JP2869254B2 - 工作機械 - Google Patents

工作機械

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JP2869254B2
JP2869254B2 JP4151293A JP15129392A JP2869254B2 JP 2869254 B2 JP2869254 B2 JP 2869254B2 JP 4151293 A JP4151293 A JP 4151293A JP 15129392 A JP15129392 A JP 15129392A JP 2869254 B2 JP2869254 B2 JP 2869254B2
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哲哉 小池
進太郎 村田
泰彦 寺島
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Fuji Corp
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Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械に関するもので
あり、特に、作業能率および作業環境の向上に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】工作機械には、旋盤,ボール盤,中ぐり
盤,研削盤等、種々の種類がある。これら工作機械にお
いて被加工物の取付け,取外しおよび搬送をロボットに
より行い、加工ラインの自動化,作業者の負担軽減を図
ることが従来から行われている。この種の工作機械は、
(a)加工工具と被加工物とのいずれか一方を保持して
回転する主軸と、(b)回転せず、加工工具と被加工物
との他方を保持する保持装置と、(c)主軸と保持装置
とのうち、被加工物を保持するものに対して被加工物の
取付け、取外しを行うとともに、水平方向の移動により
被加工物を搬送するロボットとを含むように構成され
る。
【0003】また、工作機械において、加工時に生ずる
加工屑や加工工具に供給されるクーラントの飛散ならび
に騒音等を防止するために主軸および保持装置をハウジ
ングに収容することが広く行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロボッ
トはハウジング外に設けられ、ハウジングには自動扉が
設けられて、被加工物の取付け,取外し時には扉が開か
れてロボットのハウジング内へのアクセスが許容され、
取付け,取外し終了後に扉が閉じられて加工が開始され
るようになっていた。そのため、扉の開閉が必要である
分だけ時間が無駄となり、加工能率が低下する問題があ
った。
【0005】また、被加工物の取外し後には被加工物を
保持する装置の基準面の清掃が行われることが多いので
あるが、清掃は、ロボットが被加工物を取り外した後、
扉が開いたままで行われるため、加工屑やクーラントの
飛散および騒音が生じて作業環境が悪化する問題があっ
た。扉を閉じて清掃を行うためには、被加工物を取り外
したロボットを一旦ハウジング外へ退避させ、清掃終了
後に再び扉を開いて被加工物の取付けを行わせることが
必要であって時間が余分にかかるため、清掃は扉を開い
たままで行われていたのである。さらに、ロボットがハ
ウジング外にあればまとまりに欠け、工作機械の美観を
損ねる問題もあった。請求項1および2の発明はそれぞ
れ、能率良く、かつ、快適な環境で加工を行うことがで
きるとともに、美観に優れた工作機械を提供することを
課題として為されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る工
作機械は、上記の課題を解決するために、前記(a)主
軸,(b)保持装置および(c)ロボットに加えて、
(d)それら主軸,保持装置およびロボットの配設空間
全体を前後,左右および上方から覆うハウジングと、
(e)そのハウジングの内部の、被加工物の搬送方向に
おいてロボットによる被加工物の取付け,取外し位置か
ら外れた位置において、上下方向に延び、搬送スペース
と加工スペースとを区切る内カバーと、(f)ハウジン
グの両側壁の一方に形成され、ロボットによる被加工物
の搬入を許容する被加工物搬入口と、(g)ハウジング
の両側壁の他方に形成され、ロボットによる被加工物の
搬出を許容する被加工物搬出口とを含むように構成され
る。請求項2の発明に係る工作機械は、(ア)被加工物
を保持して回転する主軸と、(イ)回転せず、加工工具
を保持する第一保持装置と、(ウ)主軸と同心に対向す
る一時保持チャックを有して主軸の回転軸線に平行な方
向のみに移動可能に設けられ、主軸との間で被加工物の
受渡しを行う第二保持装置と、(エ)その第二保持装置
との間で被加工物の受渡しを行うとともに、水平方向の
移動により被加工物を搬送するロボットと、(オ)それ
ら主軸,第一保持装置,第二保持装置およびロボットの
配設空間全体を前後,左右および上方から覆うハウジン
グと、(カ)そのハウジングの内部の、被加工物の搬送
方向においてロボットによる被加工物の取付け,取外し
位置から外れた位置において、上下方向に延び、搬送ス
ペースと加工スペースとを区切る内カバーと、(キ)ハ
ウジングの両側壁の一方に形成され、ロボットによる被
加工物の搬入を許容する被加工物搬入口と、(ク)前記
ハウジングの両側壁の他方に形成され、ロボットによる
被加工物の搬出を許容する被加工物搬出口とを含むよう
に構成される。
【0007】
【作用】請求項1の発明に係る工作機械においては、ロ
ボットが主軸および保持装置と共にハウジング内に収容
されており、主軸および保持装置とロボットとの間に扉
がないため、ロボットによる被加工物の取付け,取外し
および被加工物の加工は扉の開閉を伴うことなく行われ
る。しかし、ハウジング内には内カバーが設けられてい
るため、加工中はロボットを搬送スペースの内カバーが
設けられた部分に移動させれば、切り屑やクーラントが
ロボットにかかることを防止できる。また、ハウジング
の両側壁には被加工物搬入口と被加工物搬出口とが設け
られているため、ロボットは被加工物のハウジング外か
らの搬入やハウジング外への搬出を支障なく行うことが
できる。請求項2の発明に係る工作機械においても同様
に、ロボットによる被加工物の取付け,取外しおよび被
加工物の加工が扉の開閉を伴うことなく行われるととも
に、ロボットへの切り屑等の付着が内カバーにより防止
され、被加工物搬入口,被加工物搬出口を経ての被加工
物の搬入,搬出が行われる。また、被加工物の受渡し
は、種々の態様で行われる。例えば、加工に先立ってロ
ボットから第二保持装置に渡され、第二保持装置から主
軸に渡され、加工後、主軸からロボットに渡され、ある
いは、加工に先立って主軸に被加工物が渡され、加工
後、主軸から第二保持装置に渡され、第二保持装置から
ロボットに渡され、あるいは、被加工物が加工前に第二
保持装置に渡され、第二保持装置から主軸に渡され、加
工後、主軸から再び第二保持装置に渡され、第二保持装
置からロボットに渡されるのである。第二保持装置があ
っても使用されず、主軸とロボットとの間のみにおいて
被加工物の受渡しが行われることもある。
【0008】
【発明の効果】このように請求項1の発明によれば、ロ
ボットが被加工物の取付け,取外しを行う際に扉の開閉
が不要であり、その分、取付け,取外しに要する時間を
短縮することができ、加工能率が向上する効果が得られ
る。また、被加工物保持の基準面の清掃が行われる場合
にも、被加工物の取外し,清掃および被加工物の取付け
はいずれもハウジング内で行われるため、基準面清掃時
に加工屑やクーラントが作業者がいる作業空間に飛散し
たり、騒音が漏れることがなく、作業環境が向上する効
果が得られる。また、ロボットはハウジング内に配設さ
れているにもかかわらず、加工中に切り屑やクーラント
がロボットにかかることは内カバーにより防止され、被
加工物のハウジング内への搬入やハウジング外への搬出
も支障なく行われ得る。さらに、ロボットが主軸および
保持装置と共にハウジング内に収容されているため、ま
とまりがあり、工作機械の美観が向上する効果が得られ
る。請求項2の発明によれば、上記加工能率の向上,作
業環境の向上,ロボットのよごれ防止,被加工物の搬出
入の許容および工作機械の美観向上の効果が得られ、し
かも加工態様の多様化を図ることができる。例えば、ロ
ボットを、ロボットアームの長手方向に平行な軸線のま
わりに180度回転する手首を有するものとし、その手
首に背中合わせに2個のチャックを取り付けて、手首の
回転により2個のチャックが選択的に主軸と第二保持装
置とに対向するようにしておくことにより、ロボットが
被加工物を供給する際、主軸と第二保持装置とのいずれ
に先に被加工物を渡すかにより、主軸における被加工物
の保持姿勢を反転させることができ、一つの主軸によっ
て被加工物の異なる2個所に加工を施すことができるの
である。また、主軸による被加工物の保持姿勢が1種類
に限定されないため、被加工物供給装置を、被加工物が
所定の姿勢で主軸に保持されるように供給する構成とす
る必要がなくなり、被加工物供給装置の設計の自由度が
高くなるとともに、工作機械を含む加工システムの構成
の自由度が高くなる効果が得られる。さらに、第二保持
装置は、主軸の回転軸線に平行な方向のみに移動する装
置であって、構成が簡単であり、安価に構成することが
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を旋盤に適用した場合を例に取
り、図面に基づいて詳細に説明する。図3に示すよう
に、本実施例においては第一,第二,第三の旋盤10,
12,14が直列に並べられて加工ラインが構成されて
いる。これら旋盤10,12,14の構成は同じであ
り、第三旋盤14について代表的に説明する。但し、必
要に応じて第一,第二旋盤10,12も用いて説明す
る。
【0010】第三旋盤14のベース20上には、図1に
示すように、主軸台22,タレット刃物台24,一時保
持装置26および被加工物W(図2参照)を搬送すると
ともに、主軸台22と一時保持装置26とのいずれか一
方との間で被加工物Wの受渡しを行うロボット28が設
けられている。
【0011】まず、主軸台22について説明する。ベー
ス20の幅方向(図1において左右方向)の中央には、
コラム32が垂直に立設されている。コラム32は、ベ
ース20の長さ方向(3台の旋盤10,12,14が並
ぶ方向)とほぼ同じ長さを有し、その前面(図1におい
て左側の面)の下側に主軸台22が固定されている。主
軸台22には、図2の旋盤12について示すように、先
端に主軸チャック34を有する主軸36がその軸線まわ
りに回転可能に支持されており、プーリ38,40,ベ
ルト42を介して主軸駆動用モータ44により回転させ
られる。主軸チャック34は、3個の爪の開閉により被
加工物Wを把持,解放する三つ爪チャックである。
【0012】コラム32の主軸台22が固定された側面
の上側には、Z軸スライド50が主軸36の回転軸線に
平行なZ軸方向に移動可能に設けられている。Z軸スラ
イド50に固定のナット52がコラム32に取り付けら
れたねじ軸54に螺合されており、ねじ軸54がZ軸ス
ライド駆動用モータ56によって回転させられることに
より、Z軸スライド50が一対のガイドレール58,6
0に案内されて移動させられる。
【0013】Z軸スライド50上には、X軸スライド7
0がX軸方向(上下方向)に移動可能に取り付けられて
いる。X軸スライド70は、Z軸スライド50上に設け
られた一対のガイドレール72,74に摺動可能に嵌合
されており、Z軸スライド50に支持された図示しない
ねじ軸がX軸スライド駆動用モータ76によって回転さ
せられることにより、X軸スライド70が昇降させられ
る。
【0014】X軸スライド70には、主軸台22に対向
する側の面にタレット刃物台24が取り付けられてい
る。タレット刃物台24は、図1および図2に示すよう
に、X軸スライド70に、主軸36の回転軸線と平行で
あって、同一垂直面内に位置する回転軸線まわりに回転
可能に取り付けられている。タレット刃物台24には、
4個ずつの切削工具82,84が等角度間隔に取り付け
られており、それら合計8個の切削工具82,84が順
次使用位置(真下の位置)に位置決めされ、Z軸スライ
ド50およびX軸スライド70の移動によりZ軸方向お
よびX軸方向に移動させられて被加工物Wに加工を施
す。タレット刃物台24が第一保持装置を構成している
のである。
【0015】また、Z軸スライド50の下面には、図1
に示すように、ブラケット90により一時保持チャック
92が固定されている。ブラケット90は、Z軸スライ
ド50の下面からコラム32の側面に直角に延び出させ
られ、その突出端部に一時保持チャック92が主軸チャ
ック34と同心に対向して取り付けられている。一時保
持チャック92は、主軸チャック34と同様の三つ爪チ
ャックであり、3個の爪が開閉させられて被加工物Wを
把持,解放する。
【0016】Z軸スライド50はコラム32に移動可能
に取り付けられ、Z軸方向のみに移動するスライドであ
り、一時保持チャック92は、Z軸スライド50の移動
により主軸36の回転軸線上を移動させられ、主軸チャ
ック34に接近,離間させられて被加工物Wの受渡しを
行う。Z軸スライド50,ブラケット90,一時保持チ
ャック92が一時保持装置26を構成し、この一時保持
装置26が請求項2の第二保持装置を構成しているので
ある。
【0017】コラム32にはさらに、図2に示すよう
に、主軸チャック34の被加工物Wを位置決めする基準
面に付着した加工屑としての切り屑をエアにより吹き飛
ばす吹飛ばし装置100が設けられている。吹飛ばし装
置100は、図示しない移動装置により、主軸チャック
34に対向し、切り屑の吹き飛ばしを行う作動位置と、
主軸チャック34に対向する位置から退避して被加工物
Wの加工を妨げない退避位置とに移動させられる。
【0018】また、ベース20の主軸台22の下側の部
分には、切り屑搬出装置110が設けられている。ベー
ス20には、主軸チャック34の下方に下部ほど断面積
が小さくなる漏斗状の切り屑収集穴112が設けられて
おり、その収集穴112の底には、図1に示すように、
切り屑搬出装置110のベルトコンベア114の一端部
が配置され、切り屑がその上に載るようにされている。
ベルトコンベア114の他端部は、ベース20の後端か
ら斜め上方に抜け出させられ、その上端部においてコン
ベア駆動モータ116により駆動されるようにされると
ともに、下側には屑箱118が設置され、ベルトコンベ
ア114により搬送されて来た切り屑が収容されるよう
になっている。
【0019】上記ベース20上の主軸台22に対してコ
ラム32とは反対側の位置には、図1および図2に示す
ように支柱120が立設されるとともに、支柱120上
には梁122がZ軸方向に平行に固定されている。梁1
22にはZ軸方向に延びるガイドレール124が設けら
れるとともに、ロボット28の本体126が摺動可能に
嵌合されており、本体126はボールねじ128がロボ
ット移動用モータ130(図2参照)によって回転させ
られることによりZ軸方向に移動させられる。
【0020】ロボット28は、本体126に垂直軸線ま
わりに回動可能に支持された回動盤132と、回動盤1
32に水平軸線まわりに回動可能に支持された回動アー
ム134と、その回動アーム134の先端に設けられた
第一,第二の搬送チャック136,138とを備えてい
る。これら搬送チャック136,138は三つ爪チャッ
クであって、回動アーム134先端の手首140に背中
合わせに設けられている。手首140は、正逆両方向に
90度ずつ間欠回転可能なものであり、搬送チャック1
36,138は、回動アーム134の回動により、主軸
チャック34と一時保持チャック92との間に移動させ
られ、手首140の回動アーム軸線まわりの180度の
回動により、主軸チャック34と一時保持チャック92
とに選択的に対向させられて被加工物Wの受渡しを行
う。
【0021】上記ベース20上の主軸台22,タレット
刃物台24,一時保持装置26およびロボット28の配
設空間全体は、図1に示すようにハウジング150によ
り覆われている。ロボット28は、主軸台22に対して
コラム32とは反対側であって、ハウジング150の前
壁152側に配設されており、切削のための他の装置は
ベース20の幅方向において主軸台22よりハウジング
後部側に設けられており、ハウジング150内の空間
は、主軸台22,タレット刃物台24,一時保持装置2
6およびロボット28の配置により、ロボット28が走
行し、被加工物Wを搬送する搬送スペース154と、主
軸台22,タレット刃物台24等が配設されて切削が行
われる切削スペース156とに分かれている。
【0022】なお、図示は省略するが、搬送スペース1
54と切削スペース156との間には、主軸チャック3
4およびタレット刃物台24から外れた位置であって、
主軸台22の後部に対応する位置に、ベース20から梁
122に至る高さを有する垂直な内カバーが設けられて
いる。そのため、内カバーは、ロボット28と主軸チャ
ック34あるいは一時保持チャック92との間の被加工
物Wの受渡しは妨げず、ロボット28を搬送スペース1
54の内カバーが配設された部分に移動させれば、切り
屑やクーラントが掛かることを防止できる。
【0023】ハウジング150の前壁152には、図1
および図3に示すように扉158および操作盤160が
取り付けられている。扉158は手動扉であり、作業者
が切削工具82,84の交換やメンテナンスを行う際に
開閉される。
【0024】第一旋盤10の第二旋盤12とは反対側に
隣接して被加工物供給装置162(図4参照)が配設さ
れており、第一旋盤10のハウジング150の被加工物
供給装置162側の側壁164(図3参照)のうち、搬
送スペース154を構成する部分には被加工物搬入口
(図示省略)が設けられている。この被加工物搬入口
は、ロボット28の回動アーム134が回動により出入
りするのに十分な大きさを有するものとされ、常時開い
ている。
【0025】また、第三旋盤14の第二旋盤12とは反
対側に隣接して被加工物排出装置166(図4参照)が
設けられており、第三旋盤14のハウジング150の被
加工物排出装置166側の側壁168(図3参照)のう
ち、搬送スペース154を構成する部分には被加工物搬
出口(図示省略)が設けられている。この被加工物搬出
口も、回動アーム134が出入りするのに十分な大きさ
を有するものとされ、常時開いている。
【0026】これら第一,第二,第三旋盤10,12,
14は互に小距離隔てて設置されており、第一旋盤10
と第二旋盤12との各ハウジング150および第二旋盤
12と第三旋盤14との各ハウジング150はそれぞ
れ、通路180,182によって接続されている。通路
180,182は矩形断面を有し、各ハウジング150
の通路180,182が取り付けられた部分は開口させ
られており、これら通路180,182および旋盤1
0,12,14の各搬送スペース154により、被加工
物搬入口から被加工物搬出口に至り、Z軸方向に延びる
1本の経路が形成されている。
【0027】上記通路180,182内にはそれぞれ、
図2に示すように被加工物Wを置く仮置台186,18
8が設けられている。また、通路180,182の底面
は、Z軸方向の中央部から両端に向かうに従って下方に
傾斜させられ、隣接する旋盤の前記切り屑収集穴112
につながる一対の傾斜面190とされている。そのた
め、被加工物Wが仮置台186,188に置かれると
き、被加工物Wから落ちた切り屑やクーラントは切り屑
収集穴112に集められる。
【0028】次に作動を説明する。第一,第二,第三の
旋盤10,12,14においてはそれぞれ異なる種類の
加工が行われ、一つの被加工物Wが3台の旋盤の一部あ
るいは全部を用いて加工されるが、ここでは被加工物W
の一端部に2種類の加工を行い、他端部に1種類の加工
を行う場合を例に取り、図4に基づいて説明する。
【0029】なお、被加工物Wは円筒状のものである
が、図4においてはT字形に図示されており、Tの字の
縦棒が一端部,横棒が他端部を表すものとする。また、
被加工物Wの受渡しは、ロボット28のZ軸方向の移
動、ロボット28の回動盤132,回動アーム134お
よび手首140の回動、各チャックの開閉等が所定の順
序で行われることにより行われるが、これらの動作は既
に知られており、詳細な説明は省略する。
【0030】加工開始時には、第一旋盤10のロボット
28が被加工物供給装置162へ被加工物Wを取りに行
き、被加工物搬入口から回動アーム134がハウジング
150外へ突出して第一搬送チャック136で被加工物
Wを把持し、主軸台22近傍へ移動する。ロボット28
が主軸台22近傍へ移動した後、回動アーム134が回
動させられ、第一搬送チャック136の軸心が主軸チャ
ック34の軸心と一致する位置において停止し、第一搬
送チャック136から主軸チャック34に被加工物Wが
渡され、加工が開始される。
【0031】加工開始時には、加工と並行してロボット
28は新たな被加工物Wを被加工物供給装置162へ取
りに行き、待機する。主軸台22における加工の終了
後、被加工物Wが主軸チャック34から一時保持チャッ
ク92に渡される。一時保持チャック92がZ軸方向に
移動して被加工物Wを把持し、主軸チャック34による
被加工物Wの把持が解放された後、主軸チャック34か
ら離間させられるのであり、受渡し後、吹飛ばし装置1
00によって主軸チャック34の基準面の清掃が行われ
る。
【0032】清掃終了後、回動アーム134が回動させ
られ、搬送チャック136および138が主軸チャック
34および一時保持チャック92の軸心と一致させられ
たならば、新たな被加工物Wが主軸チャック34に渡さ
れるとともに、加工済みの被加工物Wが一時保持チャッ
ク92から第二搬送チャック138に渡される。第二搬
送チャック138と一時保持チャック92との間におけ
る被加工物Wの受渡しは、ロボット28と一時保持チャ
ック92とのいずれか一方がZ軸方向に移動させられて
行われる。
【0033】受渡し完了後、主軸台22において加工が
開始されるとともに、ロボット28は図2に二点鎖線で
示すように第二旋盤12側の移動端である被加工物渡し
位置へ移動し、移動後、回動盤132,回動アーム13
4,手首140の回動により被加工物Wを仮置台186
上に載置する。載置後、ロボット28は新たな被加工物
Wを被加工物供給装置162に取りに行くのであり、こ
のようなロボット28による被加工物Wの仮置台186
への載置および新たな被加工物Wの受取りと、被加工物
Wの加工とは並行して行われ、加工および清掃終了後、
新たな被加工物Wが主軸チャック34に渡される。
【0034】第二旋盤12のロボット28は第一旋盤1
0側の移動端である被加工物受取り位置へ移動し、仮置
台186上の被加工物Wを第一搬送チャック136で保
持して主軸台22近傍へ移動し、主軸チャック34に被
加工物Wを渡す。第一旋盤10において加工後の被加工
物Wが一時保持チャック92に渡されることにより被加
工物Wの姿勢が反転させられ、第二旋盤12においては
第一旋盤10において加工された部分が主軸チャック3
4により把持され、被加工物Wの他端部が加工される。
【0035】第二旋盤12においても加工の済んだ被加
工物Wは一時保持チャック92に渡され、主軸チャック
34の基準面の清掃が行われる。基準面の清掃後、未加
工の被加工物Wが第一搬送チャック136から主軸チャ
ック34に渡されるとともに、一時保持チャック92か
ら加工済みの被加工物Wが第二搬送チャック138に渡
され、加工が開始される。ロボット28は、加工済みの
被加工物Wの受取り後、第三旋盤14側の移動端である
被加工物渡し位置へ移動し、仮置台188上に被加工物
Wを置く。
【0036】第三旋盤14のロボット28は第二旋盤1
2側の移動端である被加工物受取り位置へ移動し、仮置
台188上の被加工物Wを第一搬送チャック136で受
け取って主軸チャック34に渡す。この場合には、第二
旋盤12において加工済みの被加工物Wが一時保持チャ
ック92に渡されることにより被加工物Wの姿勢が反転
させられ、第三旋盤14においては、被加工物Wの第二
旋盤12において加工が行われた他端部が主軸チャック
34により把持され、第一旋盤10において加工が施さ
れた一端部に2度目の加工が行われる。そして、加工の
済んだ被加工物Wは一時保持チャック92に渡され、主
軸チャック34の基準面の清掃後、新たな被加工物Wが
主軸チャック34に渡されるとともに、ロボット28が
一時保持チャック92から加工済みの被加工物Wを受け
取り、被加工物排出位置へ移動し、被加工物搬出口から
被加工物排出装置166に渡す。
【0037】このように本実施例においては、主軸台2
2,タレット刃物台24,一時保持装置26およびロボ
ット28が共通のハウジング150内に収容されてお
り、主軸台22等とロボット28との間に隔壁がないた
め、被加工物Wの受渡し時や加工開始時に扉の開閉を待
つ必要がなく、加工能率が向上する効果が得られる。
【0038】また、被加工物Wの加工および主軸56の
基準面の清掃はハウジング150内で行われるため、ク
ーラントや切り屑等が飛散して作業者にかかったり、工
場内の空気が汚染されることがなく、また、騒音が低減
させられて作業環境が向上する効果が得られる。
【0039】被加工物搬入口および被加工物搬出口は常
時開いているが、これらはハウジング150の搬送スペ
ース154を構成する部分に設けられており、切削スペ
ース156から外れているため、クーラントや切り屑が
飛散することは殆どなく、騒音も漏れにくい。
【0040】さらに、本実施例においては一時保持装置
26が設けられており、ロボット28が主軸チャック3
4に直接被加工物Wを把持させるか、一時保持チャック
92を介して把持させるかによって被加工物Wの姿勢を
反転させ、加工される個所を変えることができる。
【0041】また、ロボット28が未加工の被加工物W
を主軸チャック34に渡し、主軸チャック34が加工済
みの被加工物Wを一時保持チャック92に渡す場合に
は、加工終了時にロボット28が新たな被加工物Wを搬
送して来ていなくても、主軸チャック34の基準面の清
掃を開始することができ、ロボット28の到着を待たな
くてもよく、時間の無駄を少なくすることができる。
【0042】さらにまた、本実施例においてはロボット
28が主軸32より上方の位置から下方に吊り下げられ
た所謂天吊り式であり、ガイドレール124やねじ軸1
28等、ロボット28をZ軸方向に移動させる装置や回
動盤132,回動アーム134の基端部が主軸32より
上方に位置するため、主軸台22との間に扉がなくても
切り屑やクーラントがロボット28に掛かることは殆ど
なく、ロボット28と主軸台22およびタレット刃物台
24との間に扉を設けないことの効果を、ロボット28
の作動に支障を生ずることなく享受することができる。
【0043】さらに、本旋盤においては、ベース20上
にコラム32が垂直に立設されているため、切り屑が飛
散してもZ軸スライド50やX軸スライド70の走行面
に溜ることがなく、それらの走行が妨げられることがな
い。
【0044】また、このようにコラム32が立設され、
主軸台22およびタレット刃物台24が上下方向に配設
されていれば、旋盤10,12,14は上下方向に大き
く、空間に余裕があり、天吊り式のロボット28を容易
に設けることができる。
【0045】さらに、本実施例においては3台の旋盤1
0,12,14が直列に設けられ、ロボット28が主軸
32の回転軸線と平行な方向に移動して被加工物の取付
け,取外しを行うようにされているため、ロボット28
の移動を利用して被加工物Wの主軸チャック34に対す
る挿入,引き抜きを行うことができ、被加工物Wの主軸
チャック34に対する着脱のための専用の装置が不要で
あり、装置の構成を簡単にすることができる。
【0046】さらにまた、タレット刃物台24は、ベー
ス20上に垂直に立設されたコラム32の前面に設けら
れたX軸スライド70に取り付けられているため、扉1
58に近く、作業者は工具の交換を容易に行うことがで
きる。
【0047】なお付言すれば、上記説明においては、未
加工の被加工物Wがロボット28から主軸チャック34
に渡され、加工済みの被加工物Wが主軸チャック34か
ら一時保持チャック92に渡されるようにされていた
が、ロボット28から主軸チャック34に被加工物Wが
渡されては、主軸チャック34による被加工物保持姿勢
が適当でなくなる場合には、一旦、ロボット28から一
時保持チャック92に渡された後、一時保持チャック9
2からロボット28に渡されるようにすればよい。
【0048】また、被加工物Wの姿勢を反転させる必要
がなければ、一時保持チャック92に保持させなくても
よく、ロボット28と主軸チャック34との間で被加工
物Wの受渡しを行えばよい。加工順序や第一,第二,第
三旋盤10,12,14においてそれぞれ行われる加工
の種類に応じて被加工物Wが所定の姿勢で主軸チャック
34に保持されるように、一時保持チャック92を用い
るか否かを決めればよいのである。
【0049】また、前記説明においては1台の旋盤によ
って被加工物Wの1個所に加工が行われるようになって
いたが、図5に示すように被加工物Wの受渡しを行って
1台の旋盤により被加工物Wの2個所が加工されるよう
にしてもよい。ロボット28の第一搬送チャック136
から直接主軸チャック34に渡されて一端部に加工が施
された被加工物Wが、一時保持チャック92に渡され、
その後、一時保持チャック92から第二搬送チャック1
38に渡された後、手首140が180度回転させられ
て、再度主軸チャック34に保持させれば、被加工物W
の保持姿勢が反転し、他端部に加工を施すことができる
のである。
【0050】さらに、前記説明においては3台の旋盤1
0,12,14の全部を用いて加工が行われるものとし
たが、被加工物Wの種類によっては1台あるいは2台の
み用いて加工が行われるようにしてもよい。
【0051】また、前記実施例において仮置台186,
188には被加工物Wが載置されるのみとされていた
が、自動あるいは手動の計測装置を設け、被加工物Wの
寸法を計測し得るようにしてもよい。計測の結果、被加
工物Wの寸法が公差範囲から外れる恐れがある場合に
は、工具の取付け位置やロボット28の停止位置を修正
する等により、加工精度を上げることができる。また、
公差範囲から外れた場合にはアラーム音が発せられるよ
うにすることもできる。
【0052】また、前記実施例において3台の旋盤が直
列に設けられていたが、1台のみ設けられる旋盤、2台
あるいは4台以上直列に設けられる旋盤や、複数の旋盤
が並列に設けられる場合にも本発明を適用することがで
きる。
【0053】また、前記実施例においてロボット28は
天吊り式とされ、扉がなくても切り屑やクーラントがか
からないようにされていたが、天吊り式にすることは不
可欠ではなく、床面上に設けてもよい。
【0054】さらに、前記実施例においては第二保持装
置が設けられていたが、第二保持装置を構成する一時保
持装置26を省略した態様が請求項1の実施態様であ
る。
【0055】さらにまた、前記実施例において隣接する
旋盤を接続する通路180,182内には仮置台18
6,188が設けられていたが、これら仮置台186,
188を、載置された被加工物Wの姿勢を反転させるも
のとしてもよい。そのようにすれば、更に加工態様を多
様化することができる。
【0056】また、本発明は、心押台が設けられ、長手
方向に長い軸物に加工を施す旋盤にも適用することがで
きる。
【0057】さらに、前記実施例においては、主軸台が
1個設けられた旋盤を例に取って説明したが、2個の主
軸台が対向状態で設けられた旋盤等、主軸台を複数個備
えた旋盤に本発明を適用することもできる。その場合、
主軸台は互に並列に並べてもよく、あるいは直列に並べ
てもよい。また、ロボットは複数の主軸台に対して一つ
設けるのみでもよく、主軸台の数より少ない複数設けて
もよく、あるいは主軸台の各々について設けてもよい。
【0058】その他、特許請求の範囲を逸脱することな
く、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した
態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である旋盤を示す側面断面図
である。
【図2】上記旋盤を複数台備えた加工ラインの正面図
(一部断面)である。
【図3】上記加工ラインの外観を示す正面図である。
【図4】上記加工ラインにおける主軸チャックおよび一
時保持チャックとロボットとの間の被加工物の受渡しを
説明する図である。
【図5】上記被加工物の受渡しの別の態様を説明する図
である。
【符号の説明】
24 タレット刃物台 26 一時保持装置 28 ロボット 36 主軸 50 Z軸スライド 82,84 切削工具 90 ブラケット 92 一時保持チャック 150 ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−150937(JP,A) 実開 昭62−22038(JP,U) 実開 平3−47750(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23Q 1/00 B23Q 3/157 B23Q 7/00 B23Q 7/04 B23Q 11/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工工具と被加工物とのいずれか一方を
    保持して回転する主軸と、 回転せず、前記加工工具と前記被加工物との他方を保持
    する保持装置と、 前記主軸と前記保持装置とのうち、前記被加工物を保持
    するものに対して被加工物の取付け取外しを行うとと
    もに、水平方向の移動により被加工物を搬送するロボッ
    トと、 それら主軸,保持装置およびロボットの配設空間全体を
    前後,左右および上方から覆うハウジングと そのハウジングの内部の、被加工物の搬送方向において
    前記ロボットによる被加工物の取付け,取外し位置から
    外れた位置において、上下方向に延び、搬送スペースと
    加工スペースとを区切る内カバーと、 前記ハウジングの両側壁の一方に形成され、前記ロボッ
    トによる被加工物の搬入を許容する被加工物搬入口と、 前記ハウジングの両側壁の他方に形成され、前記ロボッ
    トによる被加工物の搬出を許容する被加工物搬出口と
    含むことを特徴とする工作機械。
  2. 【請求項2】 被加工物を保持して回転する主軸と、 回転せず、加工工具を保持する第一保持装置と、 前記主軸と同心に対向する一時保持チャックを有して前
    記主軸の回転軸線に平行な方向のみに移動可能に設けら
    れ、主軸との間で前記被加工物の受渡しを行う第二保持
    装置と、 その第二保持装置との間で前記被加工物の受渡しを行う
    とともに、水平方向の移動により被加工物を搬送するロ
    ボットと、 それら主軸,第一保持装置,第二保持装置およびロボッ
    トの配設空間全体を前後,左右および上方から覆うハウ
    ジングと そのハウジングの内部の、被加工物の搬送方向において
    前記ロボットによる被加工物の取付け,取外し位置から
    外れた位置において、上下方向に延び、搬送スペースと
    加工スペースとを区切る内カバーと、 前記ハウジングの両側壁の一方に形成され、前記ロボッ
    トによる被加工物の搬入を許容する被加工物搬入口と、 前記ハウジングの両側壁の他方に形成され、前記ロボッ
    トによる被加工物の搬出を許容する被加工物搬出口と
    含むことを特徴とする工作機械。
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