JPH02263741A - カーボンコート光ファイバの製造方法 - Google Patents

カーボンコート光ファイバの製造方法

Info

Publication number
JPH02263741A
JPH02263741A JP1173327A JP17332789A JPH02263741A JP H02263741 A JPH02263741 A JP H02263741A JP 1173327 A JP1173327 A JP 1173327A JP 17332789 A JP17332789 A JP 17332789A JP H02263741 A JPH02263741 A JP H02263741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon
optical fiber
hydrocarbon
coated optical
raw gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1173327A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamoto Ooe
大江 将元
Yoichi Ishiguro
洋一 石黒
Gotaro Tanaka
豪太郎 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP1173327A priority Critical patent/JPH02263741A/ja
Priority to AU46869/89A priority patent/AU624203B2/en
Priority to DE68922476T priority patent/DE68922476T2/de
Priority to EP89123669A priority patent/EP0374926B1/en
Priority to US07/452,823 priority patent/US5035484A/en
Publication of JPH02263741A publication Critical patent/JPH02263741A/ja
Priority to US08/005,191 priority patent/US5320659A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は裸ファイバにカーボンを被覆(ハーメチックコ
ート)したカーボンコート光ファイバの製造方法に関す
るものである。
〔従来の技術〕
光通信システムにおいては長さが1km以上の長尺な先
ファイバを使用することがあるが、このような用途では
光ファイバに十分な機械的強度が要求される。具体的に
は、市販の光ファイバの抗張力は一般に450〜720
g程度であるが、例えば迅速支払通信システムに用いら
れる長大な光ファイバでは、1800g程度の抗張力が
要求される。長尺で機械的強度の高い光ファイバが得ら
れていない理由は、次のような点にある。すなわち、通
常の光ファイバの線引き工程の途中あるいはその後には
、機械的な摩擦や水蒸気、雰囲気中の汚染物質による化
学的なアタック(攻撃)が光ファイバに与えられ、これ
によってサブミクロン程度の損傷が裸の光ファイバ(裸
ファイバ)の表面に生じるためである。
そこで、裸ファイバの表面に有機材料を被覆して保護す
ることが、従来から検討されてきた。しかし、有機材料
を被覆すると裸フアイバ中に水蒸気あるいは水酸基イオ
ンの拡散を招き、光ファイバの強度を低下させる。また
、水酸基イオンなどは光ファイバの伝送損失を増加させ
る。そこで、光ファイバの構造的完全性を保護し、伝送
特性を改善するために、裸ファイバにハーメチック被覆
を施すことが必要になっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかるハーメチック被覆に関して最も有効な手法は、゛
化学的気相成長(Chesical VaporDep
osltlon ; CV D )法によりシリコン等
の無機材料を被覆するものであり、その−例が特公昭6
0−25381号公報に示されている。しかし。
この方法によるとCVD反応生成物が裸ファイバの表面
と作用して、付着処理中に表面に損傷を生じさせる。す
ると、裸フアイバ中に微細な亀裂やクラックが生じさせ
られ、裸フアイバ自体の単位長強度は線引き直後の単位
長強度よりも低下してしまう(初期強度が低下してしま
う)。
かかるCVD法による被覆の欠点を除去する手法として
、特公昭61−32270号公報では異種核熱化学付着
(Heterogeneous Nucleatlon
Thermochenlcal Deposltion
 ; HN T D )法が示されている。これは、加
熱された裸ファイバの表面に直接に微細粒状構造物を生
成して保護しようとするものであり、被覆材料は金属、
ガラス、セラミックスなどである。これによれば、固体
粒子と裸ファイバの表面の相互作用は存在しないので、
表面の損傷はCVD法に比べて少ないとされている。
一方、光ファイバにカーボンをハーメチック被覆する技
術として、例えば特公昭38−10363号に示された
ものがある。この技術によれば、最終的に得られる光フ
ァイバよりも径の大きい初期の溶融ガラスファイバが酸
水素バーナで加熱されて細径化される。そして、その過
程で高温の炭素質ガス雰囲気にrらされ、裸ファイバの
表面にカーボンが被覆される。このように、ハーメチッ
ク被覆の材料としてカーボンを用いれば、水素分子が裸
ファイバに侵入するのを防止し、強度の低下も抑えうる
と考えられる。また、カーボンは他の材料に比べて被覆
速度が大きいと考えられるので、工程上も有利である。
以上のように、光ファイバの機械的強度を大きくしなが
ら、水素分子等による伝送損失の増加を抑えるためには
、ハーメチック被覆が有効であることが知られている。
しかしながら、従来技術によれば長期的な強度はある程
度まで改善されるものの、初期の強度が低下する欠点が
あった。特に、被覆材料としてカーボンを採用する技術
でも、初期強度を十分に高くすることができない(カー
ボン被m01前の裸ファイバに比べて、被覆後の裸フア
イバ自体の強度が低下してしまう)欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、ハーメチック被覆の材料としてカーボンを
採用すれば、成膜速度を大きくでき、水素分子等の透過
防止を効果的に行なうことができ、しかも機械的強度を
高めることが可能になる、との推測の下に鋭意研究を重
ねた結果、初期強度の面で特に優れたカーボンコート光
フィバの製造方法として、本発明を完成するに至った。
従来技術によりカーボン被覆を施すことにより、裸ファ
イバの初期強度が低下する原因として、本発明者は次の
4つの仮説をたてた。第1は、生成したスス(固体のカ
ーボン粒子)が裸ファイバを攻撃し、これによって微細
なりラック等が生じ、裸ファイバの初期強度を低下させ
ているのではないか、という点である。第2は、原料中
に含まれる水素原子が裸ファイバを攻撃し、水酸基を生
成させて応力腐蝕を生じさせているのではないか、とい
う点である。第3は、裸ファイバに付着したカーボンが
凝集し、粒子を形成して初期強度を低下させているので
はないか、という点である。そして第4は、原料ガスと
裸フアイバ表面が反応してSICが生成するため、初期
強度を低下させているのではないかという点である。
そこで本発明者は、上記の第1ないし第4の強度低下原
因に対して、次のような対策を考えた。
まず、第1の原因に対しては、ススが生成しにくい原料
(気相中で分解しにくい原料)を採用すると共に、更に
ススが発生しにくい条件を選ぶという対策を考えた。第
2の原因に対しては、水素原子を含まない原料、あるい
は水素原子を含んでいたとしても含有水素が裸ファイバ
を攻撃する原因とならないような原料を採用する、とい
う対策を考えた。第3の原因に対しては、′付着したカ
ーボンが凝集する程度の高温にしなくても分解可能な原
料を採用する、という対策を考えた。そして第4の原因
に対しては、裸ファイバと反応するような活性のガスは
、原料として用いないという対策を考えた。
以上の諸点を検討した結果、本発明者は、原料ガス雰囲
気中で裸ファイバを通過させて原料ガスを分解し、裸フ
ァイバにカーボンをコーティングするカーボンコート光
ファイバの製造方法において、原料ガスはカーボン、水
素およびハロゲンを含むようにすれば、初期強度におい
て優れるだけでなく長期的な強度低下も少なく、しかも
伝送損失も低く抑えることができることを見出した。
ここで、カーボン、水素およびハロゲンを含む原料ガス
としては、CB r  、CCD  、CF a 。
CCit  、  CCfl F  、CB r F 
a 。
Cfl!F、CF、CF  等の各種ハロ2   5 
 26  3g ゲン化炭素と、CH,CH,CH等の 4  24  3g 炭化水素ガスとの混合ガスを用いることができるが、ハ
ロゲン化炭素や炭化水素のみではカーボン膜は生成され
ない。ハロゲン化炭素に含まれるハロゲン原子数と、炭
化水素に含まれる水素原子数とがほぼ同じである場合、
例えばハロゲン化炭素をCCg とし、炭化水素をC2
H4とすると、C2H4+CC114−〉C3+4HC
gで容易に気相で反応が進んでしまい、裸フアイバ上だ
けでなく気相でも反応が生じることになる。
これに対し、ハロゲン化炭素に含まれるハロゲン原子数
が、炭化水素に含まれる水素原子数よりも多い場合は、 C2H4+2CCg4−〉 となる。また、ハロゲン化炭素に含まれるハロゲン原子
数が、炭化水素に含まれる水素原子数よりも少ない場合
は、 2C2H4+CCg4−〉 となる。すなわち、いずれも反応は起こりうるが、HC
IIによるC 2 H4の水素引き抜きは気相中で容易
に起こるのに対し、CCl4の塩素引き抜きはかなり高
温の雰囲気、すなわち裸フアイバ上でしか起こらず、選
択性という点でCCl4の塩素引き抜きが優れているの
がわかる。また、C2H4の水素引き抜きを行なった後
の水素原子が、ガラスの劣化を引き起こして裸ファイバ
の強度を低下させる。
以上の事から、ハロゲン化炭素に含まれるハロゲン原子
数が、炭化水素に含まれる水素原子数よりも少ないとい
う条件が、成膜および成膜後の引張強度の点で優れてい
る。
なお、水素原子:!1−0のときはカーボンコーティン
グが全くおこらない。しゃへい効果をもつに値するカー
ボンコーティングをファイバに施すにはH原子数/Cf
)原子数=:=−0.05以上が好ましい。
炭化水素中に三重結合を含むとき(例えばC2H2)は
、非常に活性であって気相中でも自己分解してしまう。
このため、これらを原料に用いると裸ファイバの表面と
反応し、SICが生成されて強度が著しく低下する。よ
って、三重結合を含む炭化水素を用いるのは好ましくな
い。
これに対し、同一分子中にカーボン、水素、ノーロゲン
を有する材料を原料ガスとして使用してもよい。例えば
、CHCII  、CH(16等は単独でも使用可能で
ある。また、CH(12、CHC94等の前述の条件を
満さない原料ガスであっても、ccn4等の水素を含ま
ない原料を添加することにより、原料ガスの全体として
(水素原子数)<(ハロゲン原子数) となるようにすることで、十分に使用可能である。
さらに、分解反応等に悪影響を与えない不活性ガス(例
えばヘリウム、アルゴン)等を含んでいても、本発明の
効果は何ら減殺されるものではない。
裸ファイバとしては、最も望ましくは母材(プリフォー
ム)から線引きされた直後のものが用いられるが、表面
に樹脂被覆等が施される以前のものであれば、紡糸直後
のものに限られず、いったん冷却等がされたものであっ
てもよい。また、その材料としても、シリカ(S102
)製のものの他、屈折率調整のための各種不純物を含有
するシリカ製゛のもの、シリカ以外のガラス材料からな
るものが適用できる。
裸ファイバおよび原料ガス雰囲気の温度条件としては、
具体的には原料ガスの材料等に応じて適宜に選択される
が、その場合には下記の点に留意する。まず、裸ファイ
バの温度としては、あまり低湿であるとカーボン被覆の
密着度が悪くなり、あまり高温であると付むしたカーボ
ンが凝集して初期強度が劣化する。そこで、上記の条件
を満足するような温度に設定されることになるが、具体
的には例えば反応炉の少なくとも入口部分で700〜1
100℃とすれば良い。また、原料ガス雰囲気の温度と
しては、あまり高温であるとススが発生するので初期強
度が低下する。そこで、上記の条件を満足するような温
度に設定されることになるが、具体的には500℃以下
であればよい。
カーボンコーティングの後には、更にシリコーン等の樹
脂を被覆する工程を付加してもよい。また、その後にナ
イロン等の外被を設ける工程を付加してもよい。要する
に、本発明は裸ファイバの表面にカーボンを所定条件で
ハーメチック被覆する点に特徴を有するものであり、そ
の前工程や後工程については、種々の変更をすることが
可能である。
〔作用〕
本発明によれば、裸ファイバに微細な亀裂やクラックを
生じさせることなく良質のカーボンコーティングを施す
ことができる。このため、コーティングの後にも裸ファ
イバの強度を低下させることがなく (初期強度を低下
させることがなく)、長期的な強度低下も招かない。更
に、水蒸気や水酸基が裸ファイバに侵入することもない
ので、伝送特性を良好にすることができる。
〔実施例〕
まず、本発明の製造工程の一例を、第1図により説明す
る。
第1図は、本発明方法に適用される製造装置の一例の構
成図である。図示の通り、線引き装置20において母材
10から線引きされた裸ファイバ11は、カーボンコー
ティング装置30にてカーボンコート光ファイバ12と
され、このカーボンコート光ファイバ12は線径測定装
置40および冷却装置50を経て樹脂塗布装置60に送
られ、樹脂コート光ファイバ13となる。この樹脂コー
ト光ファイバ13はキャプスタンを経由してそのままド
ラム(図示せず)に巻き取られ、あるいはナイロン等の
外被を施してドラムに巻き取られる。
母材10は図示しないアームに保持された状態で炉心管
21内に吊下される。この炉心管21は線引炉22にセ
ットされており、この線引炉22は母材10の下端を加
熱、溶融するためのヒータ23を有している。線引炉2
2としては公知の電気炉、高周波加熱炉を用いることが
でき、水素分子やダストを発生しないものが望ましい。
この線引き装置20によれば、母材10とほぼ同一の屈
折率分布を有する裸ファイバ11が紡糸され、次のカー
ボンコーティング装置30に送られる。
カーボンコーティング装置30は反応炉31と、この中
央部に挿通された反応管33と、反応炉31および反応
管33の間に介在された冷却ジャケット37を有してい
る。反応炉31は赤外線ランプ32を有し、これにより
裸ファイバ11およびその近傍を集中的に加熱(赤外線
集中加熱)するようになっている。このような集中加熱
方法を採用すれば、パイロチックカーボンをコーティン
グするに際して、裸ファイバ11の表面以外での余分な
分解反応が抑えられる。反応管33は上部に枝管34a
、35aを有し、下部に別の枝管34b、35bを有し
ている。そして、窒素等のシールガスは枝管34a、3
4bを介して供給され、原料ガスの供給および排出は枝
管35a。
35bを用いてなされる。また、反応管33の内面の3
ケ所には3組のスリット36a〜36cが設けられ、外
気との遮断が効果的になされると共に、裸ファイバ11
が通過しやすいように下向き形状となっている。
反応管33と反応炉31の間に介在された冷却ジャケッ
ト37は上下に枝管38,39を有している。そして、
この枝管38.39を介して冷媒として冷却ヘリウム、
窒素ガス等が流通されている。このため、カーボンコー
ティングに際して反応管33は外側から冷却されるので
、原料ガスの余分な分解反応が抑制されるだけでなく、
反応管33の内面が分解生成物で曇るようなこともない
なお、図中の記号しは母材10のネックダウン部から原
料を入れた反応管内部までの距離である。
カーボンコーティング装置30の直下に配置された線径
測定装置40は、カーボンコート光ファイバ12の外径
をレーザ光により測定するもので、この測定値に応じて
裸ファイバ11の線径が制御される。さらに、その直下
に設けられた冷却装置50は、カーボンコート光ファイ
バ12を″例えば70℃以下まで冷却するの用いられる
。この冷却装置50は例えば長さが30cm、内径が1
.5cmの筒体で構成され、その内部にはヘリウムガス
が毎分1(lの割合で流され、る。この冷却装置5゜の
直下に配置された樹脂塗布装置6oはダイス61により
構成され、この中には樹脂62が満たされている。従っ
て、カーボンコート光ファイバ12はこのダイス61を
通過する過程で樹脂62が塗布され、樹脂コート光ファ
イバ13となる。
次に、本発明者による具体的な実施例を説明する。
実施例、比較例 表1に示す条件で裸ファイバ(試料Nα1〜5)にカー
ボンコーティングを行なった。なお、反応管の内部での
裸ファイバの温度はその線速で調整し、線速が120m
/分で900”C程度である。
また、キャリアガスとしてはヘリウムガスを用いた。
表  1 上記の実験により得られた試料Na 1〜5の光ファイ
バについて、初期強度、疲労特性(n値)および耐H2
特性(Δα1.24値)をCI定した。その結果を表2
に示す。ここで、耐H2特性は温度が100℃で1気圧
のH2ガス雰囲気中で、20時間の処理を行なった後の
Δα  値である。ま−た、1.24 表2において試料Nα6はハーメチックコーティングを
施さない通常(市販)の光ファイバの特性値を示し、試
料No、 7は従来法でC2H2のみによるカーボンコ
ーティングを行なった光ファイバの特性を示している。
表  2 表2から明らかなように、試料漱1〜4のカーボンコー
ト光ファイバでは大きな初期強度が得られた。試料Nα
5ではCs Haの濃度が高すぎたために初期強度が低
下した。また、疲労特性は試料N(L 1〜5,7のい
ずれの光ファイバについても良好な値を示し、長期的な
機械的強度を向上できることがわかる。さらに、耐H2
特性の点では試料漱1〜5.7で良好な結果が得られ、
伝送特性を向上できることがわかる。そして特に、試料
No、 1〜4の光ファイバでは、初期強度、疲労特性
および耐H2特性のいずれについても良好な結果が得ら
れた。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明した通り本発明では、裸ファイバに微
細な亀裂やクラックを生じさせることなく、その表面に
良質のカーボンコーティングを施すことができる。この
ため、コーティングの後にも裸ファイバの強度を低下さ
せ′ることかなく (初期強度を低下させることがなく
)、長期的な強度低下も招かない。更に、水蒸気や水酸
基が裸ファイバに侵入することもないので、伝送特性を
良好にするこ・とができる。
このため、本発明により得られる光ファイバは、水や水
素が高濃度の雰囲気において、応力が加えられた状態で
使用する(例えば海底ケーブルとして使用する)のに適
している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の方法を適用する製造装置の構
成図である。 10・・・母材、11・・・裸ファイバ、12・・・カ
ーボンコート光ファイバ、13・・・樹脂コート光ファ
イバ、20・・・線引き装置、21・・・炉心管、22
・・・線引炉、23・・・ヒータ、30・・・カーボン
コーティング装置、31・・・反応炉、32・・・赤外
線ランプ、33・・・反応管、37・・・冷却ジャケッ
ト、40・・・線径aI11定装置、50・・・冷却装
置、60・・・樹脂塗布装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原料ガス雰囲気中で裸ファイバを通過させて前記原
    料ガスを分解し、前記裸ファイバにカーボンをコーティ
    ングするカーボンコート光ファイバの製造方法において
    、 前記原料ガスはカーボン、水素およびハロゲンを含み、
    含有水素原子数は含有ハロゲン原子数よりも少ないこと
    を特徴とするカーボンコート光ファイバの製造方法。 2、前記原料ガスは炭化水素とハロゲン化炭素、ハロゲ
    ン化水素もしくはハロゲンの混合ガスである請求項1記
    載のカーボンコート光ファイバの製造方法。 3、前記原料ガスの炭化水素は三重結合を持たない炭化
    水素である請求項2記載のカーボンコート光ファイバの
    製造方法。 4、前記原料ガス雰囲気を通過中の前記裸ファイバの温
    度が、少なくともその入口部分で700〜1100℃で
    ある請求項1ないし3のいずれかに記載のカーボンコー
    ト光ファイバの製造方法。 5、前記原料ガス雰囲気の温度が500℃以下である請
    求項1ないし4のいずれかに記載のカーボンコート光フ
    ァイバの製造方法。 6、前記カーボンのコーティングの後に、樹脂層を被覆
    する工程を更に備える請求項1ないし5のいずれかに記
    載のカーボンコート光ファイバの製造方法。
JP1173327A 1988-12-21 1989-07-05 カーボンコート光ファイバの製造方法 Pending JPH02263741A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1173327A JPH02263741A (ja) 1988-12-27 1989-07-05 カーボンコート光ファイバの製造方法
AU46869/89A AU624203B2 (en) 1988-12-21 1989-12-19 Method and apparatus for producing coated optical fiber
DE68922476T DE68922476T2 (de) 1988-12-21 1989-12-21 Verfahren zur Herstellung einer Kohlenstoff-beschichteten optischen Faser.
EP89123669A EP0374926B1 (en) 1988-12-21 1989-12-21 Method for producing a carbon-coated optical fiber
US07/452,823 US5035484A (en) 1988-12-21 1989-12-21 Method and apparatus for producing coated optical fiber
US08/005,191 US5320659A (en) 1988-12-21 1993-03-02 Method of forming a carbon coated optical fiber with co-current reactant flow

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-330470 1988-12-27
JP33047088 1988-12-27
JP1173327A JPH02263741A (ja) 1988-12-27 1989-07-05 カーボンコート光ファイバの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02263741A true JPH02263741A (ja) 1990-10-26

Family

ID=18232983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1173327A Pending JPH02263741A (ja) 1988-12-21 1989-07-05 カーボンコート光ファイバの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02263741A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02302343A (ja) * 1989-05-15 1990-12-14 Furukawa Electric Co Ltd:The ハーメチック被覆光ファイバの製造方法
JPH02309307A (ja) * 1989-05-24 1990-12-25 Mitsubishi Cable Ind Ltd 光ファイバ
US5354348A (en) * 1991-05-12 1994-10-11 Mitsubishi Cable Industries, Ltd. Method for producing silica glass optical fiber with carbon coating

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02302343A (ja) * 1989-05-15 1990-12-14 Furukawa Electric Co Ltd:The ハーメチック被覆光ファイバの製造方法
JPH02309307A (ja) * 1989-05-24 1990-12-25 Mitsubishi Cable Ind Ltd 光ファイバ
US5354348A (en) * 1991-05-12 1994-10-11 Mitsubishi Cable Industries, Ltd. Method for producing silica glass optical fiber with carbon coating

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5000541A (en) Hermetically sealed optical fibers
AU624203B2 (en) Method and apparatus for producing coated optical fiber
JPH0283240A (ja) 気密封止処理光ファイバー
EP0472944B1 (en) Method and apparatus for producing hermetic coated optical fiber
JP3941910B2 (ja) 耐水素性光導波路ファイバおよびその前駆体であるスートプレフォームの製造方法
EP0402895A1 (en) Hermetically coated optical fiber and production of the same
EP0222960B1 (en) Method and apparatus for the on-line coating of silica based fibers with boron-nitride
US5037464A (en) Method of cleaning and carbon coating optical fiber
JPH02263741A (ja) カーボンコート光ファイバの製造方法
JPH0549614B2 (ja)
JP2727702B2 (ja) カーボンコート光ファイバの製造方法
JP2734586B2 (ja) 光ファイバ素線
JP3039949B2 (ja) 光ファイバの製造方法
JP2798790B2 (ja) 光ファイバの製造方法
JPH02145462A (ja) ハーメチックコートフアイバの製造方法
JPH02243539A (ja) カーボンコート光ファイバの製造方法
JPH02199041A (ja) 光ファイバ素線の製造方法
JP3039948B2 (ja) 光ファイバの製造方法
JPH02289450A (ja) 光ファイバ
JP3039961B2 (ja) 光ファイバの製造方法
JP3059227B2 (ja) ハーメチックコートファイバの製造方法
JPH0375245A (ja) カーボンコート光ファイバの製造方法
JPH02302343A (ja) ハーメチック被覆光ファイバの製造方法
JPH10167770A (ja) カーボンコート光ファイバ心線の製造法
JPH02160642A (ja) 光ファイバの製造方法