JPH05111802A - 主軸対向型工作機械 - Google Patents

主軸対向型工作機械

Info

Publication number
JPH05111802A
JPH05111802A JP30415791A JP30415791A JPH05111802A JP H05111802 A JPH05111802 A JP H05111802A JP 30415791 A JP30415791 A JP 30415791A JP 30415791 A JP30415791 A JP 30415791A JP H05111802 A JPH05111802 A JP H05111802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
chuck
work
headstock
machine tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30415791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2724062B2 (ja
Inventor
Tetsuya Koike
哲哉 小池
Toshiyuki Kondo
利行 近藤
Kazuyoshi Nagato
一義 長戸
Hajime Ogawa
元 小川
Noriyoshi Yukimura
数善 幸村
Hiroya Ishikawa
浩也 石川
Tsutomu Akusawa
勉 阿久澤
Nobuo Ogishi
宣夫 小岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Corp
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Machine Manufacturing Co Ltd filed Critical Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Priority to JP3304157A priority Critical patent/JP2724062B2/ja
Publication of JPH05111802A publication Critical patent/JPH05111802A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2724062B2 publication Critical patent/JP2724062B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q39/00Metal-working machines incorporating a plurality of sub-assemblies, each capable of performing a metal-working operation
    • B23Q39/04Metal-working machines incorporating a plurality of sub-assemblies, each capable of performing a metal-working operation the sub-assemblies being arranged to operate simultaneously at different stations, e.g. with an annular work-table moved in steps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Turning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2台の主軸台を有し、加工能率,作業性が高
く、コンパクトな工作機械を提供する。 【構成】 第一,第二主軸台52,54はベース12上
に固定され、第一,第二主軸58,72を、その先端に
設けられた第一,第二主軸チャック56,70が互に同
心にかつ対向した状態で回転可能に支持しており、それ
らの間の空間を共通の作業空間,装置設置空間として利
用することができる。また、第一,第二一時保持チャッ
ク150,152は、第一,第二主軸チャック56,7
0の軸心上のみを移動してワークの受渡しを行うが、一
時保持チャック150,152と主軸チャック56,7
0との間、それらチャック150,152,56,70
とワーク搬送ロボット18との間におけるワークの受渡
しの順序を適宜に設定することにより、能率良く、かつ
多様な態様で加工を行うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2台の主軸台を備えた工
作機械に関するものであり、特に、主軸台の配置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】工作機械には、旋盤,ボール盤,中ぐり
盤,研削盤等、種々の種類がある。これら工作機械にお
いては、加工が施されるワークあるいは加工を行う加工
工具等の被保持物が主軸のチャックにより保持され、主
軸の回転軸線まわりに回転させられて加工が行われるの
であるが、一つの工作機械に主軸台を2台設けることが
ある。そのようにすれば、2種類の加工を同時に並行し
て行うことができ、加工能率が向上し、しかも、工作機
械を二つ設ける場合に比較して安価にかつコンパクトに
構成することができるのであり、従来、主軸台を2台設
ける場合、ベース上に並列に設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合には工作機械に対する作業性が悪い問題があった。2
台の主軸台を並列に設け、被保持物の交換,主軸台の点
検,清掃等の作業を主軸の回転軸線と直交する側から行
う場合には、奥行きが深く、奥側の主軸台について作業
がやり難く、また、主軸の回転軸線に平行な側から作業
を行おうとすれば、2台の主軸台に対する距離はいずれ
も同じであるが、主軸台の手前側にワークや加工工具を
保持して移動するスライド等が設けられることとなるた
め、主軸までの距離が長くなり、作業がやり難いのであ
る。2台の主軸台を同じ向きに直列に設けることも考え
られるが、この場合には、主軸の回転軸線と直交する側
から作業を行う場合、2台の主軸台に対する距離は同じ
であり、いずれの主軸台についても作業を容易に行うこ
とができるが、一方の主軸のチャックと他方の主軸のチ
ャックとが離れているため、移動に時間がかかり、作業
性が悪くなることを避け得ない。また、清掃,点検等を
行うためのスペースや加工屑の搬出装置等、一つの主軸
台について必要なスペースや装置を二つずつ設けること
が必要であり、工作機械が大形となり、コストが高くな
る問題も生ずる。請求項1の発明は、2台の主軸台を有
し、作業性に優れ、かつコンパクトな工作機械を提供す
ることを課題として為されたものである。請求項2の発
明は、請求項1の発明の課題に加えて、加工能率が高
く、多様な態様で加工を行うことができる工作機械を提
供することを課題として為されたものである。請求項3
の発明は、請求項1の発明の課題に加えて、被保持物の
搬送が自動的に行われる工作機械を提供することを課題
として為されたものである。請求項4の発明は、請求項
1の発明の課題に加えて、作業環境に優れた工作機械を
提供することを課題として為されたものである。請求項
5の発明は、請求項1の発明の課題に加えて、加工屑搬
出装置が1台で済む工作機械を提供することを課題とし
て為されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る工
作機械は、上記の課題を解決するために、(a)ベース
と、(b)そのベース上に固定され、先端に第一主軸チ
ャックを有する第一主軸を回転可能に支持した第一主軸
台と、(c)ベース上に固定され、先端に第一主軸チャ
ックと同心に対向する第二主軸チャックを有する第二主
軸を回転可能に支持した第二主軸台とを含むことを要旨
とするものである。請求項2の発明に係る工作機械は、
上記の課題を解決するために、さらに、(d)第一主軸
チャックと同心に対向する第一一時保持チャックを有し
てベース上に第一主軸の回転軸線に平行な方向のみに移
動可能に設けられ、第一主軸チャックとの間で被保持物
の受渡しを行う第一保持装置と、(e)第二主軸チャッ
クと同心に対向する第二一時保持チャックを有してベー
ス上に第二主軸の回転軸線に平行な方向のみに移動可能
に設けられ、第二主軸チャックとの間で被保持物の受渡
しを行う第二保持装置とを含むことを要旨とするもので
ある。請求項3の発明に係る工作機械は、上記の課題を
解決するために、さらに、(f)被保持物を搬送すると
ともに、第一主軸チャック,第二主軸チャック,第一一
時保持チャックおよび第二一時保持チャックとの間で、
被保持物の受渡しを行い得る搬送装置を含むことを要旨
とするものである。請求項4の発明に係る工作機械は、
上記の課題を解決するために、第一主軸台,第二主軸
台,第一保持装置および第二保持装置が開閉可能な扉を
有するハウジング内に設けられていることを要旨とする
ものである。請求項5の発明に係る工作機械は、上記の
課題を解決するために、第一主軸台と第二主軸台との間
の空間の下部から、加工により生ずる加工屑を搬出する
第一主軸台と第二主軸台とに共通の加工屑搬出装置が設
けられていることを要旨とするものである。
【0005】
【作用】請求項1の発明に係る工作機械においては、2
台の主軸台がベース上に、第一,第二の主軸チャックが
互に同心に、かつ、対向する状態で固定されているた
め、主軸の回転軸線と直交する側から作業を行うとき、
第一,第二の主軸台に対する距離は同じであり、また、
第一,第二の主軸チャックの間の距離が短く、それらの
間の空間を共通の空間として利用することができる。請
求項2の発明に係る工作機械においては、被保持物を第
一,第二の主軸台に供給する場合には、被保持物を第
一,第二主軸チャックに直接保持させるか、あるいは一
旦、第一,第二一時保持チャックに保持させた後、第
一,第二主軸チャックに保持させることができ、また、
被保持物を第一,第二の主軸台から受け取る場合には、
第一,第二主軸チャックから直接受け取るか、あるいは
一旦、第一,第二一時保持チャックに保持させた後、そ
れら第一,第二一時保持チャックから受け取ることがで
き、それら保持,受取りの順序の組合わせにより、能率
向上,加工態様の多様化等を図ることができる。請求項
3の発明に係る工作機械においては、被保持物の搬送お
よび第一,第二の主軸チャック,一時保持チャックに対
する被保持物の受渡しが搬送装置によって自動的に行わ
れる。請求項4の発明に係る工作機械においては、ワー
クの加工や第一,第二主軸チャックと第一,第二一時保
持チャックとの間における被保持物の受渡し等、ハウジ
ング内に設けられた装置により作業が行われる場合には
扉が閉じられ、被保持物の交換や主軸台の清掃,点検
等、ハウジング外からの作業が行われる場合には扉が開
かれる。請求項5の発明に係る工作機械においては、第
一,第二主軸台においてそれぞれ行われる加工により生
ずる加工屑が、共通の1台の加工屑搬出装置によって搬
出される。
【0006】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、第一,第二の
主軸台のいずれについても作業を容易に行うことがで
き、しかも、第一,第二の主軸チャック間の距離が短い
ため、移動に要する時間が短くて済み、それらチャック
間における被保持物の搬送等を迅速に行うことができ
る。また、第一,第二の主軸チャック間の空間が共通の
作業空間となり、それぞれについて保守,点検等の空間
を確保する場合に比較して工作機械をコンパクトに構成
することができ、また、その空間に装置を設置して共用
することが可能となってコストを低減することができ
る。さらに、第一,第二の主軸台はいずれもベース上に
固定されているため、第一,第二の主軸が剛性高く保持
され、精度良く加工を行うことができる。請求項2の発
明によれば、加工能率の向上,加工態様の多様化等を図
ることができる。例えば、主軸がワークを保持して回転
する旋盤の主軸である場合、加工が終了する毎に主軸チ
ャックの基準面を清掃し、加工屑を除去するため、ワー
クを主軸チャックから取り外すことが必要である。しか
し、作業者がワークの受渡しを行う場合には、切削液な
しの加工直後はワークが熱いため取扱いが面倒であり、
切削液が使用される場合にはワークは熱くないが、多量
の切削液が付着していてやはり取扱いが面倒である。ま
た、搬送装置がワークの受渡しを行う場合には、ワーク
は加工直後に受け取ることができるが、清掃が終わるま
で次のワークの供給を待つことが必要であって時間が無
駄になる。それに対し、保持装置を設ければ、ワークを
保持装置に保持させておいて基準面の清掃を行うことが
でき、その間、作業者や搬送装置は次に加工が行われる
ワークの受取り等、別の作業や動作を行うことが可能と
なり、作業能率が向上するのである。また、作業者ある
いは搬送装置が主軸チャックと一時保持チャックとのい
ずれに先に被保持物を渡すかにより、主軸チャックにお
ける被保持物の保持姿勢を反転させることができる。そ
のため、被保持物がワークであれば、1台の主軸台によ
ってワークの異なる2個所に加工を施すことができ、2
台の主軸台のそれぞれについてワークの加工が行われる
個所を適宜に選択することにより、種々の態様で加工を
行うことができる。また、主軸チャックによる被保持物
の保持姿勢が1種類に限定されないため、被保持物供給
装置を、被保持物が所定の姿勢で主軸チャックに保持さ
れるように供給する構成とする必要がなく、また、被保
持物の搬送装置についても同様に構成が限定されなくな
り、装置の設計の自由度が高くなるとともに、工作機械
を含む加工システムの構成の自由度が高くなる効果が得
られる。さらに、第一,第二の保持装置は、第一,第二
の主軸の回転軸線に平行な方向のみに移動する装置であ
って、構成が簡単であり、安価に構成することができ
る。請求項3の発明においては上記各効果が得られる
上、被保持物の受渡し,搬送が搬送装置によって自動的
に行われるため、省力化,作業時間の短縮が可能とな
る。請求項4の発明によれば、加工時や主軸チャックの
基準面の清掃時等、ハウジング内に設けられた装置の作
動時には扉が閉じられるため、騒音が低減されるととも
に、加工屑やクーラント等が作業者にかかったり、床面
に飛散したりすることがなくなり、作業環境が向上する
効果が得られる。また、主軸チャックの清掃のためのワ
ークの取外しがハウジング内の保持装置によって行われ
るため、扉を開く必要がなく、従来のように扉を開いて
ワークを取り外し、扉を閉じて清掃を行う場合に比較し
て扉の開閉回数が少なくて済む。請求項5の発明によれ
ば、2台の主軸台に対して加工屑搬出装置を1台設ける
のみでよく、主軸台各々について設ける場合に比較して
設置スペースが少なくて済み、工作機械をコンパクトに
かつ安価に構成することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を2台の主軸台を備えた旋盤に
適用した場合を例に取り、図面に基づいて詳細に説明す
る。図6および図7に示すように、本旋盤は、ハウジン
グ10内に設けられている。ハウジング10はボックス
状を成し、その内部は、図2に示すようにベース12の
縁に立設された仕切り壁14により二つに仕切られ、一
方が広く、ワークの加工が行われる加工室16とされ、
他方がワーク搬送ロボット18によりワークが搬送され
る搬送室20とされている。特許請求の範囲の請求項4
の「ハウジング」は、ハウジング10のうち、加工室1
6を画定する部分を指す。
【0008】ハウジング10の仕切り壁14と共に搬送
室20を構成する前壁22には、図6および図7に示す
ように2枚の扉24,26が引き違いに開かれるように
取り付けられるとともに、窓28が設けられ、搬送室2
0内を覗くことができるようにされている。前壁22に
はまた、操作盤30が設けられている。さらに、搬送室
20を構成する一対の側壁32,34にはそれぞれ、ハ
ウジング10に隣接して設けられたワーク供給装置36
(図3参照)からワークWを受け取って搬送室20内に
搬入するワーク搬入口38,加工済みのワークWを搬出
するワーク搬出口40が設けられている。ワークWは段
付の円筒状を成し、ワーク供給装置36においては、そ
の小径部を上向きにして複数個ずつ積み重ねられてい
る。
【0009】上記仕切り壁14にも、図7に示すように
2枚の扉44,46が短い距離を隔ててそれぞれ独立し
て設けられており、互に反対方向に開くようにされてい
る。
【0010】加工室16内に配設されたベース12の幅
方向(図2において左右方向)の中央には、図1および
図2に示すように、コラム50が垂直に立設されてい
る。コラム50は、ベース12のワーク供給装置36側
から排出側に至る長さを有し、その搬送室20側の側面
の下側には、ワーク供給装置36側から順に、第一主軸
台52および第二主軸台54が固定されている。
【0011】第一主軸台52には、先端に第一主軸チャ
ック56を有する第一主軸58がその軸線まわりに回転
可能に支持されている。第一主軸チャック56は、3個
の爪の開閉によりワークWを把持,解放する三つ爪チャ
ックである。この第一主軸58の後端部にはプーリ60
が相対回転不能に取り付けられるとともに、第一主軸駆
動用モータ62の出力軸に固定のプーリ64にベルト6
6によって連結されており、第一主軸58は第一主軸駆
動用モータ62によって回転させられる。
【0012】第二主軸台54には、先端に第二主軸チャ
ック70を有する第二主軸72がその軸線まわりに回転
可能に支持されている。第二主軸チャック70も、前記
第一主軸チャック56と同様の三つ爪チャックであり、
第二主軸72は、第二主軸チャック70が第一主軸チャ
ック56と同心に対向する向きに支持されている。第二
主軸72には、その後端部に固定のプーリ74,第二主
軸駆動用モータ76の出力軸に固定のプーリ78,ベル
ト80によって第二主軸駆動用モータ76の回転が伝達
され、回転させられる。
【0013】コラム50の第一,第二主軸台52,54
が固定された側面の上側には、第一Z軸スライド82お
よび第二Z軸スライド84が第一,第二主軸58,72
の回転軸線に平行なZ軸方向に移動可能に設けられてい
る。第一,第二Z軸スライド82,84は、コラム50
に固定され、Z軸方向に延びる一対のガイドレール8
6,88に摺動可能に嵌合されるとともに、コラム50
に取り付けられたねじ軸90,92にナット94,96
において螺合されている。ねじ軸90がプーリ98,ベ
ルト100,図示しないプーリおよび第一Z軸スライド
駆動用モータ102によって回転させられることによ
り、第一Z軸スライド82がコラム50の、第一主軸台
52と第二主軸台54とのちょうど中間位置と第一主軸
台52側の端部との間を移動させられる。また、ねじ軸
92が、プーリ104,ベルト106,プーリ108
(図2参照)および第二Z軸スライド駆動用モータ11
0によって回転させられることにより、第二Z軸スライ
ド84がコラム50の上記中間位置と第二主軸台54側
の端部との間を移動させられる。
【0014】第一,第二Z軸スライド82,84上に
は、第一,第二X軸スライド116,118がX軸方向
(上下方向)に移動可能に取り付けられている。第一,
第二X軸スライド116,118はそれぞれ、第一,第
二Z軸スライド116,118上に各々設けられた一対
ずつのガイドレール120,121に摺動可能に嵌合さ
れるとともに、第一,第二Z軸スライド110,112
に支持されたねじ軸(図示省略)に螺合されており、こ
れらねじ軸がそれぞれ、プーリ122,124,ベルト
126,128および図示しないプーリを介して第一,
第二X軸スライド駆動用モータ130,132によって
回転させられることにより、第一,第二X軸スライド1
16,118が昇降させられる。
【0015】第一,第二X軸スライド116,118に
はそれぞれ、第一,第二主軸台52,54に対向する側
の面に第一,第二タレット刃物台134,136が取り
付けられている。これらタレット刃物台134,136
は同じ構成のものであり、第二タレット刃物台136に
ついて代表的に説明する。第二タレット刃物台136
は、図2に示すように、第二X軸スライド118に、第
二主軸72の回転軸線と平行であって、同一垂直面内に
位置する回転軸線まわりに回転可能に取り付けられてい
る。第二タレット刃物台136には、4個ずつの切削工
具138,139が等角度間隔に取り付けられており、
それら合計8個の切削工具138,139が順次使用位
置(真下の位置)に位置決めされ、第二Z軸スライド8
4および第二X軸スライド118の移動によりZ軸方向
およびX軸方向に移動させられてワークWに加工を施
す。
【0016】また、第一,第二Z軸スライド82,84
の下面にはそれぞれ、図1に示すように、ブラケット1
46,148により第一,第二の一時保持チャック15
0,152が固定されている。第一Z軸スライド82に
ついて図4および図5に代表的に示すように、ブラケッ
ト146は、第一Z軸スライド82の下面からコラム5
0の側面に直角に延び出させられ、その突出端部に第一
一時保持チャック150が第一主軸チャック56と同心
に対向して取り付けられている。このチャック150
は、第一主軸チャック56と同様に三つ爪チャックであ
り、3個の爪154が開閉させられてワークWを把持,
解放する。第一Z軸スライド82はコラム50に移動可
能に取り付けられ、Z軸方向のみに移動するスライドで
あり、第一一時保持チャック150は、第一Z軸スライ
ド82の移動により第一主軸58の回転軸線上を移動さ
せられ、第一主軸チャック56に接近,離間してワーク
Wの受渡しを行う。第一Z軸スライド82,ブラケット
146,第一一時保持チャック150が第一保持装置1
56を構成し、第二Z軸スライド84,ブラケット14
8,第二一時保持チャック152が第二保持装置158
を構成しているのである。
【0017】コラム50にはさらに、図1に示すよう
に、第一,第二主軸58,72のワークWを位置決めす
る基準面に付着した加工粉をエアにより吹き飛ばす第
一,第二の吹飛ばし装置160,162が設けられてい
る。これら第一,第二の吹飛ばし装置160,162
は、図示しない移動装置により、第一,第二主軸58,
72に対向し、加工粉の吹き飛ばしを行う作動位置と、
第一,第二主軸58,72に対向する位置から退避して
ワークWの加工を妨げない退避位置とに移動させられ
る。
【0018】また、第一主軸台52と第二主軸台54と
の間には、加工屑搬出装置170が設けられている。ベ
ース12の第一,第二主軸台52,54の間の部分に
は、図1に示すように、ちょうど第一,第二主軸チャッ
ク56,70の真下の位置から互に接近する向きに傾斜
させられた壁面を有する加工屑収集穴172が設けられ
ており、その収集穴172には、図2に示すように、加
工屑搬出装置170のベルトコンベア174の一端部が
配設され、加工屑が載置されるようになっている。ベル
トコンベア174は、ベース12の後端から斜め上方に
抜け出させられ、その上端部においてコンベア駆動用モ
ータ175によって駆動されるようにされるとともに、
下側には屑箱176が設置され、ベルトコンベア174
により搬送されて来た加工屑を収容するようになってい
る。
【0019】なお、ハウジング10を仕切る前記仕切り
壁14の扉44,46はそれぞれ、第一主軸チャック5
6および第一一時保持チャック150と、第二主軸チャ
ック70および第二一時保持チャック152とにそれぞ
れ対応する位置に設けられている。
【0020】前記搬送室20内に設けられたワーク搬送
ロボット18は、ベース12の前面にZ軸方向に取り付
けられたガイドレール180に摺動可能に嵌合され、図
示しない移動装置によりZ軸方向に移動させられる。ワ
ーク搬送ロボット18は、垂直軸線まわりに回動可能な
回動盤182と、水平軸線まわりに回動可能な回動アー
ム184と、その回動アーム184の先端に設けられた
第一,第二の搬送チャック186,188とを備えてい
る。これら搬送チャック186,188は三つ爪チャッ
クであって、回動アーム184先端の手首190に背中
合わせに設けられており、回動アーム184の回動によ
り、第一主軸チャック56と第一一時保持チャック15
0との間、あるいは第二主軸チャック70と第二一時保
持チャック152との間に移動させられ、手首190の
回動アーム軸線まわりの180度の回動により、第一主
軸チャック56あるいは第二主軸チャック70と第一一
時保持チャック150あるいは第二一時保持チャック1
52とに選択的に対向させられてワークWの受渡しを行
う。ワーク搬送ロボット18が搬送装置を構成している
のである。なお、手首190は正逆両方向に90度ずつ
間欠回転可能なものである。
【0021】次に作動を説明する。ワークWを加工する
際、ワーク搬送ロボット18がワークWを主軸チャック
に渡すか、一時保持チャックに渡すかにより、加工の順
序,加工される個所が変わるが、まず、図8に示す順序
に従って小径部と大径部との加工が順次行われる場合に
ついて説明する。なお、図8においてワークWはT字形
に図示されており、Tの字の横棒が大径部,縦棒が小径
部を表す。また、ワークWの受渡しは、ワーク搬送ロボ
ット18のZ軸方向の移動、ワーク搬送ロボット18の
回動盤182,回動アーム184および手首190の回
動,各チャックの開閉等が所定の順序で行われることに
より行われるが、これらの各動作は既に知られており、
詳細な説明は省略する。
【0022】加工開始時には、ワーク搬送ロボット18
がワーク供給装置36へワークWを取りに行き、第一搬
送チャック186においてワークWを把持し、第一主軸
台52へ移動する。この際、ワーク搬入口38から回動
アーム184がハウジング10外へ突出してワークWを
把持し、ワーク搬送ロボット18が第一主軸台52近傍
へ移動した後、扉44が開かれ、回動アーム184が回
動させられて加工室16内に入り、第一搬送チャック1
86の軸心が第一主軸チャック56の軸心と一致する位
置において停止する。そして、第一搬送チャック186
から第一主軸チャック56にワークWが渡された後、回
動アーム184が加工室16から退出させられて扉44
が閉じられ、加工が開始される。
【0023】ワーク搬送ロボット18は新たなワークW
をワーク供給装置36へ取りに行き、第一主軸台52に
おける加工の終了後、加工済みのワークWと交換する。
第一主軸台52においては、加工終了後、ワークWが第
一主軸チャック56から第一一時保持チャック150に
渡される。第一一時保持チャック150がZ軸方向に移
動してワークWを把持し、第一主軸チャック56による
ワークWの把持が解放された後、第一主軸チャック56
から離間させられるのであり、受渡し後、第一吹飛ばし
装置160によって第一主軸チャック56の基準面の清
掃が行われる。清掃終了後、扉44が開かれて回動アー
ム184が加工室16内へ回動させられ、搬送チャック
186,188が第一の主軸チャック56,一時保持チ
ャック150の軸心と一致させられたならば、新たなワ
ークWが第一主軸チャック56に渡されるとともに、加
工済みのワークWが第一一時保持チャック150から第
二搬送チャック188に渡される。第二搬送チャック1
88と第一一時保持チャック150との間におけるワー
クWの受渡しは、ワーク搬送ロボット18と第一一時保
持チャック150とのいずれか一方がZ軸方向に移動さ
せられて行われる。受渡し完了後、回動アーム184が
加工室16から退出させられて扉44が閉じられ、第一
主軸台52において加工が開始されるとともに、ワーク
搬送ロボット18はワークWを第二主軸台54に搬送す
る。
【0024】ワーク搬送ロボット18が第二主軸台54
近傍に至れば扉46が開かれ、回動アーム184が加工
室16内へ回動させられて第二主軸チャック70にワー
クWを渡し、回動アーム184の退出後、扉46が閉じ
られて加工が開始される。そして、ワーク搬送ロボット
18は、第一,第二主軸台52,54において加工が行
われるのと並行して移動させられ、ワーク供給装置36
へ移動して新たなワークWを受け取り、第一主軸台52
において加工および清掃が終了した後、加工室16内へ
入ってワークWの受渡しを行う。
【0025】そして、第一主軸台52において受け取っ
た加工済みのワークWは、ワーク搬送ロボット18によ
り搬送され、第二主軸台54において加工および清掃が
終了した後、その加工の済んだワークWと交換されるの
であるが、第二主軸台54において加工が行われたワー
クWは、第二吹飛ばし装置162による第二主軸チャッ
ク70の清掃のため、第二一時保持チャック152によ
って保持されており、ワーク搬送ロボット18は、第一
主軸台52において加工の済んだワークWを第二主軸チ
ャック70に渡すとともに、第二一時保持チャック15
2から加工済みのワークWを受け取り、受取り後、加工
室16から退出してワーク排出位置へ移動し、回動アー
ム184がワーク搬出口から外部へ突出してワークWを
解放する。この際、ワークWは、供給時と同じ姿勢で排
出される。排出後、ワーク搬送ロボット18はワーク供
給装置36へワークを取りに行き、以下、第一,第二主
軸台52,54へ順次移動して前述のようにワークWの
受渡しを行う。
【0026】このように第一,第二主軸台52,54に
おいては、ワークWの加工終了後、第一,第二主軸チャ
ック56,70の基準面が第一,第二吹飛ばし装置16
0,162によって清掃されるが、その際、加工の済ん
だワークWは第一,第二一時保持チャック150,15
2によって保持されており、清掃を行うためにワーク搬
送ロボット18がワークWを受け取る場合に比較して加
工能率が向上する。第一,第二一時保持チャック15
0,152がなければ、加工終了後、扉44,46が開
かれてワーク搬送ロボット18がワークWを受け取り、
加工室16からの退出後、扉44が閉じられて清掃が行
われ、清掃終了後、再び扉44が開かれてワーク搬送ロ
ボット18が加工室16内に入り、新たなワークWを第
一主軸チャック56に取り付けることとなり、扉44の
開閉が2回行われるとともに、清掃終了をワーク搬送ロ
ボット18が待っていることが必要である。それに対
し、第一,第二一時保持チャック150,152を設け
れば、それら加工済みのワークWを一時的に保持させる
ことにより第一,第二主軸チャック56,70の清掃を
行うことができ、ワーク搬送ロボット18は清掃の終了
に合わせてワークWの受渡しを行うように第一,第二主
軸台52,54へ移動すればよく、扉44の開閉は、清
掃終了後のワークWの受渡しのための1回で済み、ワー
ク搬送ロボット18による加工済みのワークWおよび未
加工のワークWの受渡しもまとめて1回で行うことがで
きる。また、ワーク搬送ロボット18は清掃終了を待つ
必要がなく、その間、新たなワークWの受け取りや、加
工済みのワークWの排出など、他の動作を行うことがで
き、加工を能率良く行うことができる。例えば、一時保
持チャックを設けずに、ワーク供給装置36からのワー
クWの受取りから加工済みのワークWの排出までに45
秒必要とする加工であれば、30秒に短縮することがで
きる。
【0027】また、ワークWの加工および第一,第二主
軸チャック56,70の清掃が行われる間、扉44,4
6が閉じられており、それら加工や清掃は加工室16内
で行われるため、クーラントや加工屑等が飛散して作業
者にかかったり、工場内の空気が汚染されることがな
く、また、騒音が低減させられて作業環境が向上する効
果が得られる。扉44,46が開いていても、搬送室2
0の扉24,26が閉じていれば、クーラントや加工屑
等が飛散することはないのであるが、その場合には搬送
室内20内にクーラントや加工屑が溜り、ワーク搬送ロ
ボット18の走行の妨げとなって好ましくない。このよ
うに扉44,46を閉じた状態で加工や清掃が行われる
ことが望ましく、加工能率を下げることなく作業環境向
上の効果を得ることができるのは、保持装置156,1
58を設け、ワークWを一旦保持させるようにしたから
である。
【0028】さらに、扉24,26および扉44,46
がいずれも閉じていれば、第一,第二主軸台52,54
等は二重に覆われていることとなり、騒音等が極めて良
好に低減され、また、扉44,46が閉じていれば、加
工中あるいは清掃中に搬送室20内において作業を行う
ことができる。
【0029】また、本旋盤においては、ベース10上に
コラム50が垂直に立設されているため、加工屑が飛散
しても第一,第二のZ軸スライド82,84やX軸スラ
イド116,118の走行面に溜ることがなく、それら
の走行が妨げられることがない。
【0030】さらにまた、第一,第二タレット刃物台1
34,136は、ベース10上に垂直に立設されたコラ
ム50の前面に設けられた第一,第二X軸スライド11
6,118に取り付けられているため、扉44,46に
近く、作業者は工具の交換を容易に行うことができる。
【0031】次に、図9〜図11に基づいて、ワークW
の別の受渡し,加工態様について説明する。図9に示す
順序に従えば、ワーク搬送ロボット18がワーク供給装
置36から受け取ったワークWは、第一一時保持チャッ
ク150,第一主軸チャック56,ワーク搬送ロボット
18,第二一時保持チャック152,第二主軸チャック
70,ワーク搬送ロボット18の順に受渡しされ、ま
ず、その大径部に加工が施され、次に小径部に加工が施
される。
【0032】また、図10に示す順序に従えば、ワーク
Wは、第一主軸チャック56,第一一時保持チャック1
50,ワーク搬送ロボット18,第二一時保持チャック
152,第二主軸チャック70,ワーク搬送ロボット1
8の順に受渡しされ、ワークWの小径部に2種類の加工
が施される。さらに、図11に示す順序に従えば、ワー
クWは、第一一時保持チャック150,第一主軸チャッ
ク56,ワーク搬送ロボット18,第二主軸チャック7
0,第二一時保持チャック152,ワーク搬送ロボット
18の順に受渡しされ、ワークWの大径部に2種類の加
工が施される。
【0033】なお、図9〜図11に示す例では、ワーク
Wは、主軸チャック56あるいは70に渡される前に、
一時保持チャック150あるいは152に保持されるよ
うになっているが、この場合には、加工終了後、基準面
の清掃を行うのに先立って扉44,46を開き、ワーク
搬送ロボット18が加工済みのワークWを主軸チャック
56,70から受け取るとともに、未加工のワークWを
一時保持チャック150,152に渡した後、扉44,
46を閉じて清掃を行い、清掃終了後、一時保持チャッ
ク150,152から主軸チャック56,70にワーク
Wを渡して加工を行うようにする。それにより扉44,
46の開閉が1回で済み、また、ワーク搬送ロボット1
8が清掃の終了を待つ必要なく、加工能率を下げること
なく作業環境向上の効果が得られる。
【0034】さらに、図12に示すように、第一一時保
持チャック150にはワークWを保持させなければ、ワ
ークWの大径部と小径部とに加工を施すとともに、供給
時とは逆の姿勢で排出することができる。
【0035】さらにまた、第一主軸台52においてワー
クWに加工を施し、次に第二主軸台54において加工を
施し、再び第一主軸台52において加工を施した後、第
二主軸台54において加工を施すこともできる。ワーク
Wの加工を施す個所,加工を施す順番に従って、ワーク
Wの受渡し順序を設定し、所定の主軸台において所定の
姿勢で保持されて加工が行われるようにすればよいので
ある。
【0036】その他、特許請求の範囲を逸脱することな
く、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した
態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である旋盤をハウジングを除
いた状態で示す正面図である。
【図2】上記旋盤の側面断面図である。
【図3】上記旋盤の斜視図である。
【図4】上記旋盤に設けられた保持装置を示す正面図で
ある。
【図5】上記保持装置の側面図である。
【図6】上記旋盤の外観を示す斜視図である。
【図7】上記旋盤の外観を示す正面図である。
【図8】上記旋盤に設けられた2台の主軸台の主軸チャ
ックおよびそれら主軸チャックに対応して設けられた一
時保持チャックとワーク搬送ロボットとの間におけるワ
ークの受渡しを説明する図である。
【図9】上記ワークの受渡しの別の態様を説明する図で
ある。
【図10】上記ワークの受渡しの更に別の態様を説明す
る図である。
【図11】上記ワークの受渡しの更に別の態様を説明す
る図である。
【図12】上記ワークの受渡しの更に別の態様を説明す
る図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 12 ベース 14 仕切り壁 16 加工室 18 ワーク搬送ロボット 20 搬送室 44,46 扉 52 第一主軸台 54 第二主軸台 56 第一主軸チャック 58 第一主軸 70 第二主軸チャック 72 第二主軸 82 第一Z軸スライド 84 第二Z軸スライド 146 ブラケット 148 ブラケット 150 第一一時保持チャック 152 第二一時保持チャック 156 第一保持装置 158 第二保持装置 170 加工屑搬出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 元 愛知県知立市山町茶碓山19番地 富士機械 製造株式会社内 (72)発明者 幸村 数善 愛知県知立市山町茶碓山19番地 富士機械 製造株式会社内 (72)発明者 石川 浩也 愛知県知立市山町茶碓山19番地 富士機械 製造株式会社内 (72)発明者 阿久澤 勉 静岡県浜松市住吉町4−5−1 (72)発明者 小岸 宣夫 静岡県磐田市東新町161−53

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、 そのベース上に固定され、先端に第一主軸チャックを有
    する第一主軸を回転可能に支持した第一主軸台と、 前記ベース上に固定され、先端に前記第一主軸チャック
    と同心に対向する第二主軸チャックを有する第二主軸を
    回転可能に支持した第二主軸台とを含むことを特徴とす
    る主軸対向型工作機械。
  2. 【請求項2】 さらに、前記第一主軸チャックと同心に
    対向する第一一時保持チャックを有して前記ベース上に
    前記第一主軸の回転軸線に平行な方向のみに移動可能に
    設けられ、第一主軸チャックとの間で被保持物の受渡し
    を行う第一保持装置と前記第二主軸チャックと同心に対
    向する第二一時保持チャックを有して前記ベース上に前
    記第二主軸の回転軸線に平行な方向のみに移動可能に設
    けられ、前記第二主軸チャックとの間で被保持物の受渡
    しを行う第二保持装置とを含むことを特徴とする請求項
    1に記載の主軸対向型工作機械。
  3. 【請求項3】 さらに、前記被保持物を搬送するととも
    に、前記第一主軸チャック,前記第二主軸チャック,前
    記第一一時保持チャックおよび前記第二一時保持チャッ
    クとの間で、前記被保持物の受渡しを行い得る搬送装置
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の主軸対向型工
    作機械。
  4. 【請求項4】 さらに、前記第一主軸台,前記第二主軸
    台,前記第一保持装置および前記第二保持装置が開閉可
    能な扉を有するハウジング内に設けられている請求項2
    または3に記載の主軸対向型工作機械。
  5. 【請求項5】 さらに、前記第一主軸台と前記第二主軸
    台との間の空間の下部から、加工により生ずる加工屑を
    搬出する第一主軸台と第二主軸台とに共通の加工屑搬出
    装置が設けられている請求項1ないし4のいずれかに記
    載の主軸対向型工作機械。
JP3304157A 1991-10-22 1991-10-22 主軸対向型旋盤 Expired - Lifetime JP2724062B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3304157A JP2724062B2 (ja) 1991-10-22 1991-10-22 主軸対向型旋盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3304157A JP2724062B2 (ja) 1991-10-22 1991-10-22 主軸対向型旋盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05111802A true JPH05111802A (ja) 1993-05-07
JP2724062B2 JP2724062B2 (ja) 1998-03-09

Family

ID=17929745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3304157A Expired - Lifetime JP2724062B2 (ja) 1991-10-22 1991-10-22 主軸対向型旋盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2724062B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005028480A (ja) * 2003-07-09 2005-02-03 Mori Seiki Co Ltd Nc旋盤
JP2010179418A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Mori Seiki Co Ltd 加工装置
CN103817351A (zh) * 2013-06-28 2014-05-28 宁波精益微型轴有限公司 一种模块化车削加工自动流水线
WO2016063393A1 (ja) * 2014-10-23 2016-04-28 富士機械製造株式会社 加工機械ライン
JP2019069520A (ja) * 2019-02-04 2019-05-09 株式会社Fuji 機械工作システム
WO2020110573A1 (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 スター精密株式会社 旋盤

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6229203U (ja) * 1985-08-05 1987-02-21
JPS6384801A (ja) * 1986-09-26 1988-04-15 Washino Kikai Kk 対向式nc旋盤

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6229203U (ja) * 1985-08-05 1987-02-21
JPS6384801A (ja) * 1986-09-26 1988-04-15 Washino Kikai Kk 対向式nc旋盤

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005028480A (ja) * 2003-07-09 2005-02-03 Mori Seiki Co Ltd Nc旋盤
JP2010179418A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Mori Seiki Co Ltd 加工装置
CN103817351A (zh) * 2013-06-28 2014-05-28 宁波精益微型轴有限公司 一种模块化车削加工自动流水线
WO2016063393A1 (ja) * 2014-10-23 2016-04-28 富士機械製造株式会社 加工機械ライン
JPWO2016063393A1 (ja) * 2014-10-23 2017-08-03 富士機械製造株式会社 加工機械ライン
WO2020110573A1 (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 スター精密株式会社 旋盤
JP2020082276A (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 スター精密株式会社 旋盤
JP2019069520A (ja) * 2019-02-04 2019-05-09 株式会社Fuji 機械工作システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2724062B2 (ja) 1998-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5093978A (en) Manipulator for tools and tool adapters
EP0650800B1 (en) A unit for machining workpieces, in particular wood
US6745455B2 (en) Automatic milling and drilling machine
JP5828745B2 (ja) 工作機械
JP2017136682A (ja) 工作機械、特に多重スピンドルのフライス盤
KR20170088777A (ko) 공작 기계, 특히 멀티-스핀들 밀링 머신
WO2016027325A1 (ja) 機械工作システム
US20060207397A1 (en) Lathe, and Machining System Equipped with the Lathe
KR101935242B1 (ko) Cnc 선반의 기내 로봇 자동화 장치
JPH04283037A (ja) 工作機械
JPH05111802A (ja) 主軸対向型工作機械
US8959750B2 (en) Method and apparatus for complete machining of a shaft-shaped workpiece
US6161457A (en) Machine tool
JP2872847B2 (ja) 工作機械
JPH01228701A (ja) 工作機械
JP2869254B2 (ja) 工作機械
JP2724070B2 (ja) 旋 盤
JP2559647B2 (ja) 工具・治具・工作物準備ステーション
JPH10138063A (ja) ワーク加工装置
WO2022091266A1 (ja) 複合加工機
JP5601061B2 (ja) 工作機械
KR100321960B1 (ko) 주축이 이송되는 공작물의 양측가공용 수직 다두선반
WO2022230197A1 (ja) バーフィーダ及び工作機械
CN116475848B (zh) 一种多工序集成式机床
JPH08174304A (ja) 多軸旋盤システム及びワーク搬送方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971111

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081128

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091128

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101128

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101128

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term