JP2719369B2 - 充電装置 - Google Patents

充電装置

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JP2719369B2
JP2719369B2 JP63275747A JP27574788A JP2719369B2 JP 2719369 B2 JP2719369 B2 JP 2719369B2 JP 63275747 A JP63275747 A JP 63275747A JP 27574788 A JP27574788 A JP 27574788A JP 2719369 B2 JP2719369 B2 JP 2719369B2
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誠二 浜端
茂章 山崎
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、充電電源と二次電池との間にスイッチ素子
を介して二次電池の充電制御を行なう充電装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来より、例えば、ニッケルカドミウム電池のような
二次電池を商用電源を利用して充電を行なう場合には、
各種の充電方式が考案されているが、特に、スタンバイ
使用に比較的多く用いられる方式として、トリクル充電
方式がある。このトリクル充電方式とは、比較的低率の
充電電流で常に電池を充電することにより、電池の自己
放電を補い、満充電状態を維持するように構成したもの
である。このようなトリクル充電方式の欠点としては、
電源電圧の変動に対して充電電流が変動すると、電池寿
命の劣化、又は規定時間の充電に対して満充電にならな
い等の問題がある。
そこで、電源電圧の変動に対して、充電電流が変動し
ないようにするため、第7図のような考案がなされてい
る。商用電源ACを降圧する絶縁型の降圧トランスTと、
降圧トランスTの出力を整流する整流器Reが設けられ、
整流器Reの出力には、スイッチ素子であるトランジスタ
Q1とダイオードD1を介して二次電池Bが接続してある。
このトランジスタQ1をオンオフ制御する制御回路は、抵
抗R1…、オペアンプOP1,OP2、コンデンサC1等から構成
されている。そして、トランジスタQ1、ダイオードD1
直列に接続された電池Bと、充電電流検出用の抵抗R1
ループの充電電流を流すようにしている。
商用電源ACは、降圧トランスTを介し、整流器Reによ
り全波整流され、トランジスタQ1とダイオードD1を介し
て電池Bに充電電流が流れる。抵抗R1には充電電流に比
例した電圧が発生し、オペアンプOP1、抵抗R3,R4など
からなる非反転増幅回路によって増幅され、抵抗R5及び
コンデンサC1からなる積分回路によって積分される。更
に、定電圧ダイオードZD1によって作られる基準電圧Vre
fと、積分信号Vsigとを比較し、Vsig<Vrefならば、オ
ペアンプOP2などからなる反転比較回路によってHレベ
ルの信号を出力する。このHレベルの信号によりトラン
ジスタQ2,Q1をオンさせ、充電電流を電池Bに供給して
いる。また、Vsig>Vrefの場合は、上記の逆となりトラ
ンジスタQ1をオフさせる。
[発明が解決しようとする課題] かかる従来例においては以下のような問題がある。す
なわち、積分信号Vsigが上昇し、基準電圧Vrefをわずか
に越えた時点で、トランジスタQ1がオフするため、再び
積分信号Vsigが低下し、トランジスタQ1がオンする。以
後、この動作が繰り返されて発振し、安定な制御ができ
ないという問題がある。また、降圧トランジスタTのイ
ンダクタンス成分があるため、オンオフ時に逆起電圧が
発生し、回路素子が破壊される虞れがある。
この従来例の欠点を克服するため、第8図に示すよう
に、反転比較回路のオペアンプOP2の出力段にコンデン
サC2を追加することにより、反転比較の出力を遅延させ
ることと、トランジスタQ1,Q2のスイッチング時間を増
加させることにより、逆起電圧の発生を低下させること
が考えられる。しかし、この方法は、トランジスタQ1
Q2のスイッチングロスが増加し、好ましくない。
本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、
回路動作の安定、回路素子に悪影響を与えず且つ損失の
少ない充電装置を提供することを目的としたものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、商用電源を降圧トランスと整流器により降
圧整流された電源を充電電源とし、この充電電源と二次
電池とに介装されたスイッチ素子のオンオフのデューテ
ィを変化させることによって充電電流を一定化させる制
御回路を有し、充電電流を検出する充電電流検出部と、
スイッチ素子のオンオフの制御を行なう比較回路との間
のフィードバックループに複数の積分要素を備えたもの
である。
また、スイッチ素子のオンが商用周波数の半サイクル
に1回行なわれるように積分要素の定数を設定してい
る。
[作用] しかして、本発明は、充電電流検出部と比較回路との
間のフィードバックループに複数の積分要素を設けて、
この積分要素により適度な遅延時間を与えるようにし、
スイッチ素子のオンオフのデューティを変化させて充電
電流を制御する際に、充電電流の変化に対してスイッチ
素子のオンオフを遅延させることにより降圧トランスに
よる逆起電圧の発生を低下させるのはもちろんのこと、
スイッチ素子のスイッチングロスの増加を抑制して効率
を高めるとともに発熱量を低減しているのである。
[実施例1] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は基本構成のブロック図を示し、充電電源に、ス
イッチ素子と、二次電池B及び充電電流検出部を直列に
接続している。また、充電電池検出部の出力を増幅する
増幅回路1と、増幅回路1出力を積分する2つの積分回
路2,3と、積分回路3出力を基準電圧と比較する比較回
路4とからなる制御回路を有し、この制御回路を含むフ
ィードバックループにて比較回路4出力によりスイッチ
素子のオンオフのデューティを変化させている。尚、増
幅回路1と積分回路2,3との順序は入れ替えても良い。
第2図は具体回路図を示し、オペアンプOP1、抵抗R2
〜R5等で上記増幅回路1を構成し、また、抵抗R6とコン
デンサC1とで積分回路2を構成し、オペアンプOP2、抵
抗R8、コンデンサC2等で積分回路3を構成し、オペアン
プOP3、抵抗R9,R10等で比較回路4を構成している。ま
た、比較回路4に基準電圧を供給すべく3端子レギュレ
ータRegが設けてある。第3図はタイムチャートを示
し、第2図の(イ)〜(リ)と第3図(a)〜(h)に
示す(イ)〜(リ)の波形とは対応している。
降圧トランスTにて降圧した電圧を整流した整流器Re
の出力端(イ)には第3図(a)に示すような波形が出
力され、トランジスタQ1のオンオフにより(ロ)点には
第3図(b)に示すような波形が、(ハ)点には電池B
の電圧VBにより規制された第3図(e)に示すような波
形が夫々現れる。本実施例では充電電流検出用として抵
抗R1を用い、この抵抗R1の両端の電圧を抵抗R2〜R5とオ
ペアンプOP1からなる差動増幅回路1で増幅し、第3図
(d)に示すように充電電流に比例した電圧を得てい
る。この(ニ)点に現れる電圧を第3図(e)に示すよ
うに、抵抗R6とコンデンサーC1によって積分する。さら
にこの積分した信号をオペアンプOP2と抵抗R8とコンデ
ンサC2からなる積分回路3によって(ホ)と(へ)のリ
ップル位相差ψを生じさせている(第3図(f))。こ
のようにして得られた充電電流に比例した信号(ヘ)と
定電圧電源を抵抗R9,R10で分圧して得られる基準電圧
(ト)と比較し、第3図(g)に示すように、基準電圧
より低ければHレベルが、高ければLレベルがオペアン
プOP3より出力される。そして、オペアンプOP3の出力に
よりトランジスタQ2,Q1をオンオフして、電池Bに抵抗
R1とダイオードD1を介して第3図(h)に示すような充
電電流を流すようにしている。尚、抵抗R7はオペアンプ
OP2のバラツキを吸収するためのものである。このよう
に構成することで、比較回路4の前に積分回路2,3を設
けているために、適度な遅延時間を設けることができ、
そのため、降圧トランスTの逆起電圧の抑制を図ること
ができ、また、回路動作の安定化を図ることができる。
ところで、本回路の定数は、トランジスタQ1のオンオ
フが商用電源の半サイクルに1回の割合に設定してい
る。これは、頻繁にオンオフを繰り返すと、前述の通
り、降圧トランスTの逆起電圧が増加し、回路素子の破
壊や回路動作が不安定となるため、トランジスタQ1のオ
ンオフを商用電源の半サイクルの1回の割合で行なうこ
とで、これらを防止している。逆に第3図(f)に示す
リップル位相差ψを90°以上とすると、整流器Reの利用
率の低下と、降圧トランスTの偏磁等によって損失が低
下することを防止するためである。
[実施例2] 本発明は、先の実施例の回路構成に限られるものでは
なく、第4図に示すような回路構成でも良い。先の実施
例の構成は、 であったが、第4図の場合は以下の構成としている。す
なわち、 としている。
まず、電池Bの充電電流に比例した抵抗R1の両端電圧
を、積分回路2の抵抗R2とコンデンサC1とにより積分
し、その積分出力を増幅回路1のオペアンプOP1で非反
転増幅する。こうして得られた出力を積分回路3の抵抗
R5とコンデンサC2にて更に積分することにより、第3図
(f)に示す位相差ψを作り出す。この積分した信号を
基準電圧Vrefと比較し、オペアンプOP2のHレベルの出
力又はLレベルの出力によりトランジスタQ1をオンオフ
させて、電池Bを充電するものである。
ところで、第5図は上記第2図の回路を充電制御回路
11として一部に用いた非常灯点灯装置のブロック図を示
し、非常灯点灯装置は商用電源ACを降圧トランスTで降
圧し、整流平滑回路10aにて平滑して直流電源を形成す
る直流電源回路10と、この直流電源から二次電池Bをト
リクル充電する充電制御回路11と、二次電池B出力によ
って白熱ランプLを点灯させる点灯制御回路12と、商用
電源ACの停電を検出する停電検出回路13出力及び電池B
電圧が所定値以上かどうかを検出する電池電圧検出回路
14出力に基づいて充電制御回路11及び点灯制御回路12の
動作を切り替え制御する切り替え制御回路15と、正常な
白熱ランプLが接続されているかどうかを検出する接続
検出回路16と、充電が正常に行なわれているかどうか及
び正常な白熱ランプLが接続されているを表示する動作
表示回路17とで構成されている。また、第6図は具体回
路例を示すもので、直流電源回路10、動作表示回路17の
発光ダイオードLD、点灯制御回路12のトランジスタQ1
回路電源を形成する3端子レギュレータRegを除く各回
路は1枚のプリント板に実装されいる。
[発明の効果] 本発明は上述のように、商用電源を降圧トランスと整
流器により降圧整流された電源を充電電源とし、この充
電電源と二次電池とに介装されたスイッチ素子のオンオ
フのデューティを変化させることによって充電電流を一
定化させる制御回路を有し、充電電流を検出する充電電
流検出部と、スイッチ素子のオンオフの制御を行なう比
較回路との間のフィードバックループに複数の積分要素
を備えたものであるから、充電電流検出部と比較回路と
の間のフィードバックループに複数の積分要素を設け
て、この積分要素により適度な遅延時間を与えるように
し、スイッチ素子のオンオフのデューティを変化させて
充電電流を制御する際に、充電電流の変化に対してスイ
ッチ素子のオンオフを遅延させることにより降圧トラン
スによる逆起電圧の発生を低下させ、回路動作が安定化
するのはもちろんのこと、スイッチ素子のスイッチング
ロスの増加を抑制して効率を高めるとともに発熱量を低
減することができるという効果がある。
また、スイッチ素子のオンが商用周波数の半サイクル
に1回行なわれるように積分要素の定数を設定している
ことにより、スイッチ素子の損失の低下を図ることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のブロック図、第2図は同上の
具体回路図、第3図は同上の動作波形図、第4図は同上
の他の実施例の具体回路図、第5図は同上の本発明の回
路を用いた非常灯点灯装置のブロック図、第6図は同上
の具体回路図、第7図は従来例の具体回路図、第8図は
他の従来例の具体回路図である。 ACは商用電源、Tは降圧トランス、Reは整流器、Bは二
次電池、4は比較回路、Q1はトランジスタである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用電源を降圧トランスと整流器により降
    圧整流された電源を充電電源とし、この充電電源と二次
    電池とに介装されたスイッチ素子のオンオフのデューテ
    ィを変化させることによって充電電流を一定化させる制
    御回路を有し、充電電流を検出する充電電流検出部と、
    スイッチ素子のオンオフの制御を行なう比較回路との間
    のフィードバックループに複数の積分要素を備えたこと
    を特徴とする充電装置。
  2. 【請求項2】スイッチ素子のオンが商用周波数の半サイ
    クルに1回行なわれるように積分要素の定数を設定した
    ことを特徴とする請求項1記載の充電装置。
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