JPH0226270A - 自励形スイッチングレギュレータ - Google Patents

自励形スイッチングレギュレータ

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JPH0226270A
JPH0226270A JP17557388A JP17557388A JPH0226270A JP H0226270 A JPH0226270 A JP H0226270A JP 17557388 A JP17557388 A JP 17557388A JP 17557388 A JP17557388 A JP 17557388A JP H0226270 A JPH0226270 A JP H0226270A
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power supply
input power
voltage
transformer
transistor
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JP17557388A
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Takatoshi Matsui
孝利 松井
Kiyouji Toshinari
恭治 俊成
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、電源回路として用いられる自励形スイッチ
ングレギュレータに関する。
山)従来の技術 電子機器内に設けられて回路に電源を供給する比較的小
容量の電源回路としては、一般に自励形スイッチングレ
ギュレータが用いられている。
第2図はいわゆるリンギングチョークコンバータを構成
する従来の自励形スイッチングレギュレータの回路図で
ある。図においてDBはダイオードブリッジであり、商
用電源ACを整流する。C1はこれを平滑する平滑コン
デンサである。Tはトランスでありその1次巻線n1に
スイッチングトランジスタQが直列接続されている。ま
た、トランスの帰還巻線n3の出力が抵抗R2を介して
スイッチングトランジスタQのベースに接続されている
。このスイッチングトランジスタQのベースと入力電源
ラインVccとの間に抵抗R1が接続されている。トラ
ンスTの2次巻線n2には整流ダイオードDI、平滑コ
ンデンサC2およびダミーロードR3が接続されている
以上のように構成された自励形スイッチングレギュレー
タは次のように動作する。先ず、商用電源ACが入力さ
れて入力電源ラインVccが所定の電圧レベルまで上昇
すると、起動用抵抗R1を通してQにベース電流が流れ
、Qが導通状態となる。これにより、nlに流れるコレ
クタ電流が増大し、Qのベース電流を増大させる方向に
n3に起電圧が発生する。このときトランスTにエネル
ギーが蓄積される。その後、コレクタ電流がベース電流
の増幅重信に達したとき、Qは飽和状態が維持できな(
なり、nlの印加電圧が減少し、これに伴い、n3の起
電圧が低下しQは急激にカントオフする。その瞬間n2
に逆電圧が発生し、Dlが導通し、トランスTに蓄積さ
れていたエネルギーが放出されて負荷へ電力を供給する
。その後、Dlの電流がOとなったときnlにサージ電
圧が発生し、これがn3に誘起されて再びQが導通を開
始する。
以上の繰り返しによって自動発振を行う。
(C)発明が解決しようとする課題 ところで、このような従来の自励形スイッチングレギュ
レータは、入力されるAC電源電圧が一定ではなく、あ
る電圧幅の範囲内で使用できるように設計されている。
−船釣に、入力電源電圧が高くなるほどスイッチングト
ランジスタの一回のオン期間にトランスに蓄積されるエ
ネルギーが増大し、負荷供給電流が小さいほどスイッチ
ングトランジスタのオフ期間にトランスから放出される
エネルギーが減少する。したがって入力電源電圧が高く
て無負荷状態のとき、トランスにエネルギーが残留し、
自助発振動作が不安定となり、間欠発振動作を起こす。
このように発振動作が不安定となれば出力電圧が変動し
、リップルが生じるなどの問題があった。そこで、従来
は第2図に示したようにトランスの二次側にダミーロー
ドR3を接続して、無負荷状態とならないようにしてい
た。ところが、前述の間欠発振を防止するためには、ダ
ミーロードの抵抗値をある程度低く設定しなければなら
ず、その発熱量が大きく1.また、比較的大型の砥抗器
を用いなければならなかった。このため、電源回路の効
率が低く、また大型化していた。
この発明の目的は、特別なダミーロードを用いることな
く、入力電源電圧の変化に対して安定した自動発振動作
を行う自励形スイッチングレギュレータを堤供すること
にある。
(d)課題を解決するための手段 この発明は、トランスの1次巻線に、この1次巻線に流
れる電流を断続させるスイッチングトランジスタを直列
接続し、トランスの帰還巻線の出力をスイッチングトラ
ンジスタのベースに接続した自励形スイッチングレギュ
レータにおいて、前記トランジスタのエミッタと入力電
源の接地間に第1の抵抗を挿入し、入力電源ラインと入
力電源の接地間に第2・第3の抵抗からなる分圧回路を
接続するとともに、この分圧回路の出力と前記トランジ
スタのエミッタ間に入力電源電圧の絶対値が一定値に達
したとき導通して第1の抵抗にバイアス電流を通電させ
るツェナーダイオードを接続したことを特徴としている
(e)作用 この発明のスイッチングレギュレータにおいては、入力
電源ラインと入力電源の接地間に第2・第3の抵抗から
なる分圧回路が接続されているが、この分圧回路の出力
電位は入力電源電圧に比例する。スイッチングトランジ
スタの舌ミッタと入力電源の接地間には第1の抵抗が挿
入されていて、分圧回路の出力とスイッチングトランジ
スタのエミッタ間に接続されているツェナーダイオード
は入力電源電圧の絶対値が一定値に達したとき導通して
第1の抵抗にバイアス電流が通電される。
したがって入力電源電圧の絶対値が一定値に達してツェ
ナーダイオードが導通ずれば、第1の抵抗にバイアス電
流が通電されて、スイッチングトランジスタのエミッタ
電位が上昇する。これによりV++t(エミッターベー
ス間電圧)が低下し、ベース電流が低下することにより
、見掛は上のhrs(エミッタ接地電流増幅率)が低下
する。したがってトランジスタの一回のオン期間にトラ
ンスに蓄積されるエネルギーが減少し、トランスに対す
る過剰な蓄積エネルギーが増大することなく、トランス
に対するエネルギーの蓄積・放出のバランスが保たれる
。このようにトランジスタの一回のオン期間にトランス
に蓄積されるエネルギーが低減されるため、ダミーロー
ドによってトランスの蓄積エネルギーを強制放出させる
ことなく、間欠発振が抑制される。しかも入力電源電圧
の絶対値が一定値未満のときはスイッチングトランジス
タの見掛は上のhf、が低下しないため、負荷に対する
電流容量が制限されない。
(fl実施例 第1図はこの発明の実施例である自励形スイッチングレ
ギュレータの回路図である。図においてDBは商用電源
ACを整流するダイオードブリッジ、C1は整流された
電圧を平滑する平滑コンデンサである。Tはトランスで
あり、その1次巻線n1にスイッチングトランジスタQ
が直列接続されている。また、帰還巻線n3の出力が電
流制限用抵抗R2を介してスイッチングトランジスタQ
のベースに接続されている。さらに、Qのベースと入力
電源ラインVcc間には起動用抵抗R1が接続されてい
る。入力電源ラインVccと入力電源の接地(GND)
間に逆流防止用ダイオードD2を介して第2の抵抗R5
および第3の抵抗R6からなる分圧回路が接続されてい
る。スイッチングトランジスタQのエミッタと入力電源
の接地(GND)間に第1の抵抗R4が挿入され、また
、Qのエミッタと分圧回路の出力間にツェナーダイオー
ドZDが接続されている。トランスTの2次巻線n2に
は整流ダイオードD1および平滑コンデンサC2が接続
されている。
以上のように構成された自励形スイッチングレギュレー
タは次のように動作する。先ず、商用電源ACが投入さ
れて、入力電源ラインVccの電圧が所定値に達したと
き、起動用抵抗R1を通してトランジスタQにベース電
流が流れ始める。これにより、巻線n1にベース電流の
1lfs倍のコレクタ電流が流れようとする。このコレ
クタ電流が増加することにより巻線n3に起電圧が発生
し、電流制限抵抗R2を通してQにベース電流が流れる
。その後、コレクタ電流が大きくなってKfaが低下し
、ベース電流不足状態となるとトランジスタQは飽和状
態が維持できなくなり、コレクタ電流が減少し始める。
これによりR3の起電圧が低下し、さらにベース電流不
足が促進されてついにQがカットオフ状態となる。この
トランジスタQのオン期間にトランスに蓄積されるエネ
ルギーPは P=1/2L1  ・ I、1′ となる。
ここで、Llはトランスの1次巻線n1の自己インダク
タンス、■□はnlに流れるピーク電流値である。
トランジスタQがオフしたことにより2次巻線n2に逆
起電圧が発生し、整流ダイオードD1が導通を開始し、
負荷へ電力を供給する。その後、R2の電流がOとなれ
ばダイオードDIの逆回復時間に逆電流が流れ、R2に
サージ電圧が発生し、これがR3に誘起されて再びQが
導通を開始する。以上の繰り返しによって自動発振動作
を行う今、入力電源Vccの電圧が高い場合を考えると
、抵抗R5およびR6は抵抗分圧回路を構成しているた
め、Vccの上昇に伴い、ツェナーダイオードZDのカ
ソード電位が上昇する。ツェナーダイオードZDのアノ
ード−カソード間電圧がツェナー電圧に達したとき導通
して抵抗R4にバイアス電流1aが流れる。これにより
Qのエミッタ電位が上昇し、帰還巻線n3の起電圧に基
づくベース電流rbが減少する。ベース電流rbが減少
することにより、Qが導通を開始してから短時間のうち
にベース電流不足状態となり、nlに流れるピーク電流
が減少する。言い換えればトランジスタQ2の見掛は上
のhf8が低下することにより、そのオン期間にトラン
スに蓄積されるエネルギーが減少する。したがって、ト
ランジスタQのオフ期間にトランスの蓄積エネルギーが
2次側から完全に放出されることとなり、トランスが飽
和状態に至ることがなく、正常な発振動作を維持する、
逆に入力電源Vccの電圧が低く、ツェナーダイオード
ZDに印加される電圧がツェナー電圧未満である場合、
バイアス電流Taが流れない。このため、R3の起電圧
によるベース電流Ibが増大し、上述とは逆の作用によ
りnlに流れるピーク電流が増大する。したがってQの
一回のオン期間にトランスに十分なエネルギーが蓄積さ
れる。
以上のように無負荷または軽負荷で入力電源電圧が高い
場合には間欠発振が抑制され、人力電源電圧が低い場合
にはトランスを十分励磁することができ、負荷に対する
電流容量が制限されることはない。
(g1発明の効果 以上のようにこの発明によれば、次に述べる効果を奏す
る。
■無負荷または軽負荷で入力電源電圧が高い場合でも、
ダミーロードを用いることなく間欠発振を抑制できるた
め、ダミーロードによる損失および装置の大型化が避け
られる。
■入力電源電圧が一定値に達するまではスイッチングト
ランジスタの見掛けtのhraが低下しないため、入力
電源電圧の低い場合でも負荷に対する供給電流容量が低
下しない。
■高hfmのトランジスタを用いることができるため、
入力電源電圧が低い場合や低温時にも負荷への供給電流
容量を維持することができる。
■入力電源電圧が高くとも間欠発振が抑制されるため、
広範囲の入力電源電圧に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である自励形スイッチングレ
ギュレータの回路図、第2図は従来の自励形スイッチン
グレギュレータの回路図である。 T−トランス、 nl−1次巻線、 R2−2次巻線、 n S−帰還巻線、 Q−スイッチングトランジスタ、 R4−第1の抵抗、 R5−第2の抵抗、 R6−第3の抵抗、 ZD−ツェナーダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トランスの1次巻線に、この1次巻線に流れる電
    流を断続させるスイッチングトランジスタを直列接続し
    、トランスの帰還巻線の出力をスイッチングトランジス
    タのベースに接続した自励形スイッチングレギュレータ
    において、 前記トランジスタのエミッタと入力電源の接地間に第1
    の抵抗を挿入し、入力電源ラインと入力電源の接地間に
    第2・第3の抵抗からなる分圧回路を接続するとともに
    、この分圧回路の出力と前記トランジスタのエミッタ間
    に入力電源電圧の絶対値が一定値に達したとき導通して
    第1の抵抗にバイアス電流を通電させるツェナーダイオ
    ードを接続したことを特徴とする自励形スイッチングレ
    ギュレータ。
JP63175573A 1988-07-13 1988-07-13 自励形スイッチングレギュレータ Expired - Lifetime JPH0648907B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002369512A (ja) * 2001-06-08 2002-12-20 Sanyo Electric Co Ltd スイッチング電源用集積回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002369512A (ja) * 2001-06-08 2002-12-20 Sanyo Electric Co Ltd スイッチング電源用集積回路
JP4694044B2 (ja) * 2001-06-08 2011-06-01 三洋電機株式会社 スイッチング電源用集積回路

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