JPS635406Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS635406Y2
JPS635406Y2 JP1135380U JP1135380U JPS635406Y2 JP S635406 Y2 JPS635406 Y2 JP S635406Y2 JP 1135380 U JP1135380 U JP 1135380U JP 1135380 U JP1135380 U JP 1135380U JP S635406 Y2 JPS635406 Y2 JP S635406Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
current
transistor
circuit
resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1135380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56113451U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1135380U priority Critical patent/JPS635406Y2/ja
Publication of JPS56113451U publication Critical patent/JPS56113451U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS635406Y2 publication Critical patent/JPS635406Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、非常灯,誘導灯および各種電子機器
において、非常用電源として充電式電池を内蔵
し、平常時は交流電源を降圧整流して微少電流で
充電式電池の充電を行ない、停電時は内蔵電池で
機器を動作させる非常用電源の定電流充電回路に
関するものである。
従来のこの種の定電流充電回路は、第1図に示
すように交流電源を降圧するトランスTの2次出
力側に整流回路Dを接続し、かつ整流回路Dの出
力側に電流補償用抵抗Rを接続してインピーダン
スを高めることにより、充電式電池Bへの充電電
流の安定化をはかつているが、交流電源の入力変
動による影響は防止することができなかつた。例
えば交流電源の入力電圧が高い場合、充電式電池
Bへの充電電流が大となり、過充電現象が生じ
る。また交流電源の入力電圧が低い場合は、充電
式電池Bへの充電電流が小となり、その結果、安
定充電(補償充電)を行なうための充分な充電電
流が得られず、不足充電となつて電池の持つエネ
ルギーを有効に活用することができなかつた。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされた
もので、交流電源(商用100V電源)の入力電圧
の変動に影響されることなく、常に安定、かつ安
全充電を行なわせることができる。定電流充電回
を提供することを目的とする。
以下、本考案をその実施例を示す図面にもとづ
いて説明する。第2図において、Tは交流電源を
降圧するトランスで、このトランスTの2次出力
側には整流回路Dを接続している。また整流回路
Dの出力側には、ダイオードD2、機器に内蔵さ
れた充電式電池B、NPN型トランジスタQ、抵
抗R2による充電閉回路を構成している。さらに
整流回路Dの出力端子間には抵抗R1と定電圧ダ
イオードZDの直列回路を接続するとともに、抵抗
R1の両端にコンデンサCを接続し、かつ定電圧
ダイオードZDのカソードをNPN型トランジスタ
Qのベースに接続して定電流回路を構成してい
る。
前記充電式電池Bに直列接続したダイオード
D2は、例えば、充電式電池Bをつないだ状態で
交流電源のコンセントを抜いた場合、充電式電池
Bから抵抗R1を介してNPN型トランジスタQに
逆流電流が瞬間的に流れてNPN型トランジスタ
Qが破壊するのを未然に防止する役目をする。ま
た抵抗R1の両端に接続したコンデンサCは、交
流電源の入力電圧の変動に対する出力電流(充電
電流)の安定化をはかる目的で設けられたもの
で、その動作を説明する。
まず、第3図イ,ロ,ハ,ニは上記回路におけ
る各部の動作波形を示したもので、イは整流回路
Dによる整流後の二次出力波形、ロは定電圧ダイ
オードZD間の波形、ハはNPN型トランジスタQ
の出力波形、ニは定電圧ダイオードに流れる電流
波形をそれぞれ示し、実線は交流電源の入力電圧
が低い場合で、点線は交流電源の入力電圧が高い
場合である。
次に第3図の1周期の動作を系統的に説明す
る。イではコンデンサCに電圧がチヤージされて
いるため、入力電圧は徐々に上昇し、コンデンサ
Cのチヤージ電圧に達するa点またはb点になつ
て初めてトランジスタQのベースに定電圧ダイオ
ードZDの電圧が印加され、トランジスタQは導通
し、充電式電池Bに充電電流が流れる。また交流
電源の入力電圧の変動時における電流安定化の動
作は、例えば実線で示すように入力電圧が低い場
合は、整流後の出力電圧が低く、コンデンサCの
チヤージ電圧が低いため、a点から回路に電圧が
印加され、第3図ロ,ハのa点より作動を始め
る。これとは逆に点線で示すように、入力電圧が
高い場合は、コンデンサCのチヤージ電圧も高め
られるため、回路への印加電圧開始時点がb点で
示すように遅れる。その結果、トランジスタQの
ベースに印加される電圧幅T2は入力電圧が低い
場合の電圧幅T1よりせばめられる。このとき、
定電圧ダイオードZDには、ニに示すようなコンデ
ンサCのチヤージ電流と、R1を介しての電流が
流れるため、その両端の電圧は完全にクリツプさ
れた電圧とならず、ロに示す電圧波形となる。入
力電圧が高い場合は、ニの点線で示すように、ツ
エナー電流は増加して(定電圧ダイオードの電
流・電圧特性から)電圧の波高値は、わずかに高
められる。しかし、T2がせばめられることによ
り、出力電流(充電電流)は平均化されて一定と
なる。
第4図は、本考案のコンデンサCを接続しない
場合の動作波形を示したもので、イは整流回路D
による整流後の二次出力波形、ロは定電圧ダイオ
ードZD間の波形、ハはNPNトランジスタQの出
力波形をそれぞれ示したもので、定電圧ダイオー
ドZD間の波形ロは図に示すようにクランプされた
波形となつている。入力電圧が高い場合は、点線
で示すようにトランジスタQのベースに印加され
る電圧巾は巾広となり、その分だけ平均充電電流
が徐々に上昇し、第5図の点線で示すように実線
で示された本考案のコンデンサCを接続したもの
とは特性差が生じていた。
また本考案のコンデンサCを接続したものは、
第5図に示した入力電圧の変動と出力電流(充電
電流)との関係特性図からも明らかなように、実
線で示すように、入力電圧が上昇して定電圧ダイ
オードZDの作動電圧に達した後は、上記した動作
により出力電流(充電電流)は安定化される。
なお、上記実施例においては、トランジスタQ
のコレクタに充電式電池Bを接続したものについ
て説明したが、充電式電池Bの代りに、別の負荷
を接続すれば、定電流回路として活用することが
できる。
以上のように本考案によれば、定電圧ダイオー
ドをトランジスタのベスとエミツタ抵抗の電源側
との間に接続してなる定電流回路を備え、前記定
電圧ダイオードのカソード側に接続された抵抗の
両端にコンデンサを接続し、かつ前記トランジス
タのコレクタと前記抵抗の電源側との間に電池を
接続したもので、前記コンデンサの作用により入
力電圧の変動に影響されることなく、常に安定し
た充電電流を流すことができ、その結果、従来の
ように過充電,不足充電を起こすことのない安全
な定電流充電回路を得ることができる。また電流
調整は定電圧ダイオード,トランジスタのエミツ
タ抵抗を調整することにより、任意に設定でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の充電回路図、第2図は本考案の
一実施例を示す回路図、第3図イ,ロ,ハ,ニは
本考案の回路における各部の動作波形を示す図、
第4図イ,ロ,ハはコンデンサを接続しない場合
の各部の動作波形を示す図、第5図は入力電圧の
変動と出力電流(充電電流)との関係特性図であ
る。 D2……ダイオード、B……電池、Q……トラ
ンジスタ、R1……抵抗、R2……エミツタ抵抗、
ZD……定電圧ダイオード、C……コンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 定電圧ダイオードをトランジスタのベースと
    エミツタ抵抗の電源側との間に接続してなる定
    電流回路を備え、前記定電圧ダイオードのカソ
    ード側に接続された抵抗の両端にコンデンサを
    接続し、かつ前記トランジスタのコレクタと前
    記抵抗の電源側との間に電池を接続してなる定
    電流充電回路。 (2) 前記電池とバイアス抵抗の一端との間にダイ
    オードを接続してなる実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の定電流充電回路。
JP1135380U 1980-01-31 1980-01-31 Expired JPS635406Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1135380U JPS635406Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1135380U JPS635406Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56113451U JPS56113451U (ja) 1981-09-01
JPS635406Y2 true JPS635406Y2 (ja) 1988-02-15

Family

ID=29607969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1135380U Expired JPS635406Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS635406Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56113451U (ja) 1981-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3213401B2 (ja) 非水系二次電池の充電方法
US4584514A (en) High frequency switching battery charger
US5402055A (en) AC adapter including differential comparator for tracking battery voltage during trickle charge
EP0126936A2 (en) High frequency switching battery charger
JPS635406Y2 (ja)
JPH06253467A (ja) 充電器
JP2719369B2 (ja) 充電装置
JPS6220773B2 (ja)
JPS58148633A (ja) 自動充電装置
JPS5924619B2 (ja) 電池充電装置
JP3038858B2 (ja) 充電器
JPS5832414B2 (ja) 蓄電池の充電装置
JPS6412169B2 (ja)
JPH0242042Y2 (ja)
JPS58103834A (ja) スイツチング電源を用いた充電回路
SU1534633A2 (ru) Автоматическое устройство дл зар да аккумул торной батареи
JPS6039640Y2 (ja) 時限式点火装置
JPS638708B2 (ja)
JPS6155340B2 (ja)
JPH0731070A (ja) パルス充電器
JPH043555Y2 (ja)
JPH0435936Y2 (ja)
JPH0132755B2 (ja)
JPS6018177B2 (ja) 蓄電池の充電装置
JPH0628490B2 (ja) 充電制御回路