐出口29を指30で塞
ぐと、送気管路15から送り込まれる圧縮空気は
逆止弁50を開けてシリンダ25の底部を通り通
気管路10に送り込まれ、送気を行なうことがで
きる。
また、送水を行なうときには第6図で示すよう
に上記送気状態から指30を離すことなく、第1
および第2のピストン26,27を押し込み、第
2のピストン27の連通水路45を通水管路9の
流出口53と送水管路17の流入口54との間に
介在させることにより、送水管路17から連通水
路45を介して通水管路9側に送水することがで
きる。なお、このとき送気管路15およびガス管
路19の各流入口51,52はそれぞれ第2のピ
ストン27によつて閉塞されるので、送気、送ガ
ス動作は行なわれない。
に上記送気状態から指30を離すことなく、第1
および第2のピストン26,27を押し込み、第
2のピストン27の連通水路45を通水管路9の
流出口53と送水管路17の流入口54との間に
介在させることにより、送水管路17から連通水
路45を介して通水管路9側に送水することがで
きる。なお、このとき送気管路15およびガス管
路19の各流入口51,52はそれぞれ第2のピ
ストン27によつて閉塞されるので、送気、送ガ
ス動作は行なわれない。
一方、送気、送水および送ガスのすべてを行な
う場合には第1のピストン26の位置を切り換え
第7図で示す状態にする。すなわち、第2のピス
トン27に対して第1のピストン26を同位置で
180゜回転することにより係合ピン34を縦溝3
2に位置させる。これにより第1のピストン26
は第1のコイルスプリング35の付勢力によつて
自動的に外方へ突き出し、係合ピン34が縦溝3
2の末端36に当つて係止する位置で停止し保持
される。つまり、第2のピストン27の第1の連
通孔46に第1のピストン26の第2の連通孔3
8が対向一致し、互いに連通するとともに、第1
のピストン26の第2の連通孔37と第2のピス
トン27の第1の連通孔47は互いに位置がずれ
て閉塞状態となる。
う場合には第1のピストン26の位置を切り換え
第7図で示す状態にする。すなわち、第2のピス
トン27に対して第1のピストン26を同位置で
180゜回転することにより係合ピン34を縦溝3
2に位置させる。これにより第1のピストン26
は第1のコイルスプリング35の付勢力によつて
自動的に外方へ突き出し、係合ピン34が縦溝3
2の末端36に当つて係止する位置で停止し保持
される。つまり、第2のピストン27の第1の連
通孔46に第1のピストン26の第2の連通孔3
8が対向一致し、互いに連通するとともに、第1
のピストン26の第2の連通孔37と第2のピス
トン27の第1の連通孔47は互いに位置がずれ
て閉塞状態となる。
しかして、送気を行なう場合は第8図で示すよ
うに第1のピストン26の吐出口29に指30を
当てがつてそれを塞ぐことにより上述したと同様
に送気を行なうことができる。
うに第1のピストン26の吐出口29に指30を
当てがつてそれを塞ぐことにより上述したと同様
に送気を行なうことができる。
また送ガスを行なう場合には第9図で示すよう
に吐出口29に指30を当てたまま、第1のピス
トン26のみを押し込むことにより、第1のピス
トン26の第1の連通孔37を第2のピストン2
7の第2の連通孔47に一致させる。また、第2
の連通孔47はガス管路19の流入口52に連通
するため、ガス管路19はそれらを介して中空孔
28に連通する。そして、これらを通じ流入し逆
止弁50を開いて通気管路10側に送り込まれ、
送ガスを行なうことができる。なお、第1のピス
トン26の第2の連通孔38と第2のピストン2
7の第1の連通孔46は互いにずれ閉塞されてい
る。
に吐出口29に指30を当てたまま、第1のピス
トン26のみを押し込むことにより、第1のピス
トン26の第1の連通孔37を第2のピストン2
7の第2の連通孔47に一致させる。また、第2
の連通孔47はガス管路19の流入口52に連通
するため、ガス管路19はそれらを介して中空孔
28に連通する。そして、これらを通じ流入し逆
止弁50を開いて通気管路10側に送り込まれ、
送ガスを行なうことができる。なお、第1のピス
トン26の第2の連通孔38と第2のピストン2
7の第1の連通孔46は互いにずれ閉塞されてい
る。
また、送水を行なうときにはさらに第1および
第2のピストン26,27を押し込み、第10図
で示すように第2のピストン27の連通水路45
を送水管路15の流入口54と通水管路9の流出
口53とにわたつて位置させることにより前述し
たと同様にして送水を行なうことができる。な
お、送気管路15およびガス管路19の各流入口
51,52はそれぞれピストン27によつて閉塞
される。
第2のピストン26,27を押し込み、第10図
で示すように第2のピストン27の連通水路45
を送水管路15の流入口54と通水管路9の流出
口53とにわたつて位置させることにより前述し
たと同様にして送水を行なうことができる。な
お、送気管路15およびガス管路19の各流入口
51,52はそれぞれピストン27によつて閉塞
される。
次に、本考案の他の実施例の操作弁60を第1
1図ないし第16図にもとずいて説明する。な
お、操作弁60以外の構成については上記実施例
と同様であるので、その説明を省略する。
1図ないし第16図にもとずいて説明する。な
お、操作弁60以外の構成については上記実施例
と同様であるので、その説明を省略する。
上記操作弁60は有底筒状のシリンダ61に、
円筒状のピストン62を嵌装してなり、そのシリ
ンダ61には上記実施例と同様な配置で通水管路
9、通気管路10、送気管路15、送水管路17
およびガス管路19がそれぞれ接続されている。
また、上記ピストン62は後述する規制機構によ
り第11図または第14図で示すような2種類の
待機状態(非操作状態)をとり得るようになつて
いる。すなわち、上記ピストン62の先端部外周
面には第12図で示すように一本の横溝63の両
端側にその横溝63に連続する第1および第2の
縦溝64,65が設けられている。第1の縦溝6
4は横溝63からピストン62の外方端側に延出
形成されており、第2の縦溝65はピストン62
の内外両端側に延出形成されている。なお、第1
および第2の縦溝64,65の各外方端側の末端
66,67は同じ位置まで延びている。また、第
1の縦溝64の他端にはクリツク用小溝68が形
成されている。さらに、第2の縦溝65の内端側
はピストン62の端面まで達して開放するように
なつている。また、横溝63の長さ、つまり各縦
溝64,65の角間隔αはたとえば180゜にとつ
てある。そして、こ合各溝63,64,65に対
応するシリンダ61の内壁部分には係合ピン69
が突設されていて、上記各溝63,64,65に
嵌まり込み係合するようになつている。しかし
て、ピストン62は第1または第2の縦溝64,
65の一方に係合ピン69を位置させることによ
り、2通りの状態を選択できるようになつてい
る。
円筒状のピストン62を嵌装してなり、そのシリ
ンダ61には上記実施例と同様な配置で通水管路
9、通気管路10、送気管路15、送水管路17
およびガス管路19がそれぞれ接続されている。
また、上記ピストン62は後述する規制機構によ
り第11図または第14図で示すような2種類の
待機状態(非操作状態)をとり得るようになつて
いる。すなわち、上記ピストン62の先端部外周
面には第12図で示すように一本の横溝63の両
端側にその横溝63に連続する第1および第2の
縦溝64,65が設けられている。第1の縦溝6
4は横溝63からピストン62の外方端側に延出
形成されており、第2の縦溝65はピストン62
の内外両端側に延出形成されている。なお、第1
および第2の縦溝64,65の各外方端側の末端
66,67は同じ位置まで延びている。また、第
1の縦溝64の他端にはクリツク用小溝68が形
成されている。さらに、第2の縦溝65の内端側
はピストン62の端面まで達して開放するように
なつている。また、横溝63の長さ、つまり各縦
溝64,65の角間隔αはたとえば180゜にとつ
てある。そして、こ合各溝63,64,65に対
応するシリンダ61の内壁部分には係合ピン69
が突設されていて、上記各溝63,64,65に
嵌まり込み係合するようになつている。しかし
て、ピストン62は第1または第2の縦溝64,
65の一方に係合ピン69を位置させることによ
り、2通りの状態を選択できるようになつてい
る。
一方、ピストン62の外端には操作釦70が取
り付けられている。また、シリンダ61の外端に
はピストン座71がねじ止め固定されており、こ
のピストン座71の外端には受け輪72がねじ止
め固定されている。さらに、ピストン座71の内
部にはばね受けリング73が設けられていて、こ
のばね受けリング73と操作釦70との間には第
1のコイルスプリング74が介装され、また、ば
ね受けリング73とピストン座71との間には第
2のコイルスプリング75が介装されている。そ
して、上記第1のコイルスプリング74は第2の
コイルスプリング75より弱いものが使用されて
いる。したがつて、ピストン62は第1のコイル
スプリング74を1段階押し下げたのちさらに押
し込むことにより第2のコイルスプリング75を
押し込むことができるようになつている。つま
り、ピストン62を2段階に押し込めるように構
成したものである。
り付けられている。また、シリンダ61の外端に
はピストン座71がねじ止め固定されており、こ
のピストン座71の外端には受け輪72がねじ止
め固定されている。さらに、ピストン座71の内
部にはばね受けリング73が設けられていて、こ
のばね受けリング73と操作釦70との間には第
1のコイルスプリング74が介装され、また、ば
ね受けリング73とピストン座71との間には第
2のコイルスプリング75が介装されている。そ
して、上記第1のコイルスプリング74は第2の
コイルスプリング75より弱いものが使用されて
いる。したがつて、ピストン62は第1のコイル
スプリング74を1段階押し下げたのちさらに押
し込むことにより第2のコイルスプリング75を
押し込むことができるようになつている。つま
り、ピストン62を2段階に押し込めるように構
成したものである。
また、上記ピストン62の外周壁には環状の溝
からなる連通水路78が形成され、また、この連
通水路78より外方端側に位置してピストン62
の中空孔79まで貫通する第1および第2の連通
孔80,81が形成されている。上記第1および
第2の連通孔80,81は第1段階の押下げ長さ
分ずれるとともに、上記両縦溝64,65の角間
隔αだけ離れて設けられている。そして、第1の
連通孔80は第1の縦溝64におるクリツク用小
溝68に係合ピン69が係合する待機位置におい
て送気管路15の流入口51に一致するようにな
つており、このとき第2の連通孔81はガス管路
19の流入口52からずれ閉塞されるようになつ
ている。また、ピストン62を180゜回転し第2
の縦溝65に係止ピン69を位置させると、第1
4図で示すように第1のコイルスプリング74に
よつてピストン62が一段階突出し、その肩部8
2がピストン座71に当つて停止し、待機保持さ
れるとともに、このとき第2の連通孔81が送気
管路15の流入口51に対向一致するようになつ
ている。また、このとき第1の連通孔80は外方
端側に移動し、ガス管路19の流出口52からず
れて閉塞されるようになつている。
からなる連通水路78が形成され、また、この連
通水路78より外方端側に位置してピストン62
の中空孔79まで貫通する第1および第2の連通
孔80,81が形成されている。上記第1および
第2の連通孔80,81は第1段階の押下げ長さ
分ずれるとともに、上記両縦溝64,65の角間
隔αだけ離れて設けられている。そして、第1の
連通孔80は第1の縦溝64におるクリツク用小
溝68に係合ピン69が係合する待機位置におい
て送気管路15の流入口51に一致するようにな
つており、このとき第2の連通孔81はガス管路
19の流入口52からずれ閉塞されるようになつ
ている。また、ピストン62を180゜回転し第2
の縦溝65に係止ピン69を位置させると、第1
4図で示すように第1のコイルスプリング74に
よつてピストン62が一段階突出し、その肩部8
2がピストン座71に当つて停止し、待機保持さ
れるとともに、このとき第2の連通孔81が送気
管路15の流入口51に対向一致するようになつ
ている。また、このとき第1の連通孔80は外方
端側に移動し、ガス管路19の流出口52からず
れて閉塞されるようになつている。
なお、83……はそれぞれリングパツキンであ
る。また、通気管路10の途中には逆止弁(図示
しない)を設ける。
る。また、通気管路10の途中には逆止弁(図示
しない)を設ける。
次に、この実施例の操作弁60の使用方法およ
びその動作について説明する。まず、前述した実
施例と同様に準備を行なつたのち、送気と送水の
みを行なう場合は操作弁60を第11図で示すよ
うな状態にする。すなわち、ピストン62を回転
して第1の縦溝64に係合ピン69を係合させ
る。しかして、ピストン62は第1のコイルスプ
リング74によつて外方に向けて付勢されるとと
もに、クリツク用小溝68に係合ピン69が当つ
て係合し、位置決めされて待機する。このとき、
ピストン62の第1の連通孔80は送気管路15
の流入口51に一致し、中空孔79と連通する。
一方、通水管路9およびガス管路19の各流出口
53、流入口52はピストン62によつて閉塞さ
れる。つまり、この待機状態では送水送ガスが行
なわれず、また送気管路15はピストン62の中
空孔79に連通し圧縮空気を外部に放出するた
め、送気も行なわれない。
びその動作について説明する。まず、前述した実
施例と同様に準備を行なつたのち、送気と送水の
みを行なう場合は操作弁60を第11図で示すよ
うな状態にする。すなわち、ピストン62を回転
して第1の縦溝64に係合ピン69を係合させ
る。しかして、ピストン62は第1のコイルスプ
リング74によつて外方に向けて付勢されるとと
もに、クリツク用小溝68に係合ピン69が当つ
て係合し、位置決めされて待機する。このとき、
ピストン62の第1の連通孔80は送気管路15
の流入口51に一致し、中空孔79と連通する。
一方、通水管路9およびガス管路19の各流出口
53、流入口52はピストン62によつて閉塞さ
れる。つまり、この待機状態では送水送ガスが行
なわれず、また送気管路15はピストン62の中
空孔79に連通し圧縮空気を外部に放出するた
め、送気も行なわれない。
そこで、送気を行なうときは操作釦70に指3
0を当て中空孔79の吐出口29を閉塞する。し
かして、吐出口29が閉塞されるため、中空孔7
9に送り込まれた圧縮空気はその中空孔79、シ
リンダ61の底部を通じて通気管路10に送り込
まれ、送気を行なう。
0を当て中空孔79の吐出口29を閉塞する。し
かして、吐出口29が閉塞されるため、中空孔7
9に送り込まれた圧縮空気はその中空孔79、シ
リンダ61の底部を通じて通気管路10に送り込
まれ、送気を行なう。
また、送水を行なうときは操作釦70に当てた
指30をそのままにして第2のコイルスプリング
75の付勢力に抗してピストン62を強く押し込
み、第13図の状態とする。つまり、ピストン6
2は第1の縦溝64の末端66に係合ピン69が
位置するとともに、ばね受けリング73は操作釦
70に押されてピストン座71に当り停止し、位
置決めされる。そして、この状態においてピスト
ン62の連通水路78は送水管路17の流入口5
4と通水管路9の流出口54との間にわたつて位
置し、これらを連通させるため、送水管路17側
から通水管路9側に送水される。なお、送気管路
15およびガス管路19の各流入口51,52は
ピストン62によつてそれぞれ閉塞されている。
指30をそのままにして第2のコイルスプリング
75の付勢力に抗してピストン62を強く押し込
み、第13図の状態とする。つまり、ピストン6
2は第1の縦溝64の末端66に係合ピン69が
位置するとともに、ばね受けリング73は操作釦
70に押されてピストン座71に当り停止し、位
置決めされる。そして、この状態においてピスト
ン62の連通水路78は送水管路17の流入口5
4と通水管路9の流出口54との間にわたつて位
置し、これらを連通させるため、送水管路17側
から通水管路9側に送水される。なお、送気管路
15およびガス管路19の各流入口51,52は
ピストン62によつてそれぞれ閉塞されている。
次に、送気・送水・送ガスを行なう場合にはピ
ストン62の位置を第14図で示す状態に切り換
え待機させる。すなわち、ピストン62の第2の
縦溝65に係合ピン69を位置させることにより
ピストン62は180゜回転するとともに第1のコ
イルスプリング74の付勢力によつて外方に移動
し、肩部82がピストン座71に当つて位置決め
されている。操作釦70は突出する状態にある。
この待機状態においては第2の連通孔81が送気
管路15の流入口51に一致し、中空孔79と連
通させる。また、送水管路17とガス管路19の
各流入口54,52はピストン62によつて閉塞
されている。
ストン62の位置を第14図で示す状態に切り換
え待機させる。すなわち、ピストン62の第2の
縦溝65に係合ピン69を位置させることにより
ピストン62は180゜回転するとともに第1のコ
イルスプリング74の付勢力によつて外方に移動
し、肩部82がピストン座71に当つて位置決め
されている。操作釦70は突出する状態にある。
この待機状態においては第2の連通孔81が送気
管路15の流入口51に一致し、中空孔79と連
通させる。また、送水管路17とガス管路19の
各流入口54,52はピストン62によつて閉塞
されている。
そこで、まず送気を行なうときには第14図中
点線で示すように吐出口29に指30を当てて塞
ぐと前述したと同様にして送気することができ
る。
点線で示すように吐出口29に指30を当てて塞
ぐと前述したと同様にして送気することができ
る。
また、送ガスを行なうときは操作釦70をばね
受けリング73に当る第15図の状態までピスト
ン62をそのまま1段階押し下げる。これにより
第1の連通孔80がガス管路19の流入口52に
対向一致し、中空孔79に連通するため、その中
空孔79、シリンダ61の底部を通じて通気管路
10にガスを送り込むことにある。なお、このと
き通水管路9の流入口51、流出口53はそれぞ
れピストン62によつて閉塞されている。
受けリング73に当る第15図の状態までピスト
ン62をそのまま1段階押し下げる。これにより
第1の連通孔80がガス管路19の流入口52に
対向一致し、中空孔79に連通するため、その中
空孔79、シリンダ61の底部を通じて通気管路
10にガスを送り込むことにある。なお、このと
き通水管路9の流入口51、流出口53はそれぞ
れピストン62によつて閉塞されている。
また、送水を行なうときにはさらに第2のコイ
ルスプリング75の付勢力に抗してピストン62
を押し込み(2段階目)、第16図で示す状態に
する。このときばね受けリング73がピストン座
71に当つて停止し位置決めされる。しかして、
ピストン62の連通水路78が送水管路17の流
入口54と通水管路9の流出口53との間にわた
つて位置するため、送水管路17側から通水管路
9側に送水することができる。なお、このとき送
気管路15およびガス管路19の各流入口51,
52はそれぞれピストン62によつて閉塞されて
いるため、送気送ガスは行なわれない。
ルスプリング75の付勢力に抗してピストン62
を押し込み(2段階目)、第16図で示す状態に
する。このときばね受けリング73がピストン座
71に当つて停止し位置決めされる。しかして、
ピストン62の連通水路78が送水管路17の流
入口54と通水管路9の流出口53との間にわた
つて位置するため、送水管路17側から通水管路
9側に送水することができる。なお、このとき送
気管路15およびガス管路19の各流入口51,
52はそれぞれピストン62によつて閉塞されて
いるため、送気送ガスは行なわれない。
以上説明したように本考案は送気送水のみを行
なう場合モードと送気送水の他に送ガスも行なう
場合モードとで操作弁の状態を切り換えるように
することにより各場合において各操作を容易かつ
迅速に行なうことができるようにしたものであ
る。つまり、送気送水送ガスを同一のピストンを
使用してレスポンスのよい切換え操作ができる。
また、送ガスは特別な場合のみに使用するもので
通常は送気送水のみを行なうが、送ガスを必要と
しないときは上記状態の切換えにより従来と同様
な小さなストロークで送気送水の切換え操作が可
能で、それだけ操作性を向上できる。
なう場合モードと送気送水の他に送ガスも行なう
場合モードとで操作弁の状態を切り換えるように
することにより各場合において各操作を容易かつ
迅速に行なうことができるようにしたものであ
る。つまり、送気送水送ガスを同一のピストンを
使用してレスポンスのよい切換え操作ができる。
また、送ガスは特別な場合のみに使用するもので
通常は送気送水のみを行なうが、送ガスを必要と
しないときは上記状態の切換えにより従来と同様
な小さなストロークで送気送水の切換え操作が可
能で、それだけ操作性を向上できる。
第1図は本考案の一実施例を示すその内視鏡全
体の概略的な構成図、第2図は同じくその実施例
における送気送水のみを行なう場合の操作弁の側
断面図、第3図および第4図はそれぞれ同じくそ
の操作弁のピストンの斜視図、第5図は同じくそ
の操作弁の送気状態の側断面図、第6図は同じく
その操作弁の送水状態の側断面図、第7図は同じ
くその操作弁の送気送水送ガスを行なう場合にお
ける側断面図、第8図は同じくその場合における
送気状態を示す操作弁の側断面図、第9図は同じ
くその場合における送ガス状態を示す操作弁の側
断面図、第10図は同じくその場合における送水
状態を示す操作弁の側断面図、第11図は本考案
の他の実施例を示す操作弁の側断面図、第12図
は同じくそのピストンの一部を示す展開図、第1
3図は同じく送水状態を示す操作弁の側断面図、
第14図は同じく送気を行なう状態を示す操作弁
の側断面図、第15図は同じく送ガスを行なう状
態を示す操作弁の側断面図、第16図は同じく送
水を行なう場合の状態を示す操作弁の側断面図で
ある。 1……内視鏡、9……通水管路、10……通気
管路、15……送気管路、16……送水源、17
……送水管路、18……ガスボンベ、19……ガ
ス管路、21……送水タンク、25……シリン
ダ、26……第1のピストン、27……第2のピ
ストン、28……中空孔、29……吐出口、31
……横溝、32……縦溝、33……クリツク用小
溝、34……係合ピン、35……第1のコイルス
プリング、37……第1の連通孔、38……第2
の連通孔、42……第2のコイルスプリング、4
5……連通水路、46……第1の連通孔、47…
…第2の連通孔、51……流入口、52……流入
口、53……流出口、54……流入口、55……
流出口、61……シリンダ、62……ピストン、
63……横溝、64……第1の縦溝、65……第
2の縦溝、66……末端、67……末端、68…
…クリツク用小溝、69……係合ピン、73……
ばね受けリング、74……第1のコイルスプリン
グ、75……第2のコイルスプリング、78……
連通水路、79……中空孔、80……第1の連通
孔、81……第2の連通孔。
体の概略的な構成図、第2図は同じくその実施例
における送気送水のみを行なう場合の操作弁の側
断面図、第3図および第4図はそれぞれ同じくそ
の操作弁のピストンの斜視図、第5図は同じくそ
の操作弁の送気状態の側断面図、第6図は同じく
その操作弁の送水状態の側断面図、第7図は同じ
くその操作弁の送気送水送ガスを行なう場合にお
ける側断面図、第8図は同じくその場合における
送気状態を示す操作弁の側断面図、第9図は同じ
くその場合における送ガス状態を示す操作弁の側
断面図、第10図は同じくその場合における送水
状態を示す操作弁の側断面図、第11図は本考案
の他の実施例を示す操作弁の側断面図、第12図
は同じくそのピストンの一部を示す展開図、第1
3図は同じく送水状態を示す操作弁の側断面図、
第14図は同じく送気を行なう状態を示す操作弁
の側断面図、第15図は同じく送ガスを行なう状
態を示す操作弁の側断面図、第16図は同じく送
水を行なう場合の状態を示す操作弁の側断面図で
ある。 1……内視鏡、9……通水管路、10……通気
管路、15……送気管路、16……送水源、17
……送水管路、18……ガスボンベ、19……ガ
ス管路、21……送水タンク、25……シリン
ダ、26……第1のピストン、27……第2のピ
ストン、28……中空孔、29……吐出口、31
……横溝、32……縦溝、33……クリツク用小
溝、34……係合ピン、35……第1のコイルス
プリング、37……第1の連通孔、38……第2
の連通孔、42……第2のコイルスプリング、4
5……連通水路、46……第1の連通孔、47…
…第2の連通孔、51……流入口、52……流入
口、53……流出口、54……流入口、55……
流出口、61……シリンダ、62……ピストン、
63……横溝、64……第1の縦溝、65……第
2の縦溝、66……末端、67……末端、68…
…クリツク用小溝、69……係合ピン、73……
ばね受けリング、74……第1のコイルスプリン
グ、75……第2のコイルスプリング、78……
連通水路、79……中空孔、80……第1の連通
孔、81……第2の連通孔。
Claims (1)
- 内視鏡の操作部に、中空孔を有したピストンを
嵌挿したシリンダを設け、このシリンダの側壁に
は空気供給源から空気を送る送気管路の流入口と
ガス供給源からガスを送るガス管路の流入口を同
一横断面上において一定の角度をあけて設けると
ともに、この各流入口とは別の位置において送水
源からの水を送る送水管路の流入口とシリンダ側
から挿入部の先端側に水を送る通水管路の流出口
を設け、上記シリンダとピストンとの間にはピス
トンを2段階目まで押下げを許す位置に待機させ
る第1モード状態とピストンを一定量回転して1
段階目まで押し下げた位置に待機させるとともに
2段階目の押し下げを許す第2モード状態に選択
自在な規制機構を設け、上記ピストンには第1モ
ード状態でこのピストンを押し下げないとき上記
送気管路の流入口を中空孔に連通する第1の連通
孔と、第1モードの状態で1段階目まで押し下げ
た時に上記ガス管路の流入口を中空孔に連通する
とともに第2モード状態の待機位置で上記送気管
路の流入口に連通する第2の連通孔とを設け、ピ
ストンを2段階目まで押し下げたとき送水管路の
流入口を通水管路の流出口に連通水路を設け、上
記シリンダにはピストンの押下げ操作に影響のな
い位置に空気とガスを挿入部の先端側に送る通気
管路の流出口を上記中空孔に連通して設けてなる
ことを特徴とする内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13503280U JPS6143444Y2 (ja) | 1980-09-22 | 1980-09-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13503280U JPS6143444Y2 (ja) | 1980-09-22 | 1980-09-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5757801U JPS5757801U (ja) | 1982-04-05 |
JPS6143444Y2 true JPS6143444Y2 (ja) | 1986-12-09 |
Family
ID=29495218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13503280U Expired JPS6143444Y2 (ja) | 1980-09-22 | 1980-09-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6143444Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5949733A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-22 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
JPH064059B2 (ja) * | 1987-04-06 | 1994-01-19 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡用切換え弁装置 |
JP3965669B2 (ja) * | 2000-12-08 | 2007-08-29 | フジノン株式会社 | 内視鏡の送気送水バルブ構造 |
-
1980
- 1980-09-22 JP JP13503280U patent/JPS6143444Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5757801U (ja) | 1982-04-05 |
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