JPH0242042Y2 - - Google Patents

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JPH0242042Y2
JPH0242042Y2 JP20339583U JP20339583U JPH0242042Y2 JP H0242042 Y2 JPH0242042 Y2 JP H0242042Y2 JP 20339583 U JP20339583 U JP 20339583U JP 20339583 U JP20339583 U JP 20339583U JP H0242042 Y2 JPH0242042 Y2 JP H0242042Y2
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coil
resistor
capacitor
transistor
rectifier
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JP20339583U
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は充電式電気かみそり等の小型の充電式
電気機器に用いられる急速充電回路に係り、大電
流充電から小電流充電への切換手段に関するもの
である。
(ロ) 従来技術 ゲート付制御素子としてプログラマブルユニジ
ヤンクシヨントランジスタ(以下PUTという)
を用いて電池の充電停止や大電流充電から小電流
充電への切換を行なうことは従来より知られてい
る。例えば実開昭57−101545号公報に開示された
回路ではPUTのゲート側を被充電電池に接続し、
またアノード側を複数個の抵抗より成る分圧回路
に接続し、前記電池が充電されてその端子電圧即
ちゲート電圧がアノード電圧よりも大きくなつて
PUTがオフし、帰還コイルを流れる電流が減少
するので二次コイルを流れる電流も減少して大電
流充電から小電流充電へと切換わる。ところが充
電中の電池の端子電圧は外界の温度や電池自身の
発熱作用によつて偏差が生じ、上記の制御方法で
は特に非常に大きな電流を用いて短時間で充電を
行なう場合、大電流充電から小電流充電へ切換わ
る時期に変動が生じ、不足充電のまま充電を停止
したり、或いは過充電による電池の損傷さえ起る
可能性がある。
このため急速充電回路では、充電開始より一定
時間経過した時点で充電を停止したり、或いは大
電流充電から小電流充電へ切換えるために例えば
特開昭57−101537号公報に開示された充電回路の
ようにタイマーICを用い、該タイマーICよりの
出力信号によつて充電を停止するものがある。し
かしながらタイマーIC等の制御ICは寸法規格に
制限があり、且コスト的にも他の電子部品に比べ
て割高であるため小型の充電式機器に対して不向
きであつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は上述の如き従来技術の問題点に鑑みて
成されたものであり、非常に簡単な構成でタイマ
ー回路を作り、小型且軽量を要求される小型充電
式機器に最適な急速充電回路を提供せんとするも
のである。
(ニ) 考案の構成 交流電源に接続された不平滑整流器と、該整流
器に接続された一次コイルと、該一次コイルと直
列に接続されると共にベースを帰還コイルに接続
してなるトランジスタと、前記一次コイル及び帰
還コイルと電磁結合した二次コイルと、該二次コ
イルに接続された二次電池とより成る充電回路に
前記帰還コイルにカソード側を接続し前記トラン
ジスタのベース電流を制御するプログラマブルユ
ニジヤンクシヨントランジスタ素子を設け、該素
子のアノード側を前記整流器に接続された分圧回
路に接続し、そのゲート側を整流電圧の周期より
も大きな時定数で充電されていくコンデンサと抵
抗より成る時定数回路を接続したことを特徴とす
るものであり、簡単なタイマー回路によつて大電
流充電から小電流充電への切換えを可能とした急
速充電回路である。
(ホ) 実施例 以下本考案を充電式電気かみそりの充電回路に
適用した一実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。1は商用交流電源、2は該交流電
源1の交流電流を直流電流に変換するブリツジ整
流器、3は該整流器2に接続されたインバータト
ランス4の一次コイル、5は該一次コイル3と直
列に接続されベースを帰還コイル6に接続してな
る発振トランジスタである。そして前記帰還コイ
ル6は第1抵抗7を介挿して前記整流器2に接続
されている。
8,9は前記一次コイル3に並列に接続された
第1コンデンサと第2抵抗、10、11は前記帰
還コイル6と前記整流器2との間に介挿された発
振用の第2コンデンサと第3抵抗であり前記トラ
ンジスタ5の発振に寄与する。
12,13は前記一次コイル3と前記第1コン
デンサ8との接続点14に接続された第4及び第
5抵抗、15は該第4抵抗12と第5抵抗13と
の接続点16から前記トランス4に対して並列に
接続された第6抵抗、17、18は該第6抵抗1
5に直列に接続された第1ダイオード及び第3コ
ンデンサ、19は該第3コンデンサ18に並列接
続された第7抵抗である。尚前記第3コンデンサ
18は電解コンデンサであり、前記第6抵抗15
と共にタイマー用の時定数回路を構成している。
20、21は前記第6抵抗15に対して並列接続
された第8及び第9抵抗、22はゲートGを第10
抵抗23を介して前記第6抵抗15と第1ダイオ
ード17との接続点24に接続し、アノードAを
前記第8抵抗20と第9抵抗21との接続点25
に接続すると共に、カソードKを前記帰還コイル
6に接続してなるゲート付制御素子としての
PUT、26は前記第8抵抗20及び第9抵抗2
1に並列に接続されたツエナーダイオードであ
る。
27は前記トランス4によつて前記一次コイル
3或いは前記帰還コイル6と電磁結合する二次コ
イル、28は該二次コイル27の一端に接続され
た第2ダイオード、29は該第2ダイオード28
を介して前記二次コイル27に接続されたNi−
Cd電池等の二次電池、30は始動スイツチ31
を介して該二次電池29に接続された負荷であ
り、前記電池29の陰極は第11抵抗32を介して
前記トランジスタ5のエミツタに接続されてい
る。
33は補助コイルであり、前記トランス4によ
つて前記一次コイル3及び帰還コイル6に電磁結
合しており、この補助コイル33に接続された発
光ダイオード34は前記電池29の充電中点灯し
て充電表示を行なう。
次に上記回路の動作を説明する。
交流電源1よりの出力を整流器2にて整流して
得られた直流電流は第1抵抗7→帰還コイル6→
トランジスタ5と流れ、二次コイル27と補助コ
イル33とに誘導電流が流れて発光ダイオード3
4が点灯し、また電池29は第2ダイオード28
を介して充電される。この時前記トランジスタ5
にベース電流が生じ、該トランジスタ5がオンす
るため、整流器2→一次コイル3→トランジスタ
5と電流が流れ、前記二次コイル27及び前記補
助コイル33にはこの電流も誘導される。また前
記整流器2より出力された電流は第4抵抗12及
び第5抵抗13へも流れる。前記交流電源1の投
入時においては、第3コンデンサ18が第6抵抗
15と第1ダイオード17を介して充電される。
第3図は前記PUT22のゲート電圧(VG)の経
時変化を示し、前記第3コンデンサ18の充電が
進むにつれて次第にゲート電圧(VG)が上昇し
て行くことを示唆している。PUT22のアノー
ド電圧がゲート電圧よりも高い間は第8抵抗20
→PUT22のアノードA→カソードK→帰還コ
イル6→トランジスタ5と電流が流れ、インバー
タの発振周波数が大きくなり、前記二次コイル2
7に流れる電流は増加し、前記電池29に充電電
流Icが大きくなる。
前記第3コンデンサ18が更に充電されゲート
電圧(VG)がアノード電圧(VA)を越えると
前記PUT22はオフとなりPUT22→帰還コイ
ル6に流れる電流がなくなると前記二次コイル2
7に流れる電流が減少し、前記電池29の充電電
流Icも低下して小電流となる。
第4図はアノード電圧VAの波形図を示す。ア
ノード電圧VAの波形はこの図のように連続した
台形波となり、従つてこの電圧VAとゲート電圧
VGとの比較は各サイクル毎に行なわれる。更に
前記第1ダイオード17は前記第3コンデンサ1
8に充電された電荷が、交流電源1を切つた時に
第6抵抗15、第5抵抗13、第8抵抗20、第
9抵抗21を介して放電しないように設けたもの
であり、交流電源1の入、切の度に大電流充電に
なつて電池29の過充電が起こらぬようにするた
めのものである。
また本実施例においては急速充電時間を3分間
とし、充電開始から3分経過後にPUT22がオ
フし大電流充電から小電流充電へ切換えるように
設定してある。
尚前記第3コンデンサ18の放電時間は前記第
7抵抗19の大きさを調節することによつて自由
に調節できる。この場合長時間に設定するほど安
全性は高いが、該第3コンデンサ18の充電後、
次の充電まで長時間待たねばならない。例えば放
電時間を5分に設定した場合、電池29の充電中
に10分間の停電があれば、停電回復後再度急速充
電が行なわれ、過充電となる虞れがある。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の説明の如く、交流電源に接続さ
れた不平滑整流器と、該整流器に接続された一次
コイルと、該一次コイルと直列に接続されると共
にベースを帰還コイルに接続してなるトランジス
タと、前記一次コイル及び帰還コイルと電磁結合
した二次コイルと該二次コイルに接続された二次
電池とより成る充電回路に、前記帰還コイルにカ
ソード側を接続し前記トランジスタのベース電流
を制御するプログラマブルユニジヤンクシヨント
ランジスタ素子を設け、該素子のアノード側を前
記整流器に接続された分圧回路に接続し、そのゲ
ート側を整流電圧の周期よりも大きな時定数で充
電されていくコンデンサと抵抗より成る時定数回
路に接続したものであり、急速充電回路の誤動作
による電池の過充電を防いで電池の寿命を向上さ
せると共に、従来のようなタイマーICを廃止し、
簡単な電子部品でタイマー回路を構成したため小
型の充電式機器への組み込みが容易となつて小型
且軽量の急速充電式機器を実現できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案急速充電回路の一実施回路図、
第2図は電流の流れを示す第1図の要部回路図、
第3図はPUTのゲート電圧と電池の充電電流の
経時変化図、第4図はPUTのアノード電圧波形
図である。 1……交流電源、2……整流器、3……一次コ
イル、6……帰還コイル、5……トランジスタ、
27……二次コイル、29……二次電池、22…
…PUT(ゲート付制御素子)、20……第8抵抗、
21……第9抵抗、18……第3コンデンサ、1
9……第7抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 交流電源に接続された不平滑整流器と、該整
    流器に接続された一次コイルと、該一次コイル
    と直列に接続されると共にベースを帰還コイル
    に接続してなるトランジスタと、前記一次コイ
    ル及び帰還コイルと電磁結合した二次コイル
    と、該二次コイルに接続された二次電池とより
    成る充電回路に、前記帰還コイルにカソード側
    を接続し前記トランジスタのベース電流を制御
    するプログラマブルユニジヤンクシヨントラン
    ジスタ素子を設け、該素子のアノード側を前記
    整流器に接続された分圧回路に接続し、そのゲ
    ート側を整流電圧の周期よりも大きな時定数で
    充電されていくコンデンサと抵抗より成る時定
    数回路に接続したことを特徴とする急速充電回
    路。 (2) 前記素子のゲート回路には電源遮断時におい
    て前記コンデンサをこれと並列の抵抗を介して
    放電させるべく、このコンデンサとダイオード
    が直列に接続されていることを特徴とする上記
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の急速充電
    回路。
JP20339583U 1983-12-29 1983-12-29 急速充電回路 Granted JPS60111349U (ja)

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JPS60111349U JPS60111349U (ja) 1985-07-27
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