JPH02264928A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH02264928A
JPH02264928A JP1087352A JP8735289A JPH02264928A JP H02264928 A JPH02264928 A JP H02264928A JP 1087352 A JP1087352 A JP 1087352A JP 8735289 A JP8735289 A JP 8735289A JP H02264928 A JPH02264928 A JP H02264928A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は非線形抵抗素子としてMIM (金属−絶縁膜
−金属)素子を用いた、OA用、TV用等の高容量フラ
ットパネルデイスプレーに応用可能なアクティブマトリ
ックス型液晶表示装置に関する。
〔技術技術〕
アクティブマトリックス型液晶表示装置は一般に液晶層
を支持する2枚の絶縁基板の少なくとも一方の基板の各
画素に非線形抵抗素子を直列に接続したもので、非線形
抵抗素子としてはMIM素子が多く使用されている。
従来MIM素子としてはガラス板のような絶縁基板上に
下部電極としてTa、 All、 Ti等の金屑電極を
設け、その上に前記金属の酸化物系透明電極、又はSi
Ox、 SiNx等からなる絶縁膜を設け。
更にその上に上部電極としてi、Cr等の金属電極を設
けたものが知られている。
しかし絶縁膜に金属酸化物を用いたMIM素子(特開昭
57−1965119号、同61−232689号、同
62−52333号等)の場合1M1#膜は下部金属電
極の陽極酸化又は熱酸化により形成するため、工程が複
雑であり、しかも高温熱処理を必要としく陽極酸化法で
も不純物の除去等を確実にするため、高温熱処理が必要
)、また膜制御性(膜質及び膜厚の均−性及び再現性)
に劣る上、基板が耐熱材料に限られること、及び絶縁膜
は物性が一定な金属酸化物からなることから、デバイス
の材料やデバイス特性を自由に変えることができず、設
計上の自由度が狭いという欠点がある。これはMIM素
子を組込んだ装置、例えば液晶表示装置等からの仕様を
十分に満たすデバイスを設計、作製することが不可能で
あることを意味する。またこのように膜制御性が悪いと
、素子特性としての電流(I)電圧(V)特性、特にI
−V特性やI−V特性の対称性(プラスバイアス時とマ
イナスバイアス時との電流比r−/Iヤ)のバラツキが
大きくなるという問題も生じる。その他、MIM素子を
液晶表示装置(LCD)用として使用する場合、液晶部
容量(CLCD) / M I M容量(CMIN)比
は10以上が必要なので、MIM容量は小さい方が望ま
しいが、金属酸化物膜の場合は誘電率が大きいことから
、素子容量も大きくなり、このため素子容量、従って素
子面積を小さくするための微細加工を必要とする。また
この場合、液晶材料封入時のラビング工程等で絶縁膜が
機械的損傷を受けることにより、微細加工とも相まって
歩留り低下を来たすという問題もある。
更に高容量化(大面積化)した場合には、これらの問題
は生じないが、素子のショート、断線、或いは画素電極
上の欠陥、ダストによる液晶配向不良等に起因する画素
欠陥が発生し易く、これにより表示品質の低下を来たす
ことになる。
これを防止するため特開昭62−59927号では画像
を少くとも2つに分割して各々MIM素子等のスイッチ
ング素子に接続しているが、画素部を分割すると、前記
容量比範囲からはずれる恐れがある。この点からもMI
M容量はできるだけ小さい方が望ましい。
一方、絶縁膜にSiOxやSiNxを用いたMIM素子
(特開昭61−275819号)の場合、絶縁膜は製造
上の問題は特になく、プラズマCVD法、スパッタ法等
の気相法で成膜するが、基板温度が通常300℃程度必
要であるため、低コスト基板は使用できず、また大面積
化の際、基板温度分布のため膜厚、膜質が不均一になり
易いという欠点がある。またこの絶縁膜は物性が大きく
変化する非晶質材料からなるが、光劣化や光導電(光に
よる抵抗変化)の問題があるので、やはりデバイスの特
性設計上の自由度は狭くなる。
また従来のMIM素子に用いられる絶縁膜は耐圧及び閾
値電圧に不足していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的はMIM素子の絶縁膜として硬質炭素膜を
用い、且つ画素電極を分割することにより、低温(室温
付近)でしかも簡単な工程で膜制御性及び機械的強度に
優れた低誘電率の絶縁膜を形成でき、従って広範囲での
デバイス設計が可能で、しかも素子特性のバラツキが少
なく、閾値電圧及び耐圧に優れ、且つ画素欠陥を目立た
なくして量産歩留りを向上し得る安価なMIM素子を用
いた液晶表示装置を提供することである。
〔発明の構成・動作〕
本発明の液晶表示装置は液晶層を支持する2枚の絶縁基
板の少なくとも一方の基板の各画素に非線形抵抗素子を
直列に接続してなる液晶表示装置において、前記非線形
抵抗素子はバスライン電極としての第一導体と画素電極
としての第二導体との間に形成された硬質炭素膜からな
るMIM素子であり、且つ前記画素電極は、各々MIM
素子に接続された少なくとも2つの要素に分割されてい
ることを特徴とするものである。
このように本発明の液晶表示装置は非線形抵抗素子とし
て絶縁膜が硬質炭素膜からなるMIM素子を用いたこと
を第一の特徴としている。
このMIM素子に使用される絶縁膜は炭素原子及び水素
原子を主要な組織形成元素として非晶質及び微結晶質の
少くとも一方を含む硬質炭素膜(i−C膜、ダイヤモン
ド状炭素膜、アモルファスダイヤモンド膜、ダイヤモン
ド薄膜とも呼ばれる。)からなっている。硬質炭素膜の
一つの特徴は気相成長膜であるため、後述するようにそ
の諸物性が成膜条件によって広範囲に制御できることに
ある。従って、絶縁膜といってもその抵抗値は半絶縁体
から絶縁体領域までをカバーしており、この意味では本
発明のMIM素子は特開昭61−275819号で示さ
れるMSI素子(Metal−5emi−Insula
tor)としても位置付けられるものである。
このような硬質炭素膜を形成するためには有機化合物ガ
ス、特に炭化水素ガスが用いられる。
この原料における相状態は常温常圧において必ずしも気
相である必要はなく、加熱或は減圧等により溶融、蒸発
、昇華等を経て気化し得るものであれば、液相でも固相
でも使用可能である。
原料ガスとしての炭化水素ガスについては例ばCH4,
C,H,、C,H,、C,H,。等のパラフィン系炭化
水素、C,H,等のアセチレン系炭化水素、オレフィン
系炭化水素、ジオレフィン系炭化水素、さらには芳香族
炭化水素などすべての炭化水素を含むガスが使用できる
さらに、炭化水素以外でも、例えば、アルコール類、ケ
トン類、エーテル類、エステル類、co、 col等の
炭素元素を含む化合物であれば使用できる。
本発明における原料ガスからの硬質炭素膜の形成方法と
しては、成膜活性種が、直流、低周波、高周波、或いは
マイクロ波等を用いたプラズマ法により生成されるプラ
ズマ状態を経て形成される方法が好ましいが、大面積化
、均一性向上、低温成膜の目的で、低圧下で堆積を行う
ため、磁界効果を利用する方法がさらに好ましい。
またこの活性種は高温熱分解によって形成できる。その
他にも、イオン化蒸着法、或いはイオンビーム蒸着法等
により生成されるイオン状態を経て形成されてもよいし
、真空蒸着法、或いはスパッタリング法等により生成さ
れる中性粒子から形成されてもよいし、さらには、これ
らの組み合わせにより形成されてもよい。
こうして作製される硬質炭素膜の堆積条件の一例はプラ
ズマCVD法の場合、概ね次の通りである。
RF出カニ 0,1〜50 W/ai”圧   カニ 
10−’〜10  Torr堆積温度:室温〜950℃ このプラズマ状態により原料ガスがラジカルとイオンと
に分解され反応することによって。
基板上に炭素原子Cと水素原子Hとからなるアモルファ
ス(非晶質)及V微結品質(結晶の大きさは数10人〜
数μm)の少くとも一方を含む硬質炭素膜が堆積する。
なお、硬質炭素膜の諸物性を表−1に示す。
表−1 注)測定法: 比  抵  抗 (ρ):コプレナー型セルによるI−
V特性より求める。
光学的バンドギャップ二分光特性から吸収係数(α)を
求め。
(Egopt)     (a h v )”=β(h
 v −Egopt)の関係より決定。
膜中水素量 (CM) :赤外吸収スペクトルから2900C!m−’付近のピ
ークを積分し、吸収断面 積Aを掛けて求める。すなわち SP” /SP”  比  :赤外吸収スペクトルをS
P” /SP”にそれぞれ帰属されるガウス関数に 分解し、その面積比より求める。
ビッカース硬度 (H)二マイクロビッカース計による
屈  折  率 (n):エリプソメーターによる。
欠陥密度 : ESRによる。
こうして形成される硬質炭素膜はIR吸収法及びラマン
分光法による分析の結果、夫々、第8図及び第9図に示
すように炭素原子がSP3の混成軌道とsp”の混成軌
道とを形成した原子間結合が混在していることが明らか
になっている。
SP3結合とSP2結合との比率は、IRスペクトルを
ピーク分離することで概ね推定できる。IRスペクトル
には、2800〜3150cm*−”に多くのモードの
スペクトルが重なって測定されるが、夫々の波数に対応
するピークの帰属は明らかになっており、第10図のよ
うにガウス分布によってピーク分離を行ない、夫々のピ
ーク面積を算出し、その比率を求めればSP”/SP”
を知ることができる。
またX線及び電子回折分析によればアモルファス状態(
a−C:H)、及び/又は約50人〜数μm程度の微結
晶粒を含むアモルファス状態にあることが判っている。
一般に量産に適しているプラズマCVD法の場合にはR
F比出力小さいほど膜の比抵抗値および硬度が増加し、
低圧力なほど活性種の寿命が増加するために基板温度の
低温化、大面積での均一化が図れ、且つ比抵抗及び硬度
が増加する傾向にある。更に、低圧力ではプラズマ密度
が減少するため、磁場閉じ込め効果を利用する方法は膜
質の向上には特に効果的である。
さらに、この方法は常温〜150℃程度の比較的低い温
度条件でも同様に良質の硬質炭素膜を形成できるという
特徴を有しているためMIM素子製造プロセスの低温化
には最適である。従って使用する基板材料の選択自由度
が広がり、基板温度をコントロールし易くするために、
大面積に均一な膜が得られる、という特徴を持っている
。また硬質炭素膜の構造、物性は表−1に示したように
、広範囲に制御可能であるため、デバイス特性を自由に
設計できる利点もある6さらには、膜の誘電率も3〜5
と従来のMIM素子に使用されていたTa、O,、AQ
20. 、 SiNxと比較して小さいため、同じ電気
容量を持った素子を作る場合、素子サイズが大きくてす
むので、それほど微細加工を必要とせず、歩留りが向上
する(駆動条件の関係からLCDとMIM素子の容量比
はCLCD : CyIM=10 : 1程度必要であ
る。
また・前述は1う1°素子急峻性β−旨コであるため、
誘電率εが小さければ急峻性は大きくなり、オン電流I
onとオフ電流Ioppとの比が大きくとれるようにな
る。このため低デユーティ比でのLCD駆動が可能とな
り、高密度のLCDが実現できる。さらに、膜の硬度が
高いため、液晶材料封入時のラビング工程による損傷が
少なく、この点からも歩留りが向上する。
以上の点から硬質炭素膜を使用することで、低コスト、
階調性(カラーイヒ)、高密度LCD等が実現できる。
以上のような硬質炭素膜には必要に応じて抵抗値の制御
、あるいは膜の安定性、耐熱性の向上、さらに硬度の向
上のために、不純物として周期律表第■族元素、同第■
族元素、同第■族元素、アルカリ金属元素、アルカリ土
類金属元素、窒素原子、酸素原子、カルコゲン系元素又
はハロゲン原子をドープ含有させることができる。この
不純物ドープにより素子の安定性及びデバイス設計の自
由度はいっそう増大する。これら不純物の量は全構成原
子に対し5原子%以下、同じく第■族元素の量は35原
子%以下、同じく第■族元素の量は5原子%以下、アル
カリ金属元素の量は5原子%以下、アルカリ土類金属元
素の量は5fjK子%以下、窒素光子の量は5原子%以
下、酸素原子の量は5原子%以下、カルコゲン系元素の
量は35原子%以下、またハロゲン元素の量は35i子
%以下である。なおこれら元素又は原子の量は元素分析
の常法2例えばオージェ分析によって測定することがで
きる。
またこの量は原料ガスに含まれる他の化合物の量や成膜
条件等で調節可能である。
なお硬質炭素膜の膜厚範囲は、駆動電圧と破壊電圧との
関係より膜厚が100〜aooo人、比抵抗が106〜
10m3Ω0の範囲であることが望ましい、なお駆動電
圧と耐圧(絶縁破壊電圧)とのマージンを考慮すると膜
厚は200Å以上であることが望ましく、また、画素部
とMIM素子部間の段差(セルギャップ)に起因する色
ムラが実用上問題とならないようにするには膜厚は60
00Å以下であることが望ましいことから、硬質炭素膜
の膜厚は200〜6000人、比抵抗は5×10“〜1
0″″Ω国であることが更に望ましい、また硬質炭素膜
のピンホールによる素子の欠陥数は膜厚の減少にともな
って増加し、300Å以下では特に顕著になること(欠
陥率は1%を越える)、及び膜厚の面内分布の均一性(
ひいては素子特性の均一性)が確保できなくなる(膜厚
制御の精度は30人程度が限度で、膜厚のバラツキが1
0%を越える)ことから、膜厚は300Å以上であるこ
とがいっそう望ましい、また、ストレスによる硬質炭素
膜の剥離を起こり難くするため、及び更に低デユーティ
比(望ましくは1/1000以下)で駆動するために、
膜厚は4000Å以下であることがいっそう望ましい、
従って硬質炭素膜の膜厚は300〜4000人、比抵抗
は107〜1011Ωlであることが更に好ましい。
本発明で使用されるMIM素子は絶縁膜が以上のような
硬質炭素膜からなるものであるが、更にこのMIM素子
においては画素電極が少くとも2つの要素に分割されて
各々素子に接続されている。このような本発明のMIM
素子の構成を従来品を参照して図面によって説明する。
第1図は従来例の平面図、第2〜5図は本発明の実施例
である。第1図の従来例においては画素電極5が単一で
あり、それに1つの素子部が接続されており、この素子
が断線、ショート等により機能しなければ、画素(画素
電極5の部分に相当)全体が表示されず欠陥となる。
第2図は本発明の一実施例である0画素電極5が2つの
要素5′に分割されており、各要素毎にMIM素子から
なる一スイッチング素子6が接続されている0画素電極
5の分割の仕方はこの例では、横方向の櫛形状となって
いるが、これに限られるものではなく、第3〜5図のよ
うな構成でもよい、要するに正常な動作での表示状態が
画素電極5全体に平均化されて表現できる形状であれば
よい、これにより偶発的な画素欠陥に対して見掛上1歩
留りの低下を小さくすることができる。第3図及び第4
図は分割様式の異なる本発明の別の実施例である。
また画素電極の分割数も上記例のように2つに限定され
るものではなく、第5図のように3つ或いはそれ以上で
あってもよい。
次に本発明に使用されるスイッチング素子の作成法に関
して説明する。
本発明のMIM素子を作るには例えば第6図に示すよう
に、まず画素電極5となる透明電極パターンが形成され
た絶縁基板1上に蒸着、スパッタリング等の方法で補助
電極4用導体薄膜を形成し、ウェット又はドライエツチ
ングにより所定のパターンにバターニングして補助電極
4とし、その上にプラズマCVD法、イオンビーム法等
により硬質炭素膜3を被覆後、ドライエツチング、ウェ
ットエツチング又はレジストを用いるリフトオフ法によ
り所定のパターンにバターニングして絶縁膜とし、次に
その上に蒸着、スパッタリング等の方法により上部電極
を兼ねたバスライン2となる導体薄膜を被覆し、所定の
パターンにバターニングして上部電極2を形成し、最後
に補助電極4の不要部分を除去して画素電極5′を露出
させる。または、第7図に示すように、補助電極4の形
状以外は第6図の場合と同様に、基板1上に下部電極を
兼ねるバスライン2、絶縁膜3及び上部電極となる補助
電極4を形成した後、蒸着、スパッタリング等の方法に
より透明電極用薄膜を形成し、ついでその一部が補助電
極4にかかるようにパターン化して、画素電極と接続す
ればよい。
更にM’IM素子の構成はこれに限られるものではなく
、MIM素子の作成後、最上層に透明電極を設けたもの
、透明電極が上部又は下部電極を兼ねた構成のもの、下
部電極の側面にMIM素子を形成したもの等、種々の構
成が可能である。
なお下部電極、上部電極及び画素電極の厚さはいずれも
数百〜数千人の範囲である。また硬質炭素膜の厚さは1
00〜8000人、望ましくは200〜6000人、さ
らに望ましくは300〜4000人の範囲である。
以上のようなMIM素子を有する基板を用いて本発明の
液晶表示装置を作るにはこの基板とストライプ状の共通
電極が形成された第二の基板を用意し1両基板間に常法
により液晶層を形成すればよい。
〔発明の作用効果〕
以上のように本発明によれば、非線形抵抗素子であるM
IM素子の絶縁膜に硬質炭素膜を用いることにより、下
記1)〜5)のような効果が得られる。
1) プラズマCVD法等の気相合成法で作製されるた
め、成膜条件によって物性が広範に制御でき、従ってデ
バイス設計上の自由度が大きい。
2)硬質でしかも厚膜にできるため、機械的損傷を受は
難く、また厚膜化によるピンホールの減少も期待できる
3)室温付近の低温においても良質な膜を形成できるの
で、基板材質に制約がないし、また大面積化に適してい
る。
4)膜厚、膜質の均一性に優れているため、薄膜デバイ
ス用として適している。
5) 誘電率が低いので、高度の微細加工技術を必要と
せず、またMIMの急峻性も高くできるので、バネ、ル
の大面積化に有利である。
更にこのMIM素子基板の画素を少くとも2つの要素に
分割したことにより、下記6)のような効果が得られる
6)画素欠陥を目立たなくすることができるので量産歩
留りが改善される結果、安価な液晶表示装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の液晶表示装置に用いられる非線形抵抗素
子としてMIM素子を有する基板の平面図、第2〜5図
は夫々本発明の液晶表示装置に用いられる、MIM素子
を有する基板の平面図、第6〜7図は本発明のMIM素
子を有する基板の作製法についての説明図、第8図及び
第9図は夫々本発明のMIM素子に用いられる硬質炭素
膜系絶縁膜のIRスペクトル及びラマンスペクトルを示
し、また第1O図は前記硬質炭素膜のガウス分布を示す
。 1・・・絶縁基板        2・・・バスライン
電極3・・・硬質炭素膜の絶縁膜   4・・・補助電
極5・・・画素電極        5′・・・画素電
極の1要素6・・・MIM素子 第7図 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、液晶層を支持する2枚の絶縁基板の少なくとも一方
    の基板の各画素に非線形抵抗素子を直列に接続してなる
    液晶表示装置において、前記非線形抵抗素子はバスライ
    ン電極としての第一導体と画素電極としての第二導体と
    の間に形成された硬質炭素膜からなるMIM素子であり
    、且つ前記画素電極は、各々MIM素子に接続された少
    なくとも2つの要素に分割されていることを特徴とする
    液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08328043A (ja) * 1995-02-01 1996-12-13 Seiko Epson Corp 液晶表示装置

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