JPH0226600Y2 - - Google Patents

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JPH0226600Y2
JPH0226600Y2 JP1984010824U JP1082484U JPH0226600Y2 JP H0226600 Y2 JPH0226600 Y2 JP H0226600Y2 JP 1984010824 U JP1984010824 U JP 1984010824U JP 1082484 U JP1082484 U JP 1082484U JP H0226600 Y2 JPH0226600 Y2 JP H0226600Y2
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JP
Japan
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workpiece
cleaning
chamber
cleaning liquid
box
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JP1984010824U
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JPS60125045U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は、機体内に切粉の清掃装置の設けられ
た、マシニングセンタ等の工作機械に関する。
(b) 技術の背景 マシニングセンタ等の工作機械におけるワーク
加工後の切粉処理は、工場内の汚損防止等の観点
から、できるだけ加工の行われた工作機械の近く
で行うことが望ましい。
(c) 従来技術と問題点 従来、この種の切粉処理は、ワークを一旦工作
機械から離れた場所に設置された切粉清掃装置に
まで運搬し、そこで切粉の清掃を行つていたが、
こうした方法では、切粉の処理の為にわざわざワ
ークを工作機械から搬出しなければならず、その
為に搬送リフト等のワークの搬送手段が占有さ
れ、システム全体の効率が低下する不都合が有つ
た。
特にこうした傾向は、加工の無人化、省力化を
目指すFMS(「フレキシブル・マニフアクチヤリ
ング・システム」、以下単に「FMS」と称する。)
において、顕著に現われ、こうした無人化システ
ムを効率良く稼動させるためには、切粉処理の合
理化が強く求められていた。
(d) 考案の目的 本考案は、前述の欠点を解消すべく、加工済み
ワークの切粉の清掃を工作機械からワークを搬出
することなく行い得る。切粉清掃装置付き工作機
械を提供することを目的とするものである。
(e) 考案の構成 即ち、本考案は、移動駆動自在に設けられたワ
ークを搭載し得るテーブルを有する工作機械にお
いて、前記テーブルの上方に、クリーニングボツ
クスを上下方向に移動駆動自在に設け、該クリー
ニングボツクスに、テーブル側に開口部の形成さ
れた箱状のワーク洗浄室を形成し、該ワーク洗浄
室に、クリーニング液供給手段及び空気供給手段
を前記ワーク洗浄室の周囲及び上部を取り囲む形
で設けて構成される。
(f) 考案の実施例 以下、図面に基づき、本考案の実施例を、具体
的に説明する。
第1図は本考案による切粉清掃装置付き工作機
械の一実施例を示す正面図、第2図は第1図の切
粉清掃装置付き工作機械の平面図、第3図は切粉
清掃装置の一例を示す正面図、第4図は第3図の
切粉清掃装置の平面図である。
工作機械であるマシニングセンタ1は、第1図
及び第2図に示すように、機体2を有しており、
機体2には加工に使用する多数の工具を収納した
工具マガジン3、自動工具交換装置5等が設けら
れている。自動工具交換装置5は工具マガジン3
に格納された工具を適宜選択して図示しないスピ
ンドルに装着すると共に、スピンドルによる加工
作業の終了した工具を工具マガジン3に返却する
動作を行う。また、機体2にはハウジング4が箱
状に設けられており、ハウジング4内にはテーブ
ル6が水平直角2方向、即ち矢印A,B及びC,
D方向に移動駆動自在に設けられ、更にテーブル
6の、第2図右方にはパレツトチエンジヤー7が
設けられている。パレツトチエンジヤー7は、ワ
ークを搭載し得るパレツト9をそれぞれ搭載する
ことが出来るローデイングスタンド7a,7aを
有しており、ワークをパレツト9に搭載した形で
ローデイングスタンド7aとテーブル6との間で
受け渡しして、マシニングセンタ1にワークの連
続的な加工を可能ならしめるものである。即ち、
マシニングセンタ1による加工の終了したワーク
をテーブル6から空き状態のローデイングスタン
ド7a上に戻すと共に、未加工ワークをもう一方
のローデイングスタンド7aからテーブル6上に
供給する。
一方、テーブル6の、第1図の上方には、切粉
清掃装置10を構成するクリーニングボツクス1
1が設けられており、クリーニングボツクス11
には、第3図に示すように、図中下方、即ちテー
ブル6側に開口部11aの設けられた、箱状のワ
ーク洗浄室11mが形成されている。クリーニン
グボツクス11の両側には、第4図に示すよう
に、ブラケツト25を介して2本のガイドレール
11bが設けられており、各ガイドレール11b
は機体2に固設された軸受12に、第3図矢印
E,F方向に摺動自在に嵌入係合している。ま
た、クリーニングボツクス11の第3図左方下端
にはブラケツト21が設けられており、ブラケツ
ト21には機体2に一端を枢着されたシリンダ2
2が、矢印E,F方向に突出駆動自在に設けられ
たピストンロツド22a介して固着されている。
クリーニングボツクス11の第3図上部にはク
リーニング液室11cが、第4図に示すように、
ワーク洗浄室11mの周囲に沿つた形で設けられ
ており、クリーニング液室11cには可撓性を有
するフレキシブルチユーブ15の一端が接続さ
れ、フレキシブルチユーブ15の他端は、その中
間部分を第3図上方に屈曲膨出させた形で、機体
2に設けられたクリーニング液供給口16に接続
している。
また、クリーニングボツクス11の、第3図下
方には、空気室11dがワーク洗浄室11mの周
囲に沿つた形で設けられており、更にクリーニン
グボツクス11上部中央にも空気室11eが、ワ
ーク洗浄室11m中央を横断する形で設けられて
いる。空気室11dと11eは両室を繋ぐ形で設
けられたパイプ11fにより連通しており、更に
空気室11dに、クリーニング液室11cを貫通
する形で設けられたパイプ11gを介して、クリ
ーニングボツクス11上部でフレキシブルチユー
ブ19の一端と接続している。フレキシブルチユ
ーブ19の他端は、その中間部分を第3図上方に
屈曲膨出させた形で、機体2に設けられた空気供
給口20に接続している。
クリーニング液室11cには、第3図及び第4
図に示すように、棒状のクリーニング液供給管1
1hが多数、ワーク洗浄室11m内を第3図下方
に伸延する形で、またワーク洗浄室11m上部空
間に、第4図に示すように、伸延する形で設けら
れており、クリーニング液供給管11hには多数
の穴11iが穿設されている。一方、空気室11
dには、棒状の空気供給管11jが、ワーク洗浄
室11m内を第3図上方に伸延する形で設けられ
ており、更に空気室11eにも棒状の空気供給管
11jがワーク洗浄室11m上部空間中で、第4
図に示すように、横方向に伸延する形で設けられ
ている。なお、各空気供給管11jには多数の穴
11kが穿設されている。
マシニングセンタ1は以上のような構成を有す
るので、テーブル6上に搭載されたワーク23
は、図示しないスピンドルに工具マガジン3から
工具交換装置5によつて装着された工具により、
所定の加工が行われる。なお、この際、クリーニ
ングボツクス11は、第1図に示すように、テー
ブル6の上方に退避位置決めされているので、ワ
ーク23の加工はクリーニングボツクス11に工
具等が邪魔されることなく、円滑に行われる。そ
の加工が終了したところで、パレツトチエンジヤ
ー7に搭載された別の未加工ワークとテーブル6
上の加工済みワークを交換して、引き続き加工を
継続してゆくが、工具による加工の終了したワー
クには切削に伴う多くの切粉が付着している。そ
こで、当該加工の終了したワーク23をパレツト
チエンジヤー7に送り出すまえに、テーブル6に
搭載した状態でテーブル6を駆動して、ワークを
パレツト9ごと所定のワーク清掃位置に位置決め
する。すると、テーブル6上のワーク23は、第
1図に示すように、切粉清掃装置10のクリーニ
ングボツクス11の開口部11aと整合した形と
なるので、この状態で、シリンダ22を駆動して
ピストンロツド22aを矢印F方向に突出させ
る。すると、ピストンロツド22aに固着された
クリーニングボツクス11は、2本のガイドレー
ル11bが軸受12中を摺動する形でF方向、即
ち、マシニングセンタ1上方の待機位置から、テ
ーブル6側に下降し、テーブル6上の加工済みワ
ークをクリーニングボツクス11内のワーク洗浄
室11m内に格納する。
次に、クリーニング液供給口16から切削水等
のクリーニング液をフレキシブルチユーブ15を
介してクリーニング液室11cに供給すると、ク
リーニング液室11cに供給されたクリーニング
液は更にクリーニング液供給管11hに供給さ
れ、穴11iからワーク洗浄室11m内に勢い良
く噴出し、ワーク洗浄室11m内に格納された加
工済みワークに当たつて、当該ワークに付着した
切粉を洗い流す。クリーニング液供給管11hは
ワーク洗浄室11mの周囲及び上面を取り囲む形
で多数設けられているで、ワークに付着した切粉
等は確実に洗い流される。こうして一定時間、ク
リーニング液をワークに対して噴出させ、ワーク
に付着した切粉が洗い流されたところで、クリー
ニング液室11cに対するクリーニング液の供給
を停止する。すると、それまでクリーニング液供
給管11hからワークに対して噴出していたクリ
ーニング液は、その供給が停止され、ワークのク
リーニング液による洗浄動作は終わる。
そこで、今度は、空気供給口20から圧縮空気
を、フレキシブルチユーブ19、パイプ11gを
介して空気室11dに供給すると、パイプ11f
を介して空気室11eにも圧縮空気が供給され、
各空気室11d,11eに接続された空気供給管
11jの穴11kから、空気が噴出し、ワークに
残留しているクリーニング液を吹き飛ばして、ワ
ークを乾燥させる。空気供給管11jもクリーニ
ング液供給管11hと同様にワーク洗浄室11m
の周囲及び上面に多数設けられているので、ワー
クに残留した液分は十分に飛散乾燥される。ワー
クの乾燥が完了すると、空気供給口20からの圧
縮空気の供給を停止し、乾燥動作を終える。
次に、シリンダ22を駆動して、ピストンロツ
ド22aをE方向に引き上げると、クリーニング
ボツクス11もそれに伴つて、ガイドレール11
bにガイドされる形でE方向に引き上げられ、テ
ーブル6上方の待機位置に戻る。すると、それま
でワーク洗浄室11m内に格納状態にあつた加工
済みワークは、その格納状態を解かれ、切粉が奇
麗に除去された状態で出現する。そこで、テーブ
ル6を駆動して、当該加工済みワークをパレツト
チエンジヤー7の空いているローデイングスタン
ド7aに搬出し、もう一方のローデイングスタン
ド7aに搭載された未加工ワークをテーブル6に
搬入して次の加工動作に入る。
(g) 考案の効果 以上、説明したように、本考案によれば、移動
駆動自在に設けられたワークを搭載し得るテーブ
ル6を有するマシニングセンタ1等の工作機械に
おいて、前記テーブル6の上方に、クリーニング
ボツクス11を上下方向に移動駆動自在に設け、
該クリーニングボツクス11に、テーブル側に開
口部11aの形成された箱状のワーク洗浄室11
mを形成し、該ワーク洗浄室11mに、クリーニ
ング液供給管11h等のクリーニング液供給手段
及び空気供給管11j等の空気供給手段を前記ワ
ーク洗浄室11mの周囲及び上部を取り囲む形で
設けて構成したので、加工の終了したワークに付
着した切粉を工作機械内で清掃することが可能と
なり、従来のように、わざわざワークを工作機械
から、搬送手段を用いて搬出して、別に設けられ
た清掃装置にまで運搬するといつた非能率的な作
業を行う必要が無くなり、システム全体の効率を
高めることが可能となり、FMS等の無人化シス
テムを構築するうえで極めて効果的である。
また、クリーニングボツクス11はテーブル6
に対して上下方向に移動駆動自在に設けられてい
るので、工作機械がワークを加工している間は、
クリーニングボツクスを工具等と干渉しない上方
に退避させておくことが出来、ワークの加工をク
リーニングボツクス11の存在に邪魔されること
なく実行することが可能となる。
更に、こうした構成により、クリーニングボツ
クス11を加工中の工具との干渉を考慮すること
なく、加工すべきワークに適した大きさに成形す
ることが出来るので(工具との干渉を考慮する
と、クリーニングボツクスの大きさは、洗浄すべ
きワークに比して必要以上に大きくせざるを得な
い)、クリーニング液供給手段及び空気供給手段
をワークに近接した位置に配置することが可能と
なり、クリーニング液及び空気の吐出による洗浄
及び乾燥効果を低い吐出圧でも十分に発揮させる
ことが可能となる。
また、ワーク洗浄室11mはテーブル側に開口
部11aを有する箱状に形成され、しかもワーク
洗浄室11mの周囲及び上部にはクリーニング液
供給手段及び空気供給手段が設けられているの
で、テーブル6上のワークを何ら旋回させること
無く、ワークの全ての面を短時間で良好な状態に
清掃することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による切粉清掃装置付き工作機
械の一実施例を示す正面図、第2図は第1図の切
粉清掃装置付き工作機械の平面図、第3図は切粉
清掃装置の一例を示す正面図、第4図は第3図の
切粉清掃装置の平面図である。 1……マシニングセンタ(工作機械)、10…
…切粉清掃装置、11……クリーニングボツク
ス、11h……クリーニング液供給手段(クリー
ニング液供給管)、11j……空気供給手段(空
気供給管)、11m……ワーク洗浄室、23……
ワーク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 移動駆動自在に設けられたワークを搭載し得る
    テーブルを有する工作機械において、 前記テーブルの上方に、クリーニングボツクス
    を上下方向に移動駆動自在に設け、 該クリーニングボツクスに、テーブル側に開口
    部の形成された箱状のワーク洗浄室を形成し、 該ワーク洗浄室に、クリーニング液供給手段及
    び空気供給手段を前記ワーク洗浄室の周囲及び上
    部を取り囲む形で設けて構成した切粉清掃装置付
    き工作機械。
JP1082484U 1984-01-27 1984-01-27 切粉清掃装置付き工作機械 Granted JPS60125045U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1082484U JPS60125045U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 切粉清掃装置付き工作機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1082484U JPS60125045U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 切粉清掃装置付き工作機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60125045U JPS60125045U (ja) 1985-08-23
JPH0226600Y2 true JPH0226600Y2 (ja) 1990-07-19

Family

ID=30492361

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1082484U Granted JPS60125045U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 切粉清掃装置付き工作機械

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JP (1) JPS60125045U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55156838U (ja) * 1979-04-24 1980-11-11

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JPS60125045U (ja) 1985-08-23

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