JPH02264208A - 多心光ファイバコネクタの製造方法 - Google Patents

多心光ファイバコネクタの製造方法

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JPH02264208A
JPH02264208A JP8411889A JP8411889A JPH02264208A JP H02264208 A JPH02264208 A JP H02264208A JP 8411889 A JP8411889 A JP 8411889A JP 8411889 A JP8411889 A JP 8411889A JP H02264208 A JPH02264208 A JP H02264208A
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JP
Japan
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optical fiber
core
connector
fitting hole
coating
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JP8411889A
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English (en)
Inventor
Hironori Shimoyama
下山 博徳
Takehisa Hirano
平野 健寿
Katsuhiko Nakayama
中山 捷彦
Hiroyuki Yamada
浩之 山田
Koichi Takagi
浩一 高木
Takashi Shigematsu
孝 繁松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数本の光ファイバを一括接続する多心光フ
ァイバコネクタの製造方法に関するものである。
〔従来技術〕
本発明者等は先に図−9ないし図−14に示すような多
心光ファイバコネクタを提案した(特願昭63−140
450) 、この多心光ファイバコネクタ11は蓋体1
2と組み合わせて使用される。
多心光ファイバコネクタ11は、上面長手方向中央部に
光ファイバ心合わせ部15を有しており、この心合わせ
部15には長手方向に複数本(この例では2本)の光フ
ァイバ嵌合孔14が同一水平面に平行に形成されている
。また心合わせ部15の長手方向中央部には、上面から
上記光ファイバ嵌合孔14に達するスロット16が形成
されている。スロット16の底面は光ファイバ嵌合孔1
4の中心軸線と同レベルにあり、そこには光ファイバ嵌
合孔14に連続する半円417が形成されている。また
心合わせ部15の両側には、上記光ファイバ嵌合孔14
と軸線を同じにする光ファイバ装着溝18A・18Bが
形成されている。この光ファイバ装着溝18A・18B
はV溝であるが、U溝にしてもよい。さらに光ファイバ
装着溝18A・18Bの両側には光ファイバの被覆部を
装着する光ファイバ装着溝19A・19Bが形成されて
いる。
一方、蓋体12は、その下面に上記光ファイバ心合わせ
部15の頭部が嵌合される凹部20を形成したものであ
る。
この多心光フシイバコネクタを用いて多心光ファイバ心
線を一括接続するには、まず接続すべき多心光ファイバ
心線の端部の被覆を剥いで複数本の光ファイバを露出さ
せ、光ファイバの先端部を切り揃えたのち、光ファイバ
の先端部をそれぞれ光ファイバ装着118A・18Bに
セントする。その後、光ファイバを光ファイバ装着/#
18A・18Bに沿って滑らせ、先端部を光ファイバ嵌
合孔14に挿入する。両側の光ファイバの端面がスロッ
ト16内で微小間隙を保って対向したところで、その間
隙に光学整合剤を注入し、さらに両側の光ファイバを突
き合わせる。これによって光ファイバは光学的に接続さ
れた状態となる。このあと多心光ファイバ心線の被覆部
を被覆部装着119A・19Bに接着剤などで固定し、
さらに蓋体12を被せて、それを接着剤などでコネクタ
11に固定すればよい。
以上のように、この多心光ファイバコネクタは、複数本
の光ファイバを光ファイバ装着溝に沿って滑らせていく
だけで、光ファイバの先端部が光ファイバ嵌合孔に挿入
され、光ファイバ相互の心合わせがなされるため、多心
光ファイバの一括接続がきわめて容易に行える利点があ
る。
〔課題〕
上記のような多心光ファイバコネクタを安価に製造する
には、樹脂のモールド成形(トランスファー成形など)
によることが好ましいが、モールド成形法で製造すると
次のような問題がある。すなわち、光ファイバ嵌合孔1
4は内径が126μ顛程度であり、その長さは光ファイ
バの心合わせ精度を確保するため片側で少なくとも1+
+us以上必要である。またスロット16の幅は、光フ
ァイバ切断長、くせ等によるスロット内への顔出し長(
100μm間隔のとき)のバラツキや、顕微鏡で端面を
確認するときに顕微鏡中心とコネクタ中心のズレ、光学
整合剤の注入のし易さを考えると少なくとも0.5mm
以上必要である。したがって光ファイバ嵌合孔14を形
成するコアピンは、外径126μ糟で、少なくとも1 
、25mm以上の長さが必要となる。
また光ファイバ嵌合孔への光ファイバの挿入を容易にす
るため光ファイバ装着溝18の底部も同じコアピンで成
形する場合は、光ファイバ装着溝18が、光ファイバの
ガイド機能、光ファイバとの接着強度の関係から少なく
とも3mm以上の長さを必要とすることを考慮すれば、
コアピンは少なくとも4.25mm以上の長さとなる。
このように極めて細く、その割に長さの長いコアピンを
金型内に位置させて、モールド成形を行うと、成形時の
樹脂圧力によりコアピンが撓みやすくなり、光ファイバ
嵌合孔を高精度に形成することが困難である。
〔課題の解決手段とその作用〕 本発明は、上記のような課題を解決するため、上面長手
方向中央部に複数本の光ファイバ嵌合孔が長手方向に形
成された光ファイバ心合わせ部を有し、その心合わせ部
の両側に上記光ファイバ嵌合孔と軸線を同じにする光フ
ァイバ装着溝を有し、さらにその両側に光ファイバの被
覆部を装着する被覆部装着溝を有する多心光ファイバコ
ネクタを製造する方法において、上記コネクタをモール
ド成形する金型内で、上記光ファイバ嵌合孔を形成する
両側のコアピンを、その突き合わせ邸が中央部に位置す
るように突き合わせ、その突き合わせ部を上下から把持
片で把持した状態で、上記コネクタをモールド成形する
ことを特徴とする。
このようにするとコアピンの撓みが防止され、高精度の
光ファイバ嵌合孔を存する多心光ファイバコネクタを製
造できるようになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
図−1は本発明の一実施例に係る多心光ファイバコネク
タの製造方法で使用する金型を示す。符号21A・21
Bは金型本体、22は多心光ファイバコネクタ形成用の
キャビティ、23A・23Bは多心光ファイバコネクタ
の光ファイバ嵌合孔を形成するコアピン、24A・24
Bは光ファイバ装着溝形成部、25A・25Bは被覆部
装着溝形成部、26A・26Bはコアピン把持片である
。コアピン23A・23Bは長手方向に移動可能であり
、キャビティ22の長手方向中央部において先端が突き
合わされるようになっている。またコアピン把持片26
A・26Bは上下方向に移動可能であり、コアピン23
A・23Bの突き合わせ部を把持するようになっている
このような金型内に例えばエポキシ系樹脂を注入して硬
化させ、その後、コアピン把持片26A・26Bを上下
方向に引き抜き、コアピン23A・23Bを左右方向に
引き抜いて、金型本体2LA・21Bを開くと、図−2
ないし図−7に示すような多心光ファイバコネクタ11
を製造することができる。
製造された多心光ファイバコネクタ11は、中央部にコ
アピン把持片によって形成された上下方向の穴31が存
在することになる。それ以外の構成は先に説明した図−
9ないし図−14の多心光ファイバコネクタと実質的に
同じであるので、対応する部分には同じ符号を付しであ
る。前記のようにコアピン23A・23Bは先端部を把
持片26A・26Bにより把持された状態でモールド成
形が行われるので、コアピン23A・23Bの撓みがな
くなり、光ファイバ嵌合孔14A・14Bはきわめて直
線性の高いものとなる。
ところで、この種の多心光ファイバコネクタ11の場合
、上記の穴31の中では光ファイバはフリーな状態にな
るから、左右の光ファイバの曲がりを無くすためには、
その穴31の光ファイバ方向の長さXを出来るだけ小さ
くすることが好ましい、−方、コアピン把持片26A・
26Bは、成形圧力による変形をなくすため、またコア
ピンの把持力を強(するため、断面積を出来るだけ大き
くすることが好ましく、特に光ファイバ方向の厚さXを
大きくすることが好ましい、このような相反する要求が
あることから、Xは次式を満足するように選定するとよ
い。
4X”      L□ ye ・・・・・・・・−・・(11 Ef : E、 : ■f : l、 : T−vt: 光ファイバのヤング率 被覆のヤング率 光ファイバの断面二次モーメント 被覆の断面二次モーメント 被覆端から光ファイバ嵌合孔入口まで の光ファイバの長さ LyC’心線ホルダ端から被覆端までの長さ以下、その
理由を説明する。
−iに梁の座屈荷重P、は次式で表される。
Cπ”EI PE=         ・−−−−−+21t C:端末条件係数(固定端一固定端の場合は4、固定端
−目出端の場合はl/4)E:ヤング率 ■=断面二次モーメント L:梁の長さ (2)式〇Elは曲げ剛性であるが、テープ状多心光フ
ァイバ心線の端部の場合、被覆を剥がれた光ファイバ部
と被覆を有する心線部とではEIの値が異なる。光ファ
イバと被覆のヤング率をそれぞれEf、Ec1断面二次
モーメントをそれぞれIt、Ic とすると、Ec  
I(>E、l、となるから、テープ状多心光ファイバ心
線の端部は−様な梁ではなく、複合の梁として考えなけ
ればならない。
図−2ないし図−7の多心光ファイバコネクタでば、光
ファイバ嵌合孔14が固定端の役目をはたし、光ファイ
バ装着溝18A・18Bが光ファイバの水平方向の動き
を規制するため、接続の際、テープ状多心光ファイバ心
線の端部に座屈が生じるとすれば、図−8のような形態
となる。
図−8において、32はテープ状多心光ファイバ心線の
光ファイバ部、33は被覆部、34は心線ホルダ、I4
は光ファイバ嵌合孔、15は光ファイバ心合わせ部、1
8Bは光ファイバ装着溝であり、またZ=X/2、P=
PX+Pアである。
p>pgで、図−8のような曲がりが発生する条件、す
なわちり、の部分で光ファイバが直線であり、L、の部
分で曲がりが発生する条件は、PxE〉Pyl!   
  −・・・−−−−・−(3)PX ”Py >PE
    (4) となる。
であるが、右辺第2項は光ファイバが嵌′合孔で抑えら
れているため実質的にOとすると、π”Er1r また ・−・−−−−−+61 (3)、(5)、(6)式より、 16 Z ”    L yr        L y
cZ=X/2であるから、把持片の光ファイバ方向の厚
さX(多心光ファイバコネクタ11の穴31の光ファイ
バ方向の長さX)は、(11弐を満足すればよいことに
なる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、光ファイバ嵌合孔
を形成する両側のコアピンの突き合わせ部を上下から把
持片で把持した状態で、多心光ファイバコネクタをモー
ルド成形するようにしたので、コアピンの撓みが防止さ
れ、高精度の光ファイバ嵌合孔を有する多心光ファイバ
コネクタを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
図−1は本発明の一実施例に係る多心光ファイバコネク
タの製造方法で用いる金型の縦断面図、図−2°および
図−3は同製造方法で製造された多心光ファイバコネク
タの平面図および縦断面図、図−4ないし図−7はそれ
ぞれ図−3のA−A線ないしD−D線における横断面図
、図−8はテープ状多心光ファイバ心線の座屈の状態を
示す説明図、図−9および図−10は従来の多心光ファ
イバコネクタの平面図および縦断面図、図−11ないし
図−14は図−10のE−E線ないしH−H線における
横断面図である。 11:多心光ファイバコネクタ、14:光ファイバ嵌合
孔、15:光ファイバ心合わせ部、18A −188:
光ファイバ装着溝、19A・19B:被覆部装着溝、2
1A・21B:金型本体、22:キャビティ、23A・
23B:コアピン、24A・24B:光ファイバ装着溝
、25A・25B:被覆部装着溝、26A・26B:把
持片、31:穴。 図− 図−2 図−3 図−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上面長手方向中央部に複数本の光ファイバ嵌合孔が
    長手方向に形成された光ファイバ心合わせ部を有し、そ
    の心合わせ部の両側に上記光ファイバ嵌合孔と軸線を同
    じにする光ファイバ装着溝を有し、さらにその両側に光
    ファイバの被覆部を装着する被覆部装着溝を有する多心
    光ファイバコネクタを製造する方法において、上記コネ
    クタをモールド成形する金型内で、上記光ファイバ嵌合
    孔を形成する両側のコアピンを、その突き合わせ部が中
    央部に位置するように突き合わせ、その突き合わせ部を
    上下から把持片で把持した状態で、上記コネクタをモー
    ルド成形することを特徴とする多心光ファイバコネクタ
    の製造方法。 2、請求項1記載の製造方法であって、把持片の光ファ
    イバ方向の厚さXが次式を満足することを特徴とするも
    の。 E_fI_f/4X^2>E_fI_f/L_y_c^
    2+(E_fI_f+E_cI_c)/L_y_c^2 E_f:光ファイバのヤング率 E_c:被覆のヤング率 I_f:光ファイバの断面二次モーメント I_c:被覆の断面二次モーメント L_y_f:被覆端から光ファイバ嵌合孔入口までの光
    ファイバの長さ L_y_c:心線ホルダ端から被覆端までの長さ
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