JPS6125787Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6125787Y2 JPS6125787Y2 JP16725982U JP16725982U JPS6125787Y2 JP S6125787 Y2 JPS6125787 Y2 JP S6125787Y2 JP 16725982 U JP16725982 U JP 16725982U JP 16725982 U JP16725982 U JP 16725982U JP S6125787 Y2 JPS6125787 Y2 JP S6125787Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- box
- chair
- seat
- utility
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 1
- 230000000474 nursing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は多目的に利用しうる椅子に関し、特に
は老人、身体障害者、病人等の看護を必要とする
人々の日常生活における便益を図るものである。
は老人、身体障害者、病人等の看護を必要とする
人々の日常生活における便益を図るものである。
現在、我国においては、老人を初として身体障
害者、病人等、日常生活に不自由を持つ人が多
く、家人等周囲の人達の援助又は看護を必要とす
る者が多い。これらの人達は病院その他の施設に
おいて看護されている場合はともかく、各家庭に
おいて療養生活を送つている人達はとかく寝たき
りの生活を強いられる場合が多い。
害者、病人等、日常生活に不自由を持つ人が多
く、家人等周囲の人達の援助又は看護を必要とす
る者が多い。これらの人達は病院その他の施設に
おいて看護されている場合はともかく、各家庭に
おいて療養生活を送つている人達はとかく寝たき
りの生活を強いられる場合が多い。
このような寝たきり生活において苦労があるの
は、本人もさることながら、家人等のそれも並大
低なものではない。また、本人も寝たきりの生活
も強いられることから生じる不平、不満も増大
し、健康な人達と同様に日常の生活を楽しみたい
欲望にもかられているものである。
は、本人もさることながら、家人等のそれも並大
低なものではない。また、本人も寝たきりの生活
も強いられることから生じる不平、不満も増大
し、健康な人達と同様に日常の生活を楽しみたい
欲望にもかられているものである。
このような身障者又は寝たきり老人等の欲望を
満たすべき道具として、ベツドの改良、車椅子の
改良、風呂等種々提供されている。しかし、これ
らは単一の目的を実現するためにのみ指向せられ
たもので、身障者等の日常生活における多目的利
用可能な道具として開発されていない。
満たすべき道具として、ベツドの改良、車椅子の
改良、風呂等種々提供されている。しかし、これ
らは単一の目的を実現するためにのみ指向せられ
たもので、身障者等の日常生活における多目的利
用可能な道具として開発されていない。
本考案はかかる事情に鑑み、身障者等の日常生
活において、本人の補助をして多目的に利用でき
る椅子を提供せんとするもので、この椅子を処点
として日常生活を安楽に気持ち良く送ることの出
来るように多目的利用を可能ならしめたものであ
る。
活において、本人の補助をして多目的に利用でき
る椅子を提供せんとするもので、この椅子を処点
として日常生活を安楽に気持ち良く送ることの出
来るように多目的利用を可能ならしめたものであ
る。
以下、本考案を図示の一実施例に基づいて説明
する。
する。
第1図は椅子として利用する通常の形態を示す
斜視図、第2図は起床式ベツトとして利用する形
態を示す斜視図である。図において、1は箱状本
体、2は座板、3は背凭板、4は袖部、5は引出
自在な中箱体であつて通常の形態においては座板
2下部の箱状本体1の内部に収納されている。背
凭板3はリクライニング式の構成がなされて傾倒
自在で、座板2は中箱体5と同様に箱状本体1か
ら引出自在に構成されている。袖部4には後記す
る卓体15を装着することができる。
斜視図、第2図は起床式ベツトとして利用する形
態を示す斜視図である。図において、1は箱状本
体、2は座板、3は背凭板、4は袖部、5は引出
自在な中箱体であつて通常の形態においては座板
2下部の箱状本体1の内部に収納されている。背
凭板3はリクライニング式の構成がなされて傾倒
自在で、座板2は中箱体5と同様に箱状本体1か
ら引出自在に構成されている。袖部4には後記す
る卓体15を装着することができる。
第3図は椅子の縦断面を示し、第4図は第3図
A−A断面をしている。箱状本体1は前部を開放
して後部に背板1aを備え、底板1bの前部に足
置台1cを形成し、両側板1dとで箱体を形成
し、両側板1dとで箱体を形成し、底板1bには
キヤスター6を取付てある。また袖部4から垂下
し、側板1dと一定の間隔を有して内設された内
側板1eの下部には、第7図に示すように水平方
向に凹溝体からなるガイドレール7が固着され、
このガイドレール7に座台8の両側に形成した突
起8aが摺動自在に嵌合している。枠体からなる
座台8は座板2を固定して一体的に構成され、箱
状本体1から取外すことができる。箱状本体1の
側板1dと内側板1eとの間に嵌合して、中箱体
5の側板5aが挿入され、この側板5aに挾まれ
て底板5bと前板5cとが固着され、かくして中
箱体5が構成され、箱状本体1の底板1bに摺動
自在に載置されて引出自在である。前板5cの内
面上部には横桟5dが固着されている。この横桟
5dは、箱状本体1から中箱体5を外方へ引出し
て座板2aを係止固定するためのものである。背
凭板3は座板2とは分離されて構成され、下部に
突棒3aを備え、該突棒3aの端部と内側板5に
突設したピン3bとの間にコイルバネ3cを連結
してある。9,10は背凭板3を傾倒してリクラ
イニング式に動作させる際に前記突棒3aを案内
規制する連結棒であつて、画内側板5を結んでい
る。このリクライニング機構は図示のものに限ら
ず、公知の構造を用いることができる。背凭板3
にはシートベルト11を取付けてある。
A−A断面をしている。箱状本体1は前部を開放
して後部に背板1aを備え、底板1bの前部に足
置台1cを形成し、両側板1dとで箱体を形成
し、両側板1dとで箱体を形成し、底板1bには
キヤスター6を取付てある。また袖部4から垂下
し、側板1dと一定の間隔を有して内設された内
側板1eの下部には、第7図に示すように水平方
向に凹溝体からなるガイドレール7が固着され、
このガイドレール7に座台8の両側に形成した突
起8aが摺動自在に嵌合している。枠体からなる
座台8は座板2を固定して一体的に構成され、箱
状本体1から取外すことができる。箱状本体1の
側板1dと内側板1eとの間に嵌合して、中箱体
5の側板5aが挿入され、この側板5aに挾まれ
て底板5bと前板5cとが固着され、かくして中
箱体5が構成され、箱状本体1の底板1bに摺動
自在に載置されて引出自在である。前板5cの内
面上部には横桟5dが固着されている。この横桟
5dは、箱状本体1から中箱体5を外方へ引出し
て座板2aを係止固定するためのものである。背
凭板3は座板2とは分離されて構成され、下部に
突棒3aを備え、該突棒3aの端部と内側板5に
突設したピン3bとの間にコイルバネ3cを連結
してある。9,10は背凭板3を傾倒してリクラ
イニング式に動作させる際に前記突棒3aを案内
規制する連結棒であつて、画内側板5を結んでい
る。このリクライニング機構は図示のものに限ら
ず、公知の構造を用いることができる。背凭板3
にはシートベルト11を取付けてある。
一方、袖部4の対向する側面にはは凹溝4aが
長手方向に形成され、この凹溝4aに係合する突
部12aを備えた側板12を備え、前面板13と
上面板14とからなる卓体15が着脱自在に装着
される。この卓体15は、第6図に示すように、
突部12aが多段で形成されて袖部4からの突出
高さを調節できるようになつている。
長手方向に形成され、この凹溝4aに係合する突
部12aを備えた側板12を備え、前面板13と
上面板14とからなる卓体15が着脱自在に装着
される。この卓体15は、第6図に示すように、
突部12aが多段で形成されて袖部4からの突出
高さを調節できるようになつている。
そこで、次に本考案の作用を説明する。
通常の椅子と同様に使用するときは、第1図に
示すように、中箱体5を箱状本体1内に収納し、
背凭板3を前方へ傾斜して座し、または背凭板3
を後方へ傾斜して安楽椅子として利用する。この
とき、シートベルト11を着用して座者を保護す
ることもできる。
示すように、中箱体5を箱状本体1内に収納し、
背凭板3を前方へ傾斜して座し、または背凭板3
を後方へ傾斜して安楽椅子として利用する。この
とき、シートベルト11を着用して座者を保護す
ることもできる。
そして起床式ベツトとして使用するときは、第
2図に示すように、背凭板3を後方へ倒し、か
つ、中箱体5を前方へ引出して座板2aを載置固
定して座板2と同一平面を形成する。この場合に
おいて、背凭板3を前方へ倒すとともに、座板2
aを取り払つて中箱体5の内部に着座者の足が挿
入できるようにし、中箱体5内に足温器又はアン
カ等を入れ、ひざかけ又は毛布等を着座者のひざ
に掛け、暖房器を備えた椅子として利用すること
ができる。取外した座板2aは、座板2下方の箱
状本体1内に格納しておけば邪魔にならない。
2図に示すように、背凭板3を後方へ倒し、か
つ、中箱体5を前方へ引出して座板2aを載置固
定して座板2と同一平面を形成する。この場合に
おいて、背凭板3を前方へ倒すとともに、座板2
aを取り払つて中箱体5の内部に着座者の足が挿
入できるようにし、中箱体5内に足温器又はアン
カ等を入れ、ひざかけ又は毛布等を着座者のひざ
に掛け、暖房器を備えた椅子として利用すること
ができる。取外した座板2aは、座板2下方の箱
状本体1内に格納しておけば邪魔にならない。
また、着座者が食事をし又は読者をし、もしく
は手作業をするときは、第5図に示すように卓体
15を装着する。卓体15の適宜の高さを得るた
め、任意の突部12aを袖部4の凹溝4aに係合
し、かつ、着座側へ摺動して固定する。
は手作業をするときは、第5図に示すように卓体
15を装着する。卓体15の適宜の高さを得るた
め、任意の突部12aを袖部4の凹溝4aに係合
し、かつ、着座側へ摺動して固定する。
更に、図示はしないが、座板2に円孔を穿設し
ておくとともに、その下方の箱状本体1の底板上
に受容器を配置して、所謂御丸として便器として
の利用も可能である。
ておくとともに、その下方の箱状本体1の底板上
に受容器を配置して、所謂御丸として便器として
の利用も可能である。
以上記載した本考案によれば、リクライニング
式に可動の背凭板と、引出自在な中箱体及び着脱
自在な卓体とを備えてそれぞれの利用並に組合せ
ての利用により、シートベルトにて保護する椅子
の状態で着座者が座し、または足温器にて暖を取
りつつ座し、更には、起床式ベツドとして利用す
る一方、キヤスターにて容易に移動できるから、
身障者の日常生活に頗る有益な補助具として利用
できる椅子である。また、この椅子をかかる使用
をしないときは通常の応接椅子と同じように部屋
内において利用でき、身障者等に限ることなく有
効に利用しうるものであるから、その用途は広い
ものである。
式に可動の背凭板と、引出自在な中箱体及び着脱
自在な卓体とを備えてそれぞれの利用並に組合せ
ての利用により、シートベルトにて保護する椅子
の状態で着座者が座し、または足温器にて暖を取
りつつ座し、更には、起床式ベツドとして利用す
る一方、キヤスターにて容易に移動できるから、
身障者の日常生活に頗る有益な補助具として利用
できる椅子である。また、この椅子をかかる使用
をしないときは通常の応接椅子と同じように部屋
内において利用でき、身障者等に限ることなく有
効に利用しうるものであるから、その用途は広い
ものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は椅子としての利用形態を示す斜視図、第2図は
起床式ベツトとしての利用形態を示す斜視図、第
3図は第1図の中央縦断面側面図、第4図は第3
図A−A断面図、第5図は卓体を装着した椅子と
しての利用形態を示す部分側面図、第6図は卓体
の斜視図、第7図は第4図のB部拡大図である。 1……箱状本体、2,2a……座板、3……背
凭板、4……袖部、4a……凹溝、5……中箱
体、5d……横桟、6……移動車(キヤスタ
ー)、7……ガイドレール、8……座台、8a…
…突部、11……シートベルト、15……卓体。
は椅子としての利用形態を示す斜視図、第2図は
起床式ベツトとしての利用形態を示す斜視図、第
3図は第1図の中央縦断面側面図、第4図は第3
図A−A断面図、第5図は卓体を装着した椅子と
しての利用形態を示す部分側面図、第6図は卓体
の斜視図、第7図は第4図のB部拡大図である。 1……箱状本体、2,2a……座板、3……背
凭板、4……袖部、4a……凹溝、5……中箱
体、5d……横桟、6……移動車(キヤスタ
ー)、7……ガイドレール、8……座台、8a…
…突部、11……シートベルト、15……卓体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前部を開放した箱状本体に、傾倒自在な背凭
板と引出自在な座板及び中箱体とを設けるとと
もに、箱状本体上部の袖部間に係合して摺動自
在な卓体を着脱自在に設け、かつ、箱状本体の
底部に移動車を設けてなることを特徴とする椅
子。 (2) 中箱体の上部開口に座板を載置して支持する
横桟を設けてなることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項記載の椅子。 (3) 背凭板にシートベルトを取けてなることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
椅子。 (4) 座板に円穴を穿設するとともに、該円穴の下
方に受容器を配設してなることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項記載の椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16725982U JPS5969727U (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | 椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16725982U JPS5969727U (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | 椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5969727U JPS5969727U (ja) | 1984-05-11 |
JPS6125787Y2 true JPS6125787Y2 (ja) | 1986-08-04 |
Family
ID=30365968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16725982U Granted JPS5969727U (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | 椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5969727U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1280958C (en) * | 1987-04-07 | 1991-03-05 | Christopher Leon Ogle | Mobile chair and seat form |
-
1982
- 1982-11-02 JP JP16725982U patent/JPS5969727U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5969727U (ja) | 1984-05-11 |
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