JPH0226496Y2 - - Google Patents

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JPH0226496Y2
JPH0226496Y2 JP20359486U JP20359486U JPH0226496Y2 JP H0226496 Y2 JPH0226496 Y2 JP H0226496Y2 JP 20359486 U JP20359486 U JP 20359486U JP 20359486 U JP20359486 U JP 20359486U JP H0226496 Y2 JPH0226496 Y2 JP H0226496Y2
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JP
Japan
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casters
main body
fixed
chair
footrest member
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JP20359486U
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JPS63106427U (ja
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  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、下肢の不自由な人が室内を楽に動き
回れるようにした室内移動用の座椅子に関するも
のである。
(従来の技術およびその問題点) 下肢の不自由な身体障害者が、移動用補助具と
して用いるものに、車椅子があるが、かかる車椅
子は室外においては使い勝手がよいが、特に日本
家屋の場合には、狭い上に畳を多用している等の
点から、室内では使い難くく、従つて従来は、這
い回るしか室内移動の手段が無かつた。
本考案はかかる問題点を解決することを目的と
するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の構成を実施例に対応する第1図〜第3
図に基づいて説明すると、本考案は座椅子本体1
の底部2後側に少なくとも2個の固定キヤスタ
3,3a,3bを設けるとともに、この固定キヤ
スタ3,3a,3bよりも前側に少なくとも2個
の自在キヤスタ4,4a,4bを設けて移動自在
に構成し、さらに座椅子本体1の底部2に、前方
へ突出自在なフツトレスト部材5を設けるととも
に、座椅子本体1の背面部6の適所に転倒防止キ
ヤスタ7,7a,7bを設けたものである。
(作用) 以上の構成において、下肢の不自由な人が座椅
子本体1に座つて停止している時にはフツトレス
ト部材5を座椅子本体1の底部2に収納状態とし
ておくことにより、通常の座椅子と同様に使用す
ることができる。また、移動する時には、フツト
レスト部材5を前方へ突出させて、この上に足を
乗せ、手で床を所望の方向に押すことによつて、
前記固定キヤスタ3a,3b及び自在キヤスタ4
a,4bにより自在に動き回ることができる。そ
して敷居などの段差部8を高所側へ移動する時
は、体をやや後方にそらせば、固定キヤスタ3
a,3bを支点として、座椅子本体1が後方に回
動し、その前側が持ち上がるので、この状態で前
方へ移動して、自在キヤスタ4a,4bを高所へ
載せれば楽に高所側へ移動することができる。こ
のように座椅子本体1が後方に回動しても、転倒
防止キヤスタ7a,7bによつて転倒を防止する
ことができ、そしてこの転倒防止キヤスタ7a,
7bと固定キヤスタ3a,3bとにより座椅子本
体1を移動させることができる。
(実施例) 座椅子本体1底部に設ける固定キヤスタ3と自
在キヤスタ4は、第1図では座椅子本体1底部の
後側に固定キヤスタ3を2個設け、前側に自在キ
ヤスタ4を2個設けた構成を示してあるが、まず
固定キヤスタ3については、第2図に示すよう
に、使用者が通常の状態で座つた時には、後方へ
転倒しないように、重心作用線よりもやや後側に
位置し、また前記のように段差部8を高所側へ移
動する時等、体を後方へそらすことによつて、容
易に重心作用線9を固定キヤスタ3を越えて移動
させ、そして該固定キヤスタ3を支点として座椅
子本体1を後方に回動させ得る構成であれば、取
付個数あるいは取付位置等は適宜である。
また、自在キヤスタ4については、使用者の体
重を安定的に支持するとともに、容易に進路方向
を切替えることができるのであれば、複数適所に
設けてよい。更に、転倒防止キヤスタ7は第1図
では座椅子本体1の底部の支持フレーム11の左
右両側に突設した支持腕10に個々に設けた構成
としてあるが、これは座椅子本体1の後方傾斜時
に後方への転倒を防ぐとともに、これに体重が加
わつた状態でも、座椅子本体1を容易に移動でき
るような構成とすればよく、例えば回動自在な円
筒状ローラ等とすることもできる。
そして、フツトレスト部材5は、移動時に足を
乗せて移動を容易にするためのものであるから、
パイプや板材で構成し、スライド収納機構等を設
けて移動しない時は座椅子本体1の底部2に収納
しておき移動時に引出し座椅子本体1の前方へ突
出させて使用状態にできる構成とすれば適宜であ
る。なお、座椅子本体1背面部6の背もたれは、
快適な座り心地を確保するためにリクライニング
式としてもよいことはもちろんである。
(考案の効果) 以上のとおり、本考案は従来の車椅子にくら
べ、小型で小回りの効く構成とすることができる
ので、狭い上に畳を多用している日本家屋におい
ても、下肢の不自由な身体障害者が、段差部を含
め楽に動き回れることができ、そのうえ通常の座
椅子と同様の座り心地を有するので、日本の生活
様式に充分適合した移動用補助手段を提供するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例に対応するも
ので、第1図は斜視図、第2図は使用状態側面
図、第3図は段差部に於ける使用状態側面図であ
る。 符号1……座椅子本体、2……底部、3,3
a,3b……固定キヤスタ、4,4a,4b……
自在キヤスタ、5……フツトレスト部材、6……
背面部、7,7a,7b……転倒防止キヤスタ、
8……段差部、9……重心作用線、10……支持
腕、11……支持フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座椅子本体の底部後側に少なくとも2個の固定
    キヤスタを設けるとともに、該固定キヤスタより
    も前側に、少なくとも2個の自在キヤスタを設け
    て移動自在に構成し、さらに前記座椅子本体の底
    部に前方へ突出自在なフツトレスト部材を設ける
    とともに、本体背面部の適所に転倒防止キヤスタ
    を設けたことを特徴とする室内移動用座椅子。
JP20359486U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH0226496Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP20359486U JPH0226496Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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JP20359486U JPH0226496Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63106427U JPS63106427U (ja) 1988-07-09
JPH0226496Y2 true JPH0226496Y2 (ja) 1990-07-19

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KR100469772B1 (ko) * 2002-10-02 2005-02-02 홍성모 다리가 없는 의자

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Publication number Publication date
JPS63106427U (ja) 1988-07-09

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