JPH02266340A - 画像情報検索複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マイクロフィルムに形成されている多数の画
像駒を、各駒毎あるいは所定駒飛ばしで順次検索する機
能、いわゆるブラウジング検索が行なえ、かつそのブラ
ウジング検索中に、検索された画像駒の情報を複写でき
るようにした画像情報検索複写装置に関する。

従来の技術 高密度の画像記録が可能なマイクロフィルムは、見読が
可能であり、また、半永久的な保存性を有するなど、近
年使用されつつあるデジタル情報記録媒体とは異なる独
特の特徴を有していることから、この特徴を生かせる各
種の分野において静止画像ファイルとして使用されてい
る。

このようなマイクロフィルムに情報を記録する場合には
、それぞれの情報群を個別に記録したり、また、相互に
関連性を有し１つの群ないし１つの件として認識される
情報群を１単位とし、この情報群内の各画像駒を頁順等
の所定の順番でマイクロフィルムに記録したりしている
。

例えば、特許明細書をロール状のマイクロフィルムに記
録する場合には、通常は複数頁となっている１件の特許
明細書を１つの画像情報駒群として第１頁から最終頁ま
で順に記録するようにしている。

また、上記したようなマイクロフィルムには前記画像駒
に合わせて、また相互に関連のある画像駒から構成され
る件あるいは群の先頭駒に合わせて、ブリップ或いはド
キュメントマーク等とも言われる検索用のマークが付さ
れている。

このようにして、多数の画像駒と検索用のマークとが記
録されたマイクロフィルムをもとに、これに記録された
画像情報をスクリーンに投影して所定の画像情報を閲読
して検索し、更に所定の画像を複写するために、リーダ
プリンタ等の検索複写装置が用いられている。

この検索に当たって、例えばマイクロフィルム中に記録
されている画像情報のうち、検索したい画像情報がある
範囲内で点在しているようなときには、いちいち検索を
すべき画像情報のアドレスを入力する操作を繰り返す必
要があり、このような操作は非常に煩わしいものである
ので、通常はブラウジング検索という検索が行なわれる
。このブラウジング検索とは、設定された時間毎に次々
と任意の画像情報を検索して停止し、この停止した画像
情報をスクリーン上に写し出す動作を言い、このブラウ
ジング検索を使用すれば、上記のように検索したい画像
情報がある範囲内で点在しているようなときには、検索
の操作が簡便となるために非常に効率的に検索が行なえ
ることになる。尚、このブラウジング検索は、所定のキ
ー操作でその検索のモードに設定されるようになってお
り、検索は１駒毎、あるいは任意の駒毎、さらには、件
。

群の先頭駒毎等の種々の形態で行なえるようになってい
る。

発明が解決しようとする課題 ところが、このような従来の画像情報検索複写装置にお
いては、前記したようなブラウジング検索を行なってい
る最中に、その検索された画像情報を複写する場合には
、−旦そのブラウジング検索を解除した後、キー操作に
よって複写動作をさせ、再度プランジング検索の設定を
するという操作を行なう必要があった。すなわち、ブラ
ウジング検索中には複写を行うかどうかの選択をするこ
とができず、複写を行うにはブラウジング検索の解除を
する必要があった。

本発明は、このような従来の問題点を解消するために成
されたものであり、プランジング検索中であっても、任
意の画像情報の複写をすることができる画像情報検索複
写装置の提供を目的とする。

課題を解決するための手段 前記目的を達成するための本発明は、多数の画像駒と、
これらの画像駒に対応するマークとが形成されたマイク
ロフィルムにおける前記画像駒の情報を光源からの光で
受像体に照射すると共に必要に応じて前記照射された情
報を複写するようにした画像情報検索複写装置であって
、前記受像体に照射された情報を複写する顔に操作され
、この操作により複写指令信号を出力する複写指令手段
と、当該複写指令手段から複写指令信号が出力されたと
きに前記受像体に照射された情報を複写する複写手段と
、前記マイクロフィルムに形成されている多数の画像駒
のうちの任意の画像駒を、これらの画像駒に対応するマ
ークを検出することで前記受像体に照射される位置まで
搬送して停止し、一定時間経過後、次の任意の画像駒を
当該位置まで搬送する動作を順次繰り返して行なう検索
制御手段と、当該検索制御手段によって前記マイクロフ
ィルムにおける任意の画像駒が前記受像体に照射される
位置まで搬送されて停止している間に、前記複写指令手
段から複写指令信号が出力されたときには前記検索制御
手段の動作を一時停止させると共に前記複写手段を作動
させ、その後、前記複写手段による複写動作が終了した
ときには、前記検索制御段の動作を再開させる割込複写
制御手段とを有することを特徴とするものである。

ｆ［ 以上のような構成を有する本発明の画像情報検索複写装
置は、以下のように作用する。

検索制御手段は、マイクロフィルムに形成されている多
数の画像駒のうちの任意の画像駒を、これらの画像駒に
対応するマークを検出することで受像体に照射される位
置まで搬送して停止し、−定時間経過後、次の任意の画
像駒を当該位置まで搬送する動作を順次繰り返す。そし
て、この動作が連続して行なわれ、任意の画像駒が前記
受像体に照射される位置まで搬送されて停止している間
に、複写指令手段から複写指令信号が出力さむると、割
込複写制御手段は、前記検索制御手段による動作を一時
停止し、同時に複写手段を作動させ、前記複写手段は、
そのときに前記受像体に照射されている画像駒の情報を
複写する。そして前記複写手段による複写動作が終了す
ると、前記割込複写制御手段は、前記検索制御手段によ
る動作を再開させる。

従って、任意の画像駒を連続的に検索する。いわゆるブ
ラウジング検索を行っている最中に、その検索した画像
駒の情報の複写を自由に行うことができることになる。

実施例 以下、図示する本発明の実施例に基いて本発明の詳細な
説明する。

第１図は本発明の画像情報検索複写装置を適用したり−
ダプリンタを示す図であり、リーダプリンタ本体１０の
正面にはスクリーン（受像体）１１が設けられ、マイク
ロフィルムに記録された画像がこのスクリーン１１に投
影されるようになっている。マイクロフィルムはスクリ
ーン１１の下側に設けられたキャリア一部１２内に装填
されるようになっており、マイクロフィルムの画像をス
クリーン１１に投影させて閲読して検索し、検索された
所定の画像を複写するために、リーダプリンタ本体１０
内には、図示しない公知の複写手段としての電子写真プ
リンタ部が組込まれている。

この複写機は受像体としての感光ドラムを有している。

このリーダプリンタを操作するために、主としてマイク
ロフィルムの送りを行なう際に操作する検索ボード１３
がリーダプリンタ本体１１に接続され、所定の画像が検
索された後に、その画像を複写する際に操作される複写
ボード１４がリーダプリンタ本体１１の前面に設けられ
ている。

第１図に示されたキャリア一部１２の内部構造を示すと
第２図の通りである。図示するようにマイクロフィルム
Ｆは供給リール２０にロール状に巻付けられており、こ
の供給リール２０はカートリッジ２１に着脱自在に支持
されて回転自在となっている。このカートリッジ２１は
キャリア一部１２の左端部に設けられた図示しない開口
部から挿入し得るようになっており、このカートリッジ
２１内の供給リール２０から繰り出されたマイクロフィ
ルムＦは、キャリア一部１２内に設けられた巻き取りリ
ール２２に巻き取られるようになっている。

供給リール２０は供給リール駆動用モータＭＲにより駆
動される駆動軸２３によって、フィルムＦを繰り出す方
向と巻き取る方向とに正逆回転可能となっており、この
駆動軸２３はカートリッジ２１が前記挿入口からキャリ
ア一部１２内に装填されると、そのカートリッジ２１に
より作動する図示しないスイッチによってソレノイドが
作動して供給リール２０の中心部に設けられたコア部に
向けて前進するようになっている。また、前記巻き取り
リール２２は巻き取りリール駆動用モータＭｌ−”に連
結された駆動軸２４によって、回転するようになってい
る。

キャリア一部１２内には更に、カートリッジ２１から繰
り出されたマイクロフィルムＦの先端部を、巻き取りリ
ール２２に向けて搬送するために、図示しないモータに
よって駆動される送出しローラ２５と、ここから送り出
されたフィルムを案内するガイドローラ２６とを有し、
更にマイクロフィルムＦの前進及び後進両方向の搬送距
離をカウントするためのエンコーダ２７と、これに圧接
する補助ローラ２８とを有している。また、キャリア一
部１２内には、エンコーダ２７と同一のレベルの位置と
なったガイドローラ２９が設けられている。カートリッ
ジ２１内の供給リール２０から繰り出されたマイクロフ
ィルムＦを巻き取りり−ル２２にまで案内するために、
これらの間には、複数のガイド３０が設けられており、
これらのガイド３０によってフィルム搬送路３１が形成
されている。

第２図に示すように、ランプ３５等の光源からの光は、
反射ミラー３６を介してコンデンサーレンズ群３７によ
り集光された後に、上下の圧着ガラス３８．３９の間に
位置するマイクロフィルムＦを照射し、これによりマイ
クロフィルムＦに記録された画像は投影レンズ４０によ
り拡大されて、スクリーン１１に投影される。したがっ
て、圧着ガラス３８．３９０部分は、光源３５からの光
によって画像情報をスクリーン１１に投影させるための
投影光路部Ｓとなっている。画像情報を複写する場合に
は、この投影光路部Ｓを通過した光は、図示しない感光
ドラムに照射される。このスクリーン１１に投影される
画像を検索する際には、オペレータが検索ボード１３の
キーを操作することになり、画像が投影されるときには
、下方の圧着板３９はマイクロフィルムＦを介して上方
の圧着ガラス３８に圧着するように、下方の圧着ガラス
３９は上下動自在となっている。

前記ガラス３８．３９に対してマイクロフィルムＦの上
流側には、フィルムＦに記録された画像に対応して記録
された検索情報を読み取るための、ＬＥＤ等の発光素子
４１とフォトセンサー等の受光素子４２とが相互に対向
して設けられ、これらが検索用マークを検出するセンサ
ー４３となっている。

第３図は第１図に示された検索ボード１３を示す図であ
り、”ＲＥＷ”と５記されたキー４５はマイクロフィル
ムを供給リール２０に巻戻す際に操作されるキーである
。ＳＥＴ”と標記されたキー４６は、アドレスをセット
或いは微調整する際に操作されるキーであり、矢印が標
記されたキー４７．４８は、フィルムをそれぞれの方向
に微調整移動する際に操作されるキーである。“ＭＥＭ
″と標記されたキー４９は、検索するためのアドレスデ
ータを一時バッファーに入れておく際に操作されるキー
であり、“ＭＥＭＲ”と標記されたキー５０は、バッフ
ァに入れておいたデータを読み出す際に操作されるキー
である。“ＣＬＲ／ＳＴＰ”と標記されたキー５１は、
キーによる入力を取消する際、及び動作の緊急停止を行
なう際に操作されるキーである。

上述したそれぞれのキーの隣りには、数字Ｏ〜９が標記
されたテンキー５２が設けられ、“５ＥＲＣＨ“と標記
されたキー５３は、検索を開始する際に操作されるキー
である。更に、“ＢＬＯＣＫ”と標記されたキー５４は
、マイクロフィルムに記録された大分類の区分マークで
ある群マークに基いて画像の検索を行なう際に使用され
るキーであり、“ＢＡＴＣＨ“と標記されたキー５５は
、マイクロフィルムに記録された小分類の区分マークで
ある件マークに基いて画像の検索を行なう際に使用され
るキーである。“ＢＲＯ”と標記されたキー５６は、画
像を拾い読みして検索する。いわゆるブラウジング検索
する際に使用されるキーであり、“ＭＬＴ″と標記され
たキー５７は、画像をプリントする際に、その複写枚数
を人力するためのキーである。“十″と８コ己されたキ
ー５８と“−゛と標記されたキー５９は、それぞれフィ
ルムの画像駒を送る際に操作されるキーであり、キー５
８はフィルムを前進させる際に使用され、キー５９はフ
ィルムを後進させる際に使用される。

“ＰＲＩＮＴ″と標記されたキー６０は、複写を開始す
る際に使用される複写指令手段としてのキーであり、ア
ドレス入力を伴なった場合には、検索とプリントとを指
令する指令キーとなる。

第４図は第１図に示された複写ボード１４を拡大して示
す図であり、露光ボリューム６１を操作することによっ
て、光源３５の照度が変化する。

複写すべき枚数は表示部６２に２桁で表示される。

“十”と標記されたセットボタン６３は、複写枚数を増
加させる場合に使用され、　−”と標記されたセラ１−
ボタン６４は、複写枚数を減少する場合に使用される。

これらのセットボタン６３．６４によってセットされた
複写枚数は、表示部６２に表示される。複写枚数をリセ
ットする際には、リセットボタン６５が操作される。ま
た、複写を開始する際には、複写指令手段としてのプリ
ンタボタン６６が操作される。複数枚数のプリント途中
でプリント動作をステップさせたいときもリセット釦６
５が操作される。

第５図は本発明の画像情報検索複写装置を適用したリー
ダプリンタの作動を制御する制御回路を示すブロック図
であり、検索制御手段及び割込複写制御手段を構成する
マイクロコンピュータＣＰＵ７０には、ＲＯＭ７１、Ｒ
ＡＭ７２、及び不揮発性ＲＡＭ７３等の記憶媒体が接続
され、更に、リーダプリンタ本体１０内に組込まれた電
子写真プリンタの現像モータ等の構成部材やフィルムフ
ィードのクラッチ等の制御部材７４に入出カポ−ドア５
ａを介して制御信号が送られるようになっている。第２
図に示した巻き取りリール駆動用モータＭｌ’には、入
出カポ−ドア５ｃ１モータコントローラ７６、ＦＯＲモ
ータドライバー７７ａを介してＣＰＵ７０から制御信号
が送られるようになっており、このモータＭＰの回転を
フィードバック制御するために、このモータＭＦに直結
されたエンコーダ７８ａからのパルス信号がＦＶコンバ
ータ７９ａを介してＦＯＲモータドライバー７７ａに送
られるようになっている。同様に供給リール駆動モータ
ＭＲにもＲＥＶモータドライバー７７ｂから制御信号が
送られるようになっており、このモータに直結されたエ
ンコーダ７８ｂからのパルス信号がＦＶコンバータ７９
ｂを経てモータドライバー７７ｂにフィードバックされ
る。

前述した検索ボード１３と複写ボード１４に設けられた
デイスプレィ部８０には、ＣＰＵ７０から入出カポ−ド
ア５ｃ１表示ドライバー８１を介して信号が送られるよ
うになっている。また、これらのボード１３．１４に設
けられたキーからの人力信号は、人出カポ−ドア５ｂを
介してＣＰＵ７０に送られるようになっている。このＣ
ＰＵ７０には、ホストコンピュータとの通信等を行なう
ために、シリアルインターフェース８２としてのＲ３２
３２Ｃが接続され、このＲ５２３２Ｃのボーレート設定
や、検索条件を設定するためのＤＩＰスイッチ８３が人
出カポ−ドア５ｂを介してＣＰＵ７０に接続されている
。

本発明のリーダプリンタに装填されるマイクロフィルム
Ｆの一例が第６図に示されており、第２図に示されたセ
ンサー４３は、第６図に示すように、マイクロフィルム
Ｆの一方側に記録された検索用のマーク（駒マーク）Ｍ
を検出するためのＡチャンネル用のセンサー４３ａと、
マイクロフィルムＦの他方側に記録された検索用の区分
マークである群あるいは件マークＮを検出するだめのＢ
チャンネル用のセンサー４３ｂとからなる。これらは、
投影光路部ＳからマイクロフィルムＦの前進（搬送）方
向の上流側に所定の距離離れた位置に備えられている。

上述したそれぞれのセンサー４３ａ、４３ｂがらの信号
は、第５図に示すように、ＣＰＵ７０に送られるように
なっており、それぞれのセンサー４３ａ、４３ｂからの
検出信号に同期して、第２図に示されたエンコーダ２７
からの信号により、前記検索マークの幅を求めるために
、Ａチャンネル用のマーク幅カウンタ８４ａと、Ｂチャ
ンネル用のマーク幅カウンタ８４ｂとが、それぞれ人出
カポ−ドア５ｄを介してＣＰＵ７０に接続されている。

本発明の画像情報検索複写装置に用いられるマイクロフ
ィルムＦについて、その−例を示す第６図を参照して説
明する。

マイクロフィルムＦには、例えば多数の特許明細書等の
書類や図面等の容置が所定の間隔毎に記録されており、
容置が１つの画像駒となっている。

このようにして記録された多数の画像駒のうち、例えば
１件の特許明細書に相当する全ての画像駒が１件の情報
群を構成しており、図示するマイクロフィルムＦの先端
部には、５つの画像駒つまり９０　（１）〜９０　（５
）で１件の情報群つまり画像駒群となった画像が記録さ
れているものとする。

そして、このｎ件目の画像駒群の第１頁目つまり先頭の
画像駒９０　（１）に対応して、その画像駒の１−側に
件マークＮが検索用のマークとしてフィルムＦに記録さ
れている。同様に、ｎ＋１件目の画像駒群の先頭つまり
第１頁目の画像駒に対してもまた、件マークＮが記録さ
れており、符号Ｎ２００は２００件目０画像駒群の先頭
の画像駒を示す。

また、マイクロフィルムＦには、１件分の画像駒群のそ
れぞれの画像駒に対応させて、その画像駒の下側に駒マ
ークＭが検索用のマークとして記録されている。第６図
において符号ｅ２はｎ件目の画像駒群の第２頁目に相当
する駒マークを示し、符号ｅ４は第ｎ件目の画像駒群の
最終頁である４頁目の画像駒に対応する駒マークを示す
。

これらのマークは、件マークも駒マークも何れも、前記
投影光路部Ｓの中心からマイクロフィルムＦの前進方向
の上流側に、距離Ｗだけずれた位置に設けられた前記２
組のセンサ４３ａ及びセンサ４３ｂによって検出される
ようになっている。

それぞれの画像駒に対応して付されたマークが件マーク
であるか、或いは駒マークであるかは、それぞれのセン
サ４３ａ及びセンサ４３ｂの受光素子４２からＣＰＵ７
０に出力される割込信号によって識別される。ただし、
件マーク及び駒マークをマーク幅の相違によって区別で
きるようにした２レベルタイプのフィルムを用いても良
く、或いはフィルムに２列に画像駒を記録するようにし
たデュオタイプのフィルムを用いても良い。このデュオ
タイプのフィルムを用いた場合には、一方の列の画像駒
に対応したマークはセンサー４３ａにより検出され、他
方の列の画像駒に対応したマークは、センサー４３ｂに
より検出されることになる。

本発明では、第６図に示したようなマイクロフィルムを
、例えば−駒毎に投映光路部Ｓまで搬送して一定時間停
止させ、その画像駒の情報をスクリーン１１に照射し、
次に、その次の駒を同様にして投映光路Ｓまで搬送して
一定時間停止させるという動作を繰り返しながら所望の
画像駒の情報を検索するブラウジング検索中に、そのス
クリーン１１に照射されている画像を複写したい場合、
プリントキー６０あるいは６６を押すと、その画像駒の
情報が複写されるようにしている。尚、このように−駒
毎、あるいは所望の駒毎（３駒おきなど）のブラウジン
グ検索は、各画像駒の下側に付されている駒マークＭに
よって行なわれ、また、容性の先頭駒のみ、又は、所望
の外伝のブラウジング検索は件マークＮによって行なわ
れる。

本発明の画像情報検索装置の概略の動作は以上の通りで
あるが、さらに詳細な動作を第７図及び第８図のフロー
チャートに基づいて説明する。

まず、プログラムがスタートすると、種々のフィルムに
対応した検索を行うための検索条件の設定ヲ待つ。具体
的には、２レベルフイルム、３レベルフイルム又は上下
ブリップタイプ等によってその検索のプログラムが異な
るので、その選択を行うことになる（Ｓｌ）。そして、
この選択が成されると、ＣＰＵ７０はこの選択された条
件の設定を行い、その選択されたプログラムを走らせる
ことになる（Ｓ２）。次に、検索するマイクロフィルム
の画像駒の内、検索を開始すべき画像駒のアドレス、検
索を終了する画像駒のアドレス、検索の種類（ブラウジ
ング、サーチ、プリント等）の指定が第３図に示した各
種のキーによって成されると、ＣＰＵ７０はこれらの設
定による処理を行う置数ルーチンを実行する（Ｓ３，３
４）。そして、キー５７が押されてマルチ指定、すなわ
ち複数部の複写指令が成され、プリントスイッチ６０又
は６６が押されてプリント指定がされると（Ｓ５．Ｓ６
）マルチプリントが実行される。例えば、テンキー５２
によって検索を開始するアドレス５０から検索を終了す
るアドレス６０を指定し、さらに複写部数を設定し、キ
ー５７を押すと、そのアドレス５０からアドレス６０ま
での画像駒の情報をその設定した部数だけ複写が行なわ
れる（Ｓ７）。また、マルチ指定がされずにキー５６が
押され、ブラウジング指定がされると、ブラウジング検
索が行なわれる。例えば上記の例では、そのアドレス５
０からアドレス６０までの画像駒の情報を一定時間ごと
に順次所定駒づつスクリーン１１に照射させる検索が行
なわれる（Ｓ８．Ｓ９）。また、ブラウジング指定がさ
れずにキー５３が押され、サーチ指定がされると、入力
した検索開始のアドレスに対応する画像駒を検索し、ス
クリーン１１に照射することになる（ＳＩＯ，５１１）
。さらに、サーチ指定がされずに、プリントスイッチ６
０又は６６が押されてプリント指定がされると、入力さ
れたアドレス間のプリントが実行される。例えば、テン
キー５２によって検索を開始するアドレス５０から検索
を終了するアドレス６０を指定し、キー５７を押すと、
そのアドレス５０からアドレス６０までの画像駒の情報
の複写が行なわれる（３１２，８１３）。また、キー５
８又はキー５９が押されると、このキーが押されている
間だけマイクロフィルムを前進方向又は後退方向に低速
送りし、所定方向の検索を行う（Ｓ１４，５１５）。

第８図は、第７図のメインフローチャートにおいてブラ
ウジング検索が指定されたときに実行されるサブルーチ
ンフローチャートである。

ブラウジング検索のプログラムがスタートすると、メイ
ンルーチンの８３においてテンキー５２によって入力し
た検索開始のアドレスＩＸに対応する画像駒を検索する
。例えば、テンキー５２によって検索開始ののアドレス
を１９０と入力すると、マイクロフィルムに写し込まれ
ている画像駒の先頭から１９０駒目の画像駒が検索され
る（Ｓ２０）。そしてこの検索が終了すると、停止タイ
マーを起動させる（Ｓ２１）。その後、この停止タイマ
ーがタイムアツプすると、゛入力された検索終了のアド
レスに達していないことを条件に現在検索されている画
像駒のアドレスＩＸを１インクリメントする（８２２〜
５２４）。すなわち、Ｓ２０から３２４までの処理で、
最初に設定した検索開始のアドレス■８に対応する画像
駒を検索し、この画像駒の情報をスクリーン１１に停止
タイマーがタイムアツプするまで照射し、タイムアツプ
すると自動的に次に検索すべきアドレスを１インクリメ
ントする。次に、このアドレスの画像駒（次の駒）を検
索し、その画像駒の情報をスクリーン１１に停止タイマ
ーがタイムアツプするまで照射する。以上の動作は、人
力された検索終了アドレスＩ、に対応した画像駒がスク
リーン１１に照射されるまで繰り返されることになる。

尚、この検索において、２駒飛ばし又は３駒飛ばしで検
索をする場合には、テンキー５２によってこれを設定す
ることができるようになっており、このような設定が成
されたときには、Ｓ２４におけるインクリメント数が２
又は３に設定される。

次に、停止タイマーがタイムアツプする間にキー５３つ
まりサーチキーが押されると、サーチキーフラグがオン
され、モータがオフしてマイクロフィルムの搬送が停止
されるとともに停止タイマーのカウントが停止し、プリ
ントキー６０又は６６がオンされるのを待つ。以」二の
ような処理は、サーチキー５３がオンされている間に行
なわれることになる。

このサーチキー５３がオンされた後に、このスイッチが
オフされると、サーチキーフラグがオンとなっているの
で、このサーチキーフラグをオフし、停止タイマーをリ
セットし、モータを低速で作動させてマイクロフィルム
を低速で搬送させる（８２９〜５３２）。すなわち、サ
ーチキー５３がオンされると、そのオンされている間だ
けマイクロフィルムの搬送及び停止タイマーのカウント
が一時停止してプリント指令を待ち、このサーチキー５
３がオフされた時に停止タイマーがリセットされ、同時
に低速送りによる次の画像駒の検索動作が行なわれる。

つまり、サーチキー５３を瞬時にオンさせれば、それに
よって次の画像駒の検索動作が停止タイマーのタイムア
ツプとは無関係に行なわれることになる。

そして、ブラウジング検索中であって、画像駒の情報が
スクリーン１１に照射されている間、すなわち、停止タ
イマーがタイムアツプするまでに、プリントキー６０又
は６６が押されると、その照射されている情報の複写が
行なわれる（３３３゜３４）。また、このブラウジング
検索中にキー５１が押されて取消／停止指令が出力され
ると、停止タイマーをリセットすると同時にモータをオ
フし、マイクロフィルムの搬送を停止する（８２５〜５
３７）。

以上のように、ブラウジング検索を行っている最中に、
サーチキー５３を押すと、その押されている間はマイク
ロフィルムの搬送動作を停止タイマーと設定時間とは無
関係に停止させておくことができる。また、サーチキー
５３を瞬間的に押して離せば、停止タイマーの設定とは
無関係に即座に次の画像駒が搬送されることになる。さ
らには、この検索中に複写をする場合であっても、プリ
ントキー６０又は６６を押すのみで良いので、ブラウジ
ング検索時における複写動作が非常に簡便な操作で行う
ことができる。

尚、具体的な使用時のキー操作を例示すれば、テンキー
５２により現在のアドレスを入力して、サーチキー５３
を押せば、現在のアドレスから１駒毎の検索動作が実行
され、例えば、５駒毎の検索を行うときには、テンキー
５２によって５を入力し、その後キー５４を押し、テン
キー５２により現在のアドレスを入力して、サーチキー
５３を押せば、現在のアドレスから５駒毎の検索動作が
実行される。そして、この検索の途中でサーチキー５３
を押すと、その押している開停止時間が延長され、プリ
ントキー６０又は６６を押すと、複写動作が割込で行な
われ、その後は、上記検索を自動的に継続する。尚、本
実施例の画像情報検索複写装置においては、具体的なフ
ローチャートは示さないが、上記した駒毎の検索に加え
て、さらには、件１群の先頭駒毎等の種々の形態で行な
えるようになっている。

発明の効果 以上の説明により明らかなように、本発明によれば、マ
イクロフィルムを間欠的に送り、任意の画像駒を検索す
るその検索中に、その画像駒の情報の複写を行うことが
できるので、検索中の画像駒の情報の複写を非常に簡単
な操作で行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の画像情報検索複写装置を適用したリ
ーダプリンタを示す図、 第２図は、第１図に示したキャリア一部の内部構造を示
す図、 第３図は、第１図に示した検索ボードを示す図、第４図
は、第１図に示した複写ボードの拡大図、第５図は、本
発明の画像情報検索複写装置を適用したリーダプリンタ
の作動を制御する制御回路を示すブッロツタ図、 第６図は、上下ブリップタイプのマイクロフルムを検索
する場合の情況を示す図、 第７図及び第８図は、本発明の画像情報検索複写装置を
適用したリーダプリンタの動作フローチャートである。 ６０．６６・・・プリントキー（複写指令手段）、７０
・・・ＣＰＵ　（検索制御手段、割込複写制御手段）、 ７４・・・複写機（複写手段）、 Ｆ・・・マイクロフィルム。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 多数の画像駒と、これらの画像駒に対応するマークとが
   形成されたマイクロフィルムにおける前記画像駒の情報
   を光源からの光で受像体に照射すると共に必要に応じて
   前記照射された情報を複写するようにした画像情報検索
   複写装置であって、前記受像体に照射された情報を複写
   する際に操作され、この操作により複写指令信号を出力
   する複写指令手段と、当該複写指令手段から複写指令信
   号が出力されたときに前記受像体に照射された情報を複
   写する複写手段と、 前記マイクロフィルムに形成されている多数の画像駒の
   うちの任意の画像駒を、これらの画像駒に対応するマー
   クを検出することで前記受像体に照射される位置まで搬
   送して停止し、一定時間経過後、次の任意の画像駒を当
   該位置まで搬送する動作を順次繰り返して行なう検索制
   御手段と、当該検索制御手段によって前記マイクロフィ
   ルムにおける任意の画像駒が前記受像体に照射される位
   置まで搬送されて停止している間に、前記複写指令手段
   から複写指令信号が出力されたときには前記検索制御手
   段の動作を一時停止させると共に前記複写手段を作動さ
   せ、その後、前記複写手段による複写動作が終了したと
   きには、前記検索制御手段の動作を再開させる割込複写
   制御手段とを有することを特徴とする画像情報検索複写
   装置。