JPS62196691A - 電子写真複写装置のクリ−ニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真複写装置において、感光体ドラム表
面から残留現像剤を除去するクリーニング装置に関する
ものである。

従来の技術 電子写真複写装置は、感光体ドラム表面上に形成された
像を通常トナーと呼ばれる粉末状物質を用いて現像し、
そしてこのトナー像を複写紙に転写し、その上に定着さ
せて最終的に複写する。

従来から電子写真複写装置では、感光体ドラム表面は何
回も再利用するため、感光体ドラム表面上に形成された
トナー像を複写紙に転写するという像形成サイクルが終
了した時点で、感光体ドラム表面上に残っている残留ト
ナーを除去する必要があった。そのため、このような残
留トナーを除去するというりＩＪ−ニングの方法がいく
つか提案されている。その一つとして、感光体ドラム表
面をブレードなどでふき取ったシするというクリーニン
グ方法がある。この方法は、感光体ドラムの回転移動中
にブレードなどを感光体ドラム表面に物理的に接触させ
て残留トナーを除去し、感光体ドラム表面をクリーニン
グする方法である。この時、ブレードのエツジ部を感光
体ドラム表面に接触させる方式が一番クリーニング効果
が上がることは、従来から知られている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、ブレードなどを感
光体ドラム表面に物理的に接触させているので、複写紙
から出る繊維片（紙粉）等や、複写機の機械などに含ま
れるプラスチック類や駆動ベルト等から出る繊維片等の
異物がブレードと感光体ドラム表面との間に入シ込むと
いう現象が起きる。この結果、感光体ドラム表面のクリ
ーニングが不十分となり、複写されたものに線条などが
あられれ複写の品質が低下する。又異物がブレードと感
光体ドラム表面との間に入り込むことにより、ブレード
が感光体ドラム表面に物理的に接触しているので、異物
により、ブレードが不均一に摩耗しクリーニング効果が
悪くなってしまう。このようにブレードの摩耗が進むに
つれ複写紙上に線条やゴースト像が現われてくる。さら
に、異物により感光体ドラム表面をキズつけることにも
なる。このように従来のクリーニング装置では、複写の
品質を著しく低下させるという問題点を有していた。

そこで、上記異物などをブレードと感光体ドラム表面と
の間に入り込まないようにすればよく、それには感光体
ドラム表面よりブレード当接部を隔離すればよいことは
明白である。そのためにはブレードを回転する装置に取
り付はブレード当接部を感光体ドラム表面より回転隔離
させる方法が考えられるが、感光体ドラムが回転移動中
にブレードを隔離させるとブレードが感光体ドラム表面
より離れ、その間感光体ドラム表面には残留トナーが残
り完全に除去できないという問題が発生する。この問題
を解決するにはロール状のものを感光体ドラム表面に回
転接触すれば常時（連続的に）感光体ドラム表面に接触
することが可能になる。

しかし前述したようにエツジ部を感光体ドラム表面に接
触させなければ感光体ドラム表面のりＩＪ　＋ニング効
果が発揮できないという問題が起きる。

又・複数個のブレードを回転する軸に取付は感光体ドラ
ムに対しねじれた位置関係に配置すれば、１つのブレー
ドの全当接部が同時に感光体ドラム表面に接触するので
なく、１つのブレード側の当接部分から他方のブレード
の当接部分へと順次感光体ドラム表面に接触するよう移
動していくので連続的に接触できるようになる。しかし
この場合でも、感光体ドラム表面は円弧面を持っている
し、ブレード当接部の先端部も円弧軌道を描きながら移
動するため、ブレード当接部のエツジ部を感光体ドラム
表面に接触させることができなく、クリーニング効果が
十分に発揮できない。

第４図、第５図を参照して詳しく説明する。第４図は従
来例のブレード部の概略図を示すものである。１４はね
じられて回転する軸である。１５は回転する軸１４に取
付けられた複数個のブレードである。第５図は従来例の
クリーニング装置の概略構成を示す図である。１６は感
光体ドラムである。感光体ドラム１６の表面には、ねじ
られたブレード１６が接触している。ここで、前述した
ようにブレード当接部が連続的に接触できるようになっ
ている。しかし、連続的に接触させるため、感光体ドラ
ム１６表面には、ブレード１５−１とブレード１６−２
を同時に感光体ドラム表面に接触させる必要がある。そ
のため、ブレード１６−１を曲げて感光体ドラム１６表
面に接触しなければならない。

以上の結果、クリーニング効果で一番重要であるブレー
ド当接部のエツジ部を感光体ドラム表面に接触させると
いうことが非常に難かしくなり、完全に感光体ドラム表
面上の残留トナーを除去することができないという問題
点があった。

本発明は上記問題点に鑑み、感光体ドラム表面とブレー
ド間に入り込んだ電子写真複写装置中から出る繊維片や
、複写紙から出る繊維片（紙粉）等の異物等を除去しな
がら、しかもクリーニング効果をも向上させることので
きる電子写真複写装置のクリーニング装置を提供するも
のである。

問題点を解決するだめの手段　。

上記問題点を解決するために本発明の電子写真複写装置
のクリーニング装置は、少くとも２つ以上のブレード状
部材を具備し前記ブレード状部材の一方が感光体ドラム
回転移動中感光体ドラム表面に当接し、感光体ドラムの
回転移動停止時、前記ブレード状部材が感光体ドラム表
面より回転隔離し、他の一方のブレード状部材が感光体
ドラム表面に当接する状態に支持するブレード状部材回
転支持具と、感光体ドラム表面より回転隔離したブレー
ド状部材の感光体ドラム表面に当接していた当接部をク
リーニングするブレード状部材クリーニング具とから成
シ、感光体ドラム回転中はブレード状部材回転支持具が
停止保持され、感光体ドラムの回転が停止した時、ブレ
ード状部材回転支持具が回転移動し、他の一方のブレー
ド状部材が感光体ドラム表面に当接する状態になるまで
回転移動するという構成を備えたものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、感光体ドラム回転移動
中は、ブレード状部材が停止され、しかもエツジ部が感
光体ドラム表面に当接されるので、クリーニング効果が
十分に発揮できる。又、感光体ドラム表面とブレード間
に入シ込んだ複写紙から出る繊維片（紙粉）等や、電子
写真複写装置中から出る繊維片などの異物を、ブレード
を回転移動させることにより感光体ドラム表面から異物
を隔離し、しかもブレードに付着した異物をブレード状
部材クリーニング具によって除去させることにより、感
光体ドラム表面とブレード間に入シ込んだ異物を取り除
くことができ、複写の品質を向上させ、しかも、感光体
ドラム表面と、ブレード状部材の寿命を向上させ、又、
感光体ドラム表面のクリーニング効果も十分に発揮でき
る結果が得られる。

実施例 以下本発明の一実施例の電子写真複写装置のクリ−ニン
グ装置について、図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例における電子写真複写装置の
クリーニング装置の概略構成を示すものである。第１図
において、１は感光体ドラムであり矢印ａの方向に回転
移動する。２は感光体ドラム１表面上に形成されたトナ
ーである。３は感光体ドラム表面上のトナー２を転写さ
せるだめの複写紙であり矢印すの方向に搬送する。４，
５，６゜７は複写紙３に転写された後に感光体ドラム１
表面上に残っている残留トナーを除去し感光体ドラム１
表面をクリーニングするブレード状部材であえ。８はブ
レード状部材４〜７を具備し軸９を中心に回転移動する
ブレード状部材回転支持具である。なお軸９は両端軸受
部で支持されており回転移動するだめの駆動部で回転で
きるようになっている（図示せず）。１ｏはブレード状
部材４〜了の所有する感光体ドラム１表面に当接した当
接部をクリーニングするブレード状部材クリーニング具
である。１１はブレード状部材クリーニング具１ｏより
落ちた異物を受ける受は皿である。１２はブレード状部
材４〜７により感光体ドラム１表面より除去された残留
トナーである。１３は残留トナーを回収する回収具であ
る。

第２図は、第１図の電子写真複写装置のりＩＪ−ニング
装置の駆動源を示す概略構成を示すものである。第２図
において、駆動源Ａは感光体ドラム１を回転移動させる
駆動源であり、Ｓｌは駆動源Ａをオン、オフさせるスイ
ッチである。駆動源Ｂはブレード状部材回転支持具８を
回転移動させる駆動源であシ、Ｓ２は駆動源Ｂをオン、
オフさせるスイッチである。

第３図は、第２図における駆動源のタイミングを示す概
略タイミング図である。

以上のように構成された電子写真複写装置のり１７−　
ニング装置について、以下第１図〜第３図を用いてその
動作を説明する。

感光体ドラム１はスイッチＳ１のオンの時回転移動し、
スイッチＳ１がオフの時回転移動を停止するように制御
されている。スイッチＳ２はスイッチＳ１がオンからオ
フになる時のみオンするように制御され、スイッチＳ２
のオンの時、ブレード状部材回転支持具８が回転移動す
るよう制御されている。又、第１図に示すように感光体
ドラム１が回転移動している時、ブレード状部材４は停
止しエツジ部が前記感光体ドラム１表面に当接して残留
トナーを表面から除去し感光体ドラム表面をクリーニン
グしている。この時、前述したように複写紙から出る繊
維片（紙粉）等や、複写機中から出る繊維片などの異物
が、感光体ドラム１表面とブレード状部材４の当接部の
間に入り込み前に述べたような問題点が発生していた。

これはブレード状部材４の当接部を感光体ドラム表面に
物理的に接触させているためであり、ブレード状部材４
の当接部を感光体ドラム１表面より離してやることによ
り異物の入り込みを解除することができる。この時、異
物は残留トナーを回収する回収具１３に落下するか、又
はブレード状部材４〜７の当接部に付着する。異物が付
着したまま再度感光体ドラム１表面に当接させると同じ
問題が発生し、しかも、異物により、エツジ部が感光体
ドラム表面に接触することができなくなるので、付着し
た異物をブレード状部材の当接部より除去する必要があ
る。また、回収具１３にはなるべく除去した異物を混入
させたくないので（例えば回収された残留トナーを再度
現像器に回収し再度使用する場合が有る。）別の場所で
異物を除去する必要がある。１０は異物を強制的に除去
するブレード状部材クリーニング具であって、ブレード
の当接部に付着した異物をブレード状部材回転゛支持具
８の回転移動中ブレード当接部がブレード状部材クリー
ニング具１ｏに接触することにより異物が除去できる（
第１図ではブレード状部材６に付着した異物を除去して
いる。）。この除去された異物は受は皿１１に回収され
る。ブレード状部材６゜７の当接部はブレード状部材ク
リーニング具１０により、クリーニングされている。な
お、ブレード状部材回転支持具８には、間欠運動機構（
図示せず）に接続されており、ブレード状部材が第１図
の様に４個具備されている場合は、Ｚ回転毎に回転停止
される（例えば、ブレード状部材が３個の場合は％回転
毎に回転停止する。）。このようにして、ブレード状部
材回転支持具が間欠回転移動し、次のブレード状部材７
が感光体表面に当接した時回転移動が停止される。

以上のように、ブレード状部材回転支持具８を回転移動
させることにより、複写紙から出る繊維片（紙粉）等が
、複写機中から出る繊維片などの異物が感光体ドラム表
面とブレード状部材当接部の間に入り込むことを防止で
き、しかも、ブレード状部材当接部をクリーニングする
ことにより、異物が付着していない当接部を感光体ドラ
ム表面に当接させることができる。

又、感光体ドラム回転移動中はブレード状部材は停止さ
れているので確実にブレード状部材のエツジ部がドラム
表面に接触させることができ、その結果、残留トナーを
完全に除去することができる。

発明の効果 以上のように本発明は、少くとも２つ以上のブレード状
部材を具備し、一方のブレード状部材か感光体ドラム回
転移動中感光体ドラム表面に当接し、回転移動停止４時
、感光体ドラム表面より回転隔離し、他の一方のブレー
ド状部材が表面に当接するよう支持されたブレード状部
材回転支持具と、回転隔離したブレード状部材の当接部
をクリーニングするブレード状部材クリーニング具とか
ら成り、感光体ドラム回転中ブレード状部材回転支持具
は停止され、感光体ドラム回転停止時回転移動し、他の
一方のブレード状部材が感光体ドラム表面に当接するま
で回転移動し当接しだ時停止するという構成を設けるこ
とにより、ブレード状部材のエツジ部が確実に感光体ド
ラム表面に接触させることができるので、感光体ドラム
表面上に有る残留トナーを完全に除去することができる
。しかも複写紙から出る繊維片（紙粉）等や、複写機中
から出る繊維片などの異物の感光体ドラム表面とブレー
ド状部材当接部の間に入り込むことを防止でき、かつ感
光体ドラム表面に当接している当接部は常にクリー二／
グされているので、感光体ドラム表面をキズつけること
もなく、又ブレードの摩耗も防止できるので、線条やゴ
ースト像などの複写の品質を低下させる要因が除かれ、
複写の品質を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における電子写真複写装置の
クリーニング装置の概略構成図、第２図は第１図の駆動
源を示す概略構成図、第３図は第２図のタイミングを示
すタイミング図、第４図は従来例のブレード部の概略図
、第６図は従来例のクリーニング装置の概略構成図であ
る。 １・・・・・・感光体ドラム、４，５，６．７・・・・
・ブレード状部材、８・・・・・ブレード状部材回転支
持具、１０・・・・・・ブレード状部材りリー二／グ具
、１１・・・・・・受は皿、１２・・・・・・残留トナ
ー、１３・・・−・・回収具。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名／−
−−Δ尤イ参ドラム ２−）−ナー ３−弓寝子忌＼　　　。 １１−−−￥１７ユ １２−ｍ−へ苗トナー １３−　　回収具 第１図 ｓ２−一一スイッテ 第３図 ハＮ １４−回転する軸 １５−ｍ＝１１参３面のフ゛レード 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感光体ドラム表面に当接してその表面をクリーニングす
   る少なくとも２つ以上のブレード状部材と、第１の前記
   ブレード状部材が前記感光体ドラムが回転移動している
   間に前記感光体ドラム表面に当接し、前記感光体ドラム
   の回転が停止した時に第１の前記ブレード状部材が前記
   感光体ドラム表面より隔離するとともに、第２の前記ブ
   レード状部材が前記感光体ドラム表面に当接する状態に
   前記ブレード状部材を支持するブレード状部材支持具と
   、前記感光体ドラム表面より隔離配置され、前記ブレー
   ド状部材の前記感光体ドラム表面への当接部をクリーニ
   ングするブレード状部材クリーニング部材とを備えた電
   子写真複写装置のクリーニング装置。