JPS63240509A - 線材位置決め部材 - Google Patents

線材位置決め部材

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JPS63240509A
JPS63240509A JP7528587A JP7528587A JPS63240509A JP S63240509 A JPS63240509 A JP S63240509A JP 7528587 A JP7528587 A JP 7528587A JP 7528587 A JP7528587 A JP 7528587A JP S63240509 A JPS63240509 A JP S63240509A
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JP
Japan
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guide
wire
guide hole
hole
slit
Prior art date
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Pending
Application number
JP7528587A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Saito
齊藤 和人
Toshiaki Kakii
俊昭 柿井
Shuzo Suzuki
鈴木 修三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Priority to DE87116804T priority patent/DE3786900T2/de
Priority to CA000551847A priority patent/CA1302758C/en
Priority to EP91121375A priority patent/EP0482673B1/en
Priority to US07/120,521 priority patent/US4830456A/en
Priority to DE3751810T priority patent/DE3751810T2/de
Priority to EP90116010A priority patent/EP0405620B1/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光通信において、例えば光ファイバ、多心コネ
クタのガイドピンあるいは単心コネクタフェルール等を
位置決め固定する線材位置決め部材に関するものである
(従来技術及び解決しようとする問題点)第7図は従来
の多心光コネクタの一例の説明図で、図面に示すように
、内部に光ファイバを位置決め固定する光ファイバガイ
ド穴(31)の複数が一列に配列され、その両側に光コ
ネクタの結合するガイドピン(33)を挿入するガイド
ピン穴(32)が樹脂成形等により形成されている。
このような多心光コネクタ(30)の結合時には、その
接続損失を極力減少させるため、極めて高精度に光フア
イバ同志を突き合せることが必要であり、特に単一モー
ドファイバにおいてはそのコア径が僅かに10μm程度
であることから、突き合せる光ファイバの光軸ずれが1
μm程度であっても大きな接続損失を生じてしまう。こ
のため、光コネクタに装着される光ファイバは極めて高
精度に所定の位置へ位置決めされる必要があり、さらに
光コネクタを結合する際瞬も両コネクタの位置決めがガ
イドピンを通して高精度に行われる必要がある。
このような多心光コネクタにおいて、低接続損失を実現
するためには、光ファイバガイド穴及びガイドピン穴の
位置を設計値通りに高精度加工する必要があるが、仮り
に高精度加工が実現できたとしでも、光ファイバガイド
穴と光ファイバとのクリアランス、ガイドピン穴とガイ
ドピンとのクリアランスがある程度存在するために、必
ずしも低接続損失が得られるわけではなく、これらクリ
アランスが各0.5μm程度しか存在しない場合でも最
悪値では1μm程の光ファイバの軸ずれが生じることに
なる。
従って、これらのクリアランスを完全にゼロにするか、
あるいは極力ゼロに近づけることが低接続損失実現のた
めには不可欠の要素となる。ところが、光ファイバガイ
ド穴、ガイドピン穴の内径のバラツキ、光ファイバ、ガ
イドピンの外径のバラツキ等を考慮すると、これらクリ
アランスを減少させるのは容易なことではなく、仮りに
光ファイバガイド穴内径が光フアイバ外径より小さくな
った場合には光ファイバが挿入されないばがりか、光フ
ァイバの破損を生じ、又ガイドピン穴内径がガイドピン
外径より小さくなった場合は、むりやりガイドピンを挿
入することで、ガイドピンが破損したりガイドピン穴が
破壊することになる。
例えば多心光コネクタにおけるガイドピンとガイドピン
穴との関係を例にとった場合、ガイドピン径0.700
1、ガイドピン穴内径0.’7GIn+として加工した
際、実際には加工精度がガイドピンでは±1μm1ガイ
ドピン穴径が±1μmあったとすると、中にはガイドピ
ン径がO,フ01■1、ガイド穴径が0.7001とな
ることも十分考えられ、ガイドピン穴内へのガイドピン
の挿入ができないということになる。
このように、従来のガイド穴内に線材を挿入して位置決
め固定する場合、ガイド穴と線材間に存在するクリアラ
ンスを極力減少させるにはその加工精度上おのずと限界
があり、このため特に多心光コネクタ等のコネクタ結合
時においては、その接続損失減少に関しては限界がある
という問題があり、光コネクタの低損失化へ向けての大
きな障害となっていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は従来の加工技術精度による加工品の寸法のバラ
ツキを許容し、なおかつ、クリアランスの少ない高精度
な機材の位置決めを可能とした線材位置決め部材を提供
するもので、その特徴は、ガイド穴内壁の一部かあるい
はガイド穴近傍の領域で、上記ガイド穴の軸方向とほぼ
平行に沿ってガイド穴に連通したスリットを設けて成る
線材位置決め部材にある。
第1図(イ)は本発明の線材位置決め部材の一興体例の
横断正面図である。線材位置決め部材は上面にVlを有
する溝基板(+)とフラットな押え板(2)により内部
に線材(A)のガイド穴(3)を形成している。上記ガ
イド穴(3)にはガイド穴(3)軸とほぼ平方な方向に
沿ってガイド穴(3)に連通した4条のスリット(4)
が設けられており、ガイド穴(3)に挿入された線材(
A)はガイド穴内壁と3点(α)(A )(C)で内接
しており、特に下部の2点(6)(C)においては4条
のスリット(4)によって形成された2つの梁部(5)
の一部と接触している。このため、線材(A)の外径が
ガイド穴(3)の内接円より多少大きくなった場合でも
、同図(ロ)のように梁部(5)が変形することにより
、ガイド穴(3)への線材の挿入が可能となる。即ち、
このようなスリット(4)の存在によりガイド穴(3)
内壁の一部が弾性変形できることによって、線材(A)
の径の多少のバラツキがあってもこれを吸収し、クリア
ランスのない3点支持が実現できる。
なお、スリット(4)を加工する際、スリット(4)の
底部にR加工を施こすことによりスリット(4)底部か
らの亀裂の発生を抑制することができる。即ち本発明に
おけるガイド穴(3)あるいは穴近傍にスリット(4)
を設ける手段によって、そのスリット(4)の存在する
ことによる部材の強度劣化が懸念されるわけだが、とり
わけ梁部(5)の大きな変形に対しては、梁部(5)の
根元、つまりスリット(4)底部付近に曲げ応力がかか
ることが考えられ、この部分に加工段階で非常に微小な
初期亀裂が生じた場合、後に亀裂が成長して最終的には
梁部(5)を破壊するおそれがある。°そこでスリット
(4)底部にR加工を施こしておくことにより、初期亀
裂をなくシ、部材強度を向上させることができる。
第2図は本発明の線材位置決め部材の他の具体例の横断
正面図で、スリット(4)には図に示すように、線材位
置決め部材本体とは弾性の異なる材質(7)を充填した
ものである。これによって、梁(5)    □の弾性
強度を変えることが可能となる。例えばガイド穴(3)
内に挿入された線材(A)に外部から曲げ応力等が作用
した場合、ガイド穴(3)内壁にその応力が伝播される
が、その一部は梁部(5)の弾性変形によって吸収され
、さらにその梁部強度はスリット(4)に充填された物
質(7)によって調整が可能であることから、部材本体
を破壊することなく、なおかつ、適度な梁部変形量を設
定することができる。
第3図は本発明の線材位置決め部材のさらに他の具体例
の斜視図で、梁部(5)の強度の調整は第2図のように
スリット内への物質(7)の充填の他に、図に示すよう
にガイド穴(3)の輪方向とほぼ垂直な方向に対しても
スリット(8)を設けることによっても可能である。こ
のようなスリット(8)を数条設けた場合、これらスリ
ット(8)の間隔によって、そのスリット(8)間にあ
る梁部(5)の強度が決定されるので、容易に梁部強度
を調整することができる。
(実施例) 第4図は本発明の線材位置決め部材の一実施例としての
多心光コネクタを示す。
多心光コネクタ本体を構成する溝基板(11)及び押え
板(12)は硬脆材料であるシリコンを用いており、そ
の材質の特性上容易に変形しないものである。本体には
2つのガイドピン用穴(13)と5つの光ファイバガイ
ド穴(14)が形成されており、これらのガイド穴(+
3)(14)にはそれぞれガイドピン及び光ファイバが
挿入され、位置決め固定される。これらガイド穴(13
)(14)にはそれぞれ3本のスリット(+5)(+e
)が設けられており、左右2つの梁部(17)(+8)
を形成している。使用するガイドピン(19)径は0.
35@■、光ファイバ(20)径は0.125器であり
、上記各ガイド穴(13)(+4)はこれらガイドピン
09)、光ファイバ(20)が挿入される寸法よりも極
めて若干ではあるが小さく作られている。実際に使用さ
れるガイドピンや光ファイバには公差が存在するわけだ
が、これらの公差は±2μm程度であり、本発明のガイ
ド穴内壁の一部、つまり梁部(+7)(1B)の弾性変
形によって容易に許容される範囲内であり、常にクリア
ランスの存在しない確実な3点支持が可能となっている
本実施例としては極めて変形しにくいシリコンを用いて
いるために、従来のスリットなしのガイド穴では、穴内
径よりも少しでも大きな線材は全く挿入不可能であった
わけだが、本発明の線材位置決め部材では2〜3μm程
度の差異は容易に吸収できるようになり、シリコンのよ
うな硬い材質上 でも梁部を持たせることで若1の変形が可能となり、ガ
イド穴と線材のクリアランスを極力小さくすることがで
きた。この結果、従来のガイド穴を有する多心光コネク
タにおける接続損失は平均0.38dB (単一モード
ファイバ使用)であったのに対し、本発明による多心光
コネクタの接続損失は平均0.18dBを実現すること
ができ、高精度な位置決めが行われる効果のあることが
確認された。
なお、本発明の線材位置決め部材におけるスリットの位
置は、ガイド穴内壁の一部に限定されるものではなく、
梁部を形成し、かつその梁部が微小変形可能であれば、
スリットの位置はガイド穴近傍のどこでもよい。又スリ
ットの数、幅、深さ等に関しても任意に設定できる。
第5図(イ)〜(ホ)はいずれもこれらのスリット形状
の例を示しており、同図(イ)は2本のスリット(4)
がガイド穴(3)から離れた位置に設けられており、同
図(功はガイド穴(3)が非対称的であってスリット(
4)がその穴(3)から離れた位置に1本設けられてお
り、同図(ハ)はスリット(4)の深さ及び幅が異なっ
た例を示している。又同図に)は上部の押え板(2)側
にもスリット(4)を設けて挿入される線材(A)の径
のバラツキを一層吸収し易くしており、同図(ホ)は材
質はシリコンではなく、エポキシ樹脂等の樹脂(9)を
用い、内部にガイド穴(3)及びスリット(4)を成形
により形成したものである。
第6図は本発明の線材位置決め部材の他の実施例の横断
正面図を示す。本実施例は単心光コ革りタにおける光コ
ネクタフェルール(24)に適用したもので、光コネク
タフェルール(24)の突合されたものが、スリット(
23)を有するV溝(22)を形成した溝基板(2り上
に位置決めされ、クランパ(2B)により固定されてい
る。なお、図面において、 (25)は光コネクタフェ
ルール(24)に位置決め固定された光ファイバである
(発明の効果) 上述した本発明の線材位置決め部材によれば、次に列記
するような効果を奏するものである。
■ガイド穴内径より多少大きい線材に対しても、ガイド
穴内壁が変形するこたで、線材の穴への挿入が可能とな
り、又ガイド穴内に挿入された線材に外力が作用した場
合でも、ガイド穴内壁が多少変形することで線材に作用
する応力を緩和できる。
■特に部材がシリコンのような硬脆材料で構成されてい
る場合、線材をガイド穴内に挿入する際に六入口周辺に
部材の欠けを生じ易いが、本発明の部材ではガイド穴内
壁が変形できるため、硬脆材質部材の欠けが著しく減少
できる。
■スリット内に部材と弾性の異なる物質を充填するとか
、スリットの深さや幅を変えるとか、あるいはガイド穴
輪方向に対してほぼ垂直方向に新たなスリットを設ける
等することで、ガイド穴内壁の変形強度を容易に調整で
きる。
■スリット底部にR加工を施こすことにより、亀裂が生
じ難くなり、部材の破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図に)は本発明の線材位置決め部材の一興体例の横
断正面図、同図(ロ)は(イ)図の部材における梁部の
変形説明図である。 第2図は本発明の線材位置決め部材の他の具体例の横断
正面図、第3図はさらに他の具体例の斜視図である。 第4図は本発明の線材位置決め部材を多心光コネクタに
適用した実施例の横断正面図である。 第5図(イ)〜(ホ)はいずれも本発明の線材位置決め
部材におけるスリット形状例の横断正面図である。 第6図は本発明の線材位置決め部材を単心コネクタフェ
ルールに適用した実施例の横断正面図である。 第7図は従来の多心光コネクタの一例の説明図である。 l・・・溝基板、2・・・押え板、3・・・ガイド穴、
4・・・スリット、5・・・梁部、θ・・・R加工部、
7・・・充填物質、8・・・ガイド穴軸方向と垂直方向
のスリット、A・・・線材、■・・・溝基板、12・・
・押え板、+3・・・ガイドピン穴、14…光フTイバ
ガイド穴、 15・・・ガイドピン穴スリット、1G・
・・光ファイバガイII穴スリット、17.18・・・
梁部、!3・・・ガイドピン、20・・・光ファイバ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)線材が挿入されその線材を位置決め固定するガイ
    ド穴を具えた部材において、ガイド穴内壁の一部かある
    いはガイド穴近傍の領域で、上記ガイド穴の軸方向とほ
    ぼ平行な方向に沿ってガイド穴に連通したスリットを設
    けて成ることを特徴とする線材位置決め部材。
  2. (2)線材が光ファイバであり、穴が光ファイバを位置
    決め固定する光ファイバガイド穴であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の線材位置決め部材。
  3. (3)線材が多心光コネクタを結合するガイドピンであ
    り、穴がガイドピンを位置決め固定するガイドピン用穴
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の線
    材位置決め部材。
  4. (4)線材が単心光コネクタフェルールであり、穴が上
    記フェルールを位置決めし結合を実現する光コネクタア
    ダプタであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の線材位置決め部材。
  5. (5)スリットには部材と弾性の異なる材質が充填され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    4項記載の線材位置決め部材。
  6. (6)ガイド穴の軸方向とほぼ垂直な方向に対してもス
    リットを有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第4項記載の線材位置決め部材。
  7. (7)スリットの底部にR加工が施こされていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項記載の線
    材位置決め部材。
JP7528587A 1986-11-15 1987-03-27 線材位置決め部材 Pending JPS63240509A (ja)

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Cited By (3)

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