JPH02264992A - クリーニングユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はクリーニングユニットに関し、特に複写機やプ
リンタなどで用いられる画像担体のクリニング機構に関
する。

従来技術 従来、この種のクリーニング機構においては、複写機や
プリンタなどの画像形成プロセスに使用される液体トナ
ーが記録媒体に転写された後にも画像担体上に残存し、
この残存する液体トナーを除去するために液体トナーを
弾性ブレードでかきとるか、あるいは溶解する溶媒を画
像担体にかけながら弾性ブレードでかきとるのが一般的
であった。

このような従来のクリーニング機構では、画像担体上に
残存する液体トナーを弾性ブレードでかきとる場合には
、弾性ブレードの設置位置によっては弾性ブレードでか
きとった液体トナーが画像担体をつたわって流れてしま
うという欠点がある。

また、画像担体上に残存する液体トナーを溶媒を画像担
体にかけながら弾性ブレードでかきとる場合には、装置
内に溶媒を持たなければならず、該溶媒を弾性ブレード
にかける機構が必要であるという欠点がある。

さらに、画像担体からかきとった液体トナーを回収する
ための構造上の制約や、回収のためのボンプが必要であ
るという欠点がある。

発明の目的 本発明は上記のような従来のものの欠点を除去すべくな
されたもので、簡単な機構で画像担体上に残存する液体
トナーの回収を行うことができるクリーニングユニット
の提供を目的とする。

発明の構成 本発明によるクリーニングユニットは、画像担体上の液
体トナーが記録媒体上に転写された後に前記画像担体上
に残存する残存トナーを除去するクリーニングユニット
であって、前記画像担体に当接され、前記画像担体上の
前記残存トナーを除去する弾性ブレードと、前記弾性ブ
レードにより除去された前記残存トナーを前記ユニット
内に掻落すための部材と、前記弾性ブレードを外部に突
出するためのクリーニング窓とを含むことを特徴とする
。

実施例 次に、本発明の一実施例について図面を参照して説町す
る。

第１図は本発明の一実施例のクリーニングユニット２を
適用した複写機の要部構成を示す図である。図において
、感光体１は時計回り（矢印Ａの方向）に回転駆動され
、帯電器４による帯電処理と、図示せぬ露光器からの露
光１００による露光処理と、現像器５による現像処理と
、矢印Ｂの方向に搬送される記録媒体７への転写ロール
６による転写処理と、クリーニングユニット２によるク
リーング処理と、イレーザ３による除電処理とが順次行
われる。

転写ロール６による記録媒体７への転写処理において、
記録媒体７に転写されずに感光体１上に残った液体トナ
ー８をクリーニングユニット２によって除去できなけれ
ば、次の除電処理、帯電処理、露光処理において画像形
成に悪影響を与え、地かぶりや抜けなどの原因となる。

第２図は本発明の一実施例によるクリーニングユニット
２の詳細な構成を示す図である。図において、クリーニ
ングユニット２が感光体１近傍にセットされると、クリ
ーニングユニット２のクリーング窓２０から突出してい
る弾性体のブレード２１が感光体１に当接される。

これにより、ブレード２１は感光体１上に残った液体ト
ナー８をかきとって、感光体１のクリーニングを行う。

このとき、ブレード２１の先端には感光体１の表面から
かきとられた液体トナー８が溜るが、この液体トナー８
は多孔質吸収体（たとえばスポンジ）２３によって吸収
される。

多孔質吸収体２３は矢印Ｃの方向に回転してブレード２
１付近の液体トナー８を吸収し、多孔質吸収体２３に吸
収された液体トナー８は回収ブレード２４によって絞り
とられてクリーニングユニット２内に収納される。

上述のようにして、感光体１上に残った液体トナー８が
クリーニングユニット２内に収納され、クリーニングユ
ニット２内が収納した液体トナー８で一杯になると、該
クリーニングユニット２が新しいクリーニングユニット
に交換される。これは記録媒体７への転写が何回行われ
たときにクリユングユニット２内が一杯になるかを予め
δ−１定しておくことにより、交換時期を設定すること
ができる。

また、クリーニングユニット２のクリーニング窓２０は
ブレード２１とシール２２と多孔質吸収体２３により塞
がれているため、交換時にクリーニングユニット２を装
置から取外すときに傾いたとしても、クリーニングユニ
ット２内に収納されている液体トナー８がこぼれること
はない。

第３図は本発明の他の実施例によるクリーニングユニッ
トの詳細な構成を示す図である。図において、本発明の
他の実施例によるクリーニングユニット２は多孔質吸収
体２３の代りに弾性体の回収回転翼２５を設けた以外は
第２図に示す本発明の一実施例のクリーニングユニット
２の構成と同様の構成となっており、同−構成部品には
同一符号を付しである。

回収回転翼２５は矢印Ｃの方向に回転し、ブレード２１
によって感光体１の表面からかきとられて溜った液体ト
ナー８をブレード２１上からかきとって回収する。この
回収回転翼２５によって回収された液体トナー８は回収
ブレード２４によってかきとられてクリーニングユニッ
ト２内に収納される。

本発明の他の実施例によるクリーニングユニット２は本
発明の一実施例と同様に収納した液体トナー８が一杯に
なると、新しいクリーニングユニットに交換される。

尚、本発明の一実施例および他の実施例によるクリーニ
ングユニット２内にスポンジなどの吸収体を入れておく
ことにより、クリーニングユニット２内に収納された液
体トナー８が外部にこぼれることはなくなる。

このように、感光体１上に残存する液体トナー８をかき
とるブレード２１と、ブレード２１の先に溜った液体ト
ナー８をユニット内に収納させるための多孔質吸収体２
３または回収回転翼２５とを含んでクリーニングユニッ
ト２を構成するようにすることによって、感光体１のク
リーニングを取付は位置に関係なく、また感光体１に液
体トナー８が流れることなく行うことができ、クリーニ
ングユニット２を感光体１にセットすることにより簡便
に行うことができる。

また、多孔質吸収体２３または回収回転翼２５によりブ
レード２１のクリーニング性を保つことができるととも
に、簡単な機構で液体トナー８を回収することができる
。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、画像担体に当接され
ることにより画像担体上に残存する残存トナーを除去す
る弾性ブレードと、この弾性ブレードにより除去された
残存トナーをユニット内に掻落すための部材と、弾性ブ
レードを外部に突出するためのクリーニング窓とにより
クリーニングユニットを一体的に構成するようにするこ
とによって、簡単な機構で画像担体上に残存する液体ト
ナーの回収を行うことができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のクリーニングユニットを適
用した複写機の要部構成を示す図、第２図は本発明の一
実施例によるクリーニングユニットの詳細な構成を示す
図、第３図は本発明の他の実施例によるクリーニングユ
ニットの詳細な構成を示す図である。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・感光体 ２・・・・・・クリーニングユニット ２０・・・・・・クリーニング窓 ２１・・・・・・ブレード ２２・・・・・・シール ２３・・・・・・多孔質吸収体 ２４・・・・・・回収ブレード ２５・・・・・・回収回転翼 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像担体上の液体トナーが記録媒体上に転写され
   た後に前記画像担体上に残存する残存トナーを除去する
   クリーニングユニットであって、前記画像担体に当接さ
   れ、前記画像担体上の前記残存トナーを除去する弾性ブ
   レードと、前記弾性ブレードにより除去された前記残存
   トナーを前記ユニット内に掻落すための部材と、前記弾
   性ブレードを外部に突出するためのクリーニング窓とを
   含むことを特徴とするクリーニングユニット。