JP2501441Y2 - トナ―除去装置 - Google Patents

トナ―除去装置

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JP2501441Y2
JP2501441Y2 JP3486490U JP3486490U JP2501441Y2 JP 2501441 Y2 JP2501441 Y2 JP 2501441Y2 JP 3486490 U JP3486490 U JP 3486490U JP 3486490 U JP3486490 U JP 3486490U JP 2501441 Y2 JP2501441 Y2 JP 2501441Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この考案は感光体表面の残留トナーを掻き取るブレー
ドと、ブレードに付着したトナーを除去するクリーナ
と、を有するトナー除去装置の改良に関する。
(b)従来の技術 電子写真式の複写機,プリンタにおいては、用紙への
トナー像転写後に感光体上に残留するトナーを除去する
必要がある。残留トナーは次の像形成時に画像汚れを生
じさせるからである。このトナー除去の方法として、板
状の弾性ゴムを感光体表面に当接させて残留トナーを掻
き取るものがある。第6図は感光体周囲部の構成例を示
した図である。
ドラム状の感光体1の周囲には帯電チャージャ11、ボ
イドランプ12、現像器13、転写チャージャ14、剥離チャ
ージャ15、剥離爪16、廃トナー回収部17、ブレード18,1
9、および除電ランプ20が以上の順に配置されている。
感光体1は図中矢印方向に回転し、帯電,トナー付着,
トナー転写のプロセスを通過する。転写処理の後感光体
1上に残留したトナーがブレード18,19によって掻き取
られる。ブレード18,19は板状の弾性ゴムからなり、そ
のエッジを感光体1に当接させて残留トナーを掻き取
る。ところで、この掻き取り時にブレード18,19がトナ
ー等によって汚れていると十分な感光体クリーニングを
行うことができない。そこで従来クリーナ18a,19aによ
りブレード18,19のトナーを掻き落としていた。
従来のトナー除去装置には図示したように2組のブレ
ード18,19を設けているものがある。2組みのブレード
を用いることによって、感光体からの確実トナー除去を
行うことができる。またクリーニングが1組みで十分な
装置でも、2組みのブレードを交替で使用することによ
ってブレード交換の間隔を長くすることができる。
(c)考案が解決しようとする課題 しかしながら従来の2組みのブレードを設けた装置で
は、第6図に示したようにブレード18,19に対してそれ
ぞれ個別にクリーナ18a,19aを設けており、部品点数が
多くなってしまう欠点があった。
この考案の目的は、一方のブレードの使用しないエッ
ジ部を他方のブレードのクリーナとして用いることによ
って、装置の部品点数を削減できるトナー除去装置を提
供することにある。
(d)課題を解決するための手段 この考案は、回転する感光体に板状のブレードを当接
させることによって感光体上の残留トナーを掻き取ると
ともに、ブレード上に付着したトナーをクリーナのエッ
ジで掻き落とすトナー除去装置において、 互いに間隔をおいて設けられた第1のブレードおよび
第2のブレードと、前記第2のブレードの後方に設けら
れ、そのエッジ部が第2のブレードに摺接可能なクリー
ナと、を備えるとともに、 前記第2のブレードを回動可能に設け、回動によって
その裏面側エッジ部が前記第1のブレードに摺接するよ
うにしたことを特徴とする。
(e)作用 この考案においては、第2のブレード表面に付着した
トナーはクリーナによって除去され、第1のブレード表
面に付着したトナー等は第2のブレードによって除去さ
れる。第2のブレードは回動可能であり、第2のブレー
ドが回動することによって第2のブレードの裏面側のエ
ッジが第1のブレードに摺接し、これによって第1のブ
レード表面のトナーが掻き落とされる。
(f)実施例 第1図は感光体周辺部の構成を示した図であり、第2
図はトナー除去装置近傍の拡大図である。なお図におい
て第6図の従来例と同一部分については同一番号を付
し、説明を省略する。
第1のブレード2は、板状のウレタンゴム,シリコン
ゴム等の弾性材からなる掻き取り部21と、金属などから
なる支持体22とからなり、支持体22に掻き取り部21を固
定している。この支持体22は支点23において回動自在に
されている。この回動は例えばソレノイドとスプリング
を用いた回動機構によって行われ、図中矢印A,B方向に
回動される。第1のブレード2が矢印A方向に回動した
とき掻き取り部21の表面側エッジが感光体1に当接し、
感光体1の回転に伴って感光体表面のトナーを掻き取
る。逆に矢印B方向に回転したときには感光体1から離
れる。
第1のブレード2の、感光体1の回転方向の後方側に
第2のブレード3が配置されている。第2のブレード3
は第1のブレード同様に、板状のウレタンゴム,シリコ
ンゴム等からなる掻き取り部31と、金属等からなり掻き
取り部31を支持する支持体32を有し、支点33において回
動自在にされている。そして例えばソレノイド,スプリ
ングを用いた回動機構により矢印C,D方向に回動され
る。第2のブレード3が矢印C方向に回動されたとき、
ブレードの表面側エッジが感光体1に当接し、感光体1
の回転に伴って感光体表面のトナーを掻き落とす。逆に
矢印D方向に回動したときには感光体1から離れる。ま
た、支持体32においては、掻き取り部31固定端と反対側
の端部の上方に押圧部34を突出形成させている。この押
圧部34は、支持体32が矢印C方向に回動したときに下が
り、矢印D方向に回動したときに上方に押し上げられ
る。
第2のブレード3の、感光体回転方向において後方側
にクリーナ4が設けられている。クリーナ4はウレタン
シートなどの弾性材からなるクリーナ部41を金属製の支
持体42に固定し、支点43において矢印E,F方向に回動自
在に支持している。支持体42のクリーナ固定側と反対側
の端部は前記押圧部34に近接されている。
ブレード2,3が感光体1に当接された状態で感光体1
が回転すると前述したように第1のブレード2および第
2のブレード3によって感光体表面の残留トナーが掻き
取られる。そしてブレード2,3に付着したトナーや埃等
の除去は以下のようにして行われる。第3図(A),
(B)はブレードのクリーニング状態を示した図であ
る。
まず、第2のブレード3のクリーニング手順を説明す
る。支持体32が矢印D方向に回動されると、押圧部34の
持ち上がりによってクリーナの支持体42の開放端が押し
上げられてクリーナ部41の取り付け側端部が図中矢印F
方向に回動する。これによってクリーナ部41は掻き取り
部31に摺接してゆき、掻き取り部31の表面に付着してい
たトナー等を掻き落とす。第3図(A)はその状態を示
した図である。
第2のブレードのみをクリーニングする場合には第3
図(A)に示した状態からブレード3が矢印C方向に回
転して元の状態に戻るが、第1のブレード2もクリーニ
ングする場合には以下のように動作する。第2のブレー
ド3が矢印D方向へさらに回動するとともに、第1のブ
レード2は矢印B方向へ回動して感光体1から離れる。
そして第3図(B)に示したように第2のブレードの掻
き取り部31の裏面側エッジPが第1のブレードの掻き取
り部21の表面に摺接し、第1のブーレド上のトナーを掻
き落とす。
このように第2のブレードにおいて、感光体1上のト
ナー除去には用いない裏面側のエッジ部を用いて第1の
ブレード2に付着しているトナーを除去するようにして
おり、第2のブレードを有効に利用することができる。
第4図および第5図は他の実施例を示した図である。
これは第1のブレードと第2のブレードとを交代で使用
することによってメンテナンス間隔を延ばすためのもの
である。第2のブレード5の支持体52は中間部に一方向
にのみ折れ曲がる関節部53が形成されている。第2のブ
レード5が矢印C方向に回転すると関節部53が第5図
(A)に示したように折れ曲がる。このように関節部53
が折れ曲がるようにしたことによって第1のブレード2
と第2のブレード5との間隔が短くても、第2のブレー
ド5を第1のブレード2に接触させずに感光体1から離
すことができ、第1のブレード2のみを使用して感光体
クリーニングを行うことができる。第2のブレード5が
矢印D方向は回動されると、関節部53が真っ直ぐになっ
て第3図(B)に示した状態と同様に第1のブレード2
をクリーニングする。
なお第2のブレード5のみを使用する場合には第5図
(B)に示したように第1のブレード2を矢印B方向に
回動させて感光体1表面から退避させる。そして第2の
ブレードのみが感光体1に当接して残留トナーを掻き取
り、掻き取られたトナーは第1のブレード2に邪魔され
ることなく廃トナー回収部17に回収される。
(g)考案の効果 以上のようにこの考案によれば第2のブレードの裏面
エッジ部を第1のブレード用クリーニング材として用い
ており、ブレードを2組み設けた装置でも1組み用のク
リーナを設けるだけでよいので装置全体の部品点数を減
らすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は感光体周辺部の構成を示した図、第2図はトナ
ー除去装置近傍の拡大図、第3図(A),(B)はブレ
ードのクリーニング状態を示した図、第4図は他の実施
例における感光体周辺部の構成図、第5図(A)および
第5図(B)は第2のブレードおよび第1のブレードの
拡大図である。また第6図は従来の感光体周辺部の構成
を示した図である。 1……感光体、2……第1のブレード、3,5……第2の
ブレート、4……クリーナ、P……第2のブレートの裏
面エッジ部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転する感光体に板状のブレードを当接さ
    せることによって感光体上の残留トナーを掻き取るとと
    もに、ブレード上に付着したトナーをクリーナのエッジ
    で掻き落とすトナー除去装置において、 互いに間隔をおいて設けられた第1のブレードおよび第
    2のブレードと、前記第2のブレードの後方に設けら
    れ、そのエッジ部が第2のブレードに摺接可能なクリー
    ナと、を備えるとともに、 前記第2のブレードを回動可能に設け、回動によってそ
    の裏面側エッジ部が前記第1のブレードに摺接するよう
    にしたことを特徴とするトナー除去装置。
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